JP2002104512A - イージーピール蓋材 - Google Patents
イージーピール蓋材Info
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- JP2002104512A JP2002104512A JP2000293581A JP2000293581A JP2002104512A JP 2002104512 A JP2002104512 A JP 2002104512A JP 2000293581 A JP2000293581 A JP 2000293581A JP 2000293581 A JP2000293581 A JP 2000293581A JP 2002104512 A JP2002104512 A JP 2002104512A
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- peel
- layer
- paper material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カップラーメン用やカップヨーグルト、プリン
用などのアルミニウム箔を積層していない簡単に遮光性
や絵柄、模様などを付与することができるカールを起し
難いイージーピール蓋材を提供する。 【解決手段】紙材料層４と樹脂フィルム層６とイージー
ピール層７とを積層して成るイージーピール蓋材におい
て、紙材料層４の内面に、水性インキ２を印刷して積層
したイージーピール蓋材である。
用などのアルミニウム箔を積層していない簡単に遮光性
や絵柄、模様などを付与することができるカールを起し
難いイージーピール蓋材を提供する。 【解決手段】紙材料層４と樹脂フィルム層６とイージー
ピール層７とを積層して成るイージーピール蓋材におい
て、紙材料層４の内面に、水性インキ２を印刷して積層
したイージーピール蓋材である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップラーメン用
やカップヨーグルト、プリン用などのアルミニウム箔を
積層していないカールを起し難いイージーピール(Easy
Peel：皮を剥がし易い）蓋材に関する。
やカップヨーグルト、プリン用などのアルミニウム箔を
積層していないカールを起し難いイージーピール(Easy
Peel：皮を剥がし易い）蓋材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、カップラーメン用やカップヨ
ーグルト、プリン用などの廃棄時の処理、処分や、食品
類の金属探知などの理由でアルミニウム箔を積層してい
ない、図３に示すような、表面に美麗な絵柄と耐水性ニ
スとを印刷した紙材料層４と、ポリエステル(PET) 、延
伸ナイロン(0-NY)、セラミック蒸着付の延伸ポリプロピ
レン(0-PP)などの強度とガスバリヤー性とが優れた樹脂
フィルム層６と、エチレン−メタアクリル酸共重合体(E
MAA)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA) 、エチレン
−ポリブテンブレンド樹脂、通常のホットメルト接着剤
などの熱融着した後に剥がすことができるイージーピー
ル層７とを、図示していない接着剤層を介するなどして
適宜に積層した後に、周辺を打抜型などで適宜に切断、
除去した図１Ｂに示すつまみ２１付のイージーピール蓋
材２０が、図２に示すように、発泡スチロール製などの
カップ容器３０に被せて熱融着して一般に広く用いられ
ている。
ーグルト、プリン用などの廃棄時の処理、処分や、食品
類の金属探知などの理由でアルミニウム箔を積層してい
ない、図３に示すような、表面に美麗な絵柄と耐水性ニ
スとを印刷した紙材料層４と、ポリエステル(PET) 、延
伸ナイロン(0-NY)、セラミック蒸着付の延伸ポリプロピ
レン(0-PP)などの強度とガスバリヤー性とが優れた樹脂
フィルム層６と、エチレン−メタアクリル酸共重合体(E
MAA)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA) 、エチレン
−ポリブテンブレンド樹脂、通常のホットメルト接着剤
などの熱融着した後に剥がすことができるイージーピー
ル層７とを、図示していない接着剤層を介するなどして
適宜に積層した後に、周辺を打抜型などで適宜に切断、
除去した図１Ｂに示すつまみ２１付のイージーピール蓋
