JP2002094851A - 記録部を有する撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

記録部を有する撮像装置およびその制御方法

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JP2002094851A
JP2002094851A JP2000277219A JP2000277219A JP2002094851A JP 2002094851 A JP2002094851 A JP 2002094851A JP 2000277219 A JP2000277219 A JP 2000277219A JP 2000277219 A JP2000277219 A JP 2000277219A JP 2002094851 A JP2002094851 A JP 2002094851A
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Shinichi Kimura
慎一 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影画像の出力先を状況に応じて変更するこ
とにより、撮影画像を失う事態を回避することができる
記録部を有する撮像装置、およびその制御方法を提供す
ること。 【解決手段】 撮影画像を記憶可能なメモリカードを備
え、かつ記録部を有する撮像装置において、撮影画像の
出力先がメモリカードの場合に、そのメモリカードがセ
ットされていないときは、撮影画像の出力先を記録部に
変更することを試みる。また撮影画像の出力先が記録部
の場合に、その記録部が正常でないときは、撮影画像の
出力先をメモリカードに変更することを試みる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録部を有する撮
像装置、およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルカメラの普及に伴い、
PC(パーソナルコンピュータ)の介在なしに、撮影画
像をプリントしたいという要求が高まってきている。カ
メラとプリンタを一体的に構成した機器としては、従来
より、ポラロイド(登録商標)式のカメラが知られてい
る。ディジタル方式のカメラにおいて、このようなポラ
ロイド式のカメラと同様の機能を実現するためには、画
像を撮影するディジタルカメラと、撮影した画像をプリ
ントするプリンタとを一体して、プリンタ一体型カメラ
を構成することが考えられる。このようなプリンタ一体
型カメラは、撮影した画像を他の機器を用いることな
く、好きなときにプリントできることになる。
【0003】また、画像情報を取り扱う機器としては、
取り外し可能な記憶手段を備えて、その記憶手段に格納
した撮影画像を必要に応じて呼び出して編集やプリント
ができる構成のものがあり、ディジタル式の機器として
の利便性を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなディジタル
式のカメラとプリンタとを一体に構成したシステムにお
いては、シャッターを押すことによって撮影画像を直接
プリントできる利便性が望まれる一方、従来のディジタ
ルカメラと同様に、撮影画像をプリントせずにメモリカ
ードなどの記憶手段に格納できることも要求される。
【0005】このような要求に応えるためには、撮影画
像を直接プリントする動作モードと、撮影画像をプリン
トせずに記憶手段に格納する動作モードと、をスイッチ
等によりユーザーが選択的に設定できるように構成する
ことが考えられる。このように構成した場合において、
撮影した画像を直接プリントする動作モードを設定した
ときに、仮に、プリンタに動作上の問題が生じるとプリ
ントができなくなり、撮影した画像がプリントされない
まま失われたり、撮影自体ができなくなるという問題が
生じてしまう。また、撮影した画像をメモリカードなど
の記憶手段に直接格納する動作モードを設定したとき
に、仮に、メモリカードなどの記憶手段が装着されてい
ないと撮影画像が失われたり、撮影自体ができなくなる
という問題が生じてしまう。このように、単に、撮影画
像を直接プリントする動作モードと、撮影画像をプリン
トせずに記憶手段に格納する動作モードと、を選択的に
設定可能に構成しただけでは、操作上の不都合が生じる
場合がある。
【0006】本発明の目的は、撮影画像の出力先を状況
に応じて変更することにより、撮影画像を失う事態を回
避することができる記録部を有する撮像装置、およびそ
の制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の記録部を有する
撮像装置は、撮像部と、前記撮像部の撮影画像を記録可
能な記録部と、を有し、かつ前記撮影画像を記憶可能な
記憶手段を備えた記録部を有する撮像装置において、前
記撮影画像の出力先を前記記録部または前記記憶手段に
選択可能な選択手段と、前記撮影画像の出力先として選
択された前記記録部または前記記憶手段の動作状況に応
じて、前記撮影画像の出力先を変更する制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の記録部を有する撮像装置の制御方
法は、撮像部と、前記撮像部の撮影画像を記録可能な記
録部と、を有し、かつ前記撮影画像を記憶可能な記憶手
段を取り外し可能に備えた記録部を有する撮像装置の制
御方法において、前記撮影画像の出力先を前記記録部ま
たは前記記憶手段に選択した後に、前記撮影画像の出力
先として選択された前記記録部または前記記憶手段の動
作状況に応じて、前記撮影画像の出力先を変更すること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】本明細書において、「プリント」(「記
録」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報
を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人
間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否
かを問わず、広くプリント媒体上に画像、模様、パター
ン等を形成する場合、またはプリント媒体の加工を行う
場合を言うものとする。
【0011】また、「プリント媒体」とは、一般的なプ
リント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラ
スチック・フィルム、金属板等、ガラス、セラミック
ス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものと
するが、以下では「用紙」または単に「紙」ともいうも
のとする。
【0012】また、本明細書において、「カメラ」とは光
学的に撮像し、光学像を電気信号に変換する機器やデバ
イスを示すものであり、以下の説明において「撮像部」と
も称する。
【0013】さらに、「インク」(「液体」という場合
もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈
されるべきものであり、プリント媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成、プリント
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば、プリント媒
体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に
供される液体を言うものとする。
【0014】なお、本発明が有効に用いられるヘッドの
一形態は、電気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用
