JP2002099124A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002099124A
JP2002099124A JP2000288557A JP2000288557A JP2002099124A JP 2002099124 A JP2002099124 A JP 2002099124A JP 2000288557 A JP2000288557 A JP 2000288557A JP 2000288557 A JP2000288557 A JP 2000288557A JP 2002099124 A JP2002099124 A JP 2002099124A
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JP2000288557A
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Hideyuki Matsubara
英之 松原
Masao Amano
正夫 天野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音を低減しつつ、発熱を抑える高性能な画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 スキャナモータ5bがスキャナユニット
5と保持部5aにより囲まれ、スキャナユニット5の周
りの空間20が2重に覆われて完全に囲まれており、ス
キャナモータ5bの回転方向(横方向)では、装置の外
装を含めて周囲を3重に囲う構成となっているので、ス
キャナユニット5から発生した音の漏れが防止でき、騒
音を低減することができる。一方、保持部5aの熱は、
メインフレーム1を隔ててスキャナユニット5と分離し
て設けられた空間30へ露出した保持部5aをファン6
が風路を介して冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に画素
に合わせたレーザ光を照射するスキャナ部を装備した画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として、像担持体と
しての感光ドラム上に画素に合わせたレーザ光を照射す
るスキャナ部を用いた装置は多くある。
【0003】最近では、装置の高速化に伴い、スキャナ
部の回転する多角形のミラー(ポリゴンスキャナミラ
ー)の高速回転化やシート材搬送の高速化等が求められ
ているのが現状である。
【0004】ポリゴンスキャナミラーを高速で回転させ
る等の高速化に対応させる場合の弊害として挙げられる
のが騒音や熱の発生がある。
【0005】騒音の発生としては、例えば、スキャナ部
から発生する音,さらにはスキャナ部が振動してフレー
ムとの接点を通じて振動が伝播することにより発生する
音,また駆動部から発生する振動が伝播し発生する音,
さらにはシート材を従来に比べて高速で搬送することに
より発生する音等が発生する。
【0006】熱の発生としては、例えば、スキャナ部の
ポリゴンスキャナミラーを回転させるためのスキャナモ
ータが高速回転して熱を発生し、その熱がスキャナモー
タを保持する保持部に伝達される。
【0007】この保持部の熱を冷却するためにスキャナ
部には風路が設けられているが、この風路から外部に漏
れる音が大きい。また、保持部の冷却の必要性から、ス
キャナ部を密封したり、囲ったりもしていない。
【0008】一方、装置自体も、外装カバー間やフレー
ムと外装カバー間に隙間が空いており、そこから内部の
音が漏れる。
【0009】これらの結果、装置の高速化に伴い、騒音
が大きくなっているのが現状であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】即ち、上記のような従
来技術の場合には、スキャナモータの保持部の冷却は考
慮に入れた構造となっているが、スキャナモータの高速
回転により発生する音に関して対策はされていない。こ
のため、冷却用の風路やフレームと外装カバー間の隙間
や外装カバー間の隙間等が空いていることにより、内部
で発生した音は閉じ込められることなく外部に漏れる。
【0011】また、スキャナ部の振動が原因でフレーム
や外装カバーが振動し、音が発生する。
【0012】このように、装置の高速化に伴いポリゴン
スキャナミラーを高速で回転させるためにスキャナモー
タを高速回転することにより、今までにはなかった騒音
が発生してしまう。このため、より騒音の少ない静かな
装置が望まれている。
【0013】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、騒音
を低減しつつ、発熱を抑える高性能な画像形成装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、回転反射部材と該回転反射部材を
