JP2002098064A - トロコイドポンプ - Google Patents

トロコイドポンプ

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JP2002098064A
JP2002098064A JP2000294057A JP2000294057A JP2002098064A JP 2002098064 A JP2002098064 A JP 2002098064A JP 2000294057 A JP2000294057 A JP 2000294057A JP 2000294057 A JP2000294057 A JP 2000294057A JP 2002098064 A JP2002098064 A JP 2002098064A
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Japan
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peripheral surface
housing
outer rotor
trochoid pump
pump
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JP2000294057A
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English (en)
Inventor
Jiyunichi Sashige
純一 佐茂
Satoru Hattori
哲 服部
Masamichi Tanaka
雅道 田中
Hiroyuki Machiyama
博之 町山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のトロコイドポンプにおいては、アウタ
ーロータ外周面と、該アウターロータ外周面に摺接する
ハウジングの内周面との間の隙間部の潤滑は、アウター
ロータとハウジングの吸入・吐出ポート形成面との間等
から漏出してくる油のみにより行っていたので、十分な
潤滑が行われず、アウターロータ外周面やハウジングの
内周面に摩耗等が発生し易くなっていた。 【解決手段】 ハウジングであるポンプ穴Hp、インナ
ーロータ6b及びアウターロータ6aを具備するトロコ
イドポンプ6において、アウターロータ6a外周面と摺
接するポンプ穴Hpの内周面に、吐出ポートPoと連通
する縦溝51を軸方向に形成し、該縦溝51を、トロコ
イドポンプ6の吐出圧によるアウターロータ6aの押圧
力が発生する箇所に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング、イン
ナーロータ及びアウターロータを具備するトロコイドポ
ンプの潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ハウジング、インナーロータ
及びアウターロータを具備するトロコイドポンプにおい
ては、アウターロータ外周面と、該アウターロータ外周
面に摺接するハウジングの内周面との間の隙間部は、吐
出ポート等の他の部分とは意図的には連通されていなか
った。そして、この隙間部の潤滑は、アウターロータと
ハウジングの吸入・吐出ポート形成面との間等から漏出
してくる油により行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の如く、
漏出してくる油のみで前記隙間部の潤滑を行っていたの
では、該隙間部への油の供給量が少ないため、潤滑を行
う油が軽油や灯油といった潤滑製の低い油であった場合
には十分な潤滑が行われず、アウターロータ外周面やハ
ウジングの内周面に摩耗等が発生し易くなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、ハウジ
ング、インナーロータ及びアウターロータを具備するト
ロコイドポンプにおいて、アウターロータ外周面と摺接
するハウジングの内周面に、吐出側ポートと連通する潤
滑溝を軸方向に形成し、該潤滑溝を、トロコイドポンプ
の吐出圧によるアウターロータの押圧力が発生する箇所
に配置した。
【0005】また、請求項2においては、前記潤滑溝と
吐出ポートとは、該吐出ポート形成面と同一の面に形成
される連絡溝により接続され、ハウジングの吐出ポート
形成面に対する対向面に形成されるバランスポートの面
積を、連絡溝の面積分だけ増加させた。
【0006】また、請求項3においては、ハウジング、
インナーロータ及びアウターロータを具備するトロコイ
ドポンプにおいて、アウターロータ外周面に摺接するハ
ウジングの内周面と、吐出側油路とを連通する連通孔
を、該ハウジングに形成し、該連通孔のハウジング内周
面における開口部は、トロコイドポンプの吐出圧による
アウターロータの押圧力が発生する箇所に配置される。
【0007】また、請求項4においては、前記ハウジン
グの内周面に、前記連通孔と連通する螺旋状溝を形成し
た。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明のトロコイドポンプが適用される分
