JP2002098295A - 液化ガス供給装置 - Google Patents

液化ガス供給装置

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JP2002098295A
JP2002098295A JP2000290053A JP2000290053A JP2002098295A JP 2002098295 A JP2002098295 A JP 2002098295A JP 2000290053 A JP2000290053 A JP 2000290053A JP 2000290053 A JP2000290053 A JP 2000290053A JP 2002098295 A JP2002098295 A JP 2002098295A
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Japan
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liquefied gas
container
gas
heating
pressure
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JP2000290053A
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Kazuhiro Oki
和広 大木
Nobutaka Nakamichi
信貴 中道
Hiroshi Mitsuo
浩 満尾
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の圧力以上で気相の液化ガスを供給
することができる液化ガス供給装置を提供する。 【解決手段】 液化ガスが収容される容器3と、容器3
内の気相部4に連通するガス管路5と、ガス管路5内の
気相の液化ガスの圧力を検知する圧力検知手段11と、
液化ガスを加熱する加熱手段とを含み、加熱手段は、容
器3内に設けられた熱交換器7と、熱交換器7に加熱さ
れた熱媒を供給する熱媒管路9と、熱媒管路9に設けら
れ、圧力検知手段11で検知した圧力が設定値以下のと
きに熱交換器9へ前記熱媒を通流させる弁15とを備え
る。このような構成とすれば、ガス管路5を通流する気
相の液化ガスの圧力が圧力検知手段11に設定された圧
力以下になった場合、熱交換器7によって容器3内の液
化ガスが加熱されて気化量が増えため、所定の圧力以上
で気相の液化ガスを供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化ガス供給装置
に係り、特に、気相の液化ガスを供給する液化ガス供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液化ガス供給装置は、液化ガスを
収容する容器とこの容器内の気相部に連通するガス管路
とを備えている。屋外または屋内に設置された容器に収
容された液化ガスは、容器周囲の外気からの熱によって
この容器内に収容された液相の液化ガスを気化させ、ガ
ス管路を介して気相の液化ガスを、この液化ガスを使用
する機器や装置類へ供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の液化
ガス供給装置では、容器周囲の外気からの熱によって液
相の液化ガスを気化して気相の液化ガスを供給するた
め、所定の圧力以上の圧力を維持して気相の液化ガスを
供給することは難しい。
【0004】これに対し、ガス管路にコンプレッサなど
の昇圧器を設け、供給される気相の液化ガスを所定の圧
力以上に維持することが考えられる。ところが、気相の
液化ガスは、温度条件によっては、昇圧されると再液化
してしまう場合があるため好ましくない。
【0005】本発明の課題は、所定の圧力以上で気相の
液化ガスを供給することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液化ガス供給装
置は、液化ガスが収容される容器と、この容器内の気相
部に連通するガス管路と、このガス管路内の気相の液化
ガスの圧力を検知する圧力検知手段と、液化ガスを加熱
する加熱手段とを含み、加熱手段は、容器内に設けられ
