JP2002102424A - スロットマシン - Google Patents
スロットマシンInfo
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- JP2002102424A JP2002102424A JP2000303761A JP2000303761A JP2002102424A JP 2002102424 A JP2002102424 A JP 2002102424A JP 2000303761 A JP2000303761 A JP 2000303761A JP 2000303761 A JP2000303761 A JP 2000303761A JP 2002102424 A JP2002102424 A JP 2002102424A
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Abstract
成立する可能性があることを確実に、かつ効果的にアピ
ールすることで、遊技の興趣を高めることが出来るスロ
ットマシンを提供すること。 【解決手段】 可変表示手段と、事前決定手段と、表示
制御手段と、を備え、可変表示手段の表示結果が導出表
示されることにより1ゲームが終了するとともに、事前
決定手段により予め定められた特別の表示態様を表示す
ることを許容することが決定された場合において、予め
定められた特別の表示態様が表示されたことを条件に、
遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行可能なスロッ
トマシンであって、所定のゲームにおいて可変表示領域
に予め定められた特定の表示態様が表示されたことを条
件に、次のゲーム以降のゲームにおいて、事前決定手段
により予め定められた特別の表示態様を表示することを
許容することが決定されているか否かを所定の態様によ
り報知する制御が可能である。
Description
を可変表示可能な可変表示領域を有する可変表示手段
と、前記可変表示領域が停止表示される前の段階におい
て、所定の表示態様を表示することを許容するか否かを
決定する事前決定手段と、該事前決定手段の決定結果に
基づいて前記可変表示手段を制御する表示制御手段と、
を備え、前記可変表示手段の表示結果が導出表示される
ことにより1ゲームが終了するとともに、前記事前決定
手段により予め定められた特別の表示態様を表示するこ
とを許容することが決定された場合において、前記予め
定められた特別の表示態様が表示されたことを条件に、
遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行可能なスロッ
トマシンに関する。
は、外周に複数種のシンボルを有する例えば3つのリー
ルにより構成され、コイン投入後にスタートレバーなど
の操作によって前記シンボルが概ね識別され得る程度の
速度にて前記リールが回転されることによりゲームが開
始され、遊技者がストップボタンを介して前記各リール
の回転を停止した時に、所定のシンボルの組み合わせが
有効ライン上に揃って入賞条件が成立すると、遊技者に
所定枚数のコインが払い出されるようになっている。
(次ゲームもコイン投入無しで同条件で再びゲームが出
来る)や所定枚数(例えば10枚)のコインの払出しが
ある小当たりや、いわゆるビッグボーナス(以下BBと
称する)やレギュラーボーナス(以下RBと称す)等の
ように、多数のコインを獲得することが可能となる遊技
状態への移行の成立条件となる大当たり等がある。
においては、一般的に前記いずれかの賞の入賞を許容す
るか否かを決定する抽選をゲーム開始と同時に実行し、
この抽選によりいずれかの賞が当選され、かつ、遊技者
がこの当選した賞に対応する所定のシンボルの組み合わ
せを停止表示させた場合において入賞となり、所定枚数
のコインが払い出されるようになっている。
たような抽選によりいずれかの賞、特にBBのような大
当たりが当選された場合においても、遊技者がこのBB
が当選したことが解らなければ無駄にゲームを消化して
しまうことがあるため、一般的には抽選によりBBが当
選した場合等において、いわゆる「リーチ目」と呼ばれ
る予め定められた特別シンボルの組み合わせが高確率で
出現されるように表示制御すること等により、BBが当
選している旨を遊技者に告知出来るようになっている
が、遊技者がこの「リーチ目」を知らなかったり、仮に
知っているとしても「リーチ目」が表示されたことに気
が付かないままゲームを消化してしまうことがあり、遊
技の興趣が高まらないといった問題があった。
な抽選により大当たりが当選された場合、これを遊技者
に対して報知するための演出機能(例えばランプの点灯
等)を備えるスロットマシンが開発されているが、この
ような演出は所定ゲームにおいて突然発生するものであ
るから、遊技者が見逃してしまうことがあった。
されたものであり、遊技者に有利な特別遊技状態への移
行条件が成立する可能性があることを確実に、かつ効果
的にアピールすることで、遊技の興趣を高めることが出
来るスロットマシンを提供することを目的とする。
に、本発明のスロットマシンは、複数種のシンボルを可
変表示可能な可変表示領域を有する可変表示手段と、前
記可変表示領域が停止表示される前の段階において、所
定の表示態様を表示することを許容するか否かを決定す
る事前決定手段と、該事前決定手段の決定結果に基づい
て前記可変表示手段を制御する表示制御手段と、を備
え、前記可変表示手段の表示結果が導出表示されること
により1ゲームが終了するとともに、前記事前決定手段
により予め定められた特別の表示態様を表示することを
許容することが決定された場合において、前記予め定め
られた特別の表示態様が表示されたことを条件に、遊技
者にとって有利な特別遊技状態に移行可能なスロットマ
シンであって、所定のゲームにおいて前記可変表示領域
に予め定められた特定の表示態様が表示されたことを条
件に、次のゲーム以降のゲームにおいて、前記事前決定
手段により前記予め定められた特別の表示態様を表示す
ることを許容することが決定されているか否かを所定の
態様により報知する演出を実行する制御が可能であるこ
とを特徴としている。この特徴によれば、遊技者にとっ
て有利な特別遊技状態への移行条件が成立する可能性が
あることを報知すべく演出が、予め定められた特定の表
示態様が表示されたゲームの次のゲーム以降において行
われるので、遊技者は前記演出を見逃すことなく楽しめ
るため、遊技の興趣が向上するとともに、前記特別遊技
状態への移行条件が成立する可能性があることを遊技者
に対して確実に、かつ効果的にアピール出来る。
られた特定の表示態様は、有価価値の付与を伴わないこ
とが好ましい。このようにすれば、予め定められた特定
の表示態様が表示されたにも関わらずコインの払い出し
等も何も起こらないことで、遊技者の関心を強く引き付
けることが出来る。
前記可変表示領域に前記予め定められた特定の表示態様
が表示されたゲームの次のゲームにおいて実行すること
が好ましい。このようにすれば、予め定められた特定の
表示態様が表示されることと演出との関係が明確になる
ため、演出効果が高まる。
領域に表示されるシンボルを停止させることが可能な停
止操作手段を備えるとともに、前記演出を、前記停止操
作手段の停止操作に応じて実行することが好ましい。こ
のようにすれば、演出が遊技者による操作に応じて実行
されるので、遊技の興趣が効果的に向上する。
手段により前記予め定められた特別の表示態様を表示す
ることを許容することが決定されたことを遊技者に対し
て告知する告知手段を備えるとともに、前記告知手段に
よる告知を、前記事前決定手段により前記予め定められ
た特別の表示態様を表示することを許容することが決定
されたことを示す態様の演出の終了後において実行する
ことが好ましい。このようにすれば、前記事前決定手段
により前記予め定められた特別の表示態様を表示するこ
とを許容することが決定されたことを、演出のみでなく
告知手段により遊技者に対して確実に告知することが出
来る。
領域を複数備えるとともに、前記告知手段による告知
を、前記停止操作手段による各可変表示領域毎の停止操
作に応じて実行される前記各演出の終了時において実行
することが好ましい。このようにすれば、1ゲーム内に
演出が複数実行されるとともに、各演出の終了時におい
て逐次演出結果が導出されることになるため、各演出の
興趣が効果的に高まる。
手段により前記予め定められた特別の表示態様を表示す
ることを許容することが決定され、かつ、所定のゲーム
において前記可変表示領域に前記予め定められた特定の
表示態様が表示された場合において、前記事前決定手段
