JP2002102315A - マットレス殺菌装置 - Google Patents

マットレス殺菌装置

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JP2002102315A
JP2002102315A JP2000305142A JP2000305142A JP2002102315A JP 2002102315 A JP2002102315 A JP 2002102315A JP 2000305142 A JP2000305142 A JP 2000305142A JP 2000305142 A JP2000305142 A JP 2000305142A JP 2002102315 A JP2002102315 A JP 2002102315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マットレスを運搬する必要なく、しかも一度
に複数枚のマットレスを殺菌することができるマットレ
ス殺菌装置を提供する。 【解決手段】 マットレス1を収納するマットレス収納
庫2を車体3に複数設けると共に各マットレス収納庫2
にマットレス1を殺菌する殺菌手段を設ける。また車体
3に車体3を走行自在にする車輪4を設ける。車体3を
走行させて病室などベッドを設置した場所の近くまで移
動させた状態で、複数のマットレス収納庫2でマットレ
スの殺菌を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院などで使用さ
れるベッドのマットレスを殺菌するマットレス殺菌装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院などにおいては、ベッドのマットレ
スは細菌やダニなどの温床となるおそれがあるので、頻
繁に殺菌する必要がある。そこでこのようなマットレス
を殺菌する装置として、従来から特開昭61−1534
85号公報、特開昭64−43256号公報、特開平6
−327748号公報などで提供されているものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらのマット
レス殺菌装置で病室のベッドのマットレスを殺菌するに
あたっては、各病室からマットレスをマットレス殺菌装
置が設置された場所まで運搬し、殺菌が終了した後、マ
ットレスを各病室に戻すための運搬を行なう必要があ
り、マットレスの運搬に多大の労力を必要とする問題が
あった。またマットレスをこのように運搬する間に、マ
ットレスに付着する細菌やダニを飛散させてしまうおそ
れがあるという問題もあった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、マットレスを運搬する必要なく、しかも一度に複
数枚のマットレスを殺菌することができるマットレス殺
菌装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
マットレス殺菌装置は、マットレス1を収納するマット
レス収納庫2を車体3に複数設けると共に各マットレス
収納庫2にマットレス1を殺菌する殺菌手段を設け、車
体3に車体3を走行自在にする車輪4を設けて成ること
を特徴とするものである。
【0006】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、マットレス1を殺菌する殺菌手段が加熱手段である
ことを特徴とするものである。
【0007】また請求項3の発明は、請求項2におい
て、加熱手段が、マットレス収納庫2の壁面に設けられ
たヒーター5であることを特徴とするものである。
【0008】また請求項4の発明は、請求項3におい
て、マットレス収納庫2のヒーター5を配設した壁面に
遠赤外線発生塗料を塗布して成ることを特徴とするもの
である。
【0009】また請求項5の発明は、請求項1乃至4の
いずれかにおいて、マットレス収納庫2内の臭気をオゾ
ンで脱臭するオゾン発生装置7を備えて成ることを特徴
とするものである。
【0010】また請求項6の発明は、請求項3乃至5の
いずれかにおいて、マットレス収納庫2を開閉する扉8
にヒーター5を設けて成ることを特徴とするものであ
る。
【0011】また請求項7の発明は、請求項1乃至6の
いずれかにおいて、マットレス収納庫2の下部内に集塵
パン9を引き出し自在に配設して成ることを特徴とする
ものである。
【0012】また請求項8の発明は、請求項1乃至7の
いずれかにおいて、電源スイッチ10として、第三者が
操作できないロック機構付のスイッチを設けて成ること
を特徴とするものである。
【0013】また請求項9の発明は、請求項3乃至8の
いずれかにおいて、ヒーター5の断線を検知する電流検
知機構を具備して成ることを特徴とするものである。
【0014】また請求項10の発明は、請求項2乃至9
