JP2002104575A - Icチップ収納トレー - Google Patents

Icチップ収納トレー

Info

Publication number
JP2002104575A
JP2002104575A JP2000306051A JP2000306051A JP2002104575A JP 2002104575 A JP2002104575 A JP 2002104575A JP 2000306051 A JP2000306051 A JP 2000306051A JP 2000306051 A JP2000306051 A JP 2000306051A JP 2002104575 A JP2002104575 A JP 2002104575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plane
tray
chip
storage
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000306051A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kazama
均 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jushi Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jushi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Jushi Co Ltd filed Critical Toyo Jushi Co Ltd
Priority to JP2000306051A priority Critical patent/JP2002104575A/ja
Publication of JP2002104575A publication Critical patent/JP2002104575A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 同一形状ではないICチップを、特に端子が
ICチップの上面或は下面に張設されていることによる
区別をすることなく、収納することが可能で、トレーを
積み重ねて使用する際にICチップを格納したままトレ
ー群の上下面を逆にすることができ、且つ逆にした際に
もICチップが格納部に格納され、充分に保護、支持さ
れた安定した状態を維持することが可能なICチップ収
納トレーを提供する 【解決手段】 第一平面111と第二平面112が表裏
一体をなすトレー1であって、トレーを積み重ね、第一
平面上の第一収納部と第二平面上の第二収納部により一
個の収納部12を形成し、第一平面上には、収納部の側
面を形成する切欠部22を有する側壁を植立形成すると
共に、第一収納部内の端部に支持突起3を凸設し、第二
平面上には、第一平面上に形成した側壁の切欠部に対応
する位置に側柱を形成すると共に、第二収納部内に支持
柱を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はICチップを収納
するトレーに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来のICチップを格納、運搬するた
めの収納トレーは、トレー上面にのみ凹部、側壁或は突
起等を形成して、該トレー上面に形成された凹部、側壁
或は突起等にてICチップを支持、保護するICチップ
を格納する格納部を形成しており、トレー下面にはIC
チップを支持、保護する格納部を形成するための手段は
設けられていなかった。又、トレー下面に、下段のトレ
ーに収納されたICチップを下段のトレーとの間に矜持
するリブ等の手段を設けているものもあるが、下段のト
レーの収納部の補助的部材にすぎず、独立して収納部を
形成するものではなく、トレーを上下逆さまにした場合
には、充分にICチップを支持、保護することができる
ものではなかった。
【0003】従って、ICチップはもっぱらトレー上面
においてのみ格納、保護されており、該格納部はICチ
ップの形状に適応させて適宜の形状に形成されているた
め、同一トレーにて収納することが可能なICチップは
完全な同一形状のものに限定されてしまい、例えばIC
チップから突出する端子がICチップの上面から突出し
ているものに適応させて形成されたトレーは、同一形状
のICチップであっても端子がICチップの下面から突
出しているものには使用することができなかった。
【0004】更に、通常ICチップ収納トレーはトレー
にICチップを格納し、トレーを何段にも積み重ねて保
存、運搬等使用されるが、該ICチップが格納され、積
み重ねられた複数のトレーから構成されるトレー郡の上
面を下面に、下面を上面に上下面を逆にした場合に、I
Cチップは格納部から脱してしまい、その結果何ら保
