JP2002094738A - 画像通信装置及びその制御方法 - Google Patents

画像通信装置及びその制御方法

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JP2002094738A
JP2002094738A JP2001202448A JP2001202448A JP2002094738A JP 2002094738 A JP2002094738 A JP 2002094738A JP 2001202448 A JP2001202448 A JP 2001202448A JP 2001202448 A JP2001202448 A JP 2001202448A JP 2002094738 A JP2002094738 A JP 2002094738A
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JP2001202448A
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Michihiro Izumi
通博 泉
Akihiro Yoshitani
明洋 吉谷
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像を電子メールに添付して送信する
と、データ量が大きいためにサーバに負荷がかかり、シ
ステム障害の原因となる。 【解決手段】 公衆通信回線網を介して画像データを他
装置に送信可能な画像通信装置において、電子メールに
よる送信を行うメール送信モードが選択された場合に
(S318)、画像データのデータ量を所定量以下に低
減して(S322〜S324)、該画像データを電子メ
ールに添付して送信する(S325〜S328)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ通信
における画像を添付ファイルとして送信する画像通信装
置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及に伴い、フ
ァクシミリ装置から送信画像を電子メールに添付して送
信する必要性が高まっている。
【0003】例えば特開平9−325924において
は、ファクシミリ装置で読み取ったイメージデータをT
IFF形式に変換し、電子メールとして送信する提案が
なされている。
【0004】従来のファクシミリ装置を使用した電子メ
ール送信方法について、以下に説明する。
【0005】まず、ユーザは送信する原稿をファクシミ
リ装置の原稿台にセットし、ユーザ名特定するためのパ
スワードを入力する。次に、送信相手先を相手先テーブ
ルから選択し、短縮番号の入力に続いてスタートキーを
押下するか、もしくはワンタッチキーを押下する。
【0006】するとファクシミリ装置は原稿台の原稿を
1枚ずつ読み取り、符号化部において全ページの画像を
MMR方式へ符号化した後、G3形式のイメージデータ
としてイメージメモリに一旦蓄積する。そして、短縮番
号もしくはワンタッチダイヤルによって指定された相手
先の情報を相手先テーブルから読み出し、該イメージデ
ータを電子メールとして送信するための処理を行う。
【0007】イメージデータを電子メールとして送信す
る際には、G3形式のイメージデータをTIFF形式に
変換して送信する。TIFF形式への変換処理において
は、G3形式のイメージデータの先頭にTIFF ClassFの
ヘッダ情報を付加することによって、TIFF形式のイ
メージデータを作成する。TIFFイメージデータはバ
イナリデータであるので、これをさらにテキストデータ
に変換する。
【0008】電子メールとして送信可能な形式のデータ
が完成すると、インターネットサービスプロバイダへダ
イヤルアップ接続する。プロバイダとの電話回線が設定
されると、PAP手順に従ってログインし、SMTPに
より電子メールを送信する。そして送信完了後、ログオ
フして電話回線を開放する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、ファクシミリ装置による送信対象のイメ
ージデータとして白黒画像のみが考慮されていた。
【0010】白黒画像の場合、例えば標準的なA4サイ
ズの原稿を読み取って得られたデータをMMR符号化す
ると、そのデータ量は20Kバイト前後であり、多くて
も100Kバイト程度である。全く圧縮されない場合で
あっても、データ量は約500Kバイト程度である。こ
の程度のデータ量であれば、1ページ分のイメージデー
タを電子メール添付形式で送信しても、特に問題は生じ
なかった。
【0011】しかしながら、近年はカラー画像の読み取
りを可能とするファクシミリ装置が普及しつつあり、そ
れに伴い、カラー画像を電子メールに添付して送信する
必要性が生じている。
【0012】カラー画像の場合、そのデータ量は白黒画
像に比べてはるかに多く、200×200dpiのA4
カラー原稿の場合で約11.3Mバイトとなる。従っ
て、カラーのイメージデータに対してJPEG圧縮を施
したとしても、そのデータ量は1Mバイトを越えてしま
うこともある。
【0013】一般に、1Mバイト以上のデータを電子メ
ール添付形式で送信すると、サーバへの負担が大きく、
システム障害の原因となることがある。
【0014】また、白黒画像を電子メールに添付して送
信する場合でも、通常のファクシミリ送信時のように複
