JP2002096584A - 顧客カード - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 1回の申込手続きで家族を構成する複数の者
が使用できる情報記録媒体を即時発行でき、そして家族
数人が別れて買物をした場合でもそれぞれの者がサービ
スポイントなどのサービスを受けることができ、家族単
位での各種サービスを提供したり、家族単位での購入商
品の動向を分析や販売促進活動を行えるようにすること
で、送料の削減効果や事務処理の効率化などを図ること
ができる顧客カードを提供する。 【解決手段】 複数の凹部8を有するカード基体と、前
記複数の凹部内にそれぞれに設けられた複数の情報記録
媒体と、当該複数の情報記録媒体は各々その裏面に融着
阻害層を有して前記カード基体の凹部内の底面と前記融
着阻害層を介して仮着され、前記複数の情報記録媒体6
a,6b,6cの表出面側に各々同一のバーコード14
が表示されていることを特徴とする。
が使用できる情報記録媒体を即時発行でき、そして家族
数人が別れて買物をした場合でもそれぞれの者がサービ
スポイントなどのサービスを受けることができ、家族単
位での各種サービスを提供したり、家族単位での購入商
品の動向を分析や販売促進活動を行えるようにすること
で、送料の削減効果や事務処理の効率化などを図ること
ができる顧客カードを提供する。 【解決手段】 複数の凹部8を有するカード基体と、前
記複数の凹部内にそれぞれに設けられた複数の情報記録
媒体と、当該複数の情報記録媒体は各々その裏面に融着
阻害層を有して前記カード基体の凹部内の底面と前記融
着阻害層を介して仮着され、前記複数の情報記録媒体6
a,6b,6cの表出面側に各々同一のバーコード14
が表示されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト、百貨店、量販店、商店街などで顧客に対して発行さ
れる顧客カードに関し、特に、一回のカード発行申込手
続きでカード発行を申込んだ者の家族がそれぞれ使用で
きる顧客カードに関する。
ト、百貨店、量販店、商店街などで顧客に対して発行さ
れる顧客カードに関し、特に、一回のカード発行申込手
続きでカード発行を申込んだ者の家族がそれぞれ使用で
きる顧客カードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケット、百貨店、量
販店、商店街などにおいては、顧客サービスや顧客管理
を行うための媒体として顧客カードを顧客に対して発行
し、商品購入金額に応じたサービスポイントを顧客に与
えて実質的な割引サービスを行ったり、商品購入時に顧
客カードに記録された顧客固有番号に基づいて顧客デー
タベースから導いた顧客情報と、その顧客個人の購入商
品の動向を分析して顧客個人毎の趣向情報を得て、顧客
個人毎の趣向にあった商品に関するダイレクトメールの
発送を行うなどの効率的な販売促進活動を行っている。
販店、商店街などにおいては、顧客サービスや顧客管理
を行うための媒体として顧客カードを顧客に対して発行
し、商品購入金額に応じたサービスポイントを顧客に与
えて実質的な割引サービスを行ったり、商品購入時に顧
客カードに記録された顧客固有番号に基づいて顧客デー
タベースから導いた顧客情報と、その顧客個人の購入商
品の動向を分析して顧客個人毎の趣向情報を得て、顧客
個人毎の趣向にあった商品に関するダイレクトメールの
発送を行うなどの効率的な販売促進活動を行っている。
【0003】通常、これらの顧客カードは、申込者が顧
客カード申込書に必要事項を記入し、捺印するなどして
申込みを行うことが多いが、申込者本人のみを使用対象
とした1枚の顧客カードを発行する場合が一般的で、も
しも申込者の家族の者がサービスポイントなどのサービ
スを受けたい場合には、改めて家族の者本人が顧客カー
ド申込書により申込み手続きを行う必要があり煩わしか
った。しかも、家族数人でスーパーマーケット、百貨
店、量販店、商店街など買物に出かけた場合に、店舗内
で一旦別れて別々に買物を行いたいと思っても顧客カー
ドが1枚しかないと顧客カードを所持した者しかサービ
スポイントなどのサービスが受けられないので不便であ
る。
客カード申込書に必要事項を記入し、捺印するなどして
申込みを行うことが多いが、申込者本人のみを使用対象
とした1枚の顧客カードを発行する場合が一般的で、も
しも申込者の家族の者がサービスポイントなどのサービ
スを受けたい場合には、改めて家族の者本人が顧客カー
ド申込書により申込み手続きを行う必要があり煩わしか
った。しかも、家族数人でスーパーマーケット、百貨
店、量販店、商店街など買物に出かけた場合に、店舗内
で一旦別れて別々に買物を行いたいと思っても顧客カー
ドが1枚しかないと顧客カードを所持した者しかサービ
スポイントなどのサービスが受けられないので不便であ
