JP2002098322A - 溶融炉のスラグ及びメタルの排出方法、並びにスラグ及びメタルの排出装置 - Google Patents

溶融炉のスラグ及びメタルの排出方法、並びにスラグ及びメタルの排出装置

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JP2002098322A JP2000290203A JP2000290203A JP2002098322A JP 2002098322 A JP2002098322 A JP 2002098322A JP 2000290203 A JP2000290203 A JP 2000290203A JP 2000290203 A JP2000290203 A JP 2000290203A JP 2002098322 A JP2002098322 A JP 2002098322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、溶融炉から排出される溶融スラグ
及び溶融メタルを空気及び水で迅速かつ十分に冷却し、
排出ラインの制約を受けずに貯留容器から確実に排出で
き、後流機器の耐熱仕様を落とすことができると共に、
溶融メタルの排出時の水蒸気爆発を防ぎ、スラグ及びメ
タルを1系列で処理でき、有効利用しやすい大きな塊の
スラグを得ることが可能な溶融炉のスラグ及びメタルの
排出方法、並びにスラグ及びメタルの排出装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 本発明は、灰溶融炉1から排出される溶
融スラグ及び溶融メタル3を同一の空冷装置30で徐冷
し、その後、徐冷したスラグ及びメタルを同一の水冷装
置40で急冷している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水汚泥、都市ご
み及び産業廃棄物等の焼却灰を溶融する灰溶融炉から出
る溶融スラグ及び溶融メタルを搬送しながら冷却して排
出する溶融炉のスラグ及びメタルの排出方法、並びにス
ラグ及びメタルの排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、下水汚泥、都市ごみ及び産業
廃棄物等の焼却灰は、その資源化、減容化及び無害化を
図るために、灰溶融炉によって溶融され、溶融スラグ及
び溶融メタルとして取り出されている。このような溶融
炉のスラグ及びメタルの排出装置には、例えば、搬送手
段のコンベヤに設けられたモールドを灰溶融炉の下方に
設備しておき、灰溶融炉から出滓された溶融スラグ及び
溶融メタルをモールドが受け入れ、空冷又は水冷により
固化させて搬送するタイプの装置が提供されている。高
温の溶融スラグ(最大1500℃)及び溶融メタルを冷
却する方式として、空冷方式は固化したスラグが大きな
石塊状となり、有効利用しやすく、かつ強度の高いスラ
グ及びメタルが得られるという利点を有し、水冷方式は
装置の構造が簡単となり、スラグ中の金属成分を分離回
収しやすいという利点を有している。一方、空冷方式の
場合は貯留槽に排出されるスラグ及びメタルが高温であ
り、貯留槽及びスラグ搬送装置を耐熱構造とする必要が
ある上、排出されたスラグ温度が低下するのに時間が掛
かり、コンベヤの機長が長くなるなどの欠点を有し、水
冷方式の場合は得られるスラグの強度が低く、利用する
用途が限定されてしまったり、メタル排出時に水蒸気爆
発する可能性があるなどの欠点を有している。
【0003】このような空冷方式及び水冷方式の利点を
活かし、かつ後段の装置の熱対策を不要とするスラグ排
出装置としては、図5に示すようなものが提供されてい
る。このスラグ排出装置は、プラズマ灰溶融炉51の下
方に設置された密閉式のケーシング52と、該ケーシン
グ52内に格納され、かつ複数のバケット53が設けら
れている空冷スラグコンベヤ54と、該空冷スラグコン
ベヤ54の搬送方向下流端に配置される水槽55と、該
水槽55内に格納されるスクリュコンベヤ56とを備え