数枚の画像データをまとめて添付しようとすると、デー
タ量の合計が1Mバイトを越えてしまうことがあり、カ
ラー画像を送信する場合と同様の問題が生じてしまう。
【0015】このような場合の解決策は、特開平10−
322501および特開平11−068825に開示さ
れており、1頁の画像データを複数のメールに分割して
送信することが提案されている。しかし、これらの発明
においても白黒原稿のみが考慮されているため、JPE
G圧縮画像のように、分割して送信すると受信側での復
元が困難である場合には適用することができないもので
あった。
【0016】本発明の目的は、上述した欠点を除去した
画像通信装置及びその制御方法の提供にある。
【0017】本発明の他の目的は、画像を電子メールに
添付して送信する場合に、添付データ量を所定値以下に
抑制する画像通信装置及びその方法の提供にある。
【0018】本発明の他の目的は、画像を電子メールに
添付して送信する場合に、サーバの負荷を軽減できる画
像通信装置及びその制御方法の提供にある。
【0019】本発明の他の目的は、容量の大きい画像を
ファクシミリ通信における添付ファイルとして送信しな
い様に制御可能な画像通信装置及びその制御方法の提供
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像通信装置は以下の構成を
備える。
【0021】即ち、公衆通信回線網を介して画像データ
を他装置に送信可能な画像通信装置であって、画像デー
タを入力する入力手段と、前記入力手段により入力した
画像データを圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段により
圧縮された画像データをファクシミリ送信する第1の送
信手段と、前記圧縮手段により圧縮された画像データを
電子メールの添付データとして送信する第2の送信手段
と、前記第1の送信手段と前記第2の送信手段の一方を
選択する選択手段と、前記選択手段により前記第2の送
信手段が選択された場合、前記圧縮手段により圧縮され
た画像データのデータ量が所定量以上か否かを判定する
判定手段と、前記判定手段により前記画像データのデー
タ量が所定量以上であると判定された場合、前記画像デ
ータのデータ量を前記所定量未満になる様に削減する削
減手段と、を有することを特徴とする。
【0022】また、公衆通信回線網を介して画像データ
を他装置に送信可能な画像通信装置であって、原稿画像
を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った
画像データを圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段により
圧縮された画像データをファクシミリ送信する第1の送
信手段と、前記圧縮手段により圧縮された画像データを
電子メールの添付データとして送信する第2の送信手段
と、前記第1の送信手段と前記第2の送信手段の一方を
選択する選択手段と、前記選択手段により前記第2の送
信手段が選択された場合の前記読取手段の読取解像度
を、前記第1の送信手段が選択された場合の前記読取手
段の読取解像度よりも小さく設定する設定手段と、を有
することを特徴とする。
【0023】また、公衆通信回線網を介して画像データ
を他装置に送信可能な画像通信装置であって、複数ペー
ジの画像データを入力する入力手段と、前記入力手段に
より入力した画像データを圧縮する圧縮手段と、前記圧
縮手段により圧縮された画像データをファクシミリ送信
する第1の送信手段と、前記圧縮手段により圧縮された
画像データを電子メールの添付データとして送信する第
2の送信手段と、前記第1の送信手段と前記第2の送信
手段の一方を選択する選択手段と、前記選択手段により
前記第2の送信手段が選択された場合、1つの電子メー
ルに含まれる画像データが所定量未満になる様に複数ペ
ージの画像データを分割する分割手段と、を有し、前記
第2の送信手段は、前記分割手段により分割された画像
データ毎に電子メールを作成することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0025】<第1実施形態>図1は、本実施形態にお
ける通信システムの構成を示す図である。
【0026】同図において、101は本実施形態が適用
されたファクシミリ装置(以下、単にFAXと称す
る)、102はファクシミリ装置101に接続されたハ
ンドスキャナ、103はデジタルカメラ、104はIS
DN、105は相手ファクシミリ装置(以下、相手FA
Xと称する)、106はインターネットサービスプロバ
イダ(以下、ISPと称する)、107は相手コンピュ
ータ(以下、相手PCと称する)である。
【0027】本実施形態においては、ハンドスキャナ1
02とデジタルカメラ103との間において、コンパク
トフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)等のメ
モリカードによって画像データの受け渡しを行うものと
するが、デジタルカメラ103とファクシミリ装置10
1或いはハンドスキャナ102とをケーブルにより接続
して受け渡しをする構成や無線通信による受け渡しをす
る構成であっても良い。
【0028】[装置構成]図2A及び図2Bは、それぞれ
FAX101及びハンドスキャナ102の構成を示すブ
ロック図であり、これらは互いに接続されている。
【0029】まず図2Aを参照して、FAX101の構
