JP2003335333A - リターナブルケース - Google Patents

リターナブルケース

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JP2003335333A JP2002140286A JP2002140286A JP2003335333A JP 2003335333 A JP2003335333 A JP 2003335333A JP 2002140286 A JP2002140286 A JP 2002140286A JP 2002140286 A JP2002140286 A JP 2002140286A JP 2003335333 A JP2003335333 A JP 2003335333A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リターナブルケースの解体時に前後の側部材
も外さずに折り畳むことができ、荷扱いはハンドリフト
でも行えるようにする。 【解決手段】 底部材1と、内方に折り畳み可能な左右
の側部材2L、2Rと、長手方向を境として二つ折り可
能な前後の側部材3F、3Bとから形成されるリターナ
ブルケースにおいて、前後の側部材3F、3Bは底部材
1に対して二つ折りの状態で内方に折り畳み可能に形成
するに加えて着脱可能に形成する。底部材1に設ける一
対の爪挿入口1fは、横幅(間口幅)を広く形成し、且
つ爪挿入口1fを形成する部材の下方を開口する。これ
により、フォークリフトのみならずハンドリフトによっ
ても荷扱いすることができる。左右の側部材2L、2R
と前後の側部材3F、3Bの結合はロック部材4により
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物搬送前に組み
立て、搬送後は折り畳んで返還(リターン)することに
より繰り返し使用を可能としたリターナブルケースに関
する。
【0002】
【従来の技術】上記リターナブルケースは、従来より種
々の形態のものが知られており、例えば本出願人に係る
先願が特開平9−39954号として既に公開されてい
る。この既公開のリターナブルケースは、図18(a)
に示すように底部材1と、左右の側部材2L、2Rと、
前後の側部材3F、3Bとから構成されている。そし
て、左右の側部材2L、2Rは底部材1に対して下端部
を支点として回動し、搬送後に内方に折り畳めるように
してあり、前後の側部材3F、3Bは底部材1に対して
着脱可能に形成されている。更に、左右の側部材2L、
2Rと前後の側部材3F、3Bとは、接合端部がロック
部材4により結合できるように構成されている。
【0003】このリターナブルボックスは、搬送前にボ
ルト等の止め具を用いずに簡単に組み立てることがで
き、搬送後の折り畳みも容易にでき、しかも荷物を安全
に搬送できることから非常に使い勝手の良いものとなっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
リターナブルボックスは次に述べるようないくつかの問
題点が生じた。 (1)前後の側部材3F、3Bは、ヒンジにより長手方
向を境として二つ折り可能に形成されており、解体時に
底部材1から分離して二つ折りの状態で底部材1の上に
前後に並べて載置できるが、この際分離せずに二つ折り
の状態のまま折り畳める構造にした方が取り扱い上便利
である。 (2)底部材1にはフォークリフトの爪を挿入する一対
の爪挿入口1fが設けられており、フォークリフトによ
り荷扱いできるが、ハンドリフトの爪間隔はフォークリ
フトの爪間隔より狭いためハンドリフトによる荷扱いは
できない。 (3)ロック部材4は、図18(b)のように施錠位置
Pと開錠位置Qとを移動するロックピン4aと、このロ
ックピン4aを保持する金具4bの先端部に取り付けら
れた断面略コ字型の嵌合部4cを備え、この嵌合部4c
に左右の側部材2L、2Rの縦枠材2bを嵌め込み、こ
の縦枠材2bに設けた孔にロックピン4aを挿通して施
錠する構造になっているが、搬送中加わる振動によりロ
ックピン4aが施錠位置Pから外れやすい。又、解体時
には、嵌合部4cが前後の側部材3F、3Bより外方に
突出しているため邪魔になり、或は他の部材に接触して
変形・破損が生じ、他の部材も傷付けやすい等の事態が
発生する。 (4)底部材1の四隅部には左右の側部材2L、2Rの
縦枠材を枢支する断面コ字型のブラケット5が立設さ
れ、このブラケット5の上端部は、解体時に前後の側部