ている。したがって、図5に示すように、灰ホッパ57
から灰溶融炉51内に投入された焼却灰は、当該灰溶融
炉51によって溶融され、溶融スラグ58となって出滓
口59から排出される。この排出された溶融スラグ58
は、矢印で示す如く、ケーシング52の導入口より空の
バケット53に導入され、スラグコンベヤ54によって
搬送されながら徐々に空冷されると共に、ケーシング5
2の排出口から下方にある水槽55内の水中に落下して
冷却され、その後、低温の固化スラグ60としてスクリ
ュコンベヤ56によって運ばれ、下方のスラグピット6
1内に排出されて貯留されることになる。なお、溶融メ
タルは、スラグコンベヤ54と別系列のコンベヤに設け
られたモールドに導入され、当該コンベヤによって搬送
されながら空冷されて、所定の貯留槽に排出されること
により貯留されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のスラグ排出装置では、水冷後の固化スラグ60を駆
動力の小さなスクリュコンベヤ56によって運んでいる
ので、固化スラグ60がスクリュに咬み込まれ、スクリ
ュコンベヤ56がトリップし、スクリュが空まわりする
ことによって固化スラグ60をスラグピット61内に排
出できないおそれがあった。また、スクリュコンベヤ5
6による運搬では、排出ラインが直線的になり、大きな
設置スペースが必要となることから、排出ラインの配置
に制約を受け、装置設計の自由度が小さいという不具合
があった。一方、従来技術において、灰溶融炉51から
排出されるスラグ及びメタルを同じ系列のコンベヤで搬
送しながら冷却する排出装置は提案されていなかった。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、溶融炉から排出される溶融ス
ラグ及び溶融メタルを空気及び水で迅速かつ十分に冷却
し、排出ラインの制約を受けずに貯留容器から確実に排
出でき、後流機器の耐熱仕様を落とすことができると共
に、溶融メタルの排出時の水蒸気爆発を防ぎ、スラグ及
びメタルを1系列で処理でき、有効利用しやすい大きな
塊のスラグを得ることが可能な溶融炉のスラグ及びメタ
ルの排出方法、並びにスラグ及びメタルの排出装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、溶融炉から排
出される溶融スラグ及び溶融メタルを同一の空冷装置で
徐冷し、その後、徐冷したスラグ及びメタルを同一の水
冷装置で急冷している。また、本発明において、前記溶
融スラグは、前記溶融炉からオーバフロー方式で排出さ
れ、前記溶融メタルは、前記溶融炉を傾動させる傾動方
式で排出されている。
【0007】そして、本発明においては、溶融スラグ及
び溶融メタルを受け入れる複数のモールドが設けられて
いる空冷コンベヤを空冷装置のケーシング内に設置する
と共に、前記空冷コンベヤの後段側で前記ケーシングの
スラグ及びメタル排出位置にこれと連通する水貯留容器
を配置し、溶融炉から排出された溶融スラグ及び溶融メ
タルを前記モールドに導入した後、搬送しながら冷却し
て前記ケーシング内から排出し、前記水貯留容器内に、
前記ケーシング内から排出され、空気で冷却されたスラ
グ及びメタルを貯留し、水で冷却されたスラグ及びメタ
ルを水冷コンベヤにより搬送している。
【0008】また、本発明においては、溶融炉から排出
される溶融スラグ及び溶融メタルを受け入れ、搬送しな
がら徐冷する複数のモールドが設けられている空冷コン
ベヤを備えた空冷装置を配設し、該空冷装置の後流側
に、徐冷後のスラグ及びメタルを急冷して搬送する水冷
装置を配設している。そして、本発明において、前記水
冷装置は、前記空冷装置のスラグ及びメタルの排出位置
に配設した水貯留容器と、該水貯留容器内に設置され、
前記空冷装置から排出され、水で冷却されたスラグ及び
メタルをスクレーパにより掻き取りながら搬送するスク
レーパ式水冷コンベヤとを備えている。さらに、本発明
において、前記水冷装置は、前記空冷装置のスラグ及び
