JP2002103183A - 回転工具保持確認装置 - Google Patents

回転工具保持確認装置

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JP2002103183A
JP2002103183A JP2000303319A JP2000303319A JP2002103183A JP 2002103183 A JP2002103183 A JP 2002103183A JP 2000303319 A JP2000303319 A JP 2000303319A JP 2000303319 A JP2000303319 A JP 2000303319A JP 2002103183 A JP2002103183 A JP 2002103183A
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Osamu Iio
治 飯尾
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Enshu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたり高い検出精度が維持できる回
転工具保持確認装置を提供する。 【解決手段】 工具ホルダHの装着部5を装着させる回
転主軸2の装着孔4における密着内周面4Aに、圧縮空
気Eの空気供給経路30につながる空気吐出口4Bを設
け、上記工具ホルダが回転主軸に装着時に、上記空気吐
出口から吐出する圧縮空気Eを空気供給経路内の背圧変
化として密着確認センサ24により検出し、工具ホルダ
の密着状態を確認する回転工具保持確認装置100であ
り、上記回転主軸の空気吐出口への圧縮空気の空気供給
経路30は、エア圧源Eo及び密着検出源となる固定側
ハウジングに配置した接合部30Aと、被検出側となる
回転主軸に配置した接合部30Bとを、一定の微小隙間
Gにより接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械における
回転主軸の装着孔に装着される工具ホルダの装着部との
密着確認を、密着確認用エアのエア圧変動検出により行
う回転工具保持確認装置に係り、特に、エア圧源及び密
着検出源となる固定側ハウジングと、被検出側となる回
転主軸と、をつなぐ圧縮空気供給経路の改善を図ったも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】回転主軸の装着孔に装着する工具ホルダ
は、手動操作する工作機械や自動工具交換装置を備えた
工作機械において、交換された工具ホルダが主軸の装着
孔に正しく装着されていないと、加工時に工具が振れ回
転して、加工精度を低下させたり主軸や工具ホルダを損
傷する問題が発生する。この主な原因として、工具交換
時に切粉の付着した工具ホルダが主軸に装着され、主軸
の装着孔と工具ホルダの装着部との間に切粉が挟まった
状態で装着動作が行われたと推定される。
【0003】そこで、工具交換時に、回転主軸の装着孔
や工具ホルダの装着部に切粉を付着させないようにエア
ブローを吹付けて切粉を積極的に排除する除去技術がい
ろいろ提案されている。しかし、切粉の付着を完璧に防
ぐことができない為、このエアブロー技術に付随して、
回転主軸に装着された工具ホルダが回転主軸に正常に装
着されたかどうかを加工前に判断する回転工具装着確認
装置が提供されている。この具体的事例として、実用新
案登録番号第2591428号公報「回転工具密着確認
装置」や特開平10−225845号公報「工作機械の
主軸装置」などが提供されている。
【0004】先ず、上記実用新案登録番号第25914
28号公報の「回転工具密着確認装置」は、スピンドル
の回転工具取付孔における工具位置決め面にエア吹出し
口を設け、このエア吹出し口に圧縮空気を送るエア供給
経路の背圧を検出して密着確認を行う密着検出センサを
設けたものである。上記エア供給経路における繋ぎ手段
は、スピンドルを支持したハウジングからエア吹出し口
に圧縮空気を送る経路としたものである。前記エア供給
