JP2002102539A - 入力操作を支援するコントローラ - Google Patents

入力操作を支援するコントローラ

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JP2002102539A
JP2002102539A JP2001070592A JP2001070592A JP2002102539A JP 2002102539 A JP2002102539 A JP 2002102539A JP 2001070592 A JP2001070592 A JP 2001070592A JP 2001070592 A JP2001070592 A JP 2001070592A JP 2002102539 A JP2002102539 A JP 2002102539A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラのスイッチが個別のスイッチと
して1つ1つ分割され、遊戯者の身体への負担を軽減も
しくは遊戯を可能とするための補助機能を兼ね備えたゲ
ーム機用コントローラを提供することを目的とする。 【解決手段】 ゲーム機本体に接続する装置本体と、コ
ントローラのスイッチが個別のスイッチとして1つ1つ
分割された、無線又は有線により前記装置本体と操作信
号の送受信をおこなう入力手段と、前記装置本体と無線
又は有線により信号の送受信をし、信号を受信すると信
号に応じた動作をする個別の体感手段とから構成され、
前記装置本体には、前記入力手段から受信した入力操作
に応じた信号を所定の設定値に応じた信号処理をおこな
い、遊戯者の身体への負担を軽減もしくは遊戯を可能と
するための補助設定をする補助設定部と、コントローラ
の1つ1つのスイッチに対応する表示部を備え、前記ゲ
ーム機本体とコントローラとして信号を送受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作障害を補助す
る構成及び機能を備えたゲーム機に対応するコントロー
ラに関し、家庭用ゲーム機のみならず、業務用ゲーム機
にも用いることが出来る入力操作を支援するコントロー
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲーム機本体に標準で付属するコ
ントローラと互換性がありシューティングゲームなどの
所定のスイッチの連打を補助する機能やゲームの進行速
度を低下させるスイッチが追加された多機能コントロー
ラは、標準コントローラではクリアできず挫折したゲー
ムなどがクリアでき、ゲーム操作の苦手なプレーヤにも
ゲームの迫力ある画面が楽しめる有効なアイテムであっ
た。
【0003】また、ゲームの内容に合わせた操作を楽し
むことができるシミュレーション補助装置としてのコン
トローラもあり、より臨場感のあるゲームの展開を味わ
う効果に優れたものであった。
【0004】しかし、前者の多機能コントローラ及び後
者のシミュレーション補助装置はより一層ゲームの楽し
さを強調できる効果を有するものであるが、その対象は
暗黙的に健康なプレーヤであり、高機能であるためスイ
ッチの操作などがかなり複雑なものとなっており身体に
障害をもつプレーヤには負担が大きく、また身体に障害
をもつプレーヤに対しての配慮を兼ね備えた機能を有す
るものではなかった。
【0005】このため、現在、障害がありゲーム機付属
のコントローラ又は市販されているコントローラでは身
体に負担がかかるため、ゲームを楽しむことができない
プレーヤに配慮し、身体への負担を軽減してゲームを楽
しみ易くするための機能及び構成を備え、また現在、障
害を持たない幼い子供や、高齢者にも容易な操作でゲー
ムが楽しめるコントローラが望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、コントロ
ーラのスイッチが個別のスイッチとして1つ1つ分割さ
れ、遊戯者の身体への負担を軽減もしくは遊戯を可能と
するための補助機能を兼ね備えたゲーム機用コントロー
ラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ゲーム機本体に接続する装置本体と、コントローラのス
イッチが個別のスイッチとして1つ1つ分割された、無
線又は有線により前記装置本体と操作信号の送受信をお
こなう入力手段と、前記装置本体と無線又は有線により
信号の送受信をし、信号を受信すると信号に応じた動作
をする個別の体感手段とから構成され、前記装置本体に
は、前記入力手段から受信した入力操作に応じた信号を
所定の設定値に応じた信号処理をおこない、遊戯者の身
体への負担を軽減もしくは遊戯を可能とするための補助
設定をする補助設定部と、コントローラの1つ1つのス
イッチに対応する表示部を備え、前記ゲーム機本体とコ
ントローラとして信号を送受信することを特徴とする。
【0008】本発明は、ゲーム機本体に接続し、入力手
段から受信した入力操作に応じた信号を所定の設定値に
応じた信号処理をおこない、遊戯者の身体への負担を軽
減もしくは遊戯を可能とするための補助設定をする補助
設定部と、コントローラの1つ1つのスイッチに対応す
る表示部を備えており、ゲーム機本体とコントローラと
して信号を送受信する装置本体と、コントローラのスイ
ッチが個別のスイッチとして1つ1つ分割された、無線
又は有線により前記装置本体と操作信号の送受信をおこ
なう入力手段と、前記装置本体と無線又は有線により信
号の送受信をおこない、信号を受信すると信号に応じた
動作をする個別の体感手段とから構成されている。
【0009】上記入力手段及び体感手段とは、例えばゲ
ーム機に標準で付属されているコントローラのスイッチ
を1つ1つ個別に分割し、無線又は有線のいずれかの方
