JP2002101614A - モータ及びこれを備えた電動工具 - Google Patents

モータ及びこれを備えた電動工具

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JP2002101614A
JP2002101614A JP2000292959A JP2000292959A JP2002101614A JP 2002101614 A JP2002101614 A JP 2002101614A JP 2000292959 A JP2000292959 A JP 2000292959A JP 2000292959 A JP2000292959 A JP 2000292959A JP 2002101614 A JP2002101614 A JP 2002101614A
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JP
Japan
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motor
airflow
centrifugal fan
exhaust port
commutator
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JP2000292959A
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English (en)
Inventor
Koichi Hashimoto
浩一 橋本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整流子とブラシとの摺動部分の冷却を十分に
する。 【解決手段】 鉄芯5の有する極5aにコイル6が巻回
されてなるロータ4と、ロータ4の外側に周設されたス
テータ3と、ロータ4に貫通固定され回転自在に支持さ
れた回転軸7と、コイル6と電気的に接続され回転軸7
と共に回転する整流子10と、整流子10と摺動するブ
ラシ11と、回転軸7と共に回転して回転軸7の軸方向
に沿って気流を送る開口部を有した遠心ファン12と、
遠心ファン12を収容し遠心ファン12による気流が通
過するよう排気口1dを設けたケース1と、を備えたモ
ータにおいて、遠心ファン12が気流を回転軸7寄りで
送る構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーター自身を冷
却するためのファンを有したモータ及びこれを備えた電
動工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモータとして、図18乃
至図20に示すものが存在する。このものは、鉄芯10
1の有する極101aにコイル102が巻回されてなる
ロータ103、ロータ103の外側に周設されたステー
タ104、ロータ103に貫通固定され回転自在に支持
された回転軸105、コイル102と電気的に接続され
回転軸105と共に回転する整流子106、整流子10
6と摺動するブラシ107、回転軸105と共に回転し
て回転軸105の軸方向に沿って気流を送る開口部10
5aを有した遠心ファン108、遠心ファン108を収
容し遠心ファン108による気流が通過するよう吸気口
109a及び排気口109bを設けたケース109を備
えている。
【0003】このものの遠心ファン108は、半径方向
に延設された羽根部108aを、回転軸105の周回方
向に沿って複数個有しており、これらの羽根部108a
の間を通って、回転軸105寄りから半径方向先端部に
亙って、回転軸105の方向に沿って気流を送ることに
より、整流子106とブラシ107との摺動部分を冷却
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のモータ
にあっては、遠心ファン108の複数の羽根の間を通っ
て、回転軸105の方向に沿って気流を送ることによ
り、整流子106とブラシ107との摺動部分を冷却し
ているものの、回転軸105が高速で回転するほど、開
口部105aを通って軸方向に沿って気流を送り難くな
るから、整流子106とブラシ107との摺動部分の冷
却が不十分になる恐れがある。
【0005】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、整流子とブラシとの摺
動部分の冷却が十分なモータ及びこれを備えた電動工具
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のモータは、鉄芯の有する極にコ
イルが巻回されてなるロータと、ロータの外側に周設さ
れたステータと、ロータに貫通固定され回転自在に支持
された回転軸と、コイルと電気的に接続され回転軸と共
に回転する整流子と、整流子と摺動するブラシと、回転
軸と共に回転して回転軸の軸方向に沿って気流を送る開
口部を有した遠心ファンと、遠心ファンを収容し遠心フ
ァンによる気流が通過するよう排気口を設けたケース
と、を備えたモータにおいて、前記遠心ファンが前記気
