JP2002095114A - 電動カートの速度制御装置 - Google Patents

電動カートの速度制御装置

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JP2002095114A
JP2002095114A JP2000282592A JP2000282592A JP2002095114A JP 2002095114 A JP2002095114 A JP 2002095114A JP 2000282592 A JP2000282592 A JP 2000282592A JP 2000282592 A JP2000282592 A JP 2000282592A JP 2002095114 A JP2002095114 A JP 2002095114A
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cart
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Yoshihisa Matsumoto
好央 松本
Keiichi Mihira
恵一 三平
Shigenori Kimura
重則 木村
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Kubota Corp
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動カートの加速又は減速の度合いを選択で
きるようにする。 【解決手段】 制御手段8により走行用の電動モータ3
を制御して、電動カートの走行速度が徐々に変化するよ
うに、電動カートを加速又は減速するようにした電動カ
ートの速度制御装置において、電動カートの加速又は減
速の度合いを調整できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高齢者等の
歩行困難者が着座して操縦できる電動カートの速度制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動カートの速度制御装置には、アクセ
ルレバーをアクセル操作したときに、制御手段により走
行用の電動モータを制御して、電動カートの走行速度を
所定の走行速度に徐々に上げると共に、アクセルレバー
のアクセル操作を解除したときに、制御手段により走行
用の電動モータを制御して、電動カートの走行速度を徐
々に下げるようにしたものがある。ところが、この種の
従来の電動カートの速度制御装置は、停止状態から所定
の走行速度に達するまでの加速の度合い及び走行状態か
ら停止状態に達するまでの減速の度合いが制御手段に予
めプログラム設定されており、加速又は減速の度合いを
変更することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来では、電
動カートを停止状態から所定の走行速度に達するまでの
加速及び走行状態から停止状態に達するまでの減速が1
パターンでなされており、加速又は減速の度合いを変更
することができないため、電動カートの加速又は減速が
オペレータの全てに満足できるものではなかった。例え
ば、電動カートを走行状態から停止状態に減速する場
合、電動カートを滑らかに停止させるため、減速距離が
長くなることを防ぐことができず、狭い道路や屋内での
走行では、通常の道路との感覚のギャップで運転を誤る
ことがあった。また、オペレータによっては、きびきび
と停止できることを望む場合もあるが、この要望に答え
ることができなかった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、電動カートの
加速又は減速の度合いを選択できるようにしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の技術的手段は、制御手段8により走行用の電
動モータ3を制御して、電動カートの走行速度が徐々に
変化するように、電動カートを加速又は減速するように
した電動カートの速度制御装置において、電動カートの
加速又は減速の度合いを調整できるようにした点にあ
る。本発明の他の技術的手段は、アクセルレバー13を
アクセル操作したときに、制御手段8により走行用の電
動モータ3を制御して、電動カートを、停止状態から徐
々にアクセルレバーの操作量に対応した所定の走行速度
に、加速するようにした電動カートの速度制御装置にお
いて、アクセルレバー13をアクセル操作したときに、
電動カートが所定の走行速度になる加速の度合いを複数
段に可変調整できるように、前記制御手段8により走行
用の電動モータ3を制御するように構成した点にある。
【0006】本発明の他の技術的手段は、アクセルレバ
ー13のアクセル操作を解除したときに、制御手段8に
より走行用の電動モータ3を制御して、電動カートを、
走行状態から徐々に停止状態に、減速するようにした電
動カートの速度制御装置において、アクセルレバー13
