JP3633468B2 - マットレス殺菌装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院などで使用されるベッドのマットレスを殺菌するマットレス殺菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
病院などにおいては、ベッドのマットレスは細菌やダニなどの温床となるおそれがあるので、頻繁に殺菌する必要がある。そこでこのようなマットレスを殺菌する装置として、従来から特開昭61−153485号公報、特開昭64−43256号公報、特開平6−327748号公報などで提供されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこれらのマットレス殺菌装置で病室のベッドのマットレスを殺菌するにあたっては、各病室からマットレスをマットレス殺菌装置が設置された場所まで運搬し、殺菌が終了した後、マットレスを各病室に戻すための運搬を行なう必要があり、マットレスの運搬に多大の労力を必要とする問題があった。またマットレスをこのように運搬する間に、マットレスに付着する細菌やダニを飛散させてしまうおそれがあるという問題もあった。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、マットレスを運搬する必要なく、しかも一度に複数枚のマットレスを殺菌することができるマットレス殺菌装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るマットレス殺菌装置は、車体3の内部を複数の仕切り壁18で仕切ることによりマットレス1を収納するマットレス収納庫2を車体3に複数設けると共に車体3の側壁19と端壁20及び仕切り壁18に殺菌手段を配置することにより各マットレス収納庫2にマットレス1を殺菌する殺菌手段を設け、複数のマットレス収納庫2の殺菌手段に選択的に電源供給する電源供給選択機構を具備し、車体3に車体3を走行自在にする車輪4を設けて成ることを特徴とするものである。
【0006】
また請求項2の発明は、請求項1において、マットレス1を殺菌する殺菌手段が加熱手段であることを特徴とするものである。
【0007】
また請求項3の発明は、請求項2において、加熱手段が、マットレス収納庫2の壁面に設けられたヒーター5であることを特徴とするものである。
【0008】
また請求項4の発明は、請求項3において、マットレス収納庫2のヒーター5を配設した壁面に遠赤外線発生塗料を塗布して成ることを特徴とするものである。
【0009】
また請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、マットレス収納庫2内の臭気をオゾンで脱臭するオゾン発生装置7を備えて成ることを特徴とするものである。
【0010】
また請求項6の発明は、請求項3乃至5のいずれかにおいて、マットレス収納庫2を開閉する扉8にヒーター5を設けて成ることを特徴とするものである。
【0011】
また請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかにおいて、マットレス収納庫2の下部内に集塵パン9を引き出し自在に配設して成ることを特徴とするものである。
【0012】
また請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかにおいて、電源スイッチ10として、第三者が操作できないロック機構付のスイッチを設けて成ることを特徴とするものである。
【0013】
また請求項9の発明は、請求項3乃至8のいずれかにおいて、ヒーター5の断線を検知する電流検知機構を具備して成ることを特徴とするものである。
【0014】
また請求項10の発明は、請求項2乃至9のいずれかにおいて、マットレス収納庫2の加熱時間の表示を行なう加熱時間表示器11を具備して成ることを特徴とするものである。
【0016】
また請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれかにおいて、車輪4を駆動するモータを具備して成ることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0018】
図1は本発明に係るマットレス殺菌装置を示すものであり、車体3の下部の台車16の下面に車輪4を設けて走行自在に形成してある。車輪4は駆動車輪4aと従動車輪4bからなるものであり、車体3の下部に設けたモータによって駆動車輪4aを回転駆動させることによって、車体3を自走させることができるようにしてある。