材3F、3B及び左右の側部材2L、2Rを折り畳んで
底部材1の上に重ね置きした場合に上方に突出する。こ
のブラケット5の突出部分を、解体して折り畳んだ他の
リターナブルケースの底部材下面側における凹部(底部
材1の縦枠材1aと、横枠材1bと、断面L型の補強金
具14とで囲まれた箇所)に挿入することにより複数の
解体リターナブルケースを段積みする。そして、この段
積み状態にてフォークリフトで移動させるが、その際リ
ターナブルケース間に隙間が生じているため、フォーク
リフトで持ち上げるとリターナブルレースが略山形に変
形しやすい問題があった。
【0005】本発明者は、このような従来のリターナブ
ルケースにおける問題点に鑑みて鋭意研究した結果、上
記(1)〜(4)を解決すべき手段を創案して本発明を
完成するに至った。そこで、本発明は、解体時に前後の
側部材3F、3Bを底部材1から外さずに二つ折りの状
態で折り畳むことができ、荷扱いはフォークリフトのみ
ならずハンドリフトでも行えるようにし、ロック部材4
を改良して搬送中に振動が加わってもロックが外れない
ようにすると共に、先端から突出する嵌合部4cを廃止
して邪魔にならないようにし、返還時に段積みしてフォ
ークリフトで持ち上げても山形に変形しないようにした
リターナブルケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、底部材と、この底
部材に対して内方に折り畳み可能に設けられた左右の側
部材と、底部材に対して着脱可能で且つ長手方向を境と
して二つ折り可能に形成された前後の側部材とを備え、
前記左右の側部材と前後の側部材との当接端部をロック
部材により掛け外し可能に設けられたリターナブルケー
スにおいて、前記前後の側部材は、それぞれ下端部を底
部材に枢支することにより内方に折り畳み可能に形成し
たことを特徴とする。これにより、解体時に前後の側部
材を底部材から外すことなく、二つ折りの状態で内方に
折り畳むことができる。
【0007】本発明の目的を達成するための他の手段と
して、請求項2の発明は、前記底部材は一対の爪挿入口
を有し、この爪挿入口はフォークリフトの爪及びハンド
リフトの爪をいずれも挿入し得る大きさに設定され、且
つ爪挿入口を形成する部材の下方がそれぞれ開口してい
ることを特徴とする。これにより、底部材の爪挿入口は
フォークリフト及びハンドリフトの両方の爪を挿入でき
る兼用型としたので、どちらを用いても荷扱いすること
ができる。又、爪挿入口を形成する部材の下方が開口し
ているため、ハンドリフトの爪の先端部に設けられてい
るローラが接地することができる。
【0008】本発明の目的を達成するための他の手段と
して、請求項3の発明は、前記前後の側部材は、下端部
に一対の係合棒が取り付けられ、この係合棒を前記底部
材に設けられた一対の受け支部材に嵌めた時には、前後
の側部材が当該受け支部材を支点として回動し、係合棒
を受け支部材から外した時には、前後の側部材を底部材
から取り外しできるようにしたことを特徴とする。これ
により、前後の側部材は底部材に対して内方へ折り畳む
ことが可能であることに加えて、底部材から取り外すこ
ともできる。
【0009】本発明の目的を達成するための他の手段と
して、請求項4の発明は、前記前後の側部材の下端部に
取り付けられた一対の係合棒は、いずれか一方の係合棒
の長さが他方の係合棒の長さより短く設定されているこ
とを特徴とする。これにより、底部材に対する前後の側
部材を着脱する際に、その着脱作業を簡単に行うことが
できる。
【0010】本発明の目的を達成するための他の手段と
して、請求項5の発明は、前記ロック部材は、前後の側
部材の端部に保持部材を介して取り付けられたスライド
棒と、このスライド棒の先端に設けられた折曲部とを有
し、この折曲部を左右の側部材における縦枠材に設けら
れた係合用長孔に貫通すると共に、スライド棒を90度
軸回転することで施錠し、この施錠状態からスライド棒
を90度逆方向に軸回転させて長孔から抜くことで開錠
するように形成したことを特徴とする。これにより、従
来のロック部材における嵌合部を廃止することができ
る。
【0011】本発明の目的を達成するための他の手段と
して、請求項6の発明は、前記保持部材はバネ性を付与
した固定部が設けられ、この固定部に対してスライド棒
を嵌め外し可能に形成したことを特徴とする。これによ
り、施錠時にはスライド棒が保持部材の固定部に固定さ
れ、搬送中に振動が加わってもスライド棒が外れ難くな
る。