法により装置本体と信号の送受信をおこなうため、使用
者の体の自由にあわせて各入力手段を個別に使用者の姿
勢にあわせて配置することができ、プレーヤの身体の一
部の筋肉の動きや眼球の動き、音声など表現できる行為
などを検知する。そのため現在、身体の動作に障害をも
つプレーヤにもゲームの操作にかかる負担を低減できる
ことで、プレーヤはゲームが手軽に楽しめるものにな
る。
【0010】上記装置本体の補助設定部の設定値は1つ
1つ個別に分割された入力手段からの信号を設定値に応
じて信号処理し、手の震えを入力として読み取ることを
防いだり、一定の時間の入力のみを入力信号として読み
取ったりすることを設定することができる。
【0011】上記装置本体の表示部は各入力手段に対応
する部分が操作時に点灯するため、プレーヤは現在操作
している入力手段を目視によって確認する事ができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記装置本体の前記表示部の1箇所が順次点滅を繰
返す状態で、目的とする前記入力手段に対応する前記表
示部の点灯時に所定の入力手段を操作することで、目的
とする前記入力手段に対応した信号が出力される入力手
段の選択操作がおこなえることを特徴とする。
【0013】本発明は、装置本体の表示部の1箇所が所
定の速さで順次点滅を繰返す状態となり、目的とする入
力手段に対応する表示部の点灯時に所定の入力手段を操
作すると、目的とする入力手段に対応した信号が出力さ
れる入力手段の選択操作をおこなうことができる。例え
ば通常の状態から所定の操作により、通常の状態から入
力手段の選択操作のモードに切り換えると、表示部の1
箇所が所定の速さで順次点滅を繰返し、希望する入力手
段に対応する表示部の点灯時に所定の入力手段を操作す
ることで、希望する入力手段に対応した信号が出力され
る選択入力状態に切り換る。
【0014】装置本体を通常状態から選択入力状態に切
り換えると、常時、表示部の1箇所が所定の速さで順次
点滅を繰返し、プレーヤは希望する入力手段に対応する
表示部の点灯時に所定の入力手段を操作することによ
り、希望した入力手段に対応した信号をゲーム機に出力
することができる。また装置本体の補助設定部の各設定
も有効であるため、例えば、無効時間及び保持時間の設
定値により入力手段からの信号が認識される度に、出力
信号を反転させることで、複数の入力手段から同時に信
号をゲーム機に出力することなどが、1つの入力手段に
よってもでき、身体の障害や操作環境が制限されている
プレーヤにも簡単な操作でゲームをすることができるよ
うになる。
【0015】また、上記選択入力状態において、装置本
体の補助設定部のシフト時間の設定値によって表示部の
順次点滅の速度を設定し可変することができるため、プ
レーヤの好みに応じた速度で表示部の点滅の流れる速さ
を設定することができる。さらにプレーヤがもう一つの
入力手段を操作して希望するコントローラのキーを選択
することも可能である。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2において、前記入力手段及び前記体感手段が個別に
使用する場所に応じて固定及び装着可能となる構造又は
補助部材を備えることを特徴とする。
【0017】本発明は、前記入力手段及び前記体感手段
が個別に使用する場所に応じて固定及び装着可能となる
構造又は補助部材を備える。例えば、ゲーム機に付属す
るコントローラなどに内蔵されたバイブレータなどの体
感部を個別化した体感手段がプレーヤの腕などに巻きつ
けたバンドなどに固定できるクリップ型の形状を備える
ことで、プレーヤの体の一部に体感手段からの刺激を与
えることができ、また体の一部が刺激されることによっ
てよりゲームの臨場感が楽しめ、さらに感覚麻痺の障害
をもつプレーヤにも刺激による感覚覚醒の効果が検証さ
れている。
【0018】また、各入力手段も絨毯や布団などの柔ら
かい布地や壁や手すりなどに固定できるため移動してし
まうことがなく、プレーヤが無理な姿勢をとったために
転倒したりするような事故を防止でき、入力手段の保持
に気をとられずに落ち着いてゲームをおこなうことがで
きる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3において、前記入力手段は身体の一部に従動する補
助部材を増設することに対応できる構造を有することを
特徴とする。
【0020】本発明は、入力手段にプレーヤの身体の筋
肉の動きや眼球の動きを検知することができる部材より
構成されており、入力手段の操作部をプレーヤの身体の
一部に従動させる補助部材を増設が可能である構造を有
する。例えば入力手段の操作部に工業規格に適合したサ
イズのねじ穴加工などが施されている構造とすること
で、スティック型の入力手段のスティック部に延長部材
をネジ部で取付けることによってプレーヤは顔の顎部や
足等細かな操作がおこないづらい体の一部でも容易に入
力手段のスティック部を操作することができるようにな
る。
【0021】また入力手段の操作部に手首などの関節の
動きを入力操作に変換するリンク機構を取り付けベルト
などを介してプレーヤ自身の身体に装着することで指や
手首などの関節の動きでゲームをおこなうことができる
ようにすることも可能であり、身体の多くの関節部を使
用することで運動神経を刺激し、リハビリとしての効果
も得られる。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4において、前記入力手段の形態及びマークが、視覚
又は触覚により容易に判別可能であることを特徴とす
る。
【0023】本発明は、入力手段の形態及びマークが、
視覚又は触覚により容易に判別可能である。例えば、各
入力手段を異なる色とすることでプレーヤにゲームのア