のアクセル操作を解除したときに、電動カートが停止状
態になる減速の度合いを複数段に可変調整できるよう
に、前記制御手段8により走行用の電動モータ3を制御
するように構成した点にある。
【0007】本発明の他の技術的手段は、電動カートの
加速の度合いを複数段に切り換えて設定するための切り
換え手段19が設けられ、切り換え手段19により設定
した加速の度合いで、電動カートが所定の走行速度に達
するように、前記制御手段8により走行用の電動モータ
3を制御するようにした点にある。本発明の他の技術的
手段は、電動カートの減速の度合いを複数段に切り換え
て設定するための切り換え手段19が設けられ、切り換
え手段19により設定した減速の度合いで、電動カート
が停止状態になるように、前記制御手段8により走行用
の電動モータ3を制御するようにした点にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図5は、電動カートの一例を示し
ている。この電動カートは、操縦ハンドル1で操向操作
される前車輪2と、走行用の電動モータ3で駆動される
左右一対の後車輪4,4とで支持された車体フレーム5
の後部に、バッテリー6、操縦座席7及び制御部(制御
手段、コントローラ)8等を搭載装備している。図2に
示すように、前車輪2を支持するハンドルシャフト9の
上端部にコンソールボックス10が設けられている。こ
のコンソールボックス10の左右側部より平面視U字状
に形成された左右一対のハンドル杆11,11が突出す
るように設けられ、これら左右一対のハンドル杆11,
11により前記操縦ハンドル1が構成されている。左右
一対のハンドル杆11,11同士が相対向する端部箇所
に、それぞれハンドルグリップ12,12が設けられて
いる。コンソールボックス10にアクセルレバー13が
突設され、このアクセルレバー13は、右側のハンドル
グリップ12と共に握ることにより、アクセル操作でき
ると共に、右側のハンドルグリップ12と共に握ったア
クセルレバー13を離すことにより、アクセルレバー1
3のアクセル操作が解除されると共に制動操作がなされ
るように構成されている。
【0009】また、コンソールボックス10に、電源ス
イッチ15、走行距離計16、速度調整ダイヤル17、
前後進切り換えスイッチ18、ディップスイッチ19、
警笛21、方向指示器22が設けられ、右側のハンドル
杆11に、補助ブレーキ23が取付けられている。図1
は、電動モータ3を駆動制御するための制御系のブロッ
ク図を示している。図1において、制御部8はマイクロ
コンピュータ等を備えており、前後進切り換えスイッチ
18、速度調整ダイヤル17、アクセルボリューム2
5、ディップスイッチ19、エンコーダ29から信号を
入力して、走行用の電動モータ3に制御信号Pを出力す
るように構成されている。
【0010】アクセルボリューム25は、アクセルレバ
ー13の操作量を検出するための可変抵抗器(ポテンシ
ョメータ)で構成されて、アクセルレバー13の基部等
に組み込まれ、アクセルレバー13の操作量に対応して
制御部8への出力電圧(0〜3V)が大きくなるように
構成されている。速度調節ダイヤル17も、アクセルボ
リューム25と同様に可変抵抗器で構成され、高速側に
回転操作されるほど制御部8への出力電圧(0〜3V)
が大きくなるように構成されている。ディップスイッチ
19は、電動カートが所定の走行速度に加速する際の加
速の度合い及び電動カートが停止状態に減速する際の減
速の度合いを「弱い(オフ)、強い(オン)」の二段階
に択一的に選択するための切り換えスイッチである。
【0011】制御部8は、前記アクセルボリューム25
及び速度調節ダイヤル17の2つのボリュームと、前後
進切換スイッチ18の位置により、目標速度(電動モー
タ3の回転速度)を決定して(例えば、前進:6.0k
m/h、後進:2.0km/h)、エンコーダ29によ
って検出した電動モータ3の回転速度が目標速度より小
さければ加速、大きければ減速するように電動モータ3
に制御信号Pを出力するようになっている。そして、電
動カートを加速する際に、ディップスイッチ19の切り
換え位置に応じて、下記の表1又は表2に示す加速テー
ブル1(弱め加速)と加速テーブル2(強め加速)の2
段階に加速の度合いを選択設定できるように構成されて
いる。また、電動カートを減速する際に、ディップスイ
ッチ19の切り換え位置に応じて、下記の表3又は表4
に示す減速テーブル1(弱め減速)と減速テーブル2
(強め減速)の2段階に加速の度合いを選択設定できる
ように構成されている。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】
【表4】
【0016】即ち、制御部8から電動モータ3に出力さ
れる制御信号Pは、電動モータ3の回転速度に対応した
パルス幅に設定制御されたパルス幅変調信号であって、
図6乃至図8に示すように、電動モータ3を通電して駆
動力を発生させる時間帯aと、電動モータ3を閉回路で