メタルの排出位置に配設した水貯留容器と、該水貯留容
器内に設置され、前記空冷装置から排出され、水で冷却
されたスラグ及びメタルを押し出して搬送する湿式押し
出し装置とを備えている。
【0009】また、本発明においては、溶融炉から排出
される溶融スラグ及び溶融メタルを受け入れ、搬送しな
がら空冷する複数のモールドが設けられている空冷コン
ベヤを備えた空冷装置を配設し、該空冷装置の後流側に
貯留容器を配設し、該貯留容器内に、空冷後のスラグ及
びメタルを押し出して搬送する乾式押し出し装置を設置
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の実
施の形態に係る溶融炉のスラグ及びメタルの排出装置を
示す概略図である。本実施の形態に係るスラグ及びメタ
ルの排出装置は、図1に示す如く、プラズマ灰溶融炉1
の下方に設備した密閉式のケーシング2と、溶融スラグ
及び溶融メタル3を受け入れる複数のモールド4と、こ
れらモールド4が一定の間隔を置いて無端体の駆動チェ
ーンに設けられ、かつ当該モールド4を所定の速度で循
環回転してなる空冷コンベヤ5と、ケーシング2のスラ
グ及びメタル排出位置側に配設される水貯留容器6と、
該容器6内に設置されるスクレーパ式水冷コンベヤ7と
をそれぞれ備えており、空冷コンベヤ5は、スラグ及び
メタル排出位置へ向かってやや上り傾斜に配置した状態
でケーシング2内に格納されている。すなわち、空冷装
置30は、溶融スラグ及び溶融メタル3を搬送しながら
空気で徐冷するものであり、ケーシング2と、複数のモ
ールド4が設けられた空冷コンベヤ5とから構成されて
いる。また、水冷装置40は、空冷装置30の後流側に
配設され、徐冷後のスラグ及びメタルを急冷して搬送す
るものであり、水貯留容器6と、この水貯留容器6内に
設置されるスクレーパ式水冷コンベヤ7とから構成され
ている。したがって、溶融スラグ及び溶融メタル3は同
一の空冷装置30で徐冷され、徐冷後のスラグ及びメタ
ルは同一の水冷装置40で急冷されるようになってい
る。
【0011】上記プラズマ灰溶融炉1は、有底円筒状に
形成された炉本体8を有しており、該炉本体8の下部側
面には、溶融スラグ及び溶融メタル3や排ガス9を排出
する出滓口10と下り傾斜の出滓樋11が設けられてい
る。溶融スラグは、灰溶融炉1の炉本体8から出滓口1
0を経て溢れ出るオーバフロー方式で排出され、炉本体
8内の炉底に溜まった溶融メタルは、灰溶融炉1の炉本
体8を傾動させる傾動方式で排出されるようになってい
る。また、炉本体8の上下部中央には、図示しない直流
電源装置に接続される主電極12及び炉底電極13が配
設され、主電極12には図示しない窒素ガス発生装置か
ら窒素ガスが送給されるように構成されており、投入さ
れた焼却灰を高温プラズマで加熱することによって溶融
するようになっている。このため、炉本体8の出滓口1
0と反対側の上部側面には、廃棄物などの焼却灰を炉本
体8内に投入する灰投入口14が設けられ、該灰投入口
14には定量供給機15を介して灰ホッパ16が取付け
られている。さらに、炉本体8の出滓口10側に位置す
る下面前部には炉本体8を傾動自在に支持する支持軸
(図示せず)が設けられ、その下面後部には、炉本体8
を傾動させる液圧シリンダ(図示せず)が設けられてお
り、該液圧シリンダの作動ロッドを上下動させることに
よって炉本体8の後部が昇降するようになっている。
【0012】一方、上記ケーシング2の上部壁であっ
て、空冷コンベヤ5の一端側には、上方へ延びる入口筒
状部2aにより囲まれた導入口17が設けられ、該導入
口17を介して溶融スラグ及び溶融メタル3が空のモー
ルド4に導入されるように構成されている。このため、
各モールド4は、図1に示す如く、溶融スラグ及び溶融
メタル導入位置で落下して来る溶融スラグ及び溶融メタ
ル3を受け入れるべく、開口部が上向きの断面略コ字に
形成されており、空冷コンベヤ5によって溶融スラグ及
び溶融メタル導入位置の手前からスラグ及びメタル排出