して液体に膜沸騰を生じさせ気泡を形成する形態であ
る。
【0015】「基本構成」まず、図1から図14に基づい
て、本発明に係る装置の基本構成について説明する。本
例において説明する装置は、光学的に撮像して電気信号
に変換する撮像部(以下、「カメラ部」とも称する)と、
撮像して得られた電気信号に基づいて画像の記録を行う
画像記録部(以下、「プリンタ部」とも称する)とを備え
た情報処理機器として構成されている。以下、本例で説
明する情報処理機器を「プリンタ内蔵カメラ」と称して説
明する。
【0016】装置本体A001においては、カメラ部A
100の背面側にプリンタ部(記録装置部)B100が
一体的に組み込まれている。プリンタ部B100は、メ
ディアパックC100から供給されるインクとプリント
媒体を用いて画像を記録する。本構成では、装置本体A
001から外装を外して背面側から見た図5から明らか
なように、装置本体A001の同図中の右手側にメディ
アパックC100が挿入され、装置本体A001の同図
中左手側にプリンタ部B100が配置される。プリンタ
部B100によって記録を行う場合には、カメラ部A1
00における後述の液晶表示部A105を上側、レンズ
A101を下側にするように、装置本体A001を置い
た姿勢とすることができる。この記録姿勢において、プ
リンタ部B100における後述の記録ヘッドB120
は、インクを下向きに吐出する姿勢となる。記録姿勢
は、カメラ部A100による撮影状態の姿勢と同様の姿
勢とすることも可能であり、上記の記録姿勢に限られる
ことはない。記録動作の安定性の面からは、上記のイン
クを下向きに吐出する記録姿勢が好ましい。
【0017】以下においては、本例の装置の機械的な基
本構成をA「カメラ部」、B「メディアパック」、C「プリ
ンタ部」とに分けて説明し、また、信号処理系の基本構
成はD「信号処理系」として説明する。
【0018】A「カメラ部」 カメラ部A100は、基本的には、一般的なデジタルカ
メラを構成するものであり、後述するプリンタ部B10
0と共に装置本体A001に一体的に組み合わせられる
ことによって、図1から図3のような外観のプリンタ内
蔵のデジタルカメラを構成する。図1から図3におい
て、A101はレンズ、A102はファインダー、A1
02aはファインダー窓、A103はストロボ、A10
4はレリーズボタン、A105は液晶表示部(外部表示
部)である。カメラ部A100は、後述するように、C
CDを用いて撮像したデータの処理、コンパクトフラッ
シュ(登録商標)メモリカード(CFカード)A107
への画像の記憶、画像の表示、プリンタ部B100との
間の各種データの授受等をする。A109は、撮影され
た画像を後述のプリント媒体C104に記録した場合
に、画像が記録されたプリント媒体C104が排出され
る排出部である。図5に示されるA108は、カメラ部
A100およびプリンタ部B100の電源としての電池
である。
【0019】B「メディアパック」 メディアパックC100は、装置本体A001に対して
着脱可能であり、本例の場合は、装置本体A001の挿
入部A002(図3参照)から差し込まれることによっ
て、図1のように装置本体A001に装着される。挿入
部A002は、メディアパックC100が装着されてい
ないときは図3のように閉じられており、それが装着さ
れるときに開かれる。図5は、メディアパックC100
が装着された装置本体A001から、外装を外した状態
を示す。メディアパックC100のパック本体C101
には、図4のように、シャッターC102が矢印D方向
にスライド可能に備えられている。シャッターC102
は、メディアパックC100が装置本体A001に装着
されていないときには図4中の2点鎖線の位置にスライ
ドしており、メディアパックC100が装置本体A00
1に装着されたときには、図4中の実線の位置にスライ
ドする。
【0020】パック本体C101には、インクパックC
103とプリント媒体C104が収容されている。図4
において、インクパックC103は、プリント媒体C1
04の下方に収容される。本例の場合、インクパックC
103は、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン)のインクを個別に収容するように3つ備えられてお
り、またプリント媒体C104は20枚程度重ねて収容
されている。それらのインクとプリント媒体C104
は、画像の記録に最適な組合せのものが選択された上、
同じメディアパックC100内に収容されている。した
がって、インクとプリント媒体の組合せが異なる種々の
メディアパックC100(例えば、超高画質用、ノーマ
ル画質用、シール(分割シール)用等のメディアパッ
ク)を用意しておいて、記録すべき画像の種類、および
画像が形成されたプリント媒体の用途などに応じて、そ
れらのメディアパックC100を選択的に装置本体A0
01に装着することにより、最適な組合せのインクとプ
リント媒体を用いて、目的に応じた画像を確実に記録す
ることができる。また、メディアパックC100には後
述するEEPROM(識別IC)が備えられており、そ
のEEPROMには、メディアパックが収容しているイ
ンクとプリント媒体の種類や残量などの識別データが記
憶される。
【0021】インクパックC103は、メディアパック
C100が装置本体A001に装着されたときに、Y,
M,Cのインクのそれぞれに対応する3つのジョイント
C105を通して、後述する装置本体A001側のイン
ク供給系に接続される。一方、プリント媒体C104
は、図示しない分離機構によって一枚ずつ分離されてか
ら、後述する給紙ローラC110(図9参照)によって
矢印C方向に送り出される。その給紙ローラC110の
駆動力は、装置本体A001側に備わる後述の搬送モー
タM002(図9参照)から、連結部C110aを介し
て供給される。
【0022】また、パック本体C101には、後述する
プリンタ部の記録ヘッドをワイピングするためのワイパ
ーC106と、そのプリンタ部から排出された廃インク
を吸収するためのインク吸収体C107と、が備えられ
ている。プリンタ部における記録ヘッドは、後述するよ
うに矢印Aの主走査方向に往復移動する。メディアパッ
クC100が装置本体A001から外されているとき
は、シャッターC102が図4中の2点鎖線の位置にス
ライドして、ジョイントC105、ワイパーC106、
およびインク吸収体C107などを保護する。
【0023】C「プリンタ部」 本例のプリンタ部B100は、インクジェット記録ヘッ
ドを用いるシリアルタイプである。このプリンタ部B1
00については、C−1「プリント動作部」、C−2「プ
リント媒体搬送系」、およびC−3「インク供給系」に分
けて説明する。
【0024】C−1「プリント動作部」 図6は、プリンタ部B100全体の斜視図、図7は、プ
リンタ部B100の一部を取り外した斜視図である。
【0025】プリンタ部B100の本体内部の定位置に
は、図5のように、装置本体A001に装着されたメデ
ィアパックC100の先端部分が位置する。メディアパ
ックC100から矢印C方向に送り出されたプリント媒
体C104は、後述するプリント媒体搬送系におけるL
FローラB101とLFピンチローラB102との間に
挟まれつつ、プラテンB103上にて矢印Bの副走査方
向に搬送される。B104は、ガイド軸B105とリー
ドスクリューB106に沿って矢印Aの主走査方向に往
復移動されるキャリッジである。
【0026】キャリッジB104には、図8のように、
ガイド軸B105用の軸受けB107と、リードスクリ
ューB106用の軸受けB108が設けられている。キ
ャリッジB104の定位置には、図7のように、軸受け
B108の内側に突出するスクリューピンB109がば
ねB110によって取り付けられている。そして、リー