駆動するために回転する駆動源とを有し、像担持体上に
画素に合わせたレーザ光を照射するスキャナ部を備えた
画像形成装置において、前記スキャナ部を1つにユニッ
ト化したスキャナユニットを設け、該スキャナユニット
を、前記駆動源を保持する保持部を外側に露出させた遮
蔽空間に配置し、該遮蔽空間の前記駆動源の回転方向を
2重の壁で覆い、前記スキャナユニットを前記駆動源の
回転方向で装置外装を含めて3重に覆ったことを特徴と
する。
【0015】したがって、スキャナユニットの周りの遮
蔽空間が駆動源の回転方向で2重に覆われて完全に囲ま
れ、さらに駆動源の回転方向は装置外装を含めて3重に
覆われるので、遮蔽空間から音が漏れず、騒音を低減す
ることができる。
【0016】回転反射部材と該回転反射部材を駆動する
ために回転する駆動源とを有し、像担持体上に画素に合
わせたレーザ光を照射するスキャナ部を備えた画像形成
装置において、前記スキャナ部を1つにユニット化した
スキャナユニットを設け、該スキャナユニットが配置さ
れると共に前記駆動源を保持する保持部を外側に露出さ
せた遮蔽空間を、前記スキャナユニットが固定されるメ
インフレームと、装置外装の一つのカバーと、で形成
し、前記メインフレームと前記カバー間を一方の股の部
分に他方の先端を差込んで嵌合すると共に、前記カバー
と装置外装のその他のカバー間及び前記メインフレーム
と装置外装のその他のカバー間を相互の形状を組み合わ
せて接合したことを特徴とする。
【0017】したがって、各嵌合や接合が強固となり、
内部で発生する音の漏れを抑えることができ、騒音を低
減することができる。
【0018】回転反射部材と該回転反射部材を駆動する
ために回転する駆動源とを有し、像担持体上に画素に合
わせたレーザ光を照射するスキャナ部を備えた画像形成
装置において、前記スキャナ部を1つにユニット化した
スキャナユニットを設け、該スキャナユニットが配置さ
れると共に前記駆動源を保持する保持部を外側に露出さ
せた遮蔽空間を、前記スキャナユニットが固定されるメ
インフレームと、装置外装の一つのカバーと、で形成
し、前記メインフレームと前記カバー間の嵌合部、前記
カバーと装置外装のその他のカバー間及び前記メインフ
レームと装置外装のその他のカバー間の接合部、及び前
記スキャナユニットと前記メインフレーム間の結合部
に、音漏れを防止しかつ振動を伝えない材質で形成され
た緩衝材を介在させたことを特徴とする。
【0019】したがって、嵌合部、接合部、及び結合部
では、緩衝材によって、音漏れが防止され、かつ振動が
各部材間で伝播することが防止でき、騒音を低減するこ
とができる。
【0020】前記遮蔽空間から露出した前記保持部を冷
却する冷却手段を備えたことが好適である。
【0021】これにより、遮蔽空間から露出した保持部
を冷却するので、上記の騒音の低減を図りつつ、保持部
だけを独立して冷却手段で冷却して発熱を抑えることが
できる。
【0022】前記スキャナユニットを配置した前記遮蔽
空間に吸音材を配置したことが好適である。
【0023】これにより、遮蔽空間に閉じ込められたス
キャナユニットが発生させる音を吸音材によって吸収す
ることができ、騒音を低減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0025】(第1の実施の形態)図1,図2を参照し
て、第1の実施の形態について説明する。図1(a)は
スキャナ部を主体として画像形成装置を示す概略構成図
であり、図1(b)はスキャナモータの保持部の詳細を
示す概略構成図である。図2は第1の実施の形態に係る
画像形成装置を図1(a)のA−A線を右から見て示す
概略断面図である。
【0026】1はメインフレームであり、このメインフ
レーム1上に各種機構が搭載される。2は左カバーであ
り、3は右カバーである。左カバー2及び右カバー3は
メインフレーム1の両サイドに配置される。左カバー2
には通風孔2aが設けられている。4は上カバーであ
り、上面が画像形成後のシート材排出部となっている。
【0027】5はレーザ光を放射するレーザ放射部と像
担持体としての感光ドラム上に画素に合わせたレーザ光
を照射するスキャナ部を一つにユニット化したスキャナ
ユニットである。
【0028】5aは図1(b)に示すように、メインフ
レーム1に設けた孔に駆動源としてのスキャナモータ5
bを保持する保持部である。5bはスキャナユニット5
内に配置されるスキャナモータであり、5cはスキャナ
ユニット5内に配置される回転反射部材としての回転す
る多角形のミラー(ポリゴンスキャナミラー)である。
このスキャナモータ5b及びポリゴンスキャナミラー5
cでスキャナユニット5内にスキャナ部が構成されてい
る。
【0029】6は保持部5aを冷却するためのファンで
ある。
【0030】7はメインフレーム1下部で積載されたシ
