JP2002103181A - インデックステーブル - Google Patents
インデックステーブルInfo
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Abstract
であり、構成簡易なインデックステーブルを提供するこ
とである。 【解決手段】 ベース2に旋回割出し可能にテーブル3
を設ける。また、ベース2にテーブル3を把持開放可能
な流体圧動作のクランプ装置28を設け、その流体圧に
よりクランプ状態を検出するクランプ動作確認シリンダ
34を設ける。このシリンダ34の引き込みバネ47を
設けた潤滑油室40を潤滑油貯留空間6と接触面19の
潤滑油溝21に開口する潤滑油吐出孔16とに連通す
る。クランプ装置28の状態変化によるシリンダ34の
ピストンの往復動により、シリンダ34を潤滑ポンプと
して潤滑油を潤滑油貯留空間6から潤滑油室40を介し
て潤滑油吐出孔16に吐出し、接触面19,20間に潤
滑油を循環する。シリンダ34によりベース2内部の潤
滑油を接触面19,20間に循環することで省スペース
で構成簡易となる。
Description
出し可能にテーブルを備えたインデックステーブルに関
する。
えば、特許第2930889号に開示のものでは、テ
ーブル本体に回転テーブルがスラスト軸受及びローラ軸
受を介して回転可能に軸支されており、テーブル本体の
上面と対向する回転テーブルの下面との間に設けられた
スラスト軸受によってテーブル本体に回転テーブルが転
がり支持されている。また、実公平6−39864号
等に開示のようにテーブルの下面が対向するフレームの
上面に摺動支持されているものもある。更に、特開平
5−23936号に開示のものでは、ベッドと回転テー
ブルとの対向接合面の一方に同心円状に凹部を形成し、
その凹部に静圧油を供給して、ベッド上に回転テーブル
を回転可能に支持している。
転テーブルの下面をその下面に対向するテーブル本体の
上面部に設けたスラスト軸受によって転がり支持してい
るので、構造が複雑となり安価に製造できない問題があ
った。また、のようにテーブル下面が対向するフレー
ムの上面を摺動するものにおいて、このテーブル下面と
フレーム上面との摺動接触面に外部から潤滑油を供給す
るとすると、潤滑油を供給するための専用のポンプ等が
必要であり設備が複雑になり高価になる問題があった。
また、この接触面に外部から潤滑油を供給した場合、そ
の潤滑油とインデックステーブル内部の潤滑油とは混合
するので、両潤滑油は共通の潤滑油を使用しなければな
らず、また、外部から潤滑油が供給されるとインデック
ステーブル内の潤滑油が増加してしまう問題があった。
また、では、静圧油の供給方法についての記載はな
く、外部から潤滑油が供給されると考えられるので、潤
滑油供給のための設備が複雑になり高価になる問題があ
った。
開平11−277350号にはすべり案内装置が開示さ
れており、このすべり案内装置は、テーブルの滑動面に
例えばターカイト(商品名)を貼付する等のフッ素樹脂
のコーティング処理が施されると共にテーブルの滑動面
には面圧軽減ポケットが形成されており、その面圧軽減
ポケットには潤滑油が供給され、テーブルの滑動面がベ
ッドの案内面と接触した状態で案内支持されている。こ
のすべり案内装置に供給される潤滑油はすべり案内装置
外部のポンプ等の圧油供給源により供給されるようにな
っているので、前記と同様に圧油供給源が複雑になると
共にその分スペースをとる問題があった。この発明の課
題は、インデックステーブル内部の潤滑油をテーブルと
ベースの接触面間に潤滑することで、外部から潤滑油の
供給を不要として外部から供給された潤滑油との混合を
防止すると共にインデックステーブル内部の潤滑油が増
加することを防止することにある。また、インデックス
テーブル外部に潤滑油供給源を不要とし、省スペースで
構成を簡易とし、安価なインデックステーブルを提供す
ることである。
発明では、ベースにテーブルを回転可能に支持するイン
デックステーブルにおいて、ベースとテーブルの接触面
との間に、ベース内部を潤滑する潤滑油を循環させて潤
滑するようにしたことを特徴とする(請求項1)。これ
によれば、インデックステーブル内部の潤滑油を接触面
に循環しているので、インデックステーブル内部の潤滑
油に外部から潤滑油が混合されることがないと共に、イ
ンデックステーブル内の潤滑油が増加し溢れることがな
い。
流体圧動作のクランプ装置を設けてあり、そのクランプ
