JP2002098898A - 光学顕微鏡装置 - Google Patents

光学顕微鏡装置

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JP2002098898A JP2000287624A JP2000287624A JP2002098898A JP 2002098898 A JP2002098898 A JP 2002098898A JP 2000287624 A JP2000287624 A JP 2000287624A JP 2000287624 A JP2000287624 A JP 2000287624A JP 2002098898 A JP2002098898 A JP 2002098898A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に細胞診断のスクリーニング等を目的とし
た光学顕微鏡において、操作性の向上を図り、ユーザー
に対し、余計な労力をあたえず円滑な観察環境を提供で
きる光学顕微鏡装置を提供する。 【解決手段】 対物レンズを電動で切換えを行う対物レ
ンズ切換え手段1と、対物レンズの切換え指示を入力す
る対物レンズ切換え指示手段3と、対物レンズ切換え手
段1の制御を行う駆動制御手段4と、観察試料7を固定
するステージ6と、ステージ6の移動状態を検出するス
テージ状態検出手段5とを備え、駆動制御制御手段4が
ステージ6の状態によって対物レンズの切換えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーニング等
を目的とした光学顕微鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、細胞診断等のスクリーニングを行
う場合、ユーザー(スクリーナー)は、まず低倍対物レ
ンズで、図9に示すように、細胞診断等を行う標本を載
置したスライドガラス24の端からスキャニング経路2
5に沿って、ステージを動かしながらスキャニングを行
う。異常と思われる点が見つかると、ステージを停止さ
せて、高倍の対物レンズに切換えてその部分の観察を行
い、再び低倍の対物レンズに切換えてスキャニングを開
始する。
【0003】また、特許第2975049号公報記載の
顕微鏡の電動レボルバ制御装置における対物レンズの切
換えについて説明する。図10に示すように、レボルバ
26のレボルバ穴A〜Eに、A:5倍の対物レンズ、
B:10倍の対物レンズ、C:20倍の対物レンズ、
D:50倍の対物レンズ、E:100倍の対物レンズが
それぞれ装着されている。先ず、観察光路Oにレボルバ
穴A(5倍の対物レンズ)が位置している状態で、操作
部(図示しない)の左回転の押しボタンスイッチ(図示
しない)が押されると、レボルバ26は左方向に1ステ
ップ回動して、観察光路にレボルバ穴B(10倍の対物
レンズ)が位置決めされる。ここで、10倍の対物レン
ズがスキャニングに適している判断されると、スキャニ
ングを開始する。その後、細部検査が必要な場合は、操
作部(図示しない)の左回転の押しボタンスイッチ(図
示しない)を押すことにより、レボルバ26を左方向に
1ステップづつ回動させて、細部検査に適した対物レン
ズとしてレボルバ穴D(50倍の対物レンズ)が位置決
めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の装置にお
ける対物レンズの切換えは、ユーザーが、手動もしくは
ハンドスイッチ等で、その度に対物レンズの切換えを行
っていた。また、特許第2975049号公報記載の装
置においても、対物レンズの切換えは、ユーザーが、手
動によって、操作部の押しボタンスイッチを押すことに
よって行っていた。
【0005】このため、特に、1日にいくつもの試料の
観察を行わなければならないユーザーにとっては、負担
となるという問題点があった。
【0006】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、特に細胞
診断のスクリーニング等を目的とした光学顕微鏡におい
て、操作性の向上を図り、ユーザーに対し、余計な労力
をあたえず円滑な観察環境を提供できる光学顕微鏡装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対物
レンズを電動で切換えを行う対物レンズ切換え手段と、
対物レンズの切換え指示を入力する対物レンズ切換え指
示手段と、対物レンズ切換え手段の制御を行う駆動制御
手段と、観察試料を固定するステージと、ステージの移
動状態を検出するステージ状態検出手段とを備え、駆動
制御手段がステージの状態によって対物レンズの切換え
