JP2002100878A - 多層プリント配線板 - Google Patents

多層プリント配線板

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JP2002100878A
JP2002100878A JP2000291773A JP2000291773A JP2002100878A JP 2002100878 A JP2002100878 A JP 2002100878A JP 2000291773 A JP2000291773 A JP 2000291773A JP 2000291773 A JP2000291773 A JP 2000291773A JP 2002100878 A JP2002100878 A JP 2002100878A
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Katsutoshi Enomoto
勝利 榎本
Yasuaki Seki
保明 関
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害物質であるシアノ基及び又はハロゲン物
質を発生させる可能性のない多層プリント配線板を提供
する。 【解決手段】 基板1と、前記基板1上に形成した第1
の回路パターン2aと、前記第1の回路パターン2aを
蔽って前記基板1上に形成した絶縁層3aと、前記第1
の回路パターン2aを露出させるべく前記絶縁層3aに
形成した非貫通孔5と、前記第1の回路パターン2aと
接続すべく前記非貫通孔5の内壁より連続して前記絶縁
層3a上に形成した第2の回路パターン6とを少なくと
も有する多層プリント配線板において、前記絶縁層3a
を、ハロゲン化エポキシ樹脂を除いたビスフェノールA
型エポキシ樹脂を40〜50重量%、フェノール樹脂を
40〜52重量%及びリン含有芳香族系化合物を8〜1
0重量%含有する絶縁材料より構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層プリント配線
板に係り、特に、内層回路パターンと外層回路パターン
間に形成する層間絶縁膜の酸化剤処理などにおいて有害
物質を発生することのない、環境に対し良好なすなわち
負荷の少ない多層プリント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種電気機器に使用されるプリン
ト配線板においては、回路の高密度化の要請により,絶
縁層を介して複数の回路パターンを形成多層化し、各回
路パターン間に所定の接続を施している。
【0003】まず、以下、従来の多層プリント配線板の
構造を説明する。図4は、従来例の多層プリント配線板
を説明するための製造工程図である。
【0004】まず、図4の(a)に示すように、例えば
ガラスエポキシ樹脂からなる絶縁基板110の両面上に
貼り付けられている銅箔をフォトリソグラフ法により加
工して、所定形状の内層回路パターン111a,111
b及び合わせマーク113l,113rを形成する。
【0005】次に、図4の(b)に示すように、合わせ
マーク113l、113rの部分を除き、内層回路パタ
ーン111a,111bを蔽って、エポキシ樹脂を主体
とする絶縁樹脂からなる絶縁層112a,112bを絶
縁基板110上に形成する。
【0006】次に、図4の(c)に示すように、CCD
カメラ117l、117rにより、合わせマーク113
l、113rの位置をそれぞれマーク検出光116l、
116rを通して基準位置として、検出位置決めし、こ
れに基き,所定の位置に、例えばドリルにより、絶縁層
112a,112b及び基板110を貫通する貫通孔1
14を形成し、また、例えばレーザ−光により、絶縁層
112aに内層回路パタ−ン111aに達する非貫通孔
115を形成する。
【0007】次に、図4の(d)に示すように、絶縁層
112a,112b,貫通孔114及び非貫通孔115
の表面に例えば粗化処理を施した後、銅層119を無電
解メッキにより形成する。
【0008】次に、図4の(e)に示すように、銅層1
19をフォトリソグラフ法により加工して、所定形状の
外層回路パターン119aを得る。ここで、内層回路パ
ターン111aは適宜、非貫通孔115及び貫通孔11
4に形成された外層回路パターン119aと接続されて
いる。さらに、図4の(b)から(e)に示した工程を
繰り返すことにより、多層の回路パターンを有する多層
プリント配線板を得る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、樹脂基板1
10、絶縁層112a,112bは、所定の難燃性、絶
縁性及び耐薬品性を備えている必要がある。そのため絶
縁層を構成する絶縁樹脂としては、ハロゲン化エポキシ
樹脂を含むエポキシ樹脂を主成分(例えば、92重量
%)として、これにジシアンジアミド骨格を含むアミン
化合物等を添加したものが、広く使用されている。
