JP2002097058A - 石膏ボードを含む建築廃棄物のリサイクル方法 - Google Patents
石膏ボードを含む建築廃棄物のリサイクル方法Info
- Publication number
- JP2002097058A JP2002097058A JP2000284208A JP2000284208A JP2002097058A JP 2002097058 A JP2002097058 A JP 2002097058A JP 2000284208 A JP2000284208 A JP 2000284208A JP 2000284208 A JP2000284208 A JP 2000284208A JP 2002097058 A JP2002097058 A JP 2002097058A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gypsum board
- gypsum
- waste material
- waste
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 新築工事、改修工事において発生する石膏ボ
ード廃材及び石膏ボードと鉱物質繊維板との複合体廃材
リサイクル方法を提供する。 【解決手段】 石膏ボード廃材、又は石膏ボードと鉱物
質繊維板との複合体廃材を粉砕後スラリー化して石膏ボ
ード原料に適正比率で配合し石膏ボードを製造する。
ード廃材及び石膏ボードと鉱物質繊維板との複合体廃材
リサイクル方法を提供する。 【解決手段】 石膏ボード廃材、又は石膏ボードと鉱物
質繊維板との複合体廃材を粉砕後スラリー化して石膏ボ
ード原料に適正比率で配合し石膏ボードを製造する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は新築工事、改修工事
において発生する石膏ボード廃材、及び石膏ボードと鉱
物質繊維板との複合体廃材のリサイクル方法に関する。
において発生する石膏ボード廃材、及び石膏ボードと鉱
物質繊維板との複合体廃材のリサイクル方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】建築産業廃棄物については処分場の減
少、地下水汚染等の問題があり、リサイクルの促進が求
められている。石膏ボードにおいても地下水汚染等の問
題から管理型廃棄物として指定されたため、回収しリサ
イクルすることが課題となっている。しかし、石膏ボー
ドをリサイクルするには、現場から回収する方法、紙と
石膏との分離方法、回収材を使用することによって物性
が低下する等の問題があり、リサイクルの進展度合いは
低いのが現状である。また、石膏ボードを下張りしてそ
の上に鉱物質繊維板の代表であるロックウール化粧吸音
板を施工したいわゆる捨て張り工法の廃材については、
石膏ボードとロックウール化粧吸音板とが接着固定され
ているため分離することが困難であることからリサイク
ルがより難しいものとなっている。
少、地下水汚染等の問題があり、リサイクルの促進が求
められている。石膏ボードにおいても地下水汚染等の問
題から管理型廃棄物として指定されたため、回収しリサ
イクルすることが課題となっている。しかし、石膏ボー
ドをリサイクルするには、現場から回収する方法、紙と
石膏との分離方法、回収材を使用することによって物性
が低下する等の問題があり、リサイクルの進展度合いは
低いのが現状である。また、石膏ボードを下張りしてそ
の上に鉱物質繊維板の代表であるロックウール化粧吸音
板を施工したいわゆる捨て張り工法の廃材については、
石膏ボードとロックウール化粧吸音板とが接着固定され
ているため分離することが困難であることからリサイク
ルがより難しいものとなっている。
【０００３】石膏ボード廃材のリサイクルについては、
石膏ボード廃材を粉砕し石膏部分と紙部分とを分離し
て、石膏部分は材料として再利用し、紙部分は焼却処理
されることは一般的に知られている。また、特開平９−
１６５２４４には石膏ボード廃材を粉砕処理し、紙の部
分を取り除いた石膏部分を新しい石膏材料に混合して石
膏ボードを製造する方法が示されている。
石膏ボード廃材を粉砕し石膏部分と紙部分とを分離し
て、石膏部分は材料として再利用し、紙部分は焼却処理
されることは一般的に知られている。また、特開平９−
１６５２４４には石膏ボード廃材を粉砕処理し、紙の部
分を取り除いた石膏部分を新しい石膏材料に混合して石
膏ボードを製造する方法が示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このようにリサイクル
の困難な、石膏ボード廃材、及び石膏ボードと鉱物質繊
維板との複合体廃材を石膏ボードの原料用として適正に
調整処理して配合し、通常品と比較して物性に遜色のな
