JP2002104538A - 包 材 - Google Patents

包 材

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JP2002104538A
JP2002104538A JP2000290157A JP2000290157A JP2002104538A JP 2002104538 A JP2002104538 A JP 2002104538A JP 2000290157 A JP2000290157 A JP 2000290157A JP 2000290157 A JP2000290157 A JP 2000290157A JP 2002104538 A JP2002104538 A JP 2002104538A
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JP
Japan
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deodorant
container
outer bag
packaging material
sheet
Prior art date
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Application number
JP2000290157A
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English (en)
Inventor
Koichi Tokuda
宏一 徳田
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Nakamoto Packs Co Ltd
Original Assignee
Nakamoto Packs Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、容器と容器が包装される外装袋と
を備える包材であって、被収容物の風味や旨味を損なう
ことなく、且つ被収容物から発生した臭気が外装袋の外
側に達し難い包材を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、被収容物が収容される容器と
該容器が包装される外装袋とを備える包材であって、該
外装袋の内側で、且つ被収容物と直接触れない位置に、
消臭剤が備えられてなることを特徴とする包材を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包材、更に詳しく
は臭気の強い食品を包装するのに好適な包材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包材としては、被収容物
が直接収容されるトレイ又は折り箱などの容器と、この
容器が包装される外装袋とを備える包材が知られてい
る。又、この外装袋には、手で提げて容易に持ち運ぶこ
とができるように、手提げ部分が形成されている場合も
ある。
【0003】この包材は、被収容物が容器に収容される
ので、被収容物の変形などによる商品価値の低下を抑制
することができ、更に被収容物の収容された容器が外装
袋によって包装されるので、外気との接触による埃や塵
の付着などの被収容物の汚染を抑制することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような包
材は、一般にその容器及び外装袋とも完全に密閉される
ものではなく、更に容器や外装袋に用いられる紙やポリ
エチレンなどの材料が臭気を通し易い材料であるので、
被収容物が臭気を発生するものである場合には、その臭
気が外装袋の外側に拡散し、周辺の人々に不快感を与え
るという問題を有している。特に、被収容物が例えば餃
子や豚饅などの強い臭気を発生するものである場合に
は、被収容物から外部に拡散した臭気はより大きな問題
となっている。
【0005】この点、何らかの手段で臭気を取り除けば
よいと思われるが、かかる臭気は餃子などの被収容物か
ら生じたものであって、風味や旨味を感じさせる一因で
もあるので、ただ単に取り除けば足りるというものでは
ない。
【0006】そこで、前記従来の問題に鑑みて、本発明
は、容器と容器が包装される外装袋とを備える包材であ
って、被収容物の風味や旨味を損なうことなく、且つ被
収容物から発生した臭気が外装袋の外側に達し難い包材