のいずれかにおいて、マットレス収納庫2の加熱時間の
表示を行なう加熱時間表示器11を具備して成ることを
特徴とするものである。
【0015】また請求項11の発明は、請求項1乃至1
0のいずれかにおいて、各マットレス収納庫1のヒータ
ー5に選択的に給電する電源供給選択機構を具備して成
ることを特徴とするものである。
【0016】また請求項12の発明は、請求項1乃至1
1のいずれかにおいて、車輪4を駆動するモータを具備
して成ることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0018】図1は本発明に係るマットレス殺菌装置を
示すものであり、車体3の下部の台車16の下面に車輪
4を設けて走行自在に形成してある。車輪4は駆動車輪
4aと従動車輪4bからなるものであり、車体3の下部
に設けたモータによって駆動車輪4aを回転駆動させる
ことによって、車体3を自走させることができるように
してある。
【0019】車体3は前後方向に長い直方体形状の外形
に形成してあり、その前面は開口部17として開口させ
てある。この開口部17には水平回動される一対の扉8
が取り付けてあり、扉8によって開口部17を開閉でき
るようにしてある。そして図2に示すように、車体3の
内部は複数の仕切り壁18で幅方向に仕切ってあり、隣
り合う仕切り壁18の間や仕切り壁18と車体3の左右
の側壁19の間において、車体3の幅方向に並列される
複数のマットレス収納庫2が形成してある。各マットレ
ス収納庫2の前端はこの開口部17において開口されて
いると共に、後端は車体3の端壁20で閉塞されている
ものであり、マットレス1を立てて入れることができる
ように縦長に形成してある。
【0020】各マットレス収納庫2には、収納したマッ
トレス1を殺菌する殺菌手段が設けてある。この殺菌手
段としては任意の手段を採用することができるものであ
り、例えば加熱手段を殺菌手段として用いることができ
る。殺菌手段として加熱手段を用いる場合、例えば電気
の通電で発熱する電気ヒーター5で加熱手段を形成する
ことができる。このヒーター5としては、パネルの全面
を発熱面として形成したパネルヒーターを用いることが
できるものであり、図2に示すように、各マットレス収
納庫2の内壁面において仕切り壁18や側壁19にヒー
ター5を配置して取り付けてある。ヒーター5は端壁2
0においてもマットレス収納庫2の内壁面に対応する箇
所に配置してある。また、各マットレス収納庫2の前面
開口となる開口部17を開閉する一対の各扉8にも、そ
の背面にヒーター5を配置して取り付けてある。尚、ヒ
ーター5は上記のようにマットレス収納庫2内に露出す
るように配置する他に、仕切り壁18、側壁19、端壁
20、扉8の内部にヒーター5を配置してマットレス収
納庫2内に露出しないようにしてもよい。
【0021】各マットレス収納庫2の下部内には多数の
コロ21が取り付けてあり、このコロ21の下側におい
てマットレス収納庫2の底部に上面が開口する集塵パン
9が配してある。コロ21はマットレス収納庫2の入口
から奥に至るまで所定間隙を介して配列すると共に両端
の軸をマットレス収納庫2の内壁に枢着することによっ
て回転自在にしてあり、コロコンベアが形成されるよう
にしてある。また集塵パン9はマットレス収納庫2の入
口から奥に至る細長い形状に形成してあり、開口部17
を通してマットレス収納庫2から引き出すことができる
ようにしてある。
【0022】また、車体3の天井壁23の裏側にはオゾ
ン発生装置7が配設してあり、オゾン発生装置7は図3
のように吸気路24と排気路25によって各マットレス
収納庫2に接続してある。オゾン発生装置7内には吸気
ファン26が設けてあり、マットレス収納庫2内の空気
を吸気路24から吸い込んだ後に排気路25からマット
レス収納庫2に戻すようにして、マットレス収納庫2と
オゾン発生装置7の間で循環させるようにしてある。
【0023】上記のように形成されるマットレス殺菌装
置にあって、モータによって車輪4の駆動車輪4aを回
転駆動させることによって車体3を自走させることがで
きるものであり、例えば病院内で使用するにあたって、
病室の近くまで車体3を自走させて移動させた状態で、
病室に設置されたベッドのマットレス1の殺菌を行なう
ことができるものである。従って、マットレス1を病室
から遠くへ運搬するような必要がなくなり、マットレス
1の運搬に多大の労力を必要とすることがなくなると共
に、マットレス1をこのように運搬する間に、マットレ
ス1に付着する細菌やダニを飛散させてしまうようなこ
ともなくなるものである。ここで車体3の車輪4を駆動
するモータとしてDCサーボモータを用い、車体3に設
けたハンドル(図示省略)等の操作部に加えられた外力
を検出して推進方向と操舵方向の各外力を検知すると共
に、各方向の外力に応じた補助力をDCサーボモータか