位置までは正立状態で搬送され、スラグ及びメタル排出
後から溶融スラグ及び溶融メタル導入位置の手前までは
ひっくり返った倒立状態で搬送されるようになってい
る。しかも、上記ケーシング2の下部壁であって、スラ
グ及びメタル排出位置側には、図1に示す如く、下方へ
延びる出口筒状部2bが設けられている。この出口筒状
部2bは、その下端部が水貯留容器6の水中まで延在す
る長さに形成されており、これによってケーシング2と
水貯留容器6とが連通し、当該ケーシング2のシール性
を保持する構造となっている。
【0013】また、上記水貯留容器6は、常時一定のレ
ベルまで水18を保持し、ケーシング2から排出されて
落下して来る固化スラグ及び固化メタル3aを溜めてお
く水槽部6aと、該水槽部6aの一端部からスラグ及び
メタルの排出方向に向かって斜め上方へ立ち上がる傾斜
筒状部6bと、傾斜筒状部6bの先端から下方へ延びる
排出筒状部6cと、水槽部6aの他端部から上方へ延出
し、スクレーパ式水冷コンベヤ7の一部を収納する立上
り部6dとによって構成されている。
【0014】上記スクレーパ式水冷コンベヤ7は、水貯
留容器6内の3箇所に設けたプーリ19に巻回され、水
槽部6a、傾斜筒状部6b及び立上り部6dに沿った形
状に配置されており、水槽部6a内では常に水18の中
に位置している。すなわち、スクレーパ式水冷コンベヤ
7は、ケーシング2内の空冷コンベヤ5の後段側に配置
されており、ケーシング2内から排出され、水槽部6a
内の水18で冷却された固化スラグ及び固化メタルを掻
き取りながら搬送する構造となっている。このため、水
冷コンベヤ7には、図2に示す如く、左右一対のレール
20上を走行するスクレーパ21が設けられており、該
スクレーパ21は、水貯留容器6と対応する幅で、かつ
水槽部6aの底面に溜まった固化スラグ及び固化メタル
3aを掻き取ることが可能な高さの板状体により形成さ
れ、所定の速度で矢印方向へ循環回転するように構成さ
れている。
【0015】次に、このようなスラグ及びメタルの排出
装置を使用して溶融スラグ及び溶融メタル3を排出する
方法を説明する。まず、灰ホッパ16及び定量供給機1
5を介して焼却灰を灰投入口14よりプラズマ灰溶融炉
1の炉本体8内に投入する。すると、投入された焼却灰
は主電極12及び炉底電極13による高温プラズマで加
熱されて溶融し、溶融スラグ及び溶融メタル3となる。
これら溶融スラグ及び溶融メタルのうち、溶融スラグ3
は、オーバフロー方式で出滓口10から溢れ出て出滓樋
11を通りながら排出され、ケーシング2の導入口17
を経て、溶融スラグ及び溶融メタル導入位置へ移動させ
た空のモールド4内に落下して受け取られる。しかる
後、溶融スラグ3が導入されたモールド4を空冷スラグ
コンベヤ5によって所定距離(モールド1個分)搬送す
ると共に、空のモールド4を溶融スラグ及び溶融メタル
導入位置へ移動させ、同様の手順で溶融スラグ3を空の
モールド4内に導入する。
【0016】そして、このような操作を繰り返して、モ
ールド4をケーシング2の出口筒状部2b側であるスラ
グ及びメタル排出位置の付近まで搬送すると、溶融スラ
グ3は、空気により徐々に冷却され、固化させられる。
その後、空冷コンベヤ5によってモールド4を搬送しな
がらひっくり返せば、矢印で示す如く、溶融スラグ3は
固化スラグ3aとなってケーシング2内の出口筒状部2
bから水貯留容器6内に落下し、水槽部6aの水18で
更に冷却される。そして、水槽部6aの底面に溜まった
固化スラグ3aは、水冷コンベヤ7のスクレーパ21に
よって掻き取られ、傾斜筒状部6bを経て排出筒状部6
cまで搬送され、図示しない外部のスラグピット内に排
出されることになる(図1参照)。
【0017】また、炉本体8の炉底に溜まった溶融メタ
ル3は、図示しない液圧シリンダの作用により炉本体8
を持ち上げて傾動させ、支持軸を中心にして前方へ倒す
と、傾動方式で出滓口10及び出滓樋11を通って排出
される。その後、溶融メタル3は、上記した溶融スラグ
