JP2002101247A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002101247A
JP2002101247A JP2000285655A JP2000285655A JP2002101247A JP 2002101247 A JP2002101247 A JP 2002101247A JP 2000285655 A JP2000285655 A JP 2000285655A JP 2000285655 A JP2000285655 A JP 2000285655A JP 2002101247 A JP2002101247 A JP 2002101247A
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JP2000285655A
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Manabu Izumikawa
学 泉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は原稿の読取状態を必要に応じてユーザ
に通知する画像読取装置を提供する。 【解決手段】複写装置1は、画像読取開始時、走行体が
原稿読取開始位置に移動して、走行体が読取開始位置に
達すると、走行体位置検知センサがこれ検出して、画像
読取部5内のCPUに「アサート割込」を発生して、C
PUがシステム制御部4に読取開始の情報を通知し、シ
ステム制御部4が操作表示部2の表示部や音声発生部3
に読取中である旨を表示または音声で通知させる。走行
体が原稿読取終了位置に移動まで移動して読み取りが完
了すると、走行体位置検知センサが画像読取部5内のC
PUに「ネゲート割込」を発生し、CPUが、システム
制御部4に読取終了の情報を通知して、操作表示部2の
表示部及び音声発生部3に読取終了の旨を表示または音
声で通知させる。システム制御部4は、ADFで原稿を
搬送する場合等には、読取状態表示通知処理を行なわな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、詳細には、原稿の読取状態をユーザに通知する複写
機やスキャナとプリンタの結合による複写システム等の
画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機及びスキャナとプリンタが結合し
た複写システム等の画像読取装置においては、原稿の画
像を画像読取部で読み取って、当該読み取った画像を画
像記録部で記録紙等の用紙に記録出力するが、原稿の読
取中にユーザが読取中であることが分からずに、圧板を
開放してしまうことにより原稿が移動して、読取画像の
光学ムラや歪み等が発生し、正常な画像が得られない場
合がある。
【0003】したがって、画像読取装置においては、原
稿の読み取り動作中にユーザが厚板を開放して、正常な
読取画像が得られなくなることを防止することが要望さ
れているとともに、このような対策としては、ドキュメ
ントフィーダを用いて原稿をフィードすることが行われ
ているが、このようなドキュメントフィーダ等を使用し
なくとも、原稿の抜き出しや入れ替えを適切、かつ、効
率的に行えることが望まれる。
【0004】例えば、1回のスキャンで画像データを取
り込んで、取り込んだ画像データを画像メモリに記憶
し、その後は、画像メモリから画像データを出力するよ
うな複写機においては、白黒複数枚をコピーする場合、
1回のスキャンが終了すれば、原稿を入れ替えても画像
データを適切に取り込んで、画像形成することができ、
また、フルカラーコピーを1枚または複数枚行う場合で
あっても、1回スキャンが終了すれば、記録紙等への作
像中であっても、原稿を入れ替えることができる。この
ような複写機の場合、いつ原稿を入れ替えて良いタイミ
ングであるかを知ることができれば、効率よく原稿入れ
替えをすることができる。
【0005】そして、従来、透明な原稿台上に載置され
た原稿を、上部より原稿台へと押圧するために開閉可能
に設けられた原稿カバーを備え、上記原稿台上の原稿の
画像を光学的に走査して読取るようにしてなる画像読取
装置において、上記原稿カバーに該原稿カバーを開放し
ようとする状態を事前に検知する検知センサを設け、上
記原稿の画像を光学的に走査している読取走査中に、上
記検知センサによる検知信号を有効として原稿カバーを
開放を禁止するような警告を、報知手段を介してメッセ