る。
【0004】また、従来の顧客カードでは、顧客個人の
購入商品の動向を分析して顧客個人毎の趣向情報を得
て、顧客個人毎の趣向にあった商品に関するダイレクト
メールの送付を行うので、1家族に対して例えば夫、
妻、子供の3通の同じ内容のダイレクトメールが届くこ
ともあり、ダイレクトメールを送る側にとっては送料が
無駄であり、またダイレクトメールを受け取る側にとっ
ても同じ内容のダイレクトメールを開封することは、ダ
イレクトメール発送者への心証を害する危険性が高く、
販売促進上好ましくない。
購入商品の動向を分析して顧客個人毎の趣向情報を得
て、顧客個人毎の趣向にあった商品に関するダイレクト
メールの送付を行うので、1家族に対して例えば夫、
妻、子供の3通の同じ内容のダイレクトメールが届くこ
ともあり、ダイレクトメールを送る側にとっては送料が
無駄であり、またダイレクトメールを受け取る側にとっ
ても同じ内容のダイレクトメールを開封することは、ダ
イレクトメール発送者への心証を害する危険性が高く、
販売促進上好ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、1回の申込
手続きで家族を構成する複数の者が使用できる情報記録
媒体を即時発行することができ、そして家族数人が別れ
て買物をした場合でもそれぞれの者がサービスポイント
などのサービスを受けることができる顧客カードを提供
する。また、商品やサービスを提供する側が、家族単位
での購買動向を把握することができ、将来的に購入可能
性が高い優良家族顧客を抽出し、家族単位での各種サー
ビスを提供したり、家族単位での購入商品の動向を分析
して家族単位の趣向情報を得ることで、家族を構成する
者の趣向にあったそれぞれの商品に関するパンフレット
やカタログ等の広告媒体を同封して、1回のダイレクト
メールで送付することができ、送料の削減効果や事務処
理の効率化などを図ることができる顧客カードを提供す
る。
手続きで家族を構成する複数の者が使用できる情報記録
媒体を即時発行することができ、そして家族数人が別れ
て買物をした場合でもそれぞれの者がサービスポイント
などのサービスを受けることができる顧客カードを提供
する。また、商品やサービスを提供する側が、家族単位
での購買動向を把握することができ、将来的に購入可能
性が高い優良家族顧客を抽出し、家族単位での各種サー
ビスを提供したり、家族単位での購入商品の動向を分析
して家族単位の趣向情報を得ることで、家族を構成する
者の趣向にあったそれぞれの商品に関するパンフレット
やカタログ等の広告媒体を同封して、1回のダイレクト
メールで送付することができ、送料の削減効果や事務処
理の効率化などを図ることができる顧客カードを提供す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明の顧客カードは、複数の凹部を有するカー
ド基体と、前記複数の凹部内にそれぞれに設けられた複
数の情報記録媒体と、当該複数の情報記録媒体は各々そ
の裏面に融着阻害層を有して前記カード基体の凹部内の
底面と前記融着阻害層を介して仮着され、前記複数の情
報記録媒体の表出面側に各々同一のバーコードが表示さ
れていることを特徴とする。
めに、本発明の顧客カードは、複数の凹部を有するカー
ド基体と、前記複数の凹部内にそれぞれに設けられた複
数の情報記録媒体と、当該複数の情報記録媒体は各々そ
の裏面に融着阻害層を有して前記カード基体の凹部内の
底面と前記融着阻害層を介して仮着され、前記複数の情
報記録媒体の表出面側に各々同一のバーコードが表示さ
れていることを特徴とする。
【0007】また、前記顧客カードが、前記複数の情報
記録媒体に表示されたバーコードと同一のバーコードが
表示された剥離可能な貼付用ラベルを有していることを
特徴とする。
記録媒体に表示されたバーコードと同一のバーコードが
表示された剥離可能な貼付用ラベルを有していることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の顧客カードの実施
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
の顧客カードの平面図、図2は、本発明の顧客カードの
裏面図、図3は、図1のA−A線断面図、図4は、本発
明の顧客カードから各々の情報記録媒体を取り外した状
態を示す断面図、図5は、本発明の顧客カードを発行す
る際の処理手順を説明する図、図6は、本発明の顧客カ
ードの作製の手順を説明するフローチャートである。
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
の顧客カードの平面図、図2は、本発明の顧客カードの
裏面図、図3は、図1のA−A線断面図、図4は、本発
明の顧客カードから各々の情報記録媒体を取り外した状