と同様の手順で、空冷装置30により徐冷されて固化さ
れると共に、水冷装置40により急冷され、固化メタル
3aとなって水冷コンベヤ7のスクレーパ21により掻
き取られながら搬送され、図示しない外部のメタルピッ
ト内に排出されることになる。
【0018】本発明の実施の形態に係るスラグ及びメタ
ルの排出装置では、空冷装置30を構成するケーシング
2のスラグ及びメタル排出位置に出口筒状部2bを介し
て水槽部6a等からなる水冷装置40の水貯留容器6を
連通して設け、該水貯留容器6内で空冷装置30の空冷
コンベヤ5の後段側に水冷装置40のスクレーパ式水冷
コンベヤ7を設けているため、スラグ及びメタルを同じ
1系列で処理可能となり、設備費の低減化を図ることが
できると共に、排出ラインにあまり制約を受けず、比較
的コンパクトな設備で済む。また、プラズマ灰溶融炉1
の出滓口10及び出滓樋11から排出されてモールド4
で受け取られ、空冷コンベヤ5により搬送される溶融ス
ラグ及び溶融メタル3は、空気で強度を高めながら徐々
に冷却固化されるため、空冷コンベヤ5上でメタル表面
が固まり、固化メタル3aの排出時の水蒸気爆発を防止
できると共に、固化スラグ3aを水貯留容器6の水槽部
6a内における水18で所望の温度まで急激に冷却で
き、固化スラグ3aが咬み込んだり、コンベヤがトリッ
プすることなく、水冷コンベヤ7のスクレーパ21で固
化スラグ3aを排出筒状部6cより確実に搬送して排出
することができる。しかも、得られた固化スラグ3a
は、強度が高く優れた品質を有し、広範囲の用途を持っ
た利用価値の高い素材となる上、特別な熱対策を施す必
要がない程度の温度まで下がっており、コスト高を招来
する高性能耐熱仕様の後流機器を用いずに済み、回収作
業も容易となる。
【0019】図3は、本発明の他の実施形態に係る溶融
炉のスラグ及びメタルの排出装置を示す概略図である。
本実施形態に係る溶融炉のスラグ及びメタルの排出装置
が上記実施形態のスラグ及びメタルの排出装置と相違す
る点は、図3に示す如く、水冷装置40aを構成する水
貯留容器26内に湿式押し出し装置27を設置している
ことである。このため、本実施形態のスラグ及びメタル
の排出装置では、上記実施形態のスクレーパ式水冷コン
ベヤが設置されていない。本実施形態の水貯留容器26
は、常時一定のレベルまで水18を保持し、ケーシング
2から排出されて落下して来る固化スラグ及び固化メタ
ル3aを溜めておく水槽部26aと、該水槽部26aの
一端部からスラグ及びメタルの排出方向に向かって斜め
上方へ立ち上がる傾斜筒状部26bと、水槽部26aの
他端部から上方へ延出し、湿式押し出し装置27の一部
を収納する立上り部26cとによって構成されている。
また、湿式押し出し装置27は、空冷コンベヤ5の後段
側でケーシング2内から排出され、水18で冷却された
固化スラグ及び固化メタル3aを油圧駆動で押し出して
搬送するものであり、リンク機構によってアーム28が
揺動するようになっている。その他の構成は上記実施形
態とほぼ同様である。
【0020】本発明の実施形態に係る溶融炉のスラグ及
びメタルの排出装置では、ケーシング2内の出口筒状部
2bから水貯留容器26内に落下し、水槽部26aの水
18で更に冷却された固化スラグ及び固化メタル3aを
湿式押し出し装置27のアーム28が保持し、固化スラ
グ及び固化メタル3aが水槽部26aの底面に溜まる
と、アーム28が時計方向へ揺動して固化スラグ及び固
化メタル3aをスラグ及びメタル排出口側に徐々に押し
やる。すると、固化スラグ及び固化メタル3aは、傾斜
筒状部26bを経て水切りしながら搬送され、図示しな
い外部のスラグ及びメタルピット内に排出されることに
なる(図3参照)。したがって、本発明の実施形態に係
るスラグ及びメタルの排出装置は、上記発明の実施形態
と同様の効果が得られる上、固化スラグ及び固化メタル
3aを良好に水切りした状態で後工程に移送することが
でき、後工程の作業性が良くなる。
【0021】図4は、他の本発明の実施形態に係る溶融