ドスクリューB106の外周部に形成された螺旋溝に対
して、スクリューピンB109の先端がはまり合うこと
によって、リードスクリューB106の回転がキャリッ
ジB104の往復移動に変換される。
【0027】また、キャリッジB104には、Y,M,
Cのインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドB1
20と、その記録ヘッドB120に供給されるインクを
収容するサブタンク(図示せず)が搭載されている。記
録ヘッドB120には、矢印Aの主走査方向と交差する
方向(本例の場合は、直交する方向)に沿って並ぶ複数
のインク吐出口B121(図8参照)が形成されてい
る。インク吐出口B121は、サブタンクから供給され
たインクを吐出可能なノズルを構成する。インクを吐出
させるためのエネルギーの発生手段としては、ノズル毎
に備えた電気熱変換体を用いることができる。その電気
熱変換体は、発熱駆動されることによってノズル内のイ
ンク中に気泡を発生させ、その発泡エネルギーによって
インク吐出口B121からインク滴を吐出させる。
【0028】サブタンクは、メディアパックC100に
収容されているインクパックC103よりも小容量であ
り、少なくともプリント媒体C104の1枚分の画像記
録に必要な量のインクを収容する大きさとなっている。
サブタンクにおいて、Y,M,Cのインク毎のインク収
容部分には、それぞれインク供給部と負圧導入部が形成
されており、それらのインク供給部は対応する3つの中
空のニードルB122に個別に接続され、また、それら
の負圧導入部は共通の供給エアー口B123に接続され
ている。このようなサブタンクには、後述するように、
キャリッジB104が図6のようなホームポジションに
移動したときに、メディアパックC100のインクパッ
クC103からインクが補給される。
【0029】図8のキャリッジB104において、B1
24はニードルカバーであり、ニードルB122とジョ
イントC105とが連結していないときは、スプリング
の力によって同図のように、ニードルB122を保護す
る位置に移動しており、ニードルB122とジョイント
C105とが連結するときは、スプリングの力に抗して
同図中の上方に押されてニードルB122の保護を解
く。キャリッジB104の移動位置は、キャリッジB1
04側のエンコーダセンサB131と、プリンタ部B1
00の本体側のリニアスケールB132(図6参照)
と、によって検出される。また、キャリッジB104が
ホームポジションに移動したことは、キャリッジB10
4側のHP(ホームポジション)フラグB133と、プ
リンタ部B100の本体側のHPセンサB134(図7
参照)と、によって検出される。
【0030】図7において、ガイド軸B105の両端に
は、その中心軸から偏心した位置に支軸(図示せず)が
設けられている。ガイド軸B105は、その支軸を中心
として回動調整されることにより、キャリッジ104の
位置が調整されて、記録ヘッドB120と、プラテンB
103上のプリント媒体C104と、の間の距離(「紙
間距離」ともいう)が調整される。また、リードスクリ
ューB106は、スクリューギアB141、アイドラギ
アB142、およびモータギアB143を介して、キャ
リッジモータM001によって回転駆動される。また、
B150は、後述する制御系と記録ヘッドB120とを
電気的に接続するためのフレキシブルケーブルである。
【0031】記録ヘッドB120は、キャリッジB10
4と共に矢印Aの主走査方向に移動しつつ、画像信号に
応じてインク吐出口B121からインクを吐出すること
によって、プラテンB103上のプリント媒体に1行分
の画像を記録する。このような記録ヘッドB120によ
る1行分の記録動作と、後述するプリント媒体搬送系に
よる矢印Bの副走査方向におけるプリント媒体の所定量
の搬送動作と、を繰り返すことによって、プリント媒体
上に順次画像を記録する。
【0032】C−2「プリント媒体搬送系」 図9は、プリンタ部B100におけるプリント媒体搬送
系の構成部分の斜視図である。図9において、B201
は対の排紙ローラであり、同図中上側の一方の排紙ロー
ラB201は、排紙ローラギアB202と中継ギアB2
03を介して、搬送モータM002により駆動される。
同様に、前述したLFローラB101は、LFローラギ
アB204と中継ギアB203を介して、搬送モータM
002により駆動される。排紙ローラB201とLFロ
ーラB101は、搬送モータM002の正転時の駆動力
によって、プリント媒体C104を矢印Bの副走査方向
に搬送する。
【0033】一方、搬送モータM002が逆転したとき
は、切り替えスライダB211および切り替えカムB2
12を介して、圧板ヘッドB213と図示しないロック
機構が駆動されると共に、メディアパックC100側の
給紙ローラC110に駆動力が伝達される。すなわち、
圧板ヘッドB213は、搬送モータM002の逆転時の
駆動力によって、メディアパックC100のシャッター
C102の窓部C102A(図4参照)を通って、メデ
ィアパックC100内に集積されているプリント媒体C
104を図4中の下方に押圧する。これにより、図4中
の最下位置のプリント媒体C104がメディアパックC
100内の給紙ローラC110上に押し付けられる。ま
た、図示しないロック機構は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力によって、装置本体A001に対してメデ
ィアパックC100をロックしてメディアパックC10
0の取り外しを禁止する。また、メディアパックC10
0側の給紙ローラC110は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力が伝達されることによって、図4中最下位
置の1枚のプリント媒体C104を矢印C方向に搬出す
る。
【0034】このように、搬送モータM002が逆転す
ることによって、メディアパックC100からプリント
媒体C104が1枚だけ矢印C方向に取り出され、その
後、搬送モータM002が正転することによって、その
プリント媒体C104が矢印B方向に搬送される。
【0035】C−3「インク供給系」 図10は、プリンタ部B100におけるインク供給系の
構成部分の斜視図、図11は、そのインク供給系の構成
部分にメディアパックC100が装着されたときの平面
図である。
【0036】プリンタ部B100に装着されたメディア
パックC100のジョイントC105は、ホームポジシ
ョンに移動したキャリッジB104側のニードルB12
2(図8参照)の下に位置する。プリンタ部B100の
本体には、ジョイントC105の下方に位置するジョイ
ントフォークB301(図10参照)が備えられてお
り、そのジョイントフォークB301がジョイントC1
05を上動させることにより、ジョイントC105がニ
ードルB122に接続される。これにより、メディアパ
ックC100側のインクパックC103と、キャリッジ
B104側のサブタンクのインク供給部と、の間のイン
ク供給路が形成される。また、プリンタ部B100の本
体には、ホームポジションに移動したキャリッジB10
4の供給エアー口B123(図8参照)の下に位置する
供給ジョイントB302が備えられている。この供給ジ
ョイントB302は、供給チューブB303を介して、
負圧発生源としてのポンプのポンプシリンダB304に
接続されている。供給ジョイントB302は、ジョイン
トリフタB305によって上動されることにより、キャ
リッジB104側の供給エアー口B123に接続され
る。これにより、キャリッジB104側のサブタンクの
負圧導入部と、ポンプシリンダB304と、の間の負圧
導入路が形成される。ジョイントリフタB305は、ジ
ョイントモータM003の駆動力によって、供給ジョイ