ドバイスをおこなうときにも「赤いボタンだよ」のよう
に単純かつ容易に判別することができ、ゲーム機のコン
トローラのように多くのスイッチを備えるものでもスイ
ッチを探したり、覚えたりすることが不要となりプレー
ヤにかかる負担を軽減できる効果がある。
【0024】また、ゲーム中などに視線を移して入力手
段を確認して操作をおこなうことを繰返すと体への負担
が大きくなるため、各入力手段の手触り若しくは形状を
区別し易いものとすることでプレーヤは、入力手段の感
触でコントローラのどのスイッチの入力手段であるかを
認識でき、眼や首にかかる負担を軽減できる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5において、前記入力手段の操作部の操作方向が固定
されない構造もしくは検知手段を備えており、前記入力
手段の姿勢に関わらず操作可能であることを特徴とす
る。
【0026】本発明は、入力手段の操作部の操作方向が
固定されない構造もしくは検知手段を備えており、入力
手段の姿勢に関わらず操作可能である。例えば物を押す
若しくは叩くような運動に支障があるプレーヤでも、操
作方向に関係なく体の一部があたったことを検知する入
力手段を使用することによりゲームをおこなうことがで
きる、また足などで入力手段を操作するプレーヤにも入
力手段の姿勢などに神経を使わずラフな操作が可能であ
るためゲームがより楽しいものと感じられるようにな
る。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6において、前記装置本体に複数のジャックが配設さ
れており、前記入力手段及び体感手段には前記装置本体
に配設されたジャックに適合したプラグを備えたコード
が接続されており、前記入力手段のコードのプラグを前
記装置本体の目的とするスイッチに対応する前記ジャッ
クに差し込み接合させることにより、前記装置本体と前
記入力手段及び体感手段が信号を送受信することを特徴
とする障害補助コントローラ。
【0028】本発明は、装置本体に複数のジャックが配
設されており、入力手段及び体感手段には一方に装置本
体に配設されたジャックに適合したプラグを備えるコー
ドが接続されており入力手段のコードのプラグを装置本
体の目的とするスイッチに対応するジャックに差し込み
接合させることにより、装置本体と入力手段及び体感手
段が信号を送受信する。例えば、各入力手段及び体感手
段からのプラグ付きのコードのプラグを装置本体のコン
トローラの1つ1つのスイッチに対応する個別のジャッ
クに接合する。入力手段を操作すると入力手段と装置本
体間で信号が送受信され、装置本体からゲーム機にコン
トローラとしての信号が出力される。そのため、電磁波
や光を使用した信号の送受信方法に比べ、部品点数が少
なくて済むため装置本体や入力手段を小型化することが
でき、また回路が簡素な分再現性が高く誤動作などが少
なくなる。
【0029】請求項8記載の発明は、ゲーム機本体に接
続する装置本体と、コントローラのスイッチが個別のス
イッチとして分割された、無線又は有線により前記装置
本体と操作信号の送受信をおこなう入力手段とから構成
され、前記装置本体には、前記入力手段から受信した操
作信号を所定の設定値に応じた信号に変換処理をおこな
う信号処理部とを備え、前記ゲーム機本体とコントロー
ラ間で信号を送受信することを特徴とする。
【0030】本発明は、装置本体と無線又は有線によっ
て送受信を行う入力手段で構成され、装置本体は、さま
ざまな入力手段から得られる操作信号を、所定の設定値
に応じた変換処理を行い、ゲーム機本体にさまざまな入
力手段をコントローラを介すことにより、接続し、操作
可能とした。
【0031】請求項9記載の発明は、請求項8におい
て、前記個別のスイッチの少なくとも1つは遊戯者の重
心位置を入力する入力手段であり、前記信号処理部は、
平常時の遊戯者の平常時重心位置と遊戯状態での遊戯者
の遊戯時重心位置の変化を信号変換することを特徴とす
る。
【0032】本発明は、装置本体と遊戯者の重心位置を
入力する入力手段であり、遊戯者の遊戯前状態での平常
時重心位置と遊戯状態での遊戯者の遊戯時重心位置変化
の信号変換を行うことにより、遊戯者の身体への負担を
減らすことが可能である。また、従来のコントローラと
ことなるため、よりゲームが楽しいものと感じられるよ
うになる。
【0033】
【発明の実施の形態】ゲーム機本体に接続する装置本体
と、コントローラのスイッチが個別のスイッチとして1
つ1つ分割され、装置本体と信号の送受信をおこなう入
力手段と、装置本体と信号の送受信をおこない、信号を
受信すると信号に応じた動作をする個別の体感手段とか
ら構成され、上記装置本体は、コントローラの1つ1つ
のスイッチに対応した個別のジャックと、ワンキー入力
状態とを切り換える機能も備えたワンキージャックと、
プレーヤの手の震えを入力として読み取ることを防いだ
り、一定の時間の入力のみを信号として読み取ったりを
設定する補助設定部と、コントローラの1つ1つのスイ
ッチに対応する表示部とを備え、ゲーム機本体とコント
ローラとして信号を送受信し、上記入力手段及び上記体
感手段にはコードの一方に装置本体の入力ジャックに適
合したプラグを備えるコードが接続されており、各々の
入力手段からのプラグを装置本体のジャックに接合させ
ることにより、装置本体と入力手段及び体感手段が電気
的に接続され、ワンキージャックに入力手段のプラグが
接合されるとコントローラの1つ1つのスイッチに対応
したスイッチを分割し個別化の入力手段を操作する通常
状態から、装置本体の表示部の1箇所が順次点滅を繰返
す状態となり、希望する前記入力手段に対応する表示部
の点灯時に所定の入力手段を操作することで、希望する