炉のスラグ及びメタルの排出装置を示す概略図である。
本発明の実施形態に係る溶融炉のスラグ及びメタルの排
出装置が上記発明の実施形態のスラグ及びメタルの排出
装置と相違する点は、図4に示す如く、空冷装置30の
後流側に第2の空冷装置30aが水冷装置の代わりに配
設されていることである。第2の空冷装置30aは、貯
留容器36と、該貯留容器36内に設置される乾式押し
出し装置37とから構成されている。このため、本実施
形態のスラグ及びメタルの排出装置では、上記発明の実
施形態に係る水冷装置のスクレーパ式水冷コンベヤや湿
式押し出し装置が設置されていない。本実施形態の貯留
容器36は、ケーシング2から排出されて落下して来る
固化スラグ及び固化メタル3aを溜めておく貯留部36
aと、該貯留部36aの一端部からスラグ及びメタルの
排出方向に向かって斜め上方へ立ち上がる傾斜筒状部3
6bと、貯留部36aの他端部から上方へ延出し、乾式
押し出し装置37の一部を収納する立上り部36cとに
よって構成されている。また、乾式押し出し装置37
は、空冷コンベヤ5の後段側でケーシング2内から排出
され、空気で更に冷却された固化スラグ及び固化メタル
3aを油圧駆動で押し出して搬送するものであり、リン
ク機構によってアーム38が揺動するようになってい
る。その他の構成は上記発明とほぼ同様である。
【0022】本発明の実施形態に係る溶融炉のスラグ及
びメタルの排出装置では、ケーシング2内の出口筒状部
2bから貯留容器36内に落下し、貯留部36aに一旦
溜められて、出口筒状部2bでシールしながら、空気で
更に冷却された固化スラグ及び固化メタル3aを乾式押
し出し装置37のアーム38が保持し、固化スラグ及び
固化メタル3aが貯留部36aの底面に溜まると、アー
ム38が時計方向へ揺動して固化スラグ及び固化メタル
3aをスラグ及びメタル排出口側に徐々に押しやる。す
ると、固化スラグ及び固化メタル3aは、傾斜筒状部3
6bを経て搬送され、図示しない外部のスラグ及びメタ
ルピット内に排出されることになる(図4参照)。した
がって、本発明の実施形態のスラグ及びメタルの排出装
置は、上記発明の実施形態と同様の効果が得られる上、
固化スラグ及び固化メタル3aの排水処理が不要とな
り、設備費の低減化が図れる。また、固化スラグ及び固
化メタル3aを貯留部36aに一旦溜めることが可能で
あるため、空冷コンベヤ5を出口筒状部2bでシールす
ることができる。
【0023】以上、本発明の実施形態につき述べたが、
本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能
である。例えば、既述の実施形態の水貯留容器6,26
や貯留容器36は、スクレーパ式水冷コンベヤ7や押し
出し装置27,37の設置長さや形状及び構成に応じて
種々の形状に形成することができる。また、スクレーパ
式水冷コンベヤ7は、空冷コンベヤ5と同様の複数のバ
ケットが設けられたコンベヤでも良い。さらに、乾式押
し出し装置37は、スラグ及びメタルの排出方向へ向か
って斜め上方に立ち上がっていなくても、スラグ及びメ
タルが貯留できれば水平でも良い。また、既述の実施形
態では、スラグ及びメタルの排出装置をプラズマ灰溶融
炉1の下方に設置したが、本発明のスラグ及びメタルの
排出装置は、プラズマ灰溶融炉以外の抵抗溶融炉や旋回
溶融炉などの溶融炉に適用しても良い。
【0024】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る溶融炉のスラ
グ及びメタルの排出方法は、溶融炉から排出される溶融
スラグ及び溶融メタルを同一の空冷装置で徐冷し、その
後、徐冷したスラグ及びメタルを同一の水冷装置で急冷
しているので、溶融炉から排出される溶融スラグ及び溶
融メタルを空気及び水で迅速かつ十分に冷却でき、後流
機器の耐熱仕様を落とすことができる一方、溶融メタル
の排出時の水蒸気爆発を防ぎながら、スラグ及びメタル
を同じ1系列で処理でき、有効利用しやすい大きな塊の