成について説明する。
【0030】図2Aにおいて、201は第1の中央制御
部(CPU)、202はデータバス及びアドレスバス、
203はROM、204はSRAMである。
【0031】205は第2のCPUであり、ミドルウェ
アによってデジタル画像データをJPEG圧縮/伸長す
る機能を有する。206はCPU205のデータバス、
207はROM、208はRAMである。
【0032】209は、CPU201側システムとCP
U205側システム間においてデータのやり取りを行う
ための共有レジスタ、210はCPU205とハンドス
キャナ102間においてデータのやり取りを行うための
共有レジスタである。
【0033】211はプリンタ画像処理部、212は画
像のプリント処理を行うカラープリンタである。プリン
タ画像処理部211においては、画像データをカラープ
リンタ212の解像度に等しい360dpiに変換し、
プリントデータとしてカラープリンタ212に送信す
る。
【0034】213はオペレーションパネル、214は
FAXモデム、215はハンドセット、216はスピー
カであり、これらはCPU205に制御されるとともに
クロスポイントスイッチ217に接続される。音声また
はファクシミリのアナログデータは、クロスポイントス
イッチ217経由で公衆通信回線網に接続される。
【0035】218はISDN回線(U点)、219は
DSUであり、局交換機との間でやり取りされるデータ
をTTLレベルの信号に変換する。220はISDNイ
ンターフェイス部であり、ISDNのレイヤ1〜レイヤ
3までの制御を行い、ISDNのBチャネルのデータの
入出力機能を有している。
【0036】221はHDLCコントローラであり、I
SDNに対するHDLCフォーマットのデータの組立/
分解処理を行う。
【0037】222は無線データ通信プロトコル処理部
(PIAFSコントローラ)であり、無線データ通信プ
ロトコルフォーマットのフレーム組立/分解処理を行
う。
【0038】223はPHS処理部である。CPU22
4によってPHS無線通信のプロトコル処理を行い、T
DMA処理部225によって、4スロットを時分割多重
化して送受信する際のフレーム組立/分解処理を行う。
226は1.9GHz帯電波の送受信を行う高周波部で
ある。本実施形態においては、FAX101内にPHS
処理部223を設けることにより、デジタルコードレス
電話機を内線として使用することが可能になる。
【0039】227,228はアナログ信号とPCM符
号化データの変換処理を行うPCMコーデック部、22
9,230はPHS無線回線で伝送されるADPCM符
号化データをPCM符号化データに変換するPCM/A
DPCM変換部である。
【0040】231,232はパス切替スイッチであ
り、ISDNで伝送するデータとして、FAXデータ等
のアナログ信号を選択するか、PHS処理部231から
出力されるデジタルコードレス電話機から送られる音声
信号を選択するかを、CPU201の制御によって切り
替える。
【0041】次に、図2Aにおける主要信号線の意味を
説明する。
【0042】233は、CPU201とCPU205の
間で制御信号のやり取りを行うシリアル通信信号線であ
る。
【0043】234,235及び236は、ISDNイ
ンターフェイス部220に入出力されるシリアル信号線
であり、ISDNインターフェイス部220においては
そのうちの2本を選択して、ISDNのB1チャネル及
びB2チャネルに接続する。
【0044】237,238は、FAXモデム214、
ハンドセット215への入出力を行うアナログ信号線で
ある。239,240はデジタルコードレス電話機に入
出力するADPCM符号化された音声データの信号線で
ある。
【0045】次に、図2Bを参照してハンドスキャナ1
02の構成について説明する。
【0046】図2Bにおいて、241はハンドスキャナ
102内のCPU、242はRAMである。243は画
像を読み取るためのCIS(Contact Image Sensor)で
あり、赤(R)、緑(G)、青(B)のLEDアレイを
内蔵している。CIS243に不図示の読み取りタイミ
ング信号が入力されると、該タイミング信号に同期して
RGBのビデオ信号が出力される。
【0047】244はCIS243が出力するビデオ信
号をデジタル信号に変換するA/D変換部、245はシ
ェーディング補正部である。246は色変換選択部であ
り、FAX101のオペレーションパネル213上から
のユーザ指示に基づいてCPU241によって、以下の
変換部のいずれかへの切替えが制御される。
【0048】247はRGB→CIELAB色空間変換
部であり、ファクシミリ通信を行う際に使用される。2
48はRGB→YCbCr色空間変換部であり、コンピ
ュータ宛てにカラー画像を電子メール添付送信する際に
使用される。249はRGB→CMYK色空間変換部で
あり、カラープリンタ212におけるカラープリントを
行う際に使用される。
【0049】250は輝度/濃度変換を行うガンマ変換
部、251はJPEG圧縮/伸長部である。252は、
本実施形態の特徴をなす解像度変換部である。
【0050】253は、CIELAB,YCbCrの色
空間データを、プリント用のCMYKデータに変換する
処理部である。
【0051】254は、CIELAB色空間とYCbC
r色空間の相互変換を行う処理部である。
【0052】255は、デジタルカメラ103等で撮影
された画像データを取り込むための、例えばコンパクト