護、支持されることがなくなり、或は単にリブ等の上に
載置されるのみで不安定な状態におかれることとなる。
従って、ICチップを格納したままトレー郡の上面を下
面に、下面を上面に上下面を逆にすることができず、例
え上下面を逆にすることが可能であっても上段のトレー
を下段のトレーからはずした場合にはICチップが安定
せず、ICチップの上面及び下面双方を容易には観察、
点検することができず、ICチップの検査等に不便であ
り、又、取扱い、運搬にも不便であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 そこで、本発明では
完全には同一形状ではないICチップを、特に端子がI
Cチップの上面或は下面に張設されていることによる区
別をすることなく、収納することが可能で、トレーを積
み重ねて使用する際にICチップを格納したままトレー
群の上下面を逆にすることができ、且つ逆にした際にも
ICチップが格納部に格納され、充分に保護、支持され
た安定した状態を維持することが可能なICチップ収納
トレーを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記問題を解決するた
め、本発明では、第一平面と第二平面が表裏一体をなす
トレーであって、第一平面上及び第二平面上に夫々収納
部を有し、且つトレーを積み重ね、上下段の第一平面と
第二平面を対向させ、第一平面上の第一収納部と第二平
面上の第二収納部により一個の収納部を形成するトレー
であって、第一平面上には、収納部の側面を形成する切
欠部を有する側壁を植立形成すると共に、第一収納部内
の端部に支持突起を凸設し、第二平面上には、第一平面
上に形成した側壁の切欠部に対応する位置に側柱を形成
すると共に、第二収納部内に支持柱を形成することを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を図
に従って説明する。1はトレーであり第一平面111と
第二平面112が表裏をなす平板11の第一平面111
上に側壁の一部たる角壁2,2…、角壁2,2間の切欠
部22,22…、支持突起3,3…、凹部4,4…、枠
壁5を形成すると共に、第二平面112上に突起7,7
…、突起8,8…、縁壁9を形成して成形する。該突起
7、8は段状乃至山型に形成する。収納部12は、第一
平面111及び角壁2,2…により形成される第一収納
部121と、突起7,7…、突起8,8…及び第二平面
112により形成される第二収納部122により形成さ
れ、収納部12は隣接する他の収納部12,12…と角
壁2,2…、突起7,7…、及び突起8,8…により隔
離されている。
【0008】トレー1は、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性を有
する合成樹脂を使用して成形するが、導電性を有するカ
ーボン、グラファイト等の導電性材や弾力性を有するゴ
ム、例えばポリブタジエン等の弾力材を添加したものを
使用して、トレーに帯電防止のために導電性や弾力性を
もたせることは推奨される。これら組成物の添加量とし
ては、例えばポリスチレン7割、カーボン1割、ポリブ
タジエン2割の割合で調製する。成形方法として射出成
形により成形するのが便利であるが、これに限られるも
のでないことは勿論である。
【0009】角壁2は側壁の一形態であり、側壁は隣接
する第一収納部121,121…を形成する壁である。
側壁は第一収納部121の外縁上に植立し、第一収納部
121の側面を形成する。該側壁には一辺毎に隣接する
第一収納部121,121間に渡る切欠部22を側壁略
中央に形成する。該切欠部22はトレー1,1…を重ね
た際に対向するトレー1の側柱或は突起7、8の頭部7
2、82が挿入される箇所となる。該切欠部22は角壁
2,2…間の側壁の切欠部で第一平面111と面一に形
成し、第一収納部112の一側面毎に適宜幅に渡って形
成する。切欠部22は側柱或は突起7、8の頭部72、
82が挿入可能であれば、側柱或は突起7、8の頭部7
2、82と同一幅である必要はなく、切欠部22が側壁
の大部分を占め壁部が側壁両端の少幅にのみ形成するこ
ととしてもよい。又、切欠部22は一側壁に二以上形成
することとしてもよいことは勿論である。
【0010】角壁2はICチップ10を収納する略方形
の収納部12の側面の一部即ち側面の角部を形成する部
材であり、第一平面111上の第一収納部121の四隅
から延設し、横断面を十字形の或いは枠壁5に接するも
のは横断面をT字形に植立する。このように角壁2は第
一収納部121の外周の一部に植立させ、角壁2を植立
しない外周部分は第一平面111と面一とする。角壁2
を植立しない外周部分即ち側壁の切欠部22は一辺毎に
側壁略中央に一個所適宜幅に形成し、側壁が植立される
幅以上に切欠部22の幅が広くなってもよい。尚切欠部
22は一辺の側壁に二個以上形成することとしてもよ
い。角壁2は収納するICチップ10の高さに支持突起