により前記予め定められた特別の表示態様を表示するこ
とを許容することが決定されていないことを示す態様の
演出を実行する制御が可能であることが好ましい。この
ようにすれば、前記事前決定手段により前記予め定めら
れた特別の表示態様を表示することを許容することが決
定されていないことを示す態様の演出が実行された場合
においても、その後のゲームにおいて特別遊技状態が成
立する可能性があるため、遊技の興趣が向上する。
手段により前記予め定められた特別の表示態様を表示す
ることを許容することが決定されていない場合におい
て、所定のゲームにおいて前記可変表示領域に前記予め
定められた特定の表示態様を表示する制御が可能である
ことが好ましい。このようにすれば、演出の実行の機会
が適度に増加するため、遊技の興趣が向上する。
手段により前記予め定められた特別の表示態様を表示す
ることを許容することが決定されている場合、所定のゲ
ームにおいて前記可変表示領域に前記予め定められた特
定の表示態様を所定の確率で表示することが好ましい。
このようにすれば、前記可変表示領域に前記予め定めら
れた特定の表示態様が表示されなくても、前記可変表示
領域に前記予め定められた特別の表示態様が表示される
ことがあるため、遊技の興趣が向上する。
手段により前記予め定められた特別の表示態様を表示す
ることを許容することが決定されている場合、少なくと
も前記事前決定手段により前記予め定められた特別の表
示態様を表示することを許容することが決定されていな
い場合よりも高確率で、所定のゲームにおいて前記可変
表示領域に前記予め定められた特定の表示態様を表示す
ることが好ましい。このようにすれば、演出が実行され
ると高確率で特別遊技状態が成立することになり、遊技
者の特別遊技状態成立の期待度が効果的に高まるため、
演出効果が向上する。
手段が、駆動手段により回転されるリールにより構成さ
れており、前記演出を、前記リールの外周に複数配設さ
れたシンボルを裏面から照射するように設けたバックラ
イトにより実行するようになっていることが好ましい。
このようにすれば、複雑な装置等を用いることなく、多
様な演出を容易に行うことが出来る。
に基づいて詳細に説明する。まず図1には、本発明に係
るスロットマシンの一例となるスロットマシン1の正面
図が示されている。スロットマシン1の前面の所定箇所
には、内部に設けられる可変表示手段としての可変表示
装置70(図2参照)によって可変表示されるシンボル
(図5参照)等の識別情報を遊技者に視認させるための
表示窓5L、表示窓5C、表示窓5Rからなる可変表示
部71が設けられている。
ず投入指示ランプ19が点灯または点滅しているとき
に、有価価値の一例であるコインやクレジットを使用し
て所望の大きさの有価価値を賭ける。
8から投入したコインや、賞品として付与されるコイン
をクレジットとしてスロットマシン1内部に設けられた
記憶部(図示略)等に蓄積させておくことが出来るよう
になっており、ゲームを開始する場合においては、コイ
ンをコイン投入口18から投入するか、あるいはクレジ
ットを使用することにより、所望の大きさの有価価値を
賭けることが出来るようになっている。
価価値(本実施例ではコイン50枚分に相当する有価価
値)をクレジットとして予め記憶させておくことがで
き、記憶されたクレジット数(コインの枚数)はクレジ
ット表示器26に表示されるようになっている。また、
クレジットを使用する場合は、3枚賭け用のクレジット
操作ボタン14a、または1枚賭け用のクレジット操作
ボタン14bを押圧すればよく、3枚賭け用のクレジッ
ト操作ボタン14aが押圧されるとクレジット表示器2
6からクレジット数が「3」だけ減算表示されてコイン
3枚分の賭数が設定され、また、1枚賭け用のクレジッ
ト操作ボタン14bが押圧されるとクレジット表示器2
6からクレジット数が「1」だけ減算表示されてコイン
1枚分の賭数が設定される。なお、73はクレジットさ
れた有価価値を遊技者に払い戻す場合に操作するための
精算ボタンであり、この精算ボタン73を押圧操作する
ことにより、クレジット表示器26に表示された枚数分
のコインが遊技者に返却されるようになっている。
投入口18から投入されるとスタートランプ72が点灯
され、スタートレバー12が操作可能となってゲームが
開始可能な状態となった旨が示されるとともに、表示窓
5L、5C、5Rにおける中段の横1列の有効ラインL
1(当りライン)に対応する有効ライン表示ランプ21
が点灯されて、有効ラインL1が有効となった旨が示さ
れる。
投入口18から投入された場合は、表示窓5L、5C、
5Rにおける上、中、下段の横3列の有効ラインL1、
L2、L2’に対応する有効ライン表示ランプ21、2
2が点灯されて計3本の有効ラインL1、L2、L2’
が有効となり、さらに、遊技者により3枚のコインがコ
イン投入口18から投入された場合は、表示窓5L、5
C、5Rにおける上、中、下段の横3列の有効ラインL
1、L2、L2’と斜め対角線上2列の有効ラインL
3、L3’に対応する有効ライン表示ランプ21、2
2、23が点灯されて計5本の有効ラインL1、L2、
L2’、L3、L3’が有効となる。
値の賭数に応じて有効化される有効ラインの本数、及び
形状等は任意に変更可能であり、本実施例の形態に限定
されるものではない。また、賭数に応じて有効化される
有効ラインの本数も任意に設定変更可能であり、例えば
1枚のコイン投入により上記5本全ての有効ラインL
1、L2、L2’、L3、L3’が有効化されるように
してもよい。
でスタートレバー12を押圧操作すれば、可変表示装置
70が作動して各表示窓5L、5C、5Rにおいて複数
種類のシンボルが連続的に変化するように表示される。
そして、遊技者が各表示窓5L、5C、5Rの下方にそ
れぞれ対応して設けられた各停止ボタン9L、9C、9
Rを押圧操作すれば、それぞれに対応する各表示窓5
L、5C、5Rにおける上、中、下段の表示領域に各シ
ンボルが停止される。
止ボタン9L、9C、9Rの押圧操作を有効に受付ける
状態になった旨を点灯または点滅表示する操作有効ラン
プ11L、11C、11Rがそれぞれ設けられており、
各停止ボタン9L、9C、9Rの押圧操作に応じて消灯
するようになっている。また、これら停止ボタン9L、
9C、9Rの周囲には、例えば後述する入賞の抽選によ
りBBが当選されたことを遊技者に告知する場合等にお
いて点灯される表示ランプ105が設けられている。
る順序は不定であり、遊技者が任意に選択することがで
き、例えば、最初に左側の停止ボタン9Lを押圧すると
それに対応する操作有効ランプ11Lが消灯して表示窓
5L内にシンボルが停止表示され、中央の停止ボタン9
Cを押圧すると操作有効ランプ11Cが消灯して表示窓
5C内にシンボルが停止表示されることになる。このよ
うに3つのうちいずれか2つの表示窓(例えば表示窓5
L、5C)内にシンボルが停止表示された段階で、両表
示窓における同一の有効ライン上に同種のシンボルが揃
って停止表示された場合にはリーチが成立する。なお、
遊技者が停止ボタン9L、9C、9Rを押圧操作しない
場合には、所定の可変表示時間の経過により各表示窓5
L、5C、5Rに表示される表示内容が、例えば表示窓
5L、表示窓5C、表示窓5Rの優先順序で自動的に順
次停止する。
止された時点において、賭数に応じて有効化されたいず
れかの有効ライン上に、予め定められた特定のシンボル
の組み合わせが表示された場合は入賞となり、所定枚数
のコインの払出しが行われること等により所定の有価価
値が遊技者に付与されることになる。また、特に予め定
められた特別シンボルの組み合わせが表示されて大当た
り賞に入賞した場合等にあってには、コインの払出しが
行なわれるとともに、遊技者にとって有利な特別遊技状
態としてのBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラー
ボーナス)が提供されること等により所定の遊技価値が
付与されるようになっている。
面が開口する本体部2a(図2参照)と、この本体部2
aの側端に回動自在に枢支された前面パネル2b(図3
参照)とからなる筐体2により構成されており、施錠装
置3に所定のキーを挿入して時計回り方向に回動操作す
ることにより施錠が解除されて前面パネル2bが開成可
能状態となる。また、後述するBBが終了したり、遊技
中にエラーが生じた場合等にはリセット操作を行なわな
い限り再びゲームの続行可能な状態にはならないのであ
り、そのリセット操作は施錠装置3に所定のキーを挿入
して反時計回り方向へ操作することにより行なわれる。
るように、前述した各種入賞内容及び各種入賞内容に対
応して設定される払出しコイン枚数(図6参照)や、ゲ