【0010】ここで、図2の(a)には、ハロゲン化エ
ポキシ樹脂を含むエポキシ樹脂の代表的なものであるハ
ロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂の構造式が、
図2の(c)には、ジシアンジアミド骨格を含むアミン
化合物の構造式が示されている。
【0011】これによれば、ハロゲン化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂には臭素が含まれ、アミン化合物には
シアノ基が含まれており、これらを混合して反応させて
絶縁材料とし、絶縁層を形成する場合、この絶縁層中に
未反応のシアノ基が存在するので、酸化処理を施すと、
架橋結合が破壊されて、これらのシアノ基及び臭素が分
離・放出される可能性がある。シアノ基及びハロゲン物
質である臭素は極めて有毒であり、その大気中への放
出、及び溶液中への溶解は厳密に抑制されるべきもので
ある。
【0012】しかるに、上述したように、多層プリント
配線板を形成する際には、絶縁層112a,112b上
に形成する銅箔119の密着性を得るために、絶縁層1
12a,112bの表面を粗面化する粗面化処理が必要
であり、また、貫通孔114形成時に発生するスミアを
除去するデスミア処理が必要である。
【0013】これらの処理は、通常、過マンガン酸塩や
濃硫酸・クロム混酸などを用いる樹脂エッチングや、亜
塩素酸ソーダを用いた黒化処理である。これらの処理を
行うことにより、基本的に絶縁層の一部を溶解するが、
このとき絶縁層を構成する絶縁材料の架橋結合を破壊す
る可能性があり、従って、ハロゲン化ビスフェノールA
型エポキシ樹脂からは臭素が、またアミン化合物からは
シアノ基が酸化溶液中に溶出する可能性があり、これら
環境に有害な有害物質を排出する可能性のない絶縁層を
用いた多層プリント配線板が求められていた。
【0014】そこで本発明は、上記課題を解決し、有害
物質であるシアノ基及び又はハロゲン物質を発生させる
可能性のない多層プリント配線板を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、本願発明は、樹脂基板と、前記樹脂基板
の少なくとも上面又は下面上に形成した第1の回路パタ
ーンと、前記第1の回路パターンを蔽って前記樹脂基板
上に形成した絶縁層と、前記第1の回路パターンを露出
させるべく前記絶縁層に形成した非貫通孔と、前記第1
の回路パターンと接続すべく前記非貫通孔の内壁より連
続して前記絶縁層上に形成した第2の回路パターンとを
少なくとも有する多層プリント配線板において、前記絶
縁層を、ハロゲン化エポキシ樹脂を除いたビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂を40〜50重量%、フェノール樹
脂を40〜52重量%及びリン含有芳香族系化合物を8
〜10重量%含有する絶縁材料より構成したことを特徴
とする多層プリント配線板である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。
【0017】本願発明は、シアノ基及びハロゲン物質を
含有することなく、しかも多層プリント配線板の絶縁層
として適切な難燃性、絶縁性及び耐薬品性を有する絶縁
材料として、特に難燃性の見地より、単体では燃えや
すいが、主成分となる、ハロゲン化エポキシ樹脂を除い
たエポキシ樹脂である単純なビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、単体ではある程度燃えにくい、やはり主成分
と同等となるフェノール樹脂、及び樹脂に含ませるこ
とにより難燃性を示すリン含有芳香族系化合物、の混合
物について鋭意検討した結果、得られたものである。
【0018】なお、図2の(b)に示すビスフェノール
A型エポキシ樹脂は、及び図2の(d)に示すフェノー
ル樹脂は、いずれもハロゲン物質またはシアノ基を含ま
ない。また、リン含有芳香族系化合物も同様に、ハロゲ
ン物質またはシアノ基を含まない。
【0019】<実施例1>ビスフェノールA型エポキシ
樹脂50重量%、フェノール樹脂40重量%及びリン含
有芳香族系化合物10重量%の割合で、これらの材料の
所定量を混合・粉砕、十分攪拌して絶縁材料とし、これ
を、基板上に塗布・硬化させて、UL94に規定された
難燃性テスト用の試験片を作成し、難燃性テストを行っ
た。UL94の難燃性テストの結果は、94V−0であ
った。
【0020】次に、絶縁材料の絶縁性のテストを行っ
た。まず、絶縁性テスト用の試験片を作成した。図3
は、絶縁性試験用テストパターンを示す上面図である。
銅張積層板の銅箔を図3に示す絶縁性試験用テストパタ
ーン10(以下、単にテストパターンという)の形状に
加工した。テストパターン10は、一対の電極部11
a,11bにつながるリード部13a,13bに櫛状に
配置された各36本(合計72本)の導体パターン12
a,12b(幅100μm、長さ18mm、厚さ20μ