た熱交換器と、この熱交換器に加熱された熱媒を供給す
る熱媒管路と、この熱媒管路に設けられ、圧力検知手段
で検知した圧力が設定値以下のときに熱交換器へ熱媒を
通流させる弁とを備えた構成とすることにより上記課題
を解決する。
【0007】さらに、加熱手段は、容器の外側表面に取
り付けられた加熱部と、この加熱部に加熱された熱媒を
供給する熱媒管路と、この熱媒管路に設けられ、圧力検
知手段で検知した圧力が設定値以下のときに加熱部へ熱
媒を通流させる弁とを備えた構成とする。
【0008】このような構成とすれば、ガス管路を通流
する気相の液化ガスの圧力が圧力検知手段に設定された
圧力以下になったとき、容器内の熱交換器、または容器
の外側表面に取り付けられた加熱部により、液相の液化
ガスが加熱され、液化ガスの気化量が増える。このた
め、ガス管路を通流する気相の液化ガスの圧力を上昇さ
せ、所定の圧力以上で気相の液化ガスを供給することが
できる。
【0009】さらに、本発明の液化ガス供給装置は、液
化ガスが収容される容器と、この容器内の気相部に連通
するガス管路と、容器に収容された液化ガスの温度を検
知する温度検知手段と、液化ガスを加熱する加熱手段と
を含み、加熱手段は、容器内に設けられた熱交換器と、
この熱交換器に加熱された熱媒を供給する熱媒管路と、
この熱媒管路に設けられ、温度検知手段で検知した温度
が設定値以下のときに熱交換器へ熱媒を通流させる弁と
を備えた構成とすることにより上記課題を解決する。
【0010】さらに、加熱手段は、容器の外側表面に取
り付けられた加熱部と、この加熱部に加熱された熱媒を
供給する熱媒管路と、この熱媒管路に設けられ、温度検
知手段で検知した温度が設定値以下のときに熱交換器へ
熱媒を通流させる弁とを備えた構成とする。
【0011】このような構成とすれば、容器に収容され
た液化ガスの温度が設定値以下の場合、液相の液化ガス
が加熱されるため、容器内の熱交換器、または容器の外
側表面に取り付けられた加熱部により、液化ガスの気化
量が増え、ガス管路を通流する気相の液化ガスの圧力を
上昇させることができる。したがって、所定の圧力以上
で気相の液化ガスを供給することができる。
【0012】さらに、熱交換器に熱媒を供給する熱媒管
路と、この熱媒管路に沿って配管された気相の液化ガス
のガス管路とを両端が閉塞された筒体で囲った構成とす
れば、ガス管路内を通流する気相の液化ガスを熱媒管路
の熱で保温することができるため、供給配管中で気相の
液化ガスが再液化し難くなるので好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を適用してなる液化ガス供給装置の第1の実施形態につ
いて図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本発明
を適用してなる液化ガス供給装置の概略構成と動作を示
すブロック図である。図2は、筒体で囲ったガス管路と
熱媒管路を示す断面図である。図3は、圧力検知器と三
方弁の概略構成を示す断面図である。
【0014】なお、本実施形態では、マイクロガスター
ビンのタービン駆動用燃料として気相の液化ガスを供給
する場合の構成を一例として説明する。マイクロガスタ
ービンは、従来のレシプロエンジン型の発電機などに比
べ、発電規模に対する設備の大きさがコンパクトであ
り、また、燃焼排ガス温度が高温であるため、廃熱から
の熱回収率を向上できる。このようなマイクロガスター
ビンでは、通常の液化ガスの燃焼を行う機器類に比べ、
高圧、例えば0.3〜1.0MPaの圧力を維持して液化
ガスを供給する必要がある。
【0015】本実施形態の液化ガス供給装置1は、図1
に示すように、液化ガス、例えば液化石油ガス(LP
G)や液化天然ガス(LNG)などを収容して貯蔵する
ための容器3、容器3内の気相部4に連通するガス管路
5、容器3の底部すなわち容器3内の液相部6に配設さ
れた熱交換器7、熱交換器7を構成する管路に熱媒とな
る水を供給する熱媒管路9、ガス管路5内の液化ガスの
圧力を検知する圧力検知器11、圧力検知器11へ気相
の液化ガスを導く圧力検知用管路13、そして、熱媒管
路9に備えられて熱媒管路9を分岐する三方弁15など
で構成されている。なお、本実施形態では熱媒として水
を用いているが、熱媒には様々な流体を用いることがで