経路となるスピンドル内のエア供給経路と、ハウジング
内のエア供給経路とは接触式のカップリングで接続す
る。
【0005】上記カップリングは、上記スピンドル内の
エア供給経路の後ろ向きに開口したエア入口に連通する
前進位置と、上記スピンドルの上記エア入口から離れる
交代位置とに位置変更自在な孔開きのピストンを、上記
ハウジングのエア供給経路内に有し、上記ピストンの後
面は、上記ハウジングのエア供給経路に供給された密着
確認用の供給エアの圧力が作用する面と、上記ピストン
に設けられた孔の開口とを有し、上記ピストンは後退位
置にばねで弾性的に付勢され、かつ密着確認のエア供給
で上記弾性に抗して上記前進位置まで前進してエア供給
経路を形成し、エア吹出し口に圧縮空気を供給するもの
である。
【0006】また、上記特開平10−225845号公
報の「工作機械の主軸装置」は、主軸工具保持部の工具
密着部に密着確認用のエア噴射孔を設け、密着確認用噴
射孔から密着確認用エアを噴射し、密着確認用エアのエ
ア圧を検出することにより工具密着部と工具ホルダとの
密着確認を行う工具保持確認装置を有し、上記エア圧
は、圧力変動を検出する密着確認センサにより検出さ
れ、工具の装着状態を判定するものである。そして、上
記主軸の密着確認用噴射孔への密着確認用エアの供給
は、主軸後部に複数の流体供給口を有するロータリージ
ョイントを取付け、主軸内に軸方向摺動自在に挿通され
たプルロッドの軸心に流体供給孔を設け、プルロッドに
設けた流体供給孔内にプルロッドの軸心を通る流体通過
用のパイプを設け、流体供給孔又はパイプの一方を密着
確認用エア流路とし、他方をクーラント用流路としてい
る。
【0007】上記実用新案登録番号第2591428号
公報に見る回転工具密着確認装置は、エア供給経路にお
ける繋ぎ手段は、スピンドル内のエア供給経路と、ハウ
ジング内のエア供給経路とを、後退位置にばねで弾性的
に付勢されるピストンにより常時開口されたカップリン
グで接続されており、密着確認のエア供給でピストンを
ばねの弾性に抗してスピンドル内のエア供給経路面まで
前進して連通したエア供給経路を形成し、エア吹出し口
に圧縮空気を供給するものである。
【0008】しかし、工具の密着確認は、その動作ごと
に、密着確認のエア供給でピストンをばねの弾性に抗し
てスピンドル内のエア供給経路面まで前進して連通させ
る作用を繰り返し行うことになる。このため、エア供給
経路の繋ぎ手段における可動部の部品点数が多くなるば
かりか、ピストンと当接するエア供給経路面に摩耗や凹
みを生じて、エア漏れの原因となる。実際に、エア供給
経路の繋ぎ手段にエア漏れが生じると、工具の密着確認
検出の精度を短期間に低下させるという装置の信頼性を
損なう問題点がある。
【0009】そして、上記特開平10−225845号
公報の「工作機械の主軸装置は、主軸後部に複数の流体
供給口を有するロータリージョイントを取付け、ここか
ら主軸内に挿通したプルロッドの軸心に流体供給孔を設
け、プルロッドに設けた流体供給孔内にプルロッドの軸
心を通る流体通過用のパイプを設け、流体供給孔又はパ
イプの一方を密着確認用エア流路とし、他方をクーラン
ト用流路としている。このため、ロータリージョイント
が高価で短期間に損耗し易く、エア供給経路が主軸後端
部から供給されてその経路が狭く煩雑となって流通抵抗
が増大し、工具の密着確認精度を低下させてしまい、装
置の信頼性を損なうと言う問題点がある。
【0010】更に、上記各公報は、主軸工具保持部の工
具密着部(テーパー穴)に、密着確認用の1つのエア噴
射孔を設けただけのものであるから、工具密着部のエア
噴射孔が工具ホルダとの密着状態が良好でも、反対側の
密着状態が塵等の介入で不完全になっていても密着確認
が良好と判断される。そして、上記実用新案登録番号第
2591428号公報に見る回転工具密着確認装置のよ
うに、ハウジングのエア供給経路の軸心に、スピンドル
のエア供給経路の軸心が完全一致する関係で主軸が定位
置停止しないと、流通断面積が減少するため、エア供給
量が減少し、誤動作・誤検出の原因となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、回転