【0012】本発明の目的を達成するための他の手段と
して、請求項7の発明は、前記前後の側部材の縦枠材
は、左右の側部材の縦枠材との間に前記ロック部材の開
錠時にスライド棒の先端折曲部が収まるように隙間を設
けたことを特徴とする。これにより、開錠時にスライド
棒の先端折曲部が左右の側部材より外方に突出せず、前
後の側部材を内方に折り畳む際に邪魔にならない。
【0013】本発明の目的を達成するための他の手段と
して、請求項8の発明は、前記底部材は四隅部に、左右
の側部材の縦枠材を枢支する枢支部材が立設され、この
枢支部材の上端部は、前後の側部材及び左右の側部材を
折り畳んで重ね合わせた時にその上端面より上方に突出
し、この突出量は折り畳んだ他のリターナブルケースを
段積みする際に底部材の下面側四隅部に設けられた嵌合
用凹部の深さに合致させたことを特徴とする。これによ
り、折り畳んだリターナブルケースを段積みすると、上
下のリターナブルケース間に隙間が生じることはなく、
フォークリフトで持ち上げても山形に変形することがな
くなる。
【0014】更に、本発明の目的を達成するための他の
手段として、請求項9の発明は、前記嵌合用凹部におい
て、底部材を形成している枠部材の開口端部を塞ぐ保護
板が、を凹部の上方に向けて傾斜状態に取り付けられた
ことを特徴とする。これにより、段積み時に枢支部材の
上端突出部を凹部内に挿入する際に、枠部材の開口端部
が保護板により保護され、且つ当該保護板がガイドとな
るため枢支部材の上端突出部の挿入がしやすくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るリターナブル
ケースの実施形態を添付図面に基づいて説明する。本実
施形態の説明において、上記リターナブルケースに対応
する部材は上記と同じ符号を付ける。
【0016】図1は本発明に係る金属製リターナブルケ
ースの全体外観図であり、底部材1と、この底部材1に
下部が枢支されて内方に折り畳み可能に形成された左右
の側部材2L、2Rと、長手方向を境として二つ折り可
能に形成され、底部材1に対して着脱可能であると共に
底部材1に下部が枢支されて内方に折り畳み可能に形成
された前後の側部材3F、3Bとから構成され、左右の
側部材2L、2Rと、前後の側部材3F、3Bは接合端
部においてロック部材4にて結合された構造になってい
る。
【0017】上記底部材1は、角筒管からなる縦枠材1
aと横枠材1bと、長手方向に差し渡して固定した複数
の横桟材1c(図2)とから基台が形成されると共に、
この基台の上に鉄板1dを敷設して構成されている。
【0018】図2は底部材1を底面側見た一部の斜視図
であり、横枠材1bに断面略コ字型の縦桟材1eを差し
渡して取り付け、その両端部をフォークリフト又はハン
ドリフトの爪挿入口1fとしてある。この場合、横桟材
1cと直交する部分を除いて縦桟材1eは下方に開口す
るようにしてあり、又その直交部分には板材を溶接して
横桟材1cを補強してある。
【0019】図3(a)は爪挿入口1fを正面側から見
た図であり、底部材1の横枠材1bに一対設けられてお
り、各爪挿入口1fの横幅W(間口幅)は図3(b)に
示す従来の爪挿入口1fの横幅wより大きく(w<W)
形成してある。又、縦桟材1eの断面形状を従来のもの
と変えることで前記のように下方に開口する幅を従来よ
りも大きくしてある。これにより、本発明の場合は、爪
挿入口1fにフォークリフトの爪を挿入できるのみなら
ず、図4のようにフォークリフトの爪間隔より狭いハン
ドリフトYの爪も挿入できる。更に、通常ハンドリフト
の爪の先端部には図示しないローラが取り付けられてい
るが、本発明の場合は、縦桟材1eの下方が広幅で下方
に開口しているため、爪挿入後にローラが接地してハン
ドリフトYによる持ち上げが可能となっている。つま
り、フォークリフトでもハンドリフトYでも荷扱いをす
ることができる。
【0020】図5は本発明に係るリターナブルケースの
側面図であり、右の側部材2R(左の側部材2Lも同
様)は、角筒管と丸棒で略格子状に形成され、補強用の
筋交い部材2aがV型に取り付けられている。尚、筋交
い部材はV型に限らず、X型に交差させて取り付ける場
合もある。
【0021】図6は図5におけるA部の一部破断拡大図
であり、側部材2Rの縦枠材2bの下端部が底部材1の
四隅部に立設された断面コ字型ブラケット状の枢支部材
5に枢支され、底部材1に対して内方に折り畳み可能に
取り付けられている。即ち、側部材2Rの縦枠材2bの