きる。
【0016】容器3は、屋外に設置されており、内部に
収容され液相部6となる液相の液化ガスは、容器3が外
気から受けた熱により気化する。このため、容器3の上
部の気相部4には、気相の液化ガスが溜まった状態にな
っている。ガス管路5は、圧力検知用管路13の分岐部
分よりも気相の液化ガスの流れの方向に対して下流側に
圧力調整器17を備えている。ガス管路5は、マイクロ
ガスタービン19内の図示していない燃焼器に連結され
ている。熱交換器7は、熱媒管路9から供給された熱媒
つまり温水の熱と容器3内の液相の液化ガスとの間で熱
交換を行い、液相の液化ガスを気化するものである。熱
交換器7は、熱媒が通流する管路を蛇行状やコイル状に
形成するか、または熱媒が通流する管路の外表面にフィ
ンを設けるか、さらにこれらの構造を適宜組み合わせる
ことで、液相の液化ガスとの接触面積を大きくし、液相
の液化ガスへの熱伝達を促進している。
【0017】熱媒管路9は、マイクロガスタービン19
に連結された廃熱回収器21に連結されており、容器3
内に配設された熱交換器7と廃熱回収器21との間に熱
媒を循環させるように配管されている。廃熱回収器21
では、マイクロガスタービン19で発生した廃熱を、熱
媒管路9中を通流する熱媒に回収している。熱媒管路9
の廃熱回収器21よりも熱媒の流れの方向に対して下流
側には、熱媒を通流させるためのポンプ23が備えられ
ている。廃熱回収器21から熱交換器7への熱媒の流れ
の方向に対してポンプ23よりも下流側には、三方弁1
5が設けられている。この三方弁15で、熱交換器7を
通らずに廃熱回収器21に熱媒を津流させるバイパス管
路9aが分岐している。なお、バイパス管路9aは、廃
熱回収器21よりも上流側で熱媒管路9に合流してい
る。このように、熱交換器7、熱媒管路9、そして熱媒
管路9中を通流する熱媒などは液化ガスの加熱手段を構
成している。
【0018】さらに、熱媒管路9の三方弁15と熱交換
器7との間の部分には、安全のため遮断弁24が設けら
れている。遮断弁24は、容器3内の液化ガスの貯蔵温
度に規制がある場合などにおいて、熱媒の温度が所定の
温度以上になると、熱交換器7への熱媒の通流を遮断
し、容器3内の液相の液化ガスの加熱を停止させる。ま
た、熱媒管路9のポンプ23よりも下流側の部分と、熱
媒管路9の廃熱回収器21よりも上流側の部分に連通す
る分岐管路25を設ければ、この分岐管路25にマイク
ロガスタービン19の廃熱を利用する種々の機器類2
7、例えば、廃熱により冷暖房を行うための空調装置な
どを備えることができる。
【0019】ガス管路5の圧力調整器17よりも下流側
の部分は、図1及び図2に示すように、熱媒管路9のポ
ンプ23よりも下流側の部分に沿うように配管されてお
り、ガス管路5の圧力調整器17よりも下流側の部分
と、熱媒管路9のポンプ23よりも下流側の部分とは、
共に両端が閉塞された筒体29で囲われている。筒体5
9内のガス管路5と熱媒管路11とは接触しないように
間隔をおいて配管されている。すなわち、ガス管路5の
圧力調整器17よりも下流側の部分と、熱媒管路9のポ
ンプ23よりも下流側の部分とは、空気31を内包する
筒体29内に所定の間隔をおいて平行に挿通された状態
になっている。なお、筒体29は、断熱性の材料で形成
されている。
【0020】圧力検知器11と三方弁15とは、図3に
示すように、一体的に形成されている。圧力検知器11
は、圧力検知用管路13を介して気相の液化ガスが滞留
するガス室33と、ガス室33とダイヤフラム34によ
って仕切られたばね室35とを有している。ばね室35
内には、弾性部材であるばね37が配設されており、ダ
イヤフラム34をガス室33方向に付勢している。
【0021】三方弁15は、圧力検知器11のダイヤフ
ラム34に対向する壁39により圧力検知器11のガス
室33と仕切られている。三方弁15は、熱媒管路9か
らの熱媒が流入する入口室41と、入口室41を挟むよ
うに位置し、各々隔壁43、45で仕切られて熱交換器
7に向かう熱媒管路9またはバイパス管路9aに熱媒を
流出する2つの出口室47、49とを有している。入口
室41と出口室47、そして入口室41と出口室47
は、各々隔壁43、45の中央部に形成された開口5
1、53を介して連通している。入口室41内には、弁