を行うことを特徴とする光学顕微鏡装置である。
【0008】請求項2の発明は、ステージ状態検出手段
は、ステージの水平方向に対する移動速度を検出するも
のであって、駆動制御手段は、顕微鏡の光路に挿入され
ている対物レンズとステージの水平方向に対する移動速
度とこの移動速度に達してからの経過時間とに基づい
て、対物レンズの切換えを行うことを特徴とする光学顕
微鏡装置である。
【0009】請求項3の発明は、ステージ状態検出手段
は、ステージの垂直方向の移動速度を検出するものであ
って、駆動制御手段は、顕微鏡の光路に挿入されている
対物レンズとステージの移動方向の情報とステージの垂
直方向の移動速度とこの移動速度に達してからの経過時
間とに基づいて、対物レンズの切換えを行うことを特徴
とする光学顕微鏡装置である。
【0010】請求項4の発明は、ステージ状態検出手段
は、ステージの水平方向の移動に対する移動感度を検出
するものであって、駆動制御手段が、ステージの移動感
度と顕微鏡の光路に挿入されている対物レンズとステー
ジの水平方向の移動速度とこの移動速度に達してからの
経過時間とに基づいて、対物レンズの切換えを行うこと
を特徴とする光学顕微鏡装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て、図1〜図4を参照して説明する。
【0012】図1において、対物レンズ切換え部1は、
図2に示すように、電動レボルバ2に装着された対物レ
ンズA、対物レンズBの2つの対物レンズを、電動で切
換えるものである。なお、対物レンズAは低倍側、対物
レンズBは高倍側であるとする。レンズ切換え指示手段
は、ハンドスイッチ3から構成されており、駆動制御手
段は、駆動制御部4から構成されている。また、ステー
ジ状態検出部5は、ステージ6のX方向の移動状態とY
方向の移動状態を検出するためのものであり、その検出
情報は駆動制御部4に送られる。また、ステージ状態検
出部5は、X方向の移動を検出するエンコーダー5a、
Y方向の移動を検出するエンコーダー5bとから構成さ
れている。
【0013】上記駆動制御部4は、ハンドスイッチ3と
ステージ状態検出部5からの情報により、対物レンズ切
換え部1を制御することによって、対物レンズA、Bの
切換えを行うことができる。上記ハンドスイッチ3は、
ユーザーであるスクリーナーが対物レンズ切換えの指示
を入力するためのものであり、ハンドスイッチ3に装着
されたボタン3aを押す度に、対物レンズA、Bを交互
に切換えることができる。
【0014】図3は、光学顕微鏡の構成を示すものであ
る。ステージ6は、観察試料7を載せる部分であり、ホ
ルダ8によって観察試料7の固定を行い、光軸に対し直
交方向である水平方向の移動、すなわち、ステージハン
ドル9でX方向、ステージハンドル10でY方向に試料
を移動できるように構成されている。なお、光軸に対し
同軸方向であるZ方向の移動は、ハンドル11で行うこ
とができる。
【0015】また、ステージ6に載置した観察試料7
を、下方から照明するための光源12を備えており、光
源12からの照明光は、減光のためのNDフィルター1
3、視野絞り14、コンデンサレンズ15を介して、観
察試料7に入射するようになっている。この観察試料7
からの光束は、鏡筒部16に取付けられた対物レンズ切
換え部1に配置された対物レンズAを通過して、接眼レ
ンズ17へ導かれるように構成されている。
【0016】第1の実施の形態の動作について、図4の
フローチャートを参照して説明する。
【0017】最初は、低倍側である対物レンズAが選択
されているものとして説明する。観察試料7を低倍側で
ある対物レンズAによって、スキャニング動作を行う
(ステップS1)。このスキャニング動作中は、対物レ
ンズ切換え指示手段であるハンドスイッチ3のボタン3
aは、押されない(ステップS2)。観察試料7の観察
点、すなわちステージ6は、図9に示すように移動す
る。このとき、ステージ状態検出部5は、エンコーダー
5a、エンコーダー5bの出力からステージのX、Y方
向の移動速度sの検出を行い(ステップS3)、ステー
ジ6の状態が移動中から停止中に移行したかの判定を行
っている(ステップS4)。ステップS4における判定
条件は、以下のとおりである。(イ)低倍側対物レンズ
Aを使用中である。(ロ)ステージ6の水平方向の速度
sがS1以下である。(ハ)ステージ速度sがS1以下
になってからT1時間経過した。この条件を満たした場
合、ステージ状態は移動中から停止中になったと判定す
る。
【0018】したがって、観察試料7をスキャニング中
に異常点を見つけたために、ステージ6を停止させた場
合、駆動制御部4は、ステージ状態が移動中から停止中
になったことを判定する。