配型燃料噴射ポンプを示す系統図、図2はトロコイドポ
ンプを示す側面断面図、図3は同じく平面図、図4はト
ロコイドポンプの第二の実施例を示す図、図5はトロコ
イドポンプの第三の実施例を示す図である。
【0009】まず、本発明のトロコイドポンプが適用さ
れる分配型燃料噴射ポンプ1の概略構成について説明す
る。図1に示す分配型燃料噴射ポンプ1においては、下
部に回転自在に支持されたカム軸4が横設され、該カム
軸4にはカム5が固設されて、該カム5とカム軸4とは
一体的に回転するように構成されている。カム5の上方
にはプランジャ7が配設され、カム5の回転によりプラ
ンジャ7が上下移動するように構成しており、分配型燃
料噴射ポンプ1のハウジング内には燃料ギャラリ3が形
成されている。
【0010】また、前記プランジャ7の側方には、該ブ
ランジャ7と平行に分配軸10が配設され、該分配軸1
0の下方には駆動軸18が連結されている。該駆動軸1
8はベベルギア19を介してカム軸4と連動連結され、
分配軸10を駆動可能としている。さらに、駆動軸18
の同軸上にトロコイドポンプ6を配設して、該駆動軸1
8により駆動するようにしている。
【0011】前記トロコイドポンプ6及びフィードポン
プ20により、燃料タンク17内の燃料を、燃料配管1
3を通じて燃料ギャラリ3内へ圧送するように構成して
いる。燃料ギャラリ3内へ圧送された燃料は、前記プラ
ンジャ7の上昇によって分配軸10へ圧送され、該分配
溝へ圧送された燃料は各気筒毎の送出弁8へ供給され
る。該送出弁8に供給された燃料は、噴射ノズル9へ圧
送されて噴射される。
【0012】次に、トロコイドポンプ6について図2、
図3により説明する。トロコイドポンプ6は、アウター
ロータ6a及びインナーロータ6bを、該トロコイドポ
ンプ6のハウジングでもあるハウジングHのポンプ穴H
pに埋設して構成されており、該インナーロータ6bは
駆動軸18により回転駆動される。
【0013】アウターロータ6aの歯数よりも一枚少な
い歯を有するインナーロータ6bを回転駆動することに
より、インナーロータ6bと噛み合うアウターロータ6
aは、インナーロータ6bと同一方向に回転される。こ
れにより、インナーロータ6bとアウターロータ6aと
の間に形成される複数のポンプ室6cがその容積を変化
させながら移動する。そして、該ポンプ室6cの容積が
除々に増加する範囲に形成された吸入ポートPiから燃
料油を吸入し、ポンプ室6cの容積が除々に減少する範
囲に形成された吐出ポートPoから燃料油を吐出するよ
うに構成されている。吐出ポートPoは、吐出側油路2
1により前記燃料ギャラリ3と接続され、該燃料ギャラ
リ3へ燃料油が圧送される。
【0014】インナーロータ6bを駆動する駆動軸18
は、該駆動軸18を支持する軸孔であるハウジング孔H
aに回転自在に挿入され、下端部にはべベルギア19が
固設されている。ハウジング孔Haの下端部にはオイル
シール室Hbが形成され、該オイルシール室Hbにオイ
ルシール31を嵌装して、トロコイドポンプ6により吸
引・吐出される燃料油が、該オイルシール31よりも下
方へ漏れ出ないようにシールしている。
【0015】前記ハウジング孔Haの内周面には潤滑油
供給用溝36が形成されている。該潤滑油供給用溝36
は、ハウジング孔Haとポンプ穴Hpとの境界部からオ
イルシール室Hbにかけて、螺旋形状に形成されてい
る。また、ハウジングHには、潤滑油供給用溝36とは
別に、吸入ポートPiとオイルシール室Hbとを連通す
る連通孔37が穿設されている。
【0016】ハウジング孔Haとポンプ穴Hpとの境界
部に位置する潤滑油供給用溝36の上端部には、吸入ポ
ートPiにおける吸入圧と吐出ポートPoにおける吐出
圧との間の圧力がかかっており、該上端部からオイルシ
ール室Hbまで潤滑油供給用溝36を経由して燃料油が
流通し、ハウジング孔Haに挿入される駆動軸18と該
ハウジング孔Haの内周面との間を潤滑する。オイルシ
ール室Hbへ流入した潤滑油としての燃料油は、前記連
通孔37を通じて、潤滑油供給用溝36の上端部よりも
低圧の吸入ポートPiへ流出するため、駆動軸18を潤
滑する潤滑油供給用溝36部分の燃料油は、流れが滞る
ことがなく良好な潤滑状態を維持することが可能となっ
ている。
【0017】また、アウターロータ外周面と摺接するポ
ンプ穴Hpの内周面には、上端部から下端部にかけて縦
溝51が形成されている。ここで、インナーロータ6b
及びアウターロータ6aの回転により容積が除々に減少
する範囲にあるポンプ室6c内においては、燃料油が圧
縮されて吐出圧が発生するが、この吐出圧が発生する部
分では、該吐出圧によりアウターロータ6aの外周面が
ポンプ穴Hpの内周面に押圧される。そして、前記縦溝
51は、吐出圧によるアウターロータ6aの押圧力が発
生する箇所に配置されている。
【0018】吸入ポートPi及び吐出ポートPoが形成
されるポンプ穴Hpの底面には、該吐出ポートPoと前
記縦溝51とを接続する連絡溝52が形成されており、
前記縦溝51には、燃料油が連絡溝52を通じて吐出ポ
ートPoから強制的に供給されている。
【0019】このように、吐出ポートPoでの吐出圧に