ート材Sを装置内へ送り出すシート材給送装置である。
8はシート材給送装置7の積載シート材Sを1枚ずつ給
送する給送ローラである。
【0031】9は装置内のシート材Sを搬送する搬送ロ
ーラ等の各種機構を駆動する駆動ユニットであり、駆動
モータ10を内蔵している。
【0032】11は感光ドラム等を内蔵するプロセスカ
ートリッジであり、給送されたシート材Sにトナー画像
を形成する。プロセスカートリッジ11は装置から着脱
自在に設けられる場合もある。
【0033】12は定着ユニットであり、トナー画像が
形成されたシート材Sを加熱・加圧して、トナーを溶融
し、シート材Sにトナー画像を定着する。
【0034】13は前カバーであり、14は後ろカバー
である。前カバー13はメインフレーム1の装置前側に
配置され、後ろカバー14はメインフレーム1の装置後
側に配置される。
【0035】また、装置内において、スキャナユニット
5は遮蔽空間としての空間20内に配置されている。そ
して、保持部5aの表面は空間20の外側にある空間3
0に露出している。空間30にはファン6に通じる風路
が形成されている。
【0036】そして、本実施の形態に係る画像形成装置
では、スキャナユニット5内でレーザ放射部から放射さ
れたレーザ光がスキャナ部で画素に合わせたレーザ光と
なり、プロセスカートリッジ11内の予め一定の表面電
位に帯電された感光ドラム上に照射され、画像データに
応じた静電潜像を感光ドラム上に形成する。
【0037】次に、プロセスカートリッジ11内の現像
装置によって感光ドラム上の静電潜像がトナーで現像さ
れ、トナー像が形成される。
【0038】一方、シート材給送装置7から給送ローラ
8によってシート材Sが1枚ずつ給送され、装置内を搬
送される。
【0039】そして、装置内に搬送されたシート材Sに
は、感光ドラム上のトナー像が転写される。
【0040】さらに、トナー像が転写されたシート材S
は、定着ユニット12内に搬送されて、シート材Sにト
ナー画像が定着される。その後、シート材Sは上カバー
4の上面に排出される(シート材Sの搬送経路は図2に
示す点線矢印)。
【0041】ここで、本実施の形態の特徴として、高速
回転するポリゴンスキャナミラー5cを駆動するスキャ
ナモータ5bは、スキャナユニット5から突き出てメイ
ンフレーム1に設けた孔にスキャナモータ5bを挿通さ
せた状態に設けられた保持部5aに保持されている。
【0042】そして、スキャナユニット5が配置された
空間20とメインフレーム1で遮られた空間30が設け
られており、この空間30に保持部5aの表面が露出し
ている。また、ファン6からの空間30へ通じる風路が
形成されており、空間30に露出した保持部5aをファ
ン6によって冷却することができる。
【0043】このため、ポリゴンスキャナミラー5cを
回転させるためのスキャナモータ5bが熱を発生し、そ
の熱がスキャナモータ5bを保持する保持部5aに伝播
しても、ファン6によって保持部5aを冷却することが
できる。
【0044】また、本実施の形態の特徴として、図1
(a)に示すように、メインフレーム1には、スキャナ
ユニット5が配置された空間20を囲む側壁となるリブ
1a,1bが上カバー4近傍まで延びて設けられてい
る。
【0045】上カバー4には、メインフレーム1近傍ま
で延びて設けられたリブ4a,4bがある。
【0046】そして、リブ1aとリブ4aで、またリブ
1bとリブ4bで、それぞれ空間20を2重に覆う構成
となっている。
【0047】同様に、図2に示すように、メインフレー
ム1には、スキャナユニット5が配置された空間20を
囲む前壁,背壁となるリブ1c,1dが上カバー4近傍
まで延びて設けられている。
【0048】上カバー4には、同様にメインフレーム1
近傍まで延びて設けられたリブ4c,4dがある。
【0049】そして、リブ1cとリブ4cで、またリブ
1dとリブ4dで、それぞれ空間20を2重に覆う構成
となっている。
【0050】このように,スキャナユニット5が配置さ
れた空間20は、メインフレーム1と上カバー4間が、
リブ1a,1b,1c,1d及びリブ4a,4b,4
c,4dによって、2重に覆う構成となっている。
【0051】したがって、装置動作時に、ポリゴンスキ
ャナミラー5cを高速回転させるためにスキャナモータ
5bが高速回転することに伴ってスキャナユニット5か
ら騒音が発生するが、スキャナモータ5bがスキャナユ
ニット5と保持部5aにより囲まれ、さらにスキャナユ
ニット5の周りの空間20が2重に覆われて完全に囲ま
れているので、この空間20から音が漏れず、騒音を低
減することができる。
【0052】また、外装部分において、上カバー4と各
カバー2,3,13,14間はそれぞれ覆った状態とな
っている。
【0053】このため、本実施の形態では、スキャナモ
ータ5bの回転方向(横方向)では、装置の外装を含め