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、下記の手段により前記課題が解決されること
を見出した。すなわち、本発明は、被収容物が収容され
る容器と該容器が包装される外装袋とを備える包材であ
って、該外装袋の内側で、且つ被収容物と直接触れない
位置に、消臭剤が備えられてなることを特徴とする包材
を提供する。又、本発明は、被収容物が収容される容器
と該容器が包装される外装袋とを備える包材であって、
前記容器の表面及び前記外装袋の内面の少なくとも何れ
か一方に、被収容物と直接触れない位置に消臭剤が備え
られてなる包材を提供する。更に、本発明は、消臭剤が
シート状に形成されてなる包材を提供する。又、本発明
は、消臭剤が印刷又は塗布によって備えられてなる包材
を提供する。更に、本発明は、消臭剤がアルミニウム、
チタニウム、マグネシウムのうち少なくとも1種を含む
合成吸着剤である包材を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参酌しつつ説明する。本発明に係る包材1は、
図1に示すように被収容物が収容される容器2と、この
容器2を包装する外装袋3と、この外装袋3の内側に備
えられる消臭剤4とを備える。
【0009】この容器2は、ポリプロピレン等の汎用樹
脂を材料として、被収容物が収容可能なように上面開口
型の容体に、より具体的には略箱型に形成されている。
又、この容器2は、容器2に備えられた蓋体がこの容器
2を密閉するものではなく、又容器2自体もガス透過性
を有しており、非密閉型に形成されている。この非密閉
型とは、容器の内側の臭気が、容器自体から又は容器の
隙間からを問わず、容器の外側に拡散可能な容器の型を
表す。更に、外装袋3は、ポリエチレン等の汎用樹脂を
材料として、少なくとも被収容物の収容された容器2を
収納可能な大きさの袋型に形成されている。又、この外
装袋3は、容器2を外装袋3の内側に入れるための開口
部を備え、又外装袋3自体もガス透過性を有しており、
開放型に形成されている。この開放型とは、外装袋の内
側の臭気が、外装袋自体から又は外装袋の隙間からを問
わず、外装袋の外側に拡散可能な外装袋の型を表す。更
に、この外装袋3には、手で容易に持つことができるよ
うに適宜取っ手部7が設けられている。
【0010】又、消臭剤4の種類は、餃子や豚饅などの
被収容物が発生するメチルメルカプタンや硫化水素など
の硫黄系化合物や、アンモニアやトリメチルアミンなど
の窒素系化合物や、脂肪酸やアルデヒド化合物などのカ
ルボニル系化合物による臭気を効果的に消臭することが
可能であることなどから、アルミニウム、チタニウム、
マグネシウムのうち少なくとも1種を含む合成吸着剤が
用いられている。このような合成吸着剤としてはカセラ
イトNP(日本化成(株)製)などが市場で供給されて
いる。
【0011】更に、この消臭剤4の形態は、袋などに入
れて使用する必要がないなど、粉末形態や液状などの形
態に比べ取扱いが容易であることなどから、シート状に
形成された消臭シート5とされている。
【0012】この消臭シート5は、設ける位置やその状
況などに応じて容易に加工することができることなどか
ら、容易に切断でき且つ可撓性を有するように形成され
ており、このような消臭シート5は、例えば不織布から
なる支持体に、消臭剤4の配合されたアクリル系の樹脂
を塗布することにより得ることができる。
【0013】更に、消臭シート5には、任意の位置に備
えることが容易になることなどから、感圧型接着剤から
なる粘着部6が備えられている。
【0014】そして、この消臭シート5は、容器2が包
装される外装袋3の内側で、且つ被収容物と直接触れな
い位置に、前記粘着部6を介して備えられている。より
具体的には、この消臭シート5は、容器2や外装袋3が
揺れ動いたりしても消臭シート5が被収容物と不用意に
直接接するおそれが少ないことなどから、上面開口型の
容器2の周壁の外面2aに備えられている。
【0015】本実施形態に係る包材1は、消臭シート5
が外装袋3の内側である容器2の外面2aに備えられて
いるので、被収容物の発生する臭気は、該臭気が外装袋
3の外側に拡散する前に該消臭剤4によって消臭され
る。従って、この包材1は、被収容物の発生する臭気が
外装袋3の外側に洩れ難く、よって周辺の人々に臭気に
よる不快感を感じさせ難い。更に、本実施形態に係る包
材1は、消臭シート5が被収容物と直接触れない位置で
ある容器2の外面2aに備えられているので、消臭シー
ト5が被収容物から外部に拡散した臭気成分のみを消臭