ら車輪4に出力させるようにした制御手段を設けること
によって、特開平8−282498号公報や特開平9−
109892号公報に開示されるようないわゆるパワー
アシストで、車体3を微妙な運転操作で容易に走行させ
ることができるものである。
【0024】図4は車体の前面の上部に設けられた操作
パネル28を示すものであり、電源スイッチ10をオン
にすることによって、ヒーター5やオゾン発生装置7な
どへの電源供給が可能なるようにしてある。そしてこの
電源スイッチ10は、キー(鍵)を鍵穴29に差し込ん
でロックを外した状態で、回動筒部36を回してオン・
オフ操作することが可能になるロック機構付のスイッチ
で形成してあり、キーを持っていない第三者は電源スイ
ッチ10をオン・オフ操作することができないようにし
てある。従って、病院など公衆が出入りする場所におい
ていたずらをされるような危険を予め防ぐことができる
ものである。キーは鍵穴29の向きが「切」、「入」の
いずれを向いているときにも抜くことができるようにし
てあり、鍵穴29が「入」に向くように回すことによっ
て、電源をオンにして運転を開始した後に、キーを鍵穴
29から抜いておくことによって、第三者が電源を切断
するいたずらなどを防ぐことができるようにしてある。
また扉8が開いているときには電源がオフになる安全機
構が設けてあり、扉8が開いているときには操作パネル
28の扉開ランプ34が点灯するようにしてある。
【0025】そして車体3を病室の近くに移動させた
後、扉8を開いて各マットレス収納庫2にマットレス1
を一枚ずつ、縦にして入れて収納する。マットレス1は
その下端がコロ21の上に乗っており、コロ21上をス
ムーズに移動させて軽い力で出し入れができるようにな
っている。また車体3には複数のマットレス収納庫2が
設けてあるので、病室に複数台のベッドが設置されてい
るときに、複数台のベッドのマットレス1を各マットレ
ス収納庫2に収納して、同時に一室分の複数枚のマット
レス1を殺菌を行なうことができるものである。
【0026】次に、扉8を閉じた後、操作パネル28の
運転スイッチ30を押してオンさせ、ヒーター5に通電
して発熱させる。ここで、上記のように複数の各マット
レス収納庫2にそれぞれヒーター5が設けてあり、これ
らのヒーター5は各マットレス収納庫2毎に並列に分岐
して配線してある。そして操作パネル28の運転選択ス
イッチ31によってヒーター5に電源供給するマットレ
ス収納庫2を選択することができるように電源供給機構
が設けてある。例えば、4つあるマットレス収納庫2の
うち、第1のマットレス収納庫2と第2のマットレス収
納庫2のみを使用してマットレス1の殺菌を行なう場合
には、運転選択スイッチ31のうち「1」のスイッチ3
1aと「2」のスイッチ31bを押して、第1のマット
レス収納庫2と第2のマットレス収納庫2を選択した
後、運転スイッチ30を押すと、第1のマットレス収納
庫2のヒーター5と第2のマットレス収納庫2のヒータ
ー5のみに電源供給されて通電され、第1のマットレス
収納庫2のヒーター5と第2のマットレス収納庫2のヒ
ーター5のみが発熱するようになっている。
【0027】このように、運転スイッチ30をオンにし
てマットレス収納庫2のヒーター5を発熱させることに
よって、ヒーター5からの輻射熱でマットレス1を加熱
し、マットレス1の殺菌を行なうことができるものであ
る。マットレス1を加熱殺菌するにあたって、マットレ
ス収納庫2に熱風を循環させて行なうことも可能である
が、熱風を循環させる場合にはそのための大きなスペー
スが必要になって、車体3を大きくせざるを得ないが、
このようにヒーター5による輻射熱で加熱殺菌をするよ
うにすれば、大きなスペースが不要になって車体3をコ
ンパクトに形成することが可能になるものである。
【0028】ここで、マットレス収納庫2の壁面(ヒー
ター5がマットレス収納庫2の壁面の一部を構成すると
きにはヒーター5の表面)に、加熱されることによって
遠赤外線を発生する遠赤外線発生塗料が塗装してあり、
ヒーター5に撚る加熱によって遠赤外線発生塗料から発
生する遠赤外線で、マットレス1の内部まで短時間で昇
温させて、マットレス1を内部まで加熱殺菌することが
できるようにしてある。遠赤外線発生塗料としては、例
えば、加熱されることによって遠赤外線を発生するセラ
ミックスの粉末を混合した塗料を用いることができる。
【0029】ヒーター5がこのようにオンされて加熱殺
菌を開始すると、加熱時間が操作パネル28の加熱時間
表示器11に表示され、加熱終了までの時間が一目で確
認できるようにしてある。すなわち、加熱時間表示器1
1は加熱の残り時間を表示するLEDなどの複数のラン
プ11a,11b,…から形成してある。そして、制御
回路にはタイマーが設けてあり、運転スイッチ30をオ
ンにすると、ヒーター5がオンになると共にランプ11