ーム内容等が表示される表示パネル77が設けられると
ともに、その左右側には、後述する各種遊技効果音が放
出される放音部78a、78bがそれぞれ設けられてい
る。さらにこの表示パネル77の上方には遊技効果ラン
プ24が複数設けられており、BB中やRB中、及びコ
インの払い出し時等、様々な状態において種々の発光態
様にて点灯される。また、前面パネル2bの前面下部に
突設されたコイン貯留皿30近傍には、各種遊技効果音
が放出される放音部79が設けられている。なお、20
はゲームオーバランプであり、スロットマシンが打止
(ゲームオーバ)になったときに点灯または点滅表示さ
れる。
投入口18より投入されたコインのコイン詰まりを解消
する際に用いられるコイン返却ボタン16と、実行され
ているビッグボーナスゲームやボーナスゲームの回数を
切替表示し得るゲーム回数表示器25と、所定内容の入
賞が成立した場合に付与されたコイン枚数を表示する払
出数表示器27と、がそれぞれ設けられている。なお、
所定内容の入賞が成立した場合に遊技者に付与されるコ
イン枚数は、例えば図6に示されるように各入賞内容に
対応してそれぞれ予め設定されているとともに、通常、
前記記憶部の記憶上限(50枚)を越えない範囲内で付
与される有価価値はクレジットとして記憶され、その記
憶の上限(50枚)を越える場合にはその上限を越える
枚数分のコインがコイン払出口29からコイン貯留皿3
0に払出されるように構成されている。
ている。本体部2a内略中央部には、複数種のシンボル
が印刷された帯状のリールシート(図5参照)が外周に
巻回されたリール6L、リール6C、リール6Rを複数
(本実施例では3個)有する可変表示装置70が設けら
れている。それぞれのリール6L、6C、6Rは、各々
に対応して設けられたステッピングモータからなるリー
ル駆動モータ7L、7C、7Rによりそれぞれ独立して
回転、停止するように構成されており、各リール6L、
6C、6Rが回転することにより、各表示窓5L、5
C、5R内において前記各種シンボルが連続的に変化し
つつ表示されるようになっている。
ルの基準位置を検出するリール位置検出センサ8L、8
C、8Rが設けられており、このリール位置検出センサ
8L、8C、8Rにより所定のシンボルの停止位置を導
出出来るようになっているとともに、各リール6L、6
C、6Rにおける特定の表示領域(上、中、下段の表示
領域)を裏面から個別に照射可能な複数の照射ランプ1
00〜102が、それぞれ上、中、下段に設けられてお
り、主にバックライトとして機能している。
口18より投入されたコインを貯留するコイン貯留タン
ク37が、本体部2aを構成する下板上面に固設された
案内レール80を介して前方に引き出し可能に配設され
ている。コイン貯留タンク37の下方部分にはコイン払
出モータ38が設けられており、このコイン払出モータ
38が回転することによりコイン貯留タンク37内のコ
インがコイン排出口40から排出される。排出されたコ
インは、コイン排出口40の近傍に設けられる払出しコ
インセンサ39により検出された後、後述する返却コイ
ン流路95を介してコイン払出口29よりコイン貯留皿
30まで払い出される。なお、コイン払出モータ38
は、払出しコインセンサ39により所定枚数の払出コイ
ンが検出された時点で停止するように制御されている。
入賞確率を変更可能とする確率設定スイッチ44、電源
スイッチ81、ビッグボーナスの終了時や遊技中にエラ
ーが生じた場合等において再びゲームを続行可能な状態
にリセットするためのリセットスイッチ82等が配設さ
れた電源ユニット83が配設されている。確率設定スイ
ッチ44は、遊技場の管理者等が所持する特定のキーを
電源ユニット83の前面上部に設けられたキー差込口8
4に挿入して所定のキー操作を行なうことで操作可能と
なるように構成されている。なお、45は本実施例にお
けるスロットマシンの遊技制御を行う制御部であり、マ
イクロコンピュータ等を含む。
示されており、この前面パネル2bの裏面略中央部に
は、コイン投入口18から投入されたコインをコイン貯
留タンク37に導く投入コインセレクタ35が固設され
ている。この投入コインセレクタ35の上流側には、不
正コイン排出部94が設けられており、大きさや厚みが
適正コインと異なる不正コインは、投入コインセレクタ
35の下方に設けられる返却コイン流路95の上部投入
口に排出され、コイン払出口29を介してコイン貯留皿
30に返却されるようになっている。
するコイン流路を選択的に切り替え可能とする流路切替
ソレノイド33が設けられている。通常時において流路
切替ソレノイド33は励磁されており、流下するコイン
は流路を切り替えられることなく流下し、下流側に設け
られた投入コインセンサ36により検出された後、コイ
ン貯留タンク37内に貯留されるようになっている。そ
して例えばクレジット数が50に達している場合におい
て、コイン投入口18よりコインが投入されたり、遊技
者にコインが払出される場合、流路切替ソレノイド33
の励磁が解除されて流路が切替わり、コインは返却流路
を経て返却コイン流路95に導かれるようになってい
る。
おける上部左右側にそれぞれ設けられる放音部78a、
78bの裏面側には、音響出力装置としての高音用のス
ピーカ110、111が固設されているとともに、前面
パネル2bにおける下部所定箇所に形成された放音部7
9の裏面側には、音響出力装置としての低音用のスピー
カ28がネジにより固定されており、例えばコインのコ
イン投入口18への投入、スタートレバー12の操作、
停止ボタン9L、9C、9Rの操作等、遊技中において
各種動作がなされた場合や、特定のシンボルの組み合わ
せが有効化された有効ライン上に揃って表示され、所定
内容の入賞条件が成立した場合、あるいはBBやRBが
実行されている場合等の各種遊技状態において、該遊技
状態に対応する所定の遊技効果音等が各スピーカ28、
110、111から出力されるようになっている。
る制御回路を示すブロック図である。制御回路は、制御
中枢としての制御部45を含み、制御部45は、以下に
述べるようなスロットマシン1の動作を制御する機能を
有している。制御部45は、例えば数チップのLSIで
構成されており、その中には、制御動作を所定の手順で
実行することのできるCPU46と、CPU46の動作
プログラムを格納するROM47と、必要なデータの書
込みおよび読出しができるRAM48とが含まれてい
る。さらに、CPU46と外部回路との信号の整合性を
とるためのI/Oポート49と、電源投入時等にCPU
46にリセットパルスを与える初期リセット回路51
と、CPU46にクロック信号を与えるクロック発生回
路52と、クロック発生回路52からのクロック信号を
分周して割込パルスを定期的にCPU46に与えるパル
ス分周回路(割込パルス発生回路)53と、CPU46
からのアドレスデータをデコードするアドレスデコード
回路54と、ゲームの開始と同時に所定内容の入賞を事
前決定するため等に用いられる乱数を発生させる乱数発
生回路103、及び発生された乱数値をサンプリングす
る乱数値サンプリング回路104と、を含む。
的に与えられる割込パルスに従って、割込制御ルーチン
の動作を実行することが可能となる。また、アドレスデ
コード回路54はCPU46からのアドレスデータをデ
コードし、ROM47、RAM48、I/Oポート4
9、サウンドジェネレータ50にそれぞれチップセレク
ト信号を与える。
容の書替え、すなわち、必要が生じた場合にはその中に
格納されたCPU46のためのプログラムを変更するこ
とができるように、プログラマブルROM47が用いら
れている。そして、CPU46は、ROM47内に格納
されたプログラムに従って、かつ、各種装置からの制御
信号の入力に応答するとともに、各種装置に対して制御
信号を与える。
回路55を介して、コイン投入口18から投入されたコ
インを検出する投入コインセンサ36と、コイン払出モ
ータ38より払出された払出コインを検出する払出コイ
ンセンサ39と、スタートレバー12の押圧操作を検出
するスタートスイッチ13と、精算ボタン73の操作を
検出する精算スイッチ76と、施錠装置3のキー操作を
検出するリセットスイッチ4と、クレジット操作ボタン
14の操作を検出するクレジットスイッチ15と、キー
差込口84における所定のキー操作を検出するキースイ
ッチ43と、このキースイッチ43により入力受付が可
能となる確率設定スイッチ44、電源スイッチ81、リ
セットスイッチ82と、停止ボタン9L、9C、9Rの
押圧操作を検出するストップスイッチ10L、10C、
10Rと、コイン貯留タンク37内のコイン量を検出す
る満タンセンサ42と、リール6L、6C、6Rの位置
を検出するリール位置センサ8L、8C、8Rと、が接