材２０が、図２に示すように、発泡スチロール製などの
カップ容器３０に被せて熱融着して一般に広く用いられ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のアルミ
ニウム箔を積層していない、紙材料層４と樹脂フィルム
層６とイージーピール層７とを積層して成る図３に示す
イージーピール蓋材については、表面に美麗な絵柄と耐
水性ニスとを印刷した紙材料層４と、湿度による伸縮の
度合いが紙材料層４とは異なる樹脂フィルム層６とイー
ジーピール層７とを、図示していない接着剤層を介する
などして適宜に積層したために、表面に耐水性ニスを印
刷してあるとは言っても、紙材料層４（蓋材全体）が、
外気湿度の影響を受けてカールを起し易いものであっ
て、周辺を切断、除去した状態での取扱いや、保管など
や、カップ容器３０に被せて熱融着する作業などに支障
があって、蓋材がカールを起し易いことが問題であっ
た。
ニウム箔を積層していない、紙材料層４と樹脂フィルム
層６とイージーピール層７とを積層して成る図３に示す
イージーピール蓋材については、表面に美麗な絵柄と耐
水性ニスとを印刷した紙材料層４と、湿度による伸縮の
度合いが紙材料層４とは異なる樹脂フィルム層６とイー
ジーピール層７とを、図示していない接着剤層を介する
などして適宜に積層したために、表面に耐水性ニスを印
刷してあるとは言っても、紙材料層４（蓋材全体）が、
外気湿度の影響を受けてカールを起し易いものであっ
て、周辺を切断、除去した状態での取扱いや、保管など
や、カップ容器３０に被せて熱融着する作業などに支障
があって、蓋材がカールを起し易いことが問題であっ
た。
【０００４】この蓋材がカールを起し易い問題を解決す
るために、前述した従来の図３に示すイージーピール蓋
材においては、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷
した紙材料層４の内面に水分を塗布して、紙材料層４の
水分％を外気湿度の影響を受け難い７〜９％に調整した
後に、この紙材料層４と、それぞれ前述した樹脂フィル
ム層６とイージーピール層７とを積層することによっ
て、カールを起し難いイージーピール蓋材を得ているも
のである。
るために、前述した従来の図３に示すイージーピール蓋
材においては、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷
した紙材料層４の内面に水分を塗布して、紙材料層４の
水分％を外気湿度の影響を受け難い７〜９％に調整した
後に、この紙材料層４と、それぞれ前述した樹脂フィル
ム層６とイージーピール層７とを積層することによっ
て、カールを起し難いイージーピール蓋材を得ているも
のである。
【０００５】なお、図示していない従来の７μｍ程度の
アルミニウム箔を積層したイージーピール蓋材について
は、アルミニウム箔に与えられた形状を保持する性質
（デットホールド性と言う）があるために、紙材料層４
（蓋材全体）が、外気湿度の影響を受けてもカールを起
し難いものであって、周辺を切断、除去した状態での取
扱いや、保管などや、カップ容器３０に被せて熱融着す
る作業などに支障は少なかった。
アルミニウム箔を積層したイージーピール蓋材について
は、アルミニウム箔に与えられた形状を保持する性質
（デットホールド性と言う）があるために、紙材料層４
（蓋材全体）が、外気湿度の影響を受けてもカールを起
し難いものであって、周辺を切断、除去した状態での取
扱いや、保管などや、カップ容器３０に被せて熱融着す
る作業などに支障は少なかった。
【０００６】ところで、本発明の目的は、カップラーメ
ン用やカップヨーグルト、プリン用などのアルミニウム
箔を積層していない簡単に遮光性や絵柄、模様などを付
与することができるカールを起し難いイージーピール蓋
材を提供することにある。
ン用やカップヨーグルト、プリン用などのアルミニウム
箔を積層していない簡単に遮光性や絵柄、模様などを付
与することができるカールを起し難いイージーピール蓋
材を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のイージーピール
蓋材は、図１Ａ、Ｂに示すように、カップラーメン用や
カップヨーグルト、プリン用などの紙材料層４と樹脂フ
ィルム層６とイージーピール層７とを積層して成るイー
ジーピール蓋材において、紙材料層４の内面に水性イン
