JP2002102212A - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば消化管及び非血管系の造影検査等にお
いて画素値が如何なる分布状況になっても、各分布状況
に応じて、診断に重要な部分の濃度、コントラストで常
に適切に画像表示し得るX線診断装置を提供する。 【解決手段】 ウィンドウ算出のための2以上の異なる
ROIを設定し、当該複数のROIから算出された少な
くとも平均画素値或いは中央画素値を含む複数の画素値
を基準として、画素値(INPUT)と出力値(OUT
PUT)とを対応付ける直線を決定するX線診断装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診断に重要な部分
の濃度、コントラストを適切に表示するオートウィンド
ウを有するX線診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置とは、被験者の体内を透過
したX線の強弱を濃淡画像として表示する画像装置であ
り、診断・治療等の目的に応じて種々のものが存在す
る。この透過したX線像を可視化する手段は、大きく分
けて撮影と透視の二つの方法に分けられる。例えば、透
視を利用したX線診断装置では、収集したX線画像をテ
レビジョンのモニタにリアルタイムに動画として観察す
ることができ、即時性に優れている。
【0003】一般に、収集されたX線画像の画素値は広
い範囲に分布するため、そのまま濃度変換して表示して
もコントラストが小さな画像となってしまい、診断に適
した画像にはならない。
【0004】そこで、通常のX線診断装置は、一般にウ
ィンドウと呼ばれる機能を有している。この機能は、画
素値の一部分を出力値全体に拡張するように変換し、画
像の濃度及びコントラストを改善して見やすくするもの
である。さらに、画素値と出力値との対応関係を画素値
の分布状況に応じて自動的に決定するオートウィンドウ
機能がある。このオートウィンドウ機能は、診断に適し
た画像を表示するために、見たい画像(例えばROI
内)の画素値の最大値及び最小値を対応させる各出力値
を指示することで、特定の画素値−出力値対応関係を決
定し、画像を見やすくするものである。具体的には、次
の様な処理を行う。
【0005】図4は、従来のX線診断装置におけるリニ
アウィンドウと称される仕組みを説明するための図であ
る。図4(a)は、画像AにおけるROI内の画素値ヒ
ストグラム(上段)と、当該ヒストグラムに応じて算出
されたウィンドウ(下段)を示している。また、図4
(b)は、画像BにおけるROI内の画素値ヒストグラ
ム(上段)と、当該ヒストグラムに応じて算出されたウ
ィンドウ(下段)を示している。なお、図4の各ヒスト
グラムは、ウィンドウの前段処理にて閾値処理された画
素に限定される場合もある。
【0006】まず、図4(a)において、従来のウィン
ドウでは、ROI内画像の画素値のうち、最大値を対応
させる出力値及び最小値を対応させる出力値を決定する
ことで、画素値(INPUT)と出力値(OUTPU
T)との変換直線Aを決定する。表示されるX線画像に
関する各画素値は、図4(a)下段図に示す変換直線A
に基づいて対応する出力値へと変換される。
【0007】ところで、一般に、消化管及び非血管系の
造影検査では、一連の検査で多様な体位、I.I.サイ
ズ、分割撮影が使用される。これに対応して、撮影され
た画像のヒストグラム分布の形状は多様化し、例えば図
4(b)上段図に示すように、診断に重要な部分のヒス
トグラム中の位置が図4(a)とは異なる位置に変化す
る画像Bが撮影されることもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像B
に対して上述した従来の方法にてウィンドウの算出を行
うと、図4(b)下段図に示すように、診断に重要な領
域は、上述した画像Aとは異なる出力値にて変換される
ことになる。すなわち、従来のウィンドウによれば、診
断に重要な領域が変換される濃度は、ヒストグラムの形
状によってばらつきが生じる。その結果、当該診断に重
要な領域について適切な濃度、コントラストを表示する
ことができず、診断しづらい画像が表示される可能性が
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記事情に鑑
