JP2002094880A - 撮像素子 - Google Patents

撮像素子

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JP2002094880A
JP2002094880A JP2000280250A JP2000280250A JP2002094880A JP 2002094880 A JP2002094880 A JP 2002094880A JP 2000280250 A JP2000280250 A JP 2000280250A JP 2000280250 A JP2000280250 A JP 2000280250A JP 2002094880 A JP2002094880 A JP 2002094880A
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JP
Japan
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exposure time
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image
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Pending
Application number
JP2000280250A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Yoshihara
和久 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体からの撮像光を受光して光電変換された
電荷を蓄積する受光素子を備えた撮像素子において、被
写体の低輝度部分、中間輝度部分、および高輝度部分の
いずれに対してでもコントラストのある画像を得ること
を目的とする。 【解決手段】受光素子の有効範囲をN(Nは2≦Nなる
整数)分割し、分割エリア毎の輝度に応じて受光素子へ
の露光時間の制御をするようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体からの撮像
光を受光して光電変換された電荷を蓄積する撮像素子に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術における撮像素子では、被写体
の1画面の画像を得る時の露光時間の制御は1または2
回行われ、画面エリアを分割した分割エリア単位では行
っていない。
【0003】この従来技術について、インターライン型
CCD撮像素子とワイドダイナミックレンジ型CCD撮
像素子の場合で説明する。
【0004】最初に、1画面の画像を得る時の露光時間
の制御が1回行われるインターライン型CCD撮像素子
の例で説明する。
【0005】図3は、従来技術の撮像素子の一例とし
て、インターライン型CCDの模式図を示している。
【0006】受光素子A11、…、Annに所要の時間
に蓄積された電荷は、読み出しパルスにより垂直転送路
B1、…、Bnに転送される。垂直転送路B1、…、B
nの電荷は、垂直ドライブパルスにより水平周期で水平
転送路Cに転送される。水平転送路Cの電荷は、水平ド
ライブパルスでクロック周期で転送される。
【0007】受光素子A11、…、Annに蓄積される
電荷は、シャッタ−パルスにより制御される。シャッタ
ーパルスにより、受光素子A11、…、Annの全てが
動作する。
【0008】図4は、シャッターパルスによる受光素子
A11、…、Annに蓄積される電荷の変化を示してい
る。シャッターパルスが時間Tuで供給されると、それ
以前の時間teから時間Tuまでに蓄積されていた電荷
は掃き捨てられ、新たに時間経過と共に電荷が蓄積され
る。
【0009】次に、もう一つの従来技術の例として、1
画面の画像を得る時の露光時間の制御が2回行われる、
図5のワイドダイナミックレンジ型CCD撮像素子の模
式図で説明する。
【0010】受光素子D11、…、Dnnに所要の時間
に蓄積された電荷は、読み出しパルスにより垂直転送路
E1、…、EnおよびF1、…、Fnに転送される。
【0011】図6に、シャッターパルスにより受光素子
D11、…、Dnnに蓄積される電荷の変化を示す。ワ
イドダイナミックレンジ型CCD撮像素子では、シャッ
ターパルスが供給される時間Tv以前の電荷は掃き捨て
られず、垂直転送路E1、…、Enに読み出しパルスに
より転送され、シャッターパルスの供給後に蓄積された
電荷は垂直転送路F1、…、Fnに転送される。
【0012】垂直転送路E1、…、EnおよびF1、
…、Fnの電荷は、垂直ドライブパルスにより、水平周
期で水平転送路Hに交互に転送される。
【0013】水平転送路Hの電荷は水平ドライブパルス
でクロック周期で転送される。シャッターパルスによ
り、受光素子D11、…、Dnnの全てが動作する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】被写体の撮像する状況
により、1画面のエリア内で撮像光の輝度変化が大きい
場合が多々ある。
【0015】従来技術では、このような被写体の撮像状
況下においては、1画面の画像を得る時の露光時間の制
御が1または2回で、なおかつ画面全体を同一の露光時
間で撮像すると、以下のような問題点がある。
【0016】被写体の1画面の画像を得る時の露光時間
の制御が1回のインターライン型CCD撮像素子で撮像
する場合では、画面全体の輝度平均値で露光時間を制御
すると、高輝度部分および低輝度部分の画像はコントラ
ストのない画像となる。また、高輝度部分で露光時間を
制御すると、中間輝度及び低輝度部分の画像はコントラ
ストのない画像となる。