キ２を印刷して積層したイージーピール蓋材である。
蓋材は、図１Ａ、Ｂに示すように、カップラーメン用や
カップヨーグルト、プリン用などの紙材料層４と樹脂フ
ィルム層６とイージーピール層７とを積層して成るイー
ジーピール蓋材において、紙材料層４の内面に水性イン
キ２を印刷して積層したイージーピール蓋材である。
【０００８】本発明のイージーピール蓋材においては、
前述した従来の図３に示すイージーピール蓋材におい
て、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷した紙材料
層４の内面に、水分の塗布に替えて水性インキ２を印刷
して、同様に紙材料層４の水分％を外気湿度の影響を受
け難い７〜９％（高温多湿、低温乾燥などによって異な
る）に調整した後に、この紙材料層４と、湿度による伸
縮の度合いが紙材料層４とは異なる樹脂フィルム層６と
イージーピール層７とを積層することによって、カール
を起し難いイージーピール蓋材を提供することができ
る。
前述した従来の図３に示すイージーピール蓋材におい
て、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷した紙材料
層４の内面に、水分の塗布に替えて水性インキ２を印刷
して、同様に紙材料層４の水分％を外気湿度の影響を受
け難い７〜９％（高温多湿、低温乾燥などによって異な
る）に調整した後に、この紙材料層４と、湿度による伸
縮の度合いが紙材料層４とは異なる樹脂フィルム層６と
イージーピール層７とを積層することによって、カール
を起し難いイージーピール蓋材を提供することができ
る。
【０００９】加えて、本発明のイージーピール蓋材にお
いては、紙材料層４の内面に、チタンホワイトやカーボ
ンブラックなどを主成分にした遮光性がある白色、黒色
などの水性インキ２を、また蓋材の内面の広告や利便性
や装飾性などを目的にした絵柄、模様状の各色の水性イ
ンキ２を、必要に応じて印刷して積層することによっ
て、簡単に遮光性や絵柄、模様などを付与することがで
きるカールを起し難いイージーピール蓋材を提供するこ
とができる。
いては、紙材料層４の内面に、チタンホワイトやカーボ
ンブラックなどを主成分にした遮光性がある白色、黒色
などの水性インキ２を、また蓋材の内面の広告や利便性
や装飾性などを目的にした絵柄、模様状の各色の水性イ
ンキ２を、必要に応じて印刷して積層することによっ
て、簡単に遮光性や絵柄、模様などを付与することがで
きるカールを起し難いイージーピール蓋材を提供するこ
とができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１Ａ、Ｂは、本発明の実施の形
態におけるイージーピール蓋材２０の部分断面図、平面
図である。また図２は、本発明の実施の形態におけるイ
ージーピール蓋材２０を、カップ容器３０に被せて熱融
着した状態を示す断面説明図である。
態におけるイージーピール蓋材２０の部分断面図、平面
図である。また図２は、本発明の実施の形態におけるイ
ージーピール蓋材２０を、カップ容器３０に被せて熱融
着した状態を示す断面説明図である。
【００１１】本発明の実施の形態のイージーピール蓋材
は、紙材料層４と樹脂フィルム層６とイージーピール層
７とを積層して成るイージーピール蓋材において、紙材
料層４の内面に、遮光性がある水性インキ２と絵柄状の
水性インキ２とを２色重ねて印刷して積層したイージー
ピール蓋材である。
は、紙材料層４と樹脂フィルム層６とイージーピール層
７とを積層して成るイージーピール蓋材において、紙材
料層４の内面に、遮光性がある水性インキ２と絵柄状の
水性インキ２とを２色重ねて印刷して積層したイージー
ピール蓋材である。
【００１２】実施の形態のイージーピール蓋材における
紙材料層４と樹脂フィルム層６とイージーピール層７と
を積層して成るイージーピール蓋材については、前述し
た従来の図３に示すイージーピール蓋材と同様であっ
て、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷した上質
紙、片面アート紙など８０ｇ／ｍ2 程度の紙材料層４
と、６０μｍ程度の強度の優れたポリエステル(PET) 、
延伸ナイロン(0-NY)、延伸ポリプロピレン(0-PP)や、ガ
スバリア性を持たせた酸化ケイ素、酸化アルミニウム等
の無機酸化物を３００〜２０００Åの厚みで蒸着したポ
リエステルなどの樹脂フィルム層６と、２０μｍ程度の
エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA) 、エチレン−ポリブテンブレ
ンド樹脂、通常のホットメルト接着剤などの後述するカ
ップ容器３０のフランジ３１に熱融着した後に剥がすこ
とができるカップ容器３０の構成材料（発泡スチロー
ル、紙＋ポリエチレン、ポリプロピレンなど）に適合し
たイージーピール層７とを、図１Ａに示すように、図示
していない接着剤層を介するなどして適宜に積層した後
に、周辺を打抜型などで適宜に切断、除去して、図１Ｂ
に示すつまみ２１付のイージーピール蓋材２０を特に制
約なく作製することができる。
紙材料層４と樹脂フィルム層６とイージーピール層７と
を積層して成るイージーピール蓋材については、前述し
た従来の図３に示すイージーピール蓋材と同様であっ
て、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷した上質
紙、片面アート紙など８０ｇ／ｍ2 程度の紙材料層４
と、６０μｍ程度の強度の優れたポリエステル(PET) 、
延伸ナイロン(0-NY)、延伸ポリプロピレン(0-PP)や、ガ
スバリア性を持たせた酸化ケイ素、酸化アルミニウム等
の無機酸化物を３００〜２０００Åの厚みで蒸着したポ
リエステルなどの樹脂フィルム層６と、２０μｍ程度の
エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA) 、エチレン−ポリブテンブレ
ンド樹脂、通常のホットメルト接着剤などの後述するカ
ップ容器３０のフランジ３１に熱融着した後に剥がすこ
とができるカップ容器３０の構成材料（発泡スチロー
ル、紙＋ポリエチレン、ポリプロピレンなど）に適合し
たイージーピール層７とを、図１Ａに示すように、図示
していない接着剤層を介するなどして適宜に積層した後
に、周辺を打抜型などで適宜に切断、除去して、図１Ｂ
に示すつまみ２１付のイージーピール蓋材２０を特に制
約なく作製することができる。
【００１３】実施の形態のイージーピール蓋材における
紙材料層４の内面に、遮光性がある水性インキ２と絵柄
状の水性インキ２とを２色重ねて印刷して積層する方法
については、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷し
た、前述した紙材料層４の内面に、通常のグラビア印刷
方法などで、例えばチタンホワイトを主成分にしてカー
ボンブラックを配合した遮光性がある灰色の水性インキ
２と、また例えば蓋材の内面に開蓋後の注意事項などを
表示した、文字、絵柄状の黒色の水性インキ２とを、印
刷スピード、乾燥温度などを調節しながら２色重ねて印
刷して、紙材料層４の水分％を、外気湿度の影響を受け
難い７〜９％（高温多湿、低温乾燥などの季節性、地域
性を配慮して決定する）に調整した後に、この紙材料層
４と、それぞれ前述した樹脂フィルム層６とイージーピ
ール層７とを図示していない接着剤層を介するなどし
て、特に制約なく適宜に積層することができる。
紙材料層４の内面に、遮光性がある水性インキ２と絵柄
状の水性インキ２とを２色重ねて印刷して積層する方法
については、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷し
た、前述した紙材料層４の内面に、通常のグラビア印刷
方法などで、例えばチタンホワイトを主成分にしてカー
ボンブラックを配合した遮光性がある灰色の水性インキ
２と、また例えば蓋材の内面に開蓋後の注意事項などを
表示した、文字、絵柄状の黒色の水性インキ２とを、印
刷スピード、乾燥温度などを調節しながら２色重ねて印
刷して、紙材料層４の水分％を、外気湿度の影響を受け
難い７〜９％（高温多湿、低温乾燥などの季節性、地域
性を配慮して決定する）に調整した後に、この紙材料層
４と、それぞれ前述した樹脂フィルム層６とイージーピ
ール層７とを図示していない接着剤層を介するなどし
て、特に制約なく適宜に積層することができる。
【００１４】続いて、実施の形態の、図１Ａ、Ｂに示す
イージーピール蓋材２０を、図２に示すように、通常の
発泡スチロール製や内面にポリエチレンコートをしたカ
ップ原紙製や成形ポリプロピレン製などのカップラーメ
ン用やカップヨーグルト、プリン用などのカップ容器３
０に被せて、フランジ３１に熱融着したところ、従来の
イージーピール蓋材と同様に、蓋材２０のつまみ２１に
指を掛けて、やゝ強く引張るだけで簡単にカップ容器３