態を示す断面図、図5は、本発明の顧客カードを発行す
る際の処理手順を説明する図、図6は、本発明の顧客カ
ードの作製の手順を説明するフローチャートである。
【0009】この実施形態の顧客カード1は、図3に示
すように、塩化ビニル樹脂等の樹脂シートで構成された
2枚のコアシート2a,2bと、この2枚のコアシート
2a,2bの両側に積層された2枚のオーバーシート3
a,3bとからなるカード基体4と、図1に示すように
カード基体4の一方のオーバーシート3bを残してコア
シート2a,2b及びオーバーシート3aの所定部分を
枠状に削り取った凹部8内に形成した複数の情報記録媒
体6a,6b,6cとから構成されている。
すように、塩化ビニル樹脂等の樹脂シートで構成された
2枚のコアシート2a,2bと、この2枚のコアシート
2a,2bの両側に積層された2枚のオーバーシート3
a,3bとからなるカード基体4と、図1に示すように
カード基体4の一方のオーバーシート3bを残してコア
シート2a,2b及びオーバーシート3aの所定部分を
枠状に削り取った凹部8内に形成した複数の情報記録媒
体6a,6b,6cとから構成されている。
【0010】情報記録媒体6a,6b,6cを形成した
部分のコアシート2bとオーバーシート3bの間には、
融着阻害層5が設けられていて、オーバーシート3a及
びコアシート2a,2bの3層によりそれぞれの情報記
録媒体6a,6b,6cが構成され、カード基体4のそ
れぞれの情報記録媒体6a,6b,6cが融着阻害層5
によりオーバーシート3bと剥離可能に仮着されてい
る。この融着阻害層5を設けることで、コアシート2
a,2b及びオーバーシート3a,3bを重ねて熱圧を
加えた場合でも、融着阻害層5を設けた領域において、
コアシート2bとオーバーシート3bが完全に融着しな
いようにしており、図4に示すように、オーバーシート
3bからオーバーシート3a及びコアシート2a,2b
の3層を分離できるようにしてある。
部分のコアシート2bとオーバーシート3bの間には、
融着阻害層5が設けられていて、オーバーシート3a及
びコアシート2a,2bの3層によりそれぞれの情報記
録媒体6a,6b,6cが構成され、カード基体4のそ
れぞれの情報記録媒体6a,6b,6cが融着阻害層5
によりオーバーシート3bと剥離可能に仮着されてい
る。この融着阻害層5を設けることで、コアシート2
a,2b及びオーバーシート3a,3bを重ねて熱圧を
加えた場合でも、融着阻害層5を設けた領域において、
コアシート2bとオーバーシート3bが完全に融着しな
いようにしており、図4に示すように、オーバーシート
3bからオーバーシート3a及びコアシート2a,2b
の3層を分離できるようにしてある。
【0011】また、複数の情報記録媒体6a,6b,6
cの表出された表面上には、各々同一のバーコード14
が表示されており、このバーコード14により顧客管理
番号を表示することで顧客管理番号の機械読取処理を可
能にさせている。更に、顧客カード1の裏面側には、図
2に示すように、複数の情報記録媒体6a,6b,6c
に表示されたバーコード14と同一のバーコード14が
表示された剥離可能な貼付用ラベル9が設けられてい
る。この剥離可能な貼付用ラベル9は、公知の再剥離可
能なラベルを使用すればよく、例えば粘着剤層11を裏
面に設けた貼付用基材シート10を、裏面に粘着剤層1
3を設けた基材シート12の上側に剥離可能に貼付させ
た構成の再剥離可能なラベルを用いればよい。従って、
図4に示すように、粘着剤層11を裏面に設けた貼付用
基材シート10を剥離した後、申込書等に貼り付けるこ
とで、複数の情報記録媒体6a,6b,6cに表示され
たバーコード14と同一のバーコード14を申込書等に
も簡単に貼付することができる。
cの表出された表面上には、各々同一のバーコード14
が表示されており、このバーコード14により顧客管理
番号を表示することで顧客管理番号の機械読取処理を可
能にさせている。更に、顧客カード1の裏面側には、図
2に示すように、複数の情報記録媒体6a,6b,6c
に表示されたバーコード14と同一のバーコード14が
表示された剥離可能な貼付用ラベル9が設けられてい
る。この剥離可能な貼付用ラベル9は、公知の再剥離可
能なラベルを使用すればよく、例えば粘着剤層11を裏
面に設けた貼付用基材シート10を、裏面に粘着剤層1
3を設けた基材シート12の上側に剥離可能に貼付させ
た構成の再剥離可能なラベルを用いればよい。従って、
図4に示すように、粘着剤層11を裏面に設けた貼付用
基材シート10を剥離した後、申込書等に貼り付けるこ
とで、複数の情報記録媒体6a,6b,6cに表示され
たバーコード14と同一のバーコード14を申込書等に
も簡単に貼付することができる。
【0012】複数の情報記録媒体6a,6b,6cの大
きさは、必要に応じて決めればよいが、図1に示す実施
形態では1つの情報記録媒体6aを他よりも大きく設定