流を前記回転軸寄りで送る構成にしている。
【0007】請求項2記載のモータは、請求項1記載の
モータにおいて、前記遠心ファンは、前記気流を遮蔽す
る遮蔽部を半径方向先端側に設けた構成にしている。
【0008】請求項3記載のモータは、請求項2記載の
モータにおいて、前記遠心ファンは、前記回転軸に周回
して前記遮蔽部を設けた構成にしている。
【0009】請求項4記載のモータは、請求項1記載の
モータにおいて、前記ケースに設けた吸気口から前記遠
心ファンにおける前記回転軸寄りへ前記気流をガイドす
るガイド部を設けた構成にしている。
【0010】請求項5記載のモータは、請求項1記載の
モータにおいて、前記回転軸を回転自在に支持する軸受
を設けたものであって、前記軸受における前記回転軸寄
りに前記気流用の吸気口を設けた構成にしている。
【0011】請求項6記載のモータは、請求項1乃至請
求項5のいずれかに記載のモータにおいて、前記排気口
から前記整流子と前記ブラシとの摺動部分を仕切る仕切
部を設けた構成にしている。
【0012】請求項7記載の電動工具は、請求項1乃至
請求項6のいずれかに記載のモータと、モータを収容し
前記気流用の排気口を設けたモータケースと、を備え、
前記モータの排気口の位置と前記モータケースの排気口
の位置とをずらした構成にしている。
【0013】請求項8記載の電動工具は、請求項1乃至
請求項6のいずれかに記載のモータと、モータを収容し
前記気流用の排気口を設けたモータケースと、を備え、
前記モータの排気口と前記モータケースの排気口とを位
置合わせした構成にしている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図5に基づいて以下に説明する。なお、図1は、図2の
X1−X2断面図となっている。
【0015】1はモータMのケースで、後端が閉じられ
た有底円筒状のケース本体1aとケース本体1aの前端
の開口を閉じるブラケット1bとで構成されており、ケ
ース本体1aとブラケット1bとがかしめ固定されてい
る。このケース1は、ブラケット1bに吸気口1cが設
けられるとともに、ケース本体1aに、排気口1dが設
けられている。ブラケット1bの内側には、吸気口1c
に連通する連通孔2aを有する絶縁板2が設けられてい
る。
【0016】3はステータで、ケース1の内面に沿って
取り付けられることにより、後述するロータ4の外側に
周設される。4はロータで、鉄芯5の有する極5aにコ
イル6が巻回されてなり、中心に回転軸7が貫通固定さ
れている。この回転軸7は、ケース1の中心を貫通する
よう挿通され、軸方向両端側が軸受8,9により回転自
在に支持されている。
【0017】10は整流子で、回転軸7の軸方向一端寄
りに装着され、回転軸7と共に回転する。この整流子1
0は、前述したコイル6に給電するよう、コイル6と電
気的に接続されている。11はブラシで、ケース1内部
に配設され、整流子10との間で電気的に接続されるよ
う、整流子10表面と摺動可能となっている。この整流
子10とブラシ11との間の摺動部分は、回転軸7寄り
に位置している。
【0018】12は遠心ファンで、整流子10の外側で
ロータ5に装着されるよう回転軸7が挿入される挿入孔
12aを有した略円筒形状の装着部12b、装着部12
bの外周に沿って半径方向に延設された羽根部12c、
装着部12bの一端開口部の開口縁に一体に設けられた
ドーナツ状の遮蔽部12dよりなる。
【0019】装着部12bは、周回方向に沿って、羽根
部12cの間に通気用の開口部12eが設けられ、遠心
ファン12が回転軸7と共に回転したときに、この開口
部12eを通って、回転軸7の軸方向に沿って、気流が
流れる。羽根部12cは、略長方形の平板状に形成さ
れ、短辺が回転軸7の軸方向と平行になっている。遮蔽
部12dは、この遮蔽部12dを軸方向から見たとき
に、羽根部12cを隠し得る大きさを有して形成されて
いる。
【0020】このモータMは、ブラシ11に給電するこ
とにより、ステータ3の内側でロータ4が回転駆動さ
れ、ロータ4に貫通固定された回転軸7も回転する。そ
の結果、遠心ファン12が回転して、吸気口1cから排
気口1dへと、回転軸7の軸方向に沿って気流が流れ
る。この気流は、回転軸7の半径方向先端側では、遠心
ファン12の遮蔽部12dにより遮蔽されるので、図1
に矢示するように、回転軸7寄りのみを流れるようにな
る。
【0021】かかるモータにあっては、一般に、半径方
向先端側よりも遠心ファン12の回転速度の遅い回転軸
7寄りの方が気流を送り易いので、遠心ファン12の半
径方向先端側に気流を遮蔽する遮蔽部12dを設けて、
半径方向先端側では気流が流れないようにして、気流の
送り易い回転軸7寄りで気流を送ることにより、よりス
ムーズに気流を流すことができ、整流子10とブラシ1
1との間の摺動部分を効率良く冷却するようになるの
で、整流子10とブラシ11との間の摺動部分を十分に
冷却することができる。
【0022】また、整流子10とブラシ11との間の摺
動部分という、回転軸7寄りの部分を冷却するために、