下端部には孔が対設され、この縦枠材2bの下端部を枢
支部材5に嵌め込み、枢支部材5に対設されたガイド孔
5a(図17)の一方から軸棒6を挿通しその先端ネジ
部にナット7を締着してある。これにより、側部材2R
を持ち上げると、軸棒6がガイド孔5aの垂直部に沿っ
て上昇し、次いで側部材2Rを内方に倒して軸棒6をガ
イド孔5aの傾斜部に移動させると、その軸棒6を支点
として側部材2Rを回転させて底部材1上に折り畳むこ
とができる。尚、枢支構造は軸棒6とナット7に限定さ
れず、リベット状のピンと割りピンとで構成することも
できる。
【0022】又、これとは逆に折り畳み状態から側部材
2Rを起こして外方に回転させ、軸棒6をガイド孔5a
の傾斜部から垂直部に移動させれば縦枠材2bが枢支部
材5に嵌まり込み、側部材2Rを起立状態に戻すことが
できる。
【0023】図7は本発明に係るリターナブルケースの
正面図であり、前の側部材3F(後の側部材3Bも同
様)は、角筒管と丸棒で略格子状に形成され、上半部3
aと下半部3bとが2個のヒンジ7で連結され、このヒ
ンジ7を介して上半部3aが外方に回転して折り畳める
ようにしてある。即ち、側部材3Fは長手方向を境にし
て二つ折り可能となっている。
【0024】又、下部材3bは底部材1に対して回転可
能に枢支され、且つ着脱可能になっている。下部材3b
の下端部には図7に一部拡大図で示すようにL型の係合
棒8が左右端部寄りに2個同じ向きに突設してある。こ
れらの係合棒8に対応する受け支部材10(図8)が底
部材1に設けられている。
【0025】図8(a)は図7におけるB部の拡大平面
図であり、底部材1の横枠材1bの上に固定された補助
横桟材1gの一部を所定の長さで切欠き、この切欠部1
hの一方(左側)の端部には切欠部1hの長さの約半分
を覆うようにして平板材9を補助横桟材1gの側面に固
定し、切欠部1hの他方(右側)の端部には図8(b)
に示すように係合棒8を挿入し得る円筒状の受け支部材
10が固定されている。そして、切欠部1hの左端面と
受け支部材10の先端面との間の距離Lは、係合棒8の
水平部の長さと同じか或はそれより少し大きく設定され
ている。又、左右の係合棒8のうち、右の係合棒の水平
部長さは、左の係合棒の水平部長さより少し短く設定さ
れている。
【0026】従って、側部材3Fの係合棒8を底部材1
の切欠部1hに合わせるようにして前方から嵌め込み、
平板材9に当てると共にその状態を保持して側部材3F
を右方にスライドさせると、係合棒8が受け支部材10
に嵌まり込み、これにより、側部材3Fを底部材1に嵌
着することができる。この嵌着の際、上記のように係合
棒8の水平部の長さが左右で異なり、右の係合棒の方が
若干短いため嵌着作業が容易にできる。
【0027】このようにして底部材1に側部材3Fを取
り付けた後は、受け支部材10を支点として側部材3F
を係合棒8を介して回転させることができ、前記のよう
に側部材3Fを二つ折りの状態で底部材1の上に折り畳
むことができる。この時、係合棒8の垂直部は平板材9
と受け支部材10との間の隙間Sに収容される。
【0028】又、これとは逆に折り畳み状態から側部材
3Fを外方に回転して起立させ、左方にスライドさせて
係合棒8を受け支部材10から抜けば側部材3Fを底部
材1から取り外すことができる。側部材3Fを取り外し
可能にしたのは、後記するリターナブルケースに対する
荷物の出し入れが容易にできるようにするためである。
【0029】更に、側部材3Fにおける上半部3aの上
部及び下半部3bの上部の両端には、ロック部材4がそ
れぞれ取り付けられている。これら4個のロック部材4
は同じ構成であるから、そのひとつ例えば上半部3aの
上部右側のロック部材4について説明する。
【0030】図9(a)は図7におけるD部の概略拡大
図であり、ロック部材4はスライド棒11と、このスラ
イド棒11を保持する保持部材12とから構成され、ス
ライド棒11の先端には折曲部11aが設けられ、この
折曲部11aを左右の側部材(図では右の側部材2R)
における縦枠材2bに設けられた係合用長孔2cに貫通
すると共に、図9(b)のようにスライド棒11を90
度軸回転することで施錠し、この施錠状態からスライド
棒11を90度逆方向に軸回転させて長孔2cに合わせ
て抜くことで開錠する。
【0031】又、スライド棒11の基部にはU字型のハ
ンドル11bが取り付けられ、このハンドル11bによ
りスライド棒11のスライド及び軸回転操作が簡単にで
き、且つハンドル11bと保持部材12との係合により
