JP2002104413A - パレット組立体及びその荷役方法 - Google Patents

パレット組立体及びその荷役方法

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JP2002104413A
JP2002104413A JP2000298632A JP2000298632A JP2002104413A JP 2002104413 A JP2002104413 A JP 2002104413A JP 2000298632 A JP2000298632 A JP 2000298632A JP 2000298632 A JP2000298632 A JP 2000298632A JP 2002104413 A JP2002104413 A JP 2002104413A
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pallet
pallet assembly
pallets
fork
stacked
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Shigehiro Yamada
茂弘 山田
Kazuyuki Kondo
和幸 近藤
Yoshihisa Shimizu
義久 清水
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OH IND CO Ltd
National House Industrial Co Ltd
OH Industrial Co Ltd
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OH IND CO Ltd
National House Industrial Co Ltd
OH Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定性の良いパレット組立体を提供する。 【解決手段】 フォーク差込部3を下部側に有しかつ荷
を載置した状態で高さ方向に積み重ね可能な箱状のパレ
ットPを上下に積み重ね、かつ前記上、下のパレットP
u、Pdを取り外し自在な固定具Cにより強固に固定し
てなるパレット組立体1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定して荷を搬送
するのに役立つパレット組立体及びその荷役方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
図5に示す如く、フォーク差込部aを下部側に有しかつ
荷を載置した状態で高さ方向に積み重ね可能な箱状のパ
レットpが知られている。このような箱状のパレットp
を用いて荷役する場合、通常、箱状のパレットpを上下
に積み重ね、しかる後、下のパレットpdのフォーク差
込部aにフォークリフトFのフォークfを差し込んで上
のパレットpuをともに持ち上げて荷役することが行わ
れている。
【0003】前記箱状のパレットpは、図5のA部を拡
大した図6に略示する如く、積み重ねた際に、下のパレ
ットpdの上枠材gが、上のパレットpuの溝状の下枠
材jに填め込まれることで互いに係合するように構成さ
れてはいる。しかしながら、フォークリフトFの走行中
の振動や旋回時の円心力などにより前記係合が外れる
と、上のパレットpuが下のパレットpdから落下する
おそれがある。またパレットpは、高さ方向に積み重ね
られるため、図5に示したようにその全体の重心Gのフ
ォークfからの高さhが大となり、搬送時の安定性にも
劣る。
【0004】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、請求項1記載の発明では、フォーク差
込部を下部側に有しかつ荷を載置した状態で高さ方向に
積み重ね可能な箱状のパレットを上下に積み重ね、かつ
前記上、下のパレットを取り外し自在な固定具により強
固に固定することを基本として、上下のパレットの位置
ずれ等を防止でき安定性を向上しうるパレット組立体を
提供することを目的としている。
【0005】また請求項2記載の発明では、固定された
パレット組立体の上のパレットのフォーク差込部にフォ
ークリフトのフォークを差し込んで持ち上げることによ
り下のパレットを前記固定具を介して持ち上げする工程
を含むことを基本として、パレット組立体のフォークか
らの重心高さを減じることができ、フォークリフトの搬
送時の安定性を向上しうるパレット組立体の荷役方法を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、フォーク差込部を下部側に有しかつ荷を載
置した状態で高さ方向に積み重ね可能な箱状のパレット
を上下に積み重ね、かつ前記上、下のパレットを取り外
し自在な固定具により強固に固定してなるパレット組立
体である。
【0007】また請求項2記載の発明は、フォーク差込
部を下部側に有しかつ荷を載置した状態で高さ方向に積
み重ね可能な箱状のパレットを上下に積み重ねる工程
と、前記上、下のパレットを取り外し自在な固定具によ
り強固に固定しパレット組立体を形成する工程と、前記
固定されたパレット組立体の上のパレットのフォーク差
込部にフォークリフトのフォークを差し込んで荷役する
工程とを含むことを特徴とするパレット組立体の荷役方