a,11b,…の総てが点灯し、また同時にタイマーが
作動して所定の設定時間からの減算を開始し、残り時間
に応じてランプ11a,11b,…が順に消灯するよう
にしてある。またこのように運転スイッチ30がオンさ
れると、扉8の電磁ロックが入って扉8を開くことがで
きないようになっている。この電磁ロックは電源スイッ
チ10を切ることによって自動解除される。尚、運転選
択スイッチ31や運転スイッチ30はオン操作のみがで
き、オフ操作はできないようにしてあり、またマットレ
ス収納庫2内の昇温温度、ヒーター5のオン時間は、制
御回路の温度コントローラーやタイマーで自動制御され
るようにして、設定変更ができないようにしてあり、誤
使用やいたずらによる操作で、殺菌処理不足になるよう
なことがないようにしてある。
【0030】ここで、車体3には多数枚のヒーター5が
設けてあり、ヒーター5の一枚当りの容量は小さいの
で、ヒーター5が一枚断線しても気付かないことが多
く、この場合には十分な殺菌ができない状態でマットレ
ス1を殺菌処理してしまうおそれがある。そこで、ヒー
ター5に通電される電流検知を行なって断線を検出する
電流検知機構が制御回路に設けてあり、ヒーター5の断
線が検知されると、操作パネル28のヒーター断線ラン
プ32が点灯し、ヒーター5の断線を報知するようにし
てある。
【0031】また、上記のように運転スイッチ30をオ
ンすると、オゾン発生装置7が作動を開始し、オゾンが
生成されると共に吸気ファン26が作動するようになっ
ている。マットレス1をマットレス収納庫2で殺菌する
ために加熱すると、マットレス1から異臭が発生する
が、マットレス収納庫2内の空気を吸気路24からオゾ
ン発生装置7に吸引することによって、異臭をオゾンで
酸化脱臭することができるものであり、この脱臭した空
気を排気路25からマットレス収納庫2に戻すよことに
よって、マットレス収納庫2内を異臭のない状態に保持
することができるものである。
【0032】そしてタイマーの計時による残り時間が零
になると、加熱時間表示器11の終了ランプ11eが点
灯し、ヒーター5への電源供給が停止されると共にオゾ
ン発生装置7の作動が停止し、また扉8の電磁ロックが
解除される。従って、扉8を開いて、マットレス収納庫
2内の殺菌を終了したマットレス1を開口部17を通し
て取り出すことができる。ここで、殺菌によって死滅し
たダニ等の害虫の死骸や、マットレス1から出たゴミな
どは、コロ21の間を通って集塵パン9で受けられてお
り、集塵パン9をマットレス収納庫2から引き出すこと
によって、回収することができるものであり、マットレ
ス収納庫2を常に清浄に保つことができるようにしてあ
る。
【0033】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係るマ
ットレス殺菌装置は、マットレスを収納するマットレス
収納庫を車体に複数設けると共に各マットレス収納庫に
マットレスを殺菌する殺菌手段を設け、車体に車体を走
行自在にする車輪を設けたものであるので、車体を走行
させて病室などベッドを設置した場所の近くまで移動さ
せた状態で、マットレスの殺菌を行なうことができ、マ
ットレスをベッドから遠くへ運搬するような必要がなく
なるものであり、しかも複数のマットレス収納庫で一度
に複数枚のマットレスを殺菌することができるものであ
る。
【0034】また請求項2の発明は、マットレスを殺菌
する殺菌手段が加熱手段であることを特徴とするもので
あり、加熱によってマットレスに付着する細菌やダニな
どを確実に死滅させることができるものである。
【0035】また請求項3の発明は、加熱手段が、マッ
トレス収納庫の壁面に設けられたヒーターであることを
特徴とするものであり、ヒーターからの輻射熱で殺菌を
行なうことができ、車体をコンパクトに形成することが
可能になるものである。
【0036】また請求項4の発明は、マットレス収納庫
のヒーターを配設した壁面に遠赤外線発生塗料を塗布し
たので、ヒーターで加熱された遠赤外線発生塗料から発
生する遠赤外線で、マットレスを内部の芯まで迅速に加
熱して殺菌することができるものである。
【0037】また請求項5の発明は、マットレス収納庫
内の臭気をオゾンで脱臭するオゾン発生装置を備えるの
で、マットレスを殺菌する際に発生する臭気を脱臭し
て、臭気が周囲に漏れて不快感を与えることを防ぐこと
ができるものである。
【0038】また請求項6の発明は、マットレス収納庫
を開閉する扉にヒーターを設けたので、マットレス収納
庫内を扉の側からも加熱することができ、加熱殺菌を効
率高く行なうことができるものである。
【0039】また請求項7の発明は、マットレス収納庫
の下部内に集塵パンを引き出し自在に配設してあるの
で、殺菌によって死滅したダニ等の害虫の死骸や、マッ
トレスから出たゴミなどを集塵パンで受けることができ