することで親カードとし、その他の情報記録媒体6b,
6cをそれよりも小さく設定することでそれぞれ子カー
ドとした状態のものを示している。そして、小さめに設
定した子カードの情報記録媒体6b,6cには、穴部7
を設けることで、簡単にキーホルダーなどに付けて所持
できるようにしてある。
きさは、必要に応じて決めればよいが、図1に示す実施
形態では1つの情報記録媒体6aを他よりも大きく設定
することで親カードとし、その他の情報記録媒体6b,
6cをそれよりも小さく設定することでそれぞれ子カー
ドとした状態のものを示している。そして、小さめに設
定した子カードの情報記録媒体6b,6cには、穴部7
を設けることで、簡単にキーホルダーなどに付けて所持
できるようにしてある。
【0013】次に、本発明の顧客カードの発行に関し
て、例えばスーパーマーケットの優良顧客ポイントカー
ドとして顧客カードを顧客に対して発行する場合の処理
手順について図5に基づいて説明する。スーパーマーケ
ットの各店舗には、発行前の顧客カード1と入会申込書
15をそれぞれ多数枚在庫として用意しておく。まず、
顧客は、入会に際して入会申込書15の記入欄にそれぞ
れ必要事項を記入した後、店側にその入会申込書15を
提出する。店側は、入会申込書15の記入欄16の記入
事項をチェックした後、顧客カード1の裏面に貼付され
ている貼付用ラベル9から貼付用基材シート10を剥離
し、入会申込書15のバーコード貼付欄17に貼付用ラ
ベル9を貼り付ける。
て、例えばスーパーマーケットの優良顧客ポイントカー
ドとして顧客カードを顧客に対して発行する場合の処理
手順について図5に基づいて説明する。スーパーマーケ
ットの各店舗には、発行前の顧客カード1と入会申込書
15をそれぞれ多数枚在庫として用意しておく。まず、
顧客は、入会に際して入会申込書15の記入欄にそれぞ
れ必要事項を記入した後、店側にその入会申込書15を
提出する。店側は、入会申込書15の記入欄16の記入
事項をチェックした後、顧客カード1の裏面に貼付され
ている貼付用ラベル9から貼付用基材シート10を剥離
し、入会申込書15のバーコード貼付欄17に貼付用ラ
ベル9を貼り付ける。
【0014】そして、その場で即時に顧客カード1を顧
客に渡すことで顧客カード1の発行を行う。顧客カード
1の発行を受けた顧客は、顧客カード1から親カードと
しての情報記録媒体6aと、その他の2枚の子カードと
しての情報記録媒体6b,6cとを剥がすことで、直ぐ
に商品の購入時にサービスポイントの加算を受けたり、
また残高サービスポイントの範囲内での各種提供を受け
ることができる。また、例えば家族3人が同時にスーパ
ーマーケットに行き、各売場やレジで別々に買物を行う
場合でも、家族3人がそれぞれ1枚づつの情報記録媒体
を持つことができるので、それぞれの買物に際してサー
ビスポイントの提供や特典を受けることが可能である。
客に渡すことで顧客カード1の発行を行う。顧客カード
1の発行を受けた顧客は、顧客カード1から親カードと
しての情報記録媒体6aと、その他の2枚の子カードと
しての情報記録媒体6b,6cとを剥がすことで、直ぐ
に商品の購入時にサービスポイントの加算を受けたり、
また残高サービスポイントの範囲内での各種提供を受け
ることができる。また、例えば家族3人が同時にスーパ
ーマーケットに行き、各売場やレジで別々に買物を行う
場合でも、家族3人がそれぞれ1枚づつの情報記録媒体
を持つことができるので、それぞれの買物に際してサー
ビスポイントの提供や特典を受けることが可能である。
【0015】しかも、3枚の情報記録媒体6a,6b,
6cには同一のバーコード14が表示されているので、
どの情報記録媒体のバーコード14を読取っても顧客デ
ータベースには共通で記憶される残高サービスポイント
データを有しており、例えば家族の誰かが別の売場で高
価な買物を行い情報記録媒体により多くのサービスポイ
ントの提供を受けたとしたら、別の情報記録媒体により
そのサービスポイントを利用して家族の別の者が買物を
行ったり、代金の足しにするなどすることができる。こ
れは、従来のように発行する顧客カードが1枚だけの場
合には、できないことであり、もし同日に家族で買物に
行った場合でも、家族の各々が自由に買物を行った場合
でも、1枚だけの顧客カードに制限されずに効率的に買
物を楽しめて、しかも漏れなくサービスポイントのサー
ビスを受けることができる。
6cには同一のバーコード14が表示されているので、
どの情報記録媒体のバーコード14を読取っても顧客デ
ータベースには共通で記憶される残高サービスポイント
データを有しており、例えば家族の誰かが別の売場で高
価な買物を行い情報記録媒体により多くのサービスポイ
ントの提供を受けたとしたら、別の情報記録媒体により
そのサービスポイントを利用して家族の別の者が買物を