ントB302と共にジョイントフォークB301を上下
動させる。
【0037】サブタンクの負圧導入部には、空気の通過
を許容し、かつインクの通過を阻止する気液分離部材
(図示せず)が備えられている。気液分離部材は、負圧
導入路を通して吸引されるサブタンク内の空気の通過を
許容し、これによりメディアパックC100からサブタ
ンクにインクが補給される。そして、サブタンク内のイ
ンクが気液分離部材に達するまで、インクが充分に補給
されたときに、その気液分離部材がインクの通過を阻止
することにより、インクの補給が自動的に停止する。気
液分離部材は、サブタンクのインク毎のインク収容部分
におけるインク供給部に備えられており、それらのイン
ク収容部分毎に、インクの補給を自動的に停止させる。
【0038】また、プリンタ部B100の本体には、ホ
ームポジションに移動したキャリッジB104側の記録
ヘッドB120(図8参照)に対して、キャッピングが
可能な吸引キャップB310が備えられている。吸引キ
ャップB310は、その内部に、吸引チューブB311
を通してポンプシリンダB304から負圧が導入される
ことによって、記録ヘッドB120のインク吐出口B1
21からインクを吸引排出(吸引回復処理)させること
ができる。また、記録ヘッドB120は、必要に応じ
て、画像の記録に寄与しないインクを吸引キャップB3
10内に吐出させる(予備吐出処理)。吸引キャップB
310内のインクは、ポンプシリンダB304から、廃
液チューブB312と廃液ジョイントB313を通し
て、メディアパックC110内のインク吸収体C107
に排出される。
【0039】ポンプシリンダB304は、それを往復駆
動するためのポンプモータM004などと共にポンプユ
ニットB315を構成する。ポンプモータM004は、
ワイパーリフタB316(図10参照)を上下動させる
ための駆動源としても機能する。ワイパーリフタB31
6は、プリンタ部B100に装着されたメディアパック
C100のワイパーC106を上動させることによっ
て、そのワイパーC106を記録ヘッドB120のワイ
ピングが可能な位置に移動させる。
【0040】図10および図11において、B321
は、ポンプシリンダB304によって構成されるポンプ
の動作位置がホームポジションにあることを検出するポ
ンプHPセンサである。また、B322は、前述したイ
ンク供給路および負圧導入路が形成されたことを検出す
るジョイントHPセンサである。また、B323は、プ
リンタ部B100の本体を構成するシャーシである。
【0041】D「信号処理系」 図12は、カメラ部A100とプリンタ部B100の概
略のブロック構成図である。
【0042】カメラ部A100において、101は撮像
素子としてのCCD、102は音声入力のためのマイ
ク、103はハードウェア処理を行なうASIC、10
4は画像データ等を一時的に記憶する第1メモリ、10
5は撮像画像を記憶するCFカード(「CFカードA1
07」に相当)、106は撮影画像または再生画像を表
示するLCD(「液晶表示部A105」に相当)、120
はカメラ部A100の制御をする第1CPU、である。
【0043】プリンタ部B100において、210は、
カメラ部A100とプリンタ部B100との間のインタ
ーフェース、201は画像処理部(画像を2値化する2
値化処理部を含む)、202は画像処理を行なう上で使
用する第2メモリ、203はバンドメモリ制御部、20
4はバンドメモリ、205はマスクメモリ、206はヘ
ッド制御部、207は記録ヘッド(「記録ヘッドB12
0」に相当)、208はエンコーダ(「エンコーダセンサ
B131」に相当)、209はエンコーダカウンタ、2
20はプリンタ部B100を制御する第2CPU、22
1はモータドライバ、222はモータ(「モータM00
1,M002,M003,M004」に相当)、223
はセンサ(「HPセンサB134,B321,B322」
を含む)、224はメディアパックC100に内蔵され
ているEEPROM、230は音声エンコーダ部、25
0は装置全体に電源を供給する電源部(「電池A108」
に相当)、である。
【0044】図13は、カメラ部A100における信号
処理の説明図である。撮影モードの時は、レンズ107
を通してCCD101により撮像された画像は、ASI
C103により信号処理(CCD信号処理)され、YU
V輝度2色差信号に変換される。更に、所定の解像度に
リサイズされ、JPEG圧縮されてCFカード105に
記録される。また、音声に関しては、マイク102より
入力され、ASIC103を介してCFカード105に
記憶される。音声の記録に関しては、撮影時と同時、ま
たは、撮影後のアフレコとして記憶させることができ
る。再生モードの時には、CFカード105よりJPE
G画像が読み出され、ASIC103によりJPEG伸
張され、更に表示用の解像度にリサイズされてLCD1
06に表示される。
【0045】図14は、プリンタ部B100における信
号処理の説明図である。
【0046】カメラ部A100側で再生された画像、即
ちCFカード105より読み出された画像は、図13の
ように、ASIC103によってJPEG伸張され、プ
リントする解像度に適する解像度にリサイズされる。そ
して、リサイズされた画像データ(YUV)はインター
フェース部210を介してプリンタ部B100へ送られ
る。プリンタ部B100は、図14のように、カメラ部
A100より送られた画像データを画像処理部201に
より画像処理し、画像データのRGB信号への変換、カ
メラの特性に応じた入力γ補正、ルックアップテーブル
(LUT)を用いての色補正および色変換、プリントす
るための2値化信号への変換をする。2値化処理の際に
は、誤差拡散(ED)処理を行うために、誤差メモリと
して第2メモリ202を用いる。本例の場合、画像処理
部201における2値化処理部は誤差拡散処理を行なっ
ているが、ディザパターンを使った2値化処理等、他の
処理を行うことも可能である。2値化されたプリントデ
ータはバンドメモリ制御部203によって、一旦バンド
メモリ204に記憶される。プリンタ部B100のエン
コーダカウンタ209には、記録ヘッド207およびエ
ンコーダ208を搭載したキャリッジB104が一定距
離移動する毎に、エンコーダ208からのエンコーダパ
ルスが入る。そして、このエンコーダパルスに同期し
て、バンドメモリ204とマスクメモリ205からプリ
ントデータが読み出され、そのプリントデータに基づ
き、ヘッド制御部206が記録ヘッド207を制御して
記録を行う。
【0047】図14中のバンドメモリ制御について説明
すると次のとおりである。
【0048】記録ヘッド207における複数のノズル
は、例えば、1200dpiの密度をなすように列状に
形成されている。このような記録ヘッド207を用いて
画像を記録すべく、キャリッジを1回走査させるときに
は、副走査方向(以下、「縦(Y方向)」ともいう)にお
いてはノズル数分、主走査方向(以下、「横(X方向)
ともいう」)においては記録領域分の記録データ(1走
査分の記録データ)を、予め作成しておく必要がある。
記録データは、画像処理部201にて作成されてから、
バンドメモリ制御部203によってバンドメモリ204
に一旦蓄えられる。バンドメモリ204に1走査分の記
録データが蓄えられた後、キャリッジが主走査方向に走
査される。その際、エンコーダ208より入力されたエ
ンコーダパルスがエンコーダカウンタ209によってカ
ウントされ、このエンコーダパルスにしたがってバンド
メモリ204から記録データが読み出され、その画像デ
ータに基づいて記録ヘッド207からインク滴が吐出さ
れる。記録ヘッド207の往走査時および復走査時に画
像を記録(往路記録および復路記録)する双方向記録方
式を採用した場合には、記録ヘッド207の走査方向に
応じて、バンドメモリ204から画像データが読み出さ