【0019】
車体3は前後方向に長い直方体形状の外形に形成してあり、その前面は開口部17として開口させてある。この開口部17には水平回動される一対の扉8が取り付けてあり、扉8によって開口部17を開閉できるようにしてある。そして図2に示すように、車体3の内部は複数の仕切り壁18で幅方向に仕切ってあり、隣り合う仕切り壁18の間や仕切り壁18と車体3の左右の側壁19の間において、車体3の幅方向に並列される複数のマットレス収納庫2が形成してある。各マットレス収納庫2の前端はこの開口部17において開口されていると共に、後端は車体3の端壁20で閉塞されているものであり、マットレス1を立てて入れることができるように縦長に形成してある。
【0020】
各マットレス収納庫2には、収納したマットレス1を殺菌する殺菌手段が設けてある。この殺菌手段としては任意の手段を採用することができるものであり、例えば加熱手段を殺菌手段として用いることができる。殺菌手段として加熱手段を用いる場合、例えば電気の通電で発熱する電気ヒーター5で加熱手段を形成することができる。このヒーター5としては、パネルの全面を発熱面として形成したパネルヒーターを用いることができるものであり、図2に示すように、各マットレス収納庫2の内壁面において仕切り壁18や側壁19にヒーター5を配置して取り付けてある。ヒーター5は端壁20においてもマットレス収納庫2の内壁面に対応する箇所に配置してある。また、各マットレス収納庫2の前面開口となる開口部17を開閉する一対の各扉8にも、その背面にヒーター5を配置して取り付けてある。尚、ヒーター5は上記のようにマットレス収納庫2内に露出するように配置する他に、仕切り壁18、側壁19、端壁20、扉8の内部にヒーター5を配置してマットレス収納庫2内に露出しないようにしてもよい。
【0021】
各マットレス収納庫2の下部内には多数のコロ21が取り付けてあり、このコロ21の下側においてマットレス収納庫2の底部に上面が開口する集塵パン9が配してある。コロ21はマットレス収納庫2の入口から奥に至るまで所定間隙を介して配列すると共に両端の軸をマットレス収納庫2の内壁に枢着することによって回転自在にしてあり、コロコンベアが形成されるようにしてある。また集塵パン9はマットレス収納庫2の入口から奥に至る細長い形状に形成してあり、開口部17を通してマットレス収納庫2から引き出すことができるようにしてある。
【0022】
また、車体3の天井壁23の裏側にはオゾン発生装置7が配設してあり、オゾン発生装置7は図3のように吸気路24と排気路25によって各マットレス収納庫2に接続してある。オゾン発生装置7内には吸気ファン26が設けてあり、マットレス収納庫2内の空気を吸気路24から吸い込んだ後に排気路25からマットレス収納庫2に戻すようにして、マットレス収納庫2とオゾン発生装置7の間で循環させるようにしてある。
【0023】
上記のように形成されるマットレス殺菌装置にあって、モータによって車輪4の駆動車輪4aを回転駆動させることによって車体3を自走させることができるものであり、例えば病院内で使用するにあたって、病室の近くまで車体3を自走させて移動させた状態で、病室に設置されたベッドのマットレス1の殺菌を行なうことができるものである。従って、マットレス1を病室から遠くへ運搬するような必要がなくなり、マットレス1の運搬に多大の労力を必要とすることがなくなると共に、マットレス1をこのように運搬する間に、マットレス1に付着する細菌やダニを飛散させてしまうようなこともなくなるものである。ここで車体3の車輪4を駆動するモータとしてDCサーボモータを用い、車体3に設けたハンドル(図示省略)等の操作部に加えられた外力を検出して推進方向と操舵方向の各外力を検知すると共に、各方向の外力に応じた補助力をDCサーボモータから車輪4に出力させるようにした制御手段を設けることによって、特開平8−282498号公報や特開平9−109892号公報に開示されるようないわゆるパワーアシストで、車体3を微妙な運転操作で容易に走行させることができるものである。
【0024】
