JP2002096269A - 回転研磨ディスク - Google Patents

回転研磨ディスク

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JP2002096269A
JP2002096269A JP2000329703A JP2000329703A JP2002096269A JP 2002096269 A JP2002096269 A JP 2002096269A JP 2000329703 A JP2000329703 A JP 2000329703A JP 2000329703 A JP2000329703 A JP 2000329703A JP 2002096269 A JP2002096269 A JP 2002096269A
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JP
Japan
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polishing
polished
rotary
polishing disc
rotating
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Application number
JP2000329703A
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English (en)
Inventor
Isamu Yanase
勇 柳瀬
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Yanase KK
Original Assignee
Yanase KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 金属やガラス・石材及び壁材等の硬い被研磨
物を研磨する際、高温の摩擦熱が発生し、回転研磨ディ
スクには「目詰り」、被研磨物には「焼け」が生じ、被
研磨物の表層部には加工変質層を起こす。 この「焼
け」や「目詰り」を防止すること。 【解決手段】 回転研磨ディスクは、研磨布シート5を
多数放射状に重ねて配設したことと、一片の研磨布シー
ト5にランダムに多数の小穴3を開けたことで、回転研
磨ディスクが回転する際に発生する空気の流れで、摩擦
熱を抑制し「焼け」を防止する。また、砥材が消耗して
も重ねられた砥材が新たに露出されるので、「目詰り」
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の属する技術分野]本願発明は、グ
ラインダー(50)等の回転軸(12)に取り付け、固
定して使用する研磨ディスクの改良に関するものであ
る。
【0002】[従来の技術]今日、布製又は紙製等の基
礎シート(4)の一方の面に、砥材(21,22)が円
盤状の基板(2)の上面に配設され、グラインダー等の
回転工具に取り付けられて回転することにより、被研磨
物の研磨を行う研磨ディスクが、金属・ガラス・木材・
合成樹脂等の種々素材を研磨するために広く用いられて
いる。ところが、この研磨ディスクは被研磨物によっ
て、「焼け」や「目詰り」などを起こし、また、被研磨
物の表層部は内部の母材とは性質の異なったものとなる
加工変質層を起こし、作業性の悪さが指摘されている。
【0003】[発明が解決しようとする課題]これらの
回転研磨ディスクは、金属やガラス・石材・及び壁材等
の硬い被研磨物を研磨し、その回転数も毎分1万回転か
ら1万3千回転の高速で使用されるため、被研磨物及び
回転研磨ディスクともに高温の摩擦熱が発生し、焼けを
生じていた。
【0004】この問題は、従来の研磨ディスクの被研磨
物に対する「当たり」即ち、研磨ディスクを押さえる力
が大きいということが、原因となっていたのであるが、
研磨において与えられた仕事量の大部分は熱となって消
費されることから、回転研磨ディスクの構造、及び材質
により避けられない問題であった。
【0005】[発明が解決しようとする課題]上記課題
を解決するために、本願発明の第1のものは、グライン
ダー(50)等の回転工具の回転軸(12)に固定され
る円盤状の基板(2)と、その基板(2)の表面側に設
けられた研磨布シート(5)にランダムに多数の小穴
(3)を開けたことを特徴とする回転研磨ディスクであ
る。
【0006】本願発明の第2のものは、決められた同寸
法に切断した研磨布シート(5)の多数を放射状に重
ね、且つ円環状に配設し、凹部(31)を多数形成した
ことを特徴とする回転研磨ディスクである。
【0007】上記の第1乃至第2の発明により、回転研
磨ディスクと被研磨物に対し空冷効果が発揮され「焼
け」が防止される。
【0008】即ち、本願発明の第1に記載した小穴
(3)と、本願発明の第2に記載した放射状の凹部(3
1)から、グラインダー(50)等の回転研磨工具によ
り高速回転する時に、回転研磨ディスクの中心部から外
側へ空気の流れができ、またその空気の流れが一片の研
磨布シート(5)と他片の研磨布シート(5)の間を流
れることで、回転研磨ディスクと被研磨物の共に、空冷
効果が発揮される。(図3)
【0009】本願発明の第1の小穴(3)は、ランダム