れる。例えば、往路記録時は、バンドメモリ204から
読み出される画像データのアドレスが順次インクリメン
トされ、復路記録時は、バンドメモリ204から読み出
される画像データのアドレスが順次デクリメントされ
る。
【0049】実際には、画像処理部201により作成さ
れた画像データ(C,M,Y)がバンドメモリ204に
書き込まれて、1バンド分の画像データが準備されたと
き、記録ヘッド207の走査が可能となる。そして、記
録ヘッド207を走査し、バンドメモリ204より画像
データを読み出して、その画像データに基づいて記録ヘ
ッド207が画像を記録する。記録動作の間に、次に記
録すべき画像データが画像処理部201にて作成され、
その画像データは、その記録位置に対応するバンドメモ
リ204の領域に書き込まれる。
【0050】このように、バンドメモリ制御は、画像処
理部201により作成された記録データ(C,M,Y)
をバンドメモリ204に書込む作業と、キャリッジの走
査動作に合わせて、記録データ(C,M,Y)をヘッド
制御部206に送るために読み出す作業と、を切替えな
がら行なう。
【0051】図14中のマスクメモリ制御について説明
すると次のとおりである。
【0052】このマスクメモリ制御は、マルチパス記録
方式を採用した場合に必要となる。マルチパス記録方式
の場合、記録ヘッド207のノズル列の長さに相当する
幅をもつ1行分の記録画像は、記録ヘッド207の複数
回の走査に分けて記録される。すなわち、副走査方向に
間欠的に搬送されるプリント媒体の搬送量がノズル列の
長さの1/Nとされ、例えば、N=2のときは、1行分
の記録画像が2回の走査に分けて記録(2パス記録)さ
れ、N=4のときは、1行分の記録画像が4回の走査に
分けて記録(4パス記録)される。同様に、N=8のと
きは8パス記録、N=16のときは16パス記録とな
る。したがって、1行分の記録画像が記録ヘッド207
の複数回の走査によって完成されることになる。
【0053】実際には、マスクメモリ205に、画像デ
ータを記録ヘッド207の複数回の走査に割り当てるた
めのマスクデータが格納されており、そのマスクデータ
と画像データとの論理積(AND)データに基づき、記
録ヘッド207がインクを吐出して画像を記録する。
【0054】また、図14において、CFカード105
に記憶された音声データは、ASIC102により、画
像データと同じように、インターフェース210を介し
てプリンタ部B100へ送られる。プリンタ部B100
に送られた音声データは、音声エンコーダ230におい
てコード化(エンコード)されて、プリントする画像の
中にコードデータとして記録される。プリント画像に音
声データを入れる必要の無い時、または、音声データの
無い画像をプリントする際には、当然に、コード化され
た音声データはプリントされず、画像のみがプリントさ
れる。
【0055】本実施例においては、カメラ部A100と
プリンタ部B100が一体となったプリンタ内蔵カメラ
として説明を行なってきた。しかし、カメラ部A100
とプリンタ部B100を分離した別々の装置とし、それ
らをインターフェース210により接続した構成におい
ても同様に構成して、同様の機能を実現することが可能
である。
【0056】「特徴的な構成」以下、本発明の特徴的な構
成の実施形態について説明する。
【0057】(第1の実施形態)図15から図18は、
第1の実施形態を説明するための図である。図15は、
本実施形態のプリンタ一体型カメラ(「プリンタ内蔵カ
メラ」に相当)を斜め前方から視た概略斜視図、図16
は、そのプリンタ一体型カメラを斜め後方から視た概略
斜視図である。これらの図15および図16におけるプ
リンタ一体型カメラは、前述した基本構成のプリンタ内
蔵カメラとは、構成部分の形状や配備位置などが若干異
なるものの、基本的な構成は同じである。
【0058】図15において、11はシャッターボタン
(「レリーズボタンA104」に相当)であり、撮影動作
の実行を指示するために用いられる。12はモードダイ
アルであり、画像を撮影する撮影モード、撮影した画像
を再生する再生モード、撮影した画像を編集する編集モ
ード、などを設定するために用いられる。13は表示パ
ネルであり、現在撮影中の画像番号、シャッタスピード
等の撮影条件、ストロボの選択状態、等の設定情報を表
示する。14はレンズ(「レンズA101」に相当)であ
り、これを通して被写体の撮影を行う。15はストロボ
(「ストロボA103」に相当)であり、自動的もしくは
ユーザの指定により、撮影時に発光する。16は給紙口
(「挿入部A002」に相当)であり、前述したメディア
パックC100が挿入される。このメディアパックC1
00内のプリント媒体C104には、前述したように、
プリンタユニットを構成する装置本体A001内のプリ
ンタ部B100によって撮影画像がプリントされる。ま
た、プリント媒体としてのプリント用紙を給紙口16か
ら直接挿入して、そのプリント用紙に撮影画像をプリン
トするようにプリントユニットを構成してもよい。
【0059】図16において、21はファインダー
(「ファインダーA102」に相当)であり、ユーザが被
写体を見て構図を決めるために用いられる。22は液晶
表示器(「液晶表示部A105」に相当)であり、撮影モ
ードの時に、レンズを通した画像を表示してファインダ
の代わりに用いられたり、再生モードの時に、撮影した
画像を順次表示したりする。23および24は画面切り
替えキーであり、再生モードの時に画面の切り替え指定
のために用いられる。キー23は、撮影画像を次の画像
に切り替えるときに用いられ、キー24は、撮影画像を
前の画像に切り替えるときに用いられる。25はスイッ
チであり、撮影画像を後述するメモリカード(「CFカ
ードA107」に相当)に直接記憶する場合、つまり撮
影画像の出力先としてメモリカードを選択する場合に押
下される。26は、撮影画像を直接プリントする場合、
つまり撮影画像の出力先としてプリンタ(プリント手
段)を選択する場合に押下されるスイッチである。27
はメモリカードスロットであり、このスロット27から
メモリカードが装着される。28は排出口であり、画像
がプリントされた用紙を排出する。
【0060】図17は、本実施形態における制御系のブ
ロック構成図であり、前述した基本構成における図12
のカメラ部A100とプリンタ部B100を概念的にま
とめて現している。
【0061】図17において、31は撮像手段であり、
レンズ(「レンズ107」に相当)、CCD(「CCD1
01」に相当)、A/D変換器等から構成されている。
この撮像手段31は、撮像制御手段32により制御され
て、被写体の撮影等の動作を行う。撮像制御手段32
は、制御手段33(「CPU120」に相当)の制御下に
おいて、撮像手段31の各機能要素をユーザの指示に応
じて制御し、要求された撮影動作を実行させる。制御手
段33はCPU等から構成され、図17中の各手段を制
御して一連の動作を実行させる。この制御手段33の制
御内容は、通常、ROM37に格納されたプログラムに
記述されている。外部メモリ制御手段34は、コンパク
トフラッシュメモリカード等の取り外し可能なメモリカ
ード43(「CFカードA107」に相当)等を制御す
る。このメモリカード43のようなカード型メモリは、
外部メモリ接続手段35を介して接続される。外部メモ
リ制御手段34は、制御手段33の指示により、撮像手
段31により撮影された画像などをメモリカード43に
格納する。また、外部メモリ制御手段34は、外部メモ
リ接続手段35にメモリカード43が接続されているか
否か、つまり本装置にメモリカード43が装着されてい
るか否かを判定し、制御手段33からの要求に応じて、
メモリカード43の接続情報や、外部メモリ接続手段3
5に現在装着されているカードメモリ43のメモリ容量
の空き情報などを通知する。したがって、外部メモリ制