図4は車体の前面の上部に設けられた操作パネル28を示すものであり、電源スイッチ10をオンにすることによって、ヒーター5やオゾン発生装置7などへの電源供給が可能なるようにしてある。そしてこの電源スイッチ10は、キー(鍵)を鍵穴29に差し込んでロックを外した状態で、回動筒部36を回してオン・オフ操作することが可能になるロック機構付のスイッチで形成してあり、キーを持っていない第三者は電源スイッチ10をオン・オフ操作することができないようにしてある。従って、病院など公衆が出入りする場所においていたずらをされるような危険を予め防ぐことができるものである。キーは鍵穴29の向きが「切」、「入」のいずれを向いているときにも抜くことができるようにしてあり、鍵穴29が「入」に向くように回すことによって、電源をオンにして運転を開始した後に、キーを鍵穴29から抜いておくことによって、第三者が電源を切断するいたずらなどを防ぐことができるようにしてある。また扉8が開いているときには電源がオフになる安全機構が設けてあり、扉8が開いているときには操作パネル28の扉開ランプ34が点灯するようにしてある。
【0025】
そして車体3を病室の近くに移動させた後、扉8を開いて各マットレス収納庫2にマットレス1を一枚ずつ、縦にして入れて収納する。マットレス1はその下端がコロ21の上に乗っており、コロ21上をスムーズに移動させて軽い力で出し入れができるようになっている。また車体3には複数のマットレス収納庫2が設けてあるので、病室に複数台のベッドが設置されているときに、複数台のベッドのマットレス1を各マットレス収納庫2に収納して、同時に一室分の複数枚のマットレス1殺菌を行なうことができるものである。
【0026】
次に、扉8を閉じた後、操作パネル28の運転スイッチ30を押してオンさせ、ヒーター5に通電して発熱させる。ここで、上記のように複数の各マットレス収納庫2にそれぞれヒーター5が設けてあり、これらのヒーター5は各マットレス収納庫2毎に並列に分岐して配線してある。そして操作パネル28の運転選択スイッチ31によってヒーター5に電源供給するマットレス収納庫2を選択することができるように電源供給機構が設けてある。例えば、4つあるマットレス収納庫2のうち、第1のマットレス収納庫2と第2のマットレス収納庫2のみを使用してマットレス1の殺菌を行なう場合には、運転選択スイッチ31のうち「1」のスイッチ31aと「2」のスイッチ31bを押して、第1のマットレス収納庫2と第2のマットレス収納庫2を選択した後、運転スイッチ30を押すと、第1のマットレス収納庫2のヒーター5と第2のマットレス収納庫2のヒーター5のみに電源供給されて通電され、第1のマットレス収納庫2のヒーター5と第2のマットレス収納庫2のヒーター5のみが発熱するようになっている。
【0027】
このように、運転スイッチ30をオンにしてマットレス収納庫2のヒーター5を発熱させることによって、ヒーター5からの輻射熱でマットレス1を加熱し、マットレス1の殺菌を行なうことができるものである。マットレス1を加熱殺菌するにあたって、マットレス収納庫2に熱風を循環させて行なうことも可能であるが、熱風を循環させる場合にはそのための大きなスペースが必要になって、車体3を大きくせざるを得ないが、このようにヒーター5による輻射熱で加熱殺菌をするようにすれば、大きなスペースが不要になって車体3をコンパクトに形成することが可能になるものである。
【0028】
ここで、マットレス収納庫2の壁面(ヒーター5がマットレス収納庫2の壁面の一部を構成するときにはヒーター5の表面)に、加熱されることによって遠赤外線を発生する遠赤外線発生塗料が塗装してあり、ヒーター5にる加熱によって遠赤外線発生塗料から発生する遠赤外線で、マットレス1の内部まで短時間で昇温させて、マットレス1を内部まで加熱殺菌することができるようにしてある。遠赤外線発生塗料としては、例えば、加熱されることによって遠赤外線を発生するセラミックスの粉末を混合した塗料を用いることができる。
【0029】
ヒーター5がこのようにオンされて加熱殺菌を開始すると、加熱時間が操作パネル28の加熱時間表示器11に表示され、加熱終了までの時間が一目で確認できるようにしてある。すなわち、加熱時間表示器11は加熱の残り時間を表示するLEDなどの複数のランプ11a,11b,…から形成してある。そして、制御回路にはタイマーが設けてあり、運転スイッチ30をオンにすると、ヒーター5がオンになると共にランプ11a,11b,…の総てが点灯し、また同時にタイマーが作動して所定の設定時間からの減算を開始し、残り時間に応じてランプ11a,11b,…が順に消灯するようにしてある。またこのように運転スイッチ30がオンされると、扉8の電磁ロックが入って扉8を開くことができないようになっている。この電磁ロックは電源スイッチ10を切ることによって自動解除される。尚、運転選択スイッチ31や運転スイッチ30はオン操作のみができ、オフ操作はできないようにしてあり、またマットレス収納庫2内の昇温温度、ヒーター5のオン時間は、制御回路の温度コントローラーやタイマーで自動制御されるようにして、設定変更ができないようにしてあり、誤使用やいたずらによる操作で、殺菌処理不足になるようなことがないようにしてある。
