JP2002103728A - 記録装置およびその制御方法 - Google Patents

記録装置およびその制御方法

Info

Publication number
JP2002103728A
JP2002103728A JP2000297610A JP2000297610A JP2002103728A JP 2002103728 A JP2002103728 A JP 2002103728A JP 2000297610 A JP2000297610 A JP 2000297610A JP 2000297610 A JP2000297610 A JP 2000297610A JP 2002103728 A JP2002103728 A JP 2002103728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image
information
unit
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000297610A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Ito
達夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000297610A priority Critical patent/JP2002103728A/ja
Publication of JP2002103728A publication Critical patent/JP2002103728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙などの被記録媒体を収容した収容体から
取得した情報を活用して、画像の記録に必要な情報を簡
易に設定することができる記録装置およびその制御方法
を提供すること。 【解決手段】 被記録媒体としての用紙を収容した着脱
可能な用紙パックを用い、プリント手段1700によっ
て用紙に画像を記録する記録装置であって、用紙パック
から、その用紙パックに収容されている用紙に関する情
報を取得する用紙パック情報取得手段1600と、その
用紙パック情報取得手段1600によって取得された情
報に基づいて、画像を記録するために必要な情報を設定
する情報処理手段1100と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録媒体を収容
した収容体を用い、その収容体の被記録媒体に画像を記
録する記録装置、およびその制御方法に関するものであ
る。
【0002】本発明は、画像処理機能をもつ種々の記録
装置に対しても広く適用することができ、そのような記
録装置は、記録機能(以下、「プリント機能」ともいう)
をもつ画像処理装置と称することもできる。例えば、撮
影した画像を再生してプリントする機能を有する画像処
理装置、撮影した画像を加工してプリントする機能を有
する画像処理装置、撮影した動画を静止画に切り出して
プリントする機能を有する画像処理装置を挙げることが
できる。また、撮影動作を行う以外に、プリント可能と
なる画像の取り込みが可能であればよく、ネットワーク
を介して画像を受信してプリントする機能を有する画像
処理装置、PC(パーソナルコンピュータ)から画像を
取り込んでプリントする機能を有する画像処理装置、メ
モリ媒体以外の記憶媒体から画像を取り込んでプリント
する機能を有する画像処理装置、画像読取り装置を用い
て画像を取り込んでからプリントする機能を有する画像
処理装置に対して本発明は適用可能である。
【0003】本発明を適用可能な機器の具体例として
は、プリンタ一体型カメラ、プリンタに接続可能なカメ
ラ、プリンタ一体型ビデオレコーダ、プリンタに接続可
能なビデオレコーダ、プリンタに接続可能なカメラ内蔵
の情報機器、プリンタに接続可能なカメラ内蔵の通信機
器、プリンタに接続されたカメラ内蔵のPC、カード型
のカメラをコントロールするプリンタに接続可能なP
C、および遠隔操作可能なカメラをコントロールするプ
リンタに接続可能な情報機器を挙げることができる。
【0004】
【従来の技術】従来より、例えば、カメラの撮像機能を
利用して取得したデジタル画像の記録方法としては、以
下のような方法があった。
【0005】(1)カメラの撮影機能を用いて取得した
デジタル画像を格納メディアに格納し、この格納メディ
アを介して、PC(パーソナルコンピュータ)へデジタ
ル画像をダウンロードし、そのPC上にて、そのデジタ
ル画像を管理および加工してから、プリンタへ出力して
記録する。
【0006】(2)カメラの撮影機能を用いて取得した
デジタル画像を格納メディアに格納し、PCに接続した
ケーブルを介して、PCへデジタル画像をダウンロード
し、そのPC上にて、そのデジタル画像を管理および加
工してから、プリンタへ出力して記録する。
【0007】(3)カメラの撮影機能を用いて取得した
デジタル画像を格納メディアに格納し、赤外線通信を介
して、PCへデジタル画像をダウンロードし、そのPC
上にて、そのデジタル画像を管理および加工してから、
プリンタへ出力して記録する。
【0008】(4)カメラの撮影機能を用いて取得した
デジタル画像を格納メディアに格納し、ネットワークを
介して、PCへデジタル画像をダウンロードし、そのP
C上にて、そのデジタル画像を管理および加工してか
ら、プリンタへ出力して記録する。
【0009】(5)カメラの撮影機能を用いて取得した
デジタル画像を格納メディアに格納し、この格納メディ
アを直接プリンタにセットし、そのプリンタ上にて、そ
のデジタル画像を管理および加工してから、そのプリン
タにおいて記録する。
【0010】(6)カメラの撮影機能を用いて取得した
デジタル画像を格納メディアに格納し、この格納メディ
アをプリンタに接続されたアダプタにセットし、そのア
ダプタ上にて、そのデジタル画像を管理および加工して
から、プリンタへ出力して記録する。
【0011】(7)カメラの撮影機能を用いて取得した
デジタル画像を格納メディアに格納し、この格納メディ
アをプリントショップへ持って行き、そのプリントショ
ップにて、そのデジタル画像を管理および加工して記録
する。
【0012】(8)カメラの撮影機能を用いて取得した
デジタル画像を、カメラに内蔵されたプリンタ、もしく
はカメラに接続されたプリンタによって、直接的に記録
する。
【0013】また、以下の公報には、このような記録方
法に関連する先行技術が記載されている。
【0014】(1)特開平09−026561号公報に
は、カメラによる撮影毎に、その撮影した画像をプリン
トするプリンタ付き電子カメラが示されている。
【0015】(2)特開平10−066015号公報に
は、画像データとその画像データに関連する関連情報と
を関連付けて1つのデータにまとめて、それらの記録を
行うプリントシステムが示されている。
【0016】(3)特開平10−257427号公報に
は、撮影画像をシール用紙に即座にプリントするシール
プリンタ機能付きのデジタルカメラが示されている。
【0017】(4)特開平11−196358号公報に
は、デジタル画像データのプリント時におけるプリント
指定情報を設定可能なデジタルカメラが示されている。
【0018】(5)特開2000−158676号公報
には、インクジェットプリンタを有するデジタルカメラ
等の装置に挿入可能な用紙カートリッジが示されてい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、プリンタに直接セットした用紙に対して
プリント処理を行うため、複数の用紙サイズに対応した
プリンタの場合には、記録画像の種類などに応じてセッ
トすべき用紙のサイズを指定しなければならなかった。
また、シール紙のように、同一の用紙サイズであっても
複数の画像配置パターンが存在する場合には、記録画像
の種類などに応じて画像の配置パターンを指定しなけれ
ばならなかった。
【0020】また、用紙を収容したメディアパック(以
下、「用紙パック」ともいう)を装着して、その用紙パッ
ク内の用紙を用いてプリント処理を行うプリンタの場合
には、用紙パック固有の用紙情報を取得したり、その用
紙情報を用いてのプリント制御を行っていないために、
用紙の種類などに拘わらず、画像の配置パターンが単一
のプリントしかできなかった。また、シール紙を収容し
た用紙パックの装着が可能なプリンタも存在する。しか
しこの場合には、シール紙の種類などに応じて、ユーザ
が画像の配置パターンを指定しなければならなかった。
【0021】また、先行技術の特開平09−02656
1号公報には、電子カメラと一体化されたプリンタを用
いて、プリント処理が可能であることは示されている
が、プリント処理の実行形態ついては明示されていな
い。また、特開平10−066015号公報、特開平1
0−257427号公報においては、カメラ側の操作に
よりプリントパターンを指定しなければ、複数パターン
のプリント処理は実行できないという制約がある。ま
た、特開平11−196358号公報においては、プリ
ント対象となる画像のプリント指定情報は設定するが、
画像がプリントされる用紙に関する情報は設定しない。
また、特開2000−158676号公報においては、
装着された用紙パックに関する用紙パック情報が取得で
きることについての説明はあるが、取得した用紙パック
情報をどのように活用するかについては、明示されてい
ない。
【0022】このように、従来技術においては、用紙パ
ック自体が保有する情報を活用することなく、プリント
処理の実行に必要な情報をユーザが設定(以下、「プリ
ント設定」ともいう)するため、そのプリント設定が面
倒であり、また誤ったプリント設定のためにプリント処
理が正しく実行できない場合もあった。また、例えば、
画像のプリント処理を行った後、再度、同じプリント処
理を行う場合には、先のプリント設定と全く同じ設定を
しなればならず、きわめて不便であった。また、先のプ
リント設定の内容を忘れてしまった場合には、プリント
設定の内容を繰り返し変更して、何度か試しプリントを
しなければならなかった。
【0023】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、その目的は、用紙などの被記録媒体を収容
した収容体から取得した情報を活用して、画像の記録に
必要な情報を簡易に設定することができる記録装置およ
びその制御方法を提供することにある。
【0024】本発明の具体的な目的としては、下記の事
項を挙げることができる。
【0025】(1)用紙などの被記録媒体の収容体(以
下、「用紙パック」ともいう)から取得した情報に基づい
て、プリント処理に必要な情報、例えば、被記録媒体の
サイズや画像の配置パターンなどに関する情報を自動的
に設定して、直ちにプリント処理が実行できるようにす
ること。これにより、従来技術になかった操作性の向上
を実現する。
【0026】(2)画像のプリント処理を行う毎に、そ