【0019】ステージ6が停止中であるとの判定が行わ
れると、駆動制御部4は、対物レンズ切換え部1に対
し、低倍側の対物レンズAから高倍側の対物レンズBに
切換えを行うための制御を行う(ステップS5)。すな
わち、観察試料7のスキャニング中に異常点を見つけて
ステージ6を停止させると、自動的に高倍側である対物
レンズBに切換えが行われることになる。
【0020】次に、高倍側の対物レンズBから,再び観
察試料7のスキャニング動作に移行した場合は、上記対
物レンズ切換え指示手段のハンドスイッチ3のボタン3
aは押されない(ステップS6)。観察試料7の観察
点、すなわち、ステージ6は、図9のように移動する。
このとき、ステージ状態検出部5は、エンコーダー5
a、5bの出力からステージ6のX、Y方向の移動速度
sの検出を行い(ステップS7)、そして、駆動制御部
4はステージ状態が,ステージ停止中からステージ移動
中に移行したかの判定を行う(ステップS8)。この場
合の判定条件は、以下のとおりである。(イ)高倍側対
物レンズBを使用中である。(ロ)ステージ6の水平方
向の移動速度sがS2以上である。(ハ)移動速度sが
S2以上になってからT2時間経過した。
【0021】この条件を満たした場合、ステージ状態が
停止中から移動中に移行したと判定し、駆動制御部4
は,対物レンズ切換え部1に対し、高倍側の対物レンズ
Bから低倍側の対物レンズAに切換えるように制御を行
う。
【0022】なお、駆動制御部4は、ハンドスイッチ3
の信号も検出しており、このハンドスイッチ3のボタン
3aが押される度に、対物レンズA、対物レンズBを交
互に切換える機能も有している(ステップS2、S
6)。
【0023】さらに、ステップS4、S8において、判
定条件を満たさない場合は、自動的に、スタートの状態
に戻ることになる。
【0024】第1の実施の形態によれば、以下の効果を
奏する。
【0025】特に、スクリーニングを目的とした光学顕
微鏡装置における観察時において、対物レンズの切換え
がX、Y方向のステージの動きに連動して行うことがで
きる。したがって、操作性の向上を図れると共に、ユー
ザーに対し、余計な労力を与えず、円滑な観察環境を提
供することが可能となる。
【0026】本発明の第2の実施の形態について、図5
〜図6を参照して説明する。
【0027】本実施の形態は、第1の実施の形態におけ
るステージ6が、電動ステージ18によって構成されて
いるものである。なお、第1の実施の形態と同一の構成
については、同一の符号を付して説明は省略する。
【0028】電動ステージ18は、X方向、Y方向に電
動で駆動が可能なステージであり、ユーザーは、ステー
ジコントローラ19のジョイステック20によって、
X、Y方向の駆動の指示を入力する。
【0029】また、上記電動ステージ18に接続された
エンコーダー18aは、X方向のステージ状態を検出す
るものであり、エンコーダー18bは、Y方向のステー
ジの状態を検出するものである。
【0030】さらに、電動ステージ18は、駆動感度を
切換えることのできるステージ制御部21を有してお
り、ステージコントローラー19の粗微動切換えボタン
22を押すことによって、ステージ駆動を粗動動作また
は微動動作に切換えることができる。この電動ステージ
18の粗動動作、微動動作の切換え情報は、駆動制御部
4に送信される。
【0031】第2の実施の形態の動作について、図6の
フローチャートを参照して説明する。
【0032】最初は、低倍側である対物レンズAが選択
されているものとして説明する。観察試料7を低倍側で
ある対物レンズAによって、電動ステージ18の移動は
粗動動作でスキャニング動作を行う(ステップS1)。
このスキャニング動作中は、対物レンズ切換え指示手段
であるハンドスイッチ3のボタン3aは、押されない
(ステップS2)。観察試料7の観察点、すなわち電動
ステージ6は、図9に示すように移動する。スキャニン
グ中に観察試料7の異常点を見つけた場合、ステージコ
ントローラー19のボタン22を押すことによって、ス
テージ制御部21を介して、駆動制御部4に電動ステー
ジ18の駆動を微動動作に切換えるための情報を送信す
る(ステップ3)。すると、駆動制御部4は、この情報
を受けて、対物レンズ切換え部1に対し、対物レンズA
から対物レンズBに切換えるように制御する(ステップ
6)。観察試料7に異常点が見つからないで、電動ステ
ージ18が粗動動作中であっても、エンコーダー18
a、エンコーダー18bの出力からステージのX、Y方
向の移動速度sの検出を行い(ステップS4)、ステー
ジ18の状態が移動中から停止中に移行したかの判定を
行っている(ステップS5)。ステップS5における判