【0030】
ここで、車体3には多数枚のヒーター5が設けてあり、ヒーター5の一枚当りの容量は小さいので、ヒーター5が一枚断線しても気付かないことが多く、この場合には十分な殺菌ができない状態でマットレス1を殺菌処理してしまうおそれがある。そこで、ヒーター5に通電される電流検知を行なって断線を検出する電流検知機構が制御回路に設けてあり、ヒーター5の断線が検知されると、操作パネル28のヒーター断線ランプ32が点灯し、ヒーター5の断線を報知するようにしてある。
【0031】
また、上記のように運転スイッチ30をオンすると、オゾン発生装置7が作動を開始し、オゾンが生成されると共に吸気ファン26が作動するようになっている。マットレス1をマットレス収納庫2で殺菌するために加熱すると、マットレス1から異臭が発生するが、マットレス収納庫2内の空気を吸気路24からオゾン発生装置7に吸引することによって、異臭をオゾンで酸化脱臭することができるものであり、この脱臭した空気を排気路25からマットレス収納庫2に戻すよことによって、マットレス収納庫2内を異臭のない状態に保持することができるものである。
【0032】
そしてタイマーの計時による残り時間が零になると、加熱時間表示器11の終了ランプ11eが点灯し、ヒーター5への電源供給が停止されると共にオゾン発生装置7の作動が停止し、また扉8の電磁ロックが解除される。従って、扉8を開いて、マットレス収納庫2内の殺菌を終了したマットレス1を開口部17を通して取り出すことができる。ここで、殺菌によって死滅したダニ等の害虫の死骸や、マットレス1から出たゴミなどは、コロ21の間を通って集塵パン9で受けられており、集塵パン9をマットレス収納庫2から引き出すことによって、回収することができるものであり、マットレス収納庫2を常に清浄に保つことができるようにしてある。
【0033】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1に係るマットレス殺菌装置は、車体の内部を複数の仕切り壁で仕切ることによりマットレスを収納するマットレス収納庫を車体に複数設けると共に車体の側壁と端壁及び仕切り壁に殺菌手段を配置することにより各マットレス収納庫にマットレスを殺菌する殺菌手段を設け、車体に車体を走行自在にする車輪を設けたものであるので、車体を走行させて病室などベッドを設置した場所の近くまで移動させた状態で、マットレスの殺菌を行なうことができ、マットレスをベッドから遠くへ運搬するような必要がなくなるものであり、しかも複数のマットレス収納庫で一度に複数枚のマットレスを殺菌することができるものである。また、複数のマットレス収納庫の殺菌手段に選択的に電源供給する電源供給選択機構を具備するので、殺菌に使用するマットレス収納庫にのみ電源供給することができ、無駄な電力消費をなくして省電力化することができるものである。
【0034】
また請求項2の発明は、マットレスを殺菌する殺菌手段が加熱手段であることを特徴とするものであり、加熱によってマットレスに付着する細菌やダニなどを確実に死滅させることができるものである。
【0035】
また請求項3の発明は、加熱手段が、マットレス収納庫の壁面に設けられたヒーターであることを特徴とするものであり、ヒーターからの輻射熱で殺菌を行なうことができ、車体をコンパクトに形成することが可能になるものである。
【0036】
また請求項4の発明は、マットレス収納庫のヒーターを配設した壁面に遠赤外線発生塗料を塗布したので、ヒーターで加熱された遠赤外線発生塗料から発生する遠赤外線で、マットレスを内部の芯まで迅速に加熱して殺菌することができるものである。
【0037】
また請求項5の発明は、マットレス収納庫内の臭気をオゾンで脱臭するオゾン発生装置を備えるので、マットレスを殺菌する際に発生する臭気を脱臭して、臭気が周囲に漏れて不快感を与えることを防ぐことができるものである。
【0038】
また請求項6の発明は、マットレス収納庫を開閉する扉にヒーターを設けたので、マットレス収納庫内を扉の側からも加熱することができ、加熱殺菌を効率高く行なうことができるものである。