のプリント処理に用いた用紙パックの情報を取得し、そ
の情報を記録画像と対応付けて情報記憶手段(以下、
「メモリ媒体」ともいう)に記憶することにより、前回と
同じプリント処理の実行を可能とすること。
【0027】(3)また、プリント処理の実行に際し
て、プリント処理に用いる用紙パックに関して、メモリ
媒体に記憶されている情報と、プリンタに装着されてい
る用紙パックからの情報とを比較し、それらが一致しな
い場合には、プリンタに装着すべき用紙パックの指示を
可能とすること。例えば、前回のプリント処理時に装着
された用紙パックと同様の用紙パックが装着されたこと
を確認してから、プリント処理を開始することにより、
試しプリントさせることなく、前回と同じプリント処理
の実行を可能とする。これにより、従来技術になかった
操作性の向上を実現する。
【0028】(4)さらに、プリント処理に用いる用紙
パックの装着を待ち続けるだけではなく、現在装着され
ている用紙パックをプリント処理に用いる用紙パックと
して変更することをも可能として、より一層の操作性の
向上を実現するころ。
【0029】(5)使用可能な用紙パックの種類の増加
を図りつつ、その増加に伴なう取り扱いの煩雑化を招く
ことなく、プリント処理に必要な情報を簡易に設定し
て、操作性の向上を実現すること。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、被
記録媒体を収容した着脱可能な収容体を用い、記録部に
よって前記被記録媒体に画像を記録する記録装置であっ
て、前記収容体から、該収容体に収容されている前記被
記録媒体に関する情報を取得する取得手段と、前記取得
手段によって取得された前記情報に基づいて、前記被記
録媒体に画像を記録するために必要な情報を設定する設
定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0031】本発明の記録装置の制御方法は、被記録媒
体を収容した着脱可能な収容体を用い、記録部によって
前記被記録媒体に画像を記録する記録装置の制御方法で
あって、前記収容体から、該収容体に収容されている前
記被記録媒体に関する情報を取得し、前記収容体から取
得された前記情報に基づいて、前記被記録媒体に画像を
記録するために必要な情報を設定することを特徴とす
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0033】本明細書において、「プリント」(「記
録」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報
を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人
間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否
かを問わず、広くプリント媒体上に画像、模様、パター
ン等を形成する場合、またはプリント媒体の加工を行う
場合を言うものとする。
【0034】また、「プリント媒体」とは、一般的なプ
リント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラ
スチック・フィルム、金属板等、ガラス、セラミック
ス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものと
するが、以下では「用紙」または単に「紙」ともいうものと
する。
【0035】また、本明細書において、「カメラ」とは
光学的に撮像し、光学像を電気信号に変換する機器やデ
バイスを示すものであり、以下の説明において「撮像
部」とも称する。
【0036】さらに、「インク」(「液体」という場合
もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈
されるべきものであり、プリント媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成、プリント
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば、プリント媒
体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に
供される液体を言うものとする。
【0037】なお、本発明が有効に用いられるヘッドの
一形態は、電気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用
して液体に膜沸騰を生じさせ気泡を形成する形態であ
る。
【0038】「基本構成」まず、図1から図14に基づい
て、本発明に係る装置の基本構成について説明する。本
例において説明する装置は、光学的に撮像して電気信号
に変換する撮像部(以下、「カメラ部」とも称する)
と、撮像して得られた電気信号に基づいて画像の記録を
行う画像記録部(以下、「プリンタ部」とも称する)と
を備えた情報処理機器として構成されている。以下、本
例で説明する情報処理機器を「プリンタ内蔵カメラ」と
称して説明する。
【0039】装置本体A001においては、カメラ部A
100の背面側にプリンタ部(記録装置部)B100が
一体的に組み込まれている。プリンタ部B100は、メ
ディアパックC100から供給されるインクとプリント
媒体を用いて画像を記録する。本構成では、装置本体A
001から外装を外して背面側から見た図5から明らか
なように、装置本体A001の同図中の右手側にメディ
アパックC100が挿入され、装置本体A001の同図
中左手側にプリンタ部B100が配置される。プリンタ
部B100によって記録を行う場合には、カメラ部A1
00における後述の液晶表示部A105を上側、レンズ
A101を下側にするように、装置本体A001を置い
た姿勢とすることができる。この記録姿勢において、プ
リンタ部B100における後述の記録ヘッドB120
は、インクを下向きに吐出する姿勢となる。記録姿勢
は、カメラ部A100による撮影状態の姿勢と同様の姿
勢とすることも可能であり、上記の記録姿勢に限られる
ことはない。記録動作の安定性の面からは、上記のイン
クを下向きに吐出する記録姿勢が好ましい。
【0040】以下においては、本例の装置の機械的な基
本構成をA「カメラ部」、B「メディアパック」、C「プリ
ンタ部」とに分けて説明し、また、信号処理系の基本構
成はD「信号処理系」として説明する。
【0041】A「カメラ部」 カメラ部A100は、基本的には、一般的なデジタルカ
メラを構成するものであり、後述するプリンタ部B10
0と共に装置本体A001に一体的に組み合わせられる
ことによって、図1から図3のような外観のプリンタ内
蔵のデジタルカメラを構成する。図1から図3におい
て、A101はレンズ、A102はファインダー、A1
02aはファインダー窓、A103はストロボ、A10
4はレリーズボタン、A105は液晶表示部(外部表示
部)である。カメラ部A100は、後述するように、C
CDを用いて撮像したデータの処理、コンパクトフラッ
シュ(登録商標)メモリカード(CFカード)A107
への画像の記憶、画像の表示、プリンタ部B100との
間の各種データの授受等をする。A109は、撮影され
た画像を後述のプリント媒体C104に記録した場合
に、画像が記録されたプリント媒体C104が排出され
る排出部である。図5に示されるA108は、カメラ部
A100およびプリンタ部B100の電源としての電池
である。
【0042】B「メディアパック」 メディアパックC100は、装置本体A001に対して
着脱可能であり、本例の場合は、装置本体A001の挿
入部A002(図3参照)から差し込まれることによっ
て、図1のように装置本体A001に装着される。挿入
部A002は、メディアパックC100が装着されてい
ないときは図3のように閉じられており、それが装着さ
れるときに開かれる。図5は、メディアパックC100
が装着された装置本体A001から、外装を外した状態
を示す。メディアパックC100のパック本体C101
には、図4のように、シャッターC102が矢印D方向
にスライド可能に備えられている。シャッターC102
は、メディアパックC100が装置本体A001に装着
されていないときには図4中の2点鎖線の位置にスライ
ドしており、メディアパックC100が装置本体A00
1に装着されたときには、図4中の実線の位置にスライ
ドする。
【0043】パック本体C101には、インクパックC
103とプリント媒体C104が収容されている。図4
において、インクパックC103は、プリント媒体C1
04の下方に収容される。本例の場合、インクパックC
103は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン)のインクを個別に収容するように3つ備えられてお
り、またプリント媒体C104は20枚程度重ねて収容
されている。それらのインクとプリント媒体C104
は、画像の記録に最適な組合せのものが選択された上、
同じメディアパックC100内に収容されている。した
がって、インクとプリント媒体の組合せが異なる種々の
メディアパックC100(例えば、超高画質用、ノーマ
ル画質用、シール(分割シール)用等のメディアパッ
ク)を用意しておいて、記録すべき画像の種類、および
画像が形成されたプリント媒体の用途などに応じて、そ
れらのメディアパックC100を選択的に装置本体A0
01に装着することにより、最適な組合せのインクとプ
リント媒体を用いて、目的に応じた画像を確実に記録す
ることができる。また、メディアパックC100には後
述するEEPROM(識別IC)が備えられており、そ
のEEPROMには、メディアパックが収容しているイ
ンクとプリント媒体の種類や残量などの識別データが記
憶される。
【0044】インクパックC103は、メディアパック
C100が装置本体A001に装着されたときに、Y,
M,Cのインクのそれぞれに対応する3つのジョイント
C105を通して、後述する装置本体A001側のイン
ク供給系に接続される。一方、プリント媒体C104
は、図示しない分離機構によって一枚ずつ分離されてか
ら、後述する給紙ローラC110(図9参照)によって
矢印C方向に送り出される。その給紙ローラC110の
駆動力は、装置本体A001側に備わる後述の搬送モー
タM002(図9参照)から、連結部C110aを介し
て供給される。
【0045】また、パック本体C101には、後述する
プリンタ部の記録ヘッドをワイピングするためのワイパ
ーC106と、そのプリンタ部から排出された廃インク
を吸収するためのインク吸収体C107と、が備えられ
ている。プリンタ部における記録ヘッドは、後述するよ
うに矢印Aの主走査方向に往復移動する。メディアパッ
クC100が装置本体A001から外されているとき
は、シャッターC102が図4中の2点鎖線の位置にス
ライドして、ジョイントC105、ワイパーC106、
およびインク吸収体C107などを保護する。