続されている。
56を介してリール駆動モータ7L、7C、7Rが接続
され、また、モータ回路57を介してコイン払出モータ
38が接続され、また、ソレノイド回路58を介して流
路切替ソレノイド33が接続されているとともに、LE
D回路59を介して、ゲーム回数表示器25、クレジッ
ト表示器26、払出数表示器27がそれぞれ接続されて
いる。また、ランプ回路60を介して、遊技効果ランプ
24、投入指示ランプ19、有効ライン表示ランプ2
1、22、23、操作有効ランプ11L、11C、11
R、ゲームオーバランプ20、スタートランプ72、表
示ランプ105、照射ランプ100〜102がそれぞれ
接続されている。
ウンドジェネレータ50、及びアンプ61を介して、ス
ピーカ28、110、111がそれぞれ接続されてい
る。なお、前述した各種機器や制御回路には電源回路6
2から所定の電流が供給される。また、RAM48には
バックアップ電源63から記憶保持のための電流が供給
されるように構成されており、停電時により電源回路6
2からの電流の供給が行なわれなくなっても、確率設定
値や遊技状態を所定期間記憶しておくことが出来るよう
に構成されている。
通信ケーブル93を介してホール内に設置される管理コ
ンピュータ91とのデータ通信を行うための通信部92
が接続されており、異常信号や適宜遊技情報等を管理コ
ンピュータ91に送信出来るようになっている。
ル)、リール6C(中リール)、リール6R(右リー
ル)の外周に描かれた識別情報としてのシンボルを示す
展開図が示されている。図中左側に示した数字はシンボ
ル番号であり、「1」〜「21」の各シンボル番号に対
応した「黒7」、「白7」、「BAR」、「スイカ」、
「ベル」、「チェリー」、「プラム(以下JACと称
す)」などのシンボルを含む21個のシンボルが描かれ
ている。
ては、可変表示装置70の停止時において、賭数に応じ
て有効化されたいずれかの有効ラインL1、L2、L
2’、L3、L3’上に例えば「BAR−BAR−BA
R」のシンボルが揃えば、前述したRB(レギュラーボ
ーナス)に入賞したことになり、コインが15枚払出さ
れるとともに、遊技状態が遊技者に有利な特別遊技状態
の一部であるレギュラーボーナスとなり、最大12回の
ボーナスゲームが提供される。このボーナスゲームは、
最大12回のボーナスゲームが終了するまで継続する
が、ボーナスゲームが12回に達する前にJac入賞
(「Jacシンボル(プラム)」のぞろめが停止表示さ
れること)が8回発生した場合には、その回のボーナス
ゲームで終了する。したがって、遊技者はボーナスゲー
ム中に最大8回入賞の機会を得ることが出来る。
2、L2’、L3、L3’上に、例えば「黒7−黒7−
黒7」または「白7−白7−白7」が揃えば、前述した
BB(ビッグボーナス)に入賞したことになり、コイン
が15枚払出されるとともに、遊技状態が遊技者に有利
な特別遊技状態の一部であるビッグボーナスとなる。ビ
ッグボーナスでは、例えば最大30回の小役ゲームか、
もしくは、この30回の小役ゲームが消化されるまでの
間に有効ライン上に「Jacシンボル(プラム)」のぞ
ろめが出揃えば最大12回のボーナスゲームが最大3回
提供されることになる。
ギュラーボーナス以外の通常の遊技状態(通常ゲーム)
である場合においては、同種のシンボルが有効化された
1つの有効ライン上に揃って所定の賞が成立した場合に
は、そのシンボルの種類に応じて予め定められた所定枚
数のコインが遊技者に付与される。なお、各リール6
L、6C、6Rに描かれた「チェリー」のシンボルは単
シンボルと呼ばれるマークであり、この単シンボルが有
効な1本の有効ライン上で停止表示された場合には2枚
のコインが遊技者に付与される。なお、賭数に応じて有
効化された有効ラインが複数本存在する場合において、
前述したようにコインが払出されるシンボルの組合せが
複数本の有効ライン上において同時に成立した場合に
は、各有効ライン上のシンボルの組合せによって付与さ
れるコイン枚数の合計枚数に相当するコインが付与され
るのが原則である。しかし、1ゲームにおいて遊技者に
付与されるコインの上限が15枚と定められているため
に、15枚を越える場合にはその16枚目以降のコイン
が無効となる。
いて黒7、白7、BAR、チェリー、ベル、スイカまた
はプラム等が入賞の対象となっており、そのうち黒7、
または白7のシンボル、及びBARのシンボルのみが遊
技者にとって利益の大きな賞である大当たり(BB、R
B)の対象となる特別シンボルとされて、その他チェリ
ー、ベル、スイカまたはプラム(再遊技)は遊技者にと
って利益の小さな賞である小役の対象となるシンボルと
されている。なお、特にスイカのシンボルは、後述する
演出予告の対象となるシンボルとして設定されている。
み合わせ、及び該シンボルの組み合わせに対応する払出
しコイン枚数、及び入賞の発生確率等は、通常ゲーム
時、及びBB時、RB時に対応してそれぞれ図6に示さ
れるように予め定められており、これらは入賞の発生確
率テーブル(図示略)としてROM47に登録されてい
る。
ゲームの実行に伴い実行する各種制御内容を、図7のフ
ローチャートに基づいて以下説明していく。
備えるための初期処理を実行する。具体的には、投入指
示ランプ19を点灯させ、コインやクレジットを受付け
可能な状態で待機する。特に電源の立ち上げ時等におい
ては、前述した各種装置の接続、及び作動状況を確認
し、例えば確率設定スイッチ44の設定状況に基づく入
賞確率の設定や、リール6L、6C、6Rの初期位置の
設定等の種々の設定を実行した後、投入指示ランプ19
を点灯させ、コインやクレジットを受付け可能な状態で
待機する。
コインが投入されたり、クレジット操作ボタン16a、
16bの操作がなされた時点でBET処理を実行する。
具体的には、投入されたコイン枚数、またはクレジット
操作ボタン16a、16bの押圧操作によるクレジット
数に応じて所定の有効ライン表示ランプ21、22、2
3を順次点灯させ、1枚以上のコインが投入された時
点、またはクレジット操作ボタン16a、16bの押圧
操作により1以上のクレジットが使用された時点でスタ
ートランプ72を点灯させ、スタートレバー12の押圧
操作を可能とし、ゲームスタート可能な状態として待機
する。
されるまでの間において、全ての有効ライン表示ランプ
21、22、23が点灯された状態からさらにコイン投
入があった場合には、投入されたコイン枚数分に相当す
る有価価値をクレジットとして図示しない記憶部に記憶
し、これをクレジット表示器26にて表示する。
押圧操作によるゲームスタートに伴い、前述したいずれ
かの賞(BB、RB、その他遊技者にとって利益の小さ
な賞である小役)の入賞を許容するか否かの入賞の抽選
を実行する。この入賞の抽選とは、全てのリール6L、
6C、6Rが停止される前の段階において、いずれかの
賞への入賞を許容するか否かを決定するために実行され
るものである。すなわち、この抽選により当選したいず
れかの賞に該当する当選フラグが設定された場合に限り
入賞することが許容されるのである。すなわち、制御部
45はいずれかの賞に入賞することを許容するか否かを
決定する事前決定手段としての機能を有している。
から発生される循環した乱数列から、乱数値サンプリン
グ回路104にて一定間隔で乱数値をサンプリングする
とともに、得られたサンプリング値をROMに予め書き
込まれている所定のデータ(入賞発生確率テーブル(図
示略))と比較することで、当選か否か、及び当選した
場合はその賞の種類を判定し、当選した賞に該当する当
選フラグの設定を行う。この図示しない入賞発生確率テ
ーブルには、各賞の入賞確率が、各ゲームにおける賭数
及び遊技状態(通常ゲーム、もしくはBB、RB)別に
対応してそれぞれ設定されている。
選とともに、後述する演出の実行の成立条件となる演出
予告を実行するか否かの抽選を実行する。ここで、この
「演出」とは、上記入賞の抽選によりBBに該当する当
選フラグが設定された可能性があることを遊技者に対し
て報知するために実行される態様であり、詳細は後述す
るが、本実施例においては各停止ボタン9L、9C、9
Rによる停止操作に伴い実行される。そして「演出予
告」とは、上記演出の実行の成立条件となる態様であ
り、詳細は後述するが、本実施例においては、図8に示
されるように「スイカ−スイカ−スイカ」シンボルの組
み合わせが有効化されたいずれかの有効ライン上に揃っ
て表示されることとされており、この「スイカ−スイカ
−スイカ」シンボルの組み合わせが有効化されたいずれ
かの有効ライン上に揃って表示された場合にのみ、その
次のゲーム以降で演出が実行し得るようになっている。