入力手段に対応した信号が出力される選択入力状態に切
り換えることができる。
【0034】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の基本的な回路構成を示すブ
ロック図である。図1において、装置本体1に、コント
ローラのスイッチを1つ1つに分割して個別化し、スイ
ッチ、センサ及び可変抵抗器やエンコーダなどを用いて
プレーヤの操作を電気信号に変換する入力手段2及び振
動機構を備える体感手段3を接続し、ゲーム機10にコ
ントローラとして接続してコントローラとして使用する
ものであり、プレーヤの身体の運動可能な範囲にあわせ
て各入力手段2を個別に配置することができ、さらにプ
レーヤの動きを各入力手段へコントローラの操作として
柔軟に対応させることが可能である構造及び予備部材を
備えている。
【0035】また装置本体には、コントローラの1つ1
つの個別のスイッチに対応する表示部1aと、補助設定
部1bが配設されており、表示部1aは通常、対応する
入力手段の操作に応じて点灯または点滅及び、体感手段
の動作に応じて点灯または点滅する。
【0036】上記装置本体の補助設定部1bは、保持時
間、無効時間及びシフト時間を0から9の10段階ロー
タリースイッチなどで設定できるもので、保持時間の設
定値は、入力手段からの信号の変化が保持されなければ
信号の変化を認識しない時間であり、この時間設定を短
く設定すると操作信号が即認識されるため、入力手段に
プレーヤがタッチする程度でも操作ができるため、素早
い操作が無理なくおこなえるプレーヤはよりハイレベル
なゲーム展開を楽しむことができ、時間設定を長くする
ことで、身体の動作が思うようになりづらいプレーヤが
入力手段2を操作する際の2度打ちなどを防止すること
ができる。また、保持時間の設定値を無しと設定する
と、各入力手段2が操作されている間、無効時間に設定
されている時間幅のパルス状の信号が出力され続けるの
でシューティングゲームなどの連射も容易になる。
【0037】保持時間は、入力手段の操作が認識される
までの時間であり、保持時間の設定値が“1”の場合に
は0.1秒、“2”に設定されていると0.2秒、以降
“9”の0.9秒まで時間が設定できることで、例えば
“5”が保持時間に設定されている場合には、入力手段
からの信号が変化した状態で “5”の設定時間0.5
秒間以上変化がなく経過すると入力手段の操作信号が認
識されるため、入力手段の操作が思うようにできなく、
目的外の入力手段に触れてしまうことがある場合でも保
持時間の設定値以上の時間信号の変化した状態が維持さ
れなければゲーム機に信号が出力されないため誤操作を
防ぐことができる。また、入力手段の操作中僅かな時間
入力手段の操作部から手が離れてしまった場合でも、保
持時間の設定値より短い時間であればゲーム機への信号
は変化しないため柔らかい不安定な場所での入力手段の
操作もカバーできる効果がある。
【0038】また、保持時間の設定値が“0”である場
合には、入力手段より信号が認識されている間には、無
効時間に設定されている時間幅のパルス状の信号がゲー
ム機に出力されるような設定としておくことで、攻撃す
るボタンの操作を繰返しおこなうシューティングゲーム
などにおいてもプレーヤにかかる体力的な負担を軽減す
ることができる。
【0039】無効時間は入力手段の操作が認識されると
設定値に応じた時間幅の1パルスが出力される。無効時
間の設定値が“1”の場合は0.2秒、“2”では0.
4秒、以降“8”の1.6秒まで出力信号の時間幅が設
定できることで、例えば無効時間の設定値が“5”であ
った場合には、入力手段からの信号が認識されると、時
間幅1.0秒の1パルス信号が出力される。そのためR
PG(ロールプレイングゲーム)などでもキャラクター
を移動させる場合などで素早く入力手段を開放しなくて
もキャラクターなどを一定の歩数ずつ移動させることが
できるようになる。また、無効時間の設定値が“0”で
あった場合には、保持時間の設定値により信号が認識さ
れている間入力手段の操作に応じた信号が出力され続
け、通常のゲーム機に付属するコントローラ同様の操作
をすることもできる。
【0040】さらに無効時間の設定値が“9”であった
場合、各入力手段の信号は、保持時間が有効なオルタネ
イトスイッチのように入力手段からの信号が入力される
度にゲーム機への出力信号が反転されるため、複数の入
力手段が同時にオンとなった状態を順々に入力手段を操
作することによっても再現することができるようになり
少ない操作でも複雑な操作内容をおこなうことが可能と
なる。
【0041】装置本体のワンキージャックに入力手段2
のプラグが接続されると、装置本体は自動的に選択入力
状態に切り換り、装置本体の表示部1aの1箇所が順次
点滅を繰返し、プレーヤは希望する入力手段に対応する
表示部1aが点灯した時に入力手段2を操作すること
で、希望する入力手段に対応した信号をゲーム機に出力
させることができ、一つの入力手段2を操作することで
全ての入力手段に応じた信号を操作することができるよ
うになる。
【0042】図2は装置本体1とゲーム機10を接続し
た状態を示す。図2において、装置本体1はゲーム機1
0のコントローラ接続部10aに適合したコネクタ付き
ケーブルが配設されておりコネクタを接続して使用す
る。装置本体の上面部にはコントローラのスイッチを1
つ1つ分割し個別化した各入力手段及び体感手段に対応
する表示部1aが配設されており、図より装置本体の右
側面には各入力手段を接続するためのジャック1cが備
えられている。また装置本体の前面には、補助設定部1
bの保持時間、無効時間及びシフト時間を設定するため
のロータリースイッチ1b1、1b2及び1b3と、入
力手段を接続すると自動的に選択入力状態に切り換るワ