フラッシュ(CF)等のためのメモリカードインターフ
ェイス部である。
【0053】尚、RGB→CIELAB色空間変換、R
GB→YCbCr色空間変換、γ変換、JPEG圧縮、
CMYK変換等の処理は、CPU241のミドルウェア
によって行うことも可能である。
【0054】[スキャンデータの送信処理]図3は、本実
施形態のFAX101において、接続されたハンドスキ
ャナ102によって読み取った画像データを送信する場
合の処理を示すフローチャートである。
【0055】まず、ハンドスキャナ102を本体101
から取り外して、ハンドスキャナ102のスタートキー
を押下すると(S301)、200×200dpiの解
像度で原稿画像読み取りを開始する(S302)。ハン
ドスキャナ102における読み取りが開始されると、C
IS243からRGBのビデオ信号が出力される。出力
されたビデオ信号はA/D変換され、シェーディング補
正される。
【0056】そして、FAX101の処理モードが設定
されているか否かを判断する(S303)。
【0057】ここで本実施形態においては、FAX10
1の処理モードを、オペレーションパネル213を介し
てユーザが設定することが可能である。処理モードとし
ては例えば、画像データをプリントするプリントモード
の他に、特に画像データの送信を行うモードとして、他
のファクシミリ装置への送信を行うFAX送信モード、
及びコンピュータへの電子メール添付送信を行うEメー
ル送信モードが設定可能である。
【0058】本実施形態においては、ユーザによる処理
モード設定が、特にハンドスキャナ102による読み取
り後に行われる例について説明する。従って、ステップ
S303における判定後、処理はステップS304に分
岐する。尚、ステップS303において既に処理モード
が設定されていれば、処理は後述する第2実施形態に示
す、図5のステップS403へ分岐する。
【0059】ステップS304においては、CPU24
1がデフォルトとしてFAX送信モードを設定するもの
と判断し、色変換選択部246による選択状態を切替え
ることによって、シェーディング補正されたデータをR
GB→LAB変換部247に入力する。
【0060】LAB変換されたデータは、γ変換部25
0で色補正された後に、JPEG圧縮部251において
JPEG圧縮され、RAM242に格納される(S30
5)。
【0061】ここで、原稿画像がA4カラー原稿である
とすると、JPEG圧縮前の画像データ量は以下の通り
となる。
【0062】(210/25.4)mm×200dpi×(290/25.4)mm×
200dpi×3(L,A,B)×8bit= 90.6Mbit = 11.3Mbyte このデータ量がJPEG圧縮によって更に、1/10〜
1/20程度に圧縮できるため、圧縮後のデータ量は数
百Kバイト程度となる。
【0063】読み取りが終了し、ハンドスキャナ102
がFAX101に装着されたことが検出されると、CP
U205の制御によってオペレーションパネル213の
表示部に、プリント処理/FAX送信処理/Eメール送
信処理のいずれを行うかをユーザに選択させるためのメ
ニューが表示される(S306)。
【0064】「プリント」が選択された場合(S30
7)、ハンドスキャナ102のRAM242に格納され
たJPEG画像データは、JPEG伸長部251で伸長
され(S308)、LAB→CMYK変換部253にお
いてCMYK色空間のプリントデータに変換され、改め
てRAM242に格納される(S309)。そして、R
AM242に格納されたデータは、共有レジスタ210
を経由してFAX101内のプリンタ画像処理部211
に転送される。プリンタ画像処理部211においては、
画像データをカラープリンタ212の解像度に等しい3
60dpiのプリントデータに変換し(S310)、カ
ラープリンタ212に転送してプリントする(S31
1)。
【0065】「FAX送信」が選択された場合(S31
2)、送信先である相手FAX105の短縮番号が選択
されるのを待った後(S313)、選択された電話番号
宛てにISDN発信処理を行う(S314)。ISDN
からの応答があると、ハンドスキャナ102内のRAM
242に格納されているJPEG画像データは、そのま
ま共有レジスタ210経由でFAXモデム214に転送
され、アナログ変調される(S315)。変調されたア
ナログ信号は、PCMコーデック部227でPCM符号
に変換され(S316)、ISDNに送信される(S3
17)。相手FAX105がJPEGの伸長機能を有し
ていれば、相手FAX105において受信したファイル
を伸長し、プリントすることができる。
【0066】「Eメール送信」が選択された場合(S3
18)、LAB色空間で保存されている画像データをY
CbCr色空間データに変換する必要がある。そこで、
RAM242に格納されているJPEG画像データをJ
PEG伸長部251で伸長し(S319)、更にLAB
→YCbCr変換部254においてYCbCr色空間に
変換する(S320)。その後、JPEG圧縮部251
で再度JPEG圧縮してRAM242に格納する(S3
21)。
【0067】RAM242に格納されたデータ量が1M
バイト未満であれば(S322)、そのまま電子メール
に添付して送信しても問題ないと判断し、そのまま送信
処理(S325)に進む。
【0068】一方、RAM242に格納されたデータ量
が1Mバイト以上であれば(S322)、データ量削減