m)を対向させて間隔100μmで配置したものであ
る。このテストパターン10の導体パターン12a,1
2bのすべてを蔽って、厚さ50から70μmの絶縁材
料からなる絶縁層を形成した。
【0021】次に、絶縁材料の絶縁性テストを以下の手
順で行った。(1)電極部11a,11b間にDC50
0Vを印加し、絶縁層の初期絶縁抵抗値を測定する。初
期抵抗値は1×101213Ωである。次に、(2)電極
部11a,11b間にDC12Vを印加した状態で、8
5℃、85%RHで1000時間保持する環境試験を行
った後、(3)電極部11a,11b間にDC500V
を印加して絶縁層の絶縁抵抗を測定する。1×108Ω
以上あれば、判定は良であり、それ以外は不良である。
【0022】環境試験後の絶縁抵抗値は1×1010であ
った。なお、このテスト方法はJISC5012で規定
されている試験方法より厳しい条件となっている。
【0023】次に、絶縁材料の耐薬品性の評価を行っ
た。銅張積層板上に厚さ50〜70μmの絶縁材料から
なる絶縁層を形成し、例えば幅15mm長さ100mm
の短冊状の試料を作成し、10重量%苛性ソーダを含む
水溶液(温度40℃±2℃に保持されている)に60分
間浸漬し、絶縁層の白濁、剥離の有無を調べる。これら
がなければ良である。耐薬品性の評価結果は、白濁、剥
離がなく良であった。
【0024】次に、図1に示すプリント配線板を形成し
た。樹脂基板1の上面及び下面に形成されている銅箔に
所定の加工を施し内層回路パターン2a,2bを形成
し、この上に、実施例1の絶縁材料を塗布硬化して絶縁
層3a,3bを形成し、その後、絶縁層3aの所定の部
分に貫通孔4及び非貫通孔5を形成した。次に過マンガ
ン酸塩を主とした酸化剤で、絶縁層3aの表面及び非貫
通孔5の内壁のデスミア処理を行い、その後、無電解メ
ッキと電解メッキで銅層を形成し、所定の加工を行い外
層回路パターン6を得た。
【0025】絶縁層3a,3bと外層回路パターンとの
密着性は良好であった。また、絶縁層3a,3bを形成
する絶縁材料には、シアノ基やハロゲン物質を含んでい
ないので、デスミア処理において、これらの有害物質が
発生することはない。
【0026】<実施例2>実施例1の絶縁材料におい
て、ビスフェノールA型エポキシ樹脂40重量%、フェ
ノール樹脂50重量%及びリン含有芳香族系化合物10
重量%の割合とした以外は、実施例と1と同様にして絶
縁材料を作成し、難燃性テスト、絶縁性テスト及び耐薬
品性テストを行った。
【0027】難燃性テストの結果は、94V−0であ
り、良好であった。絶縁性テストの結果は、絶縁抵抗の
初期値が1×1012Ωであり、環境試験後の値が1×1
10であり、良好であった。耐薬品性テストの結果は、
白濁、剥離がなく良であった。プリント配線板も良好に
作成できた。
【0028】<実施例3>実施例1の絶縁材料におい
て、ビスフェノールA型エポキシ樹脂40重量%、フェ
ノール樹脂52重量%及びリン含有芳香族系化合物8重
量%の割合とした以外は、実施例と1と同様にして絶縁
材料を作成し、難燃性テスト、絶縁性テスト及び耐薬品
性テストを行った。
【0029】難燃性テストの結果は、94V−0であ
り、良好であった。絶縁性テストの結果は、絶縁抵抗の
初期値が1×1012Ωであり、環境試験後の値が1×1
10であり、良好であった。耐薬品性テストの結果は、
白濁、剥離がなく良であった。プリント配線板も良好に
作成できた。
【0030】<実施例4>実施例1の絶縁材料におい
て、ビスフェノールA型エポキシ樹脂20重量%、フェ
ノール樹脂75重量%及びリン含有芳香族系化合物5重
量%の割合とした以外は、実施例と1と同様にして絶縁
材料を作成し、難燃性テスト、絶縁性テスト及び耐薬品
性テストを行った。
【0031】難燃性テストの結果は、94V−0であ
り、良好であった。絶縁性テストの結果は、絶縁抵抗の
初期値が1×1012Ωであり、環境試験後の値が1×1
10であり、良好であった。耐薬品性テストの結果は、
白濁、剥離がなく良であった。プリント配線板も良好に
作成できた。
【0032】<比較例1>実施例1の絶縁材料におい
て、ビスフェノールA型エポキシ樹脂80重量%、フェ
ノール樹脂10重量%及びリン含有芳香族系化合物10
重量%の割合とした以外は、実施例と1と同様にして絶
縁材料を作成し、難燃性テスト、絶縁性テスト及び耐薬
品性テストを行った。
【0033】難燃性テストの結果は、94V−0であ
り、良好であった。絶縁性テストの結果は、絶縁抵抗の
初期値が1×1012Ωであり、環境試験後の値が1×1
10であり、良好であった。耐薬品性テストの結果は、
部分的に白濁、剥離発生し不良であった。従って、一部
結果が不良なのでプリント配線板の作成しなかった。
【0034】<比較例2>実施例1の絶縁材料におい
て、ビスフェノールA型エポキシ樹脂60重量%、フェ
ノール樹脂35重量%及びリン含有芳香族系化合物5重
量%の割合とした以外は、実施例と1と同様にして絶縁
材料を作成し、難燃性テスト、絶縁性テスト及び耐薬品