スライド棒11の位置を規制すると共にスライド棒11
を施錠位置又は開錠位置に確実に保持できるようにして
ある。
【0032】上記保持部材12は、側部材3Fの上枠材
3c(詳しくは上半部3aの上枠材)に固定され、図1
0(a)、(b)に示すように垂直基板12aとその両
端部に立ち上げられた折曲片12bとを備え、折曲片1
2bにはスライド棒11を貫通させる通孔12cが対設
され、垂直基板12aの下部を切り欠き、その切欠部1
2dの両端部を湾曲状に立ち上げて弾性力を付与するこ
とで断面略コ字型の固定部12eが対設されている。こ
の固定部12eには、スライド棒11のハンドル11b
を嵌め外しすることができる。図9(a)ではハンドル
11bが右側の固定部12eに嵌着することで固定さ
れ、施錠状態を保持する状態を示している。
【0033】一方、施錠状態からハンドル11bを手前
側に引くと、ハンドル11bが保持部材12の固定部1
2eから外れ、続いてハンドル11bを上向きに90度
回転させると、スライド棒11の先端折曲部11aが図
9(b)に仮想線で示す位置に回転する。この状態から
更にハンドル11bを左方に移動させると、スライド棒
11の折曲部11aが側部材2Rの長孔2cを通過して
抜けることで開錠する。開錠後に、ハンドル11bを下
向きに90度回転させ、今度は左側の固定部12eにハ
ンドルを押し込めば、ハンドル11bが嵌着して固定さ
れる。この時、側部材3F側の縦枠材3d(詳しくは上
半部3aの縦枠材)は、側部材2R側の縦枠材2bとの
間にスライド棒11の先端折曲部11aが収まるように
隙間Tが設けられているため、ハンドル11bの回転動
作を確実に行え、且つ先端折曲部11aが側部材3Fよ
り外方に突出せず、側部材3Fを内方に折り畳む際に邪
魔にならない。尚、側部材3F側の縦枠材3dには、ス
ライド棒11を挿通するための通孔3eが設けられてい
る。
【0034】図11は保持部材の他の実施形態であり、
この場合は図11(a)、(b)のように垂直基板11
2aの下部を切り欠かずに、帯板材112dを取り付け
その両端部を湾曲状に立ち上げて弾性力を付与すること
で断面略コ字型の固定部112eを対設した構成のもの
である。この固定部112eに対してスライド棒11の
ハンドル11bを嵌め外しすることができる。尚、垂直
基板112a両端部の折曲片112bには、スライド棒
11を貫通させるための通孔112cが対設されてい
る。
【0035】上記のようにロック部材4を介して前後の
側部材3F、3Bを左右の側部材2L、2Rに連結でき
るが、荷物をリターナブルケースに積み込む時は前の側
部材3Fは外した状態にしておく。即ち、底部材1と左
右の側部材2L、2Rと後の側部材3Bとで底部材1の
外周三方を取り囲んだ状態にし、この状態において荷物
を積み込めば作業がしやすくなる。積み込み終了後に、
前の側部材3Fを上記の要領にて底部材1に取り付け、
且つロック部材4で左右の側部材2L、2Rに連結する
ことによりリターナブルケースを完全な形態にすること
ができる。そして、積載後のリターナブルケースを移動
し又はコンテナ等に搬入する際には、上記底部材1の爪
挿入口1fを利用してフォークリフト又はハンドリフト
Yにより行う。
【0036】次に、リターナブルケースの受け荷側での
折り畳み作業について説明する。受け荷側では、通常前
の側部材3Fにおけるロック部材4を開錠すると共に、
底部材1から外してリターナブルケースの前方を開口
し、荷物を下ろす。
【0037】この後、空になったリターナブルケースに
対して前の側部材3Fを底部材1に取り付け、その側部
材3Fを図12のように二つ折りしながら内方に折り畳
み、底部材1の鉄板1d上に載置する。引き続いて、後
の側部材3Bについてロック部材4を開錠すると共に、
側部材3Fと同様に二つ折りしながら内方に折り畳み、
底部材1の鉄板1d上に載置する。これにより、底部材
1の鉄板1d上に2つの側部材3F、3Bを前後に並べ
て載置することができる。
【0038】側部材3F、3Bを折り畳んだ後、図13
のように左右の側部材2L、2Rを内方に折り畳んで側
部材3F、3Bの上に載置する。これにより、図14の
ようにリターナブルケースをほぼ平面状に折り畳むこと
ができる。
【0039】リターナブルケースをほぼ平面状に折り畳
むと、図15に示すように底部材1の四隅部に立設され
ているブラケット状の枢支部材5の上端部が、折り畳ん
だ左右の側部材2L、2Rの上面より図17(a)のよ