て周囲を3重に囲う構成となっており、スキャナユニッ
ト5から発生した音の漏れを防止している。
【0054】また、スキャナモータ5bの軸方向(上下
方向)では、装置下面が机等の台上に設置されるために
下方向に騒音は漏れ難く、また、上面は回転方向周囲に
比べ寄与率が低いため、上方向は外装とスキャナユニッ
ト5の2重に囲った構成とすることで十分に音漏れ防止
効果がある。
【0055】一方、保持部5aの熱は、メインフレーム
1を隔ててスキャナユニット5と分離して設けられた空
間30へ露出した保持部5aをファン6が風路を介して
冷却する。
【0056】以上のように、本実施の形態では、装置の
高速化に伴いポリゴンスキャナミラー5cを高速で回転
させるためにスキャナモータ5bを高速回転することに
より、今までにはなかった音が発生しても、装置外へ漏
れる騒音を低減しつつ、発熱を抑えることができる。
【0057】(第2の実施の形態)図3,図4には、第
2の実施の形態が示されている。本実施の形態では、空
間20の壁を形成するためのメインフレーム1に設けら
れるリブ1e,1f,1g,1hは2つに分かれて延び
ており、上カバー4に設けられるリブ4e,4f,4
g,4hの先端を各リブ1e,1f,1g,1hの股の
部分に差込んで嵌め合わせた差込み嵌合する構成となっ
ている。
【0058】また、各カバー間及びメインフレーム1と
カバー間の接合部を、相互に組み合わせた構成としてい
る。
【0059】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0060】本実施の形態の特徴として、図3に示すよ
うに、メインフレーム1には、スキャナユニット5が配
置された空間20を囲む側壁となるリブ1e,1fが2
股形状で2つに分かれて延びており、一方の先端は上カ
バー4近傍まで延びて設けられている。
【0061】上カバー4には、各リブ1e,1fの股の
部分に差込み嵌合されるリブ4e,4fがある。
【0062】そして、リブ1aとリブ4aで、またリブ
1bとリブ4bで、それぞれ差込み嵌合した状態で、空
間20を覆う壁を形成する構成となっている。
【0063】同様に、図4に示すように、メインフレー
ム1には、スキャナユニット5が配置された空間20を
囲む前壁,背壁となるリブ1g,1hが2股形状で2つ
に分かれて延びており、一方の先端は上カバー4近傍ま
で延びて設けられている。
【0064】上カバー4には、同様にリブ1g,1hの
股の部分に差込み嵌合されるリブ4g,4hがある。
【0065】そして、リブ1gとリブ4gで、またリブ
1hとリブ4hで、それぞれ差込み嵌合した状態で、空
間20を覆う壁を形成する構成となっている。
【0066】また、上カバー4と各カバー2,3,13
間の接合部は、相互に組み合う形状で組み合わせて接合
されている。
【0067】さらに、メインフレーム1と各カバー2,
3,13,14間の接合部も、各カバー2,3,13,
14の先端の凸形状がメインフレーム1の凹形状に組み
合わせて接合されている。
【0068】このように、メインフレーム1と上カバー
4間の嵌合部ではスキャナユニット5の周りの空間20
の壁を強固に嵌合して形成し、かつ上カバー4と各カバ
ー2,3,13間及びメインフレーム1と各カバー2,
3,13,14間の接合部を強固に接合することにより
(図3,図4の丸く囲った部分)、第1の実施の形態と
同様に内部で発生する音の漏れを抑えることができる。
【0069】即ち、装置動作時に、ポリゴンスキャナミ
ラー5cを高速回転させるためにスキャナモータ5bが
駆動されることに伴ってスキャナユニット5から騒音が
発生するが、メインフレーム1と上カバー4間ではスキ
ャナユニット5の周りの空間20を強固に覆った壁を形
成しているので、この空間20から音漏れが防止でき、
騒音を低減することができる。
【0070】また、空間20から音が漏れたとしても、
上カバー4と各カバー2,3,13間及びメインフレー
ム1と各カバー2,3,13,14間の接合部を強固に
組み合わせて接合していることにより、騒音は外部に漏
れ難く、結果、装置の騒音をさらに低減することができ
る。
【0071】さらに、スキャナユニット5の振動による
共振等で発生する騒音,駆動ユニット9の振動により発
生する騒音,シート材Sの搬送により発生する騒音,駆
動ユニット9から発生する騒音も、上カバー4と各カバ
ー2,3,13間及びメインフレーム1と各カバー2,
3,13,14間の接合部を強固に接合して、全ての外
装カバー間の隙間を塞いでいるので外部に漏れ難い。
【0072】なお、騒音を低減できれば、接合部全てを
上記の強固な接合にする必要はない。
【0073】また、リブ1e,1f,1g,1hの2股
形状に分かれる位置をメインフレーム1側の根元に形成
して、リブ4e,4f,4g,4hを第1の実施の形態