装置への流体の給排によってピストンが出没するクラン
プ動作確認シリンダを備え、そのクランプ動作確認シリ
ンダを潤滑ポンプとして、クランプ動作確認シリンダの
動作により潤滑油を循環させるようにしたことを特徴と
する(請求項2)。これによれば、クランプ動作確認シ
リンダが潤滑ポンプを兼用されるので、別にポンプ等の
潤滑油を供給するための設備が不要となり構成が簡易で
安価にできると共に省スペースとすることができる。
とも一方に摺動性の高いコーティング層を形成して成る
ことを特徴とする(請求項3)。前記コーティング層は
フッ素樹脂から成ることを特徴とする(請求項4)。こ
れらによれば、潤滑性が保持され接触面の摺動抵抗が減
少されて、円滑な動作ができる。
は、シリンダチューブ内がピストンによって、クランプ
装置の作動流体が流入する第1シリンダ室と、ピストン
ロッドをシリンダチューブ内に引き込み方向に付勢する
引き込みバネが介装される第2シリンダ室とに分割され
ており、第2シリンダ室は潤滑油を吸引、吐出する潤滑
油室であり、クランプ装置がクランプ動作するときの第
1シリンダ室への作動流体の流入によりピストンが第2
シリンダ室側に移動し、その移動による潤滑油室の容積
の縮小により潤滑油を接触面間に向けて吐出し、また、
クランプ装置がアンクランプ動作するときに引き込みバ
ネによりピストンが第1シリンダ室側に移動し、その移
動による潤滑油室の容積の拡大により潤滑油を吸引する
ことを特徴とする(請求項5)。クランプ動作確認シリ
ンダは単動シリンダであり、そのピストンロッドを復帰
させる引き込みバネが設けられる第2シリンダ室を、潤
滑油を給排するための給排室としているので構造が簡易
となり、スペースもとることがなく好適である。
設けられた回転軸をクランプするクランプ部材を備え、
クランプ部材と回転軸間には、接触面間に供給された潤
滑油をベース内の潤滑油貯留空間に戻すための溝が形成
されていることを特徴とする(請求項6)。これによれ
ば、接触面間に供給された潤滑油が溝を介して潤滑油貯
留空間に戻ることができ好適である。
1から図5に基づいて説明する。インデックステーブル
1は、ベース2とテーブル3とを備えている。ベース2
は、中央貫通孔4が形成されている。また、ベース2に
は、後述のウォームホイール5が位置するウォームホイ
ール挿入空間6が形成されている。また、ベース2には
ウォームホイール挿入空間6に連続するウォーム配設空
間7が形成されており、ウォーム配設空間7にはモータ
8により駆動されるウォーム9が回動可能に配置されて
いる。このウォームホイール挿入空間6は、インデック
ステーブル1内を潤滑する潤滑油69が貯留されてお
り、潤滑油貯留空間となっている。中央貫通孔4とウォ
ームホイール挿入空間6との間にはベース2下部から立
設する略筒形状の円筒状内壁10によって区画されてい
る。この円筒状内壁10には中央貫通孔4とウォームホ
イール挿入空間6とを繋ぐ孔が穿設されている。また、
ベース2側面には複数の空、油圧流体の給排ポート11
及びこれらに連通する空、油圧通路12が設けられてい
る。中央貫通孔4の下部開口部は閉鎖部材13によって
閉鎖されており、この閉鎖部材13には一端が上記各
空、油圧通路12に対応して夫々連通する複数の流路1
4が設けられている。
けられており、潤滑油供給路15はベース2の外側面に
開口すると共に円筒状内壁10の上面の潤滑油吐出孔1
6と円筒状外壁18の上面の潤滑油吐出孔17とに連通
している。円筒状外壁18の上面とテーブル3の下面と
は、互いに摺動可能に接触する接触面19,20となっ
ており、円筒状外壁18の接触面19には潤滑油溝21
が切削形成されており、前記潤滑油吐出孔17が開口し
ている。そして、円筒状外壁18の上面には、潤滑油溝
21より外周側に、外部からの油の侵入や内部の潤滑油
69の漏れを防ぐ、シール部材22が設けられている。
円筒状内壁10の上面には軸受用潤滑油供給溝23が形
成されており、前記潤滑油吐出孔16が開口していると
共に、軸受用潤滑油供給溝23の一部は中央貫通孔4に
向けて切り欠かれた切り欠き部23aに形成され、後述
の上、下軸受24,25に向けて潤滑油69が滴下され
るようになっている。また、ベース2には前記潤滑油貯
留空間6に連通する潤滑油吸込み路26が、潤滑油供給
路15側に設けられてベース2の外側面に開口してい
る。
27には、内周面27に沿ってクランプ装置28を構成
するクランプ部材29が取り付けられている。クランプ
部材29は、肉薄部に形成され、たわむことができるク