3の高さを加えた高さ以上に形成する。本実施例におい
ては一個の角壁2により隣接する収納部121,121
…の側壁の角部を一体形成するが、各々別個に形成して
もよいことは勿論である。又、角壁2は中空状に形成し
て角壁孔21を設け、トレー1の軽量化、トレー1の原
料の節約を計ることは推奨される。
【0011】支持突起3はトレー1が第一平面111を
上面にして使用される場合に、ICチップ10が載置さ
れ,ICチップ10を下方より支持するものである。支
持突起3は、第一平面111上の収納部121内に少な
くても収納部121の四隅にICチップ10の端子10
1に接触しない箇所に凸設する。その形状は特に限定さ
れないが、その高さは、すべての支持突起3,3…を均
一にすると共に、ICチップ10の端子101が平板1
1に接触しない適宜高に凸設する。
【0012】凹部4は支持突起3,3…上にICチップ
10を載置した際にICチップ10の端子101が第一
平面111に接触することを防止するためのものであ
り、第一平面111上に、第一収納部112内の支持突
起3,3…の内側に適宜深さに形成する。尚、該凹部4
は支持突起3,3…上にICチップ10を載置した際に
ICチップ10の端子101が第一平面111に接触す
ることがなければ形成しなくてもよい。又、凹部4の一
部或は全部を第二平面112に貫通する凹部孔41とし
て形成し、端子101の第一平面111との接触の防
止、トレー1の軽量化、トレー1の原料の節約を計るこ
とは推奨される。
【0013】枠壁5はトレー1,1…を重ねた際に上段
のトレー1の縁壁9との係合により、上段のトレー1と
下段のトレー1との横ずれを防止することにより、第一
収納部121と第二収納部122を正確に結合させ、I
Cチップ10の破損を防止するための部材である。枠壁
5はトレー1の第一平面111上の収納部121,12
1…の外周に渡って側縁6の内側に、角壁2と同一の高
さに形成する。
【0014】側縁6は第一平面111の枠壁5の外側に
位置する平板11の外端部の部材であり、トレー1,1
…を第一平面111を上面にして重ねる際に上段のトレ
ー1の縁壁9を載置し、第二平面112を上面にして重
ねる際に下段のトレー1の縁壁9上に載置する個所であ
る。
【0015】突起7、8は頭部72、82とその対向す
る側面から延設した肩部71,71、81,81で構成
する段状乃至山型に形成される部材である。突起7、8
は第二平面112上に、第一平面上に形成された側壁の
一辺を構成する角壁2,2間に対応する位置にその頭部
72,72、82,82が位置するように植立形成し、
頭部72,72、82,82にて収納部12の側面の一
部を構成すると共に、その肩部71,81を収納部12
2内部方向へ延設する。頭部72,82は角壁2,2間
に直交する辺は角壁2と同幅に、角壁2,2間に平行す
る辺は切欠部22に挿入可能な適宜の厚さに形成すると
共に縁壁9と同一或はそれ以下の高さに形成する。トレ
ー1,1…を重ねた際に頭部72,82は第一平面11
1に接触してもしなくてもよい。
【0016】肩部71、81は頭部72、82より低く
形成し、肩部71,71…、81,81…にICチップ
10を載置した際にICチップ10の上端部が頭部7
2、82より突出せず、且つ、第一平面111上の支持
突起3,3…との間にICチップ10を設置可能な適宜
高さに形成する。突起7、8は第一平面上に形成された
側壁の一辺を構成する角壁3,3間に対応する位置に夫
々二個づつ設置するが、適宜に一個或は三個以上設置す
ることとしてもよい。第一平面111上の側壁の一辺に
二以上の切欠部22,22…が形成されている場合に
は、切欠部22の数に対応して形成する。
【0017】このように収納部12の側面は角壁2,2
…と突型突起7,7…、8,8…の頭部72,72…、
82,82…により形成されるが、角壁2と頭部72,
82間、頭部72,72間、頭部82,82間には間隙
が形成されることになるが、間隙なく形成することとし
てもよい。即ち、頭部72、頭部82を角壁2,2間の
切欠部22の形状に対応させ同一形状とすることによ
り、隣接する収納部12,12…とが側面にて完全に遮
断されるように形成してもよい。
【0018】又、第二平面112上に、ICチップ10
を載置する部材及び収納部12の側面を形成する部材
を、ICチップ10を載置する肩部71、81と収納部
12の側面を形成する頭部72、82により一体形成し
て突起7、8として形成するのではなく、夫々独立して
ICチップ10を載置する支持柱を収納部122内の端
部に少なくとも一側辺に一個ずつ植立形成し、収納部1
2の側面の一部となる側柱を第一平面111の側壁の切
欠部22に対応して、一の切欠部22に対して少なくと
も一個ずつ植立形成することとしてもよい。側柱は頭部
72、82と同様の形状とし、支持柱も肩部71、81
と同様な形状とすればよい。