な穴数・位置になっている方が、空冷効果は大きくな
る。 そこで、発明者は、研磨布(1)のロールの状態
から小穴(3)をランダムに開け、その後、決められた
寸法に切断し研磨布シート(5)を製作し、本願発明の
第2の形状にするものである。(図4)
【0010】また、本願発明の第2の通り、多数の研磨
布シート(5)を重ねることで、露出した研磨布シート
(5)の砥材(21)が消耗によりなくなっても、重ね
られた研磨布シート(5)の下部分から新しい砥材(2
2)が露出することになり、常に砥材(21,22)が
被研磨物を研磨できるので、「目詰り」が防止される。
【0011】[発明の実施の形態]以下、図面と共に本
願発明の実施の形態について説明する。図1は、回転工
具であるグラインダー(50)の回転軸(12)の部分
と本願発明に係る回転研磨ディスクの第1の実施形態を
図示している。
【0012】本願発明の回転研磨ディスクは、研磨布シ
ート(5)と円盤状の基板(2)とから形成されてい
る。(図1)この回転研磨ディスクは、中央部に貫通孔
からなるグラインダーの回転軸(12)に取り付けるた
めの、取付穴(11)が設けられている。この取付穴
(11)にグラインダー(50)の回転軸(12)を貫
通させ、止めネジ(13)の中央部のネジ穴(14)を
回転軸(12)の外周に刻設された雄ネジ部に螺合し
て、回転研磨ディスクを止めネジ(13)によって、固
定することができる。
【0013】図2は、本願発明の回転研磨ディスクの分
解中央縦断面図である。請求項2の通り研磨布シート
(5)は多数に重ねられ、また請求項1の通り研磨布シ
ート(5)には、ランダムに小穴(3)が開いている。
表面上に露出した砥材(21)が、研磨することで消
耗によりなくなっても、(22)の砥材が露出し常に新
しい砥材により、被研磨物を研磨できるので、「目詰
り」が防止される。
【0014】図3は、回転研磨ディスクが、グラインダ
ー(50)の回転軸に固定された状態の斜視図である。
請求項1の小穴(3)と請求項2の凹部(31)から、
回転研磨ディスクが高速回転することで、空気が重ねら
れた研磨布シート(5)の間から流れ、空冷効果により
「焼け」が防止される。
【0015】[発明の効果]本願発明は、研磨布シート
(5)の小穴(3)を開けたことと、重ねられた研磨布
シート(5)の凹部(31)から、回転によって放射状
に空気の流れが発生するので、研磨による摩擦熱を冷却
することができ、被研磨物の表層部に加工変質層を起こ
さない。また、常に新しい砥材(21、22)にて研磨
するので、目詰りを起こさず、作業時間の短縮ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る、回転研磨ディスクの分解斜視
図である。
【図2】本願発明に係る、回転研磨ディスクの正面図で
ある。
【図3】本願発明に係る、回転研磨ディスクをグライン
ダーに取り付けた状態の斜視図である。
【図4】本願発明に係る、研磨布に小穴を開け決められ
た寸法に切断する工程図である。
【符号の説明】
1 : 研磨布 2 : 基板 3 : 小穴 4 : 基礎シート 5 : 研磨布シート 11 : 取付穴 12 : 回転軸 13 : 止めネジ 14 : ネジ穴 21,22: 砥材 31 : 凹部 41 : 空気の流れ 50 : グラインダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グラインダー(50)等の回転軸(12)
    に取り付けるための、取付穴部(11)を有した円盤状
    の基板(2)と、この基板(2)の一方の面、もしくは
    両方の面に接合される研磨布(1)とから成る回転研磨
    ディスクにおいて、研磨布(1)はランダムに小穴が開
    いているいることを特徴とする回転研磨ディスク。
  2. 【請求項2】研磨布(1)は、布製又は紙製等の基礎シ
    ート(4)も一方の面に、砥材が設けられた研磨シート
    から成り、研磨布(1)を決められた同寸法に切断した
    研磨布シート(5)の多数を放射状に重ね、且つ円環状
    に接着したものから成ることを、特徴とする請求項1に
    記載の回転研磨ディスク。
JP2000329703A 2000-09-21 2000-09-21 回転研磨ディスク Pending JP2002096269A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111251202A (zh) * 2019-10-08 2020-06-09 菲迪斯智能装备(广东)有限公司 一种改良式抛光轮及其制备方法
DE202019104250U1 (de) * 2019-08-02 2020-11-03 Rud. Starcke Gmbh & Co. Kg Flexibles Schleifblatt

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DE202019104250U1 (de) * 2019-08-02 2020-11-03 Rud. Starcke Gmbh & Co. Kg Flexibles Schleifblatt
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