ンキー入力ジャック1dがそれぞれ配設されている。
【0043】図3は本発明の装置本体1の右側面を示す
右側面図であり、コントローラの1つ1つのキーに個別
化された入力手段及び体感手段を接続するためのジャッ
ク1cが配設されている。
【0044】図4乃至図7は本発明の一実施例における
入力手段を示すものであり、図4、図5は押しボタン型
の入力手段を示し、図6、図7はスティック型の入力手
段を示す。図4及び図5は、押しボタン型の入力手段2
の例を示すものであり、操作部2aは操作状態を安定さ
せるためベース台2b上に配設されている。また操作部
の作動に応じて変化する回路に接続されたケーブル2c
のもう一方の端には装置本体のジャックに適合したプラ
グ2dが配設されており、図4は2極のプラグ2dを用
いた状態であり、図5は3極のプラグ2dを用いたもの
である。プラグ2dを3極とすることで入力手段2に半
導体素子など電源を要するものを用いることが可能とな
り、プレーヤの要望にも柔軟に対応することが可能とな
る。また装置本体のジャックは2極のプラグ2d及び3
極のプラグ2dを判別してプラグ2dへの電源の供給す
る回路が備えられているため、混同して使用することに
も対応している。
【0045】図6及び図7は、スティック型の入力手段
2の例を示すものであり、操作部2aは操作状態を安定
させるためベース台2b上に弾性を持つ部材2fのより
保持されるように配設されている。そのため操作部2a
に無理な力がかかると外れるため操作部2aが破損して
その破片などでプレーヤが怪我をすることがない。操作
部2aには可変抵抗器、ポテンションメータ及びロータ
リーエンコーダなど軸の回転などを電気的に検出できる
部品や、その他平面上の2軸方向への操作が検出可能な
部品が使用されている。部品に接続されたコード2cの
もう一方の端には装置本体のジャックに適合したプラグ
2dが配設されている。また操作部2aは、プレーヤの
身体にあわせて操作を容易にするための補助治具2e等
が配設できる構造を備えており、図7に示すような補助
治具2eを増設することによってプレーヤは顔の顎部や
脚でもスティック操作をおこなうことができるように配
慮されている。
【0046】図8及び図9は本発明の一実施例における
体感手段を示しており、図9は体感手段を身体の腕部に
装着した使用例を示す。図8において、体感手段3は本
体内部に電気信号に応じて作動する動力機構が備えられ
ており、動力機構に接続されたコード3aのもう一方の
端には装置本体のジャックに適合したプラグ3bが配設
されている。また本体には体感手段3を所持することが
できないプレーヤが身体に装着するための補助となるク
リップ部3cを備えている。身体の腕部の感覚が伝わり
づらいプレーヤが図9に示すように腕部にベルト20な
どを巻き、そのベルト20の体感手段3のクリップ部3
cをかけて装着することで、身体に震度などの刺激が与
えられることで感覚が徐々にでも戻る効果が期待でき
る。
【0047】図10は本発明の一実施例における通常状
態での接続例を示す。図10において、ゲーム機10の
コントローラ接続部10aに接続した装置本体1には、
コントローラのスイッチを1つ1つ分割し個別化した各
入力手段2及び体感手段3が装置本体1のジャック1c
にプラグ2d及びプラグ3bを差し込み電気的に接続さ
れており、また装置本体1の正面の補助設定部1bの保
持時間ロータリースイッチ1b1及び無効時間ロータリ
ースイッチ1b2の設定値に応じた信号処理が有効にな
り、ゲームをおこなうことができる。
【0048】図11は本発明の一実施例における選択入
力状態となる接続例を示す。図11において、ゲーム機
10のコントローラ接続部10aに接続した装置本体1
には、正面のワンキー入力ジャック1dに入力手段2及
びジャック1cに体感手段3がプラグ2d及びプラグ3
bにより接続され、装置本体1のワンキージャック1d
に入力手段2のプラグ2dが接合されると、装置本体1
は選択入力状態に切り換り、装置本体1の表示部1aの
1箇所が順次点滅を繰返す状態となり、プレーヤは希望
する入力手段2に対応する表示部1aが点灯した時に入
力手段2を操作することで、目的とする入力手段に対応
した信号をゲーム機に出力させることができ、一つの入
力手段2を操作することで全ての入力手段に応じた信号
を操作することができるようになる。また装置本体1の
前面の補助設定部1bの保持時間ロータリースイッチ1
b1、無効時間ロータリースイッチ1b2及びシフト時
間ロータリースイッチ1b3の設定値が有効であるた
め、ゲームの種類に応じた設定をおこなうことにより、
より快適にゲームを楽しむことができる。
【0049】図12は通常のゲーム機等に付属されるコ
ントローラの例を示す。図12において、コントローラ
11には複数のスイッチ11aとアナログ操作などが可
能なレバー式操作部11bを備えており、プレーヤが手
で握るグリップ部11cには振動などを発生し、プレー
ヤの手に振動を与えより臨場感を与える効果のあるバイ
ブレータなどが内蔵されている。
【0050】本発明の一実施例における装置本体、入力
手段及び体感手段の接続構成を示すブロック図である。
図13において、装置本体1に、センサ・可変抵抗器・
エンコーダ・重心動揺計などを用いてプレーヤの操作を
電気信号に変換する入力手段2及び振動機構を備える体
感手段3を接続し、さらに、ゲーム機10に接続してコ
ントローラとして使用するものであり、プレーヤの身体
の運動可能な範囲にあわせて各入力手段2を配置するこ
とができる。
【0051】装置本体には、それぞれのスイッチに対応
する表示を行う表示部1aと、補助設定部1bが配設さ
れており、さまざまな入力手段からの操作情報を設定値
に応じた信号に変更する信号処理部が内設され、表示部
1aは通常対応する入力手段の操作に応じて表示を行