のために解像度変換を行う必要があるため、圧縮前の2
00×200dpiのデータを、間引きによって100
×100dpiに変換する(S323)。その後、再度
JPEG圧縮処理を行う(S324)。これにより、デ
ータ量は約4分の1となるため、JPEG圧縮後のデー
タ量も1Mバイト以下になると考えられるが、未だ1M
バイト以上である場合には(S322)、さらに解像度
を低下させる処理を行う(S323)。この処理を繰り
返し、JPEG圧縮後のデータ量が1Mバイト未満とな
った時点で、送信する画像データが確定する。
【0069】送信する画像データが確定すると、送信処
理を開始する。まず、送信先のEメールアドレスに対応
する短縮番号が選択されるのを待ち(S325)、電子
メール添付データの作成を行うために、ハンドスキャナ
102内のRAM242に格納された画像データを、共
有レジスタ210経由でFAX101内のSRAM20
4に転送する。
【0070】次に、インターネットにおける電子メール
には所定のヘッダ情報を付加する必要があるため、送信
するJPEG圧縮画像データの先頭に、差出人を示す
「From:」,宛先を示す「To:」,表題を示す「Subjec
t:」,複写配布先を示す「Cc:」,日付を示す「Date:」
等の情報を追加する。さらに、JPEG圧縮画像データ
を添付することを通知するために、ファイル名を「XXXX
XXX.JPG」として、ヘッダ情報に付加する。このヘッダ
情報を、先にSRAM204に格納されているJPEG
圧縮画像データに付加することにより、電子メール形式
のデータが完成する(S326)。
【0071】電子メール形式のデータが完成すると、予
め登録してあるISP106宛てに発信を行い(S32
7)、ISDNから応答メッセージを受信すると通信パ
スが接続される。ISP106との電話回線が設定され
ると、PAP手順に従ってログインし、SMTPにより
電子メールを送信する(S328)。
【0072】SRAM204内の電子メールデータは、
HDLCコントローラ221に転送されてHDLCフレ
ームに組み立てられた後に、ISDNインターフェイス
220経由でISP106に送信される。
【0073】電子メールの宛て先である相手PC107
は、インターネット経由でISP106に送られた電子
メールを受信すると、FAX101によって送信され
た、JPEG圧縮画像データの添付された電子メールを
開くことができる。そして、相手PC107がJPEG
伸長機能を有していれば、送信されてきたカラー画像を
閲覧することができる。
【0074】尚、本実施形態においては、「Eメール送
信」モード設定時に圧縮後の画像データ量が1Mバイト
以上であるか否かを判断し、該判断結果に応じて解像度
を変換する例について説明した。しかしながら本発明は
この例に限定されず、例えば「Eメール送信」モード設
定時には、データ量に関らず常に解像度変換を行うよう
にすることで、JPEG圧縮処理を簡略化し、処理速度
を上げることが可能となる。この場合、ステップS31
9においてJPEG伸長を行った後、直ちにステップS
323の解像度変換処理を行い、続いてステップS32
4のJPEG圧縮処理を行うことになる。
【0075】また、解像度変換を行う代わりに、JPE
G圧縮の際の量子化テーブルを変更することで圧縮率を
高くし、データ量を減らすようにしても良い、即ち、値
を大きくすると圧縮率が高くなる。また、解像度変換と
量子化テーブルの値の変更とを組合わせてデータ量を減
らしても良い。
【0076】[他データの送信処理]図4は、本実施形態
のFAX101において、他の画像入力装置(本実施形
態ではデジタルカメラ103)によって読み取られた画
像データを送信する場合の処理を示すフローチャートで
ある。
【0077】デジタルカメラ103内において、撮影し
たRGB画像データはYCbCr色空間データに変換さ
れてJPEG圧縮され、CFカードに格納される。
【0078】FAX101に接続されたハンドスキャナ
102においては、CFカードインターフェイス255
を介して、CFカードに格納されたデータを取り込むこ
とができる。そこで、ハンドスキャナ102にCFカー
ドが差し込まれたことをCPU241が検出すると(S
331)、その旨をFAX101内のCPU205に通
知することにより、FAX101におけるオペレーショ
ンパネル213の表示部に、プリント処理/FAX送信
処理/Eメール送信処理のいずれを行うかをユーザに選
択させるためのメニューが表示される(S332)。
【0079】「プリント」が選択された場合(S33
3)、CFカードから読み出されたJPEG画像データ
はJPEG伸長部251で伸長され(S334)、YC
bCr→CMYK変換部253においてプリントデータ
が作成された後、RAM242に格納される(S33
5)。そして、RAM242に格納されたデータは、共
有レジスタ210を経由してFAX101内のプリンタ
画像処理部211に転送される。プリンタ画像処理部2
11においては、画像データをカラープリンタ212の
解像度に等しい360dpiのプリントデータに変換し
(S336)、カラープリンタ212に転送してプリン
トする(S337)。
【0080】「FAX送信」が選択された場合(S33
8)、CFカードから読み出されたJPEG画像データ
はJPEG伸長部251で伸長され(S339)、YC
bCr→LAB変換部254においてLAB色空間画像
データに変換され(S340)、さらにJPEG圧縮部