【0019】トレー1,1…を第一平面111を上面に
して重ねた際に上段のトレー1の頭部72,72…及び
82,82…は下段のトレー1の角壁2,2…間に挿入
され、角壁2,2…と共に収納部12の輪郭側面を構成
する。肩部71,71…及び81,81…は収納部12
内部に同一高に突出し、トレー1を第二平面112を上
面にして使用する際にICチップ10が載置される部位
となる。
【0020】縁壁9は第二平面112の側端部にトレー
1の外周に渡って側縁6より植立形成する。縁壁9はト
レー1,1…を第一平面111を上面にして重ねて使用
する際に下段のトレー1の側縁6上に載置し、上段のト
レー1を支持する部材であり、下段のトレー1の枠壁5
の外側に位置し、枠壁5との係合により、上段のトレー
1と下段のトレー1との横ずれを防止する。縁壁9は収
納部12の高さを決定するものであるので、収納部12
にICチップ10を収納可能且つ、頭部71、81の高
さ以上の適宜高に形成する。
【0021】次に,トレー1の使用方法について説明す
る。先ず収納するICチップ10の形状、特に端子10
1が形成されている面等の相違に対応して第一平面11
1或は第二平面112を上面にして使用するかを決定
し、適宜に第一平面111又は第二平面112を上面に
し、収納部121又は収納部122にICチップ10を
収納する。本実施例においてはICチップ10の下面に
端子101が形成されている場合、第一平面111を上
面にし、端子101子が形成されている面を下にして、
ICチップ10を角壁2,2…に囲まれた収納部121
内の支持突起3,3…上に載置する。この際にICチッ
プ10の端子101は凹部4内に入り、トレー1に接触
することはない。このようにして収納部121,121
…にICチップ10,10…を収納したトレー1,1…
を下段の側縁6上に上段の縁壁9を載置して重ねる。
【0022】トレー1,1…がこのように重ねられる
と、下段の角壁2,2…間に上段の突起7,8…の頭部
72,72…及び頭部82,82…が挿入される。そし
て、第一平面111、角壁2,2…、頭部72,72
…、頭部82,82…及び第二平面112により収納部
12,12…が形成される。この際、上段の突起7、8
の肩部71、81は下段の支持突起3,3…上に載置さ
れているICチップ10上面上に位置し、ICチップ1
0とは適宜の距離を保ち接せず、ICチップ10を押圧
することはない。勿論、頭部72、82と支持突起3を
適宜高に形成して、頭部72,72…、82,82…と
支持突起3,3…によりICチップ10を挟持させるこ
ととしてもよい。
【0023】このようにICチップ10,10…が収納
され積み重ねられたトレー1,1…のトレー群の最上段
にICチップ10を収納しないトレー1を重ねる。そし
て、検査等必要に応じてトレー群の上下面を逆にし、第
二平面112が上面になるようにする。この際にICチ
ップ10は一のトレー1の収納部121内で支持突起
3,3…に下方より支持されている状態から収納部12
内から脱することなく他のトレー1の収納部122へ移
動し、突起7,7、8,8の肩部71,71…及び8
1,81…に下方から支持され,頭部72,72…、頭
部82,82…により側面を保護される。そして、上段
のトレー1を取り外しても、ICチップ10はトレー1
に安定して収納されている。
【0024】
【発明の効果】 以上のように請求項1に記載の発明で
は、第一平面と第二平面が表裏一体をなすトレーであっ
て、第一平面上及び第二平面上に夫々収納部を有し、且
つトレーを積み重ね、上下段の第一平面と第二平面を対
向させ、第一平面上の第一収納部と第二平面上の第二収
納部により一個の収納部を形成するトレーであって、第
一平面上には、収納部の側面を形成する切欠部を有する
側壁を植立形成すると共に、第一収納部内の端部に支持
突起を凸設し、第二平面上には、第一平面上に形成した
側壁の切欠部に対応する位置に側柱を形成すると共に、
第二収納部内に支持柱を形成したので、ICチップの形
状、特にICチップから突出する端子がICチップの上
面に形成されているか下面に掲載されているか、に左右
されず、同一形状でない各種ICチップを収納すること
が可能である。又、ICチップを収納したまま積み重ね
られたトレー群を上下逆さまにすることが可能であり、
ICチップの上面及び下面双方を容易に観察点検するこ
とができるため、ICチップの検査に便利であり、更に
従来ほど細心の注意を払うことなくICチップを収納し
たまま積み重ねられたトレー群を取扱い、運搬すること
が可能となり、便利である。
【0025】又、請求項2に記載の発明によれば、第二
平面上の側柱と支持柱を一体形成し、頭部とその両側に
肩部を有する突起とし、第一平面上に形成した側壁の切
欠部に対応する位置にその頭部を植立形成すると共に、
肩部を第二収納部内方に延設して形成したので、収納さ
れるICチップをより安定して、確実に保持することが
可能となった。又、トレーの製造も容易且つ低廉になす