い石膏ボードの製造方法を提供するものである。
の困難な、石膏ボード廃材、及び石膏ボードと鉱物質繊
維板との複合体廃材を石膏ボードの原料用として適正に
調整処理して配合し、通常品と比較して物性に遜色のな
い石膏ボードの製造方法を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、石膏ボード廃
材または石膏ボードと鉱物質繊維板との複合体廃材を粉
砕し、金属異物を選別除去した後、得られた石膏ボード
の粉砕物または石膏ボードと鉱物質繊維板の複合板の粉
砕物を高速攪拌ミキサーにて水中分散させてスラリーを
得る。次に、半水石膏１００重量部に対して前記スラリ
ーをスラリー固形分で２５重量部以下の比率で配合し、
必要に応じて流動化剤を３．０重量部以下の範囲で添加
してなる石膏ボードの製造方法である。
材または石膏ボードと鉱物質繊維板との複合体廃材を粉
砕し、金属異物を選別除去した後、得られた石膏ボード
の粉砕物または石膏ボードと鉱物質繊維板の複合板の粉
砕物を高速攪拌ミキサーにて水中分散させてスラリーを
得る。次に、半水石膏１００重量部に対して前記スラリ
ーをスラリー固形分で２５重量部以下の比率で配合し、
必要に応じて流動化剤を３．０重量部以下の範囲で添加
してなる石膏ボードの製造方法である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
石膏ボード廃材は紙と石膏に分離し、石膏だけを原料と
して回収し、紙については焼却処分するのが一般的であ
るが、本発明では石膏と紙を分離することなく、粉砕、
磁力選別、高速攪拌ミキサーを通すことにより石膏ボー
ドの原料として使用される。また、石膏ボードと鉱物質
繊維板との複合体廃材についても同様のプロセスにより
石膏ボードの原料として使用されるものである。
石膏ボード廃材は紙と石膏に分離し、石膏だけを原料と
して回収し、紙については焼却処分するのが一般的であ
るが、本発明では石膏と紙を分離することなく、粉砕、
磁力選別、高速攪拌ミキサーを通すことにより石膏ボー
ドの原料として使用される。また、石膏ボードと鉱物質
繊維板との複合体廃材についても同様のプロセスにより
石膏ボードの原料として使用されるものである。
【０００７】石膏ボード廃材を用いて、石膏ボードを製
造する方法について詳述する。石膏ボード製造工場に集
められた石膏ボード廃材は、まず大きな異物を人手によ
って取り除き、続いてハンマークラッシャー等の粉砕機
にかけて、板の形が無くなる程度に粉砕する。次に粉砕
物を磁力選別機に通すことによって金属異物を取り除
く。続いて前記粉砕物を高速攪拌ミキサーにて水中分散
する。前記高速攪拌ミキサーは剪断力を有する攪拌刃を
備えたタイプが好ましく、１分間あたり数百回転の回転
数で運転できるものが良い。前記粉砕物に対する水の比
率は、粉砕物１００重量部に対して水１５０重量部以上
が好ましく、これより水を少なくすると攪拌効率が悪く
なり、紙の分散レベルが繊維状態にまで至らず、出来上
がった石膏ボード製品の物性を低下させることになる
か、または高速攪拌ミキサーに高負荷がかかり機械故障
につながることとなる。前記方法にて水分散した廃石膏
ボードスラリーは、石膏ボード原料としてストックされ
る。
造する方法について詳述する。石膏ボード製造工場に集
められた石膏ボード廃材は、まず大きな異物を人手によ
って取り除き、続いてハンマークラッシャー等の粉砕機
にかけて、板の形が無くなる程度に粉砕する。次に粉砕
物を磁力選別機に通すことによって金属異物を取り除
く。続いて前記粉砕物を高速攪拌ミキサーにて水中分散
する。前記高速攪拌ミキサーは剪断力を有する攪拌刃を
備えたタイプが好ましく、１分間あたり数百回転の回転
数で運転できるものが良い。前記粉砕物に対する水の比
率は、粉砕物１００重量部に対して水１５０重量部以上
が好ましく、これより水を少なくすると攪拌効率が悪く
なり、紙の分散レベルが繊維状態にまで至らず、出来上
がった石膏ボード製品の物性を低下させることになる
か、または高速攪拌ミキサーに高負荷がかかり機械故障
につながることとなる。前記方法にて水分散した廃石膏
ボードスラリーは、石膏ボード原料としてストックされ
る。
【０００８】前記廃石膏ボードスラリーを原料として石
膏ボードを製造する工程について説明する。前記廃石膏
ボードスラリーは、石膏が自硬性の無い二水和物である
ことから添加量に制限がある。バージン原料の半水石膏
１００重量部に対して、前記廃石膏ボードスラリーは固
形分換算で２５重量部以下であることが必要である。２
５重量部を超えると石膏ボード製品の曲げ強度等諸物性
が低下する。一方廃石膏ボード中の有機物であるパルプ
分は防火性にとってマイナス材料であるが、廃石膏ボー
ドスラリーの固形分としての配合量の上限である２５重