スピンドル内のエア供給経路と、固定ハウジング内のエ
ア供給経路とを、係脱可能な可動ピストンを介在したエ
ア供給経路における問題点、および主軸後端のロータリ
ージョイントから主軸内に挿通したエア供給経路におけ
る問題点に鑑みてなされたものである。即ち、空気供給
経路における回転スピンドル内のエア供給経路と、固定
ハウジング内のエア供給経路との接続部を、非接触式の
接続口構造とすることで、長期間にわたり高い検出精度
が維持できる回転工具保持確認装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、請求項1は、工具ホルダの
装着部を装着させる回転主軸の装着孔における密着内周
面に、圧縮空気の空気供給経路につながる空気吐出口を
設け、上記工具ホルダが回転主軸に装着時に、上記空気
吐出口から吐出する圧縮空気を空気供給経路内の背圧変
化として密着確認センサにより検出し、工具ホルダの密
着状態を確認する回転工具保持確認装置において、上記
回転主軸の空気吐出口への圧縮空気の空気供給経路は、
エア圧源及び密着検出源となる固定側ハウジングに配置
した接合部と、被検出側となる回転主軸に配置した接合
部とを、一定の微小隙間により接続したことを特徴とす
る。
【0013】請求項2は、請求項1記載の回転工具保持
確認装置において、上記微小隙間は、0.01mm〜
0.5mmまでの範囲内における所定隙間としたことを
特徴とする。
【0014】請求項3は、請求項1または2記載の回転
工具保持確認装置において、上記装着孔にあけた空気吐
出口は、密着内周面上の複数箇所に設けてなることを特
徴とする。
【0015】請求項4は、請求項1または2記載の回転
工具保持確認装置において、上記装着孔にあけた空気吐
出口は、密着内周面上の全周面に開口する環状溝とした
ことを特徴とする。
【0016】請求項5は、請求項1または2または3ま
たは4記載の回転工具保持確認装置において、上記固定
側ハウジングに配置した接合部は、密着内周面上の円周
方向に長く開口する長孔開口としたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の請求項1は、工具ホルダの装着部を装
着させる回転主軸の装着孔の密着内周面に、圧縮空気の
空気供給経路につながる空気吐出口を設けており、上記
工具ホルダが回転主軸に装着時に、回転主軸が定位置停
止する。ここで、エア圧源及び密着検出源となる固定側
ハウジングに配置した接合部に、被検出側となる回転主
軸に配置した接合部が一致し、一定の微小隙間のもとに
接続される。上記接続後に、圧縮空気が空気供給経路に
送り込まれて接合部の微小隙間を介して、回転主軸の装
着孔に開口する空気吐出口に至る。この時、接合部の微
小隙間から微量のエアー漏れを発生するも、一定量に制
約されているから、空気吐出口から吐出する圧縮空気
は、その圧力・空気量が一定値に維持される。従って、
固定側ハウジングから送り込まれる圧縮空気は、微小隙
間で若干の圧力低下と流量低下を来すが、空気吐出口か
ら吐出する圧縮空気となる。これで、工具着座不良にな
る空気漏れは、空気供給経路内の背圧変化として密着確
認センサにより検出され、工具ホルダの密着状態が確認
される。
【0018】即ち、空気供給経路における接合部の微小
隙間から微量のエアー漏れが発生した状態において、正
常な工具密着確認ができるように、初期設定は次のよう
にして行われる。先ず、回転主軸の装着部に、マスター
となる工具ホルダを装着し、装着部の空気吐出口から噴
出する圧縮空気と、装着部に密着する工具ホルダーの隙
間が許容限度以上(0.01mm以上)の隙間となった
場合に、異常信号を発するように予め密着確認センサの
感度調整が行われる。この感度調節は、供給空気圧、供
給配管径、ノズル径、ハウジング側圧縮空気供給経路と
主軸側圧縮空気供給経路の微少隙間を、実験によって確
認し設定値の範囲が定められる。更に、上記微少隙間
は、回転主軸の回転によって摩耗せず隙間が変動しない
から、長期間にわたり工具の密着確認が高精度に維持さ
れる。