御手段34は、メモリカード43が使用可能であるか否
かを判定して通知することになる。外部メモリ接続手段
35はカードコネクタ等から構成されており、本装置と
メモリカード43ととを電気的に接続し、外部メモリ制
御手段34の制御によりメモリカード43に画像データ
を書き込んだり、メモリカード43に書き込まれた画像
データを本装置に読み込んだりする。RAM36は書き
換え可能な記憶手段であり、制御手段33の動作上必要
な情報を一時記憶したり、撮像手段31により撮影した
画像を一時的に格納したり、プリント手段39によりプ
リントするデータを一時的に記憶したりする。ROM3
7は書き換え不可の記憶手段であり、制御手段33を動
作させるためのプログラムを格納する。
【0062】プリント制御手段38は、制御手段33の
指示によりプリント手段39を制御する。このプリント
制御手段38は、制御手段33によりRAM36上に展
開されプリントデータをプリント手段39に送り、そし
てプリント手段39を制御することにより所望のプリン
ト動作を行わせる。さらに、このプリント制御手段38
は、プリント手段39の動作状態を監視し、プリント媒
体としての用紙が切れたときの「紙なし」状態、インクが
切れたときの「インクなし」状態等のエラー状態、つまり
プリント手段39が正常でない状態を検出して、その情
報を制御手段33に送る。プリント手段39は、キャリ
ッジモータ(「M001」に相当)、LFモータ(「搬送
モータM002」に相当)、プリントヘッド(「記録ヘッ
ドB120」に相当)等から構成されている。このプリ
ント手段39はプリント動作を実行するユニットであ
り、プリント制御手段39の制御下においてモータやプ
リントヘッド等を駆動することにより、プリント動作を
実行する。プリント手段39に「紙なし」や「インクなし」
等のエラー状態が発生した場合、その状態がプリント制
御手段38により検出されて、制御手段33に通知され
る。
【0063】撮影指示手段40は、ユーザが画像の撮影
を指示するために用いられるものであり、シャッターボ
タン11によって構成されている。この撮影指示手段4
0は制御手段33に接続されており、ユーザが撮影を指
示したときに、その選択状態が制御手段33に送られ
て、撮像制御手段32の制御下において撮像手段31が
撮影動作をする。選択手段41は、ユーザによって操作
されるスイッチ25、26などによって構成されてお
り、撮影画像に関しては、前述したように、それをプリ
ント手段39により直接プリントするか、または外部メ
モリに格納するかの選択を可能とする。この選択手段4
1は制御手段33に接続されており、撮像手段31によ
り撮影された画像の転送先を制御する。表示手段42は
種々の情報を表示するための手段であり、液晶表示器2
2などにより構成されていて、ユーザに対する操作画面
や、撮影した画像などを表示する。
【0064】図18は、本実施形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【0065】撮影指示手段40としてのシャッターボタ
ン11が押下されたときに、まず、撮影画像の出力先を
判定する(ステップS1)。撮影画像の出力先は、選択手
段41としてのスイッチ25、26の選択状況から判定
される。スイッチ25の押下により、画像出力先として
メモリカード43が選択されているときは、メモリカー
ド43が使用可能であるか否か、つまりメモリカード4
3がスロット27にセットされて外部メモリ接続手段3
5に接続されているか否かを外部メモリ制御手段34が
判定する(ステップS2)。メモリカード43が使用不可
能な場合、例えば、メモリカード43が外部メモリ接続
手段35に接続されていない場合には、撮影画像をメモ
リカード43に格納することができないため、プリント
手段39による撮影画像のプリントを試みる。すなわ
ち、プリント手段39が正常であるか否か、つまりプリ
ント手段39が正常に使用可能な状態にあるか否かをプ
リント制御手段38が判定(ステップS3)し、プリント
手段39が正常でない場合には、エラーメッセージを表
示手段42に表示(ステップS4)して終了する。ステッ
プS3において、プリント手段39が正常であると判定
された場合には、プリント制御手段38の制御下におい
て、プリント手段39により撮影画像をプリント(ステ
ップS5)して、一連の動作を終了する。また、ステッ
プS2の判定において、メモリカード43が使用可能で
ある場合には、撮影画像をメモリカード43に格納(ス
テップS6)して、一連の動作を終了する。
【0066】一方、スイッチ26の押下により、撮影画
像の出力先としてプリンタが選択されている場合には、
プリント手段39が正常であるか否か、つまりプリント
手段39が正常に使用可能な状態にあるか否かをプリン
ト制御手段38により判定する(ステップS7)。プリ
ント手段39が正常の場合には、そのプリント手段39
により撮影画像をプリント(ステップS8)して、一連
の動作を終了する。プリント手段39が正常ではない場
合は、その代わりに撮影画像をメモリカード43に格納
することを試みる。すなわち、メモリカード43が使用
可能であるか否か、つまりメモリカード43がスロット
27にセットされて外部メモリ接続手段35に接続され
ているか否かを外部メモリ制御手段34により判定する
(ステップS9)。メモリカード43が使用可能であると
判定された場合には、撮影画像をメモリカード43に格
納(ステップS10)して、一連の動作を終了する。メ
モリカード43が使用不可能であると判定された場合、
例えば、メモリカード43がセットされていないと判定
された場合には、表示手段42にエラーメッセージを表
示(ステップS11)して、一連の動作を終了する。
【0067】(第2の実施形態)図19は、第2の実施
形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0068】図19の処理は、第1の実施形態における
図18のステップS10の後に起動される。そのステッ
プS10においては、前述したように、本来の撮影画像
出力先であるプリンタによる撮影画像のプリントが不可
能であるために、代わりに、撮影画像をメモリカード4
3に格納する。図19の処理は、そのメモリカード43
に格納された撮影画像を、本来の撮影画像出力先である
プリンタによってプリントするためのものである。
【0069】まず、プリント手段39が正常であるか否
かをプリント制御手段38によって判定し(ステップS
21)、それが正常な場合には、メモリカード43に格
納された画像をプリント手段39によってプリントする
(ステップS22)。さらに、プリントされたメモリカ
ード43上の画像は、不要となるためメモリカード43
上から削除して(ステップS23)、動作を終了する。
一方。ステップS21において、プリント手段39が正
常ではない判定された場合には、そのまま動作を終了す
る。
【0070】このような図19の一連の処理は、ステッ
プS10の処理の後から、プリンタが正常となってステ
ップS23の処理が終るまでの間において、一定間隔で
呼び出される。
【0071】(第3の実施形態)図20は、第3の実施
形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0072】本実施形態においては、前述した第1の実
施形態における図18の処理ステップに、ステップS2
A,S9Aが加えられている。ステップS2Aは、本来
の撮影画像出力先であるメモリカード43に撮影画像を
格納できると判断(ステップS2の肯定判定)した後に
実行され、メモリカード43に撮影画像1つ分以上の記
憶に必要な記憶容量の残りがあるか否か、つまり撮影画
像の記憶が可能であるか否かを判定する。本例の場合、
メモリカード43は、所定数分の撮影画像を記憶できる