定条件は、以下のとおりである。(イ)低倍側の対物レ
ンズAを使用中である。(ロ)電動ステージ18の水平
方向の速度sがS1以下である。(ハ)電動ステージ速
度sがS1以下になってからT1時間経過した。この条
件を満たした場合、電動ステージ状態は移動中から停止
中になったと判定し、駆動制御部4は、対物レンズ切換
え部1に対して、高倍側の対物レンズBに切換えるよう
に制御する(ステップS6)。
【0033】したがって、観察試料7をスキャニング中
に異常点を見つけて、電動ステージ18を停止させた場
合、もしくは電動ステージ18を微動動作に切換えた場
合、自動的に対物レンズAから対物レンズBに切換わ
る。
【0034】続いて、次のスキャニングを開始するた
め、電動ステージ18を微動動作から粗動動作に切換え
た場合について、説明する。
【0035】まず、電動ステージ18は、微動動作中で
あるから、対物レンズBが選択されており(ステップS
1)、ステージコントローラー19のボタン22が押さ
れて(ステップS7)、ステージ制御部21から粗動動
作の情報が、駆動制御部4に送信される。すると、駆動
制御部4は、対物レンズ切換え部1に対し、対物レンズ
Bを対物レンズAに切換えるように制御する(ステップ
8)。または、ステージコントローラー19のボタン2
2が押されない場合は、電動ステージ18が粗動動作に
切換わったことを駆動制御部4が判断して(ステップ
9)、駆動制御部4は対物レンズ切換え部1に対し、対
物レンズBを対物レンズAに切換えるように制御する
(ステップ8)。したがって、再度スキャニング開始時
には、自動的に低倍側である対物レンズAに切換えが行
われることになる。
【0036】なお、駆動制御部4は、ハンドスイッチ3
の信号も検出しており、ハンドスイッチ3のボタン3a
が押される度に、対物レンズA、対物レンズBを交互に
切換えを行う機能も有している(S2、S7)。
【0037】第2の実施の形態によれば、以下の効果を
奏する。
【0038】特に、細胞診断のスクリーニングを目的と
した光学顕微鏡装置における観察時において、対物レン
ズの切換えがステージの動きに連動して行うことが可能
となる。したがって、操作性の向上を図れると共に、ユ
ーザーに対し、余計な労力を与えず円滑な観察環境を提
供することが可能となる。
【0039】第3の実施の形態について、図7〜図8を
参照して説明する。
【0040】第1の実施の形態と同一の構成について
は、同一の符号を付して説明は省略する。本実施の形態
は、第1の実施の形態のステージ状態検出部5を、図7
に示すように、光軸方向と同軸であるz方向の動きを検
出するエンコーダー23で構成したものであり、駆動制
御部4にて、ステージ6のz方向の移動速度と移動方向
の判別を行っている。なお、対物レンズA、Bがステー
ジ6に近づく方向を+Z方向、対物レンズA、Bがステ
ージ6から離れる方向を−Z方向とする。
【0041】第3の実施の形態の動作について、図8の
フローチャートを参照して説明する。
【0042】観察試料7の交換時に自動的に対物レンズ
が切換えられることを説明する。
【0043】まず、対物レンズBが選択されている(ス
テップ1)。次いで、ハンドスイッチ3のボタン3aが
押されていないので(ステップ2)、対物レンズBのま
まである。駆動制御部4は、ステージ状態検出部5のエ
ンコーダー23によって、ステージ6のz方向の移動速
度szを検出する(ステップS3)。さらに、ステージ
6の移動方向がーz方向である場合は(ステップS
4)、以下の判定条件、すなわち、(イ)高倍側の対物
レンズBを使用中である。(ロ)移動方向が−Z方向で
ある。(ハ)ステージ6の速度szがS3以上である。
(ニ)ステージ速度szがS3以上になってからT3時
間経過した。という判定条件を満たした場合(ステップ
5)、駆動制御部4は、対物レンズ切換え部1に対し、
高倍側の対物レンズBから低倍側の対物レンズAに切換
えを行うように制御する(ステップ6)。
【0044】また、ハンドスイッチ3のボタン3aを押
すことによって(ステップS7)、駆動制御部4は、対
物レンズ切換え部1に対し、対物レンズAを対物レンズ
Bに切換えるように制御することもできる(ステップ
8)。
【0045】したがって、観察試料7の交換のためにス
テージ6を下げた場合、観察試料7の交換後は、自動的
に低倍側の対物レンズAによる観察からスタートするこ
とができる。
【0046】第3の実施の形態によれば、以下の効果を
奏する。
【0047】光学顕微鏡装置における観察時において、
対物レンズの切換えをステージの垂直方向の動きに連動
して行うことができる。したがって、操作性の向上を図
れると共に、ユーザーに余計な労力を与えず円滑な観察