遠心ファン12の半径方向先端側に気流を遮蔽する遮蔽
部12dを設けて、半径方向先端側では気流が流れない
ようにして、回転軸7寄りで気流を送ることにより、整
流子10とブラシ11との間の摺動部分を直接冷却する
ようになるので、整流子10とブラシ11との間の摺動
部分を十分に冷却することができる。
【0023】また、遠心ファン12には、気流を遮蔽す
る遮蔽部12dを回転軸7に周回して設けているから、
回転時にバランスが良くなる。
【0024】次に、本発明のモータの第2実施形態を図
6及び図7に基づいて以下に説明する。なお、図6は図
7のX3−X4断面図となっている。また、第1実施形
態と同一の部材には同一の符号を付し、第1実施形態と
異なるところのみ記す。本実施形態は、第1実施形態の
構成に加えて、排気口1dから整流子10とブラシ11
との摺動部分を仕切る仕切部1eをケース1内に設けた
構成となっている。
【0025】この仕切部1eは、軸方向から見たとき
に、吸気口1cよりも僅かに内側に位置する平面視円弧
状の中央部とその中央部の両側からケース本体1aへ向
かって延設された延設部よりなる。
【0026】かかるモータにあっては、第1実施形態の
効果に加えて、排気口1dから整流子10とブラシ11
との摺動部分を仕切る仕切部1eを設けているから、排
気口1dから、整流子10とブラシ11との摺動部分で
発生し得る火花が見難くなる。
【0027】次に、本発明のモータの第3実施形態を図
8乃至図12に基づいて以下に説明する。なお、図8は
図9のX5−X6断面図となっている。また、第1実施
形態と同一の部材には同一の符号を付し、第1実施形態
と異なるところのみ記す。第1実施形態では、遠心ファ
ン12に遮蔽部12dを設けることにより、気流を回転
軸7寄りで送る構成になっていたのに対し、本実施形態
では、ガイド部1fを設けて、ケース1に設けた吸気口
1cから遠心ファン12における回転軸7寄りへ気流を
ガイドする構成となっている。
【0028】このガイド部1fは、吸気口1cよりも僅
かに外側に位置する平面視円弧状の中央部とその中央部
の両側から回転軸7へ向かって、ケース1内で延設され
た延設部よりなる。
【0029】かかるモータにあっては、一般に、半径方
向先端側よりも遠心ファン12の回転速度の遅い回転軸
7寄りの方が気流を送り易いので、ケース1に設けた吸
気口1cから遠心ファン12における回転軸7寄りへ気
流をガイドするガイド部1fを設けて、ガイド部1fに
より、ケース1に設けた吸気口1cから、遠心ファン1
2における回転軸7寄りへ気流をガイドして、気流の送
り易い回転軸7寄りで気流を送ることにより、よりスム
ーズに気流を流すことができ、整流子10とブラシ11
との間の摺動部分を効率良く冷却することができるの
で、整流子10とブラシ11との間の摺動部分を十分に
冷却することができる。
【0030】また、整流子10とブラシ11との間の摺
動部分という、回転軸7寄りの部分を冷却するために、
ケース1に設けた吸気口1cから遠心ファン12におけ
る回転軸7寄りへ気流をガイドするガイド部1fを設け
て、ガイド部1fにより、ケース1に設けた吸気口1c
から、遠心ファン12における回転軸7寄りへ気流をガ
イドして、気流の送り易い回転軸7寄りで気流を送るこ
とにより、整流子10とブラシ11との間の摺動部分を
直接冷却するようになるので、整流子10とブラシ11
との間の摺動部分を十分に冷却することができる。
【0031】次に、本発明のモータの第4実施形態を図
13及び図14に基づいて以下に説明する。なお、図1
3は図14のX7−X8断面図となっている。また、第
3実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、第3実
施形態と異なるところのみ記す。第3実施形態では、ガ
イド部1fを設けて、ケース1に設けた吸気口1cから
遠心ファン12における回転軸7寄りへ気流をガイドす
る構成になっていたのに対し、本実施形態では、回転軸
7の周回方向に沿って、軸受8の回転軸7寄りに吸気口
1cを複数個設けて、遠心ファン12における回転軸7
寄りへ気流を流す構成となっている。
【0032】かかるモータにあっては、一般に、半径方
向先端側よりも遠心ファン12の回転速度の遅い回転軸
7寄りの方が気流を送り易いので、軸受8における回転
軸7寄りに気流用の吸気口1cを設けて、回転軸7寄り
に通気路を形成して、気流の送り易い回転軸7寄りで気
流を送ることにより、よりスムーズに気流を流すことが
でき、整流子10とブラシ11との間の摺動部分を効率
良く冷却するようになりなるので、整流子10とブラシ
11との間の摺動部分を十分に冷却することができる。
【0033】また、整流子10とブラシ11との間の摺
動部分という、回転軸7寄りの部分を冷却するために、
軸受8における回転軸7寄りに気流用の吸気口1cを設
けて、回転軸7寄りに通気路を形成して、気流の送り易
い回転軸7寄りで気流を送ることにより、整流子10と
ブラシ11との間の摺動部分を直接冷却するようになる
ので、整流子10とブラシ11との間の摺動部分を十分
に冷却することができる。