【0046】C「プリンタ部」 本例のプリンタ部B100は、インクジェット記録ヘッ
ドを用いるシリアルタイプである。このプリンタ部B1
00については、C−1「プリント動作部」、C−2「プ
リント媒体搬送系」、およびC−3「インク供給系」に分
けて説明する。
【0047】C−1「プリント動作部」 図6は、プリンタ部B100全体の斜視図、図7は、プ
リンタ部B100の一部を取り外した斜視図である。
【0048】プリンタ部B100の本体内部の定位置に
は、図5のように、装置本体A001に装着されたメデ
ィアパックC100の先端部分が位置する。メディアパ
ックC100から矢印C方向に送り出されたプリント媒
体C104は、後述するプリント媒体搬送系におけるL
FローラB101とLFピンチローラB102との間に
挟まれつつ、プラテンB103上にて矢印Bの副走査方
向に搬送される。B104は、ガイド軸B105とリー
ドスクリューB106に沿って矢印Aの主走査方向に往
復移動されるキャリッジである。
【0049】キャリッジB104には、図8のように、
ガイド軸B105用の軸受けB107と、リードスクリ
ューB106用の軸受けB108が設けられている。キ
ャリッジB104の定位置には、図7のように、軸受け
B108の内側に突出するスクリューピンB109がば
ねB110によって取り付けられている。そして、リー
ドスクリューB106の外周部に形成された螺旋溝に対
して、スクリューピンB109の先端がはまり合うこと
によって、リードスクリューB106の回転がキャリッ
ジB104の往復移動に変換される。
【0050】また、キャリッジB104には、Y,M,
Cのインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドB1
20と、その記録ヘッドB120に供給されるインクを
収容するサブタンク(図示せず)が搭載されている。記
録ヘッドB120には、矢印Aの主走査方向と交差する
方向(本例の場合は、直交する方向)に沿って並ぶ複数
のインク吐出口B121(図8参照)が形成されてい
る。インク吐出口B121は、サブタンクから供給され
たインクを吐出可能なノズルを構成する。インクを吐出
させるためのエネルギーの発生手段としては、ノズル毎
に備えた電気熱変換体を用いることができる。その電気
熱変換体は、発熱駆動されることによってノズル内のイ
ンク中に気泡を発生させ、その発泡エネルギーによって
インク吐出口B121からインク滴を吐出させる。
【0051】サブタンクは、メディアパックC100に
収容されているインクパックC103よりも小容量であ
り、少なくともプリント媒体C104の1枚分の画像記
録に必要な量のインクを収容する大きさとなっている。
サブタンクにおいて、Y,M,Cのインク毎のインク収
容部分には、それぞれインク供給部と負圧導入部が形成
されており、それらのインク供給部は対応する3つの中
空のニードルB122に個別に接続され、また、それら
の負圧導入部は共通の供給エアー口B123に接続され
ている。このようなサブタンクには、後述するように、
キャリッジB104が図6のようなホームポジションに
移動したときに、メディアパックC100のインクパッ
クC103からインクが補給される。
【0052】図8のキャリッジB104において、B1
24はニードルカバーであり、ニードルB122とジョ
イントC105とが連結していないときは、スプリング
の力によって同図のように、ニードルB122を保護す
る位置に移動しており、ニードルB122とジョイント
C105とが連結するときは、スプリングの力に抗して
同図中の上方に押されてニードルB122の保護を解
く。キャリッジB104の移動位置は、キャリッジB1
04側のエンコーダセンサB131と、プリンタ部B1
00の本体側のリニアスケールB132(図6参照)
と、によって検出される。また、キャリッジB104が
ホームポジションに移動したことは、キャリッジB10
4側のHP(ホームポジション)フラグB133と、プ
リンタ部B100の本体側のHPセンサB134(図7
参照)と、によって検出される。
【0053】図7において、ガイド軸B105の両端に
は、その中心軸から偏心した位置に支軸(図示せず)が
設けられている。ガイド軸B105は、その支軸を中心
として回動調整されることにより、キャリッジ104の
位置が調整されて、記録ヘッドB120と、プラテンB
103上のプリント媒体C104と、の間の距離(「紙
間距離」ともいう)が調整される。また、リードスクリ
ューB106は、スクリューギアB141、アイドラギ
アB142、およびモータギアB143を介して、キャ
リッジモータM001によって回転駆動される。また、
B150は、後述する制御系と記録ヘッドB120とを
電気的に接続するためのフレキシブルケーブルである。
【0054】記録ヘッドB120は、キャリッジB10
4と共に矢印Aの主走査方向に移動しつつ、画像信号に
応じてインク吐出口B121からインクを吐出すること
によって、プラテンB103上のプリント媒体に1行分
の画像を記録する。このような記録ヘッドB120によ
る1行分の記録動作と、後述するプリント媒体搬送系に
よる矢印Bの副走査方向におけるプリント媒体の所定量
の搬送動作と、を繰り返すことによって、プリント媒体
上に順次画像を記録する。
【0055】C−2「プリント媒体搬送系」 図9は、プリンタ部B100におけるプリント媒体搬送
系の構成部分の斜視図である。図9において、B201
は対の排紙ローラであり、同図中上側の一方の排紙ロー
ラB201は、排紙ローラギアB202と中継ギアB2
03を介して、搬送モータM002により駆動される。
同様に、前述したLFローラB101は、LFローラギ
アB204と中継ギアB203を介して、搬送モータM
002により駆動される。排紙ローラB201とLFロ
ーラB101は、搬送モータM002の正転時の駆動力
によって、プリント媒体C104を矢印Bの副走査方向
に搬送する。
【0056】一方、搬送モータM002が逆転したとき
は、切り替えスライダB211および切り替えカムB2
12を介して、圧板ヘッドB213と図示しないロック
機構が駆動されると共に、メディアパックC100側の
給紙ローラC110に駆動力が伝達される。すなわち、
圧板ヘッドB213は、搬送モータM002の逆転時の
駆動力によって、メディアパックC100のシャッター
C102の窓部C102A(図4参照)を通って、メデ
ィアパックC100内に集積されているプリント媒体C
104を図4中の下方に押圧する。これにより、図4中
の最下位置のプリント媒体C104がメディアパックC
100内の給紙ローラC110上に押し付けられる。ま
た、図示しないロック機構は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力によって、装置本体A001に対してメデ
ィアパックC100をロックしてメディアパックC10
0の取り外しを禁止する。また、メディアパックC10
0側の給紙ローラC110は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力が伝達されることによって、図4中最下位
置の1枚のプリント媒体C104を矢印C方向に搬出す
る。
【0057】このように、搬送モータM002が逆転す
ることによって、メディアパックC100からプリント
媒体C104が1枚だけ矢印C方向に取り出され、その
後、搬送モータM002が正転することによって、その
プリント媒体C104が矢印B方向に搬送される。
【0058】C−3「インク供給系」 図10は、プリンタ部B100におけるインク供給系の
構成部分の斜視図、図11は、そのインク供給系の構成
部分にメディアパックC100が装着されたときの平面
図である。
【0059】プリンタ部B100に装着されたメディア
パックC100のジョイントC105は、ホームポジシ
ョンに移動したキャリッジB104側のニードルB12
2(図8参照)の下に位置する。プリンタ部B100の
本体には、ジョイントC105の下方に位置するジョイ
ントフォークB301(図10参照)が備えられてお
り、そのジョイントフォークB301がジョイントC1
05を上動させることにより、ジョイントC105がニ
ードルB122に接続される。これにより、メディアパ
ックC100側のインクパックC103と、キャリッジ
B104側のサブタンクのインク供給部と、の間のイン
ク供給路が形成される。また、プリンタ部B100の本
体には、ホームポジションに移動したキャリッジB10
4の供給エアー口B123(図8参照)の下に位置する
供給ジョイントB302が備えられている。この供給ジ
ョイントB302は、供給チューブB303を介して、
負圧発生源としてのポンプのポンプシリンダB304に
接続されている。供給ジョイントB302は、ジョイン
トリフタB305によって上動されることにより、キャ
リッジB104側の供給エアー口B123に接続され
る。これにより、キャリッジB104側のサブタンクの
負圧導入部と、ポンプシリンダB304と、の間の負圧
導入路が形成される。ジョイントリフタB305は、ジ
ョイントモータM003の駆動力によって、供給ジョイ
ントB302と共にジョイントフォークB301を上下
動させる。
【0060】サブタンクの負圧導入部には、空気の通過
を許容し、かつインクの通過を阻止する気液分離部材
(図示せず)が備えられている。気液分離部材は、負圧
導入路を通して吸引されるサブタンク内の空気の通過を
許容し、これによりメディアパックC100からサブタ
ンクにインクが補給される。そして、サブタンク内のイ
ンクが気液分離部材に達するまで、インクが充分に補給
されたときに、その気液分離部材がインクの通過を阻止
することにより、インクの補給が自動的に停止する。気
液分離部材は、サブタンクのインク毎のインク収容部分
におけるインク供給部に備えられており、それらのイン
ク収容部分毎に、インクの補給を自動的に停止させる。
【0061】また、プリンタ部B100の本体には、ホ
ームポジションに移動したキャリッジB104側の記録
ヘッドB120(図8参照)に対して、キャッピングが
可能な吸引キャップB310が備えられている。吸引キ
ャップB310は、その内部に、吸引チューブB311
を通してポンプシリンダB304から負圧が導入される
ことによって、記録ヘッドB120のインク吐出口B1
21からインクを吸引排出(吸引回復処理)させること
ができる。また、記録ヘッドB120は、必要に応じ
て、画像の記録に寄与しないインクを吸引キャップB3
10内に吐出させる(予備吐出処理)。吸引キャップB
310内のインクは、ポンプシリンダB304から、廃
液チューブB312と廃液ジョイントB313を通し
て、メディアパックC110内のインク吸収体C107
に排出される。
【0062】ポンプシリンダB304は、それを往復駆
動するためのポンプモータM004などと共にポンプユ