量部においては、廃石膏ボードスラリーの元の材料が紙
の比率の最も高い９．５ミリの石膏ボードであっても製
品の１．２重量％に過ぎないので何ら問題は無い。
膏ボードを製造する工程について説明する。前記廃石膏
ボードスラリーは、石膏が自硬性の無い二水和物である
ことから添加量に制限がある。バージン原料の半水石膏
１００重量部に対して、前記廃石膏ボードスラリーは固
形分換算で２５重量部以下であることが必要である。２
５重量部を超えると石膏ボード製品の曲げ強度等諸物性
が低下する。一方廃石膏ボード中の有機物であるパルプ
分は防火性にとってマイナス材料であるが、廃石膏ボー
ドスラリーの固形分としての配合量の上限である２５重
量部においては、廃石膏ボードスラリーの元の材料が紙
の比率の最も高い９．５ミリの石膏ボードであっても製
品の１．２重量％に過ぎないので何ら問題は無い。
【０００９】また、石膏ボードの成型時には石膏スラリ
ーの流動性が必要であり、廃材をより多く混入する場合
は流動化が低下するので、必要に応じて流動化剤を添加
することが有効である。流動化剤としてはポリカルボン
酸等が使用でき、半水石膏および廃石膏ボードスラリー
の合計固形分１００重量部に対して3重量部以下の範囲
で配合する。前記流動化剤は硬化遅延剤としての特性も
有しており、廃材石膏混入率が高い場合は廃材スラリー
中の二水石膏が硬化促進の作用を必要以上にあらわす
が、これを打ち消す働きをする。
ーの流動性が必要であり、廃材をより多く混入する場合
は流動化が低下するので、必要に応じて流動化剤を添加
することが有効である。流動化剤としてはポリカルボン
酸等が使用でき、半水石膏および廃石膏ボードスラリー
の合計固形分１００重量部に対して3重量部以下の範囲
で配合する。前記流動化剤は硬化遅延剤としての特性も
有しており、廃材石膏混入率が高い場合は廃材スラリー
中の二水石膏が硬化促進の作用を必要以上にあらわす
が、これを打ち消す働きをする。
【００１０】また、澱粉、ポリビニルアルコール等の接
着剤を配合することで強度の向上を図ることができるの
で、低密度化をはかるなどの際には防火保持の範囲内で
少量添加することが有効である。石膏ボードと鉱物質繊
維板との複合体廃材についても廃材スラリー化工程、石
膏ボード製造原料としての添加量、流動化剤の使用等い
ずれも同様の範囲及び方法で行うことによって、石膏ボ
ードを製造することが可能である。
着剤を配合することで強度の向上を図ることができるの
で、低密度化をはかるなどの際には防火保持の範囲内で
少量添加することが有効である。石膏ボードと鉱物質繊
維板との複合体廃材についても廃材スラリー化工程、石
膏ボード製造原料としての添加量、流動化剤の使用等い
ずれも同様の範囲及び方法で行うことによって、石膏ボ
ードを製造することが可能である。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 廃石膏ボードスラリーの製造について ［実施例１〜３および比較例１〜２］廃材は９．５ｍｍ
厚の石膏ボードを用いて、粉砕機にはハンマークラッシ
ャー、金属の除去機には磁力選別機、水中分散機には高
速攪拌ミキサーをそれぞれ使用して表１に示す配合の廃
石膏ボードスラリーを作成した。前記廃石膏ボードスラ
リーを石膏の分散・パルプの分散・設備異常について評
価した。石膏の分散・パルプの分散については目視で観
察し、設備異常についてはその状態を観察し表１に示し
た。
る。 廃石膏ボードスラリーの製造について ［実施例１〜３および比較例１〜２］廃材は９．５ｍｍ
厚の石膏ボードを用いて、粉砕機にはハンマークラッシ
ャー、金属の除去機には磁力選別機、水中分散機には高
速攪拌ミキサーをそれぞれ使用して表１に示す配合の廃
石膏ボードスラリーを作成した。前記廃石膏ボードスラ
リーを石膏の分散・パルプの分散・設備異常について評
価した。石膏の分散・パルプの分散については目視で観
察し、設備異常についてはその状態を観察し表１に示し
た。
【００１２】
【表１】
【００１３】廃石膏ボードスラリーを用いた石膏ボー
ドの製造について ［実施例４〜５および比較例３〜５］実施例４、５およ
び比較例３には実施例２のプロセスで製造した廃石膏ボ
ードスラリーを使用し、比較例４、５には比較例１のプ
ロセスにより製造した廃石膏ボードスラリーを使用し
て、表２による配合で石膏ボードを作成した。前記石膏
ボードの物性を比重・曲げ強度・硬さ・紙接着性・防火
性について評価し、表２に示した。物性は通常石膏ボー
ドとの比較により評価した。
ドの製造について ［実施例４〜５および比較例３〜５］実施例４、５およ
び比較例３には実施例２のプロセスで製造した廃石膏ボ
ードスラリーを使用し、比較例４、５には比較例１のプ
ロセスにより製造した廃石膏ボードスラリーを使用し
て、表２による配合で石膏ボードを作成した。前記石膏