【0017】他方、被写体の1画面の画像を得る時の露
光時間の制御が2回のワイドダイナミックレンジ型CC
D撮像素子で撮像する場合では、露光時間の長い画像と
短い画像を組み合わせることで、高いコンタラスト比の
画像が得られる。しかし、低輝度、中間輝度、高輝度の
部分の内低輝度部分および高輝度部分を重視すると、中
間輝度部分のコントラストは低輝度部分および高輝度部
分に比べ劣化する。逆に、中間輝度部分を重要視する
と、低輝度部分のコントラストが劣化するため、全画面
にわたりコントラストのある画像を得ることが難しくな
る。
【0018】また、二つの画像を組み合わせるため、撮
像素子の水平転送路からの電荷の読み出し速度は後段回
路の映像出力の2倍にする必要がある。したがって、撮
像素子の出力を処理する回路は、1画面の画像を得る時
の露光時間の制御が1回のインターライン型CCD撮像
素子の場合と比べて、周波数帯域が2倍の部品を選択す
る必要があり、映像信号処理も複雑となる。
【0019】本発明は、低輝度部分、中間輝度部分、お
よび高輝度部分全てに対してコントラストのある画像
を、後段の信号処理で簡単に得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、被写体からの撮像光を受光して光電変換された電荷
を蓄積する光素子を備えた撮像素子で、受光素子の有効
範囲をN(Nは2≦Nなる整数)分割し、分割エリア毎
に受光素子への露光時間の制御をするようにしたもので
ある。
【0021】露光時間の制御は、各分割エリアの輝度平
均値や輝度の変化量に応じて行う。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図1を用いて説明する。
【0023】図1は、インターライン型CCD撮像素子
への応用を示している。同図の垂直転送路B1、…、B
nおよび水平転送路Cの動作は、図3で示した従来技術
のインターライン型CCD撮像素子の場合と同じであ
る。
【0024】同図の受光素子G11、…、Gnnを分割
エリアG1、…、G9に9分割し、各分割エリアに属す
る受光素子の露光時間ををシャッターパルスS1、…、
S9により制御する。
【0025】分割エリアG1,…、G9の露光時間の制
御の例を図2に示す。同図においては、各分割エリアの
輝度平均値または輝度の変化量に応じて高輝度分、中輝
度部分、あるいは低輝度部分のいずれかに判断されたな
らば次のような露光時間の制御を行う。
【0026】たとえば、分割エリアG1、G2の撮像光
が高輝度の場合、露光時間が1/2000秒になるよう
に時間ThでシャッターパルスS1、S2を供給し、分
割エリアG3、…、G7の撮像光が中輝度の場合、露光
時間が1/100秒となるように時間Tmでシャッター
パルスS3、…、S7を供給し、分割エリアG8とG9
の撮像光が低輝度の場合、露光時間が1/60秒となる
ようにシャッターパルスS8、S9は供給しないように
して、被写体からの撮像光の輝度に応じて各分割エリア
の露光時間を制御している。
【0027】FIT型CCD撮像素子あるいはCMOS
型撮像素子でも、同様に受光素子の有効範囲をN分割し
た分割エリア毎に受光素子への露光時間の制御が可能で
ある。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、従来の映像処理回路に
少ない追加と変更を施すことで、被写体の低輝度部分、
中間輝度部分、および高輝度部分のいずれに対してでも
コントラストのある画像を簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインターライン型CCD撮像素子の
一例を示す模式図
【図2】 本発明における分割エリア毎の露光時間の制
御の例を示す図
【図3】 従来技術のインターライン型CCD撮像素子
の模式図
【図4】 従来技術のインターライン型CCD撮像素子
の露光時間の制御の例を示す図
【図5】 ワイドダイナミックレンジ型CCD撮像素子
の模式図
【図6】 ワイドダイナミックレンジ型CCD撮像素子
の露光時間の例をを示す図
【符号の説明】
A11、…、Ann:受光素子、B1、…、Bn:垂直
転送路、C:水平転送路、D11、…、Dnn:受光素
子、E1、…、En:垂直転送路、F1、…、Fn:垂
直転送路、G1、…、G9:分割エリア、G11、…、
Gnn:受光素子、H:水平転送路、S1、…、S9:
シャッターパルス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体からの撮像光を受光して光電変換さ
    れた電荷を蓄積する受光素子から成る撮像素子におい
    て、 該受光素子の有効範囲をN(Nは2≦Nなる整数)分割
    した分割エリア毎に該受光素子への露光時間の制御を行
    うシャッターパルスを供給するようにしたことを特徴と
    する撮像素子。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、 前記分割エリア毎の輝度に応じて前記露光時間を制御す
    るようにしたことを特徴とする撮像素子。
JP2000280250A 2000-09-14 2000-09-14 撮像素子 Pending JP2002094880A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021697A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Sony Corp 撮像素子、カメラ、撮像素子の制御方法、並びにプログラム

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