ランプ部30を備えた断面略コ字形状をしており、円筒
状外壁18の内周面27との間で環状の油圧室31を構
成している。この油圧室31には、ベース2に設けられ
た圧油給排ポート32が連通されている。また、ベース
2の圧油給排ポート32と反対側であり潤滑油供給路1
5側には、圧油給排路33が設けられており、圧油給排
路33の一端は油圧室31を介して圧油給排ポート32
に連通し、他端はベース2の外周面に開口している。圧
油給排ポート32は作動流体としての圧油を供給する図
示しない圧油供給源に連結されている。
ンダ34が設けられている。図3、4に示すようにベー
ス2の潤滑油供給路15側の外周面にシリンダ本体35
が取付けられている。シリンダ本体35は、前記圧油給
排路33に連通する圧油給排路36と、潤滑油供給路1
5に連通する潤滑油吐出路37と、潤滑油吸込み路26
に連通する潤滑油吸込み路38が設けられている。潤滑
油吐出路37及び潤滑油吸込み路38の途中には、夫々
周知構造の逆止弁39a,39bが設けられ、逆止弁3
9aは潤滑油69の潤滑油吐出路37から第2シリンダ
室40への逆流を防いでおり、逆止弁39bは潤滑油6
9の第2シリンダ室40から潤滑油吸込み路38への逆
流を防止している。また、シリンダ本体35には、シリ
ンダキャップ41が取付けられ、シリンダキャップ41
と一体のシリンダチューブ42がシリンダ本体35の嵌
合孔43に嵌合されている。シリンダチューブ42内に
はピストン44が摺動可能に設けられており、シリンダ
チューブ42内を第1シリンダ室45と第2シリンダ室
40とに分割しており、また、ピストン44と一体のピ
ストンロッド46がシリンダキャップ41から外部に突
出している。第1シリンダ室45には圧油給排路36が
連通しており、第2シリンダ室40内には引き込みバネ
47が設けられ、引き込みバネ47はピストン44とシ
リンダキャップ41間に介装されてピストンロッド46
をシリンダチューブ42内に向けて引き込む引き込み方
向に常に付勢している。
6,38を介して潤滑油貯留空間6に連通し、また、潤
滑油供給路15、潤滑油吐出路37を介して潤滑油吐出
孔16,17に連通している。また、クランプ動作確認
シリンダ34は、前記ピストンロッド46に設けられた
クランプ、アンクランプ検出用ドッグ48,49と、シ
リンダ本体35に設けられたクランプ、アンクランプ検
出手段(近接スイッチ)50とによって、クランプ装置
28による後述のテーブル3の外側回転軸51のクラン
プ、アンクランプ動作を検出する。
受24,25が装着されており、上、下軸受24,25
は中央貫通孔4内に上方から挿入された筒形の回転軸5
2を垂直軸線周りに回転可能に支持している。この回転
軸52のフランジ部53には工作物や治具を載せるテー
ブル3が組み付けられている。テーブル3の中心部には
円形孔54が形成されている。このテーブル3には、下
面から下方に向けて円筒状の外側回転軸51が一体に立
設されており、その外側回転軸51はクランプ部材29
と円筒状内壁10間に僅かな隙間を有して挿入されてい
る。この外側回転軸51の下端部分にはウォーム9に噛
み合うウォームホイール5が一体的に螺着され、モータ
8により回転軸52及びテーブル3が一体に回転するよ
うになっている。また、ウォームホイール5は潤滑油貯
留空間6内に位置し、潤滑油69に浸かっている。ま
た、外側回転軸51のクランプ部材29にクランプされ
る外周面55にはテーブル3の下面側から潤滑油貯留空
間6につながる螺旋溝56が形成されている。
素樹脂からなる摺動性の高いコーティング層が設けられ
ている。このコーティング層は、フッ素樹脂材料からな
るターカイト57(商品名)を貼り付けて形成されてい
る。尚、コーティング層の形成はターカイト57の貼り
付けに限定されない。このターカイト57によって、テ
ーブル3が回転する際に、各接触面19,20間の潤滑
性が保持されて摺動抵抗が減少し、円滑な動作が保持さ
れる。また、ターカイト57を設けることにより、従来
のベアリングをテーブルとベースの接触面間に設けるも
のに比べて簡単な構造となり、安価に製造できる。
ータ58が、回転軸52の内側で隙間を有して挿入され
ており、ディストリビュータ58には通しボルト59が
上方から貫通され、通しボルト59によりディストリビ
ュータ58の下端が閉鎖部材13に締付けられている。
このディストリビュータ58の内側にはセンターシャフ
ト60が相対回転可能に挿入されている。センターシャ