つないで電磁誘導作用により発電制動を利かせる時間帯
bとが瞬間的に交互に反復される信号であり、電気カー
トの走行速度は、電動モータ3の回転速度に比例し、電
気モータ3の回転速度は、制御信号Pの、電気モータ3
を通電して駆動力を発生させる時間帯aと、電動モータ
3を閉回路でつないで電磁誘導作用により発電制動を利
かせる時間帯bの長さで決定され、時間帯a、時間帯b
が一定に保持されれば、電動モータ3の回転速度が一定
に保持されて、電気カートの走行速度も一定に保持さ
れ、時間帯aが長く時間帯bが短くなれば、電動モータ
3の回転速度が大になって、電気カートの走行速度が上
昇し、また、時間帯aが短く時間帯bが長くなれば、電
動モータ3の回転速度が減少して、電気カートの走行速
度が下降するようになっているため、制御部8はそれぞ
れの時間帯a、時間帯bの長さを変更して、電気カート
の走行速度が、アクセルレバー11の操作量に対応した
目標速度になるように、加速時又は登坂時には時間帯a
が長く、時間帯bが短くなるようにし、また、減速時ま
たは降坂時には時間帯aが短く、時間帯bが長くなるよ
うにするのである。
【0017】なお、電気カートの走行速度が、アクセル
レバー11の操作量に対応した目標速度になるように、
加速時の他に登坂時にも時間帯aが長く、時間帯bが短
くなるようにし、また、減速時の他に降坂時にも時間帯
aが短く、時間帯bが長くなるようにした理由は、平坦
路・坂道(上り、下り)に関係なく、アクセルレバー1
3の操作量に応じた一定速度を維持するようにするため
であり、電動モータ3への負荷が変化しても電動モータ
3の回転数が一定になるよう、制御部8で制御している
のである(オートクルージングシステム)。
【0018】そして、電気カートを停止状態から所定の
走行速度に加速する場合には、時間帯aが0の状態か
ら、時間帯aを徐々に長くすると共に、時間帯bを徐々
に短くすることにより、電気モータ3の回転速度を徐々
に増大させて、電気カートの走行速度を、アクセルレバ
ー11の操作量に対応した目標速度に徐々に上げるよう
になっている。この加速の際に、ディップスイッチ19
が弱(オフ)側にセットされていれば、表1の加速テー
ブル1に従って、時間帯a,bを比較的ゆっくり変化さ
せて、比較的長い時間及び比較的長い走行距離をかけて
ゆっくりと電動カートの走行速度を目標速度にしていく
ようになっている。ディップスイッチ19が強(オン)
側にセットされていれば、表2の加速テーブル2に従っ
て、時間帯a,bを比較的はやく変化させて、比較的短
い時間及び比較的短い走行距離ではやく電動カートの走
行速度を目標速度にしていくようになっている。
【0019】また、電気カートを走行状態から停止状態
に減速する場合には、時間帯aが長い状態から、時間帯
aを徐々に短くすると共に、時間帯bを徐々に長くする
ことにより、時間帯aの長さが0になるようにして、電
気モータ3の回転速度を徐々に減少させて、電気カート
を走行状態から徐々に停止させるようになっている。こ
の減速の際に、ディップスイッチ19が弱(オフ)側に
セットされていれば、表3の減速テーブル1に従って、
時間帯a,bを比較的ゆっくり変化させて、比較的長い
時間及び比較的長い走行距離をかけてゆっくりと電動カ
ートを停止状態にしていくようになっている。ディップ
スイッチ19が強(オン)側にセットされていれば、表
4の減速テーブル4に従って、時間帯a,bを比較的は
やく変化させて、比較的短い時間及び比較的短い走行距
離ではやく電動カートを停止状態にしていくようになっ
ている。
【0020】なお、前記電動カートには、発電ブレー
キ、電磁ブレーキ、内拡式補助ブレーキの3種類のブレ
ーキが装備されている。発電ブレーキは、前述したよう
にモータを閉回路でつないで電磁誘導作用により発電制
動を働かせるもので、アクセルレバー13の減速操作時
または降板時に作動する。電磁ブレーキは駐車ブレーキ
の役割を果たすもので、電動モータ3内に組み込まれて
いる。走行中は通電されて開放状態になるが、停止時に
は機械的に制動が働く。従って、アクセルレバー13か
ら手を離した場合等には、発電ブレーキによって制動が
かけられて停止し、停止後は自動的に電磁ブレーキが効
く。内拡式補助ブレーキはトランスミッションケースの
2軸に装備されている。補助ブレーキは、通常の走行に
あたっては使用することはないが、クラッチを切って手
押しをする場合の補助用ブレーキとして設計されてい
る。
【0021】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら、電動カートの加速動作及び減速動作を説明する。電
動カートを停止状態から所定の走行速度にする場合、ア
クセルレバー11を握り操作すると、制御部8は、アク
セルボリューム25及び速度調節ダイヤル17の2つの
ボリュームと、前後進切換スイッチ18の位置により、
目標速度(目標とする電動モータ3の回転速度)を決定
し、この目標速度とエンコーダ29によって検出した電