ニットB315を構成する。ポンプモータM004は、
ワイパーリフタB316(図10参照)を上下動させる
ための駆動源としても機能する。ワイパーリフタB31
6は、プリンタ部B100に装着されたメディアパック
C100のワイパーC106を上動させることによっ
て、そのワイパーC106を記録ヘッドB120のワイ
ピングが可能な位置に移動させる。
【0063】図10および図11において、B321
は、ポンプシリンダB304によって構成されるポンプ
の動作位置がホームポジションにあることを検出するポ
ンプHPセンサである。また、B322は、前述したイ
ンク供給路および負圧導入路が形成されたことを検出す
るジョイントHPセンサである。また、B323は、プ
リンタ部B100の本体を構成するシャーシである。
【0064】D「信号処理系」 図12は、カメラ部A100とプリンタ部B100の概
略のブロック構成図である。
【0065】カメラ部A100において、101は撮像
素子としてのCCD、102は音声入力のためのマイ
ク、103はハードウェア処理を行なうASIC、10
4は画像データ等を一時的に記憶する第1メモリ、10
5は撮像画像を記憶するCFカード(「CFカードA1
07」に相当)、106は撮影画像または再生画像を表
示するLCD(「液晶表示部A105」に相当)、120
はカメラ部A100の制御をする第1CPU、である。
【0066】プリンタ部B100において、210は、
カメラ部A100とプリンタ部B100との間のインタ
ーフェース、201は画像処理部(画像を2値化する2
値化処理部を含む)、202は画像処理を行なう上で使
用する第2メモリ、203はバンドメモリ制御部、20
4はバンドメモリ、205はマスクメモリ、206はヘ
ッド制御部、207は記録ヘッド(「記録ヘッドB12
0」に相当)、208はエンコーダ(「エンコーダセンサ
B131」に相当)、209はエンコーダカウンタ、2
20はプリンタ部B100を制御する第2CPU、22
1はモータドライバ、222はモータ(「モータM00
1,M002,M003,M004」に相当)、223
はセンサ(「HPセンサB134,B321,B322」
を含む)、224はメディアパックC100に内蔵され
ているEEPROM、230は音声エンコーダ部、25
0は装置全体に電源を供給する電源部(「電池A108」
に相当)、である。
【0067】図13は、カメラ部A100における信号
処理の説明図である。撮影モードの時は、レンズ107
を通してCCD101により撮像された画像は、ASI
C103により信号処理(CCD信号処理)され、YU
V輝度2色差信号に変換される。更に、所定の解像度に
リサイズされ、JPEG圧縮されてCFカード105に
記録される。また、音声に関しては、マイク102より
入力され、ASIC103を介してCFカード105に
記憶される。音声の記録に関しては、撮影時と同時、ま
たは、撮影後のアフレコとして記憶させることができ
る。再生モードの時には、CFカード105よりJPE
G画像が読み出され、ASIC103によりJPEG伸
張され、更に表示用の解像度にリサイズされてLCD1
06に表示される。
【0068】図14は、プリンタ部B100における信
号処理の説明図である。
【0069】カメラ部A100側で再生された画像、即
ちCFカード105より読み出された画像は、図13の
ように、ASIC103によってJPEG伸張され、プ
リントする解像度に適する解像度にリサイズされる。そ
して、リサイズされた画像データ(YUV)はインター
フェース部210を介してプリンタ部B100へ送られ
る。プリンタ部B100は、図14のように、カメラ部
A100より送られた画像データを画像処理部201に
より画像処理し、画像データのRGB信号への変換、カ
メラの特性に応じた入力γ補正、ルックアップテーブル
(LUT)を用いての色補正および色変換、プリントす
るための2値化信号への変換をする。2値化処理の際に
は、誤差拡散(ED)処理を行うために、誤差メモリと
して第2メモリ202を用いる。本例の場合、画像処理
部201における2値化処理部は誤差拡散処理を行なっ
ているが、ディザパターンを使った2値化処理等、他の
処理を行うことも可能である。2値化されたプリントデ
ータはバンドメモリ制御部203によって、一旦バンド
メモリ204に記憶される。プリンタ部B100のエン
コーダカウンタ209には、記録ヘッド207およびエ
ンコーダ208を搭載したキャリッジB104が一定距
離移動する毎に、エンコーダ208からのエンコーダパ
ルスが入る。そして、このエンコーダパルスに同期し
て、バンドメモリ204とマスクメモリ205からプリ
ントデータが読み出され、そのプリントデータに基づ
き、ヘッド制御部206が記録ヘッド207を制御して
記録を行う。
【0070】図14中のバンドメモリ制御について説明
すると次のとおりである。
【0071】記録ヘッド207における複数のノズル
は、例えば、1200dpiの密度をなすように列状に
形成されている。このような記録ヘッド207を用いて
画像を記録すべく、キャリッジを1回走査させるときに
は、副走査方向(以下、「縦(Y方向)」ともいう)にお
いてはノズル数分、主走査方向(以下、「横(X方向)
ともいう」)においては記録領域分の記録データ(1走
査分の記録データ)を、予め作成しておく必要がある。
記録データは、画像処理部201にて作成されてから、
バンドメモリ制御部203によってバンドメモリ204
に一旦蓄えられる。バンドメモリ204に1走査分の記
録データが蓄えられた後、キャリッジが主走査方向に走
査される。その際、エンコーダ208より入力されたエ
ンコーダパルスがエンコーダカウンタ209によってカ
ウントされ、このエンコーダパルスにしたがってバンド
メモリ204から記録データが読み出され、その画像デ
ータに基づいて記録ヘッド207からインク滴が吐出さ
れる。記録ヘッド207の往走査時および復走査時に画
像を記録(往路記録および復路記録)する双方向記録方
式を採用した場合には、記録ヘッド207の走査方向に
応じて、バンドメモリ204から画像データが読み出さ
れる。例えば、往路記録時は、バンドメモリ204から
読み出される画像データのアドレスが順次インクリメン
トされ、復路記録時は、バンドメモリ204から読み出
される画像データのアドレスが順次デクリメントされ
る。
【0072】実際には、画像処理部201により作成さ
れた画像データ(C,M,Y)がバンドメモリ204に
書き込まれて、1バンド分の画像データが準備されたと
き、記録ヘッド207の走査が可能となる。そして、記
録ヘッド207を走査し、バンドメモリ204より画像
データを読み出して、その画像データに基づいて記録ヘ
ッド207が画像を記録する。記録動作の間に、次に記
録すべき画像データが画像処理部201にて作成され、
その画像データは、その記録位置に対応するバンドメモ
リ204の領域に書き込まれる。
【0073】このように、バンドメモリ制御は、画像処
理部201により作成された記録データ(C,M,Y)
をバンドメモリ204に書込む作業と、キャリッジの走
査動作に合わせて、記録データ(C,M,Y)をヘッド
制御部206に送るために読み出す作業と、を切替えな
がら行なう。
【0074】図14中のマスクメモリ制御について説明
すると次のとおりである。
【0075】このマスクメモリ制御は、マルチパス記録
方式を採用した場合に必要となる。マルチパス記録方式
の場合、記録ヘッド207のノズル列の長さに相当する
幅をもつ1行分の記録画像は、記録ヘッド207の複数
回の走査に分けて記録される。すなわち、副走査方向に
間欠的に搬送されるプリント媒体の搬送量がノズル列の
長さの1/Nとされ、例えば、N=2のときは、1行分
の記録画像が2回の走査に分けて記録(2パス記録)さ
れ、N=4のときは、1行分の記録画像が4回の走査に
分けて記録(4パス記録)される。同様に、N=8のと
きは8パス記録、N=16のときは16パス記録とな
る。したがって、1行分の記録画像が記録ヘッド207
の複数回の走査によって完成されることになる。
【0076】実際には、マスクメモリ205に、画像デ
ータを記録ヘッド207の複数回の走査に割り当てるた
めのマスクデータが格納されており、そのマスクデータ
と画像データとの論理積(AND)データに基づき、記
録ヘッド207がインクを吐出して画像を記録する。
【0077】また、図14において、CFカード105
に記憶された音声データは、ASIC102により、画
像データと同じように、インターフェース210を介し
てプリンタ部B100へ送られる。プリンタ部B100
に送られた音声データは、音声エンコーダ230におい
てコード化(エンコード)されて、プリントする画像の
中にコードデータとして記録される。プリント画像に音
声データを入れる必要の無い時、または、音声データの
無い画像をプリントする際には、当然に、コード化され
た音声データはプリントされず、画像のみがプリントさ
れる。
【0078】本実施例においては、カメラ部A100と
プリンタ部B100が一体となったプリンタ内蔵カメラ
として説明を行なってきた。しかし、カメラ部A100
とプリンタ部B100を分離した別々の装置とし、それ
らをインターフェース210により接続した構成におい
ても同様に構成して、同様の機能を実現することが可能
である。
【0079】「特徴的な構成」 以下、本発明の特徴的な構成の実施形態について説明す
る。
【0080】図15は、カメラ部A100を主体とし
て、前述した図12のカメラ一体型プリンタのブロック
構成図を概略的に現した図である。
【0081】図15において、カメラ一体型プリンタの
カメラ部A100には、CPU1(図12の「第1CP
U120」に相当)、ROM2、RAM3、キー入力装
置4、画像撮影装置5(図12の「CCD101」を含
む)とデジタル画像生成ユニット6、画像表示装置7
(図12の「LCD106」を含む)、および画像格納装
置8(図12の「メモリ104」および「CFカード10
5」を含む)が備えられている。また、図15におい
て、プリンタ部B100はインターフェース9(図12
の「インターフェース210」に相当)とプリント装置1
0によって構成されている。
【0082】また、プリンタに接続されるカメラ、およ
びプリンタに接続されるカメラ内蔵の情報機器として、
カメラ部A100が構成される場合には、図15におけ
るプリント装置10がカメラ外部のプリント装置とな
り、この外部のプリント装置10とインターフェース9
は、外部プリント装置用の接続ケーブル、もしくは赤外
線通信手段によって、カメラ部A100に接続されるこ
とになる。また、プリンタに接続されるカメラ内蔵の通
信機器としてカメラ部A100が構成される場合には、
さらにデータ通信装置が加えられることになる。また、
プリンタに接続されるカメラ内蔵のPC、PCカードカ
メラをコントロールするプリンタに接続されたPC、お
よび遠隔操作が可能なカメラをコントロールするプリン