251で圧縮されてRAM242に格納される(S34
1)。そして、送信先である相手FAX105の短縮番
号が選択されるのを待った後(S342)、選択された
電話番号宛てにISDN発信処理を行う(S343)。
ISDNからの応答があると、ハンドスキャナ102内
のRAM242に格納されているJPEG画像データ
は、そのまま共有レジスタ210経由でFAXモデム2
14に転送され、アナログ変調される(S344)。変
調されたアナログ信号は、PCMコーデック部227で
PCM符号に変換され(S345)、ISDNに送信さ
れる(S346)。相手FAX105がJPEGの伸長
機能を有していれば、相手FAX105において受信し
たファイルを伸長し、プリントすることができる。
【0081】「Eメール送信」が選択された場合(S3
47)、CFカードから読み出されたJPEG画像デー
タはそのままRAM242に格納され、該データ量が1
Mバイト未満であれば(S348)、そのまま電子メー
ルに添付して送信しても問題ないと判断し、そのまま送
信処理に進む(S352)。
【0082】一方、RAM242に格納されたデータ量
が1Mバイト以上であれば(S348)解像度変換を行
う必要があるため、JPEG画像データを一旦伸長し
(S349)、画素数を減らす処理を行う。例えば、縦
横方向にそれぞれ2画素に1画素の割合で間引きを行う
ことで、画素数を4分の1に減らすことができる(S3
50)。このようにして画素数を減らした後にJPEG
圧縮処理を行い、RAM242に再度格納する(S35
1)。これでも未だ1Mバイト以上である場合には(S
348)、さらに解像度を低下させる処理を行う(S3
50)。この処理を繰り返し、JPEG圧縮後のデータ
量が1Mバイト未満となった時点で、送信する画像デー
タが確定する。上述した様に、圧縮率を高くすることで
データ量を減少させても良い。
【0083】送信する画像データが確定すると、送信処
理を開始する。まず、送信先のEメールアドレスに対応
する短縮番号が選択されるのを待ち(S352)、電子
メール添付データの作成を行うために、ハンドスキャナ
102内のRAM242に格納された画像データを、共
有レジスタ210経由でFAX101内のSRAM20
4に転送する。
【0084】次に、SRAM204内のJPEG圧縮画
像データに対して、上述した場合と同様に所定のヘッダ
情報を付加することによって、インターネットにおける
電子メール電子メール形式のデータを作成する(S35
3)。
【0085】電子メール形式のデータが完成すると、予
め登録してあるISP106宛てに発信を行い(S35
4)、ISDNから応答メッセージを受信すると通信パ
スが接続される。ISP106との電話回線が設定され
ると、PAP手順に従ってログインし、SMTPにより
電子メールを送信する(S355)。
【0086】相手PC107は、インターネット経由で
ISP106に送られた電子メールを受信すると、FA
X101によって送信された、JPEG圧縮画像データ
の添付された電子メールを開くことができる。そして、
相手PC107がJPEG伸長機能を有していれば、送
信されてきたカラー画像を閲覧することができる。
【0087】尚、本実施形態においては、デジタルカメ
ラ103で撮影した画像をCFカードによってハンドス
キャナ102に取り込む例について説明した。しかしな
がら本発明はこの例に限定されず、例えば有線/無線通
信回線により、デジタルカメラ103からリアルタイム
でデータを伝送することによっても、同様の効果を得る
ことが可能である。
【0088】以上説明した様に本実施形態によれば、カ
ラー画像データをEメール送信する場合には、該画像デ
ータをFAX送信する場合よりも低い解像度或いは高い
圧縮率による送信を行うことにより、Eメール送信時に
おけるデータ量を抑制し、サーバの負荷を軽減すること
ができる。
【0089】尚、本実施形態においてはユーザによって
設定可能な処理モードとして、プリント/FAX送信/
Eメール送信のいずれかを例として説明したが、もちろ
ん、これら処理モードに対して他の設定を組み合わせる
ことも可能である。例えば、更にハンドスキャナ102
による読み取りモードとして白黒/カラーのいずれかを
設定可能とすることにより、本実施形態をカラー読み取
りモードの設定時のみに適用することができる。即ち白
黒読み取りモード設定時には、たとえEメール送信を行
う場合であっても、FAX送信時と同様の高解像度によ
るEメール送信を行うことができる。
【0090】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0091】上述した第1実施形態においては、プリン
トやFAX送信、及びEメール送信等の処理モードの選
択を、ハンドスキャナ102による原稿読み取り動作後
に行う例について説明した。第2実施形態においては、
処理モードの選択を原稿読み取り動作に先立って行うこ
とにより、最適な解像度による読み取り処理を可能と
し、更に読み取り動作の高速化を実現する例について説
明する。
【0092】第2実施形態における装置構成は上述した
第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0093】図5は、第2実施形態のFAX101にお
いて、接続されたハンドスキャナ102によって読み取
った画像データを送信する場合の処理を示すフローチャ
ートである。