行ったり、代金の足しにするなどすることができる。こ
れは、従来のように発行する顧客カードが1枚だけの場
合には、できないことであり、もし同日に家族で買物に
行った場合でも、家族の各々が自由に買物を行った場合
でも、1枚だけの顧客カードに制限されずに効率的に買
物を楽しめて、しかも漏れなくサービスポイントのサー
ビスを受けることができる。
【0016】一方、必要事項が記入され貼付用基材シー
ト10が貼付された入会申込書15は、店側がそのまま
受け取り、店側の優良顧客ポイントカードシステムによ
る入力手段により、入会申込書15の記入事項を入力す
ると共にバーコードリーダーで貼付用基材シート10に
表示されたバーコード14の読取りを行い、顧客データ
ベースに顧客データと発行した顧客カード1のバーコー
ド番号とを関連付けて登録する。
ト10が貼付された入会申込書15は、店側がそのまま
受け取り、店側の優良顧客ポイントカードシステムによ
る入力手段により、入会申込書15の記入事項を入力す
ると共にバーコードリーダーで貼付用基材シート10に
表示されたバーコード14の読取りを行い、顧客データ
ベースに顧客データと発行した顧客カード1のバーコー
ド番号とを関連付けて登録する。
【0017】次に、本発明の顧客カードの製造工程を図
6に基づいて説明する。まず、カード基体4を構成する
2枚のコアシート2a,2bの表面に所望の文字や絵柄
などのデザインをオフセット印刷またはシルクスクリー
ン印刷で施す(S1)。コアシート2a,2bの材質
は、塩化ビニルに限らず、アクリル、ポリメタクリル酸
メチル、ポリカーボネート、アクリルニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体(ABS)樹脂またはこれらの
樹脂の組み合わせによるポリマーアロイ樹脂等の各種の
硬質樹脂を使用することができる。このうちアクリル樹
脂またはポリカーボネート樹脂を用いると、切削加工性
がよく、座ぐり加工を容易かつ精度よく行うことができ
る。塩化ビニル樹脂の場合は、一般に可塑剤を充填しな
いか少ない添加量(1〜5%)の硬質のものが使用され
る。
6に基づいて説明する。まず、カード基体4を構成する
2枚のコアシート2a,2bの表面に所望の文字や絵柄
などのデザインをオフセット印刷またはシルクスクリー
ン印刷で施す(S1)。コアシート2a,2bの材質
は、塩化ビニルに限らず、アクリル、ポリメタクリル酸
メチル、ポリカーボネート、アクリルニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体(ABS)樹脂またはこれらの
樹脂の組み合わせによるポリマーアロイ樹脂等の各種の
硬質樹脂を使用することができる。このうちアクリル樹
脂またはポリカーボネート樹脂を用いると、切削加工性
がよく、座ぐり加工を容易かつ精度よく行うことができ
る。塩化ビニル樹脂の場合は、一般に可塑剤を充填しな
いか少ない添加量(1〜5%)の硬質のものが使用され
る。
【0018】次に、コアシート2bの表面の所定領域
に、本発明で必要不可欠な融着阻害層を印刷その他の手
段により設けておく(S2)。融着阻害層を形成する印
刷インキビヒクルは、基体樹脂やオーバーシートと加熱
時に相溶しないものが好ましい。すなわち、塩化ビニル
やその他のビニル系のものは避け、硝化綿やエチルセル
ロース等の繊維素系のものをこの目的に使用することが
できる。また、溶剤を含む場合は基体材料の溶解作用を
するので融着を生じ易くする。従って、光硬化とか熱硬
化型のモノマーを使用し、溶剤を含まない型の印刷イン
キであることも好ましい。光硬化型インキとしては、ウ
レタン系(メタ)アクリレート、エポキシ系(メタ)ア
クリレート、ポリエステル系(メタ)アクリレート等の
(メタ)アクリル酸変性された樹脂モノマーを、反応性
希釈剤、光硬化開始剤とともに使用することができる。
融着阻害層の印刷は、オフセット印刷以外の方法でも可
能であるが、網点の面積率により融着阻害の程度を自由
に調整できる点、薄層に形成できる点では、オフセット
印刷が有利である。
に、本発明で必要不可欠な融着阻害層を印刷その他の手
段により設けておく(S2)。融着阻害層を形成する印
刷インキビヒクルは、基体樹脂やオーバーシートと加熱
時に相溶しないものが好ましい。すなわち、塩化ビニル
やその他のビニル系のものは避け、硝化綿やエチルセル
ロース等の繊維素系のものをこの目的に使用することが
できる。また、溶剤を含む場合は基体材料の溶解作用を
するので融着を生じ易くする。従って、光硬化とか熱硬
化型のモノマーを使用し、溶剤を含まない型の印刷イン
キであることも好ましい。光硬化型インキとしては、ウ
レタン系(メタ)アクリレート、エポキシ系(メタ)ア
クリレート、ポリエステル系(メタ)アクリレート等の
(メタ)アクリル酸変性された樹脂モノマーを、反応性
希釈剤、光硬化開始剤とともに使用することができる。