ように予め設定されており、このステップS2Aにおい
ては、その所定数分の撮影画像をフル(満)に記憶した
状態にあるか否かを判定する。そのステップS2Aにお
いて、メモリカード43に撮影画像の記憶が可能である
と判定された場合には、そのメモリカード43に撮影画
像を記憶する(ステップS6)。一方、メモリカード4
3に撮影画像の記憶が不可能であると判定された場合に
は、ステップS3に移行して、撮影画像の出力先をプリ
ンタに変更することを試みる。
【0073】また、ステップS9Aは、本来の撮影画像
出力先であるプリンタに代えて、メモリカード43に撮
影画像を格納できると判断(ステップS9の肯定判定)
した後に実行され、ステップS2Aと同様の処理をす
る。すなわち、メモリカード43に撮影画像1つ分以上
の記憶に必要な記憶容量の残りがあるか否か、つまり撮
影画像の記憶が可能であるか否かを判定する。本例の場
合、メモリカード43は、所定数分の撮影画像を記憶で
きるように予め設定されており、このステップS9Aに
おいては、その所定数分の撮影画像をフル(満)に記憶
した状態にあるか否かを判定する。そのステップS9A
において、メモリカード43に撮影画像の記憶が可能で
あると判定された場合には、そのメモリカード43に撮
影画像を記憶する(ステップS10)。一方、メモリカ
ード43に撮影画像の記憶が不可能であると判定された
場合には、ステップS11に移行してエラーメッセージ
を表示する。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、撮影画
像を記憶可能な記憶手段を備え、かつ記録部を有する撮
像装置において、撮影画像の出力先として選択可能な記
録部または記憶手段の動作状況に応じて、それらの出力
先を変更することにより、撮影画像を失う事態を回避す
ることができる。また、記憶手段を取り外し可能に備え
ることにより、画像情報を処理する他の機器との間にお
いて、その記憶手段を介して画像情報を受け渡しするこ
とができる。
【0075】また、撮影画像の出力先が記録部から記憶
手段に変更されたときに、その記憶手段に記憶された撮
影画像を記録部によって記録させることにより、ユーザ
の希望する記録画像を提供することができる。その場
合、記録された撮影画像を記憶手段から消去することに
より、撮影画像の出力先の変更に伴なって一時的に使用
される記憶手段の容量を必要最小限に抑えることができ
る。
【0076】また、記憶手段の記憶容量が不足した場合
に、撮影画像の出力先を記録部に変更することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なプリンタ内蔵カメラの正面
図である。
【図2】図1のカメラの斜め前方からの斜視図である。
【図3】図1のカメラの斜め後方からの斜視図である。
【図4】図1のカメラに装着可能なメディアパックの斜
視図である。
【図5】図1のカメラの内部における主要構成部の配置
関係を示す斜視図である。
【図6】図5におけるプリンタ部の斜視図である。
【図7】図6のプリンタ部の一部を取り外した斜視図で
ある。
【図8】図6のプリンタ部におけるキャリッジの斜視図
である。
【図9】図6のプリンタ部におけるプリント媒体搬送系
の構成部分の斜視図である。
【図10】図6のプリンタ部におけるインク供給系の構
成部分の斜視図である。
【図11】図10のインク供給系の構成部分にメディア
パックが装着されたときの平面図である。
【図12】図1のカメラにおけるカメラ部とプリンタ部
の概略ブロック構成図である。
【図13】図12のカメラ部における信号処理の説明図
である。
【図14】図12のプリンタ部における信号処理の説明
図である。
【図15】本発明の特徴的な構成の第1の実施形態を説
明するためのプリンタ一体型カメラの前方からの概略斜
視図である。
【図16】図15のプリンタ一体型カメラの後方からの
概略斜視図である。
【図17】図15のプリンタ一体型カメラにおける制御
系の概略ブロック構成図である。
【図18】本発明の特徴的な構成の第1の実施形態にお
ける動作を説明するためのフローチャートである。
【図19】本発明の特徴的な構成の第2の実施形態にお
ける動作を説明するためのフローチャートである。
【図20】本発明の特徴的な構成の第3の実施形態にお
ける動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
A001 装置本体 A002 挿入部 A100 カメラ部 A101 レンズ A102 ファインダー A102a ファインダー窓 A103 ストロボ A104 レリーズボタン A105 液晶表示部(外部表示部) A107 コンパクトフラッシュメモリカード(CFカ
ード) A108 電池 A109 排出部 B100 プリンタ部(記録装置部) B101 LFローラ B102 LFピンチローラ B103 プラテン B104 キャリッジ B105 ガイド軸 B106 リードスクリュー B107 軸受け B108 軸受け B109 スクリューピン B110 ばね B120 記録ヘッド B121 インク吐出口 B122 ニードル B123 供給エアー口 B124 ニードルカバー B131 エンコーダセンサ B132 リニアスケール B133 HPフラグ B134 HPセンサ B141 スクリューギア B142 アイドラギア B143 モータギア B150 フレキシブルケーブル B201 排紙ローラ B202 排紙ローラギア B203 中継ギア B204 LFローラギア B211 切り替えスライダ B212 切り替えカム B213 圧板ヘッド B301 ジョイントフォーク B302 供給ジョイント B303 供給チューブ B304 ポンプシリンダ B305 ジョイントリフタ B310 吸引キャップ B311 吸引チューブ B312 廃液チューブ B313 廃液ジョイント B315 ポンプユニット B316 ワイパーリフタ B321 ポンプHPセンサ B322 ジョイントHPセンサ B323 シャーシ C100 メディアパック C101 パック本体 C102 シャッター C102A 窓部 C103 インクパック C104 プリント媒体 C105 ジョイント C106 ワイパー C107 インク吸収体 C110 給紙ローラ C110a 連結部 M001 キャリッジモータ M002 搬送モータ M003 ジョイントモータ M004 ポンプモータ 101 CCD 102 マイク 103 ASIC 104 第1メモリ 105 CFカード(「CFカードA107」に相当) 106 LCD(「液晶表示部A105」に相当) 107 レンズ 120 第1CPU 201 画像処理部 202 第2メモリ 203 バンドメモリ制御部 204 バンドメモリ 205 マスクメモリ 206 ヘッド制御部 207 記録ヘッド(「記録ヘッドB120」に相当) 208 エンコーダ(「エンコーダセンサB131」に相
当) 209 エンコーダカウンタ 210 インターフェース 220 第2CPU 221 モータドライバ 222 モータ(「モータM001,M002,M00
3,M004」に相当) 223 センサ(「HPセンサB134,B321,B
322」を含む) 224 EEPROM 230 音声エンコーダ部 250 電源部(「電池A108」に相当) 11 シャッターボタン(「レリーズボタンA104」に
相当) 12 モードダイアル 13 表示パネル 14 レンズ(「レンズA101」に相当) 15 ストロボ(「ストロボA103」に相当) 16 給紙口(「挿入部A002」に相当) 21 ファインダー(「ファインダーA102」に相当) 22 液晶表示器(「液晶表示部A105」に相当) 23、24 画面切り替えキー 25,26 キー 27 メモリカードスロット 31 撮像手段 32 撮像制御手段 33 制御手段(「CPU120」に相当) 34 外部メモリ制御手段 35 外部メモリ接続手段 36 RAM 37 ROM 38 プリント制御手段 39 プリント手段 40 撮影指示手段 41 選択手段 42 表示手段 43 メモリカード43(「CFカードA107」に相