みてなされたもので、例えば消化管及び非血管系の造影
検査等において画素値が如何なる分布状況になっても、
各分布状況に応じて、診断に重要な部分の濃度、コント
ラストを常に適切に画像表示し得るX線診断装置を提供
することを目的としている。
【0010】本発明は、第1の出力値及び第2の出力値
を入力するための入力手段と、収集したX線画像に対し
て診断対象を含む第1の領域と第2の領域とを設定する
ための領域設定手段と、前記第1の領域内画像に関する
画素値の中央値或いは平均値を第1の基準値とし、前記
第2の領域内画像に関する画素値の中央値、平均値、最
大値、最小値の少なくともいずれか一つを第2の基準値
として求める手段と、前記第1の基準値が前記第1の出
力値に、前記第2の基準値が前記第2の出力値に変換さ
れる画素値と出力値との変換則を決定し、当該変換則に
基づいて前記X線画像に関する画素値を出力値に変換す
る変換手段とを具備することを特徴とするX線診断装置
である。
【0011】このような構成によれば、例えば消化管及
び非血管系の造影検査等において画素値が如何なる分布
状況になっても、各分布状況に応じて、診断に重要な部
分の濃度、コントラストを常に適切に画像表示し得るX
線診断装置を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
従って説明する。本発明は、透視によるX線診断装置及
び撮影によるX線診断装置の双方について適用可能であ
る。以下、簡単のため透視によるX線診断装置を例とし
て説明を行う。
【0013】図1は、本実施形態に係るX線診断装置1
0の概略構成を示した図である。
【0014】図1において、X線診断装置10は、X線
センサ12、A/D変換器14、画像処理部16、記憶
部18、外部記憶媒体19、オートウィンドウ処理部2
0、階調処理部21、表示処理部22、モニタ24、レ
ーザイメージャ26、画像機器28、入力装置30を有
している。
【0015】X線センサ12は、図示していないX線発
生手段から発せられたX線透過データを検出し、A/D
変換器14へ出力する。例えば、検出器として半導体デ
バイスを使用した平面検出器を使用した場合には、当該
X線センサ12は、マトリックス状に配列され入射した
X線を電荷情報に変換する複数の画素電極等であり、ま
た、X線蛍光増倍管(イメージ・インテンシファイア:
以下、I.I.と称する。)と光学系とから構成される
検出器を使用した場合には、I.I.等である。
【0016】A/D変換器14は、X線センサ12から
のアナログ信号をデジタル信号に変換する。
【0017】画像処理部16は、収集された画像データ
に対してエッジ強調処理等の各種画像処理を行う。ま
た、画像処理部16は、収集されたX線画像データの輝
度計算、計算された輝度に基づくX線条件の決定、当該
X線条件の高電圧発生手段(図示せず)へのフィードバ
ック等の制御を実行する。
【0018】記憶部18は、A/D変換器14からのデ
ジタル透視画像データを入力し、フレーム毎に記憶する
記憶部である。
【0019】外部記憶媒体19は、X線画像データを記
録するリムーバブルな記録媒体(例えば、DVD、MO
等)である。
【0020】オートウィンドウ処理部20は、本発明の
特徴的な部分であり、後述する形態にてウィンドウの算
出処理を行う。なお、ウィンドウの算出とは、画素値
(INPUT)と出力値(OUTPUT)との変換則を
決定する処理であり、例えばリニアウィンドウの場合に
は、図3(a)下段図及び図3(b)下段図に示す様
に、画素値(INPUT)と出力値(OUTPUT)と
を対応付ける直線を決定する処理である。
【0021】階調処理部21は、画像処理部16より入
力した画像データを、オートウィンドウ処理部20で決
定した変換則に基づいて変換する。なお、画像によって
は、さらに非線形変換(いわゆるγカーブによる変換)
を施す場合がある。
【0022】表示処理部22は、入力したX線透視画像
データの信号列を、出力先に応じたフォーマットに信号
変換するモニタ24は、表示処理部22により出力され
た画像データを表示する。
【0023】レーザイメージャ26は、画像デジタルデ
ータをレーザ光線を用いて画像フィルムに出力する出力
装置である。
【0024】画像機器28は、本X線診断装置と組み合
わせて使用可能な、他の医療用画像機器である。