【0094】ハンドスキャナ102での読み取り開始に
あたってスタートキーが押下されると(S401)、ハ
ンドスキャナ102の表示部に、プリント処理/FAX
送信処理/Eメール送信処理のいずれを行うかをユーザ
に選択させるためのメニューが表示される(S40
2)。
【0095】「プリント」が選択されると(S40
3)、200×200dpiの解像度での画像読み取り
を開始し(S404)、読み取ったRGBの画像データ
はA/D変換、シェーディング補正に続いて、RGB→
CMYK色空間変換部249でCMYKデータに変換さ
れ(S405)、さらにγ変換後に、ハンドスキャナ1
02内のRAM242に格納される。
【0096】続いて、RAM242に格納された画像デ
ータは共有レジスタ210を経由してFAX101内の
プリンタ画像処理部211に転送される。プリンタ画像
処理部211においては、画像データをカラープリンタ
212の解像度に等しい360dpiのプリントデータ
に変換し(S406)、カラープリンタ212に転送し
てプリントする(S407)。
【0097】「FAX送信」が選択された場合(S40
8)、200×200dpiの解像度で画像読み取りを
開始し(S409)、読み取ったRGBの画像データは
A/D変換、シェーディング補正に続いて、RGB→L
AB色空間変換部247においてLABデータに変換さ
れ(S410)、γ変換後にJPEG圧縮されてRAM
242に格納される(S411)。
【0098】そして、送信先である相手FAX105の
短縮番号が選択されるのを待った後(S412)、選択
された電話番号宛てにISDN発信処理を行う(S41
3)。ISDNからの応答があると、ハンドスキャナ1
02内のRAM242に格納されているJPEG画像デ
ータは、そのまま共有レジスタ210経由でFAXモデ
ム214に転送され、アナログ変調される(S41
4)。変調されたアナログ信号は、PCMコーデック部
227でPCM符号に変換され(S415)、ISDN
に送信される(S416)。相手FAX105がJPE
Gの伸長機能を有していれば、相手FAX105におい
て受信したファイルを伸長し、プリントすることができ
る。
【0099】「Eメール送信」が選択された場合(S4
17)、100×100dpiの解像度で画像読み取り
を開始し(S418)、読み取った画像データはA/D
変換、シェーディング補正に続いて、RGB→YCbC
r色空間変換部248においてYCbCrデータに変換
され(S419)、γ変換後にJPEG圧縮されてRA
M242に格納される(S420)。
【0100】そして、送信先のEメールアドレスに対応
する短縮番号が選択されるのを待ち(S421)、電子
メール添付データの作成を行うために、ハンドスキャナ
102内のRAM242に格納された画像データを、共
有レジスタ210経由でFAX101内のSRAM20
4に転送する。次に、SRAM204内のJPEG圧縮
画像データに対して、第1実施形態と同様に所定のヘッ
ダ情報を付加することによって、インターネットにおけ
る電子メール電子メール形式のデータを作成する(S4
22)。
【0101】電子メール形式のデータが完成すると、予
め登録してあるISP106宛てに発信を行い(S42
3)、ISDNから応答メッセージを受信すると通信パ
スが接続される。ISP106との電話回線が設定され
ると、PAP手順に従ってログインし、SMTPにより
電子メールを送信する(S424)。
【0102】以上説明した様に第2実施形態によれば、
設定された処理モードに応じて、ハンドスキャナ102
における画像の読み取り解像度を予め切り換えることに
より、特にEメール送信時における読み取り速度が向上
する。
【0103】尚、第2実施形態においても、ハンドスキ
ャナ102による読み取りモードとして白黒/カラーの
いずれかを設定可能とし、カラー読み取りモード設定時
のみに、第2実施形態を適用することができる。即ち白
黒読み取りモード設定時には、たとえEメール送信を行
う場合であっても、FAX送信時と同様の高解像度によ
る読み取りを行うことができる。
【0104】また、「Eメール送信」が選択された場合
に読取解像度を低下させても画像データ量が1Mバイト
を超えた場合は、第1の実施形態と同様に画像の解像度
変換や量子化テーブルの値を変更することも可能であ
る。
【0105】また、「Eメール送信」が選択された場合
にファクシミリ送信と同じ200×200dpiの解像
度で読み取り、JPEG圧縮の量子化テーブルの値をフ
ァクシミリ送信時よりも圧縮率が高くなる様に設定して
も良い。
【0106】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0107】上述した第1及び第2実施形態において
は、ハンドスキャナ102により1枚の原稿を読み取っ
て得られた画像データを送信する例について説明した。
しかしながら実際には、ハンドスキャナ102によって
複数枚の原稿画像が読み取られ、そのデータ量の合計が
1Mバイトを越えるような場合も発生する。そこで第3
実施形態においては、上述した第1及び第2実施形態に
加えて更に、複数の画像データの合計が1Mバイトを越
える場合に、ページ毎に異なる電子メールとして送信す
る例について説明する。
【0108】第3実施形態における装置構成は上述した
第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。ま