【0034】なお、本実施形態では、吸気孔1cを軸受
8の回転軸7寄りに吸気口1c寄りにのみ設けている
が、例えば、回転軸7寄りに通気路が形成される場合
は、第1実施形態乃至第3実施形態と同様に、ブラケッ
ト1bに設けてもよい。
【0035】次に、本発明の電動工具の第1実施形態
を、図15及び図16に基づいて以下に説明する。この
電動工具Eは、本発明のモータの第1実施形態を収容し
気流用の排気口21cを設けたモータケース21を備え
ている。
【0036】このモータケース21は、モータMを収容
する略筒状のモータ収容部21a、モータ収容部21a
から延設されたグリップ部21bを備えてなる。このモ
ータ収容部21aは、その中心軸と回転軸7の中心軸と
が一致する状態で、モータMを収容する。
【0037】このモータケース21は、モータMのケー
ス1内に通気するために、図16に破線で示す回転方向
に沿って、モータMの排気口1dの位置から約30°ず
らした状態で、排気口21cを設けている。
【0038】かかる電動工具にあっては、モータMの排
気口1dの位置とモータケース21の排気口の位置とを
ずらしているから、モータケース21の排気口21cか
ら、整流子10とブラシ11との摺動部分で発生し得る
火花が見え難くなる。
【0039】次に、本発明の電動工具の第2実施形態
を、図17に基づいて以下に説明する。なお、第1実施
形態と同一の部材には同一の符号を付し、第1実施形態
と異なるところのみ記す。第1実施形態では、モータM
の排気口1dの位置とモータケース21の排気口21c
の位置とをずらした構成としていたのに対し、本実施形
態では、モータMの排気口1dとモータケース21の排
気口21cとを位置合わせした構成としている。
【0040】かかる電動工具にあっては、モータの排気
口1dとモータケース21の排気口21cとを位置合わ
せしているから、効率的に気流が排気され、冷却効率が
向上する。
【0041】なお、第2実施形態のモータは、第1実施
形態のモータの構成に加えて、排気口1dから整流子1
0とブラシ11との摺動部分を仕切る仕切部1eを設け
ることにより、排気口1dから整流子10とブラシ11
との摺動部分で発生し得る火花が見難くなるという効果
を奏しているが、第3実施形態のモータの構成又は第4
実施形態のモータの構成に加えて、排気口1dから整流
子10とブラシ11との摺動部分を仕切る仕切部1eを
設けても、排気口1dから整流子10とブラシ11との
摺動部分で発生し得る火花が見え難くなるという効果を
奏することができる。
【0042】また、第1実施形態の電動工具及び第2実
施形態の電動工具は、モータケース21に、第1実施形
態のモータを収容してなるが、第2実施形態のモータ乃
至第3実施形態のモータのいずれを収容してなるもので
も、同様の効果を奏することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載のモータは、一般に、半径
方向先端側よりも遠心ファンの回転速度の遅い回転軸寄
りの方が気流を送り易いので、この気流の送り易い回転
軸寄りで気流を送ることにより、よりスムーズに気流を
流すことができ、整流子とブラシとの間の摺動部分を効
率良く冷却するようになって、整流子とブラシとの間の
摺動部分を十分に冷却することができる。
【0044】請求項2記載のモータは、遠心ファンに
は、気流を遮蔽する遮蔽部を、半径方向先端側に設けて
いるから、気流が、遮蔽部を設けていない回転軸寄りを
流れるようになり、請求項1記載のモータの効果を奏す
ることができる。
【0045】請求項3記載のモータは、遠心ファンに
は、気流を遮蔽する遮蔽部を回転軸に周回して設けてい
るから、回転時にバランスが良くなり、また、気流が、
遮蔽部を設けていない回転軸寄りのみを流れるようにな
り、請求項1記載のモータの効果をさらに奏することが
できる。
【0046】請求項4記載のモータは、気流が、ガイド
部によって、ケースに設けた吸気口から遠心ファンにお
ける回転軸寄りへガイドされて、回転軸寄りを流れるよ
うになり、請求項1記載のモータの効果を奏することが
できる。
【0047】請求項5記載のモータは、気流用の吸気口
が、軸受における回転軸寄りに設けられているから、回
転軸寄りに通気路が形成されて、気流が回転軸寄りを流
れるようになり、請求項1記載のモータの効果を奏する
ことができる。
【0048】請求項6記載のモータは、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のモータの効果に加えて、排気
口から整流子とブラシとの摺動部分を仕切る仕切部を設
けているから、排気口から、整流子とブラシとの摺動部
分で発生し得る火花が見難くなる。
【0049】請求項7記載の電動工具は、モータの排気
口の位置とモータケースの排気口の位置とをずらしてい
るから、モータケースの排気口から、整流子とブラシと
の摺動部分で発生し得る火花が見難くなる。
【0050】請求項8記載の電動工具は、モータの排気
口と前記モータケースの排気口とを位置合わせしている