ボードの物性を比重・曲げ強度・硬さ・紙接着性・防火
性について評価し、表２に示した。物性は通常石膏ボー
ドとの比較により評価した。
【００１４】
【表２】
【００１５】石膏ボードと鉱物質繊維板との複合体廃
材スラリーの製造について ［実施例６〜８および比較例６〜７］廃材は９．５ｍｍ
厚の石膏ボードに９ｍｍ厚ロックウール化粧吸音板を貼
った複合体を用いて、粉砕機にはハンマークラッシャ
ー、金属の除去機には磁力選別機、水中分散機には高速
攪拌ミキサーをそれぞれ使用して表３に示す配合の複合
体廃材スラリーを作成した。前記複合体廃材スラリーを
石膏の分散・パルプの分散・設備異常について評価し
た。石膏の分散・パルプの分散については目視で観察
し、設備異常についてはその状態を観察し表３に示し
た。
材スラリーの製造について ［実施例６〜８および比較例６〜７］廃材は９．５ｍｍ
厚の石膏ボードに９ｍｍ厚ロックウール化粧吸音板を貼
った複合体を用いて、粉砕機にはハンマークラッシャ
ー、金属の除去機には磁力選別機、水中分散機には高速
攪拌ミキサーをそれぞれ使用して表３に示す配合の複合
体廃材スラリーを作成した。前記複合体廃材スラリーを
石膏の分散・パルプの分散・設備異常について評価し
た。石膏の分散・パルプの分散については目視で観察
し、設備異常についてはその状態を観察し表３に示し
た。
【００１６】
【表３】
【００１７】石膏ボードと鉱物質繊維板との複合体廃
材スラリーを用いた石膏ボードの製造について ［実施例９、１０および比較例８〜１０］実施例９、１
０および比較例８には実施例７のプロセスにより製造し
た複合体廃材スラリーを使用し、比較例９、１０には比
較例６のプロセスにより製造した複合体廃材スラリーを
使用して、表４による配合で石膏ボードを作成した。前
記石膏ボードの物性を比重・曲げ強度・硬さ・紙接着性
・防火性について評価し、表４に示した。物性は通常石
膏ボードとの比較により評価した。
材スラリーを用いた石膏ボードの製造について ［実施例９、１０および比較例８〜１０］実施例９、１
０および比較例８には実施例７のプロセスにより製造し
た複合体廃材スラリーを使用し、比較例９、１０には比
較例６のプロセスにより製造した複合体廃材スラリーを
使用して、表４による配合で石膏ボードを作成した。前
記石膏ボードの物性を比重・曲げ強度・硬さ・紙接着性
・防火性について評価し、表４に示した。物性は通常石
膏ボードとの比較により評価した。
【００１８】
【表４】
【００１９】本発明は、石膏ボード廃材及び石膏ボード
と鉱物質繊維板との複合体廃材を石膏ボードの原料用と
して簡単な工程で使用できるようになり、かつ通常品と
比較して物性に遜色のない石膏ボードを得ることができ
るばかりでなく、前記廃材を容易にリサイクルできる。
と鉱物質繊維板との複合体廃材を石膏ボードの原料用と
して簡単な工程で使用できるようになり、かつ通常品と
比較して物性に遜色のない石膏ボードを得ることができ
るばかりでなく、前記廃材を容易にリサイクルできる。
Claims (2)
- 【請求項１】 石膏ボード廃材又は石膏ボードと鉱物質
繊維板との複合体廃材を粉砕し金属異物を磁力選別した
粉砕物を高速攪拌ミキサーにて水中分散させてスラリー
とする、次に、半水石膏１００重量部に対して前記スラ
リーのスラリー固形分で２５重量部以下の比率で配合し
てなる石膏ボードの製造方法。 - 【請求項２】 流動化剤を３．０重量部以下の範囲で添
加してなる請求項１記載の石膏ボードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000284208A JP2002097058A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 石膏ボードを含む建築廃棄物のリサイクル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000284208A JP2002097058A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 石膏ボードを含む建築廃棄物のリサイクル方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002097058A true JP2002097058A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18768464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000284208A Pending JP2002097058A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 石膏ボードを含む建築廃棄物のリサイクル方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002097058A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006008448A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Yoshino Gypsum Co Ltd | 石膏ボードと岩綿吸音板の複合廃棄物のリサイクル方法並びに岩綿を含む石膏ボード |