環境を提供することが可能となる。
【0048】なお、本発明の第1〜第3の実施の形態に
おいて、ステージの状態から2つの対物レンズの切換え
を行うことについて説明したが、ステージの状態から対
物レンズの切換えを行うという観点では、これに限った
ことではなく、例えば、標本の有無や、ステージに移動
座標といったステージ状態を判定に加えても良く、ま
た、対物レンズも2つに限定されない。その他、本実施
の形態で説明した方式に限らず、周知の他の方法に適用
することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、特
にスクリーニング等を目的とした光学顕微鏡装置におい
て、操作性の向上を図り、ユーザーに対し、余計な労力
を与えず円滑な観察を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるのブロック
図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における部分構成
図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における顕微鏡の概
略構成図。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるフローチャ
ート図。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるブロック
図。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるフローチャ
ート図。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるブロック
図。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるフローチャ
ート図。
【図9】従来技術のスキャニングの状態を示す図。
【図10】従来技術のレボルバの構成を示す図。
【符号の説明】
1 対物レンズ切換え部 3 ハンドスイッチ 4 駆動制御部 5 ステージ状態検出手段 6 ステージ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを電動で切換えを行う対物レ
    ンズ切換え手段と、対物レンズの切換え指示を入力する
    対物レンズ切換え指示手段と、対物レンズ切換え手段の
    制御を行う駆動制御手段と、観察試料を固定するステー
    ジと、ステージの移動状態を検出するステージ状態検出
    手段とを備え、駆動制御手段がステージの状態によって
    対物レンズの切換えを行うことを特徴とする光学顕微鏡
    装置。
  2. 【請求項2】 ステージ状態検出手段は、ステージの水
    平方向に対する移動速度を検出するものであって、駆動
    制御手段は、顕微鏡の光路に挿入されている対物レンズ
    とステージの水平方向に対する移動速度とこの移動速度
    に達してからの経過時間とに基づいて、対物レンズの切
    換えを行うことを特徴とする請求項1記載の光学顕微鏡
    装置。
  3. 【請求項3】 ステージ状態検出手段は、ステージの垂
    直方向の移動速度を検出するものであって、駆動制御手
    段は、顕微鏡の光路に挿入されている対物レンズとステ
    ージの移動方向の情報とステージの垂直方向の移動速度
    とこの移動速度に達してからの経過時間とに基づいて、
    対物レンズの切換えを行うことを特徴とする請求項1記
    載の光学顕微鏡装置。
  4. 【請求項4】 ステージ状態検出手段は、ステージの水
    平方向の移動に対する移動感度を検出するものであっ
    て、駆動制御手段が、ステージの移動感度と顕微鏡の光
    路に挿入されている対物レンズとステージの水平方向の
    移動速度とこの移動速度に達してからの経過時間とに基
    づいて、対物レンズの切換えを行うことを特徴とする請
    求項2記載の光学顕微鏡装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03296011A (ja) * 1990-04-16 1991-12-26 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡変倍装置
JP2001502414A (ja) * 1995-05-31 2001-02-20 ネオパス,インク. スライド及び試料の調製品質を評価するための方法及び装置

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