【0019】請求項2は、微小隙間を、0.01mm〜
0.5mmまでの範囲内における任意な所定値とするこ
とができるから、空気供給経路における接合部の微小隙
間から漏れるエアー漏れを数値管理できる。これによ
り、微小隙間から漏れるエアー漏れが有っても、工具の
着座不良が正確・確実に検出できる。
【0020】請求項3は、装着孔にあけた空気吐出口に
ついて、密着内周面上の複数箇所に設けられているか
ら、回転主軸の装着部に、工具ホルダが偏心して挿入密
着(円周上の片側が密着し、他方側が塵を噛んで隙間が
残る)した場合において、どれか1つの空気吐出口から
のエアー漏れがあり、回転工具の保持確認がエラーする
ことなく、正確・確実に検出できる。
【0021】請求項4は、装着孔にあけた空気吐出口
は、密着内周面上の全周面に開口する環状溝としたか
ら、回転主軸の装着部に、工具ホルダが偏心して挿入密
着(円周上の片側が密着し、他方側が塵を噛んで隙間が
残る)した場合において、円周上のどこか1箇所の隙間
からのエアー漏れがある。これにより、回転工具の保持
確認がエラーすることなく、正確・確実に検出できる。
【0022】請求項5は、固定側ハウジングに配置した
接合部は、密着内周面上の円周方向に長く開口する長孔
開口としたから、回転主軸の定位置停止が若干不正確で
あっても、空気供給経路の接続部が確実に接続され、空
気吐出口から吐出する圧縮空気は、その圧力・空気量が
一定値に維持される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回転工具保持
確認装置の実施形態を図1から図8に基づいて説明す
る。
【0024】図1は、本発明の代表的な実施形態を示
し、主軸装置10の概略断面視図と密着確認センサ24
の回路図である。上記主軸装置10には、自動工具交換
装置(図示なし)を備えており、工具マガジン(図示な
し)の工具と、回転主軸2の装着孔4に装着される工具
T1とを、自動工具交換装置の工具交換アーム(図示な
し)で交換される。この時、スピンドルモータ(図示な
し)により、定位置の停止位置(i)に停止された回転
主軸2は、その先端縁2Aに取付けたドライブキーK
に、工具ホルダHに設けたキー溝K1を嵌合させる。
【0025】そして、回転主軸2の装着孔4に装着され
る工具ホルダHの装着部(テーパー面)5は、公知の皿
ばね(図示なし)によって所定の締付力でクランプされ
るとき、回転主軸の軸心位置(О)に調芯されて位置決
めされる。即ち、正常に回転主軸に工具ホルダが調芯位
置決めされた状態では、工具ホルダの装着部(テーパー
面)5が回転主軸2の装着孔4に一様に密着していなけ
ればならない。
【0026】本発明の回転工具保持確認装置100は、
上記回転主軸2の装着孔4に装着される工具ホルダHの
装着部(テーパー面)5の密着状態を、密着確認センサ
24により検出するものである。その全体構成は、図
1,図7に示すように、工具ホルダHの装着部5を装着
させる回転主軸2の装着孔4における密着内周面4A
に、圧縮空気Eの空気供給経路30につながる空気吐出
口4Bを設けている。上記工具ホルダが回転主軸2に装
着時に、上記空気吐出口から吐出する圧縮空気E3を空
気供給経路30内の背圧変化として、密着確認センサ2
4により検出される。
【0027】尚、上記空気吐出口4Bは、図2,図3に
示すように、例えば、回転主軸2の装着孔4における円
周上の3箇所(120度間隔)に開口させた構成とする
ことが望ましい。また、図4,図5に示すように、上記
空気吐出口4Bは、回転主軸2の装着孔4における円周
上に設けた環状溝4Cに開口させた構成としても良い。
【0028】上記回転主軸2の空気吐出口4Bへの圧縮
空気E(実際に到達する圧縮空気E3)の空気供給経路
30は、エア圧源Eoとなる固定側ハウジング1に配置
した接合部30Aと、被検出側となる回転主軸2の外周
面に配置した接合部30Bとを、一定の微小隙間Gのも
とに接続されている。上記微小隙間Gは、0.01mm
〜0.5mmまでの範囲内における任意な所定値にでき
ることを、試験結果から把握した。その詳細は後記す
る。
【0029】所で、上記回転主軸2の外周面に配置した