当)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 D H04N 5/76 H04N 5/76 E 5/907 5/907 B // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2C061 AP10 HK08 HV02 HV06 HV32 HV47 HV48 5B021 AA30 CC07 DD00 5B058 CA13 CA26 KA06 KA12 YA18 5C022 AA13 AB15 AC02 AC03 AC42 AC54 AC69 AC72 AC73 AC78 5C052 AA12 AA17 EE05 EE08 FA02 FC06 GA02 GB06 GC05 GE06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像部と、前記撮像部の撮影画像を記録
    可能な記録部と、を有し、かつ前記撮影画像を記憶可能
    な記憶手段を備えた記録部を有する撮像装置において、 前記撮影画像の出力先を前記記録部または前記記憶手段
    に選択可能な選択手段と、 前記撮影画像の出力先として選択された前記記録部また
    は前記記憶手段の動作状況に応じて、前記撮影画像の出
    力先を変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録部を有する撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段を取り外し可能に備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録部を有する撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力先
    として前記記録部が選択されたときに、前記記録部が正
    常ではないことを条件として前記撮影画像の出力先を前
    記記憶手段に変更することを特徴とする請求項1または
    2に記載の記録部を有する撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力先
    として前記記憶手段が選択されたときに、前記記憶手段
    が使用不可能であることを条件として前記撮影画像の出
    力先を前記記録部に変更することを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の記録部を有する撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力先
    として前記記憶手段が選択されたときに、前記記憶手段
    が未装着であることを条件として前記撮影画像の出力先
    を前記記録部に変更することを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の記録部を有する撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力先
    として前記記憶手段が選択されたときに、前記記憶手段
    の記憶容量が不足していることを条件として前記撮影画
    像の出力先を前記記録部に変更することを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載の記録部を有する撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力先
    を前記記憶手段から前記記録部に変更するときに、前記
    記録部が正常ではないことを条件として、前記撮影画像
    を出力せずにエラーメッセージを出すことを特徴とする
    請求項1から6のいずれかに記載の記録部を有する撮像
    装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力先
    を前記記録部から前記記憶手段に変更するときに、前記
    記憶手段が使用不可能であることを条件として、前記撮
    影画像を出力せずにエラーメッセージを出すことを特徴
    とする請求項1から7のいずれかに記載の記録部を有す
    る撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力先
    を前記記録部から前記記憶手段に変更するときに、前記
    記憶手段が未装着であることを条件として、前記撮影画
    像を出力せずにエラーメッセージを出すことを特徴とす
    る請求項1から7のいずれかに記載の記録部を有する撮
    像装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力
    先を前記記録部から前記記憶手段に変更するときに、前
    記記憶手段の記憶容量が不足していることを条件とし
    て、前記撮影画像を出力せずにエラーメッセージを出す
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の記
    録部を有する撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記撮影画像の出力
    先を前記記録部から前記記憶手段に変更して、前記撮影
    画像を前記記憶手段に記憶させた後に、前記記憶手段に
    記憶された前記撮影画像を前記記録部によってプリント
    させることを特徴とする請求項1から10のいずれかに
    記載の記録部を有する撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶
    された前記撮影画像が前記記録部によって記録された後
    に、記録された前記撮影画像を前記記憶手段から消去す
    ることを特徴とする請求項11に記載の記録部を有する
    撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記記録部は、インクを吐出可能なイ
    ンクジェット記録ヘッドを用いて被記録媒体に画像を記
    録することを特徴とする請求項1から12のいずれかに
    記載の記録部を有する撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記インクジェット記録ヘッドは、イ
    ンクを吐出するためのエネルギーとして熱エネルギーを
    発生する電気熱変換体を有することを特徴とする請求項
    13に記載の記録部を有する撮像装置。
  15. 【請求項15】 撮像部と、前記撮像部の撮影画像を記
    録可能な記録部と、を有し、かつ前記撮影画像を記憶可
    能な記憶手段を取り外し可能に備えた記録部を有する撮
    像装置の制御方法において、 前記撮影画像の出力先を前記記録部または前記記憶手段
    に選択した後に、 前記撮影画像の出力先として選択された前記記録部また
    は前記記憶手段の動作状況に応じて、前記撮影画像の出
    力先を変更することを特徴とする記録部を有する撮像装
    置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003159855A (ja) * 2001-11-27 2003-06-03 Sato Corp ラベルプリンタ

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