タに接続された情報機器が構成される場合には、さらに
汎用外部インターフェースにアクセスするための装置が
加えられることになる。また、画像データを外部から取
り込む機器が構成される場合には、さらに、外部データ
取り込み装置が加えられることになる。
【0083】CPU1は、ROM2に格納された各種プ
ログラムを実行し、必要に応じてRAM3にデータを書
込んだり、RAM3のデータを参照する処理を実行す
る。
【0084】ROM2には、上述した通信機記や情報機
器の制御を司るためのメインプログラム、およびカメラ
一体型プリンタにおける各構成部の制御を司るためのプ
ログラムなどが格納されている。また、ROM2には、
キー入力装置4からの入力指示に基づいて、種々の操作
モードにおいて必要な処理を実行するためのプログラム
も格納されている。RAM3は、後述するように、RO
M2に格納されたプログラムの実行に伴なって、必要な
データが書込まれたり、書込まれたデータが参照された
りする。また、RAM3は、後述するように、各種処理
の実行に伴なって撮影画像を展開するバッファとして使
用されたり、各種処理の設定状態を記録管理する管理メ
モリとして使用されたり、各種処理を実行する上でのワ
ークメモリとして使用されたりする。
【0085】キー入力装置4は、後述するように、各種
操作モードを切替えるための指示を与えるキー入力、お
よび切替えられた操作モードにおける各種処理の実行を
促すためのキー入力を行う。また、キー入力装置4は、
撮影処理の実行指示、およびプリント処理の実行指示な
どの各種実行指示の入力を行う。
【0086】画像撮影装置5は、撮影処理の実行指示が
なされた場合に、光学系の装置を通して画像の撮影処理
をする。デジタル画像生成ユニット6は、画像撮影装置
5における光学系の装置を通して撮影された画像データ
をデジタル化し、各種処理において取扱うことが可能な
データを生成する。画像表示装置7は、後述するよう
に、撮影された画像データ、装着すべきメディアパック
C100(以下、「用紙パック」ともいう)の指示情報、
エラーメッセージ用の文字データ、および操作を促すメ
ッセージ用の文字データなどを、実行プログラムの指示
に基づいて表示する。
【0087】画像格納装置8は、撮影された画像データ
や用紙パックの情報などのデータを、CFカードを始め
とするメモリカード等の格納メディア(図12中の「C
Fカード105」を含む)に書込む処理と、格納メディ
アに格納されている画像データや用紙パックの保有情報
などの読込み再生する処理を行う。また、格納メディア
は、データが格納できるものであればよく、HD,M
O,CD−Rなどであってもよい。
【0088】CPU1の制御下におけるプリンタドライ
バ(図示せず)は、プリント用に展開された画像データ
をプリントデータに変換し、プリント装置10との取り
決めに基づいて、プリント装置10へプリント実行の依
頼を発行する。また、プリント装置10において取得さ
れた用紙パックの情報を通知する処理も行う。さらに、
プリント装置10からの応答に基づくメッセージを画像
表示装置7へ表示する処理も行う。プリント装置10
は、プリンタドライバにより発行された依頼内容に基づ
いて、プリント処理、および用紙パックの情報の取得を
行う。
【0089】メディアパックC100(用紙パック)の
EEPROM224には、プリント処理の実行に際して
必要となる情報(以下、「用紙パック情報」ともいう)が
格納されている。その情報は、例えば、メディアパック
C100に収容されているプリント媒体(以下、「用紙」
ともいう)C104のサイズ、その用紙における画像の
プリント位置、その用紙における画像のプリントエリア
のサイズ、その用紙に予めプリントされている絵柄に合
わせた画像のプリント方向である。また、メディアパッ
クC100内の用紙として、画像のプリント付加情報も
含めてのプリントが可能な用紙が収容されている場合に
は、その付加情報の種別、そのプリント位置、そのプリ
ントエリアのサイズなどの情報もEEPROM224に
格納される。さらに、本例のメディアパックC100
は、前述したように、インクパックC103をも収容す
るため、インクに関する情報もEEPROM224に格
納されている。このようなEEPROM224の格納情
報に基づいて、プリント処理の実行に必要な設定が行わ
れる。また、メディアパックC100には、このような
プリント処理の実行に際して必要となる情報の他、他の
制御用および表示用などの種々の情報を保有させて、そ
れらの情報を読取って活用するようにしてもよい。
【0090】次に、本発明の特徴的な構成を実施形態毎
に説明する。
【0091】(第1の実施形態)図16は、本発明の第
1の実施形態における制御系の主要部分を説明するため
の機能ブロック図である。
【0092】図16において、1100は、本発明の画
像処理装置を制御するための情報処理手段(図15中の
「CPU1」を含む)である。1200は操作指示手段
(図15中の「キー入力装置4」を含む)であり、この指
示手段1200により指示された機能が情報処理手段1
100の制御下において実行される。1300は表示手
段(図15中の「撮影表示装置7」を含む)であり、情報
処理手段1100による処理結果を表示する。1400
は画像撮影手段(図15中の「画像撮影装置5」を含む)
であり、操作指示手段1200により画像撮影の実行指
示がなされた場合に、情報処理手段1100の制御下に
おいて画像の撮影処理を実行する。1500はメモリ媒
体制御手段であり、メモリ媒体(図15中の「画像格納
装置8」を含む)へのデータの書込みおよび読込み処理
に関する制御を行う。そのメモリ媒体は、前述したよう
に、CFカードを始めとするメモリカード等の格納メデ
ィア(図12中の「CFカード105」を含む)であり、
HD,MO,CD−Rなどであってもよい。撮影手段1
400により撮影された画像データは、情報処理手段1
100の制御下において、制御手段1500によりメモ
リ媒体に記憶される。1600は用紙パック情報の取得
手段であり、情報処理手段1100の制御下において、
プリンタに装着された用紙パック(メディアパックC1
00)から用紙パック情報を取得する。その情報は、前
述したようにEEPROM224に格納されている情報
である。1700はプリント手段(図15中の「プリン
ト装置10」に相当)であり、操作指示手段1200に
より、画像プリントの実行指示がなされた場合に、情報
処理手段1100の制御下において、プリンタに装着さ
れた用紙パック内の用紙を用いてプリント処理を実行す
る。
【0093】図17は、情報処理手段1100の制御下
において、画像の撮影処理を実行する機能部分のブロッ
ク図である。
【0094】図17において、1110は制御振分け手
段であり、操作指示手段1200により実行指示がなさ
れた場合に、その指示内容に応じた機能を実行させるべ
く、機能の実行先の振分けを行う。1120は画像撮影
制御手段であり、操作指示手段1200により撮影処理
の実行指示がなされた場合に、振分け手段1110によ
り、その処理の制御手段とされる。この画像撮影制御手
段1120は、画像撮影手段1400により画像を撮影
し、その画像をメモリ媒体制御手段1500によりメモ
リ媒体に記憶させる。
【0095】図18は、情報処理手段1100の制御下
において、画像のプリント処理を実行する機能部分のブ
ロック図である。
【0096】図18において1130は画像特定制御手
段であり、操作指示手段1200により、プリント対象
となる画像を特定するための特定処理の実行指示がなさ
れた場合に、制御振分け手段1110により、その特定
処理の制御手段とされる。この画像特定制御手段113
0は、メモリ媒体制御手段1500を制御して、メモリ
媒体に記憶されている画像の中からプリント対象となる
画像を特定する。1140は画像プリント制御手段であ
り、操作指示手段1200によりプリント処理の実行指
示がなされた場合に、制御振分け手段1110により、
そのプリント処理の制御手段とされる。この画像プリン
ト制御手段1140は、取得手段1600により取得さ
れた用紙パック情報に基づいて、プリントの際に必要な
プリント情報の設定(以下、「プリント設定」ともいう)
を行い、その後、その設定したプリント情報に基づいて
プリント手段1700を制御して、特定された画像を用
紙パックの用紙にプリントする。
【0097】図19は、図16の制御系の処理を説明す
るためのフローチャートである。
【0098】まず、装置の電源ONにより、装置の初期
化処理が行われてから(ステップS1)、操作指示手段
1200からのキーの入力待ち状態となる(ステップS
2、S3)。電源OFFのキー入力があると(ステップ
S2)、終了処理(ステップS4)を実行してから、電
源をOFFにして終了する。また、電源OFFキー以外
のキーからの有効なキー入力があると、その入力キーを
キー判別処理(ステップS5)により判別し、入力キー
の種類に応じた処理を実行する。すなわち、入力キーが
画像撮影操作実行指示キーの場合には、画像撮影制御手
段1120により画像撮影操作実行処理が行われる(ス
テップS10)。また、入力キーが画像特定操作実行指
示キーの場合には、画像特定制御手段1130により画
像特定操作実行処理が行われる(ステップS20)。ま
た、入力キーが画像プリント操作実行指示キーの場合に
は、画像プリント制御手段1140により画像プリント
操作実行処理が行われる(ステップS30)。また、そ
の他の操作実行指示キーから入力があった場合には、そ
のキーに応じた必要な操作実行処理が行われる(ステッ
プS40)。そして、それぞれの操作実行処理(ステッ
プS10,S20,S30,S40)が終了した後、再
びキーの入力待ち状態となって、次の操作実行の指示を
待つ。
【0099】図20は、図19中の画像撮影操作実行処
理(ステップS10)を説明するためのフローチャート
である。この画像撮影操作実行処理においては、前述し
たように、図17中の画像撮影制御手段1120が機能
し、画像撮影手段1400によって画像を撮影(画像撮
影処理:ステップS11)した後に、メモリ媒体制御手
段1500によって撮影画像をメモリ媒体に記憶させる
(撮影画像記憶処理:ステップS12)。
【0100】図21は、図19中の画像特定操作実行処
理(ステップS20)を説明するためのフローチャート
である。この画像特定操作実行処理においては、前述し
たように図18中の画像特定制御手段1130が機能す
る。すなわち、まず、キー入力の待ち状態(ステップS
21)となって、現在表示中のカレント画像に対する処
理の指示キーの入力を待ち、そして指示キーの入力があ
ると、キー判別処理(ステップS22)により指示キー
を判別する。カレント画像の切替え指示を促す切替え指
示キーが入力された場合には、メモリ媒体に記憶されて
いる画像を順次切替え表示して、カレント画像を切替え
る(特定画像切替え処理:ステップS23)。その後、