イカ−スイカ−スイカ」シンボルの組み合わせを有効化
されたいずれかの有効ライン上に揃って表示することを
許容するか否かを決定するための抽選である。この演出
予告の抽選は入賞の抽選と別々に実行されるが、その抽
選方法は入賞の抽選と同様で、乱数発生回路103から
発生される循環した乱数列から、乱数値サンプリング回
路104にて一定間隔で乱数値をサンプリングするとと
もに、得られたサンプリング値をROMに予め書き込ま
れている図示しない所定のデータ(演出予告発生確率テ
ーブル)と比較することで、演出予告を当選するか否か
を判定し、当選した場合は演出予告当選フラグの設定を
行う。
押圧操作に伴い各リール6L、6C、6Rを回転させて
ゲームをスタートする。リール6L、6C、6R回転中
の初期位置やエラーチェックは、所定時間毎のタイマ割
り込みで随時確認される。このスタートレバー12の押
圧操作に伴いスタートランプ72を消灯するとともに、
全てのリール6L、6C、6Rが回転した時点で停止ボ
タン9L、9C、9Rの押圧操作を有効とし、操作有効
ランプ11L、11C、11Rを点灯する。
ン9L、9C、9Rの押圧操作に基づいて、押圧操作の
あった停止ボタン9L、9C、9Rに対応する操作有効
ランプ11L、11C、11Rを消灯するとともに、対
応するリール6L、6C、6Rの回転停止制御を実行す
る。
ずれかの賞に該当する当選フラグが設定された場合に限
り、その賞に該当するシンボルの組み合わせが所定の有
効ライン上に揃うように停止制御し、また、いずれの賞
に該当する当選フラグが設定されていない場合は、遊技
者が目押しを行うことにより各賞に該当するシンボルの
組み合わせの1つ手前のシンボルの組み合わせであるリ
ーチ態様(3つのリールのうち2つのリールが停止さ
れ、1つのリールが回転中である状態に成立)が成立す
ることはあっても、最終的には前記賞に該当するシンボ
ルの組み合わせが有効化された有効ライン上に揃わない
ように停止制御する。すなわち、抽選によりいずれかの
賞に当選しない限り上記各賞に入賞することはなく、ま
た、これにより繰り返し行われるゲーム中において各賞
が平均的に発生することになる。
定の賞に該当する当選フラグが設定された場合において
は、まず、遊技者により停止ボタン9L、9C、9Rの
押圧操作がなされた時点から、当選した賞に該当するシ
ンボルの組み合わせの少なくとも一部を構成するシンボ
ルが特定位置に表示されるまでのズレが所定範囲内であ
ることを条件に、そのシンボルを特定位置に引き込んで
停止させる引き込み制御を実行することがある。これに
より、停止ボタン9L、9C、9Rの押圧操作がなされ
た時点で、入賞に該当するシンボルが、入賞に必要な位
置から予め設定された所定の引き込み可能範囲内(例え
ばリールの回転方向を基準にして、入賞に必要な位置か
ら4つ手前に位置するシンボルまでの範囲領域)に位置
していれば、シンボルが自動的に特定位置に引き込まれ
ていくことになるので、遊技者はシンボルを揃えやすく
なることになる。なお、このような引き込み可能範囲は
任意であり、種々に設定変更可能である。
述したいずれかの賞に該当する当選フラグが設定され、
かつ、全ての停止ボタン9L、9C、9Rの押圧操作が
なされた時点で、当選した賞の対象シンボルが前記引き
込み可能範囲に位置する場合において、前記シンボルを
引き込んで表示するか否かの抽選を実行し、これを引き
込んで表示すると判定した場合において、遊技者がタイ
ミング良く停止操作することが出来れば前記シンボルを
表示し、逆に、前記シンボルを引き込んで表示しないと
判定した場合においては、たとえ遊技者がタイミング良
く停止操作することが出来ても、前記シンボルを引き込
んで表示しないようにリール停止制御を行う。
に、停止ボタン9L、9C、9Rの押圧操作に伴い、遊
技効果音としての停止音をスピーカ110、111を介
して出力する制御等を実行する。
リール6L、6C、6Rの回転が停止されたと判定した
時点で、可変表示部71に表示された表示内容と、Sa
3において当選し、設定された当選フラグの内容とを照
合して入賞内容の判定を実行するとともに、特にいずれ
かの賞に入賞したと判定した場合にあっては、入賞内容
に対応した各種設定を実行する。この設定内容として
は、例えば入賞内容に対応する払出しコイン枚数、遊技
状態、再遊技等の設定がある。
れた入賞内容に対応して設定された設定内容に基づく処
理を実行する。具体的には、設定された払出しコイン枚
数分のコインの払出し処理や、遊技状態の変更(通常遊
技状態から特別遊技状態へ、または特別遊技状態から通
常遊技状態への変更)処理や、そのゲームにおける賭数
と同等の賭数のBET処理(再遊技の設定処理)等を実
行する。
に関わらず、BBやRB以外のいずれかの賞(チェリ
ー、ベル、スイカまたはプラム(再遊技))に該当する
当選フラグが設定されている場合はこれをクリアしてゲ
ームを終了する。なお、このように設定されているいず
れかの賞に該当する当選フラグは、1回のゲームの終了
とともに解除されるようにしたり、当選した賞に入賞す
るまで継続するように設定することが可能であり、例え
ば、BBやRBに該当する当選フラグが設定された場合
にあっては、入賞するまで当選フラグは継続されるよう
にし、また、前述した小役に該当する当選フラグが設定
された場合にあっては、その当選フラグが複数ゲームに
おいて継続することもあれば、1ゲームにおいて解除さ
れるように設定することが可能である。また、BB、R
B以外の小役や再遊技にあっては、抽選により同時に2
種の当選フラグが設定されることがないものとされてい
る。なお、本実施例においては、設定されたBBやRB
に該当する当選フラグは入賞するまで継続されるように
なっている。
詳細な制御内容を、図9のフローチャートに基づいて説
明する。
の操作がなされたか否かを判定し、操作がなされたと判
定した場合のみSb2に進み、入賞決定用の乱数値の抽
出を実行するとともに、Sb3において、抽出されたサ
ンプリング値を、前記入賞発生確率テーブル(図示略)
と比較照合する。
したか否かの判定を実行し、いずれかの賞に当選した場
合においてはSb5に進み、当選した賞に該当する当選
フラグを設定した後にSb6に進む。また、Sb4にお
いていずれの賞にも当選しなかった場合にはそのままS
b6に進む。
Bに該当する当選フラグが設定された場合にのみ点灯し
得る表示ランプ105が既に点灯しているか否かを判定
し、点灯していないと判定した場合はSb7に進み、さ
らに演出当選フラグが設定されているか否かを判定し、
設定されていないと判定した場合はSb8に進み、演出
予告用の乱数値の抽出を実行してSb9に進む。Sb9
においては、抽出されたサンプリング値を図示しない演
出発生確率テーブルと比較照合する。そしてSb10に
おいて、演出予告が当選したと判定した場合はSb11
に進み、演出予告当選フラグを設定して処理を終了す
る。
既に点灯していると判定した場合、Sb7において演出
当選フラグが既に設定されていると判定した場合、及び
Sb10において演出予告が当選しなかった場合はその
まま処理を終了する。すなわち、既にBBに該当する当
選フラグが設定されている旨が表示ランプ105の点灯
により遊技者に対して告知されている場合や、演出実行
のための演出設定フラグが既に設定されている場合は、
演出予告の抽選は実行しないのである。
先の入賞の抽選によりBBに該当する当選フラグが設定
された場合、入賞の抽選によりBBに該当する当選フラ
グが設定されなかった場合よりも高確率で抽選により当
選するように設定されている。すなわち、BBに該当す
る当選フラグが設定された場合においては演出予告が発
生し易くなるのである。また、逆に言えば、入賞の抽選
によりBBに該当する当選フラグが設定されなかった場
合においても、低確率ではあるが演出予告は実行される
ことがある。
が設定された場合、前述した「スイカ−スイカ−スイ
カ」シンボルの組み合わせが有効化されたいずれかの有
効ライン上に揃いやすくなるようなリール停止制御がな
されることになる。
C、9Rの停止操作により「スイカ−スイカ−スイカ」
シンボルの組み合わせが表示された場合における主に演
出処理に基づいた入賞判定処理及び払出し処理の制御内
容を、図10、図11のフローチャートに基づいて説明
する。
があるか否かが判定され、入賞があると判定した場合は
Sc2に進み、その入賞内容の判別が実行される。そし
て入賞内容がスイカであると判定した場合はSc3に進
み、演出当選フラグの設定が実行される。すなわち、こ
のスイカ入賞により演出の実行の条件が満たされ、次の
ゲーム以降に後述する演出が実行し得ることになる。な
お、Sc2における入賞内容の判別により入賞内容がス