０を開蓋することができる開蓋が容易なイージーピール
蓋材を得ることができた。
イージーピール蓋材２０を、図２に示すように、通常の
発泡スチロール製や内面にポリエチレンコートをしたカ
ップ原紙製や成形ポリプロピレン製などのカップラーメ
ン用やカップヨーグルト、プリン用などのカップ容器３
０に被せて、フランジ３１に熱融着したところ、従来の
イージーピール蓋材と同様に、蓋材２０のつまみ２１に
指を掛けて、やゝ強く引張るだけで簡単にカップ容器３
０を開蓋することができる開蓋が容易なイージーピール
蓋材を得ることができた。
【００１５】本発明の実施の形態のイージーピール蓋材
においては、前述した従来の図３に示すイージーピール
蓋材において、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷
した紙材料層４の内面に、遮光性がある水性インキ２と
絵柄状の水性インキ２とを、印刷スピード、乾燥温度な
どを調節しながら２色重ねて印刷して、紙材料層４の水
分％を、外気湿度の影響を受け難い７〜９％に調整する
ことができるために、この水分％を調整した後の紙材料
層４と、湿度による伸縮の度合いが紙材料層４とは異な
る樹脂フィルム層６とイージーピール層７とを、図示し
ていない接着剤層を介するなどして適宜に積層すること
によってカールを起し難いイージーピール蓋材を得るこ
とができた。
においては、前述した従来の図３に示すイージーピール
蓋材において、表面に美麗な絵柄と耐水性ニスとを印刷
した紙材料層４の内面に、遮光性がある水性インキ２と
絵柄状の水性インキ２とを、印刷スピード、乾燥温度な
どを調節しながら２色重ねて印刷して、紙材料層４の水
分％を、外気湿度の影響を受け難い７〜９％に調整する
ことができるために、この水分％を調整した後の紙材料
層４と、湿度による伸縮の度合いが紙材料層４とは異な
る樹脂フィルム層６とイージーピール層７とを、図示し
ていない接着剤層を介するなどして適宜に積層すること
によってカールを起し難いイージーピール蓋材を得るこ
とができた。
【００１６】加えて、本発明の実施の形態のイージーピ
ール蓋材においては、前述した紙材料層４の内面に、遮
光性がある灰色の水性インキ２と、文字、絵柄状の黒色
の水性インキ２とを、同様に２色重ねて印刷して積層す
ることによって、遮光性がある灰色の水性インキ２がイ
ージーピール蓋材に遮光性を持たせることができた。
ール蓋材においては、前述した紙材料層４の内面に、遮
光性がある灰色の水性インキ２と、文字、絵柄状の黒色
の水性インキ２とを、同様に２色重ねて印刷して積層す
ることによって、遮光性がある灰色の水性インキ２がイ
ージーピール蓋材に遮光性を持たせることができた。
【００１７】また文字、絵柄状の黒色の水性インキ２が
蓋材の内面に開蓋後の注意事項などを表示した簡単に遮
光性や絵柄、模様などを付与することができるカールを
起し難いイージーピール蓋材を得ることができた。
蓋材の内面に開蓋後の注意事項などを表示した簡単に遮
光性や絵柄、模様などを付与することができるカールを
起し難いイージーピール蓋材を得ることができた。
【００１８】また、樹脂フィルム層６として、酸化ケイ
素や酸化アルミニウム等の無機酸化物を蒸着したポリエ
ステルフィルムを用いることにより、従来のアルミニウ
ム箔と遜色のないガスバリア性が得られる。
素や酸化アルミニウム等の無機酸化物を蒸着したポリエ
ステルフィルムを用いることにより、従来のアルミニウ
ム箔と遜色のないガスバリア性が得られる。
【００１９】
【発明の効果】以上、上記実施の形態ほかに示す通り、
本発明のイージーピール蓋材においては、カップラーメ
ン用やカップヨーグルト、プリン用などのアルミニウム
箔を積層していない従来の蓋材と同様に開蓋が容易であ
って、簡単に遮光性や絵柄、模様などを付与することが
できるカールを起し難いイージーピール蓋材を提供する
ことができる。また、アルミニウム箔を積層していない
ので、金属探知機などにかけることも可能である。
本発明のイージーピール蓋材においては、カップラーメ
ン用やカップヨーグルト、プリン用などのアルミニウム
箔を積層していない従来の蓋材と同様に開蓋が容易であ
って、簡単に遮光性や絵柄、模様などを付与することが
できるカールを起し難いイージーピール蓋材を提供する
ことができる。また、アルミニウム箔を積層していない
ので、金属探知機などにかけることも可能である。