から、効率的に気流が排気され、冷却効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの第1実施形態の正面断面図で
ある。
【図2】同上の上面図である。
【図3】同上の遠心ファンの上面図である。
【図4】同上の遠心ファンの正面図である。
【図5】同上の遠心ファンの下面図である。
【図6】本発明のモータの第2実施形態の正面断面図で
ある。
【図7】同上の上面図である。
【図8】本発明のモータの第3実施形態の正面断面図で
ある。
【図9】同上の上面図である。
【図10】同上の遠心ファンの上面図である。
【図11】同上の遠心ファンの正面図である。
【図12】同上の遠心ファンの下面図である。
【図13】本発明のモータの第4実施形態の正面断面図
である。
【図14】同上の上面図である。
【図15】本発明の電動工具の第1実施形態の側面図で
ある。
【図16】同上の正面断面図である。
【図17】本発明の電動工具の第2実施形態の正面断面
図である。
【図18】従来例の正面断面図である。
【図19】同上の遠心ファンの上面図である。
【図20】同上の遠心ファンの正面図である。
【符号の説明】
1 ケース 1c 吸気口 1d 排気口 1e 仕切部 1f ガイド部 3 ステータ 4 ロータ 5 鉄芯 5a 極 6 コイル 7 回転軸 8 軸受 10 整流子 11 ブラシ 12 遠心ファン 12d 遮蔽部 12e 開口部 21 モータケース 21c 排気口 E 電動工具 M モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/14 H02K 7/14 C 23/68 23/68 Fターム(参考) 5H605 AA01 BB05 CC01 CC02 CC04 CC05 CC07 CC08 DD03 DD07 DD09 DD11 EB01 GG03 5H607 AA02 BB01 BB14 CC01 CC05 DD01 DD02 DD03 DD08 DD09 DD16 DD17 FF04 FF10 GG00 5H609 BB12 BB18 PP02 PP05 PP06 PP07 PP08 PP09 PP10 PP11 PP13 QQ02 QQ12 QQ13 RR02 RR16 RR35 RR38 RR69 RR73 5H623 AA08 BB07 GG00 HH00 JJ01 JJ05 JJ06 LL04 LL14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄芯の有する極にコイルが巻回されてな
    るロータと、ロータの外側に周設されたステータと、ロ
    ータに貫通固定され回転自在に支持された回転軸と、コ
    イルと電気的に接続され回転軸と共に回転する整流子
    と、整流子と摺動するブラシと、回転軸と共に回転して
    回転軸の軸方向に沿って気流を送る開口部を有した遠心
    ファンと、遠心ファンを収容し遠心ファンによる気流が
    通過するよう排気口を設けたケースと、を備えたモータ
    において、 前記遠心ファンが前記気流を前記回転軸寄りで送るよう
    にしたことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記遠心ファンは、前記気流を遮蔽する
    遮蔽部を半径方向先端側に設けた請求項1記載のモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記遠心ファンは、前記回転軸に周回し
    て前記遮蔽部を設けた請求項2記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記ケースに設けた吸気口から前記遠心
    ファンにおける前記回転軸寄りへ前記気流をガイドする
    ガイド部を設けた請求項1記載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記回転軸を回転自在に支持する軸受を
    設けたものであって、前記軸受における前記回転軸寄り
    に前記気流用の吸気口を設けた請求項1記載のモータ。
  6. 【請求項6】 前記排気口から前記整流子と前記ブラシ
    との摺動部分を仕切る仕切部を設けた請求項1乃至請求
    項5のいずれかに記載のモータ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のモータと、モータを収容し前記気流用の排気口を設け
    たモータケースと、を備え、前記モータの排気口の位置
    と前記モータケースの排気口の位置とをずらしたことを
    特徴とする電動工具。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のモータと、モータを収容し前記気流用の排気口を設け
    たモータケースと、を備え、前記モータの排気口と前記
    モータケースの排気口とを位置合わせしたことを特徴と
    する電動工具。
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