と同様にメインフレーム1近傍まで延びて設けることも
できる。この場合、空間20を第1の実施の形態と同様
に2重に覆う構成となり、さらなる音漏れ防止効果が得
られる。
【0074】(第3の実施の形態)図5,図6には、第
3の実施の形態が示されている。本実施の形態では、第
2の実施の形態に構成に加え、各嵌合部及び接合部に緩
衝材40を介在させた構成である。また、空間20に
は、吸音材50を配置した構成である。
【0075】その他の構成および作用については第2の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0076】第2の実施の形態では、嵌合部及び接合部
に若干の隙間ができており、そこから音が若干漏れる。
また、内部空間に閉じ込められた音は互いに干渉する可
能性がある。さらに、スキャナユニット5や駆動ユニッ
ト9からの振動が嵌合部及び接合部を通じて伝播し、騒
音となることがある。
【0077】これらを防止するために、本実施の形態で
は、メインフレーム1のリブ1e,1f,1g,1h
と、上カバー4のリブ4e,4f,4g,4hと、の差
込み嵌合した嵌合部に、音漏れを防止し、かつ振動を伝
えない材質で形成された緩衝材40を挟み込み介在させ
ている。
【0078】上カバー4と各カバー2,3,13間及び
メインフレーム1と各カバー2,3,13,14間の接
合部にも、同様に、音漏れを防止し、かつ振動を伝えな
い材質で形成された緩衝材40を挟み込み介在させてい
る。
【0079】メインフレーム1の孔に挿通されたスキャ
ナモータ5bの保持部5aとメインフレーム1間の隙間
にも、音漏れを防止し、かつ振動を伝えない材質で形成
された緩衝材40を挟み込み介在させている。
【0080】スキャナユニット5を空間20に固定配置
するためのスキャナユニット5とメインフレーム1間の
結合部にも、音漏れを防止し、かつ振動を伝えない材質
で形成された緩衝材40を挟み込み介在させている。
【0081】また、スキャナユニット5を囲っている空
間20の上壁に吸音材50を貼り付ける。
【0082】したがって、装置動作時に、ポリゴンスキ
ャナミラー5cを高速回転させるためにスキャナモータ
5bが駆動されることに伴ってスキャナユニット5から
騒音が発生するが、各嵌合部、接合部、及び結合部に緩
衝材40が介在しているので、第2の実施の形態よりも
音漏れ防止でき、さらに空間20に閉じ込められた音を
吸音材50により吸収することができる。
【0083】また、スキャナユニット5や駆動ユニット
9から発生する振動は、各緩衝材40によって緩衝され
て伝播し難くなり、メインフレーム1や各カバー2,
3,4,13,14の振動が抑制され、装置の騒音が低
減できる。
【0084】なお、騒音を低減できれば、接合部、嵌合
部、及び結合部の全てを上記の緩衝材40を介在させる
構成とする必要はない。
【0085】また、吸音材50は、スキャナユニット5
からプロセスカートリッジ11の感光ドラムへレーザ光
を照射するための照射スリット部を除き、スキャナユニ
ット5を囲っている空間20の壁に必要に応じて増やし
て配置してもかまわない。
【0086】さらに、本実施の形態の緩衝材40を介在
させ、及び吸音材50を配置する構成は第1の実施の形
態の画像形成装置に用いてもかまわない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スキャ
ナユニットの周りの遮蔽空間が駆動源の回転方向で2重
に覆われて完全に囲まれ、さらに駆動源の回転方向は装
置外装を含めて3重に覆われるので、遮蔽空間から音が
漏れず、騒音を低減することができる。
【0088】また、各嵌合や接合が強固となり、内部で
発生する音の漏れを抑えることができ、騒音を低減する
ことができる。
【0089】さらに、嵌合部、接合部、及び結合部で
は、緩衝材によって、音漏れが防止され、かつ振動が各
部材間で伝播することが防止でき、騒音を低減すること
ができる。
【0090】そして、上記の騒音の低減を図りつつ、遮
蔽空間から露出した保持部だけを独立して冷却手段で冷
却して発熱を抑えることができる。
【0091】また、遮蔽空間に閉じ込められたスキャナ
ユニットが発生させる音を吸音材によって吸収すること
ができ、騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す概
略構成図である。
【図2】第1の実施の形態に係る画像形成装置を図1
(a)のA−A線を右から見て示す概略断面図である。
【図3】第2の実施の形態に係る画像形成装置を示す概
略構成図である。
【図4】第2の実施の形態に係る画像形成装置を図3の
A−A線を右から見て示す概略断面図である。
【図5】第3の実施の形態に係る画像形成装置を示す概
略構成図である。
【図6】第3の実施の形態に係る画像形成装置を図5の