法である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図1には、本実施形態のパレット組
立体1の斜視図を示している。パレット組立体1は、フ
ォーク差込部3を下部側に有しかつ荷を載置した状態で
高さ方向に積み重ね可能な箱状のパレット(以下、単に
「パレット」ということがある。)Pを上下に積み重
ね、かつ積み重ねられた上、下のパレットPu、Pdを
取り外し自在な固定具Cにより強固に固定することによ
り形成される。
【0009】前記パレットPは、本例では荷を載置しう
る略矩形板状の荷載置部2と、該荷載置部2の下側かつ
向き合う各辺側に形成された前記フォーク差込部3と、
下端が前記荷載置部2の4隅に固着されかつ略垂直に立
ち上がる縦枠材4と、この縦枠材4の上端を継ぐ矩形配
置の上枠材5とから構成されたものを例示している。前
記上枠材5は、本例では高さを小とした向き合う一対の
第1の上枠材5aと、高さを大とし前記フォーク差込部
3が設けられた辺と平行な一対の第2の上枠材5bとか
らなる。
【0010】前記フォーク差込部3は、前記荷載置部2
を地面から浮かして支持することにより、該荷載置部2
の下面との間にフォークリフトFのフォークf(いずれ
も図4に示す)を差し込み可能な空隙を形成する下枠材
6により形成されている。またこの下枠材6は、図2に
示す如く、その下面に溝状部7がその長さ方向に亘り形
成されるとともに、この溝状部7にはパイプ状をなす前
記第2の上枠材5bが填り込むことにより、2つのパレ
ットPを上下に積み重ねしうる。但し、上のパレットP
uと下のパレットPdとは、そのような係合以外にも、
例えば溝型鋼同士を重ね合わせるものや、L型鋼を山形
に傾け、重ね合わせるものなど種々変形しうるのは言う
までもない。
【0011】このようなパレットPは、積み重ねた際
に、上下の前記荷載置部2、2の間の高さが常に確保さ
れるため、荷を荷載置部2に載置した状態で上下に積み
重ねできる。また前記下枠材6の溝状部7と前記第2の
上枠材5bとを填め合わせるることにより、互いに位置
決めして重ね合わせしうる。なお前記縦枠材4間に囲い
壁などを配することもできる。
【0012】前記固定具Cは、本実施形態では、下のパ
レットPdの前記第2の上枠材5bと、上のパレットP
uの前記下枠材6とを挟むクランプ装置10からなるも
のが例示される。該クランプ装置10は、、図1の如
く、フォーク差込部3に各2個取り付けされ、1つのパ
レット組立体1において合計4個を用いたものを例示す
る。
【0013】図2は、前記クランプ装置10の固定状態
の斜視図、図3はその側面図をそれぞれ示している。該
クランプ装置10は、一端X側を支点として開閉自在か
つ閉止により前記第2の上枠材5bと下枠材6とを取り
囲んで固定しうる上、下のアーム11、12と、前記上
のアーム11と下のアーム12との他端Y側をロックな
いし開放しうるストッパ具14とから構成されている。
【0014】前記上のアーム11は、本例では略く字状
に折れ曲げられた鋼製の板状体からなり、前記一端X側
に透孔15を具えるとともに、他端Y側には、前記固定
状態で上に向かって折り返された折返し片11aを具え
ている。またこの折返し片11aには断面略U字状をな
す受け具16が固着されている。
【0015】また前記下のアーム12は、本例では前記
上のアーム11の透孔15を貫通しかつ前記固定状態で
略水平をなす基片12aと、この基片12aに対して略
直角で上方に向かって折り曲げられた立片12bとを含
むとともに、前記基片12aの一端X側には前記透孔1
5からの抜け止めをなす抜け止め部材17が溶接により
固着されている。これにより、上のアーム11、下のア
ーム12は、図3に一定鎖線で示す如く、前記一端X側
を支点として揺動することにより他端Y側を開閉でき
る。なおこのような構成に換えて、例えば前記上のアー
ム11と下のアーム12との一端X側をヒンジ状に結合
しても勿論良い。
【0016】前記ストッパ具14は、係止金具20と、
この係止金具20を受け金具21と係合、離脱させる操
作レバー21と、前記受け金具16とから構成される。
前記操作レバー21は、前記立片12bに設けた取り付
けベース25にピンP1にて揺動自在に固着されてい
る。また前記係止金具20は、前記操作レバー21にピ
ンP2により枢着されかつ前記受け金具16に係合しう
るように環状に形成される。
【0017】また前記操作レバー21は、前記ピンP1
を支点として矢印A方向に揺動させることにより、前記
係止金具20を前記受け金具16から離脱させ上、下の
アーム11、12を開放できる。また係止金具20を前
記受け金具16に引っ掛けた状態で操作レバー21を矢
印B方向へと押し下げることにより、係止金具20と操
作レバー21との枢支点(すなわちピンP2の中心)
が、ピンP1の中心、係止金具20と受け金具16との
接触部と一直線上に並ぶ位置(死点)をさらに超えて位
置させることができる。これにより、操作レバー21に
よるロック状態を保持しうる。なお本実施形態では、固
定具Cとしてこのようなクランプ装置10を用いたもの
を例示したが、これに限定する趣旨ではない。
【0018】次に、このようにして形成されたパレット
組立体1を用いて荷を搬送する場合について説明する。
前記クランプ装置10によって固定されたパレット組立