接合部30Bは、NC制御装置により正確な定位置停止
が実行されるから、固定側ハウジング1に配置した接合
部30Aに、回転主軸2の外周面に配置した接合部30
Bが軸心を一致させて停止する。しかし、両接続部30
A,30Bの取付け位置や配管の内径に狂いがあった
り、回転主軸2の定位置停止に若干の狂いが発生するこ
とがある。この場合は、図6に示すように、固定側ハウ
ジング1に配置した接合部30Aを回転方向に長い長孔
形状30Cとし、回転主軸2の定位置停止位置(i)が
回転方向の前後に或る角度(α)だけズレても圧縮空気
Eの空気供給経路30に変化が起きないように構成する
ことが望ましい。
【0030】続いて、上記密着確認センサ24の詳細構
成を説明する。図1,図7に示すように、エアー源Eo
からの圧縮空気Eは、フィルターF、レギュレータR、
微風回路用ニードル付き電磁弁Vを介して、空気供給経
路(配管)30により差圧を感知する空気式ブリッジ回
路Bに接続されている。上記空気式ブリッジ回路Bは、
密着確認センサ24の中枢を成し、以下のように構成さ
れている。エアー源Eoから取り込んだ圧縮空気Eは、
その一方が第1固定絞り弁V1と、可動絞り弁(ギャッ
プスイッチ:ニードルタイプとノズル・隙間円板タイプ
がある)V2と、を経て大気に放出される比較空気通路
30Xに接続されている。また、他方は、第2固定絞り
弁V3と、微小隙間Gの接合部30Aおよび接合部30
Bと、回転主軸2の装着孔4に明けた空気吐出口4Bと
を経て大気に放出される検知空気通路30(30D)に
接続されている。
【0031】そして、上記空気式ブリッジ回路Bのダイ
ヤフラム室Dは、その上側室が上記第1固定絞り弁V1
と可動絞り弁V2との中間位置からの分岐通路と接続さ
れている。また、ダイヤフラム室Dの下側室は、上記第
2固定絞り弁V3と微小隙間Gとの中間位置からの分岐
通路と接続されている。これで、ダイヤフラム室Dに比
較空気通路30Xからの圧力(背圧)と検知空気通路3
0(30D)からの圧力(背圧)とを導き、これら両圧
力の相対差に応じて位置移動する膜Mの微少変位を近接
センサ(無接点スイッチ)SWが感知する構成になって
いる。
【0032】本発明の回転工具保持確認装置100は、
概ね上記構成からなる。続いて、固定側ハウジング1の
接合部30Aと回転主軸2の接合部30Bとを一定の微
小隙間G(0.01mm〜0.5mmまでの範囲内)に
おける任意な所定値に設定した状態で、工具の着座隙間
の検出精度を0.01mmに保証するための検出条件を
説明する。
【0033】論理的に説明すると、上記空気式ブリッジ
回路Bのダイヤフラム室Dは、比較空気通路30Xから
の圧力と検知空気通路30(30D)からの圧力との相
対差に応じて膜Mを微少変位させ、これを近接センサ
(無接点スイッチ)SWにより感知するものである。従
って、検知空気通路30(30D)に形成される微小隙
間Gが0.01mmの時は、空気吐出口4Bを完全閉塞
した状態で、比較空気通路30Xの可動絞り弁(ギャッ
プスイッチ)V2から大気へ放出される圧縮空気Eの漏
れ量E1を、微小隙間G(0.01mm)から大気へ放
出される圧縮空気Eの漏れ量E2に一致するように、可
動絞り弁(ギャップスイッチ)V2の絞り量を微調節す
れば良いことを意味する。この時、ダイヤフラム室D
は、比較空気通路30Xからの圧力(背圧)と検知空気
通路30(30D)からの圧力(背圧)との相対差が等
しくなり膜Mを変位させず、近接センサ(無接点スイッ
チ)SWは感知信号を発信しない。
【0034】上記均衡状態にある両通路30X,30
(30D)に対して、空気吐出口4Bに工具ホルダHの
装着部(テーパー面)5との密着隙間が0.01mmと
なった時、この密着隙間(0.01mm)から漏れる圧
縮空気Eの漏れ量E3で、比較空気通路30Xの圧力
(背圧)よりも検知空気通路30(30D)の圧力(背
圧)が僅かに減少し、その相対差が崩れて膜Mを変位さ
せる。この変位を近接センサ(無接点スイッチ)SWが
感知して感知信号を発信し、着座不完全を感知する。
【0035】上記微小隙間Gは、(0.01mm〜0.