ことが可能である。
【0026】又、請求項3に記載の発明によれば、側壁
は相互に隣接する四個の収納部の接点から延設した平面
十字形の及びトレーの側端部にあっては平面T字形の角
壁を植立して形成するので、収納されるICチップをよ
り安定して、確実に保持することが可能となった。
【0027】又、請求項4に記載の発明によれば、第一
平面上の第一収納部内には凹部を設けたので、ICチッ
プの端子のトレーへの接触をより防止することが可能
で、ICチップの端子の長短によりトレーの種類を換え
ることなく、様々な端子の形状に対応することが可能と
なった。
【0028】又、請求項5に記載の発明によれば、第二
平面の側縁に縁壁を形成したので、トレーを重ねた際に
上段と下段のトレーのズレを確実に防止すると共に、上
段のトレーによる下段のトレーに収納されたICチップ
の押圧をより効果的に防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明一実施例上面部分図
【図2】 本発明一実施例下面部分図
【図3】 本発明一実施例使用状態における図1A−A
断面図
【図4】 本発明一実施例使用状態における図1B−B
断面図
【図5】 本発明一実施例他使用状態における図1A−
A断面図
【符号の説明】
1 トレー 11 平板 111 第一平面 112 第二平面 12 収納部 2 角壁 21 角壁孔 22 切欠部 3 支持突起 4 凹部 41 凹部孔 5 枠壁 6 側縁 7 突起 71 肩部 72 頭部 8 突起 81 肩部 82 頭部 9 縁壁 10 ICチップ 101 端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一平面と第二平面が表裏一体をなすト
    レーであって、第一平面上及び第二平面上に夫々収納部
    を有し、且つトレーを積み重ね、上下段の第一平面と第
    二平面を対向させ、第一平面上の第一収納部と第二平面
    上の第二収納部により一個の収納部を形成するトレーで
    あって、第一平面上には、収納部の側面を形成する切欠
    部を有する側壁を植立形成すると共に、第一収納部内の
    端部に支持突起を凸設し、第二平面上には、第一平面上
    に形成した側壁の切欠部に対応する位置に側柱を形成す
    ると共に、第二収納部内に支持柱を形成したことを特徴
    とするICチップ収納トレー。
  2. 【請求項2】第二平面上の側柱と支持柱を一体形成し、
    頭部とその両側に肩部を有する突起とし、第一平面上に
    形成した側壁の切欠部に対応する位置にその頭部を植立
    形成すると共に、肩部を第二収納部内方に延設して形成
    したことを特徴とする請求項1に記載のICチップ収納
    トレー。
  3. 【請求項3】 側壁は相互に隣接する四個の収納部の接
    点から延設した平面十字形の及びトレーの側端部にあっ
    ては平面T字形の角壁を植立して形成することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のICチップ収納トレ
    ー。
  4. 【請求項4】 第一平面上の第一収納部内には凹部を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のI
    Cチップ収納トレー。
  5. 【請求項5】 第二平面の側縁に縁壁を形成したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のICチップ収
    納トレー。
JP2000306051A 2000-10-05 2000-10-05 Icチップ収納トレー Pending JP2002104575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306051A JP2002104575A (ja) 2000-10-05 2000-10-05 Icチップ収納トレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306051A JP2002104575A (ja) 2000-10-05 2000-10-05 Icチップ収納トレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002104575A true JP2002104575A (ja) 2002-04-10

Family

ID=18786805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000306051A Pending JP2002104575A (ja) 2000-10-05 2000-10-05 Icチップ収納トレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002104575A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007066536A1 (ja) * 2005-12-05 2007-06-14 Miraial Co., Ltd. 載置トレイ及び薄板保持容器