スラグを安定して得ることができると共に、工場等の設
置スペースに合わせて装置を自由に設計でき、設備費の
コストダウンを図ることができる。
【0025】また、本発明に係る溶融炉のスラグ及びメ
タルの排出方法は、溶融スラグ及び溶融メタルを受け入
れる複数のモールドが設けられている空冷コンベヤを空
冷装置のケーシング内に設置すると共に、前記空冷コン
ベヤの後段側で前記ケーシングのスラグ及びメタル排出
位置にこれと連通する水貯留容器を配置し、溶融炉から
排出された溶融スラグ及び溶融メタルを前記モールドに
導入した後、搬送しながら冷却して前記ケーシング内か
ら排出し、前記水貯留容器内に、前記ケーシング内から
排出され、空気で冷却されたスラグ及びメタルを貯留
し、水で冷却されたスラグ及びメタルを水冷コンベヤに
より搬送するので、上記した発明と同様の効果を得るこ
とができる。
【0026】また、本発明に係る溶融炉のスラグ及びメ
タルの排出装置は、溶融炉から排出される溶融スラグ及
び溶融メタルを受け入れ、搬送しながら徐冷する複数の
モールドが設けられている空冷コンベヤを備えた空冷装
置を配設し、該空冷装置の後流側に、徐冷後のスラグ及
びメタルを急冷して搬送する水冷装置を配設しているの
で、上記した発明と同様の効果を得ることができる。し
かも、本発明の水冷装置が、前記空冷装置のスラグ及び
メタルの排出位置に配設した水貯留容器と、該水貯留容
器内に設置され、前記空冷装置から排出され、水で冷却
されたスラグ及びメタルをスクレーパにより掻き取りな
がら搬送するスクレーパ式水冷コンベヤとを備えている
場合は、排出ラインの制約を受けずに貯留容器から確実
に排出できる。そして、本発明の水冷装置が、前記空冷
装置のスラグ及びメタルの排出位置に配設した水貯留容
器と、該水貯留容器内に設置され、前記空冷装置から排
出され、水で冷却されたスラグ及びメタルを押し出して
搬送する湿式押し出し装置とを備えている場合は、排出
する固化スラグ及び固化メタルの水切りが良く、水溜ま
りによる障害が発生せず、後工程の作業を容易に行うこ
とができる。
【0027】さらに、本発明に係る溶融炉のスラグ排出
装置は、溶融炉から排出される溶融スラグ及び溶融メタ
ルを受け入れ、搬送しながら空冷する複数のモールドが
設けられている空冷コンベヤを備えた空冷装置を配設
し、該空冷装置の後流側に貯留容器を配設し、該貯留容
器内に、空冷後のスラグ及びメタルを押し出して搬送す
る乾式押し出し装置を設置しているので、上記した発明
と同様の効果を得ることができ、かつ排出する固化スラ
グ及び固化メタルの排水処理が不要となり、設備費を低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る溶融炉のスラグ及びメ
タルの排出装置を示す概略図である。
【図2】図1におけるA−A線矢視図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る溶融炉のスラグ及
びメタルの排出装置を示す概略図である。
【図4】他の本発明の実施形態に係る溶融炉のスラグ及
びメタルの排出装置を示す概略図である。
【図5】従来の溶融炉のスラグ排出装置を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 プラズマ灰溶融炉 2 ケーシング 3 溶融スラグ及び溶融メタル 3a 固化スラグ及び固化メタル 4 モールド 5 空冷コンベヤ 6,26 水貯留容器 7 スクレーパ式水冷コンベヤ 17 導入口 18 水 20 レール 21 スクレーパ 27 湿式押し出し装置 28 アーム 30,30a 空冷装置 36 貯留容器 37 乾式押し出し装置 38 アーム 40,40a 水冷装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23J 1/08 F23J 1/08 F27D 15/00 F27D 15/00 Z 15/02 15/02 A B H (72)発明者 野間 彰 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内 Fターム(参考) 3K061 NB13 NB15 NB16 NB17 NB18 NC02 NC03 NC09 PA02 PA04 PA08 PB02 PB13 4G068 AA07 AB21 AC02 AD29 AD49 AF12 AF29 4K063 AA04 AA12 BA13 CA02 CA04 CA06 HA02 HA03 HA15 HA22 HA54