て縦溝51へ強制的に燃料油を供給することにより、ア
ウターロータ6aの押圧力が発生する箇所へ燃料油を潤
沢に供給することが可能となり、境界潤滑の発生を低減
するとともに、当該箇所の冷却性を向上して局部的な温
度上昇を防止することができて、アウターロータ6a外
周面と、該アウターロータ6a外周面に摺接するポンプ
穴Hpの内周面との間の隙間部を、良好な潤滑状態に維
持することができ、トロコイドポンプ6の耐久性を向上
することができる。
【0020】ポンプ穴Hpの上方は蓋体39により覆わ
れ、該蓋体39の内側面(図2における下面)には、吸
入ポートPi及び吐出ポートPoに対応する位置に、該
吸入ポートPi及び吐出ポートPoの開口面積と同じ面
積の溝である吸入側バランスポートBi及び吐出側バラ
ンスポートBoを形成し、それぞれ吸入ポートPi及び
吐出ポートPoと接続している。
【0021】このように、吸入側バランスポートBi及
び吐出側バランスポートBoを形成することで、アウタ
ーロータ6qの下面側と上面側とにかかる圧力を同一に
することができ、吸入ポートPiでの燃料油の吸入や吐
出ポートPoでの燃料油の吐出に伴い軸方向(図2にお
ける上下方向)にかかる圧力によって発生する荷重のバ
ランスをとり、アウターロータ6aのポンプ穴Hpへの
片当り等を防止している。
【0022】さらに、本トロコイドポンプ6において
は、蓋体39内側面の前記連絡溝52に対応する位置
に、該連絡溝52の面積と同じ面積のバランス溝Brを
形成して、吐出側バランスポートBo及び縦溝51と連
通させている。このように、ポンプ穴Hpの底面に対向
する蓋体39の内側面にバランス溝Brを形成すること
で、連絡溝52を形成した場合でも、トロコイドポンプ
6の軸方向にかかる圧力によって発生する荷重のバラン
スをとり、アウターロータ6aのポンプ穴Hpへの片当
り等を防止して、摺動部の摩耗低減や焼付防止を図るこ
とができる。
【0023】また、アウターロータ6a外周面に摺接す
るポンプ穴Hpの内周面との間の隙間部を、良好な潤滑
状態に維持するために、次のような構成をとることもで
きる。即ち、図4に示すトロコイドポンプ6において
は、ポンプ穴Hpの内周面と前記吐出側油路21とを連
通する連通孔56が、ハウジングHに形成されている。
該連通孔56は、その円周方向の配置位置が、前述の縦
溝51と同様に、吐出圧によるアウターロータ6aの押
圧力が発生する箇所とされており、その軸方向の配置位
置が、アウターロータ6aの略中央とされている。
【0024】このように連通孔56を形成することで、
吐出側油路21内を圧送される燃料油を該連通孔56を
通じて、アウターロータ6a外周面とポンプ穴Hpの内
周面との間の隙間部における、アウターロータ6aの押
圧力が発生する箇所へ燃料油を潤沢に供給することが可
能となり、前述の縦溝51を形成した場合と同様の効果
を得ることができる。
【0025】さらに、連通孔56を形成した場合には、
縦溝51を形成した場合の如くポンプ穴Hpの底面に連
絡溝52を形成する必要がないので、吐出ポートPo等
からの燃料油の漏れが増加することもなく、トロコイド
ポンプ6の効率が低下することもない。
【0026】また、連通孔56を形成した場合、図5に
示す如く、ポンプ穴Hpの内周面に、該連通孔56を連
通する螺旋状溝58を形成することもできる。このよう
に螺旋状溝58を形成することで、アウターロータ6a
のポンプ穴Hpに対するラジアル方向の荷重バランスを
崩すことなく、アウターロータ6a外周とポンプ穴Hp
の内周面との隙間部分全域に渡って燃料油を潤沢に供給
することができ、摩耗低減や焼付防止を図ることができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、ハウジング、インナーロータ及びアウターロータを
具備するトロコイドポンプにおいて、アウターロータ外
周面と摺接するハウジングの内周面に、吐出側ポートと
連通する潤滑溝を軸方向に形成し、該潤滑溝を、トロコ
イドポンプの吐出圧によるアウターロータの押圧力が発
生する箇所に配置したので、アウターロータ外周面とハ
ウジングの内周面との隙間部における、アウターロータ
の押圧力が発生する箇所へ燃料油を潤沢に供給すること
が可能となり、境界潤滑の発生を低減するとともに、当
該箇所の冷却性を向上して局部的な温度上昇を防止する
ことができて、アウターロータ外周面とハウジング内周
面との間の隙間部を、良好な潤滑状態に維持することが
でき、トロコイドポンプの耐久性を向上することができ
る。
【0028】更に、請求項2記載の如く、前記潤滑溝と
吐出ポートとは、該吐出ポート形成面と同一の面に形成
される連絡溝により接続され、ハウジングの吐出ポート
形成面に対する対向面に形成されるバランスポートの面
積を、連絡溝の面積分だけ増加させたので、連絡溝を形
成したことによるトロコイドポンプの軸方向にかかる圧
力によって発生する荷重のバランスをとり、アウターロ
ータのハウジングへの片当り等を防止して、摺動部の摩
耗低減や焼付防止を図ることができる。
【0029】更に、請求項3記載の如く、ハウジング、
インナーロータ及びアウターロータを具備するトロコイ