うに所要の高さH分だけ突出する。
【0040】この枢支部材5の突出は、折り畳んだリタ
ーナブルケースを複数段積みするためであり、底部材1
の四隅部の下面側には枢支部材5の上端部を嵌め込む凹
部が設けられている。即ち、この凹部13は図17
(a)及びそれを下面側から見た図17(b)に示すよ
うに、底部材1の縦枠材1aと横枠材1bと、底部材1
の角隅部に取り付けた断面L型の補強金具14とにより
形成されている。この場合、縦枠材1bを横枠材1aよ
り高さを低く設定し、その高さの低い部分を補強金具1
4で囲んで凹部13を形成し、且つその凹部13の深さ
h(高さの差)を枢支部材5の突出高さHに合致(h=
H)させてある。従って、図16のように折り畳んだリ
ターナブルケースを段積みした時に、枢支部材5の突出
上端部を底部材1の凹部13内に嵌め込むと、上下のリ
ターナブルケース間に隙間が生じない。これにより、複
数段(通常10段以上)積み重ねてフォークリフト等で
荷扱いする際に、リターナブルケースが山形に変形する
のを未然に防止することができる。
【0041】又、上記縦部材1bが横枠材1aより高さ
が低く設定されることにより、横部材1aの開口下端部
が凹部13内に露出するが、この開口下端部を塞ぐ保護
板15が凹部13の上方に向けて傾斜状態にして横部材
1aに取り付けられている。これにより、枢支部材5の
突出端部を嵌め込む際に、保護板15がガイド作用をな
すので凹部13内に挿入しやすくなると共に、横枠材1
aの下端部の破損や変形等を防止することができる。
【0042】このようにしてリターナブルケースは段積
み状態にて荷送り側に返還される。返還されたリターナ
ブルケースは、再度組み立てて再使用される。リターナ
ブルケースの組み立て時には、左右の側部材2L、2R
を外方に回転させて起立させ、前後の側部材3F、3B
も外方に回転させると共に、上半部3aと下半部3bを
同一平面に戻し、ロック部材4により左右の側部材2
L、2Rに結合することにより容易に組み立てることが
できる。組み立てたリターナブルケースに荷物を積載す
る際は、前の側部材3Fのみ底部材1から取り外す。
尚、リターナブルケースの上方開口部から荷物をクレー
ン等によって積載するような時には、前の側部材3Fを
取り外さなくてもよい場合がある。
【0043】尚、上記実施形態のリターナブルケースで
は、側部材は略格子状に形成されたものであったが、こ
れに限定されずに例えばパネルで覆った側部材であって
も実施することが可能であり、又底部材は鉄板を敷設し
たものであったが、これに限定されずに例えば略格子状
に形成された底部材であっても実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1のリターナブルケースによれば、底部材と、この底
部材に対して内方に折り畳み可能に設けられた左右の側
部材と、底部材に対して着脱可能で且つ長手方向を境と
して二つ折り可能に形成された前後の側部材とを備え、
前記左右の側部材と前後の側部材との当接端部をロック
部材により掛け外し可能に設けられたリターナブルケー
スにおいて、前記前後の側部材は、それぞれ下端部を底
部材に枢支することにより内方に折り畳み可能に形成し
たので、解体時に前後の側部材を底部材から外すことな
く、二つ折りの状態で内方に折り畳むことができる。
【0045】本発明に係る請求項2のリターナブルケー
スによれば、前記底部材は一対の爪挿入口を有し、この
爪挿入口はフォークリフトの爪及びハンドリフトの爪を
いずれも挿入し得る大きさに設定され、且つ爪挿入口を
形成する部材の下方がそれぞれ開口しているので、底部
材の爪挿入口はフォークリフト及びハンドリフトの両方
の爪を挿入でき、どちらを用いても荷扱いすることがで
きる。
【0046】本発明に係る請求項3のリターナブルケー
スによれば、前記前後の側部材は、下端部に一対の係合
棒が取り付けられ、この係合棒を前記底部材に設けられ
た一対の受け支部材に嵌めた時には、前後の側部材が当
該受け支部材を支点として回動し、係合棒を受け支部材
から外した時には、前後の側部材を底部材から取り外し
できるようにしたので、左右の側部材は底部材に対して
内方へ折り畳むことが可能であることに加えて、底部材
から取り外すこともできる。
【0047】本発明に係る請求項4のリターナブルケー
スによれば、前記前後の側部材の下端部に取り付けられ
た一対の係合棒は、いずれか一方の係合棒の長さが他方
の係合棒の長さより短く設定されているので、底部材に