融着阻害層の印刷は、オフセット印刷以外の方法でも可
能であるが、網点の面積率により融着阻害の程度を自由
に調整できる点、薄層に形成できる点では、オフセット
印刷が有利である。
【0019】また、実施の可能性は少ないが網点活版や
網グラビアによる場合も同様の効果が得られる。シルク
スクリーン印刷や通常のコーティングの場合は面積率を
コントロールし難いと考えられる。融着阻害層において
容易に剥離できる融着阻害層のインキが付着する面積率
は60〜80%が適当である。また、多少融着性を持た
せる場合は、40〜60%の網点面積が適当であり40
%以下とする場合はオーバーシートとコアシートとの強
固な融着が生じて情報記録媒体の破損を生じるような好
ましくない状況も生じえる。もっとも、融着阻害の程度
は使用するインキの特性および後で行うプレス条件、さ
らにオーバーシートとコアシートの材質との関係もある
ので上記の網点面積率%は一律に規定されるものではな
い。
網グラビアによる場合も同様の効果が得られる。シルク
スクリーン印刷や通常のコーティングの場合は面積率を
コントロールし難いと考えられる。融着阻害層において
容易に剥離できる融着阻害層のインキが付着する面積率
は60〜80%が適当である。また、多少融着性を持た
せる場合は、40〜60%の網点面積が適当であり40
%以下とする場合はオーバーシートとコアシートとの強
固な融着が生じて情報記録媒体の破損を生じるような好
ましくない状況も生じえる。もっとも、融着阻害の程度
は使用するインキの特性および後で行うプレス条件、さ
らにオーバーシートとコアシートの材質との関係もある
ので上記の網点面積率%は一律に規定されるものではな
い。
【0020】融着阻害層は、情報記録媒体6a,6b,
6cの周縁部では網点面積率を大きくし、中央部では網
点面積を小さくすることができる。通常、情報記録媒体
を剥離する際には周縁部に指先の力を入れ、一部剥離し
た情報記録媒体のエッジ部に指をかけて剥離することが
考えられる。従って情報記録媒体の周縁部以外の部分に
おいても極めて容易に剥離できる状態にしておく必要は
ないからである。また、情報記録媒体全体のオーバーシ
ートに対する接着性を極めて弱いものとする場合には予
期しない情報記録媒体の脱落が生じて紛失してしまうよ
うな問題の可能性も考えられるからである。
6cの周縁部では網点面積率を大きくし、中央部では網
点面積を小さくすることができる。通常、情報記録媒体
を剥離する際には周縁部に指先の力を入れ、一部剥離し
た情報記録媒体のエッジ部に指をかけて剥離することが
考えられる。従って情報記録媒体の周縁部以外の部分に
おいても極めて容易に剥離できる状態にしておく必要は
ないからである。また、情報記録媒体全体のオーバーシ
ートに対する接着性を極めて弱いものとする場合には予
期しない情報記録媒体の脱落が生じて紛失してしまうよ
うな問題の可能性も考えられるからである。
【0021】また、一方オーバーシートを必要な大きさ
にカットして準備する(S3)。オーバーシートの材質
および厚さは、全光線透過率で測定して80%以上のも
のが好ましい。光線透過率の高いものは、目視したとき
に、透明で印刷絵柄の色調、美観を損なわずに見ること
ができる。このようなオーバーシートには、コアシート
との熱融着性が良好である限り、ポリ塩化ビニル、ポリ
カーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、酢酸セ
ルロース、ナイロン、エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸
化物、ポリプロピレン、ポリビニルブチラール、アクリ
ルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂、メタ
クリル酸メチル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂も
しくはそれらのポリマーアロイ樹脂を使用することがで
きる。
にカットして準備する(S3)。オーバーシートの材質
および厚さは、全光線透過率で測定して80%以上のも
のが好ましい。光線透過率の高いものは、目視したとき
に、透明で印刷絵柄の色調、美観を損なわずに見ること
ができる。このようなオーバーシートには、コアシート
との熱融着性が良好である限り、ポリ塩化ビニル、ポリ
カーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、酢酸セ
ルロース、ナイロン、エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸
化物、ポリプロピレン、ポリビニルブチラール、アクリ
ルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂、メタ