【0025】入力装置30は、キーボードや各種スイッ
チ、マウス等を備えた入力手段であり、例えば後述する
ウィンドウ算出のためのROIを設定するためのインタ
フェースである。
【0026】(オートウィンドウ処理部)次に、本発明
の重要な部分であるオートウィンドウ処理部20の構成
について、図2に基づいて説明する。
【0027】図2は、オートウィンドウ処理部20の概
略構成を示している。図2に示すように、オートウィン
ドウ処理部20は、画像データ抽出部200、統計演算
部202、ウィンドウ計算部204を有している。
【0028】画像データ抽出部200は、画像処理部1
6から入力した撮影画像に関する画素値のうち、操作者
によって指定されたROI内画像に関する画素値のみを
抽出し、統計演算部202へ出力する。
【0029】統計演算部202は、ROI内の画素値に
関するヒストグラムを生成する。また、統計演算部20
2は、操作者によって入力装置30を介して指定された
「方式」に基づいて、ヒストグラムから基準値算出に使
用する画素値の範囲を選択し、該範囲内の画素値から
「方式」で指定された基準値(すなわち、最大値、最小
値、平均値、中央値等のうちのいずれか)を算出し後段
のウィンドウ算出部204へ入力する。
【0030】ウィンドウ計算部204は、前段の統計演
算部202からの基準値を入力し、操作者によって入力
装置30を介して入力された出力値に基づいて、ウィン
ドウの算出すなわち画素値から出力値への変換則を決定
する。「出力値」とは、各基準値を入力値とした場合
に、対応させる出力値を指し、上記「入力された出力
値」とは、後述する基準値を対応させる出力値を指す。
従って、当該出力値は、採用する基準値の数だけ入力さ
れる。また、予め作成された各基準値と出力値とのテー
ブルをもとに、自動的に設定される構成であってもよ
い。
【0031】次に、上記のように構成したX線診断装置
10が実施するウィンドウの算出処理を説明する。本発
明に係るX線診断装置10が行うウィンドウ算出の重要
な点は、ウィンドウ算出のための2以上の異なるROI
を設定し、当該複数のROIから算出された少なくとも
平均画素値或いは中央画素値を含む複数の画素値を基準
として、画素値(INPUT)と出力値(OUTPU
T)とを対応付ける直線を決定することである。ここ
で、直線決定の基準とする平均画素値或いは中央値、最
大値、最小値等の画素値(INPUT)を「基準値」と
定義する。
【0032】なお、本発明の効果を明確にするため、以
下の説明で使用される画像A及び画像Bは、図4の画像
A及び画像Bと同一のものとする。また、以下の説明で
は設定するROIを二つとし、ウィンドウ算出のための
基準値は、平均値及び最小値とする。これらの値を基準
値として採用するのは、造影剤が付着する診断に重要な
領域をウィンドウ算出の基準としたいからである。
【0033】まず、操作者は、モニタ24に表示された
X線画像(画像A又は画像B)に対して、第1のROI
と第2のROIとを設定する。第1のROIは当該RO
I内画素の画素値のうちの最小値を算出するためのもの
であり、また、第2のROIは当該ROI内画素の画素
値の平均値を算出するためのものである。
【0034】ここで、第1のROIは、通常に表示され
るX線画像(すなわち、フルサイズのX線画像)全体と
することが好ましい。なぜなら、画像中の最小画素値
は、通常造影剤の存在を反映したものであり、診断に関
係した領域であることが多く、階調を付けて画像化する
必要があるからである。また、第2のROIは、当該診
断に重要な領域の二重造影による粘膜面や背景となる筋
肉等を抽出するために、診断に重要な領域に設定するこ
とが好ましい。
【0035】画像データ抽出部200は、第1のROI
内に存在する全ての画素についての画素値を抽出し、統
計演算部202に出力する。また、画像データ抽出部2
00は、第2のROI内に存在する全ての画素について
の画素値を抽出し、統計演算部202に出力する(図2
参照)。
【0036】続いて、統計演算部202において、直接
線やX線可動絞り等の影響を排除するため、さらに閾値
処理を施す。このとき、第1のROIに関する閾値処理
は、X線可動絞りをカットするよう下限の閾値のみを設
定することが好ましい。この設定により、X線可動絞り
の有無に影響されずに造影剤部分の最小値を抽出するこ