対する左右の側部材を着脱する際に、その着脱作業を簡
単に行うことができる。
【0048】本発明に係る請求項5のリターナブルケー
スによれば、前記ロック部材は、前後の側部材の端部に
保持部材を介して取り付けられたスライド棒と、このス
ライド棒の先端に設けられた折曲部とを有し、この折曲
部を左右の側部材における縦枠材に設けられた係合用長
孔に貫通すると共に、スライド棒を90度軸回転するこ
とで施錠し、この施錠状態からスライド棒を90度逆方
向に軸回転させて長孔から抜くことで開錠するように形
成したので、従来のロック部材における突出嵌合部を廃
止することができる。
【0049】本発明に係る請求項6のリターナブルケー
スによれば、前記保持部材はバネ性を付与した固定部が
設けられ、この固定部に対してスライド棒を嵌め外し可
能に形成したので、施錠時にはスライド棒が保持部材の
固定部に固定され、搬送中に振動が加わってもスライド
棒が開錠位置側に移動せずロックが外れ難くなる。
【0050】本発明に係る請求項7のリターナブルケー
スによれば、前記前後の側部材の縦枠材は、左右の側部
材の縦枠材との間に前記ロック部材の開錠時にスライド
棒の先端折曲部が収まるように隙間を設けたので、開錠
時にスライド棒の先端折曲部が左右の側部材より外方に
突出せず、前後の側部材を内方に折り畳む際に邪魔にな
らない。
【0051】本発明に係る請求項8のリターナブルケー
スによれば、前記底部材は四隅部に、左右の側部材の縦
枠材を枢支する枢支部材が立設され、この枢支部材の上
端部は、前後の側部材及び左右の側部材を折り畳んで重
ね合わせた時にその上端面より上方に突出し、この突出
量は折り畳んだ他のリターナブルケースを段積みする際
に底部材の下面側四隅部に設けられた嵌合用凹部の深さ
に合致させたので、折り畳んだリターナブルケースを段
積みすると、上下のリターナブルケース間に隙間が生じ
ることはなく、フォークリフトで持ち上げても山形に変
形することがなくなる。
【0052】更に、本発明に係る請求項9のリターナブ
ルケースによれば、前記嵌合用凹部において、底部材を
形成している枠部材の開口端部を塞ぐ保護板が、凹部の
上方に向けて傾斜状態に取り付けられたので、段積み時
に枢支部材の上端突出部を凹部内に挿入しても、枠部材
の開口端部が保護板により保護され、且つ当該保護板が
ガイドとなるため枢支部材の上端突出部の挿入がしやす
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリターナブルケースの実施形態を
示す全体外観図である。
【図2】本発明の実施形態によるリターナブルケースの
底部材を底面側から見た一部の斜視図である。
【図3】(a)は本発明の実施形態によるリターナブル
ケースの爪挿入口を正面側から見た概略図であり、
(b)は従来のリターナブルケースの爪挿入口を正面側
から見た概略図である。
【図4】本発明の実施形態によるリターナブルケースを
ハンドリフトで荷扱いする場合の外観図である。
【図5】本発明の実施形態によるリターナブルケースの
概略側面図である。
【図6】図5におけるA部の一部破断拡大図である。
【図7】本発明の実施形態によるリターナブルケースの
概略正面図である。
【図8】(a)は図7におけるB部の拡大平面図であ
り、(b)はそのC−C線概略断面図である。
【図9】(a)は図7におけるD部の概略拡大図であ
り、(b)はその概略側面図である。
【図10】本発明の実施形態によるリターナブルケース
のロック部材における保持部材の正面図であり、(b)
はそのE−E線断面図である。
【図11】(a)は保持部材の他の実施形態を示す正面
図であり、(b)はそのF−F線断面図である。
【図12】本発明の実施形態によるリターナブルケース
の前の側部材を二つ折りして内方に折り畳む様子を示す
外観図である。
【図13】本発明の実施形態によるリターナブルケース
の左右の側部材を内方に折り畳む様子を示す外観図であ
る。
【図14】本発明の実施形態によるリターナブルケース
を折り畳んだ状態を示す外観図である。
【図15】本発明の実施形態によるリターナブルケース
を折り畳んだ状態を示す正面図である。
【図16】本発明の実施形態によるリターナブルケース
を2段積みした状態を示す正面図である。
【図17】(a)は図15におけるG部の一部破断概略
拡大図であり、(b)はその底面図である。
【図18】従来のリターナブルケースを示すもので、
(a)は全体の外観図であり、(b)はそのZ部の概略
拡大図である。