クリル酸メチル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂も
しくはそれらのポリマーアロイ樹脂を使用することがで
きる。
【0022】そして、上下のコアシートとオーバーシー
トとを積層して融着するために、鏡面板に挟んでプレス
機に導入し、各シート間が融着したカードシートを形成
する(S4)。融着プレスは、塩化ビニル基材の場合
は、150°C、15分間程度の加熱を行う。その後、
カード基材をカードサイズに打ち抜く(S5)。次に、
顧客管理番号となる番号を表すバーコードを、各情報記
録媒体の表面にプリンターでプリント表示する(S
6)。尚、各情報記録媒体の表面に表示するのは、全て
同一のバーコードを表示する。
トとを積層して融着するために、鏡面板に挟んでプレス
機に導入し、各シート間が融着したカードシートを形成
する(S4)。融着プレスは、塩化ビニル基材の場合
は、150°C、15分間程度の加熱を行う。その後、
カード基材をカードサイズに打ち抜く(S5)。次に、
顧客管理番号となる番号を表すバーコードを、各情報記
録媒体の表面にプリンターでプリント表示する(S
6)。尚、各情報記録媒体の表面に表示するのは、全て
同一のバーコードを表示する。
【0023】次に、座ぐり機により座ぐり加工を行い座
ぐり凹部を形成する(S7)。ここで座ぐり加工では、
オーバーシート3aとコアシート2a,2bとは完全に
切断するが、オーバーシート3bは切断しないように座
ぐりする深さを調節して加工を行う。その後、各情報記
録媒体の表面にプリンターでプリント表示したのと同一
のバーコードが表示された貼付用ラベル9を顧客カード
の裏面側に貼付し(S8)、検査を行い(S9)出荷す
る(S10)。以上のようにして、本発明の顧客カード
を作製する。
ぐり凹部を形成する(S7)。ここで座ぐり加工では、
オーバーシート3aとコアシート2a,2bとは完全に
切断するが、オーバーシート3bは切断しないように座
ぐりする深さを調節して加工を行う。その後、各情報記
録媒体の表面にプリンターでプリント表示したのと同一
のバーコードが表示された貼付用ラベル9を顧客カード
の裏面側に貼付し(S8)、検査を行い(S9)出荷す
る(S10)。以上のようにして、本発明の顧客カード
を作製する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の顧客カー
ドは、1回の申込手続きで家族を構成する複数の者が使
用できる情報記録媒体を即時発行することができるの
で、家族数人が別れて買物をした場合でもそれぞれの者
がサービスポイントなどのサービスを受けることができ
る。また、複数の情報記録媒体に同一のバーコードが付
与されているので、商品やサービスを提供する側が、家
族単位での購買動向を把握することができる。したがっ
て、家族単位での各種サービスを提供したり、家族単位
での購入商品の動向を分析して家族単位の趣向情報を得
ることで、家族を構成する者の趣向にあったそれぞれの
商品に関するパンフレットやカタログ等の広告媒体を1
回のダイレクトメールで同時に送付することができの
で、送料の削減効果や事務処理の効率化などを図ること
ができるなどの効果がある。また、顧客カードに複数の
情報記録媒体に表示されたバーコードと同一のバーコー
ドが表示された剥離可能な貼付用ラベルを有しているの
で、申込書に貼り替えることで申込書と発行顧客カード
との情報のマッチングを図ることが簡単にできる。
ドは、1回の申込手続きで家族を構成する複数の者が使
用できる情報記録媒体を即時発行することができるの
で、家族数人が別れて買物をした場合でもそれぞれの者
がサービスポイントなどのサービスを受けることができ
る。また、複数の情報記録媒体に同一のバーコードが付
与されているので、商品やサービスを提供する側が、家
族単位での購買動向を把握することができる。したがっ
て、家族単位での各種サービスを提供したり、家族単位
での購入商品の動向を分析して家族単位の趣向情報を得
ることで、家族を構成する者の趣向にあったそれぞれの
商品に関するパンフレットやカタログ等の広告媒体を1
回のダイレクトメールで同時に送付することができの
で、送料の削減効果や事務処理の効率化などを図ること
ができるなどの効果がある。また、顧客カードに複数の
情報記録媒体に表示されたバーコードと同一のバーコー
ドが表示された剥離可能な貼付用ラベルを有しているの
で、申込書に貼り替えることで申込書と発行顧客カード
との情報のマッチングを図ることが簡単にできる。
【図1】本発明の顧客カードの平面図である。
【図2】本発明の顧客カードの裏面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の顧客カードから各々の情報記録媒体を
取り外した状態を示す断面図である。