再びキーの入力待ち状態となる。そして、画像の特定指
示を促す特定指示キーが入力された場合に、現在表示中
のカレント画像をプリント対象画像として特定する処理
(画像特定処理:ステップS24)が実行される。ステ
ップS21においては、切替え指示キーまたは特定指示
キー以外のキーの入力は無効として、それらの切替え指
示キーまたは特定指示キーの入力を待つ。
【0101】図22は、図19中の画像プリント操作実
行処理(ステップS30)を説明するためのフローチャ
ートである。この画像プリント操作実行処理において
は、前述したように図18中の画像プリント制御手段1
140が機能する。すなわち、まず、用紙パック情報取
得処理(ステップS31)において、プリンタに装着さ
れている用紙パックから用紙パック情報を取得し、その
用紙パック情報に基づいて、プリント処理に必要な情報
を設定するプリント設定処理を行う(ステップS3
2)。その後、その設定されたプリント情報に基づき、
プリンタに装着された用紙パック内の用紙を用いて、前
述した図21の画像特定操作実行処理(ステップS2
0)により特定された画像のプリント処理をする(ステ
ップS32)。
【0102】以上のように、本実施形態においては、プ
リンタに装着された用紙パックから用紙パック情報を取
得し、その用紙パック情報に基づいて、プリント処理に
必要なプリント設定を自動的に行う。したがって、ユー
ザは、少なくともの用紙に関するプリント設定を行う必
要がない。例えば、用紙のサイズ、その用紙における画
像のプリント位置、その用紙における画像のプリントエ
リアのサイズ、その用紙に予めプリントされている絵柄
に合わせた画像のプリント方向の設定を不要とすること
ができる。また、用紙パック内の用紙として、画像のプ
リント付加情報も含めてのプリントが可能な用紙が収容
されている場合には、その付加情報の種別、そのプリン
ト位置、そのプリントエリアのサイズなどの設定も不要
とすることができる。さらに、本例のメディアパックC
100は、前述したように、インクパックC103をも
収容するため、インクに関する情報もEEPROM22
4に格納することにより、そのインクに関する情報も自
動的に設定することもできる。これにより、従来技術に
なかった操作性の向上を実現することができる。
【0103】(第2の実施形態)図23から図27は、
本発明の第2の実施形態を説明するための図である。
【0104】図23は、情報処理手段1100の制御下
において、画像のプリント処理を実行する場合に機能す
る部分のブロック図であり、前述した第1の実施形態と
は、画像プリント制御手段1140の構成が異なる。本
例の画像プリント制御手段1140は、第1の実施形態
における図18中の画像プリント制御手段1140と同
様に、操作指示手段1200によりプリント処理の実行
指示がなされた場合に、制御振分け手段1110によ
り、そのプリント処理の制御手段とされる。この画像プ
リント制御手段1140は、このようにプリント処理の
実行指示がなされた場合に、後述するような画像プリン
トを行うための制御をする。
【0105】図24は、画像プリント制御手段1140
の機能ブロック図である。図24において、1141は
用紙パック指示手段であり、プリンタに装着すべき用紙
パックを指示するための処理を行う。1142はプリン
ト開始制御手段であり、プリント処理を開始するための
処理を行う。
【0106】図25は、図25中の用紙パック指示手段
1141の機能ブロック図である。図25において、1
141Bは格納用紙パック情報取得手段であり、メモリ
媒体制御手段1500を介して、CFカード105など
のメモリ媒体中に記憶されている用紙パック情報を取得
する。メモリ媒体には、前述した用紙パック情報と画像
とが対応付けて記憶されている。1141Cは装着用紙
パック情報取得手段であり、プリンタに装着されている
用紙パックから、前述した用紙パック情報を取得する。
1141Aは用紙パック比較手段であり、収得手段11
41B、1141Cのそれぞれによって取得された用紙
パック情報を比較する。1141Dは装着用紙パック指
示手段であり、用紙パック比較手段1141Aによる比
較結果が不一致だった場合、つまり比較対象の2つの用
紙パック情報が一致していない場合に、表示手段130
0を用いて、プリンタに装着すべき用紙パックを指示す
る。つまり、プリンタに装着すべき用紙パックとして、
メモリ媒体に記憶されている用紙パック情報に対応する
用紙パックを指示する。1141Eは装着待ち手段であ
り、プリンタに装着すべき用紙パック(以下、「所望の
用紙パック」ともいう)が装着用紙パック指示手段11
41Dにより指示された後、その所望の用紙パックが装
着されるまで、次の処理の実行を待たせる。1141F
は装着用紙パック確認手段であり、所望の用紙パックが
装着されたかどうか確認する。
【0107】図26は、図24中のプリント開始制御手
段1142の機能ブロック図である。図26において、
1142Aは格納用紙パック更新手段であり、メモリ媒
体制御手段1500を介して、図25の用紙パック指示
手段1141において取得された用紙パック情報をCF
カード105などのメモリ媒体へ更新記憶させる。11
42Bはプリント設定手段であり、取得された用紙パッ
ク情報に基づいて、プリント処理に必要な情報を設定
(以下、「プリント設定」ともいう)する。そのプリント
設定後、プリント手段1700により、プリント設定さ
れた内容に基づいて、用紙パック内の用紙を用いて、プ
リント対象として特定された画像をプリントする。
【0108】本実施形態においては、前述した第1の実
施形態における図19と同様に、入力キーに応じた操作
実行処理(ステップS10,S20,S30,S40)
を実行する。本例の場合は、操作実行処理(ステップS
10,S20,S30,S40)の内、画像プリント操
作実行処理(ステップS30)が第1の実施形態と異な
る。
【0109】図27は、本実施形態における画像プリン
ト操作実行処理(ステップS30)を説明するためのフ
ローチャートである。この画像プリント操作実行処理に
おいては、まず、図25中の取得手段1141Bによっ
て、CFカード105などのメモリ媒体に記憶されてい
る用紙パック情報、つまり前回のプリントにおいて用い
られた用紙パックに関する用紙パック情報を取得する
(格納用紙パック情報取得処理:ステップS51)。次
に、図25中の取得手段1141Cによって、プリンタ
に装着されている用紙パックから用紙パック情報を取得
する(装着用紙パック情報取得処理:ステップS5
2)。そして、次の用紙パック情報比較処理(ステップ
S53)において、ステップS51,S52にて取得さ
れた用紙パック情報を図25中の比較手段1141Aが
比較する。両者の用紙パック情報が一致していた場合に
は、プリント設定処理(ステップS54)へ移行し、一
致した用紙パック情報に基づいてプリント設定を行って
から、その設定されたプリント情報に基づき、プリンタ
に装着された用紙パック内の用紙を用いて、前述した図
19の画像特定操作実行処理(ステップS20)により
特定された画像をプリントする(画像プリント処理:ス
テップS55)。
【0110】一方、ステップS53の比較処理の結果、
両者の用紙パック情報が一致していなかった場合には、
用紙パック装着指示表示処理(ステップS56)へ移行
する。その表示処理において、図25中の指示手段11
41Dは、前回のプリント処理において用いた用紙パッ
クと同様の用紙パックをプリンタに装着させるべく、そ
の指示を表示手段1300に表示させる。その後、用紙
パック装着確認処理(ステップS57)により、指示し
た用紙パックが装着されたか否かの確認を行う。そし
て、指示した用紙パックが正しく装着されたことを確認
した後、用紙パック情報更新処理(ステップS58)に
移行する。この更新処理は、CFカード105などのメ
モリ媒体中に用紙パック情報が記憶されていない場合に
実行され、その場合には、ステップS52にて取得され
た用紙パック情報をCFカード105などのメモリ媒体
に記憶させる。その後、ステップS54,S55に移行
してプリント処理をする。
【0111】なお、格納用紙パック情報取得処理(ステ
ップS51)において、CFカード105などのメモリ
媒体から用紙パック情報が取得できなかった場合には、
デフォルトの用紙パック情報を取得したものとし、用紙
パック情報比較処理(ステップS53)において、その
メモリ媒体の用紙パック情報と、プリンタに装着される
全ての用紙パックの用紙パック情報とが一致するものと
判断する。また、装着用紙パック情報取得処理(ステッ
プS52)において、用紙パックから用紙パック情報が
取得できなかった場合には、装着用紙パック情報取得処
理(ステップS52)において、用紙パック情報が一致
しないと判断する。また、用紙パック装着確認処理(ス
テップS57)において、プリントの中断指示が検知さ
れた場合には、プリント処理を行わずに、画像プリント
操作実行処理(ステップS30)を終了する。
【0112】以上のように、本実施形態においては、画
像のプリント処理を行う毎に、プリンタに装着されてい
る用紙パック情報を取得して、その用紙パック情報を、
プリントされる画像に対応付けてメモリ媒体に記憶させ
ることにより、前回と同じプリント処理を実行すること
ができる。また、次のプリント処理を行うときに、メモ
リ媒体に記憶されている用紙パック情報と、プリンタに
装着されている用紙パックの情報とを比較し、それらが
一致しない場合には、プリンタに装着すべき用紙パック
を指示し、そして前回装着された用紙パックと同様の用
紙パックが装着されたことを確認した後に、プリント処
理を開始することにより、試しプリントさせることな
く、前回と同じプリント処理を実行することができる。
これにより、従来技術になかった操作性の向上を実現す
ることができる。
【0113】(第3の実施形態)図28および図29
は、本発明の第3の実施形態を説明するための図であ
る。
【0114】図28は、用紙パック指示手段1141の
機能ブロック図であり、前述した第2の実施形態とは、
待ち手段1141Eの構成が異なる。本例の待ち手段1
141Eは実行指示待ち手段であり、プリンタに装着す
べき用紙パック(以下、「所望の用紙パック」ともいう)
が装着用紙パック指示手段1141Dにより指示された
後、その所望の用紙パックが装着されるまで、もしくは
用紙パック情報の切り替え指示が操作指示手段1200
によりなされるまで、次の処理の実行を待たせる。操作
指示手段1200により、用紙パック情報の切り替え指
示がなされた場合には、後述するように用紙パック情報
を切替える処理を実行する。
【0115】本実施形態においては、画像プリント操作
実行処理(ステップS30)の一部が前述した第2の実
施形態と異なる。
【0116】図29は、本実施形態における画像プリン
ト操作実行処理(ステップS30)を説明するためのフ
ローチャートであり、第2の実施形態における図27中