い、また、体感手段の動作に応じて表示を行う。
【0052】図14は本発明の一実施例における重心動
揺計2gの入力手段を示す図である。 重心動揺計2g
には、遊戯者から得られた圧力を感じた場合に、すなわ
ちその表面に一定以上の圧力を受けた場合にON、圧力
を受けなかった場合にOFFとなるタイプの感圧センサ
2g1をマトリックス状に配置したものである。
【0053】このような重心動揺計2gを用いて遊戯者
から得られた圧力の重心位置を測定するには、まず、重
心動揺計2g上に遊戯者が圧力をかけて感圧センサ2g
1を作動させる。すると、圧力を受けた感圧センサ2g
1はONに、また圧力を受けない感圧センサ2g1はO
FFとなる。そして、ONとなった感圧センサ2g1か
らの信号を受け、重心動揺計2g内部に設けた最大最小
算出手段(図示せず)が最大最小のX座標、Y座標を検
出し、さらにこれらX座標、Y座標から重心動揺計2g
内部に設けた重心算出手段(図示せず)が重心の中心点
を算出して、平常時の遊戯者の平常時重心位置と遊戯状
態での遊戯時重心位置のズレを検出し、装置本体1と送
受信が行われ、補助設定部1b内に設けた信号処理部1
b4が所定の設定値に応じた信号に変換処理を行ように
した。
【0054】また、この平常時の重心位置は、遊戯者の
プレイの状況に応じて平常時重心位置の変更を行う場合
もある。更に、動的に、遊戯者の重心位置の変化を読
み、前回読み取り時から今回読み取り時の重心位置の差
異を利用しても構わない。
【0055】この実施例として、図15のゲーム装置1
0は、ゲームの進行を制御する中央制御部(図示せず)
を内蔵し、遊戯者が腰掛ける椅子10d上に重心動揺計
2gを設置し、その椅子10dに遊戯者が腰掛けること
により、遊戯者の遊戯中の重心位置を読み取った信号及
び予め記憶する画像情報等に基づいて、プレーヤから見
える情景を画像合成して、ディスプレイ10bに表示す
るようになっている。
【0056】なお、この実施形態では、プレーヤが重心
を左右方向に移動させる事で人力飛行機が左右方向へ飛
行し、障害物若しくは壁などに衝突するまで段階的に前
進スピードが上がる様になっている。また、所定のコー
スを速く飛行することを競うゲームを想定している。そ
して、ディスプレイ10bには、仮想プレーヤ11aが
仮想ペダル11bをこいで、人力飛行機11を操縦する
ようになっている。またハンドル10cは、入力手段2
の補助として用いる。
【0057】また、他の実施例として、図16のゲーム
装置10は、ゲームの進行を制御する中央制御部(図示
せず)を内蔵し、遊戯者が腰掛ける腰掛部分10eに重
心動揺計2gを内設し、腰掛けた遊戯者の重心位置を読
み取った信号及び予め記憶された画像情報等に基づい
て、プレーヤから見える情景を画像合成して、ディスプ
レイ10bに表示するようになっている。
【0058】なお、この実施形態では、プレーヤが重心
を左右方向に移動させる事でボート12が左右方向へ転
舵し、障害物若しくは壁などに衝突するまで段階的に前
進スピードが上がる様になっている。また、所定のコー
スを速く漕ぐことを競うゲームを想定している。そし
て、ディスプレイ10bには、仮想プレーヤ12aが仮
想オール12bを漕いで、ボート12を操縦するように
なっている。またオール10dは、入力手段2の補助と
して用いる。
【0059】また、前記2つの実施例では、座位状態で
の実施の形態を説明したが、重心揺動計2gを用い、遊
戯者が重心動揺計2gに圧力を加えることが出来るなら
ば、遊戯者の体のどの部位を利用しても構わない。ま
た、遊戯者の重心位置の読み取りで、前記2例の左右方
向の読み取りに加え、前後方向の読み取りも行う事によ
り、仮想遊戯体のスピードの調整を行っても構わない。
【0060】図17は本発明の一実施例を示す図であ
り、装置本体1に複数のゲーム機本体10を接続した図
である。この様に、入力手段2から得られた信号を、複
数のゲーム機本体1に同時に出力可能であり、遊戯者は
同時に、ゲームを楽しむことが出来る。また、複数ある
ゲーム機本体1に少なくとも1以上のゲーム機本体1を
選択し、その選択されたゲーム機本体1のみに信号を送
ることも出来る。
【0061】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施形態に限定されるものではなく、請求の範
囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
【0062】例えば、各入力手段の形状は区別が容易な
ものとしたり、コントローラの十字キー部の入力手段を
レバー操作できるように形成したりすることも可能であ
る。
【0063】また入力手段は1つのキーに対して複数並
設することも可能であり、プレーヤがお互いをカバーし
ながらゲームをおこなうこともできる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を奏する。
【0065】本発明は、ゲーム機本体に接続してコント
ローラとして使用するものであり、ゲーム機に標準で付
属されているコントローラのスイッチを1つ1つ個別に
分割されている入力ボタンや操作スティックなどがプレ
ーヤの体の自由にあわせて個別に配置することができ、
さらに入力ボタンや操作スティックなどの操作信号を設
定値に応じて補助する補助設定部も備えるため、現在、
身体の一部の動作に障害をもつプレーヤにもゲーム操作
にかかる負担を低減させることができ、ゲームを楽しみ
たいという要望に応えることができる。
【0066】また本発明は、通常状態から選択入力状態
に切り換えることで、1つの入力ボタン操作によりゲー
ムをおこなうことが可能となる。選択入力状態となると
常時、表示部の1箇所が所定の速さで順次点滅を繰返