ージ報知を行うようにした制御手段を設けた画像読取装
置が提案されている(特開平11−261750号公報
参照)。
【0006】この従来の画像読取装置は、原稿の読取中
に圧板の開放動作を行おうとして圧板に手が触れられる
と、開放動作を禁止する旨をユーザに警告を行い、圧板
開放による読取不具合を解消しようとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の公報に記載されている画像読取装置にあって
は、ユーザによる読取中の圧板開放動作を防いで、正常
な画像を得ることはできるが、いつ原稿の読取が終了
し、いつ圧板の開放動作及び原稿の抜き出し、入れ替え
等の動作を行うことができるかをユーザが知ることがで
きず、ユーザが厚板に手を当てて、「禁止警告」ならば
「禁止警告」が表示されなくなるまで、何度も再試行す
る必要があり、画像読取装置の利用性が悪く、効率よく
原稿の入れ替えをするうえで改良の必要があった。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、原稿を光
学走査して原稿の画像を読み取る画像読取手段による原
稿の光学走査状態を検知手段で検知して、検知手段が画
像読取手段による原稿の光学走査が開始されたことを検
知すると、原稿読取中である旨の情報を報知手段に報知
出力させ、検知手段が画像読取手段による原稿の光学走
査が終了したことを検知すると、原稿の読み取りが終了
した旨の情報を報知手段に報知出力させる読取状態情報
報知処理が必要か否かを自動判別して、当該読取状態情
報報知処理が必要であると判断したときのみ、当該読取
状態情報報知処理を行うことにより、原稿の読み取り動
作中であるか否かがユーザに分かるようにするととも
に、ADF(自動原稿送り装置)等で原稿を搬送してい
る場合のように、原稿の読み取り動作中を通知する必要
のない場合を自動判別して読取状態情報通知処理の動作
を制御し、利用性を向上させつつ、不用意に圧板が開か
れて画像が悪化することを防止することのできる画像読
取装置を提供することを目的としている。
【0009】請求項2記載の発明は、報知手段として、
表示手段を用い、表示手段への読取状態の表示処理を行
うか否かを選択する選択手段で表示手段への読取状態の
表示が選択されているときにのみ、読取状態情報報知処
理として、表示手段への読取状態の表示処理を行うこと
により、常時、読取状態の表示を行うことなく、ユーザ
が読取状態の表示を必要とする場合のみ、表示させ、利
用性をより一層向上させつつ、不用意に圧板が開かれて
画像が悪化することを防止することのできる画像読取装
置を提供することを目的としている。
【0010】請求項3記載の発明は、報知手段として、
音声出力手段を用い、音声出力手段からの読取状態の音
声出力処理を行うか否かを選択する選択手段で音声出力
手段からの読取状態の音声出力が選択されているときに
のみ、読取状態情報報知処理として、音声出力手段から
の読取状態の音声出力処理を行うことにより、常時、読
取状態の音声通知を行うことなく、ユーザが読取状態の
音声通知を必要とする場合のみ、通知させ、利用性をよ
り一層向上させつつ、不用意に圧板が開かれて画像が悪
化することを防止することのできる画像読取装置を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像読取装置は、原稿を光学走査して原稿の画像を読み取
る画像読取手段と、所定の情報を報知出力する報知手段
と、前記画像読取手段による前記原稿の光学走査状態を
検知する検知手段と、前記検知手段が前記画像読取手段
による前記原稿の光学走査が開始されたことを検知する
と、原稿読取中である旨の情報を前記報知手段に報知出
力させ、前記検知手段が前記画像読取手段による前記原
稿の光学走査が終了したことを検知すると、原稿の読み
取りが終了した旨の情報を前記報知手段に報知出力させ
る読取状態情報報知処理が必要か否かを自動判別して、
当該読取状態情報報知処理が必要であると判断したとき
のみ、当該読取状態情報報知処理を行う制御手段と、を
備えることにより、上記目的を達成している。
【0012】上記構成によれば、原稿を光学走査して原
稿の画像を読み取る画像読取手段による原稿の光学走査
状態を検知手段で検知して、検知手段が画像読取手段に
よる原稿の光学走査が開始されたことを検知すると、原
稿読取中である旨の情報を報知手段に報知出力させ、検
知手段が画像読取手段による原稿の光学走査が終了した