A−A線を右から見て示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 メインフレーム 1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h リ
ブ 2 左カバー 2a 通風孔 3 右カバー 4 上カバー 4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4h リ
ブ 5 スキャナユニット 5a 保持部 5b スキャナモータ 5c ポリゴンスキャナミラー 6 ファン 7 シート材給送装置 8 給送ローラ 9 駆動ユニット 10 駆動モータ 11 プロセスカートリッジ 12 定着ユニット 13 前カバー 14 後ろカバー 20 空間 30 空間 40 緩衝材 50 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/04 111 G03G 21/00 530 2H076 21/00 530 B41J 3/00 D 21/20 G03G 21/00 534 Fターム(参考) 2C061 AP10 DF03 DF08 DF26 2C362 DA17 DA18 DA19 DA22 DA23 DA33 2H027 JA11 JA17 JB12 JB15 JB17 JC05 JC16 2H045 AA33 DA04 DA44 2H071 BA03 DA02 EA04 EA14 2H076 AB05 AB18 AB22 AB84

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転反射部材と該回転反射部材を駆動する
    ために回転する駆動源とを有し、像担持体上に画素に合
    わせたレーザ光を照射するスキャナ部を備えた画像形成
    装置において、 前記スキャナ部を1つにユニット化したスキャナユニッ
    トを設け、 該スキャナユニットを、前記駆動源を保持する保持部を
    外側に露出させた遮蔽空間に配置し、 該遮蔽空間の前記駆動源の回転方向を2重の壁で覆い、
    前記スキャナユニットを前記駆動源の回転方向で装置外
    装を含めて3重に覆ったことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】回転反射部材と該回転反射部材を駆動する
    ために回転する駆動源とを有し、像担持体上に画素に合
    わせたレーザ光を照射するスキャナ部を備えた画像形成
    装置において、 前記スキャナ部を1つにユニット化したスキャナユニッ
    トを設け、 該スキャナユニットが配置されると共に前記駆動源を保
    持する保持部を外側に露出させた遮蔽空間を、前記スキ
    ャナユニットが固定されるメインフレームと、装置外装
    の一つのカバーと、で形成し、 前記メインフレームと前記カバー間を一方の股の部分に
    他方の先端を差込んで嵌合すると共に、前記カバーと装
    置外装のその他のカバー間及び前記メインフレームと装
    置外装のその他のカバー間を相互の形状を組み合わせて
    接合したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】回転反射部材と該回転反射部材を駆動する
    ために回転する駆動源とを有し、像担持体上に画素に合
    わせたレーザ光を照射するスキャナ部を備えた画像形成
    装置において、 前記スキャナ部を1つにユニット化したスキャナユニッ
    トを設け、 該スキャナユニットが配置されると共に前記駆動源を保
    持する保持部を外側に露出させた遮蔽空間を、前記スキ
    ャナユニットが固定されるメインフレームと、装置外装
    の一つのカバーと、で形成し、 前記メインフレームと前記カバー間の嵌合部、前記カバ
    ーと装置外装のその他のカバー間及び前記メインフレー
    ムと装置外装のその他のカバー間の接合部、及び前記ス
    キャナユニットと前記メインフレーム間の結合部に、音
    漏れを防止しかつ振動を伝えない材質で形成された緩衝
    材を介在させたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記遮蔽空間から露出した前記保持部を冷
    却する冷却手段を備えたことを特徴とする請求項1、
    2、又は3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記スキャナユニットを配置した前記遮蔽
    空間に吸音材を配置したことを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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