動モータ3の回転速度(現在の電気カートの走行速度)
との差を求めて、加速値を、表1又は表2に示す加速テ
ーブル1又は加速テーブル2から求め、電動モータ3に
出力する制御信号Pの時間帯a,bの長さを決定する。
【0022】この加速の際に、図3のステップ1で、デ
ィップスイッチ19からの信号を読み込み、ステップ2
で、ディップスイッチ19が弱(オフ)側にセットされ
ているか否かを判別し、ディップスイッチ19が弱(オ
フ)側にセットされていれば、ステップ3に進み、ステ
ップ3で、表1の加速テーブル1に従って、時間帯a,
bを比較的ゆっくり変化させて、図4に実線Aで示すよ
うに、比較的長い時間及び比較的長い走行距離をかけて
ゆっくりと電動カートの走行速度を目標速度に近づけて
いく。また、ディップスイッチ19が強(オン)側にセ
ットされていれば、ステップ2からステップ4に進み、
ステップ4で、表2の加速テーブル2に従って、時間帯
a,bを比較的はやく変化させて、図4に点線Bで示す
ように、比較的短い時間及び比較的短い走行距離ではや
く電動カートの走行速度を目標速度にしていく。
【0023】従って、オペレータは、ディップスイッチ
19のスイッチ操作によって、電動カートを停止状態か
ら所定の走行速度に達するまでの加速の度合いを変更す
ることができ、加速の強い弱いを任意に選択でき、オペ
レータをより満足させることが可能になる。電動カート
を走行状態から停止状態に減速する場合、握っていたア
クセルレバーを離すと、制御部8は、アクセルボリュー
ム25及び速度調節ダイヤル17の2つのボリューム
と、前後進切換スイッチ18の位置により、目標速度
(目標とする電動モータ3の回転速度)を0に決定し、
この目標速度とエンコーダ29によって検出した電動モ
ータの回転速度(現在の電気カートの走行速度)との差
を求めて、減速値を、表3又は表4に示す減速テーブル
1又は減速テーブル2から求め、制御部8は電動モータ
3に出力する制御信号Pの時間帯a,bの長さを決定す
る。
【0024】この減速の際に、図3のステップ1で、デ
ィップスイッチ19からの信号を読み込み、ステップ2
で、ディップスイッチ19が弱(オフ)側にセットされ
ているか否かを判別し、ディップスイッチ19が弱(オ
フ)側にセットされていれば、ステップ3に進み、ステ
ップ3で、表3の減速テーブル1に従って、時間帯a,
bを比較的ゆっくり変化させて、図4に実線Cで示すよ
うに、比較的長い時間及び比較的長い走行距離をかけて
ゆっくりと電動カートの走行速度を目標速度0(停止状
態)に近づけていく。また、ディップスイッチ19が強
(オン)側にセットされていれば、ステップ2からステ
ップ4に進み、ステップ4で、表4の減速テーブル2に
従って、時間帯a,bを比較的はやく変化させて、図4
に点線Dで示すように、比較的短い時間及び比較的短い
走行距離ではやく電動カートの走行速度を目標速度0
(停止状態)にしていく。
【0025】従って、オペレータは、ディップスイッチ
19のスイッチ操作によって、電動カートが走行状態か
ら停止状態に達するまでの減速の度合いを変更すること
ができ、減速の強い弱いを任意に選択でき、オペレータ
をより満足させることが可能になる。例えば、通常の道
路走行から狭い道路や屋内走行に変わっても、オペレー
タはディップスイッチ19のスイッチ操作によって、減
速の度合いを変更することができるため、スムーズな減
速をなすことができてより良好な電動カートの運転を続
けることができる。
【0026】なお、前記実施の形態では、ディップスイ
ッチ19により、電動カートが加速する度合い及び減速
する度合いを2段階に可変設定できるようにしている
が、ディップスイッチ19に代えて、トグルスイッチを
設けて、トグルスイッチにより、電動カートが加速する
度合い及び減速する度合いを2段階に可変設定するよう
にしてもよい。また、ディップスイッチ19に代えて、
ロータリスイッチを設け、ロータリスイッチによって、
電動カートが加速する度合い及び減速する度合いを多段
階に可変設定するようにしてもよい。さらに、ユーザに
は操作できない隠れた箇所に操作スイッチを設け、ユー
ザが電動カートを購入する際に、そのユーザの要望に応
じて、操作スイッチを操作して、電動カートが加速する
度合い及び減速する度合いを設定しておき、ユーザには
電動カートが加速する度合い及び減速する度合いを変更
できないようにしてもよい。
【0027】また、前記実施の形態では、電動カートを
停止状態から所定の走行速度に加速する場合の、加速の
度合いを複数段に可変調整できるようにし、電動カート
を走行状態から停止状態に減速する場合の、減速の度合
いを複数段に可変調整できるようにしているが、これに
代えて、走行途中に走行速度を変更する場合における、
電動カートの加速又は減速の度合いをも調整できるよう
にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチ操作等によっ
て、複数種類の加速、減速のフィーリングを選択するこ