ことを検知すると、原稿の読み取りが終了した旨の情報
を報知手段に報知出力させる読取状態情報報知処理が必
要か否かを自動判別して、当該読取状態情報報知処理が
必要であると判断したときのみ、当該読取状態情報報知
処理を行うので、原稿の読み取り動作中であるか否かが
ユーザに分かるようにすることができるとともに、AD
F(自動原稿送り装置)等で原稿を搬送している場合の
ように、原稿の読み取り動作中を通知する必要のない場
合を自動判別して読取状態情報通知処理の動作を制御す
ることができ、利用性を向上させることができるととも
に、不用意に圧板が開かれて画像が悪化することを防止
することができる。
【0013】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記報知手段は、表示手段であり、前記画像読取
装置は、当該表示手段への前記読取状態の表示処理を行
うか否かの選択手段をさらに備え、前記制御手段は、前
記選択手段で前記表示手段への前記読取状態の表示が選
択されているときにのみ、前記読取状態情報報知処理と
して、前記表示手段への前記読取状態の表示処理を行う
ものであってもよい。
【0014】上記構成によれば、報知手段として、表示
手段を用い、表示手段への読取状態の表示処理を行うか
否かを選択する選択手段で表示手段への読取状態の表示
が選択されているときにのみ、読取状態情報報知処理と
して、表示手段への読取状態の表示処理を行うので、常
時、読取状態の表示を行うことなく、ユーザが読取状態
の表示を必要とする場合のみ、表示させることができ、
利用性をより一層向上させることができるとともに、不
用意に圧板が開かれて画像が悪化することを防止するこ
とができる。
【0015】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記報知手段は、音声出力手段であり、前記画像読
取装置は、当該音声出力手段からの前記読取状態の音声
出力処理を行うか否かの選択手段をさらに備え、前記制
御手段は、前記選択手段で前記音声出力手段からの前記
読取状態の音声出力が選択されているときにのみ、前記
読取状態情報報知処理として、前記音声出力手段からの
前記読取状態の音声出力処理を行うものであってもよ
い。
【0016】上記構成によれば、報知手段として、音声
出力手段を用い、音声出力手段からの読取状態の音声出
力処理を行うか否かを選択する選択手段で音声出力手段
からの読取状態の音声出力が選択されているときにの
み、読取状態情報報知処理として、音声出力手段からの
読取状態の音声出力処理を行うので、常時、読取状態の
音声通知を行うことなく、ユーザが読取状態の音声通知
を必要とする場合のみ、通知させることができ、利用性
をより一層向上させることができるとともに、不用意に
圧板が開かれて画像が悪化することを防止することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0018】図1及び図2は、本発明の画像読取装置の
一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像読
取装置の一実施の形態を適用した複写装置1の要部ブロ
ック構成図である。
【0019】図1において、複写装置1は、操作表示部
2、音声発生部3、システム制御部4、画像読取部5及
び画像形成部6等を備えているとともに、ADF(自動
原稿送り装置)を備え、画像読取部5にADFから原稿
を1枚ずつ搬送して、画像読取部5で原稿の画像を読み
取らせる。
【0020】画像読取部(画像読取手段)5は、コンタ
クトガラス上にセットされ厚板によりコンタクトガラス
に押しつけられている原稿に沿って移動して光学走査を
行う走行体を有し、読み取った原稿の画像信号を画像形
成部6に出力する。この画像読取部5には、走行体の走
行状態を検知する走行体位置検知センサが設けられてお
り、走行体位置検知センサ(検知手段)は、図2に示す
読取ゲート信号を画像読取部5のCPUに出力する。こ
の読取ゲート信号は、図2に示すように、走行体が走行
を開始して、原稿の読取先端位置(読取開始位置)に達
したときに、アクティブになり(以下、アサートとい
る。)、原稿の読取後端位置(読取終了位置)に達した
ときに、非アクティブ(以下、ネゲートという。)にな
る。走行体位置検知センサは、この読取ゲート信号が、
アサートするときに、画像読取部5内のCPUに対して
「アサート割込」を発生させ、画像読取部5内のCPU