イカでないと判定した場合はSc4に進み、前述したよ
うに入賞内容に対応した各種設定がなされる。
まずSd1において、入賞による払出しがあるか否かを
判定し、入賞による払出しがないと判定した場合はSd
2に進み、演出当選フラグが設定されているか否かの判
定を実行する。また、Sd1において入賞による払出し
があると判定した場合はSd4に進み、コインの払い出
し処理を実行するとともに、この処理が終了した時点で
Sd2に進むことになる。
れているか否かを判定し、設定されていると判定した場
合はSd3に進み、さらに設定された演出当選フラグは
今回のゲームで設定されたものか否かを判定し、今回の
ゲームにおいて設定されたものであると判定した場合に
おいてのみそのまま処理を終了する。また、Sd3にお
いて演出当選フラグは今回のゲームで設定されたもので
はないと判定した場合、Sd2において演出当選フラグ
が設定されていないと判定した場合、及びSd3におい
て設定された演出当選フラグは今回のゲームで設定され
たものではないと判定した場合においてはSd5に進
み、BBに該当する当選フラグ以外の当選フラグをクリ
アしてから処理を終了する。
入賞した場合に限り演出当選フラグが設定され、以下に
示すような演出が実行し得ることになる。但し言うまで
もなく、演出予告の抽選により演出予告の当選フラグが
設定された場合にあっても、そのゲームにおいて遊技者
が上手く「スイカ−スイカ−スイカ」シンボルの組み合
わせを表示出来ない場合は演出当選フラグが設定される
ことはなく、すなわち、演出の実行の成立条件が満たさ
れないことになる。
2のフローチャートに基づいて説明する。
るように、各リール6L、6C、6Rの停止時におい
て、表示窓5L、5C、5Rにおける上、中、下段の各
表示領域が照射ランプ100〜102により点滅表示す
ることにより実行され、最終的に照射ランプ100〜1
02により点滅された表示領域に特別シンボル(黒7、
白7)が表示されていれば当り演出とし、他のシンボル
である場合は外れ演出として実行される。また、これら
演出は各リール6L、6C、6Rの停止操作時において
それぞれ発生し得るものとして以下説明する。
されているか否かを判定し、設定されていると判定した
場合のみSe2に進み、表示ランプ105が点灯してい
るか否かが判定され、表示ランプ105が点灯していな
いと判定した場合のみさらにSe3に進み、停止操作の
あった停止ボタン9L、9C、9Rに対応する表示窓5
L、5C、5R内に特別シンボル(黒7または白7)が
表示されているか否かが判定され、表示されていると判
定した場合にのみSe4に進むことになる。また、Se
1において演出当選フラグが設定されていないと判定し
た場合、Se2において表示ランプ105が点灯してい
ると判定した場合、停止操作のあった停止ボタン9L、
9C、9Rに対応する表示窓5L、5C、5R内に特別
シンボル(黒7または白7)が表示されていないと判定
した場合においてはそれぞれSe9に進み、停止ボタン
9L、9C、9Rの停止操作に伴い通常の停止音1を出
力した後に処理を終了する。
C、9Rの停止操作に伴い、通常の停止音とは異なる停
止音2を出力し、演出を実行することを遊技者に対して
報知する。そしてSe5において当り演出、外れ演出の
いずれを実行するかの抽選を実行する。この抽選は、前
述の入賞や演出予告の抽選等と同様の方法にて実行され
るものであり、図13に示されるようにBBに該当する
当選フラグが設定されている場合においては、各停止ボ
タン9L、9C、9Rの停止操作に応じてそれぞれ当り
演出及び外れ演出がそれぞれ1/2の確率で当選するよ
うに設定されている。
はSe6に進み、特別シンボルが表示された表示領域を
照射ランプ100〜102により点滅表示するとともに
(図14(b)参照)、Se7においてBBに該当する
当選フラグが設定されている旨を示す効果音を出力する
とともに遊技効果ランプ24を点灯し、さらにSe8に
おいて、BBに該当する当選フラグが設定されている旨
を遊技者に告知するための表示ランプ105を点灯して
処理を終了する。
ないと判定した場合はSe10に進み、特別シンボル以
外のシンボルの表示された表示領域を照射ランプ100
〜102により点滅表示し(図14(a)参照)、処理
を終了する。
図14に基づいて簡単に説明する。まず図14(a)
は、例えば全てのリール6L、6C、6Rが回転してい
る状態から、遊技者による左側の停止ボタン9L(図示
略)操作に伴い表示窓5Lにおける上、中、下段に「白
7、ベル、プラム」シンボルが停止され、前述した抽選
により外れ演出が実行された状態が示されている。図1
4(b)は、図14(a)の状態から、遊技者による中
央の停止ボタン9C(図示略)操作に伴い表示窓5Cに
おける上、中、下段に「プラム、黒7、ベル」シンボル
が停止され、前述した抽選により当り演出が実行された
状態が示されている。この状態において表示ランプ10
5が点灯され、BBに該当する当選フラグが設定されて
いる旨が遊技者に対して告知される。そして図14
(c)は、図14(b)の状態から、遊技者による右側
の停止ボタン9R(図示略)操作に伴い表示窓5Rにお
ける上、中、下段に「ベル、スイカ、チェリー」シンボ
ルが停止された状態が示されている。ここでは、中央の
停止ボタン9Cの停止操作により表示ランプ105が既
に点灯され、遊技者に対してBBに該当する当選フラグ
が設定されている旨が告知されるていることから、演出
は実行されないことになる。また、仮に中央の停止ボタ
ン9Cの停止操作により表示ランプ105が既に点灯さ
れていなくても、上、中、下段いずれにも特別シンボル
である「白7、黒7」のいずれも表示されていないこと
から、演出は実行されないのである。
る演出は、まず、それ以前のゲームにおいて「スイカ−
スイカ−スイカ」シンボルの組み合わせが表示され、演
出当選フラグが設定されない限りは実行されることがな
く、また、演出当選フラグが設定されている場合にあっ
ても、遊技者による停止ボタンの停止操作により、表示
領域内に特別シンボルを引き込まない限り実行されるこ
とはないのである。また、本実施例においては、停止ボ
タン9L、9C、9Rの停止操作時において当たり演出
が実行され表示ランプ105が点灯されてしまった時点
で回転中のリールが存在する場合、その停止操作がなさ
れても演出の抽選が実行されることはないが、本発明に
あっては、当り演出が続けて実行されるようにすること
も可能である。
−スイカ」シンボルの組み合わせが表示された後におい
て、全ての停止ボタン9L、9C、9Rの停止操作時に
おいて特別シンボルを上手く引き込めなかった場合や、
引き込んで表示出来たにも関わらず全て外れ演出が実行
されてしまった場合は、設定された演出当選フラグはそ
のゲームにおいて一旦クリアされ、次ゲーム以降におい
て再度演出予告の抽選が実行されることになる。
るスロットマシン1にあっては、遊技者にとって有利な
特別遊技状態としてのBB(RB)への移行条件が成立
する可能性があることを報知すべく演出が、予め定めら
れたシンボルの組み合わせ(スイカ−スイカ−スイカ)
が表示されたゲームの次のゲーム以降において行われる
ことで、遊技者は前記演出を見逃すことなく楽しめるた
め、遊技の興趣が向上するとともに、前記特別遊技状態
の移行条件が成立する可能性があることを遊技者に対し
て確実に、かつ効果的にアピール出来る。
プ100〜102により特別シンボルの表示領域を点滅
されることによりなされているが、このような演出方法
はこれに限定されるものではなく、例えば音声や効果音
等の出力により行うこと等、種々に変形可能である。ま
た、演出の実行時期は、前述のように予め定められたシ
ンボルの組み合わせ(スイカ−スイカ−スイカ)が表示
されたゲームの次のゲーム以降において行われればよ
く、上記実施例のような停止ボタン)9L、9C、9R
による停止操作時以外であってもよい。さらに、このよ
うな演出当選フラグを次ゲーム以降まで継続可能として
もよい。
ン1にあっては、所定のゲームにおいて、有効化された
いずれかの有効ライン上に、予め定められたシンボルの
組み合わせ(スイカ−スイカ−スイカ)が表示されたこ
とを条件に、次のゲーム以降のゲームにおいて、入賞の
抽選により予め定められた特別シンボルの組み合わせ
(黒7−黒7−黒7、または白7−白7−白7)を表示
することを許容することが決定されているか否かを報知
する演出を行う制御が可能である。よって、遊技者にと
って有利な特別遊技状態であるBB(RB)への移行条
件が成立する可能性があることを報知すべく演出が、前
記予め定められたシンボルの組み合わせ(スイカ−スイ
カ−スイカ)が表示されたゲームの次のゲーム以降にお