体55が在り、弁体55は、圧力検知器11のダイヤフ
ラム34に連結部材57を介して連結されている。
【0022】圧力検出器11のガス室33内の圧力、す
なわちガス管路5内を通流する気相の液化ガスの圧力
が、設定された圧力よりも高い場合には、圧力検出器1
1のダイヤフラム34がばね室35側に撓むため、三方
弁15の弁体55が隔壁43側に移動して熱交換器7へ
の熱媒の通流を遮断すると共に、熱媒をバイパス管路9
aの方へ流す。一方、圧力検出器11のガス室33内の
圧力、すなわちガス管路5内を通流する気相の液化ガス
の圧力が、設定値以下の場合には、ダイヤフラム34が
ガス室33側に撓むため、弁体55が隔壁45側に移動
してバイパス管路9aへの熱媒の通流を遮断すると共
に、熱媒を熱交換器7の方へ流す。なお、熱媒管路9と
バイパス管路9aとの切り換え圧力は、ばね37などの
ダイヤフラム34を付勢する弾性部材の弾性力、すなわ
ちばね定数を選択することで調整できる。
【0023】このような構成の液化ガス供給装置1の動
作と本発明の特徴部について説明する。すなわち、容器
3内の気相の液化ガスが、ガス管路5からマイクロガス
タービン19に供給されるとき、供給される気相の液化
ガスの圧力が設定値以下の場合には、圧力検知器11は
三方弁15の弁体55を隔壁45側に移動させ、熱媒を
熱交換器7の方へ流す。このため、熱媒が廃熱回収器2
1と熱交換器9との間で循環し、マイクロガスタービン
19の廃熱を回収した熱媒により、熱交換器7が容器3
内の液相の液化ガスを加熱する。これにより気化量が増
大し、ガス管路5内の気相の液化ガスの圧力が上昇す
る。
【0024】一方、供給される気相の液化ガスの圧力が
設定された圧力よりも高くなった場合には、圧力検知器
11は三方弁15の弁体55を隔壁43側に移動させて
熱交換器7への熱媒の通流を遮断し、熱媒をバイパス管
路9aの方へ流す。このため、熱媒が廃熱回収器21と
バイパス管路11aとの間で循環し、熱交換器7による
容器3内の液相の液化ガスの加熱は行われなくなる。こ
れにより、液相の液化ガスの気化が少なくなるため、ガ
ス管路5内の気相の液化ガスの圧力の上昇が抑えられ
る。なお、このような圧力検知器11と三方弁15の動
作により、液相の液化ガスの加熱が停止されても、余熱
で気化された液化ガスによりガス管路5を通流する気相
の液化ガスが設定された圧力範囲よりも高くなる場合が
ある。このため、ガス管路5には圧力調整器17が設け
られており、圧力調整器17でガス抜きを行うことで、
設定された圧量範囲内に気相の液化ガスの圧力が調整さ
れてマイクロガスタービン19に供給される。
【0025】このように、本実施形態の液化ガス蒸発装
置1では、ガス管路5を通流する気相の液化ガスの圧力
が設定値以下の場合、圧力検知器11が三方弁15を作
動させ熱媒を熱交換器7へ流し、熱交換器7で容器3内
の液相の液化ガスを加熱して気化量を増やすことによ
り、容器3内の圧力が上昇する。したがって、ガス管路
5を通流する気相の液化ガスの圧力が上昇し、所定の圧
力以上で気相の液化ガスを供給することができる。
【0026】さらに、ガス管路5を通流する気相の液化
ガスの圧力が設定値よりも高い場合、圧力検知器11が
三方弁15を作動させ熱交換器7への熱媒の通流を遮断
し、熱交換器7による液相の液化ガスの加熱を停止して
気化量を減らす。これにより、ガス管路5を通流する気
相の液化ガスの圧力の上昇を抑え、所定の圧力範囲内の
気相の液化ガスを供給することもできる。また、加熱す
ることで、ガス管路5を通流する気相の液化ガスの圧力
を上昇させているため、再液化し難い。加えて、本実施
形態では、容器3内の液化ガスを熱交換器7で直接加熱
するため、容器3内の液化ガスを容器3の外部から加熱
する方法に比べ熱効率が高い。
【0027】さらに、本実施形態の液化ガス蒸発装置1
では、ガス管路5の圧力調整器17よりも下流側の部分
は、熱媒管路9のポンプ23よりも下流側の部分に沿う
ように配管されており、ガス管路5の圧力調整器17よ
りも下流側の部分と、熱媒管路9のポンプ23よりも下
流側の部分とは、共に両端が閉塞された筒体29で囲わ
れている。このため、ガス管路5内の気相の液化ガス
は、筒体29内の空気31を介して熱媒管路9内の熱媒