は、このアサート割込を検知して、システム制御部4に
「読取開始」情報を通知する。また、走行体位置検知セ
ンサは、読取ゲート信号がネゲートするときに、画像読
取部5内のCPUに対して「ネゲート割込」を発生さ
せ、画像読取部5内のCPUは、このネゲート割込を検
知して、システム制御部4に「読取終了」情報を通知す
る。なお、この走行体位置検知センサは、走行体の位置
を検知する特別のセンサであってもよいし、走行体を駆
動する駆動モータの回転を検出して走行体の位置を検知
するもの等のように、走行体の位置を適切に検出できる
ものであれば、適宜のものを使用することができる。
【0021】画像形成部6は、電子写真方式で画像読取
部5から送られてきた画像信号に基づいて記録紙にトナ
ー画像を形成する。すなわち、画像形成部6は、画像読
取部5から送られてきた画像信号に基づいて、感光体上
に静電潜像を形成し、当該静電潜像の形成された感光体
にトナーを供給してトナー画像を形成する。画像形成部
6は、感光体ドラム上のトナー画像を記録紙に転写し、
記録紙上のトナー画像を加熱・加圧して定着させて、排
紙トレイ上に排出する。
【0022】操作表示部2は、複写装置1の動作を指示
操作する各種キーと表示部(表示手段)を備え、ユーザ
は、操作表示部2のキーを操作することで、複写装置1
の設定及び操作指示を行い、表示部には、システム制御
部4の制御下で、操作表示部2から入力操作された内容
や複写装置1の動作状態等の各種情報、特に、画像読取
部5による原稿の読取状態情報が表示される。
【0023】音声発生部(音声出力手段)3は、スピー
カやスピーカの駆動回路等を備え、システム制御部4の
制御下で、操作表示部2から入力操作された内容や複写
装置1の動作状態等の各種情報、特に、画像読取部5に
よる原稿の読取状態情報を拡声出力する。
【0024】システム制御部(制御手段)4は、複写装
置1の各部を制御し、複写装置1としての基本制御処理
を行うとともに、後述する画像読取状態情報通知処理を
行う。
【0025】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の複写装置1は、画像読取動作の開始と終了
が、ユーザに分かるように報知するところにその特徴が
ある。
【0026】すなわち、複写装置1は、画像読取部5の
厚板が開かれて、コンタクトガラス上に原稿がセットさ
れ、操作表示部2のキー操作で読取条件や記録条件等の
必要なキー操作が行われて、スタートキーが操作される
と、システム制御部4がこのキー操作を読み取って、画
像読取部5を制御して、コンタクトガラス上の原稿の読
み取りを指示する。
【0027】画像読取部5は、画像読取の指示がある
と、走行体を駆動させて、まず、原稿読取開始位置に走
行体を移動させる。この走行体の位置を走行体位置検知
センサが検出し、走行体位置検知センサは、走行体が読
取開始位置に達すると、アサートして、画像読取部5内
のCPUに対して「アサート割込」を発生させる。原稿
読取部5のCPUは、アサート割込があると、システム
制御部4に読取開始の情報を通知し、システム制御部4
は、読取開始情報が通知されると、操作表示部2の表示
部に読み取りが開始されて読み取り中である旨を表示さ
せ、また、音声発生部3に読み取りが開始されて読み取
り中である旨を音声で通知させる。
【0028】そして、走行体が原稿読取終了位置に移動
まで移動して読み取りが完了すると、走行体位置検知セ
ンサは、ネゲートして、画像読取部5内のCPUに対し
て「ネゲート割込」を発生させる。原稿読取部5のCP
Uは、ネゲート割込があると、システム制御部4に読取
終了の情報を通知し、システム制御部4は、読取終了情
報が通知されると、操作表示部2の表示部に読み取りが
終了した旨を表示させ、また、音声発生部3に読み取り
が終了した旨を音声で通知させる。
【0029】このように、本実施の形態の複写装置1
は、原稿を光学走査して原稿の画像を読み取る画像読取
部5による原稿の光学走査状態を走行体位置検知センサ
等の検知手段で検知して、検知手段が画像読取部5によ
る原稿の光学走査が開始されたことを検知すると、原稿
読取中である旨の情報を操作表示部2の表示部や音声発
生部3等の報知手段に報知出力させ、検知手段が画像読
取部5による原稿の光学走査が終了したことを検知する
と、原稿の読み取りが終了した旨の情報を報知手段に報
知出力させる読取状態情報報知処理を行っている。