KR100862757B1 (ko) 2007-03-09 2008-10-13 장한 다양한 크기의 평판형 물체가 수납 가능한 트레이
JP2009094538A (ja) * 2003-12-09 2009-04-30 Renesas Technology Corp 半導体装置の搬送方法および半導体装置の製造方法
US7874434B2 (en) 2003-11-06 2011-01-25 Sharp Kabushiki Kaisha Substrate carrying tray
JP2018129429A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 凸版印刷株式会社 チップトレイ、半導体チップの収納体および収納体の製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7874434B2 (en) 2003-11-06 2011-01-25 Sharp Kabushiki Kaisha Substrate carrying tray
JP2009094538A (ja) * 2003-12-09 2009-04-30 Renesas Technology Corp 半導体装置の搬送方法および半導体装置の製造方法
WO2007066536A1 (ja) * 2005-12-05 2007-06-14 Miraial Co., Ltd. 載置トレイ及び薄板保持容器
JP2007157998A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Miraial Kk 載置トレイ及び薄板保持容器
US7854327B2 (en) 2005-12-05 2010-12-21 Miraial Co., Ltd. Loading tray and thin plate container
KR101325043B1 (ko) * 2005-12-05 2013-11-04 미라이얼 가부시키가이샤 재치 트레이 및 박판지지용기
KR100862757B1 (ko) 2007-03-09 2008-10-13 장한 다양한 크기의 평판형 물체가 수납 가능한 트레이
JP2018129429A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 凸版印刷株式会社 チップトレイ、半導体チップの収納体および収納体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060237341A1 (en) Stacking container
US4428487A (en) Dual side wall locking attachment for trays to vertical legs in sectional display rack
US5593037A (en) Stackable bins
US10947032B2 (en) Packaging box for liquid crystal panel
DE3470298D1 (en) Stackable carrier or crate for goods or articles
JP2002104575A (ja) Icチップ収納トレー
JPH01213157A (ja) 枠箱
JP2800100B2 (ja) プラスチック製パレット
JP2011162235A (ja) 板状体搬送用ボックス
JP4220179B2 (ja) 基板のキャリアケース
JP2001048178A (ja) 多段積みトレイ
CN216862264U (zh) 吸塑盘
JPH11278453A (ja) 搬送用トレイ
JP3263670B2 (ja) ペットボトル載置用具
JPH0320290Y2 (ja)
JPH1045131A (ja) プラスチック製パレット
JP5417500B2 (ja) 板状体の搬送容器
JPH0739166Y2 (ja) 電池収納用ケース
JPH0120254Y2 (ja)
JPH09267838A (ja) 運搬用パレット
JP4614338B2 (ja) 両面使用可能なペットボトル用トレイ
JPS608466Y2 (ja) 複合プリント基板収納枠
KR200331365Y1 (ko) 식탁용 밑받침
JP3002708U (ja) 育苗ポット
KR200281102Y1 (ko) 터치 스크린용 유리패널의 포장보조기구

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100223