とが可能である。また、第2のROIに関する閾値処理
は、骨、造影剤をカットするように下限の閾値を設定
し、ガス、肺野、直接線をカットするように上限の閾値
を設定することが好ましい。この設定により、二重造影
の粘膜面や背景となる筋肉のみを抽出することができる
からである。
【0037】統計演算部202は、閾値処理した第1の
ROIに対応する画素値に基づいて、第1のROIに関
するヒストグラムを作成し、最小画素値を算出する。ま
た、統計演算部202は、第2のROIに対応する画素
値に基づいて、第2のROIに関するヒストグラムを作
成し、平均画素値を算出する。
【0038】図3(a)上段図は画像Aにおける第1の
ROI内の画素値ヒストグラムを、中段図は画像Aにお
ける第2のROI内の画素値ヒストグラムをそれぞれ示
している。また、図3(b)上段図は画像Bにおける第
1のROI内の画素値ヒストグラムを、中段図は画像B
における第2のROI内の画素値ヒストグラムをそれぞ
れ示している。言うまでもないが、各ヒストグラムの最
大分布近傍が診断に重要な領域に対応しているのは、当
該重要な領域に付着した造影剤の影響によるものであ
る。
【0039】ウィンドウ計算部204は、統計演算部2
02において求められた最小値(最小画素値)、及び平
均値(平均画素値)と、別途入力された(当該最小値と
平均値をそれぞれ対応させる)各出力値とから、図3
(a)下段図或いは図3(b)下段図に示すようにIN
PUT−OUTPUTを対応づける直線を決定する。
【0040】階調処理部21は、当該直線に基づいて画
像全体の画素に関する画素値を濃度値へと変換し、さら
に画像によっては所定のガンマカーブによる変換を施
し、各濃度値を表示処理部22へ出力する。
【0041】表示処理部22は、入力した濃度値に基づ
いてX線画像をモニタ24へ表示する。
【0042】以上の処理を経て、X線画像Aを適切な濃
度及びコントラストにて表示することが可能である。
【0043】ここで注目すべき点は、画像Aに関するウ
ィンドウを示した図3(a)下段図と、画像Bに関する
ウィンドウを示した図3(b)下段図とを比較した場
合、診断に重要な領域がほぼ同一の出力値にて変換され
ていることである。
【0044】すなわち、図4に示した従来のウィンドウ
によれば、診断に重要な領域が変換される出力値は、ヒ
ストグラムの形状によってばらつきが生じていた。その
結果、当該診断に重要な領域は、画像毎に異なる濃度・
コントラストで表示されてしまうため、診断しずらくな
ることがあった。
【0045】これに対し、本X線診断装置10は、特に
診断領域を代表する平均値を所定の出力値に対応させる
ことで、常に診断に重要な領域がほぼ同一の出力値に変
換させることができる。また、造影剤情報を反映する最
小値を所定の出力値に対応させることで、診断に必要な
造影剤情報を正確な出力値に変換させることができる。
【0046】従って、以上述べた構成によれば、画素値
のヒストグラムが如何なる形状(分布状況)になったと
しても、各ヒストグラム分布に応じて、診断に重要な部
分の濃度、コントラストを常に適切に表示し得るウィン
ドウを算出するX線診断装置を実現することができる。
【0047】以上、本発明を実施形態に基づき説明した
が、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各
種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら
変形例及び修正例についても本発明の範囲に属するもの
と了解される。例えば以下に示す(1)、(2)のよう
に、その要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0048】(1)上記実施形態においては、二つの基
準値として最小値及び平均値を採用する構成であった。
これに対し、基準値として最大値び平均値を採用する構
成も可能である。さらに、平均値と中央値、双方とも平
均値及び中央値とする構成であってもよい。何れの組み
合わせであっても、診断に重要な領域を代表する平均値
或いは中央値を基準値の一つとして採用することが重要
である。
【0049】(2)上記実施形態において設定したRO
Iは2つであり、それに対応して基準値も二つであっ
た。これに対し、一つのROIに関して例えば平均値と