| CN110785389A (zh) * | 2017-06-29 | 2020-02-11 | 可耐福石膏两合公司 | 生产用于形成石膏产品的石膏料浆的方法以及制造石膏产品的方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60171261A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-04 | 太平洋セメント株式会社 | 不燃性石膏板の製造方法 |
| JPS6241747A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-23 | 太平洋セメント株式会社 | 不燃性石膏板の製造方法 |
| JPH0421550A (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-24 | Atsuhiro Honda | コンクリート屑の再生方法およびその装置 |
| JPH08217505A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-08-27 | Kao Corp | 石膏・水スラリー用分散剤 |
| JPH1112019A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-19 | Mitsui Chem Inc | 内装壁用石膏ボード及びその製造方法 |
| JPH11314953A (ja) * | 1998-05-07 | 1999-11-16 | Nippon Zeon Co Ltd | 石膏用分散剤 |
-
2000
- 2000-09-19 JP JP2000284208A patent/JP2002097058A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60171261A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-04 | 太平洋セメント株式会社 | 不燃性石膏板の製造方法 |
| JPS6241747A (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-23 | 太平洋セメント株式会社 | 不燃性石膏板の製造方法 |
| JPH0421550A (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-24 | Atsuhiro Honda | コンクリート屑の再生方法およびその装置 |
| JPH08217505A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-08-27 | Kao Corp | 石膏・水スラリー用分散剤 |
| JPH1112019A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-19 | Mitsui Chem Inc | 内装壁用石膏ボード及びその製造方法 |
| JPH11314953A (ja) * | 1998-05-07 | 1999-11-16 | Nippon Zeon Co Ltd | 石膏用分散剤 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006008448A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Yoshino Gypsum Co Ltd | 石膏ボードと岩綿吸音板の複合廃棄物のリサイクル方法並びに岩綿を含む石膏ボード |
| JP4651978B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2011-03-16 | 吉野石膏株式会社 | 石膏ボードと岩綿吸音板の複合廃棄物のリサイクル方法並びに岩綿を含む石膏ボード |
| CN110785389A (zh) * | 2017-06-29 | 2020-02-11 | 可耐福石膏两合公司 | 生产用于形成石膏产品的石膏料浆的方法以及制造石膏产品的方法 |