【0030】したがって、原稿の読み取り動作中である
か否かがユーザに分かるようにすることができ、利用性
を向上させることができるとともに、不用意に圧板が開
かれて画像が悪化することを防止することができる。
【0031】また、複写装置1は、原稿がADFにセッ
トされ、ADFで原稿を1枚ずつ画像読取部5に搬送し
て、画像読取部5で原稿の画像を読み取る場合等のよう
に読取状態表示通知処理が必要でない場合がある。そこ
で、システム制御部4は、読取状態表示通知処理を行う
必要があるか否かを自動判別し、読取状態表示通知処理
を行う必要があると判別したときのみ、上記読取状態表
示通知処理を行う。
【0032】したがって、不必要な読取状態通知が行わ
れず、複写装置1の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0033】また、複写装置1は、操作表示部2の表示
部への表示による読取開始と終了を通知する読取状態表
示通知処理を行うか否かをユーザの選択に応じて処理す
る。
【0034】すなわち、例えば、複写装置1のシステム
全体をユーザの使いやすいようにカスタマイズ設定する
「初期設定画面」において、例えば、「読取状態表示」
を「する」/「しない」を選択することができ、「す
る」が選択された場合は、上記読取状態を操作表示部2
の表示部に表示し、「しない」が選択された場合は、上
記読取状態を操作表示部2の表示部に表示しない。
【0035】すなわち、システム制御部4は、この読取
状態表示の設定状態を内部メモリに記憶し、当該設定状
態に応じて、上記読取状態の操作表示部2の表示部への
表示及び非表示を制御する。
【0036】なお、この読取状態表示設定は、上記シス
テムの初期設定画面で行うものに限るものではなく、例
えば、操作表示部2に専用のキーを設けて、当該キーの
設定状態で、読取状態表示通知処理を行うか否か制御す
るようにしてもよい。
【0037】このようにすると、常時、読取状態の表示
を行うことなく、ユーザが読取状態の通知を必要とする
場合のみ、表示させることができ、利用性をより一層向
上させることができるとともに、不用意に圧板が開かれ
て画像が悪化することを防止することができる。
【0038】さらに、複写装置1は、音声発生部3から
の音声による読取開始と終了を通知する読取状態音声通
知処理を行うか否かをユーザの選択に応じて処理する。
【0039】すなわち、例えば、複写装置1のシステム
全体をユーザの使いやすいようにカスタマイズ設定する
「初期設定画面」において、例えば、「読取状態音声通
知」を「する」/「しない」を選択することができ、
「する」が選択された場合は、上記読取状態を音声発生
部3から音声で拡声通知し、「しない」が選択された場
合は、上記読取状態を音声発生部3から音声通知しな
い。
【0040】すなわち、システム制御部4は、この読取
状態音声通知の設定状態を内部メモリに記憶し、当該設
定状態に応じて、上記読取状態の音声発生部3からの音
声通知及び非通知を制御する。
【0041】このようにすると、常時、読取状態の音声
通知を行うことなく、ユーザが読取状態の音声通知を必
要とする場合のみ、通知させることができ、利用性をよ
り一層向上させることができるとともに、不用意に圧板
が開かれて画像が悪化することを防止することができ
る。
【0042】なお、この読取状態音声通知設定は、上記
システムの初期設定画面で行うものに限るものではな
く、例えば、操作表示部2に専用のキーを設けて、当該
キーの設定状態で、読取状態音声通知処理を行うか否か
制御するようにしてもよい。
【0043】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0044】例えば、上記実施の形態においては、複写
装置1に適用した場合について説明したが、画像読取装
置としては、複写装置1に限るものではなく、スキャナ
とプリンタが結合した複写システム等の原稿の画像を読
み取る種々の画像読取装置に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像読取装置によ
れば、原稿を光学走査して原稿の画像を読み取る画像読
取手段による原稿の光学走査状態を検知手段で検知し
て、検知手段が画像読取手段による原稿の光学走査が開
始されたことを検知すると、原稿読取中である旨の情報
を報知手段に報知出力させ、検知手段が画像読取手段に
よる原稿の光学走査が終了したことを検知すると、原稿
の読み取りが終了した旨の情報を報知手段に報知出力さ