いて行われるので、遊技者は前記演出を見逃すことなく
楽しめるため、遊技の興趣が向上するとともに、BB
(RB)への移行条件が成立する可能性があることを遊
技者に対して確実に、かつ効果的にアピール出来る。
を各停止ボタン9L、9C、9Rの停止操作に応じてそ
れぞれ実行出来るようになっているので、1ゲーム内に
演出が複数回実行されることがあるとともに、各演出の
終了時において演出結果が逐次表示ランプ105の点灯
により導出されるようになっているため、それぞれの演
出の興趣が効果的に高まる。なお、本発明にあっては、
演出の態様は上記のような態様に限定されるものではな
く、これ以外の態様による演出であってもよい。
選フラグが設定され、かつ、この当選フラグが設定され
たことを示す態様の演出(図14(b)参照)が実行さ
れた場合、この演出の終了後において表示ランプ105
が点灯され、さらにこの点灯が入賞するまで継続される
ため、前記BBに該当する当選フラグが設定されたこと
を遊技者に対して確実に告知することが出来る。なお、
このような告知手段は表示ランプ105の点灯によるも
のに限らず、例えば「大当たり!!」等の音声や所定の
効果音等によるものであってもよい。
れ、かつ、所定のゲームにおいて(スイカ−スイカ−ス
イカ)が表示されても、BBに該当する当選フラグが設
定されていないことを示す態様の演出、すなわち外れ演
出(図14(a))を実行することがあるが、このよう
な演出が実行された場合にあってもその後のゲームにお
いてもBBに入賞することがあるため、遊技の興趣が向
上する。
れていない場合にあっても、所定のゲームにおいて予め
定められたシンボルの組み合わせ(スイカ−スイカ−ス
イカ)を表示することがあり、これにより演出の実行の
機会が適度に増加するため、遊技の興趣が向上する。
れている場合でも、演出予告も抽選により決定されるも
のであり、必ずしも予め定められたシンボルの組み合わ
せ(スイカ−スイカ−スイカ)を表示するとは限らない
ので、予め定められたシンボルの組み合わせ(スイカ−
スイカ−スイカ)が表示されず、かつ、演出が実行され
なくてもBBに入賞することがあるため、遊技の興趣が
向上する。
れている場合において、少なくともBBに該当する当選
フラグが設定されていない場合よりも高確率で予め定め
られたシンボルの組み合わせ(スイカ−スイカ−スイ
カ)を表示するように設定されているので、演出が実行
されると高確率でBBが入賞することになり、遊技者の
BB成立の期待度が効果的に高まるため、演出効果が向
上する。
た特別シンボルである「黒7」または「白7」の表示領
域が照射ランプ100〜102により演出されること
で、大当たりであるBBの入賞を許容することが決定さ
れている旨が遊技者に告知されるようになっているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えばBB以
外の大当たりであるRBの入賞を許容することが決定さ
れている旨が、前述と同様の演出(この場合、本実施例
では例えばBARシンボルを演出することが好ましい)
により報知されるようになっていてもよい。
件である表示態様を構成するシンボルが「スイカ」シン
ボルとなっていたが、これに限定されるものではなく、
スイカシンボル以外のシンボルであってもよい。また、
このスイカシンボルの組み合わせが揃って表示されるこ
とによる入賞により、所定枚数のコインの払出し等、遊
技価値の付与がなされるようになっていてもよい。
BBの入賞を許容することが決定されている旨が、演出
後において表示ランプ105の点灯により告知されるよ
うになっているが、例えば前述した図14(b)の状
態、すなわち、特別シンボルを最終的に演出することで
のみ、遊技者に報知するだけでもよい。
プ105が点灯されている場合、すなわち、BBに該当
する当選フラグが設定されている旨を遊技者に対して告
知している場合において演出を実行しないようになって
いるため、無意味な演出が実行されることによる遊技者
の遊技意欲の低下を回避できる。
てバックライトとして使用される照射ランプ100〜1
02によりBBに該当する当選フラグが設定されている
旨の報知の演出を実行するようになっているが、この照
射ランプ100〜102とは別の照射ランプにより演出
を実行できるようにしてもよいし、さらに演出方法はこ
のような照射ランプ100〜102等による点灯演出に
限定されるものではなく、特別シンボルを演出し得る方
法であれば、例えば点灯以外の装飾装置による装飾等に
より行ってもよい。
対して以下のように対応している。
可変表示可能な可変表示領域(可変表示部71)を有す
る可変表示手段(可変表示装置70)と、前記可変表示
領域が停止表示される前の段階において、所定の表示態
様を表示することを許容するか否かを決定する事前決定
手段(制御部45)と、該事前決定手段の決定結果に基
づいて前記可変表示手段を制御する表示制御手段(制御
部45)と、を備え、前記可変表示手段の表示結果が導
出表示されることにより1ゲームが終了するとともに、
前記事前決定手段により予め定められた特別の表示態様
を表示することを許容することが決定された場合におい
て、前記予め定められた特別の表示態様が表示されたこ
とを条件に、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行
可能なスロットマシン(1)であって、所定のゲームに
おいて前記可変表示領域(可変表示部71)に予め定め
られた特定の表示態様が表示されたことを条件に、次の
ゲーム以降のゲームにおいて、前記事前決定手段(制御
部45)により前記予め定められた特別の表示態様を表
示することを許容することが決定されているか否かを所
定の態様により報知する演出を実行する制御が可能であ
る。
特定の表示態様は、有価価値の付与を伴わない。
変表示領域(可変表示部71)に前記予め定められた特
定の表示態様が表示されたゲームの次のゲームにおいて
実行する。
(可変表示部71)に表示されるシンボルを停止させる
ことが可能な停止操作手段(停止ボタン9L、9C、9
R)を備えるとともに、前記演出を、前記停止操作手段
の停止操作に応じて実行する。
(制御部45)により前記予め定められた特別の表示態
様を表示することを許容することが決定されたことを遊
技者に対して告知する告知手段(表示ランプ105)を
備えるとともに、前記告知手段による告知を、前記事前
決定手段により前記予め定められた特別の表示態様を表
示することを許容することが決定されたことを示す態様
の演出の終了後において実行する。
(可変表示部71)を複数備えるとともに、前記告知手
段(表示ランプ105)による告知を、前記停止操作手
段(停止ボタン9L、9C、9R)による各可変表示領
域毎の停止操作に応じて実行される前記各演出の終了時
において実行する。
(制御部45)により前記予め定められた特別の表示態
様を表示することを許容することが決定され、かつ、所
定のゲームにおいて前記可変表示領域(可変表示部7
1)に前記予め定められた特定の表示態様が表示された
場合において、前記事前決定手段により前記予め定めら
れた特別の表示態様を表示することを許容することが決
定されていないことを示す態様の演出を実行する制御が
可能である。
(制御部45)により前記予め定められた特別の表示態
様を表示することを許容することが決定されていない場
合において、所定のゲームにおいて前記可変表示領域
(可変表示部71)に前記予め定められた特定の表示態
様を表示する制御が可能である。
(制御部45)により前記予め定められた特別の表示態
様を表示することを許容することが決定されている場
合、所定のゲームにおいて前記可変表示領域(可変表示
部71)に前記予め定められた特定の表示態様を所定の
確率で表示する。
(制御部45)により前記予め定められた特別の表示態
様を表示することを許容することが決定されている場
合、少なくとも前記事前決定手段により前記予め定めら
れた特別の表示態様を表示することを許容することが決
定されていない場合よりも高確率で、所定のゲームにお
いて前記可変表示領域(可変表示部71)に前記予め定
められた特定の表示態様を表示する。
(可変表示装置70)が、駆動手段(リール駆動モータ
7L、7C、7R)により回転されるリール(6R、6
C、6L)により構成されており、前記演出を、前記リ
ールの外周に複数配設されたシンボルを裏面から照射す
るように設けたバックライト(照射ランプ100〜10
2)により実行するようになっている。
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
ていたが、遊技媒体はこのような小片媒体に限られるも