からの熱で保温される。したがって、例えば容器3とマ
イクロガスタービン19の設置位置が離れているなど、
ガス管路5内を通流している間に気相の液化ガスの温度
が低下する可能性がある場合でも、ガス管路5内の気相
の液化ガスの温度低下を防ぐことができ、再液化を低減
できる。ただし、ガス管路5内を通流している間にの気
相の液化ガスの温度が低下する可能性がない場合には、
筒体29は設けなくてもよい。
【0028】(第2の実施形態)本発明を適用してなる
液化ガス供給装置の第2の実施形態について図4及び図
5を参照して説明する。図4は、本発明を適用してなる
液化ガス供給装置の概略構成を示すブロック図である。
図5は、マット型加熱器の概略構成を示す斜視図であ
る。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同一のも
のには同じ符号を付して説明を省略し、第1の実施形態
と相違する構成及び特徴部などについて説明する。
【0029】本実施形態が第1の実施形態と相違する点
は、第1の実施形態の容器内に設置された熱交換器7に
代えて、容器の外側表面に加熱部を取り付けたことにあ
る。すなわち、本実施形態の液化ガス供給装置59は、
図4に示すように、容器3の底部つまり容器3内の液相
部6に対応する外側表面部分に、マット型加熱器61を
取り付けている。マット型加熱器61は、図5に示すよ
うに、樹脂製で平板状に形成された柔軟な発泡体63の
1つの面に、樹脂製または金属製で蛇行状に形成された
管路65を埋設し、発泡体63の管路65を埋設した面
をアルミ箔67で覆ったものである。このとき、管路6
5は、アルミ箔67と接触するように発泡体63に埋設
されている。管路65には、熱媒管路9から供給された
熱媒が通流し、熱媒の熱は、アルミ箔67を介して容器
3に伝熱される。なお、アルミ箔67に代えて、薄い熱
伝導性を有する材料のシートなどを用いることもでき
る。
【0030】このように本実施形態の液化ガス供給装置
59では、外気の温度が低下し、ガス管路5内を通流す
る気相の液化ガスの圧力が設定値以下になると、圧力検
知器11が三方弁15を切り換え、熱交換器7に熱媒を
通流させる。これにより、容器3が加熱され、容器3の
熱を受けた液相の液化ガスの温度が上昇し、容器3内の
圧力が上昇する。したがって、ガス管路5を通流する気
相の液化ガスの圧力を上昇させて、所定の圧力以上で気
相の液化ガスを供給することができる。
【0031】さらに、本実施形態では、容器3の外側表
面にマット型加熱器61を取り付けただけであるため、
既存の液化ガスの容器を利用することができ、専用の容
器などを準備する必要がなく、また、施工も容易であ
る。加えて、本実施形態は、容器3のような、大容量の
容器に限らず、設置面積などに対する制限が少ない小型
のシリンダ型容器にも適用できる。また、本実施形態で
は、容器3の外側表面にマット型加熱器61などの加熱
部を取り付けるため、熱媒管路9が容器3内に配管され
ない。したがって、熱媒に腐食性のものを用いた場合、
熱媒管路9が腐食しても、熱媒が容器3や容器3内の液
化ガスなどに影響を与え難い。
【0032】また、本実施形態では、加熱部としてマッ
ト型加熱器61を用いているが、これに限らず、熱媒の
熱で容器3を加熱する様々な構成の加熱部を使用するこ
とができる。例えば、熱媒が通流する金属管などのよう
な伝熱性を通する管を容器3の外側表面に接合して加熱
部とすることもできる。ただし、本実施形態のマット型
加熱器61は、管路65のアルミ箔67を介して容器3
に熱を伝える部分以外の部分は発泡体63、つまり断熱
性の部材で覆われている。このため、容器3への熱の伝
達効率が高い。
【0033】(第3の実施形態)本発明を適用してなる
液化ガス供給装置の第3の実施形態について図6及び図
7を参照して説明する。図6は、本発明を適用してなる
液化ガス供給装置の概略構成を示すブロック図である。
図7は、温度検知器と三方弁の概略構成を示す断面図で
ある。なお、本実施形態では、第1及び第2の実施形態
と同一のものには同じ符号を付して説明を省略し、第1
及び第2の実施形態と相違する構成及び特徴部などにつ
いて説明する。
【0034】本実施形態では、第1の実施形態と同様に
容器3内に熱交換器を配設して液相の液化ガスを直接加