フト60の上端にはフランジ部61が一体に形成され、
このフランジ部61によりテーブル3の円形孔54が閉
鎖されている。そして、フランジ部61は回転軸52の
上端に螺着され、センターシャフト60は回転軸52と
テーブル3と一体に回転するようになっている。
62と内周溝63が形成され、各縦孔62の下端は閉鎖
部材13の夫々の流路14に接続されている。また、隣
接する内周溝63は、Oリング64でシールされてい
る。センターシャフト60には各内周溝63に夫々連通
する複数の縦孔65が形成され、その縦孔65の上端は
テーブル3上方に向けて開口している。そして、ディス
トリビュータ58の縦孔62と内周溝63とセンターシ
ャフト60の縦孔65とによってロータリジョイントが
構成され、空気及び油をベース2側からテーブル3側に
供給できるようになっている。尚、66は潤滑油貯留空
間6に潤滑油69を供給するための潤滑油供給路、67
はオイルゲージ、68はベース側方を塞ぐ蓋である。
ブル1において、テーブル3がクランプ状態からアンク
ランプ状態とされ、テーブル3の回転割出しが行われる
場合、クランプ装置28の油圧室31内への圧油の供給
が停止されて油圧室31内の圧力が低下しており、クラ
ンプ部30が自身の弾性による復元によって、クランプ
部材29による外側回転軸51の圧接挟持状態が解除さ
れており、テーブル3がアンクランプ状態となってい
る。また、油圧室31内の圧力が低下すると、クランプ
動作確認シリンダ34のピストン44が引き込みバネ4
7の弾性によって図3に示すように左側に位置し、第1
シリンダ室45内の圧油が排出され、第2シリンダ室4
0の容積を拡大し、潤滑油吸込み路26,38を介して
潤滑油貯留空間6から潤滑油69を第2シリンダ室40
内に吸込んだ状態とする。このときピストンロッド46
はシリンダ34内に引き込まれ、アンクランプ検出用ド
ッグ49を検出手段50が検出し、インデックステーブ
ル1のアンクランプ状態が検出される。
によりウォーム9が回転され、ウォーム9に噛み合うウ
ォームホイール5によってテーブル3が回転割出しされ
る。このとき、ベース2の接触面19とテーブル3の接
触面20との間には、前記ターカイト57と後述のよう
に潤滑油溝21に供給された潤滑油69とによって潤滑
性が保持されていると共に摺動抵抗が低下しており、円
滑な割出し動作が行われる。
油供給源から圧油が圧油給排ポート32を介して油圧室
31内に供給されて油圧室31内の圧力が増加すると、
クランプ部30が外側回転軸51に向けてたわみ、クラ
ンプ部材29によって外側回転軸51が圧接挟持状態と
され、テーブル3がクランプ状態となる。更に、圧油供
給源からの圧油は、圧油給排ポート32と圧油給排路3
3と油圧室31を介してクランプ動作確認シリンダ34
の第1シリンダ室45に供給され、引き込みバネ47の
付勢力に抗してピストン44を図3において右側に移動
して第2シリンダ室40の容積を縮小し、第2シリンダ
室40内の潤滑油69が潤滑油供給路15と潤滑油吐出
路37を介して潤滑油吐出孔16,17から軸受用潤滑
油供給溝23と潤滑油溝21とに夫々吐出される。軸受
用潤滑油供給溝23に供給された潤滑油69は、軸受用
潤滑油供給溝23の切り欠き部23aから流れ出て上、
下軸受24,25に向けて滴下(自由落下)し、上、下
軸受24,25を潤滑する。また、潤滑油溝21に供給
された潤滑油69は接触面19,20間に流出して接触
面19,20間を潤滑し、更にベース2内側に向けて流
出し、テーブル3の外側回転軸51に設けられた螺旋溝
56を介して潤滑油貯留空間6に戻される。また、この
ときピストンロッド46は突出し、クランプ検出用ドッ
グ48を検出手段50が検出し、インデックステーブル
1のクランプ状態が検出される。
クランプを繰り返すことによって、クランプ動作確認シ
リンダ34が潤滑油69を潤滑油溝21に供給する潤滑
ポンプとして作用するので、潤滑油供給用のポンプ等を
別途設ける必要がなく、省スペースとなると共に構成簡
易で安価にできる。また、潤滑油貯留空間6から接触面
19,20間に供給された潤滑油69は再び潤滑油貯留
空間6に戻るので、インデックステーブル1内を潤滑油
69が循環し、外部から潤滑油を供給する必要がなくな
り、インデックステーブル1外部から供給された潤滑油
が内部の潤滑油69と混合されることがなく、また、イ
ンデックステーブル1内の潤滑油69が増加して溢れる
ことが防止できる。
ーブルの接触面との間に、ベース内部を潤滑する潤滑油