ると共に、集塵パンをマットレス収納庫から引き出すこ
とによって回収することができるものであり、マットレ
ス収納庫を清浄に保つことができるものである。
【0040】また請求項8の発明は、電源スイッチとし
て、第三者が操作できないロック機構付のスイッチを設
けてあるので、第三者のいたずらなどを防ぐことがで
き、殺菌処理が不充分になったり事故が起こったりする
ことを未然に防止することができるものである。
【0041】また請求項9の発明は、ヒーターの断線を
検知する電流検知機構を具備するので、ヒーターが断線
しても気付かないまま、不十分な殺菌処理をしてしまう
ことがなくなるものである。
【0042】また請求項10の発明は、マットレス収納
庫の加熱時間の表示を行なう加熱時間表示器を具備する
ので、マットレスの殺菌を終了するまでの時間を知るこ
とができ、作業効率を高めることができるものである。
【0043】また請求項11の発明は、複数のマットレ
ス収納庫に選択的に電源供給する電源供給選択機構を具
備するので、殺菌に使用するマットレス収納庫にのみ電
源供給することができ、無駄な電力消費をなくして省電
力化することができるものである。
【0044】また請求項12の発明は、車輪を駆動する
モータを具備するので、車輪をモータで駆動させること
によって車体を自走させることができ、車体を走行させ
て移動させることが容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ斜視図である。
【図2】同上の車体を示すものであり、(a)は正面
図、(b)は平面断面図である。
【図3】同上の車体を示す側面断面図である。
【図4】同上の操作パネルを示す正面図である。
【符号の説明】
1 マットレス 2 マットレス収納庫 3 車体 4 車輪 5 ヒーター 7 オゾン発生装置 8 扉 9 集塵パン 10 電源スイッチ 11 加熱時間表示器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マットレスを収納するマットレス収納庫
    を車体に複数設けると共に各マットレス収納庫にマット
    レスを殺菌する殺菌手段を設け、車体に車体を走行自在
    にする車輪を設けて成ることを特徴とするマットレス殺
    菌装置。
  2. 【請求項2】 マットレスを殺菌する殺菌手段が加熱手
    段であることを特徴とする請求項1に記載のマットレス
    殺菌装置。
  3. 【請求項3】 加熱手段が、マットレス収納庫の壁面に
    設けられたヒーターであることを特徴とする請求項2に
    記載のマットレス殺菌装置。
  4. 【請求項4】 マットレス収納庫のヒーターを配設した
    壁面に遠赤外線発生塗料を塗布して成ることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載のマットレス殺菌装置。
  5. 【請求項5】 マットレス収納庫内の臭気をオゾンで脱
    臭するオゾン発生装置を備えて成ることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
  6. 【請求項6】 マットレス収納庫を開閉する扉にヒータ
    ーを設けて成ることを特徴とする請求項3乃至5のいず
    れかに記載のマットレス殺菌装置。
  7. 【請求項7】 マットレス収納庫の下部内に集塵パンを
    引き出し自在に配設して成ることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
  8. 【請求項8】 電源スイッチとして、第三者が操作でき
    ないロック機構付のスイッチを設けて成ることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかに記載のマットレス殺菌
    装置。
  9. 【請求項9】 ヒーターの断線を検知する電流検知機構
    を具備して成ることを特徴とする請求項3乃至8のいず
    れかに記載のマットレス殺菌装置。
  10. 【請求項10】 マットレス収納庫の加熱時間の表示を
    行なう加熱時間表示器を具備して成ることを特徴とする
    請求項2乃至9のいずれかに記載のマットレス殺菌装
    置。
  11. 【請求項11】 複数のマットレス収納庫に選択的に電
    源供給する電源供給選択機構を具備して成ることを特徴
    とする請求項1乃至10のいずれかに記載のマットレス
    殺菌装置。
  12. 【請求項12】 車輪を駆動するモータを具備して成る
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の
    マットレス殺菌装置。
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