せる読取状態情報報知処理が必要か否かを自動判別し
て、当該読取状態情報報知処理が必要であると判断した
ときのみ、当該読取状態情報報知処理を行うので、原稿
の読み取り動作中であるか否かがユーザに分かるように
することができるとともに、ADF(自動原稿送り装
置)等で原稿を搬送している場合のように、原稿の読み
取り動作中を通知する必要のない場合を自動判別して読
取状態情報通知処理の動作を制御することができ、利用
性を向上させることができるとともに、不用意に圧板が
開かれて画像が悪化することを防止することができる。
【0046】請求項2記載の発明の画像読取装置によれ
ば、報知手段として、表示手段を用い、表示手段への読
取状態の表示処理を行うか否かを選択する選択手段で表
示手段への読取状態の表示が選択されているときにの
み、読取状態情報報知処理として、表示手段への読取状
態の表示処理を行うので、常時、読取状態の表示を行う
ことなく、ユーザが読取状態の表示を必要とする場合の
み、表示させることができ、利用性をより一層向上させ
ることができるとともに、不用意に圧板が開かれて画像
が悪化することを防止することができる。
【0047】請求項3記載の発明の画像読取装置によれ
ば、報知手段として、音声出力手段を用い、音声出力手
段からの読取状態の音声出力処理を行うか否かを選択す
る選択手段で音声出力手段からの読取状態の音声出力が
選択されているときにのみ、読取状態情報報知処理とし
て、音声出力手段からの読取状態の音声出力処理を行う
ので、常時、読取状態の音声通知を行うことなく、ユー
ザが読取状態の音声通知を必要とする場合のみ、通知さ
せることができ、利用性をより一層向上させることがで
きるとともに、不用意に圧板が開かれて画像が悪化する
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の一実施の形態を適用し
た複写装置の要部ブロック構成図。
【図2】図1の画像読取部の走行体位置を検出する走行
体位置検知センサの出力する読取ゲート信号の一例の波
形図。
【符号の説明】
1 複写装置 2 操作表示部 3 音声発生部 4 システム制御部 5 画像読取部 6 画像形成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を光学走査して原稿の画像を読み取る
    画像読取手段と、所定の情報を報知出力する報知手段
    と、前記画像読取手段による前記原稿の光学走査状態を
    検知する検知手段と、前記検知手段が前記画像読取手段
    による前記原稿の光学走査が開始されたことを検知する
    と、原稿読取中である旨の情報を前記報知手段に報知出
    力させ、前記検知手段が前記画像読取手段による前記原
    稿の光学走査が終了したことを検知すると、原稿の読み
    取りが終了した旨の情報を前記報知手段に報知出力させ
    る読取状態情報報知処理が必要か否かを自動判別して、
    当該読取状態情報報知処理が必要であると判断したとき
    のみ、当該読取状態情報報知処理を行う制御手段と、を
    備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記報知手段は、表示手段であり、前記画
    像読取装置は、当該表示手段への前記読取状態の表示処
    理を行うか否かの選択手段をさらに備え、前記制御手段
    は、前記選択手段で前記表示手段への前記読取状態の表
    示が選択されているときにのみ、前記読取状態情報報知
    処理として、前記表示手段への前記読取状態の表示処理
    を行うことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記報知手段は、音声出力手段であり、前
    記画像読取装置は、当該音声出力手段からの前記読取状
    態の音声出力処理を行うか否かの選択手段をさらに備
    え、前記制御手段は、前記選択手段で前記音声出力手段
    からの前記読取状態の音声出力が選択されているときに
    のみ、前記読取状態情報報知処理として、前記音声出力
    手段からの前記読取状態の音声出力処理を行うことを特
    徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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