中央値とを算出し、計4つの基準値に基づいてウィンド
ウを算出する構成であってもよい。また、3つ以上のR
OIを設定し、より多くの基準値にてウィンドウを算出
する構成であってもよい。二つ以上の基準値に基づいて
画素値(INPUT)と出力値(OUTPUT)とを対
応付ける直線を決定する方法としては、最小自乗法等が
考えられる。
【0050】なお、本願発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその趣旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形
態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その
場合組合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態
には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数
の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が
抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件
から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果
の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる
場合には、この構成要件が削除された構成が発明として
抽出され得る。
【0051】
【発明の効果】以上本発明によれば、例えば消化管及び
非血管系の造影検査等において発生する多彩なヒストグ
ラム分布に対応して、診断に重要な部分の濃度、コント
ラストを常に適切に表示し得るウィンドウを算出するX
線診断装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態に係るX線診断装置10の
概略構成を示した図である。
【図2】図2は、オートウィンドウ処理部20の概略構
成を示している。
【図3】図3は、本発明に係るX線診断装置10におけ
るウィンドウの算出動作を説明するための図である。
【図4】図4は、従来のX線診断装置におけるリニアウ
ィンドウと称される仕組みを説明するための図である。
【符号の説明】
10…X線診断装置 12…X線センサ 14…A/D変換器 16…画像処理部 18…記憶部 19…外部記憶媒体 20…オートウィンドウ処理部 21…階調処理部 22…表示処理部 24…モニタ 26…レーザイメージャ 28…画像機器 30…入力装置 200…画像データ抽出部 202…統計演算部 204…ウィンドウ計算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の出力値及び第2の出力値を入力する
    ための入力手段と、 収集したX線画像に対して診断対象を含む第1の領域と
    第2の領域とを設定するための領域設定手段と、 前記第1の領域内画像に関する画素値の中央値或いは平
    均値を第1の基準値とし、前記第2の領域内画像に関す
    る画素値の中央値、平均値、最大値、最小値の少なくと
    もいずれか一つを第2の基準値として求める手段と、 前記第1の基準値が前記第1の出力値に、前記第2の基
    準値が前記第2の出力値に変換される画素値と出力値と
    の変換則を決定し、当該変換則に基づいて前記X線画像
    に関する画素値を出力値に変換する変換手段と、 を具備することを特徴とするX線診断装置。
  2. 【請求項2】前記変換則は、線型変換則であることを特
    徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2の基準値を求める手段
    は、各所定の閾値にて閾値処理をした後、前記第1の基
    準値及び前記第2の基準値を演算することを特徴とする
    請求項1記載のX線診断装置。
  4. 【請求項4】前記領域設定手段は、前記第2の領域を異
    なる形状、大きさにて複数設定可能であること、 を具備することを特徴とする請求項1記載のX線診断装
    置。
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