し、プレーヤは目的とする操作ボタンに対応した表示部
が点灯したときに入力ボタンを操作することで、希望す
る操作ボタンとしての信号をゲーム機に出力させること
ができる。また装置本体の補助設定部の各設定も有効で
あるため、入力ボタンが操作される度に、ゲーム機に出
力される信号を反転させること等もでき、複数の入力ボ
タンが操作されているような状態とすることもでき、身
体の障害や操作環境が制限され体の数ヶ所を同時に動か
すことなどに困難をもつプレーヤにもゲーム機のコント
ローラの操作を自身でおこなえるようにすることができ
る。
【0067】また本発明は、入力手段の操作がプレーヤ
の身体の一部の動きに応じてできるようにする補助部材
を取付けることが可能であり、補助部材を入力手段の操
作部に追加することによりプレーヤは顔のアゴ部や足で
容易に入力手段のスティック部を操作することや、手首
などの関節の動きを入力操作に変換するリンク機構を取
り付けベルトなどを介してプレーヤ自身の身体に装着す
ることで指や手首などの関節の動きでゲームをおこなう
ことができるようになるため、プレーヤは身体の多くの
関節部を使用することで運動神経が刺激され、楽しみな
がらリハビリ運動としての効果も期待できる。
【0068】また本発明は、入力手段が異なる色を持つ
ことでプレーヤにゲームのアドバイスをおこなうときに
も“赤いボタンだよ”のように単純かつ明確に判別する
ことができ、ゲーム機のコントローラのように多くのス
イッチを備えるものでもスイッチを探すことが負担とな
らなくなる。
【0069】また本発明は、物を押す若しくは叩くよう
な運動に支障があるプレーヤでも、操作方向に関係なく
体の一部があたったことを検知する入力手段を使用する
ことにより気軽にゲームをおこなうことができ、足など
で入力手段を操作するプレーヤにも入力手段の姿勢など
に神経を使わずラフな扱いとなっても操作が可能である
ためゲームがより楽しいものと感じられるようになる。
【0070】また本発明は、ゲーム機に接続する装置本
体と入力ボタン等の入力手段がコードによりプラグとジ
ャックを介して接続されるため、電磁波や光を使用した
信号の送受信方法に比べ、部品点数が少なくて済み、装
置本体や入力手段を小型化することができ、また回路が
簡素な分再現性が高く誤動作などが少なくなる。
【0071】また本発明は、装置本体と無線又は有線に
よって送受信を行う入力手段で構成され、装置本体は、
さまざまな入力手段から得られる操作信号を、所定に設
定値に応じて変換処理を行うようし、ゲーム機本体にさ
まざまな入力手段をコントローラを介すことにより、接
続し、操作を行えるようにした。
【0072】さらに、本発明は、装置本体と遊戯者の重
心位置を検出する入力手段で構成され、遊戯者の遊戯前
状態での平常時重心位置と遊戯状態での遊戯者の遊戯時
重心位置変化の信号変換を行うことにより、遊戯者の身
体への負担を減らすことが可能である。又、従来のコン
トローラとことなるため、よりゲームが楽しいものと感
じられるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における装置本体、入力手段
及び体感手段の接続構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における装置本体とゲーム機
との接続を示す図である。
【図3】装置本体のジャックの構成例を示す側面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例における2極プラグ式の入力
手段を示す構成図である。
【図5】本発明の一実施例における3極プラグ式の入力
手段を示す構成図である。
【図6】本発明の一実施例におけるレバー操作式の入力
手段を示す構成図である。
【図7】本発明の一実施例におけるレバー操作式の入力
手段に補助部品を装着した例を示す構成図である。
【図8】本発明の一実施例における体感手段を示す構成
図である。
【図9】本発明の体感手段の使用例を示した図である。
【図10】本発明の一実施例における通常使用時の接続
例を示す図である。
【図11】本発明の一実施例におけるワンキー状態での
使用時の接続を示す図である。
【図12】通常のゲーム機に付属するコントローラの構
成を示す図である。
【図13】本発明の一実施例における装置本体、入力手
段及び体感手段の接続構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の一実施例における重心動揺計の入力
手段を示す構成図である。
【図15】本発明の一実施例における入力手段に重心動
揺計を使用した、人力飛行機型ゲーム機と接続を示す図
である。
【図16】本発明の一実施例における入力手段に重心動
揺計を使用した、カヌー型ゲーム機と接続を示す図であ
る。
【図17】本発明の一実施例における、複数のゲーム機
本体と接続を示す図である。
【符号の説明】 1 装置本体 1a 表示部 1b 補助設定部 1b1 保持時間設定部 1b2 無効時間設定部 1b3 シフト時間設定部 1b4 信号処理部 1c ジャック 1d ワンキージャック 2 入力手段 2a 操作部 2b ベース台 2c コード 2d プラグ 2e 補助部材 2f 保持部材 2g 重心動揺計 2g1 感圧センサ 3 体感手段 3a コード 3b プラグ 3c クリップ部 10 ゲーム機 10a コントローラ接続部 10b ディスプレイ 10c ハンドル 10d 椅子 10e 重心動揺計を内蔵した椅子 11 人力飛行機 11a 仮想プレーヤ 11b 仮想ペダル 12 ボート 12a 仮想プレーヤ 12b 仮想オール 20 ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉城 学 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 Fターム(参考) 2C001 CA00 CA01 CA09 CC01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲーム機本体に接続する装置本体と、コン