熱しているが、本実施形態が第1及び第2の実施形態と
相違する点は、容器3内の温度に応じて熱媒の流れを切
り換えることにある。すなわち、本実施形態の液化ガス
供給装置69は、図6に示すように、容器3の底部つま
り容器3内の液相部6に熱交換器7を設置しており、容
器3内の中央部または上部には、容器3内の温度を検知
するための温度検知器71の感温筒73が設けられてい
る。
【0035】温度検知器71と三方弁15とは、図7に
示すように、一体的に形成されている。温度検知器71
は、容器3内に設置された感温筒73、ベローズ75、
そしてベローズ75と感温筒73とを連結する温度検知
用管路77などで構成されている。感温筒73と温度検
知用管路77内には、低沸点の液体、例えばエチルエー
テルなどが封入されており、液化ガスの温度に応じて封
入された液体が膨張または収縮することによりベローズ
75を伸縮させる。
【0036】三方弁15は、熱媒管路9からの熱媒が流
入する入口室41と、入口室41を挟むように位置し、
各々隔壁43、45で仕切られて熱交換器7に向かう熱
媒管路9、またはバイパス管路9aに熱媒を流出する2
つの出口室47、49とを有している。入口室41と出
口室47、そして入口室41と出口室49は、各々隔壁
43、45の中央部に形成された開口51、53を介し
て連通している。入口室41内には、弁体55が在り、
弁体55は、温度検知器71のベローズ75に連結部材
57を介して連結されている。
【0037】容器3内の温度、すなわち液化ガスの温度
が設定温度より高い場合には、温度検知器71の感温筒
73と温度検知用管路77内の液体が膨張し、ベローズ
75は、この液体の膨張を吸収するように収縮して、三
方弁15の弁体55を隔壁43の方に移動させ、開口5
1を閉じる。これにより、熱媒は、バイパス管路9aに
流れ、熱交換器7には流れなくなる。一方、容器3内の
液化ガスの温度が設定値以下になった場合には、温度検
知器71の感温筒73と温度検知用管路77内の液体が
凝縮し、ベローズ75は、伸長して、三方弁15の弁体
55を隔壁45の方に移動させ、開口53を閉じる。こ
れにより、熱媒が熱交換器7へ流れる。熱交換器7に向
かう熱媒管路9とバイパス管路9aとの切り換え温度
は、ベローズ75のばね定数を選択することで調整でき
る。
【0038】なお、本実施形態では、収容する液化ガス
の種類や組成に対する、液化ガスの温度と供給される気
相の液化ガスの圧力との関係を求めておき、温度検知器
71の設定温度を決めている。また、容器3内に収容さ
れた液化ガスの貯蔵温度に対する規制が在る場合には、
この規制温度なども考慮して設定温度を決めている。
【0039】このように、本実施形態の液化ガス供給装
置69では、外気の温度が低下し、容器3内の液化ガス
の温度が設定値以下になると、温度検知器71が三方弁
15を切り換え、熱交換器7に熱媒を通流させる。これ
により、容器3内の液相の液化ガスが熱交換器7で加熱
されて液化ガスの温度が上昇し、容器3内の圧力が上昇
する。すなわち、ガス管路5を通流する気相の液化ガス
の圧力を上昇させて、所定の圧力以上で気相の液化ガス
を供給することができる。
【0040】さらに、本実施形態では、液化ガスの温度
を検知することで、加熱手段を調整しているため、容器
内の液化ガスの貯蔵温度などに規制がある場合であって
も、容器内の液化ガスの貯蔵温度を制限するための別の
温度検知手段を設ける必要がない。ただし、供給する液
化ガスの種類や組成によって、液化ガスの温度と供給さ
れる気相の液化ガスの圧力との関係が変化するため、液
化ガスの種類や組成に応じて、温度検知器71の設定温
度を調整する必要がある。これに対して、第1及び第2
の実施形態では、供給される気相の液化ガスの圧力を検
知して加熱手段を調整しているため、液化ガスの種類や
組成によって設定圧力などを変更する必要がない。
【0041】さらに、本実施形態では、容器3内の温度
に応じて液化ガスの加熱を制御しているため、容器3内
の温度管理が容易である。
【0042】(第4の実施形態)本発明を適用してなる
液化ガス供給装置の第4の実施形態について図8を参照
して説明する。図8は、本発明を適用してなる液化ガス
供給装置の概略構成を示すブロック図である。なお、本
実施形態では、第1、第2、及び第3の実施形態と同一