| JP2020528859A (ja) * | 2017-06-29 | 2020-10-01 | クナウフ ギプス カーゲー | 石膏製品を形成するための石膏スラリーを製造する方法および石膏製品を製作する方法 |
| JP2022064907A (ja) * | 2017-06-29 | 2022-04-26 | クナウフ ギプス カーゲー | 石膏製品を形成するための石膏スラリーを製造する方法および石膏製品を製作する方法 |
| US12036561B2 (en) | 2017-06-29 | 2024-07-16 | Knauf Gips Kg | Method of producing a gypsum slurry for forming gypsum products and method of manufacturing a gypsum product |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN106193433A (zh) | 一种辊压成型煤矸石建筑垃圾板材 | |
| KR101256834B1 (ko) | 건설폐기물 순환골재를 이용한 비시멘트 친환경 신 건설자재인 지오폴리머 콘크리트 | |
| CN101274840A (zh) | 建筑垃圾制造的免烧陶粒及其制造方法 | |
| US20210331978A1 (en) | Methods for reclaiming gypsum panels that contain hydrophobic materials and use thereof | |
| CN106045412A (zh) | 一种生态混凝土 | |
| JP3889115B2 (ja) | 石膏ボード廃材の利用方法 | |
| JP2002097058A (ja) | 石膏ボードを含む建築廃棄物のリサイクル方法 | |
| JP4651978B2 (ja) | 石膏ボードと岩綿吸音板の複合廃棄物のリサイクル方法並びに岩綿を含む石膏ボード | |
| JP4393989B2 (ja) | 再生骨材改質材 | |
| WO2004071987A1 (en) | Building materials made from waste materials and method for making same | |
| JP3221940B2 (ja) | 石膏ボードの廃材から石膏を回収する方法 | |
| JP4189730B2 (ja) | 石綿スレートの非石綿化処理方法 | |
| JP4639454B2 (ja) | 石膏ボードを含む建築廃棄物のリサイクル方法 | |
| DE10021792C2 (de) | Verfahren zur Herstellung von verfestigten Produkten für die Bauindustrie | |
| EP2030693B1 (de) | Aufbereitung von Gipsplattenabfällen zum Zwecke der hochwertigen Wiederverwertung der Einzelkomponenten Gips und Karton | |
| JP3366451B2 (ja) | コンクリートの製造方法 | |
| EP2270084B1 (de) | Granulat und Verfahren zu dessen Herstellung | |
| CN1451493A (zh) | 一种建筑垃圾处理和制作建材及制品的方法 | |
| JP2578259B2 (ja) | 硬質木片セメント板の製造方法 | |
| JP2004051396A (ja) | 無機繊維と石膏の複合板、及びその製造方法 | |
| Atwan | Effect of particle size of waste glass on compressive strength and modulus of rupture of concrete mix | |
| Soutsos et al. | Recycling of concrete | |
| JP2005008465A (ja) | 撥水性軽量骨材 | |
| JP3023057B2 (ja) | 木質セメント板およびその製造方法 | |
| JP3269882B2 (ja) | 繊維強化セメント成形体の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070910 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100803 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101207 |