とができ、オペレータをより満足させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す制御系のブロック
図である。
【図2】同操縦ハンドル及びコンソールボックス部分の
平面図である。
【図3】同加速又は減速動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】同アクセルボリュームの電圧及び電圧モータの
指示値を示すグラフである。
【図5】同電気カートの全体側面図である。
【図6】同制御信号を示す電圧波形図である。
【図7】同制御信号を示す電圧波形図である。
【図8】同制御信号を示す電圧波形図である。
【符号の説明】
3 電動モータ 8 制御部(制御手段) 13 アクセルレバー 19 ディップスイッチ(切り換え手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月9日(2000.11.
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【表1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【表2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【表3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 重則 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 5H115 PA01 PA08 PC06 PG04 PI16 PI29 PU01 QE08 QE10 QI03 QI07 QN02 TB01 UI15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御手段(8)により走行用の電動モー
    タ(3)を制御して、電動カートの走行速度が変化する
    ように、電動カートを加速又は減速するようにした電動
    カートの速度制御装置において、 電動カートの加速又は減速の度合いを調整できるように
    したことを特徴とする電動カートの速度制御装置。
  2. 【請求項2】 アクセルレバー(13)をアクセル操作
    したときに、制御手段(8)により走行用の電動モータ
    (3)を制御して、電動カートを、停止状態から徐々に
    アクセルレバー(13)の操作量に対応した所定の走行
    速度に、加速するようにした電動カートの速度制御装置
    において、 アクセルレバー(13)をアクセル操作したときに、電
    動カートが所定の走行速度になる加速の度合いを複数段
    に可変調整できるように、前記制御手段(8)により走
    行用の電動モータ(3)を制御するように構成したこと
    を特徴とする電動カートの速度制御装置。
  3. 【請求項3】 アクセルレバー(13)のアクセル操作
    を解除したときに、制御手段(8)により走行用の電動
    モータ(3)を制御して、電動カートを、走行状態から
    徐々に停止状態に、減速するようにした電動カートの速
    度制御装置において、 アクセルレバー(13)のアクセル操作を解除したとき
    に、電動カートが停止状態になる減速の度合いを複数段
    に可変調整できるように、前記制御手段(8)により走
    行用の電動モータ(3)を制御するように構成したこと
    を特徴とする電動カートの速度制御装置。
  4. 【請求項4】 電動カートの加速の度合いを複数段に切
    り換えて設定するための切り換え手段(19)が設けら
    れ、切り換え手段(19)により設定した加速の度合い
    で、電動カートが所定の走行速度に達するように、前記
    制御手段(8)により走行用の電動モータ(3)を制御
    するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の電動カートの速度制御装置。
  5. 【請求項5】 電動カートの減速の度合いを複数段に切
    り換えて設定するための切り換え手段(19)が設けら
    れ、切り換え手段(19)により設定した減速の度合い
    で、電動カートが停止状態になるように、前記制御手段
    (8)により走行用の電動モータ(3)を制御するよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は3に記載の電動カ
    ートの速度制御装置。
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CN112172983A (zh) * 2020-10-26 2021-01-05 佛山中锦微电科技有限公司 一种电动车限速方法

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