の用紙パック装着確認処理(ステップS57)が用紙パ
ック確認処理(ステップS57A)と変更されている。
本実施形態における用紙パック確認処理(ステップS5
7A)は、プリンタに装着すべき用紙パックの指示が用
紙パック装着指示表示処理(ステップS56)において
なされてから、その指示された用紙パックがプリンタに
装着されるまで、もしくは用紙パック情報の切替え指示
がなされるまで、実行される。この確認処理において、
指示された用紙パックの装着、もしくは用紙パック情報
の切替え指示を確認した場合に、用紙パック情報更新処
理(ステップS58)を行う。この更新処理において
は、切替え指示された用紙パック情報をCFカード10
5などのメモリ媒体中に記憶更新する。その後、ステッ
プS54,S55に移行してプリント処理をする。
【0117】なお、格納用紙パック情報取得処理(ステ
ップS51)において、CFカード105などのメモリ
媒体から用紙パック情報が取得できなかった場合には、
デフォルトの用紙パック情報を取得したものとし、用紙
パック情報比較処理(ステップS53)において、その
メモリ媒体の用紙パック情報と、プリンタに装着される
全ての用紙パックの用紙パック情報とが一致するものと
判断する。また、装着用紙パック情報取得処理(ステッ
プS52)において、用紙パックから用紙パック情報が
取得できなかった場合には、装着用紙パック情報取得処
理(ステップS52)において、用紙パック情報が一致
しないと判断する。また、用紙パック装着確認処理(ス
テップS57)において、プリントの中断指示が検知さ
れた場合には、プリント処理を行わずに、画像プリント
操作実行処理(ステップS30)を終了する。
【0118】以上のように、本実施形態においては、指
示された用紙パックが正しく装着されるのを待ち続ける
だけではなく、用紙パック情報を切替えることによっ
て、装着されるべき所望の用紙パックを変更することが
できる。例えば、現在装着されている用紙パックを所望
の用紙パックとして変更する場合には、その現在装着さ
れている用紙パックから用紙パック情報を取得して、そ
れをCFカード105などのメモリ媒体に更新登録すれ
ばよい。これにより、従来技術になかった操作性の向上
を実現することができる。
【0119】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態においては、操作指示手段1200により、撮影後の
映像を直ちに直ちにプリントする操作(以下、「画像撮
影同時プリント操作」という)の実行指示が可能であ
る。そのために、その画像撮影同時プリント操作の実行
指示があったときは、前述した情報処理手段1100中
の振分け制御手段1110によって、画像撮影同時プリ
ント制御手段(図示せず)を機能させる。その画像撮影
同時プリント制御手段によって、撮影からプリントまで
を一括して制御し、1回のボタン操作により、画像を撮
影してから、その撮影した画像のプリントする動作を連
続的に実行する。
【0120】このような撮影同時プリント操作を実現さ
せるためには、前述した第1から第3の実施形態におい
て、図19中のその他の必要な操作実行処理として、図
30のような画像撮影プリント操作実行処理を実行させ
ればよい。図30の画像撮影プリント操作実行処理にお
いては、まず、画像撮影操作実行処理(ステップS6
1)により画像の撮影処理を実行してから、画像特定処
理(ステップS62)により、撮影された画像をプリン
ト画像として特定する。その後、画像プリント操作実行
処理(ステップS63)により、この特定された画像の
プリント処理を実行する。本実施形態によれば、さらに
操作性を向上させることができる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、被記録
媒体を収容した収容体から取得した情報を活用すること
により、画像の記録に必要な情報を簡易に設定して、操
作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なプリンタ内蔵カメラの正面
図である。
【図2】図1のカメラの斜め前方からの斜視図である。
【図3】図1のカメラの斜め後方からの斜視図である。
【図4】図1のカメラに装着可能なメディアパックの斜
視図である。
【図5】図1のカメラの内部における主要構成部の配置
関係を示す斜視図である。
【図6】図5におけるプリンタ部の斜視図である。
【図7】図6のプリンタ部の一部を取り外した斜視図で
ある。
【図8】図6のプリンタ部におけるキャリッジの斜視図
である。
【図9】図6のプリンタ部におけるプリント媒体搬送系
の構成部分の斜視図である。
【図10】図6のプリンタ部におけるインク供給系の構
成部分の斜視図である。
【図11】図10のインク供給系の構成部分にメディア
パックが装着されたときの平面図である。
【図12】図1のカメラにおけるカメラ部とプリンタ部
の概略ブロック構成図である。
【図13】図12のカメラ部における信号処理の説明図
である。
【図14】図12のプリンタ部における信号処理の説明
図である。
【図15】図12のブロック構成図をカメラ部主体に概
略的に現したブロック構成図である。
【図16】本発明の第1の実施形態における制御系の主
要部を説明するための機能ブロック図である。
【図17】図16中の情報処理手段における撮影処理機
能部分の機能ブロック図である。
【図18】図16中の情報処理手段におけるプリント処
理機能部分の機能ブロック図である。
【図19】図16の制御系の処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図20】図19の画像撮影操作実行処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図21】図19の画像特定操作実行処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図22】図19の画像プリント操作実行処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図23】本発明の第2の実施形態における情報処理手
段の機能ブロック図である。
【図24】図23中の画像プリント制御手段の機能ブロ
ック図である。
【図25】図24中の用紙パック指示手段の機能ブロッ
ク図である。
【図26】図24中のプリント開始制御手段の機能ブロ
ック図である。
【図27】本発明の第2の実施形態における画像プリン
ト操作実行処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図28】本発明の第3の実施形態における用紙パック
指示手段の機能ブロック図である。
【図29】本発明の第3の実施形態における画像プリン
ト操作実行処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図30】本発明の第4の実施形態における画像撮影プ
リント操作実行処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
A001 装置本体 A002 挿入部 A100 カメラ部 A101 レンズ A102 ファインダー A102a ファインダー窓 A103 ストロボ A104 レリーズボタン A105 液晶表示部(外部表示部) A107 コンパクトフラッシュメモリカード(CFカ
ード) A108 電池 A109 排出部 B100 プリンタ部(記録装置部) B101 LFローラ B102 LFピンチローラ B103 プラテン B104 キャリッジ B105 ガイド軸 B106 リードスクリュー B107 軸受け B108 軸受け B109 スクリューピン B110 ばね B120 記録ヘッド B121 インク吐出口 B122 ニードル B123 供給エアー口 B124 ニードルカバー B131 エンコーダセンサ B132 リニアスケール B133 HPフラグ B134 HPセンサ B141 スクリューギア B142 アイドラギア B143 モータギア B150 フレキシブルケーブル B201 排紙ローラ B202 排紙ローラギア B203 中継ギア B204 LFローラギア B211 切り替えスライダ B212 切り替えカム B213 圧板ヘッド B301 ジョイントフォーク B302 供給ジョイント B303 供給チューブ B304 ポンプシリンダ B305 ジョイントリフタ B310 吸引キャップ B311 吸引チューブ B312 廃液チューブ B313 廃液ジョイント B315 ポンプユニット B316 ワイパーリフタ B321 ポンプHPセンサ B322 ジョイントHPセンサ B323 シャーシ C100 メディアパック C101 パック本体 C102 シャッター C102A 窓部 C103 インクパック C104 プリント媒体 C105 ジョイント C106 ワイパー C107 インク吸収体 C110 給紙ローラ C110a 連結部 M001 キャリッジモータ M002 搬送モータ M003 ジョイントモータ M004 ポンプモータ 101 CCD 102 マイク 103 ASIC 104 第1メモリ 105 CFカード(「CFカードA107」に相当) 106 LCD(「液晶表示部A105」に相当) 107 レンズ 120 第1CPU 201 画像処理部 202 第2メモリ 203 バンドメモリ制御部 204 バンドメモリ 205 マスクメモリ 206 ヘッド制御部 207 記録ヘッド(「記録ヘッドB120」に相当) 208 エンコーダ(「エンコーダセンサB131」に相
当) 209 エンコーダカウンタ 210 インターフェース 220 第2CPU 221 モータドライバ 222 モータ(「モータM001,M002,M00
3,M004」に相当) 223 センサ(「HPセンサB134,B321,B
322」を含む) 224 EEPROM 230 音声エンコーダ部 250 電源部(「電池A108」に相当) 1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 キー入力装置 5 画像撮影装置 6 デジタル画像生成ユニット 7 撮影表示装置 8 画像格納装置 9 インターフェース 10 プリント装置 1100 情報処理手段 1110 制御振分け手段 1120 画像撮影制御手段 1130 画像特定制御手段 1140 画像プリント制御手段 1141 用紙パック指示手段 1141A 用紙パック情報比較手段 1141B 格納用紙パック情報取得手段 1141C 装着用紙パック情報取得手段 1141D 装着用紙パック指示手段 1141E 装着待ち手段 1141F 装着用紙パック確認手段 1142 プリント開始制御手段 1142A 格納用紙パック更新手段 1142B プリント設定手段 1200 操作指示手段 1300 表示手段 1400 画像撮影手段 1500 メモリ媒体制御手段 1600 用紙パック情報取得手段 1700 プリント手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体を収容した着脱可能な収容体
