JP3068096U - 介護用自動車 - Google Patents

介護用自動車

Info

Publication number
JP3068096U
JP3068096U JP1999007710U JP771099U JP3068096U JP 3068096 U JP3068096 U JP 3068096U JP 1999007710 U JP1999007710 U JP 1999007710U JP 771099 U JP771099 U JP 771099U JP 3068096 U JP3068096 U JP 3068096U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
van
type vehicle
sterilizer
nursing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999007710U
Other languages
English (en)
Inventor
峰雄 岩崎
圧士 中川
隆 熊埜御堂
Original Assignee
サニーペット株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サニーペット株式会社 filed Critical サニーペット株式会社
Priority to JP1999007710U priority Critical patent/JP3068096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3068096U publication Critical patent/JP3068096U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の介護作業に適切な介護用の自動車を提
供し、多様な介護作業に対応できるようにする。 【解決手段】 介護用自動車1をバン型の車両2により
構成し、車両2の荷物室3の後方に仕切り板4により乾
燥殺菌室5を形成し、この乾燥殺菌室5を車両2の後方
のドア6により開閉自在とし、乾燥殺菌室5に向けて加
熱送風器7を車両2に取り付けるとともに、乾燥殺菌室
5内に殺菌器8を設け、車両2の運転室16と乾燥殺菌
室5との間の荷物室3内に衛生器具(18、19、2
0、21)および介護用具(22、23、24)を搭載
し、介護用具(22、23、24)を車両2の側方のド
ア17から出し入れ自在とし、さらに加熱送風器7のフ
ァンモータ11および殺菌器8の電源としてのバッテリ
ー25の直流電力をインバータ26により交流電力に変
換してファンモータ11および殺菌器8に給電する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
本考案は、訪問介護の作業に適切な介護用自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
高齢化にともない、地方自治体や福祉企業などは、出張入浴用の車両や布団乾 燥用の車両などを利用して、入浴サービスや、布団の乾燥サービスなどを行って いる。しかし、介護者(ヘルパー)の作業は、多様化しており、1台の入浴作業 用の車両または布団乾燥用の車両のみによって、適切な介護作業を遂行できない 状態にある。このような実際の作業状況から、多様な介護作業に適切な自動車が 望まれている。
【0003】
【考案の目的】
したがって、本考案の目的は、各種の介護作業に適切な介護用の自動車を提供 し、多様な介護作業に対応できるようにすることである。
【0004】
【考案の解決手段】
上記目的のもとに、本考案は、介護用自動車をバン型の車両により構成し、バ ン型の車両の荷物室の後方に仕切り板により乾燥殺菌室を形成し、この乾燥殺菌 室をバン型の車両の後方のドアにより開閉自在とし、乾燥殺菌室に向けて加熱送 風器をバン型の車両に取り付けるとともに、乾燥殺菌室内に殺菌器を設け、バン 型の車両の運転室と乾燥殺菌室との間の荷物室内に衛生器具および介護用具を搭 載し、介護用具をバン型の車両の側方のドアから出し入れ自在としている。ここ で、殺菌器は、殺菌灯およびオゾン発生器により構成される。
【0005】 また、本考案は、介護用自動車をバン型の車両により構成し、バン型の車両の 荷物室の後方に仕切り板により乾燥殺菌室を形成し、この乾燥殺菌室をバン型の 車両の後方のドアにより開閉自在とし、乾燥殺菌室に向けて加熱送風器をバン型 の車両に取り付けるとともに、乾燥殺菌室内に殺菌器を設け、さらに加熱送風器 のファンモータおよび殺菌器の電源をバッテリーとし、このバッテリーの直流電 力をインバータにより交流電力に変換してファンモータおよび殺菌器に給電する ようにしている。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1、2、3は、本考案の介護用自動車1を示している。介護用自動車1は、 バン型の車両2によって構成されており、車両2の荷物室3の後方に断熱材製の 仕切り板4により乾燥殺菌室5が形成されている。この乾燥殺菌室5は、車両2 の後方のドア6により後方から開閉自在となっている。
【0007】 そして、この乾燥殺菌室5に向けて加熱送風器7が車両2に取り付けられ、ま た加熱送風器7の内部、例えば仕切り板4の上部に電気式の殺菌器8が設けられ ている。加熱送風器7は、タンク9の内部の燃料をバーナ10によって燃焼させ て、熱交換器10aを加熱し、ファンモータ11によって駆動されるファン12 により乾燥した熱風を乾燥殺菌室5の内部の熱風箱13を経て、乾燥殺菌室5の 内部に供給するものであり、通常、荷物室3の内部に乾燥殺菌室5に向けて設け られている。なお、殺菌器8は、殺菌灯14もしくはオゾン発生器15、または 殺菌灯14およびオゾン発生器15の組み合わせにより構成されている。
【0008】 荷物室3は、運転室16と乾燥殺菌室5との間にあって、各種の衛生器具およ び介護用具を搭載しており、これらは、側方のドア17から出し入れ自在となっ ている。ここで、衛生器具は、手洗い器18、タオル蒸し器19、アルコールな どの消毒液噴霧式の手指消毒器20およびダストボックス21などであり、また 介護用具は、キャスター付きのシャワー椅子22および折り畳み式の入浴昇降器 23、車椅子24、その他介護に必要な器具、医療補助具などである。
【0009】 つぎに、図4は、電気回路を示している。加熱送風器7のファンモータ11、 殺菌灯14およびオゾン発生器15の電源は、専用のバッテリーまたは車両2の バッテリー25を利用する。バッテリー25の直流電力は、電源スイッチ27を 介してインバータ26により、通常、商用周波数の交流電力に変換され、殺菌灯 14、オゾン発生器15に給電され、またファンスイッチ28を介してファンモ ータ11に給電される。ファンスイッチ28は、加熱送風器7の点火ノブ29と 連動して、点火時にオンの状態に設定される。そして、このファンスイッチ28 に対し遅延オフ型の温度感知式または限時式の遅延スイッチ30が並列に接続さ れている。