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融炉から排出される溶融スラグ及び溶
    融メタルを同一の空冷装置で徐冷し、その後、徐冷した
    スラグ及びメタルを同一の水冷装置で急冷することを特
    徴とする溶融炉のスラグ及びメタルの排出方法。
  2. 【請求項2】 前記溶融スラグは、前記溶融炉からオー
    バフロー方式で排出され、前記溶融メタルは、前記溶融
    炉を傾動させる傾動方式で排出されることを特徴とする
    請求項1に記載の溶融炉のスラグ及びメタルの排出方
    法。
  3. 【請求項3】 溶融スラグ及び溶融メタルを受け入れる
    複数のモールドが設けられている空冷コンベヤを空冷装
    置のケーシング内に設置すると共に、前記空冷コンベヤ
    の後段側で前記ケーシングのスラグ及びメタル排出位置
    にこれと連通する水貯留容器を配置し、溶融炉から排出
    された溶融スラグ及び溶融メタルを前記モールドに導入
    した後、搬送しながら冷却して前記ケーシング内から排
    出し、前記水貯留容器内に、前記ケーシング内から排出
    され、空気で冷却されたスラグ及びメタルを貯留し、水
    で冷却されたスラグ及びメタルを水冷コンベヤにより搬
    送することを特徴とする溶融炉のスラグ及びメタルの排
    出方法。
  4. 【請求項4】 溶融炉から排出される溶融スラグ及び溶
    融メタルを受け入れ、搬送しながら徐冷する複数のモー
    ルドが設けられている空冷コンベヤを備えた空冷装置を
    配設し、該空冷装置の後流側に、徐冷後のスラグ及びメ
    タルを急冷して搬送する水冷装置を配設したことを特徴
    とする溶融炉のスラグ及びメタルの排出装置。
  5. 【請求項5】 前記水冷装置は、前記空冷装置のスラグ
    及びメタルの排出位置に配設した水貯留容器と、該水貯
    留容器内に設置され、前記空冷装置から排出され、水で
    冷却されたスラグ及びメタルをスクレーパにより掻き取
    りながら搬送するスクレーパ式水冷コンベヤとを備えて
    いることを特徴とする請求項4に記載の溶融炉のスラグ
    及びメタルの排出装置。
  6. 【請求項6】 前記水冷装置は、前記空冷装置のスラグ
    及びメタルの排出位置に配設した水貯留容器と、該水貯
    留容器内に設置され、前記空冷装置から排出され、水で
    冷却されたスラグ及びメタルを押し出して搬送する湿式
    押し出し装置とを備えていることを特徴とする請求項4
    に記載の溶融炉のスラグ及びメタルの排出装置。
  7. 【請求項7】 溶融炉から排出される溶融スラグ及び溶
    融メタルを受け入れ、搬送しながら空冷する複数のモー
    ルドが設けられている空冷コンベヤを備えた空冷装置を
    配設し、該空冷装置の後流側に貯留容器を配設し、該貯
    留容器内に、空冷後のスラグ及びメタルを押し出して搬
    送する乾式押し出し装置を設置したことを特徴とする溶
    融炉のスラグ及びメタルの排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103436667A (zh) * 2013-06-17 2013-12-11 苏州新凌电炉有限公司 一种翻转装置

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