5mmまでの範囲内)における任意な所定値に設定した
状態において、比較空気通路30Xの可動絞り弁(ギャ
ップスイッチ)V2から大気へ放出される圧縮空気Eの
漏れ量E1を、微小隙間Gから大気へ放出される圧縮空
気Eの漏れ量E2に一致するように、可動絞り弁(ギャ
ップスイッチ)V2の絞り量を微調節すれば、工具の着
座隙間の検出精度を0.01mmに維持できることが、
下記試験結果から確認された。
【0036】続いて、図8に示すように、微小隙間Gを
各種寸法(0.01mm〜0.5mmまで)に設定した
場合について、工具の着座隙間の検出精度を検証した。
先ず、設定条件は、空気供給経路30の配管長:5m
(メートル)、配管径:φ6×φ4、供給圧力:50k
Pa,100kPa,200kPa、ノズル径(空気吐
出口4Bの孔径):φ1.5、微小隙間Gの隙間孔径:
φ3.0とした。
【0037】図8には、上記微小隙間Gの隙間寸法:
0.01mm,0.02mm,0.1mm,0.2m
m,0.5mm,0.6mmの各隙間設定時について、
工具の着座隙間の検出精度(5回検出した平均値)を示
している。各微小隙間Gの隙間寸法において、供給圧力
を:50kPa,100kPa,200kPaと変化さ
せた時、工具ホルダHの装着部(テーパー面)5との密
着隙間の検出精度は、0.005mm〜0.017mm
の範囲内にあることが確認された。また、上記試験結果
から、微小隙間Gの隙間寸法:0.6mmの隙間設定時
において、工具の着座隙間の検出精度は、0.019m
mを上回り、要求される工具の着座隙間の検出精度:
0.01mm台が保証されないことが判明した。
【0038】従って、本発明による回転工具保持確認装
置100において、微小隙間Gは、各種寸法(0.01
mm〜0.5mmまで)の範囲内に設定した場合につい
て、要求される工具の着座隙間の検出精度:0.01m
m台が保証されることが明らかとなり、実用範囲の微小
隙間Gが確定される。勿論、空気供給経路30の配管長
等など各種の設定条件を変更すれば、微小隙間Gとして
適用できるその寸法範囲(0.01mm〜0.5mmま
で)は、若干変動することが容易に予測できる。
【0039】尚、本発明の回転工具保持確認装置100
において、工具の着座隙間の検出精度:0.01mmを
低下させる要因として、(1) 、回転主軸2の装着孔
4に設ける空気吐出口4Bが1つだけであると、装着孔
4に装着される工具が片当りしていると、正確な着座確
認ができない。この対策として、上記空気吐出口4B
は、図2,図3に示すように、回転主軸2の装着孔4に
おける円周上の3箇所(120度間隔)に開口させた
り、図4,図5に示すように、上記空気吐出口4Bを回
転主軸2の装着孔4における円周上に設けた環状溝4C
に開口させる。この対策にて、より一層正確な着座確認
の検出ができることを実験的に確認した。
【0040】また、(2)、上記回転主軸2の接合部3
0Bは、NC制御装置により固定側ハウジング1の接合
部30Aに、正確な定位置停止のもとに軸心を一致させ
て停止される。しかし、両接続部30A,30Bの取付
け位置や配管の内径に狂いがあったり、回転主軸2の定
位置停止に若干の狂いが発生することがある。この対策
として、図6に示すように、接合部30Aを回転方向に
長い長孔形状30Cとし、回転主軸2の定位置停止位置
(i)が回転方向の前後に或る角度(α)だけズレても
圧縮空気Eの空気供給経路30に変化が起きないように
構成した。これにより、回転主軸の定位置停止が若干不
正確であっても、空気供給経路の接続部が確実に接続さ
れる。従って、空気吐出口から吐出する圧縮空気E3