のものには同じ符号を付して説明を省略し、第1、第
2、及び第3の実施形態と相違する構成及び特徴部など
について説明する。
【0043】本実施形態は、本実施形態が第1及び第2
の実施形態と相違する点は、第3の実施形態と同様に容
器3内の温度に応じて熱媒の流れを切り換えることにあ
り、さらに、本実施形態が第3の実施形態と相違する点
は、第2の実施形態と同様に容器3の外側表面に加熱部
を取り付けて容器3を加熱していることにある。すなわ
ち、本実施形態の液化ガス供給装置79は、図8に示す
ように、容器3の底部つまり容器3内の液相部6に対応
する外側表面部分に、マット型加熱器61を取り付けて
おり、容器3内の中央部または上部には、容器3内の温
度を検知するための温度検知器71の感温筒73が設け
られている。
【0044】このように本実施形態の液化ガス供給装置
79では、外気の温度が低下し、容器3内の液化ガスの
温度が設定値以下になると、温度検知器71が三方弁1
5を切り換え、マット型加熱器61に熱媒を通流させ
る。これにより、容器3が加熱され、容器3の熱を受け
た液相の液化ガスの温度が上昇し、容器3内の圧力が上
昇する。したがって、ガス管路5を通流する気相の液化
ガスの圧力を上昇させて、所定の圧力以上で気相の液化
ガスを供給することができる。
【0045】また、第3及び第4の実施形態では、感温
筒73は、容器3の中央部または上部の気相部4に設置
されているが、感温筒73の設置位置は、気相部4であ
っても、液相部6であってもよい。
【0046】また、第1、第2、第3、及び第4の実施
形態では、圧力検知器11と三方弁15、または温度検
知器71と三方弁15は、一体的に形成し、電力などを
必要としない構成としているが、圧力検知手段や温度検
知手段として圧力や温度の変化を電気信号に変換する圧
力センサまたは温度センサなどを設け、電磁弁などから
なる弁を切り換える構成にすることもできる。ただし、
容器3の周囲は、電気防爆に対する対応が必要な危険区
域となるため、本実施形態のような電気を用いない圧力
検知器、温度検知器、そして三方弁などを用いれば電気
防爆に対応した高価な機器類を用いる必要がなくなる。
【0047】また、第1、第2、第3、及び第4の実施
形態では、廃熱回収器21と熱交換器7との間で廃熱を
回収した熱媒を循環させているが、廃熱回収器21と熱
交換器7との間に第2の熱交換器を設け、廃熱回収器2
1と第2の熱交換器との間に第1の熱媒を、そして第2
の熱交換器と熱交換器7との間に第2の熱媒を循環させ
る2つの循環回路を形成する構成にすることもできる。
このとき、第2の熱交換器での、第1の熱媒から第2の
熱媒への熱交換、すなわち第1の熱媒による第2の熱媒
の加熱を制御できる構成とする。例えば、本実施形態の
熱媒管路9、三方弁15、そしてバイパス管路9aと同
じような配管とし、第1の熱媒の温度に応じて、第2の
熱交換器への第1の熱媒の通流を制御する構成にする。
このような構成にすれば、マイクロガスタービン19の
排ガスの温度が高く、そのままの温度では液化ガスの温
度が高くなり過ぎるため、熱交換器7に熱媒を通流させ
ることができない場合でも、第2の熱交換器により第2
の熱媒の温度を調整し、熱交換器7に熱媒を通流させる
ことができる。
【0048】また、第1、第2、第3、及び第4の実施
形態では、熱媒管路9に加熱された熱媒を通流させてい
るが、外気温が高く、容器3内の温度が高くなり過ぎる
場合、また、気化圧が高くなり過ぎる場合には、熱媒管
路9に冷却された冷媒を流すような構成にすることもで
きる。これにより、容器3内の温度や気化圧の上昇を抑
えることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、所定の圧力以上で気相
の液化ガスを供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる液化ガス供給装置の第1
の実施形態の概略構成と動作を示すブロック図である。
【図2】ガス管路と熱媒管路を筒体で囲った状態を示す
断面図である。
【図3】圧力検知器と三方弁の概略構成を示す断面図で
ある。
【図4】本発明を適用してなる液化ガス供給装置の第2
の実施形態の概略構成と動作を示すブロック図である。