    を用い、記録部によって前記被記録媒体に画像を記録す
    る記録装置であって、 前記収容体から、該収容体に収容されている前記被記録
    媒体に関する情報を取得する取得手段と、 前記取得手段によって取得された前記情報に基づいて、
    前記被記録媒体に画像を記録するために必要な情報を設
    定する設定手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記被記録媒体に記録される画像を撮影
    可能な撮像部を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の記録装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも記録被記録媒体に記録する画
    像を表示可能な表示手段を備えたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記被記録媒体に記録される画像を記憶
    可能な画像記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 画像を記録するための被記録媒体に関す
    る情報を記憶する情報記憶手段と、 前記情報記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、画
    像の記録に必要な前記収容体の装着を指示する指示手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記取得手段によって取得した前記情報
    と、前記情報記憶手段に記憶された前記情報と、が対応
    関係にあるときに、前記画像の記録を可能とする制御手
    段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記取得手段によって
    取得した前記情報と、前記情報記憶手段に記憶された前
    記情報と、が対応関係にないときは、その旨を表示させ
    ることを特徴とする請求項5または6に記載の記録装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記情報記憶手段から
    前記情報が取得できないときは、前記情報の対応関係が
    あると判断することを特徴とする請求項5から7のいず
    れかに記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記取得手段によって
    前記情報が取得できないときは、前記情報の対応関係が
    ないと判断することを特徴とする請求項5から8のいず
    れかに記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記情報の対応関係
    がないときは、実行指示の操作を待って、前記取得手段
    により前記情報を取得させることを特徴とする請求項5
    から9のいずれかに記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記情報記憶手段は、前記情報の更新
    が可能であることを特徴とする請求項5から10のいず
    れかに記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記情報記憶手段に記憶される前記情
    報は、前記取得手段によって取得された前記情報に更新
    可能であることを特徴とする請求項11に記載の記録装
    置。
  13. 【請求項13】 前記画像記憶手段に記憶される前記画
    像と、前記情報記憶手段に記憶される前記情報と、を関
    連付けたことを特徴とする請求項5から12のいずれか
    に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記画像記録手段と前記情報記憶手段
    は、前記画像と前記情報を共通の記憶媒体に関連付けて
    記憶することを特徴とする請求項13に記載の記録装
    置。
  15. 【請求項15】 前記設定手段は、前記情報記憶手段に
    記憶された前記情報に基づいて、前記被記録媒体に画像
    を記録するために必要な記録情報を設定設定可能である
    ことを特徴とする請求項5から14のいずれかに記載の
    記録装置。
  16. 【請求項16】 前記被記録媒体に関する情報は、該被
    記録媒体のサイズ、該被記録媒体における画像の記録位
    置、該被記録媒体における画像の記録エリアのサイズ、
    または該被記録媒体における画像の記録方向、の内の少
    なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から15
    のいずれかに記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 前記被記録媒体に関する情報は、該被
    記録媒体に記録可能な付加情報の種別、その付加情報の
    記録位置、その付加情報の記録エリアのサイズ、の内の
    少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から1
    6のいずれかに記載の記録装置。
  18. 【請求項18】 前記記録部は、インクを吐出可能なイ
    ンクジェット記録ヘッドを用いて、前記被記録媒体に画
    像を記録することを特徴とする請求項1から17のいず
    れかに記載の記録装置。
  19. 【請求項19】 前記インクジェット記録ヘッドは、イ
    ンクを吐出するためのエネルギーとして熱エネルギーを
    発生する電気熱変換体を有することを特徴とする請求項
    18に記載の記録装置。
  20. 【請求項20】 被記録媒体を収容した着脱可能な収容
    体を用い、記録部によって前記被記録媒体に画像を記録
    する記録装置の制御方法であって、 前記収容体から、該収容体に収容されている前記被記録
    媒体に関する情報を取得し、 前記収容体から取得された前記情報に基づいて、前記被
    記録媒体に画像を記録するために必要な情報を設定する
    ことを特徴とする記録装置の制御方法。
JP2000297610A 2000-09-28 2000-09-28 記録装置およびその制御方法 Pending JP2002103728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000297610A JP2002103728A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 記録装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000297610A JP2002103728A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 記録装置およびその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002103728A true JP2002103728A (ja) 2002-04-09

Family

ID=18779701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000297610A Pending JP2002103728A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 記録装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002103728A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20020021047A (ko) 미디어 팩, 프린터 및 프린터부착카메라
JP2002095181A (ja) 複合システム
JP2002086732A (ja) インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置および電子機器
EP1186425B1 (en) Printer, image data supplying apparatus and printing system
JP2002086753A (ja) インクジェット記録装置の液体供給装置、インクジェット記録装置及び記録機構付き撮像装置
EP1187451B1 (en) Digital camera and its method of operation for indicating a printable area superposed on displayed image
JP2002112101A (ja) デジタルカメラおよびプリントシステム
JP2002103728A (ja) 記録装置およびその制御方法
JP2002086702A (ja) 記録機構、インクジェット記録装置及び記録装置付き撮像装置
JP4693218B2 (ja) 画像記録装置および画像記録方法
JP2002086808A (ja) 画像記録部を有したカメラ、情報処理システム、情報処理方法および画像データ保存方法
JP2002094852A (ja) 情報処理機器及び情報処理機器の設定値制御方法、コンピュータプログラム
JP2002094851A (ja) 記録部を有する撮像装置およびその制御方法
JP2002086826A (ja) プリンタ用消耗材収納容器、該容器を用いるプリンタおよびデジタルカメラ
JP2002086845A (ja) 画像記録装置およびその制御方法,情報処理機器およびその制御方法
JP4557399B2 (ja) プリントヘッド用基体、該基体を用いるプリントヘッド、プリンタおよび該プリンタを画像出力装置として有する画像入出力装置
JP3937708B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JP2002086814A (ja) プリント装置、プリントシステム、およびプリントデータ記憶媒体
JP4532710B2 (ja) 情報処理機器、及び情報処理機器の画像記録制御方法
JP4378075B2 (ja) 記録装置
JP3787553B2 (ja) プリント装置及びその制御方法
JP2002165119A (ja) カメラおよび情報処理装置
JP2002165173A (ja) 情報処理装置
JP2002094901A (ja) デジタルカメラおよび該デジタルカメラ用プリンタ
JP2002086829A (ja) 走査装置、記録装置、画像読取装置及び記録機構付き撮像装置