【図１】図１Ａ、Ｂは、本発明の実施の形態におけるイ
ージーピール蓋材２０の部分断面図、平面図である。
ージーピール蓋材２０の部分断面図、平面図である。
【図２】本発明の実施の形態におけるイージーピール蓋
材２０をカップ容器３０に被せて熱融着した状態を示す
断面説明図である。
材２０をカップ容器３０に被せて熱融着した状態を示す
断面説明図である。
【図３】従来のイージーピール蓋材の部分断面図であ
る。
る。
２…水性インキ ４…紙材料層 ６…樹脂フィルム層 ７…イージーピール層 ２０…蓋材 ２１…つまみ ３０…カップ容器 ３１…フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E067 AA11 AB01 BA07A BB01A BB25A CA12 CA24 EA06 EA37 EE02 GD08 GD10 3E084 AA02 AA12 AA24 AA26 AA34 BA01 BA07 BA08 BA09 CA01 CB04 CC03 CC07 CC08 FA09 FD13 GB08 GB17 3E086 AD24 BA04 BA14 BA15 BB52 BB62 CA01
Claims (1)
- 【請求項１】紙材料層４と樹脂フィルム層６とイージー
ピール層７とを積層して成るイージーピール蓋材におい
て、紙材料層４の内面に、水性インキ２を印刷して積層
したことを特徴とするイージーピール蓋材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000293581A JP2002104512A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | イージーピール蓋材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000293581A JP2002104512A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | イージーピール蓋材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002104512A true JP2002104512A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18776347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000293581A Pending JP2002104512A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | イージーピール蓋材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002104512A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10582787B2 (en) | 2012-08-22 | 2020-03-10 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Paper-based container lids and methods for making the same |
-
2000
- 2000-09-27 JP JP2000293581A patent/JP2002104512A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10582787B2 (en) | 2012-08-22 | 2020-03-10 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Paper-based container lids and methods for making the same |
| US11497330B2 (en) | 2012-08-22 | 2022-11-15 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Paper-based container lids and methods for making the same |
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