は、その圧力・空気量が一定値に維持され、正確な着座
確認の検出を実行する作用・効果が発揮されることを確
認した。
【0041】本発明の回転工具保持確認装置100は、
以上のように、空気供給経路を非接触式の接続口構造と
し、空気式ブリッジ回路Bのダイヤフラム室Dを使用し
た密着確認センサ24の採用により、長期間にわたり高
い検出精度が維持できる回転工具保持確認装置を提供す
ることが可能となった。
【0042】上記回転工具保持確認装置100は、本発
明の実施形態についての1つの具体的な事例を図示した
ものであり、本発明はこの実施形態例に限定されない。
例えば、工具とこれを装着する回転主軸は、二面拘束タ
イプの工具装着装置においても実施できる。即ち、主軸
の前端面に空気吐出口4Bを開口し、これに二面拘束の
工具ホルダの背面を密着させ、その密着度合いで回転工
具の保持確認を行なわせるものにも適用できる。上記主
軸の前端面に設ける空気吐出口4Bは、図1〜図5に示
すように、1つ孔の他、複数孔、環状溝との組合せ構成
としても良い。
【0043】更に、上記密着確認センサ24は、空気式
ブリッジ回路Bのダイヤフラム室Dを採用したものであ
るが、これ以外の公知となっている任意な形式の密着確
認センサが採用できる。例えば、比較空気通路30Xか
らの圧力と検知空気通路30(30D)からの圧力との
相対差は、直接に各通路30X,30(30D)の圧力
を検出する圧力センサで電気的に検出し、2つの信号レ
ベルの大小により微妙な相対差を演算する方式としても
良い。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1は、回転主軸の空気吐
出口への圧縮空気の空気供給経路は、エア圧源及び密着
検出源となる固定側ハウジングに配置した接合部と、被
検出側となる回転主軸に配置した接合部とを、一定の微
小隙間のもとに接続されているから、接合部の微小隙間
から微量のエアー漏れを発生するも、空気吐出口から吐
出する圧縮空気は、その圧力・空気量が一定値に維持さ
れ、空気供給経路内の背圧変化として密着確認センサに
より検出でき、工具ホルダの密着状態が正確に確認検出
できる効果が発揮される。
【0045】更に、上記微少隙間は、回転主軸の回転に
よって摩耗して隙間が変動しないから、長期間にわたり
密着確認が高精度に維持される。
【0046】請求項2は、空気供給経路における接続部
の微小隙間を、0.01mmから0.5mmの範囲内に
おける所定値とすることができるから、空気供給経路に
おける接合部の微小隙間から漏れるエアー漏れを数値管
理できる。これにより、微小隙間から漏れるエアー漏れ
が有っても、工具の着座不良が正確・確実に検出でき
る。
【0047】請求項3は、回転主軸の装着孔にあけた空
気吐出口について、密着内周面上の複数箇所に設けられ
ているから、回転主軸の装着部に、工具ホルダが偏心し
て挿入密着(円周上の片側が密着し、他方側が塵を噛ん
で隙間が残る)した場合において、どれか1つの空気吐
出口からのエアー漏れが起き、工具の保持確認がエラー
することなく、正確・確実に検出できる。
【0048】請求項4は、装着孔にあけた空気吐出口
は、密着内周面上の全周面に開口する環状溝としたか
ら、回転主軸の装着部に、工具ホルダが偏心して挿入密
着(円周上の片側が密着し、他方側が塵を噛んで隙間が
残る)した場合において、全周面のどこかで空気吐出口
からのエアー漏れが起き、工具の保持確認がエラーする
ことなく、正確・確実に検出できる。
【0049】請求項5は、、固定側ハウジングに配置し
た接合部は、密着内周面上の円周方向に長く開口する長
孔開口としたから、回転主軸の定位置停止が若干不正確