【0010】 介護者(ヘルパー)は、必要な衛生器具および介護用具を搭載して、介護用自 動車1を運転し、被介護者の場所まで移動し、側方のドア17を開けて、介護に 必要な衛生用具や介護用具を取り出し、被介護者に対し適切な介護を施す。入浴 作業が必要なとき、介護者(ヘルパー)は、シャワー椅子22または入浴昇降器 23を利用して、被介護者の入浴の介護を行う。
【0011】 介護用自動車1の停車中に、介護者(ヘルパー)は、被介護者の衣類の洗濯を 行い、洗濯物を乾燥殺菌室5の内部にハンガーパイプ31などを利用して吊るし 、後方のドア6を閉じた状態で、加熱送風器7を起動させ、また、殺菌器8(殺 菌灯14およびオゾン発生器15)を動作させることにより、洗濯物を乾燥させ るとともに殺菌灯14からの殺菌光およびオゾン発生器15からのオゾンやイオ ンを利用して、洗濯物の殺菌を行う。この乾燥殺菌作業は、短時間で終了するか ら、被介護者は、入浴後に、乾いた衣料を着用できる状態となる。なお、乾燥し た熱風は、ファン12によって、乾燥殺菌室5へ送られるため、運転室は、熱風 により昇温または燃焼による一酸化炭素によって満たされることもない。乾燥殺 菌室5の内部の湿った空気は、天井の排気孔32から外部に放出される。
【0012】 乾燥が終了したら、点火ノブ29の操作によって、加熱送風器7をオフの状態 にし、バーナ10の燃焼を停止させる。このとき、これに連動して、ファンスイ ッチ28がオフの状態になるが、遅延スイッチ30は、バーナ10またはその近 くの温度を検出するか、または所定の時間の経過時点までファンモータ11を回 転させ、その後にファンモータ11を停止させる。これによって、異常加熱がな くなり、安全が確保できる。
【0013】 作業が終了すると、衛生器具や介護用具は、荷物室3の内部に納められる。作 業終了後、介護者(ヘルパー)は、手洗い器18や手指消毒器20などを利用し て、衛生管理に務め、介護用自動車1を運転して、つぎの作業場所に移動する。 この移動中に、介護者(ヘルパー)の着衣は、乾燥殺菌室5の内部で、殺菌灯1 4およびオゾン発生器15によって殺菌される。
【0014】
【考案の効果】
本考案では、下記の効果が得られる。(1)荷物室の後方に乾燥殺菌室が形成 されており、介護作業中に、被介護者の衣類の殺菌乾燥ができ、また移動中に介 護者の衣類を殺菌できるため、被介護者の入浴サービスなどと衣類の乾燥殺菌作 業が並行して、また介護者の着衣が必要に応じて能率よく行われる。(2)荷物 室内に各種の衛生器具や介護用具を搭載できるため、被介護者の状態に応じて、 各種の介護に対応でき、またその介護が衛生器具の機能によって良好な衛生状態 に保持できる。(3)加熱送風器のファンや殺菌器の電源がバッテリーおよびイ ンバータによって給電されるので、汎用(商用周波数)のファンや殺菌灯および オゾン発生器の利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】介護用自動車の平面図である。
【図2】介護用自動車の側面図である。
【図3】介護用自動車の背面図である。
【図4】バッテリー、インバータ、殺菌器およびファン
モータの回路図である。
【符号の説明】 1 介護用自動車 2 車両 3 荷物室 4 仕切り板 5 乾燥殺菌室 6 後方のドア 7 加熱送風器 8 殺菌器 9 タンク 10 バーナ 10a 熱交換器 11 ファンモータ 12 ファン 13 熱風箱 14 殺菌灯 15 オゾン発生器 16 運転室 17 側方のドア 18 手洗い器 19 タオル蒸し器 20 手指消毒器 21 ダストボックス 22 シャワー椅子 23 入浴昇降器 24 車椅子 25 バッテリー 26 インバータ 27 電源スイッチ 28 ファンスイッチ 29 点火ノブ 30 遅延スイッチ 31 ハンガーパイプ 32 排気孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バン型の車両の荷物室の後方に仕切り板
    により乾燥殺菌室を形成し、この乾燥殺菌室をバン型の
    車両の後方のドアにより開閉自在とし、乾燥殺菌室に向
    けて加熱送風器をバン型の車両に取り付けるとともに、
    乾燥殺菌室内に殺菌器を設け、バン型の車両の運転室と
    乾燥殺菌室との間の荷物室内に衛生器具および介護用具
    を搭載し、介護用具をバン型の車両の側方のドアから出
    し入れ自在とすることを特徴とする介護用自動車。
  2. 【請求項2】 バン型の車両の荷物室の後方に仕切り板
    により乾燥殺菌室を形成し、この乾燥殺菌室をバン型の
    車両の後方のドアにより開閉自在とし、乾燥殺菌室に向
    けて加熱送風器をバン型の車両に取り付けるとともに、
    乾燥殺菌室内に殺菌器として殺菌灯およびオゾン発生器
    を設け、バン型の車両の運転室と乾燥殺菌室との間の荷
    物室内に衛生器具および介護用具を搭載し、介護用具を
    バン型の車両の側方のドアから出し入れ自在とすること
    を特徴とする介護用自動車。
  3. 【請求項3】 バン型の車両の荷物室の後方に仕切り板
    により乾燥殺菌室を形成し、この乾燥殺菌室をバン型の
    車両の後方のドアにより開閉自在とし、乾燥殺菌室に向
    けて加熱送風器をバン型の車両に取り付けるとともに、
    乾燥殺菌室内に殺菌器を設け、さらに加熱送風器のファ
    ンモータおよび殺菌器の電源をバッテリーとし、このバ
    ッテリーの直流電力をインバータにより交流電力に変換
    してファンモータおよび殺菌器に給電することを特徴と
    する介護用自動車。
JP1999007710U 1999-10-12 1999-10-12 介護用自動車 Expired - Lifetime JP3068096U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999007710U JP3068096U (ja) 1999-10-12 1999-10-12 介護用自動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999007710U JP3068096U (ja) 1999-10-12 1999-10-12 介護用自動車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3068096U true JP3068096U (ja) 2000-04-21