のではなく、球状のパチンコ玉等を使用してもよい。
にとって有利な特別遊技状態への移行条件が成立する可
能性があることを報知すべく演出が、予め定められた特
定の表示態様が表示されたゲームの次のゲーム以降にお
いて行われるので、遊技者は前記演出を見逃すことなく
楽しめるため、遊技の興趣が向上するとともに、前記特
別遊技状態への移行条件が成立する可能性があることを
遊技者に対して確実に、かつ効果的にアピール出来る。
められた特定の表示態様が表示されたにも関わらずコイ
ンの払い出し等も何も起こらないことで、遊技者の関心
を強く引き付けることが出来る。
められた特定の表示態様が表示されることと演出との関
係が明確になるため、演出効果が高まる。
遊技者による操作に応じて実行されるので、遊技の興趣
が効果的に向上する。
前決定手段により前記予め定められた特別の表示態様を
表示することを許容することが決定されたことを、演出
のみでなく告知手段により遊技者に対して確実に告知す
ることが出来る。
ム内に演出が複数実行されるとともに、各演出の終了時
において逐次演出結果が導出されることになるため、各
演出の興趣が効果的に高まる。
前決定手段により前記予め定められた特別の表示態様を
表示することを許容することが決定されていないことを
示す態様の演出が実行された場合においても、その後の
ゲームにおいて特別遊技状態が成立する可能性があるた
め、遊技の興趣が向上する。
実行の機会が適度に増加するため、遊技の興趣が向上す
る。
変表示領域に前記予め定められた特定の表示態様が表示
されなくても、前記可変表示領域に前記予め定められた
特別の表示態様が表示されることがあるため、遊技の興
趣が向上する。
が実行されると高確率で特別遊技状態が成立することに
なり、遊技者の特別遊技状態成立の期待度が効果的に高
まるため、演出効果が向上する。
な装置等を用いることなく、多様な演出を容易に行うこ
とが出来る。
図である。
ある。
図である。
である。
図である。
ート図である。
る。
ある。
る。
る。
である。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数種のシンボルを可変表示可能な可変
表示領域を有する可変表示手段と、前記可変表示領域が
停止表示される前の段階において、所定の表示態様を表
示することを許容するか否かを決定する事前決定手段
と、該事前決定手段の決定結果に基づいて前記可変表示
手段を制御する表示制御手段と、を備え、前記可変表示
手段の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが
終了するとともに、前記事前決定手段により予め定めら
れた特別の表示態様を表示することを許容することが決
定された場合において、前記予め定められた特別の表示
態様が表示されたことを条件に、遊技者にとって有利な
特別遊技状態に移行可能なスロットマシンであって、 所定のゲームにおいて前記可変表示領域に予め定められ
た特定の表示態様が表示されたことを条件に、次のゲー
ム以降のゲームにおいて、前記事前決定手段により前記
予め定められた特別の表示態様を表示することを許容す
ることが決定されているか否かを所定の態様により報知
する演出を実行する制御が可能であることを特徴とする
スロットマシン。 - 【請求項2】 前記予め定められた特定の表示態様は、
有価価値の付与を伴わない請求項1に記載のスロットマ
シン。 - 【請求項3】 前記演出を、前記可変表示領域に前記予
め定められた特定の表示態様が表示されたゲームの次の
ゲームにおいて実行する請求項1または2に記載のスロ
ットマシン。 - 【請求項4】 前記可変表示領域に表示されるシンボル
を停止させることが可能な停止操作手段を備えるととも
に、前記演出を、前記停止操作手段の停止操作に応じて
実行する請求項1〜3のいずれかに記載のスロットマシ
ン。 - 【請求項5】 前記事前決定手段により前記予め定めら
れた特別の表示態様を表示することを許容することが決
定されたことを遊技者に対して告知する告知手段を備え
るとともに、前記告知手段による告知を、前記事前決定
手段により前記予め定められた特別の表示態様を表示す
ることを許容することが決定されたことを示す態様の演
出の終了後において実行する請求項1〜4のいずれかに
記載のスロットマシン。 - 【請求項6】 前記可変表示領域を複数備えるととも
に、前記告知手段による告知を、前記停止操作手段によ
る各可変表示領域毎の停止操作に応じて実行される前記
各演出の終了時において実行する請求項5に記載のスロ
ットマシン。 - 【請求項7】 前記事前決定手段により前記予め定めら
れた特別の表示態様を表示することを許容することが決
定され、かつ、所定のゲームにおいて前記可変表示領域
に前記予め定められた特定の表示態様が表示された場合
において、前記事前決定手段により前記予め定められた
特別の表示態様を表示することを許容することが決定さ
れていないことを示す態様の演出を実行する制御が可能
である請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシ
ン。 - 【請求項8】 前記事前決定手段により前記予め定めら
れた特別の表示態様を表示することを許容することが決
定されていない場合において、所定のゲームにおいて前
記可変表示領域に前記予め定められた特定の表示態様を
表示する制御が可能である請求項1〜7のいずれかに記
載のスロットマシン。 - 【請求項9】 前記事前決定手段により前記予め定めら
れた特別の表示態様を表示することを許容することが決
定されている場合、所定のゲームにおいて前記可変表示
領域に前記予め定められた特定の表示態様を所定の確率
で表示する請求項1〜8のいずれかに記載のスロットマ
シン。 - 【請求項10】 前記事前決定手段により前記予め定め
られた特別の表示態様を表示することを許容することが
決定されている場合、少なくとも前記事前決定手段によ
り前記予め定められた特別の表示態様を表示することを
許容することが決定されていない場合よりも高確率で、
所定のゲームにおいて前記可変表示領域に前記予め定め
られた特定の表示態様を表示する請求項1〜9のいずれ
かに記載のスロットマシン。 - 【請求項11】 前記可変表示手段が、駆動手段により
回転されるリールにより構成されており、前記演出を、
前記リールの外周に複数配設されたシンボルを裏面から
照射するように設けたバックライトにより実行するよう
になっている請求項1〜10のいずれかに記載のスロッ
トマシン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000303761A JP4097057B2 (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | スロットマシン |
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Related Child Applications (2)
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JP2006219400A Division JP4152999B2 (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | スロットマシン |
JP2006219401A Division JP4153000B2 (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | スロットマシン |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048891A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Sankyo Kk | スロットマシン |
JP2008264103A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Fujishoji Co Ltd | スロットマシン |
JP2010148968A (ja) * | 2010-04-02 | 2010-07-08 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
JP2010221051A (ja) * | 2010-06-01 | 2010-10-07 | Fujishoji Co Ltd | スロットマシン |
-
2000
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