    トローラのスイッチが個別のスイッチとして1つ1つ分
    割された、無線又は有線により前記装置本体と操作信号
    の送受信をおこなう入力手段と、前記装置本体と無線又
    は有線により信号の送受信をし、信号を受信すると信号
    に応じた動作をする個別の体感手段とから構成され、前
    記装置本体には、前記入力手段から受信した入力操作に
    応じた信号を所定の設定値に応じた信号処理をおこな
    い、遊戯者の身体への負担を軽減もしくは遊戯を可能と
    するための補助設定をする補助設定部と、コントローラ
    の1つ1つのスイッチに対応する表示部を備え、前記ゲ
    ーム機本体とコントローラとして信号を送受信すること
    を特徴とする入力操作を支援するコントローラ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記装置本体の前記表
    示部の1箇所が順次点滅を繰返す状態で、目的とする前
    記入力手段に対応する前記表示部の点灯時に所定の入力
    手段を操作することで、目的とする前記入力手段に対応
    した信号が出力される入力手段の選択操作がおこなえる
    ことを特徴とする入力操作を支援するコントローラ。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、前記入力
    手段及び前記体感手段が個別に使用する場所に応じて固
    定及び装着可能となる構造又は補助部材を備えることを
    特徴とする入力操作を支援するコントローラ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3において、前記入力
    手段は身体の一部に従動する補助部材を増設することに
    対応できる構造を有することを特徴とする入力操作を支
    援するコントローラ。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4において、前記入力
    手段の形態及びマークが、視覚又は触覚により容易に判
    別可能であることを特徴とする入力操作を支援するコン
    トローラ。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5において、前記入力
    手段の操作部の操作方向が固定されない構造もしくは検
    知手段を備えており、前記入力手段の姿勢に関わらず操
    作可能であることを特徴とする入力操作を支援するコン
    トローラ。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6において、前記装置
    本体に複数のジャックが配設されており、前記入力手段
    及び体感手段には前記装置本体に配設されたジャックに
    適合したプラグを備えたコードが接続されており、前記
    入力手段のコードのプラグを前記装置本体の目的とする
    スイッチに対応する前記ジャックに差し込み接合させる
    ことにより、前記装置本体と前記入力手段及び体感手段
    が信号を送受信することを特徴とする入力操作を支援す
    るコントローラ。
  8. 【請求項8】ゲーム機本体に接続する装置本体と、コン
    トローラのスイッチが個別のスイッチとして分割され
    た、無線又は有線により前記装置本体と操作信号の送受
    信をおこなう入力手段とから構成され、前記装置本体に
    は、前記入力手段から受信した操作信号を所定の設定値
    に応じた信号に変換処理をおこなう信号処理部とを備
    え、前記ゲーム機本体とコントローラ間で信号を送受信
    することを特徴とする入力操作を支援するコントロー
    ラ。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記個別のスイッチの
    少なくとも1つは遊戯者の重心位置を入力する入力手段
    であり、前記信号処理部は、平常時の遊戯者の平常時重
    心位置と遊戯状態での遊戯者の遊戯時重心位置の変化を
    信号変換することを特徴とする入力操作を支援するコン
    トローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008067882A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Namco Bandai Games Inc 装着具
CN109643170A (zh) * 2016-08-30 2019-04-16 微软技术许可有限责任公司 具有用于外部化控件的配件连接器的控制器

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JP7050758B2 (ja) 2016-08-30 2022-04-08 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー コントロールを外部化するためのアクセサリコネクタを有するコントローラ
CN109643170B (zh) * 2016-08-30 2022-10-28 微软技术许可有限责任公司 具有用于外部化控件的配件连接器的控制器

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