取り外した状態を示す断面図である。
【図5】本発明の顧客カードを発行する際の処理手順を
説明する図である。
説明する図である。
【図6】本発明の顧客カードの作製の手順を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 顧客カード 2a,2b コアシート 3a,3b オーバーシート 4 カード基材 5 融着阻害層 6a,6b,6c 情報記録媒体 7 穴部 8 凹部 9 貼付用ラベル 10 貼付用基材シート 11,13 粘着剤層 12 基材シート 14 バーコード 15 入会申込書 16 記入欄 17 バーコード貼付欄
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の凹部を有するカード基体と、前記
複数の凹部内にそれぞれに設けられた複数の情報記録媒
体と、当該複数の情報記録媒体は各々その裏面に融着阻
害層を有して前記カード基体の凹部内の底面と前記融着
阻害層を介して仮着され、前記複数の情報記録媒体の表
出面側に各々同一のバーコードが表示されていることを
特徴とする顧客カード。 - 【請求項2】 前記顧客カードが、前記複数の情報記録
媒体に表示されたバーコードと同一のバーコードが表示
された剥離可能な貼付用ラベルを有していることを特徴
とする請求項1記載の顧客カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000286264A JP2002096584A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 顧客カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000286264A JP2002096584A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 顧客カード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002096584A true JP2002096584A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18770206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000286264A Pending JP2002096584A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 顧客カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002096584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101736584B1 (ko) | 2015-07-28 | 2017-05-16 | 에스케이 주식회사 | 여행자용 듀얼 카드 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0872444A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-19 | Nippon Joho Insatsu Kk | カード用台紙 |
JPH1111066A (ja) * | 1997-06-23 | 1999-01-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 板状枠体付きicキャリアとその製造方法 |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000286264A patent/JP2002096584A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0872444A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-19 | Nippon Joho Insatsu Kk | カード用台紙 |
JPH1111066A (ja) * | 1997-06-23 | 1999-01-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 板状枠体付きicキャリアとその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101736584B1 (ko) | 2015-07-28 | 2017-05-16 | 에스케이 주식회사 | 여행자용 듀얼 카드 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100330 |