ドポンプにおいて、アウターロータ外周面に摺接するハ
ウジングの内周面と、吐出側油路とを連通する連通孔
を、該ハウジングに形成し、該連通孔のハウジング内周
面における開口部は、トロコイドポンプの吐出圧による
アウターロータの押圧力が発生する箇所に配置されるの
で、アウターロータ外周面とハウジングの内周面との隙
間部における、アウターロータの押圧力が発生する箇所
へ燃料油を潤沢に供給することが可能となり、境界潤滑
の発生を低減するとともに、当該箇所の冷却性を向上し
て局部的な温度上昇を防止することができて、アウター
ロータ外周面とハウジング内周面との間の隙間部を、良
好な潤滑状態に維持することができ、トロコイドポンプ
の耐久性を向上することができる。また、前述の縦溝を
形成した場合のように、ハウジングの底面に連絡溝の如
くの溝を形成する必要がないので、吐出側ポート等から
の燃料油の漏れが増加することもなく、トロコイドポン
プの効率が低下することもない。
【0030】更に、請求項4記載の如く、前記ハウジン
グの内周面に、前記連通孔と連通する螺旋状溝を形成し
たので、アウターロータのハウジングに対するラジアル
方向の荷重バランスを崩すことなく、アウターロータ外
周とハウジングの内周面との隙間部分全域に渡って燃料
油を潤沢に供給することができ、摩耗低減や焼付防止を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトロコイドポンプが適用される分配型
燃料噴射ポンプを示す系統図である。
【図2】トロコイドポンプを示す側面断面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】トロコイドポンプの第二の実施例を示す図であ
る。
【図5】トロコイドポンプの第三の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
Br バランス溝 H ハウジング Hp ポンプ穴 Pi 吸入ポート Po 吐出ポート 1 分配型燃料噴射ポンプ 6 トロコイドポンプ 10 分配軸 18 駆動軸 39 蓋体 51 縦溝 52 連絡溝 56 連通孔 58 螺旋状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 雅道 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 町山 博之 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 Fターム(参考) 3H041 AA02 BB04 CC05 CC13 DD03 DD15 DD18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング、インナーロータ及びアウタ
    ーロータを具備するトロコイドポンプにおいて、アウタ
    ーロータ外周面と摺接するハウジングの内周面に、吐出
    側ポートと連通する潤滑溝を軸方向に形成し、該潤滑溝
    を、トロコイドポンプの吐出圧によるアウターロータの
    押圧力が発生する箇所に配置したことを特徴とするトロ
    コイドポンプ。
  2. 【請求項2】 前記潤滑溝と吐出ポートとは、該吐出ポ
    ート形成面と同一の面に形成される連絡溝により接続さ
    れ、ハウジングの吐出ポート形成面に対する対向面に形
    成されるバランスポートの面積を、連絡溝の面積分だけ
    増加させたことを特徴とする請求項1に記載のトロコイ
    ドポンプ。
  3. 【請求項3】 ハウジング、インナーロータ及びアウタ
    ーロータを具備するトロコイドポンプにおいて、アウタ
    ーロータ外周面に摺接するハウジングの内周面と、吐出
    側油路とを連通する連通孔を、該ハウジングに形成し、
    該連通孔のハウジング内周面における開口部は、トロコ
    イドポンプの吐出圧によるアウターロータの押圧力が発
    生する箇所に配置されることを特徴とするトロコイドポ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングの内周面に、前記連通孔
    と連通する螺旋状溝を形成したことを特徴とする請求項
    3に記載のトロコイドポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038789A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 内接歯車ポンプ
JP2014173587A (ja) * 2013-03-13 2014-09-22 Hitachi Automotive Systems Ltd 内接歯車ポンプ

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JP2008038789A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 内接歯車ポンプ
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