体1の上のパレットPuのフォーク差込部3にフォーク
リフトのフォークfを差し込んで持ち上げする。前記ク
ランプ装置10は、前記上、下のパレットPu、Pdを
強固に固定しているため、前記下のパレットPdは、前
記クランプ装置10を介して吊り上げられて持ち上げさ
れる。
【0019】このような荷役方法では、フォークリフト
Fの走行中の振動や旋回時の円心力などにより上、下の
パレットPu、Pdの係合外れを抑制し、上のパレット
Puが下のパレットPdから落下するのを効果的に防止
しうる他、パレット組立体1の全体の重心Gが図4の如
くフォークfの近傍に位置しうる結果、搬送時の荷の安
定性をも向上できる。また、パレット組立体1は、上下
のパレットPu、Pdが強固に結合されている結果、保
管時等において地震等が発生した場合においても上のパ
レットPuの落下等を効果的に防止しうる。また必要に
より、前記クランプ装置10を取り外し、個々のパレッ
トPとして用いることもでき、汎用性を損ねることもな
い。
【0020】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の発明で
は、フォーク差込部を下部側に有しかつ荷を載置した状
態で高さ方向に積み重ね可能な箱状のパレットを上下に
積み重ね、かつ前記上、下のパレットを取り外し自在な
固定具により強固に固定してなるパレット組立体として
いるため、上下に重ねられたパレットの位置ずれ、転落
などを効果的に防止でき、パレット、ひいては荷の安定
性を向上できる。
【0021】また請求項2記載の発明では、フォーク差
込部を下部側に有しかつ荷を載置した状態で高さ方向に
積み重ね可能な箱状のパレットを上下に積み重ねる工程
と、前記上、下のパレットを取り外し自在な固定具によ
り強固に固定しパレット組立体を形成する工程と、前記
固定された組立体の上のパレットのフォーク差込部にフ
ォークリフトのフォークを差し込んで持ち上げることに
より前記下のパレットを前記固定具を介して持ち上げす
る工程とを含むことにより、パレット組立体のフォーク
からの重心高さを減じ、安定性良く荷役を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のパレット組立体の斜視図である。
【図2】クランプ装置を例示する斜視図である。
【図3】その作用を説明する側面図である。
【図4】パレット組立体の荷役方法を例示する側面図で
ある。
【図5】従来の技術を説明する側面図である。
【図6】そのA部拡大図である。
【符号の説明】
1 パレット組立体 2 荷載置部 3 フォーク差込部 10 クランプ装置 C 固定具 F フォークリフト f フォーク P パレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 和幸 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 清水 義久 大阪府東大阪市水走4−9−3 オーエッ チ工業株式会社内 Fターム(参考) 3E006 AA03 BA01 CA05 DA03 DB04 EA10 3E063 AA07 AA33 BA02 CB04 EE01 FF03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォーク差込部を下部側に有しかつ荷を載
    置した状態で高さ方向に積み重ね可能な箱状のパレット
    を上下に積み重ね、 かつ前記上、下のパレットを取り外し自在な固定具によ
    り強固に固定してなるパレット組立体。
  2. 【請求項2】フォーク差込部を下部側に有しかつ荷を載
    置した状態で高さ方向に積み重ね可能な箱状のパレット
    を上下に積み重ねる工程と、 前記上、下のパレットを取り外し自在な固定具により強
    固に固定しパレット組立体を形成する工程と、 前記固定されたパレット組立体の上のパレットのフォー
    ク差込部にフォークリフトのフォークを差し込んで持ち
    上げることにより前記下のパレットを前記固定具を介し
    て持ち上げする工程とを含むことを特徴とするパレット
    組立体の荷役方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018131211A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 三協立山株式会社 パレット
JP2020500788A (ja) * 2016-11-27 2020-01-16 スペースインベーダー・エーピーエス パレット棚システムおよび物品をパレット棚システムに保管する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020500788A (ja) * 2016-11-27 2020-01-16 スペースインベーダー・エーピーエス パレット棚システムおよび物品をパレット棚システムに保管する方法
JP7277364B2 (ja) 2016-11-27 2023-05-18 スペースインベーダー・エーピーエス パレット棚システムおよび物品をパレット棚システムに保管する方法
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