【0039】
また請求項7の発明は、マットレス収納庫の下部内に集塵パンを引き出し自在に配設してあるので、殺菌によって死滅したダニ等の害虫の死骸や、マットレスから出たゴミなどを集塵パンで受けることができると共に、集塵パンをマットレス収納庫から引き出すことによって回収することができるものであり、マットレス収納庫を清浄に保つことができるものである。
【0040】
また請求項8の発明は、電源スイッチとして、第三者が操作できないロック機構付のスイッチを設けてあるので、第三者のいたずらなどを防ぐことができ、殺菌処理が不充分になったり事故が起こったりすることを未然に防止することができるものである。
【0041】
また請求項9の発明は、ヒーターの断線を検知する電流検知機構を具備するので、ヒーターが断線しても気付かないまま、不十分な殺菌処理をしてしまうことがなくなるものである。
【0042】
また請求項10の発明は、マットレス収納庫の加熱時間の表示を行なう加熱時間表示器を具備するので、マットレスの殺菌を終了するまでの時間を知ることができ、作業効率を高めることができるものである。
【0044】
また請求項11の発明は、車輪を駆動するモータを具備するので、車輪をモータで駆動させることによって車体を自走させることができ、車体を走行させて移動させることが容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a),(b)はそれぞれ斜視図である。
【図2】同上の車体を示すものであり、(a)は正面図、(b)は平面断面図である。
【図3】同上の車体を示す側面断面図である。
【図4】同上の操作パネルを示す正面図である。
【符号の説明】
1 マットレス
2 マットレス収納庫
3 車体
4 車輪
5 ヒーター
7 オゾン発生装置
8 扉
9 集塵パン
10 電源スイッチ
11 加熱時間表示器
18 仕切り壁
19 側壁
20 端壁

Claims (11)

  1. 車体の内部を複数の仕切り壁で仕切ることによりマットレスを収納するマットレス収納庫を車体に複数設けると共に車体の側壁と端壁及び仕切り壁に殺菌手段を配置することにより各マットレス収納庫にマットレスを殺菌する殺菌手段を設け、複数のマットレス収納庫の殺菌手段に選択的に電源供給する電源供給選択機構を具備し、車体に車体を走行自在にする車輪を設けて成ることを特徴とするマットレス殺菌装置。
  2. マットレスを殺菌する殺菌手段が加熱手段であることを特徴とする請求項1に記載のマットレス殺菌装置。
  3. 加熱手段が、マットレス収納庫の壁面に設けられたヒーターであることを特徴とする請求項2に記載のマットレス殺菌装置。
  4. マットレス収納庫のヒーターを配設した壁面に遠赤外線発生塗料を塗布して成ることを特徴とする請求項2又は3に記載のマットレス殺菌装置。
  5. マットレス収納庫内の臭気をオゾンで脱臭するオゾン発生装置を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
  6. マットレス収納庫を開閉する扉にヒーターを設けて成ることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
  7. マットレス収納庫の下部内に集塵パンを引き出し自在に配設して成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
  8. 電源スイッチとして、第三者が操作できないロック機構付のスイッチを設けて成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
  9. ヒーターの断線を検知する電流検知機構を具備して成ることを特徴とする請求項3乃至8のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
  10. マットレス収納庫の加熱時間の表示を行なう加熱時間表示器を具備して成ることを特徴とする請求項2乃至9のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
  11. 車輪を駆動するモータを具備して成ることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のマットレス殺菌装置。
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