【符号の説明】 1…底部材 1e…爪挿入口 2L、2R…左右の側部材 2b…縦枠材 2e…長孔 3F、3B…前後の側部材 3d…縦枠材 4…ロック部材 5…枢支部材 8…係合棒 10…受け支部材 11…スライド棒 11a…折曲部 12…保持部材 12e…固定部 13…凹部 15…保護板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E006 AA01 BA01 CA05 DA03 DB05 3E061 AA06 AB04 CA06 CA12 DA05 DA06 DB14 DB17 3E063 AA08 BA01 BB01 CA09 CA26 CB05 CC03 CC07 CC09 CD05 CD08 EE01 EE09 FF03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部材と、この底部材に対して内方に折り
    畳み可能に設けられた左右の側部材と、底部材に対して
    着脱可能で且つ長手方向を境として二つ折り可能に形成
    された前後の側部材とを備え、前記左右の側部材と前後
    の側部材との当接端部をロック部材により掛け外し可能
    に設けられたリターナブルケースにおいて、前記前後の
    側部材は、それぞれ下端部を底部材に枢支することによ
    り内方に折り畳み可能に形成したことを特徴とするリタ
    ーナブルケース。
  2. 【請求項2】前記底部材は一対の爪挿入口を有し、この
    爪挿入口はフォークリフトの爪及びハンドリフトの爪を
    いずれも挿入し得る大きさに設定され、且つ爪挿入口を
    形成する部材の下方がそれぞれ開口していることを特徴
    とする請求項1記載のリターナブルケース。
  3. 【請求項3】前記前後の側部材は、下端部に一対の係合
    棒が取り付けられ、この係合棒を前記底部材に設けられ
    た一対の受け支部材に嵌めた時には、前後の側部材が当
    該受け支部材を支点として回動し、係合棒を受け支部材
    から外した時には、前後の側部材を底部材から取り外し
    できるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のリターナブルケース。
  4. 【請求項4】前記前後の側部材の下端部に取り付けられ
    た一対の係合棒は、いずれか一方の係合棒の長さが他方
    の係合棒の長さより短く設定されていることを特徴とす
    る請求項3記載のリターナブルケース。
  5. 【請求項5】前記ロック部材は、前後の側部材の端部に
    保持部材を介して取り付けられたスライド棒と、このス
    ライド棒の先端に設けられた折曲部とを有し、この折曲
    部を左右の側部材における縦枠材に設けられた係合用長
    孔に貫通すると共に、スライド棒を90度軸回転するこ
    とで施錠し、この施錠状態からスライド棒を90度逆方
    向に軸回転させて長孔から抜くことで開錠するように形
    成したことを特徴とする請求項1記載のリターナブルケ
    ース。
  6. 【請求項6】前記保持部材はバネ性を付与した固定部が
    設けられ、この固定部に対してスライド棒を嵌め外し可
    能に形成したことを特徴とする請求項5記載のリターナ
    ブルケース。
  7. 【請求項7】前記前後の側部材の縦枠材は、左右の側部
    材の縦枠材との間に前記ロック部材の開錠時にスライド
    棒の先端折曲部が収まるように隙間を設けたことを特徴
    とする請求項5又は請求項6記載のリターナブルケー
    ス。
  8. 【請求項8】前記底部材は四隅部に、左右の側部材の縦
    枠材を枢支する枢支部材が立設され、この枢支部材の上
    端部は、前後の側部材及び左右の側部材を折り畳んで重
    ね合わせた時にその上端面より上方に突出し、この突出
    量は折り畳んだ他のリターナブルケースを段積みする際
    に底部材の下面側四隅部に設けられた嵌合用凹部の深さ
    に合致させたことを特徴とする請求項1記載のリターナ
    ブルケース。
  9. 【請求項9】前記嵌合用凹部において、底部材を形成し
    ている枠部材の開口端部を塞ぐ保護板が、凹部の上方に
    向けて傾斜状態に取り付けられたことを特徴とする請求
    項8記載のリターナブルケース。
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