【図5】マット型加熱器の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明を適用してなる液化ガス供給装置の第3
の実施形態の概略構成と動作を示すブロック図である。
【図7】温度検知器と三方弁の概略構成を示す断面図で
ある。
【図8】本発明を適用してなる液化ガス供給装置の第4
の実施形態の概略構成と動作を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 液化ガス蒸発装置 3 容器 4 気相部 5 ガス管路 6 液相部 7 熱交換器 9 熱媒管路 9a バイパス管路 11 圧力検知器 15 三方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F17C 13/00 301 F17C 13/00 301A (72)発明者 満尾 浩 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 Fターム(参考) 3E072 AA03 DB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガスが収容される容器と、該容器内
    の気相部に連通するガス管路と、該ガス管路内の気相の
    前記液化ガスの圧力を検知する圧力検知手段と、前記液
    化ガスを加熱する加熱手段とを含み、 前記加熱手段は、前記容器内に設けられた熱交換器と、
    該熱交換器に加熱された熱媒を供給する熱媒管路と、該
    熱媒管路に設けられ、前記圧力検知手段で検知した圧力
    が設定値以下のときに前記熱交換器へ前記熱媒を通流さ
    せる弁とを備えてなる液化ガス供給装置。
  2. 【請求項2】 液化ガスが収容される容器と、該容器内
    の気相部に連通するガス管路と、該ガス管路内の気相の
    前記液化ガスの圧力を検知する圧力検知手段と、前記液
    化ガスを加熱する加熱手段とを含み、 前記加熱手段は、前記容器の外側表面に取り付けられた
    加熱部と、該加熱部に加熱された熱媒を供給する熱媒管
    路と、該熱媒管路に設けられ、前記圧力検知手段で検知
    した圧力が設定値以下のときに前記加熱部へ前記熱媒を
    通流させる弁とを備えてなる液化ガス供給装置。
  3. 【請求項3】 液化ガスが収容される容器と、該容器内
    の気相部に連通するガス管路と、前記容器に収容された
    前記液化ガスの温度を検知する温度検知手段と、前記液
    化ガスを加熱する加熱手段とを含み、 前記加熱手段は、前記容器内に設けられた熱交換器と、
    該熱交換器に加熱された熱媒を供給する熱媒管路と、該
    熱媒管路に設けられ、前記温度検知手段で検知した温度
    が設定値以下のときに前記熱交換器へ前記熱媒を通流さ
    せる弁とを備えてなる液化ガス供給装置。
  4. 【請求項4】 液化ガスが収容される容器と、該容器内
    の気相部に連通するガス管路と、前記容器に収容された
    前記液化ガスの温度を検知する温度検知手段と、前記液
    化ガスを加熱する加熱手段とを含み、 前記加熱手段は、前記容器の外側表面に取り付けられた
    加熱部と、該加熱部に加熱された熱媒を供給する熱媒管
    路と、該熱媒管路に設けられ、前記温度検知手段で検知
    した温度が設定値以下のときに前記加熱部へ前記熱媒を
    通流させる弁とを備えてなる液化ガス供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4778912B2 (ja) * 2003-12-18 2011-09-21 ワルトシラ フィンランド オサケユキチュア 海洋船舶のガス供給装置および海洋船舶のガス供給装置におけるガス圧を制御する方法
KR101130650B1 (ko) 2010-09-15 2012-04-02 삼성중공업 주식회사 포터블 lng 재기화 시스템
JP2017078441A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社Ogcts Lngサテライト設備

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