性テストを行った。
【0035】難燃性テストの結果は、94V−1であ
り、不良であった。絶縁性テストの結果は、絶縁抵抗の
初期値が1×1012Ωであり、環境試験後の値が1×1
10であり、良好であった。耐薬品性テストの結果は、
白濁、剥離がなく良好であった。従って、一部結果が不
良なのでプリント配線板の作成しなかった。
【0036】<比較例3>実施例1の絶縁材料におい
て、ビスフェノールA型エポキシ樹脂40重量%、フェ
ノール樹脂55重量%及びリン含有芳香族系化合物5重
量%の割合とした以外は、実施例と1と同様にして絶縁
材料を作成し、難燃性テスト、絶縁性テスト及び耐薬品
性テストを行った。
【0037】難燃性テストの結果は、94V−1であ
り、不良であった。絶縁性テストの結果は、絶縁抵抗の
初期値が1×1012Ωであり、環境試験後の値が1×1
10であり、良好であった。耐薬品性テストの結果は、
白濁、剥離がなく良好であった。従って、一部結果が不
良なので、プリント配線板を作成しなかった。
【0038】以上実施例1−4及び比較例1−3におけ
る絶縁材料の評価結果をまとめたのが表1である。各テ
スト結果について、良好なものは○印、不良なものは×
印で表してある。
【0039】
【表1】
【0040】表1によれば、ハロゲン化エポキシ樹脂を
除いたエポキシ樹脂である単純なビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂を40〜50重量%、フェノール樹脂を40
〜52重量%及びリン含有芳香族系化合物を8〜10重
量%とする絶縁材料は、プリント配線板の絶縁材料とし
て好適な、難燃性、絶縁性及び耐薬品性を有しているこ
とが分かる。なお、実施例4における絶縁材料は、リン
含有芳香族系化合物が5重量%と少ないが、比較的燃え
難いフェノール樹脂の割合が高いので、良好な特性を示
している。以上、絶縁層に上記絶縁材料を用いた場合に
ついて説明したが、樹脂基板を構成する樹脂として、こ
れらの絶縁材料を使用することにより、樹脂基板を、シ
アノ基及びハロゲン物質を含まない構成とし、これら有
毒物質を放出することのないようにすることができるこ
とはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多層プリ
ント配線板は、絶縁層を、ハロゲン化エポキシ樹脂を除
いたビスフェノールA型エポキシ樹脂を40〜50重量
%、フェノール樹脂を40〜52重量%及びリン含有芳
香族系化合物を8〜10重量%含有する絶縁材料より構
成したことにより、有害物質であるシアノ基及び又はハ
ロゲン物質を発生させる可能性のない多層プリント配線
板を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層プリント配線板の実施例を示す構
成図である。
【図2】絶縁樹脂を構成する物質の構造式を示し、
(a)はハロゲン化ビスフェノールA型エポキシ樹脂
を、(b)はビスフェノールA型エポキシ樹脂を、
(c)はジシアンジアミド骨格を、(d)はフェノール
樹脂骨格をそれぞれ示す。
【図3】絶縁性試験用のテストパターンを示す上面図で
ある。
【図4】従来例の多層プリント配線板を説明するための
製造工程図である。
【符号の説明】
1…樹脂基板、2a,2b…内層回路パターン、3a,
3b…絶縁層、4…貫通孔、5…非貫通孔、6…外層回
路パターン、10…テストパターン、11a,11b…
電極部、12a,12b…導体パターン、13a,13
b…リード部、110…樹脂基板、111a,111b
…内層回路パターン、112a,112b…絶縁層、1
13l、113r…合わせマーク、114…貫通孔、1
14a…粗化処理された貫通孔、115…非貫通孔、1
15a…粗化処理された非貫通孔、116l、116r
…マーク検出光、117l、117r…CCDカメラ、
118…レーザー光、119…メッキ層、119a…外
層回路パターン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂基板と、前記樹脂基板の少なくとも上
    面又は下面上に形成した第1の回路パターンと、前記第
    1の回路パターンを蔽って前記樹脂基板上に形成した絶
    縁層と、前記第1の回路パターンを露出させるべく前記
    絶縁層に形成した非貫通孔と、前記第1の回路パターン
    と接続すべく前記非貫通孔の内壁より連続して前記絶縁
    層上に形成した第2の回路パターンとを少なくとも有す
    る多層プリント配線板において、 前記絶縁層を、ハロゲン化エポキシ樹脂を除いたビスフ
    ェノールA型エポキシ樹脂を40〜50重量%、フェノ
    ール樹脂を40〜52重量%及びリン含有芳香族系化合
    物を8〜10重量%含有する絶縁材料より構成したこと
    を特徴とする多層プリント配線板。
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