し、被収容物から未だ外部に拡散していない臭気成分を
消臭することが少なく、従って被収容物の風味や旨味を
損ない難い。
【0016】尚、前記実施形態においては、消臭シート
5の構成は、支持体に消臭剤4が配合された樹脂を塗布
したものが例示されているが、かかる構成に限定され
ず、例えば支持体に消臭剤4が配合された樹脂を含浸さ
せて構成したり、又は消臭剤4が配合された樹脂をシー
ト状に形成した構成のものなどが挙げられる。
【0017】又、前記実施形態においては、消臭剤4
(消臭シート5)は、容器2の外面2aに設けられてい
るが、消臭剤4を設ける位置は、外装袋3の内側で且つ
被収容物と直接触れない位置であれば特に限定されず、
例えば図2に示すように外装袋3の内面などの位置に消
臭シート5を備えることもできる。更に、消臭剤4(消
臭シート5)を外装袋3の内側に備える手段は、実施形
態のように粘着部6を介して容器2の表面や外装袋3の
内面などに固着する手段に限定されず、例えば外装袋3
や容器2に固着することなく備えてもよい。具体的には
図3に示すように、外装袋3と容器2との間に介在させ
る手段などがある。
【0018】更に、消臭剤4が消臭シート5の形態で供
給される場合には、被収容物を収容する前に消臭シート
5を外装袋3の内側に備えてもよく、或いは被収容物を
収容した後に備えてもよい。
【0019】尚、前記実施形態においては、消臭剤4の
形態は、シート状に形成された形態(消臭シート5)と
したが、かかる形態に限られず、例えば粉末形態や液状
形態などが挙げられる。消臭剤4の形態が、このように
粉末形態や液状形態などのそれ自体で定まった形状を有
しない形態のときは、例えば消臭剤4を樹脂などのバイ
ンダー材料に配合した後、直接容器2の表面や外装袋3
などに印刷したり塗工したりすることにより、具備させ
ることができる。
【発明の効果】本発明に係る包材は、消臭剤が外装袋の
内側で、被収容物と直接触れない位置に設けられている
ので、臭気によって周辺の人々に不快感を感じさせ難
く、且つ被収容物の風味や旨味を損ない難い。又、この
包材は、消臭剤が前記容器の表面及び前記外装袋の内面
の何れか一方に備えられているので、包材が揺れ動かさ
れたりしても消臭剤が被収容物と直接触れることが少な
く、従って、被収容物の風味や旨味をより損ない難いと
いう効果を奏する。更に、この包材は、消臭剤がシート
状に形成されてなる消臭シートであるので、消臭剤を容
易に取り扱うことができる。又、この包材は、消臭剤が
印刷又は塗布によって備えられてなるので、消臭剤を安
価に容器などに備えることができる。更に、この包材
は、消臭剤がアルミニウム、チタニウム、マグネシウム
のうち少なくとも1種を含む合成吸着剤であるので、よ
り効果的に消臭することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包材の一部断面を含む斜視図を示
す。
【図2】本発明に係る包材の一部断面を含む斜視図を示
す。
【図3】本発明に係る包材の一部断面を含む斜視図を示
す。
【符号の説明】
1…包材、2…容器、2a…外面、3…外装袋、4…消
臭剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被収容物が収容される容器(2)と、該
    容器(2)が包装される外装袋(3)とを備える包材
    (1)であって、 該外装袋(3)の内側で、且つ被収容物と直接触れない
    位置に、消臭剤(4)が備えられてなることを特徴とす
    る包材。
  2. 【請求項2】 被収容物が収容される容器(2)と、該
    容器(2)が包装される外装袋(3)とを備える包材
    (1)であって、 前記容器(2)の表面及び前記外装袋(3)の内面の少
    なくとも何れか一方に、被収容物と直接触れない位置に
    消臭剤(4)が備えられてなることを特徴とする包材。
  3. 【請求項3】 消臭剤(4)が、シート状に形成されて
    なる請求項1又は2に記載の包材。
  4. 【請求項4】 消臭剤(4)が、印刷又は塗布によって
    備えられてなる請求項2に記載の包材。
  5. 【請求項5】 消臭剤(4)が、アルミニウム、チタニ
    ウム、マグネシウムのうち少なくとも1種を含む合成吸
    着剤であることを特徴とする請求項1から4の何れかに
    記載の包材。
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Effective date: 20040706