Family

ID=43201598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999007710U Expired - Lifetime JP3068096U (ja) 1999-10-12 1999-10-12 介護用自動車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3068096U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225204A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Nobuhiko Igarashi 救急車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225204A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Nobuhiko Igarashi 救急車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206699788U (zh) 医用服消毒储衣柜
CN203771611U (zh) 一种卫生间空气净化消毒器
CN108227512A (zh) 浴室管理系统
JP2019107289A (ja) 除菌容器及び除菌装置
JP3068096U (ja) 介護用自動車
JP2000265529A (ja) 収納式便器
JP3509063B2 (ja) 介護用自動車
KR100604650B1 (ko) 카본 필름히터를 이용한 살균건조장치
KR101917360B1 (ko) 고온 건조식 대인 소독장치
CN209933555U (zh) 高温蒸汽消毒柜
JP3633468B2 (ja) マットレス殺菌装置
CN218220651U (zh) 健康洁具箱
CN105671913A (zh) 具有消毒清洁功能的衣服烘干设备
CN217651482U (zh) 一种婴幼儿用物品消毒箱
CN213373941U (zh) 一种杀菌鞋盒
CN214073050U (zh) 一种烘干消毒浴室柜
CN214803337U (zh) 一种玄关柜
CN218682541U (zh) 健康旅行箱
CN210748974U (zh) 一种新型公共场所用卫生服务装置
CN210056878U (zh) 一种酒店服务用消毒装置
CN220175620U (zh) 卫生间消毒柜
WO2017166376A1 (zh) 便携式干衣机
CN218279016U (zh) 共享式智能健康衣柜
JP2003275284A (ja) 除菌装置
WO2017063325A1 (zh) 一种智能脚部干燥机及其干燥方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term