であっても、空気供給経路の接続部が確実に接続さ
れ、、空気吐出口から吐出する圧縮空気は、その圧力・
空気量が一定値に維持され、正確・確実な着座確認の検
出を実行できる効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、回転主軸装置および
回転工具保持確認装置のシステム図である。
【図2】本発明の実施形態を示し、回転主軸に明けられ
た空気吐出口の変形例の断面図である。
【図3】図2をXーX線方向に見た断面図である。
【図4】本発明の実施形態を示し、回転主軸に明けられ
た空気吐出口の変形例の断面図である。
【図5】図4をXーX線方向に見た断面図である。
【図6】本発明の実施形態を示し、ハウジングおよび回
転主軸に明けられた接続部の断面図とY―Y線方向に見
た平面図である。
【図7】本発明の回転工具保持確認装置における密着確
認センサ全体の検出回路図である。
【図8】着座検知確認テストのデータ図である。
【符号の説明】
1 固定側ハウジング 2 回転主軸 2A 先端縁 4 装着孔 4A 密着内周面 4B 空気吐出口 4C 環状溝 5 装着部 10 主軸装置 24 密着確認センサ 30 空気供給経路 30A,30B 接続部 30C 長孔形状 30X 比較空気通路 30(30D) 検知空気通路 B 空気式ブリッジ回路 D ダイヤフラム室 Eо エア圧源 E 圧縮空気 E1 可動絞り弁での漏れ量 E2 微小隙間出の漏れ量 E3 工具密着面での漏れ量 G 微小隙間 H 工具ホルダ K ドライブキー K1 キー溝 M 膜 SW 近接センサ(無接点スイッ
チ) V1 第1固定絞り弁 V2 可動絞り弁 V3 第2固定絞り弁 i 定位置の停止位置 α 角度 100 回転工具保持確認装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工具ホルダの装着部を装着させる回転主軸
    の装着孔における密着内周面に、圧縮空気の空気供給経
    路につながる空気吐出口を設け、上記工具ホルダが回転
    主軸に装着時に、上記空気吐出口から吐出する圧縮空気
    を空気供給経路内の背圧変化として密着確認センサによ
    り検出し、工具ホルダの密着状態を確認する回転工具保
    持確認装置において、上記回転主軸の空気吐出口への圧
    縮空気の空気供給経路は、エア圧源及び密着検出源とな
    る固定側ハウジングに配置した接合部と、被検出側とな
    る回転主軸に配置した接合部とを、一定の微小隙間のも
    とに接続したことを特徴とする回転工具保持確認装置。
  2. 【請求項2】上記微小隙間は、0.01mm〜0.5m
    mまでの範囲内における所定隙間としたことを特徴とす
    る請求項1記載の回転工具保持確認装置。
  3. 【請求項3】上記装着孔にあけた空気吐出口は、密着内
    周面上の複数箇所に設けてなることを特徴とする請求項
    1または2記載の回転工具保持確認装置。
  4. 【請求項4】上記装着孔にあけた空気吐出口は、密着内
    周面上の全周面に開口する環状溝としたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の回転工具保持確認装置。
  5. 【請求項5】上記固定側ハウジングに配置した接合部
    は、密着内周面上の円周方向に長く開口する長孔開口と
    したことを特徴とする請求項1または2または3または
    4記載の回転工具保持確認装置。
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