を循環させて潤滑したので、ベース内部の潤滑油に外部
からの潤滑油が混ざることが防止され、また、ベース内
の潤滑油が増加して溢れることがない。また、従来のテ
ーブル下面を転がり支持しているものに比べて構造簡易
で安価となる。また、ベースに設けたテーブルを流体圧
動作によりクランプするクランプ装置のクランプ動作確
認シリンダが、潤滑ポンプとして潤滑油を循環させるの
で、構成が簡易であると共に省スペースにできる。ま
た、接触面の少なくとも一方に摺動性の高いコーティン
グ層を設けたので、接触面間の潤滑性が保持されて摺動
抵抗が減少され、円滑な動作ができる。
一部を断面とした平面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ベースにテーブルを回転可能に支持する
インデックステーブルにおいて、ベースとテーブルの接
触面との間に、ベース内部を潤滑する潤滑油を循環させ
て潤滑するようにしたことを特徴とするインデックステ
ーブル。 - 【請求項2】 ベースには、テーブルをクランプする流
体圧動作のクランプ装置を設けてあり、そのクランプ装
置への流体の給排によってピストンが出没するクランプ
動作確認シリンダを備え、そのクランプ動作確認シリン
ダを潤滑ポンプとして、クランプ動作確認シリンダの動
作により潤滑油を循環させるようにしたことを特徴とす
る請求項1記載のインデックステーブル。 - 【請求項3】 ベースとテーブルの接触面の少なくとも
一方に摺動性の高いコーティング層を形成して成ること
を特徴とする請求項1または2記載のインデックステー
ブル。 - 【請求項4】 コーティング層はフッ素樹脂から成るこ
とを特徴とする請求項3記載のインデックステーブル。 - 【請求項5】 クランプ動作確認シリンダは、シリンダ
チューブ内がピストンによって、クランプ装置の作動流
体が流入する第1シリンダ室と、ピストンロッドをシリ
ンダチューブ内に引き込み方向に付勢する引き込みバネ
が介装される第2シリンダ室とに分割されており、第2
シリンダ室は潤滑油を吸引、吐出する潤滑油室であり、
クランプ装置がクランプ動作するときの第1シリンダ室
への作動流体の流入によりピストンが第2シリンダ室側
に移動し、その移動による潤滑油室の容積の縮小により
潤滑油を接触面間に向けて吐出し、また、クランプ装置
がアンクランプ動作するときに引き込みバネによりピス
トンが第1シリンダ室側に移動し、その移動による潤滑
油室の容積の拡大により潤滑油を吸引することを特徴と
する請求項2から4何れか1項記載のインデックステー
ブル。 - 【請求項6】 クランプ装置はテーブルと一体的に設け
られた回転軸をクランプするクランプ部材を備え、クラ
ンプ部材と回転軸間には、接触面間に供給された潤滑油
をベース内の潤滑油貯留空間に戻すための溝が形成され
ていることを特徴とする請求項2から5何れか1項記載
のインデックステーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301639A JP4632072B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | インデックステーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301639A JP4632072B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | インデックステーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002103181A true JP2002103181A (ja) | 2002-04-09 |
JP4632072B2 JP4632072B2 (ja) | 2011-02-16 |
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ID=18783140
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000301639A Expired - Lifetime JP4632072B2 (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | インデックステーブル |
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