た、第3実施形態における画像データ送信処理は、第1
及び第2実施形態のいずれにも適用可能であるため、特
に第2実施形態を示す図5のフローチャートを参照して
説明する。
【0109】第3実施形態において「Eメール送信」が
選択された場合(S417)、ハンドスキャナ102は
100×100dpiの解像度で複数枚の画像読み取り
を開始する(S418)。そして第2実施形態と同様の
手順(S419,S420)で、読み取った画像データ
をページ毎にJPEG圧縮してRAM242に格納する
が、この格納をページ単位で行う。
【0110】そして、第2実施形態と同様の手順(S4
21,422)で、電子メール添付データの作成を行う
が、このとき、1つの電子メール添付データにつき添付
される画像データ量の合計が1Mバイト未満となるよう
にする。
【0111】例えば、5枚の原稿画像を読み込み、各ペ
ージのデータ量がそれぞれ400Kバイトである場合、
1ページ目と2ページ目を添付する第1の電子メールデ
ータを作成し、次に、3ページ目と4ページ目を添付す
る第2の電子メールデータを作成し、次に、5ページ目
を添付する第3の電子メールデータを作成する。
【0112】電子メール形式のデータが完成すると、予
め登録してあるISP106宛てに発信を行い(S42
3)、ISP106との電話回線が設定されると、PA
P手順に従ってログインし、SMTPにより上記第1〜
第3の電子メールを順次送信する(S424)。
【0113】以上説明した様に第3実施形態によれば、
複数ページを有するカラー画像データを電子メールに添
付してEメール送信する場合にも、複数の電子メールに
分割して送信することにより、サーバの負荷を軽減する
ことができる。
【0114】尚、第3実施形態においては、複数ページ
からなるカラー画像を電子メールに添付して送信する例
について説明した。しかしながら本発明はカラー画像に
限らず、複数ページからなる白黒画像を電子メールに添
付して送信する場合にも適用できることは言うまでもな
い。即ち、複数枚の白黒画像をまとめてEメール送信す
る場合にも、添付データ量が1Mバイト以上とならない
ように、複数の電子メールに分割して送信することがで
きる。また、上述した様にEメール送信選択時のJPE
G圧縮の量子化テーブルの値を変更する様にしても良
い。
【0115】<第4実施形態>以下、本発明に係る第4
実施形態について説明する。
【0116】第4実施形態における装置構成は上述した
第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0117】上述した第1乃至第3実施形態において
は、画像データの解像度変換を行ってデータ量を一定量
以下に抑制することによって、問題の発生を防ぐもので
あった。
【0118】第4実施形態においては、データ量が所定
の値を越える場合には、「画像サイズが大きすぎます」
等の表示を行った上で、送信を中止することにより、上
述した第1乃至第3実施形態と同様に問題の発生を回避
することが可能となる。
【0119】<第5実施形態>上記実施の形態において
は、電子メール送信時には、ファクシミリ装置101内で
電子メールフォーマットに組み立てて送信を行ってい
た。しかし、公衆網側またはISP106側に、ファクシ
ミリ形式の画像データを受信して、それを電子メール形
式に変換する機能がある場合には、ファクシミリ装置10
1で電子メール形式のデータに変換しなくても画像デー
タを電子メールとして送信することが可能となる。
【0120】この場合、ファクシミリ装置101は画像デ
ータをファクシミリ形式のデータとして扱いながらも、
データ量が1Mバイト以上とならないようにする必要が
生じてくる。
【0121】以下、上記のような機能を持つ網に対して
画像データを送信する場合の処理について説明する。
【0122】まず、ハンドスキャナ102で読み取られた
画像データを送信する場合について、図6のフローチャ
ートに沿って説明する。ハンドスキャナ102で読み取ら
れた画像データを印刷する場合や、FAX送信する場合
の手順(S501〜S517)は第1の実施形態と同様
である。
【0123】「電子メール送信」が選択された場合(S
518)、第1実施形態と異なり、色空間の変換処理は
ISP106側で行うため、LAB色空間のままで処理を
進めることができる。そこで、RAM242に格納され
ているJPEG画像データ量を判定し、1Mバイト未満
であれば(S519)、そのまま電子メールに添付して
送信しても問題ないと判断し、そのまま送信処理に進
む。送信処理においては、送信先の電子メールアドレス
を選択する(S523)。電子メールアドレスが選択さ
れると、電子メールへの変換サービスを行う特定の電話
番号宛てに発信処理を行う(S524)。
【0124】前記電話番号の電子メール変換サーバーに
接続されると、まずDTMF信号によりサーバーとの間
でのコネクションを確立する(S525)。続いて、
V.23モデムにより、電子メール情報の送受信処理を
行う(S526)。この処理において、選択された宛先
電子メールアドレス情報やSubject名などの情報をサー
バーに送信する。
【0125】これらの情報を送信が終了した段階で、電
子メールに添付する画像データの送信を開始する。画像
データはT.30のFAXシーケンスにより送信される
(S527)。
【0126】ISP106側ではFAX画像データを受信
すると、それを電子メール画像用に色空間変換処理を行
い、電子メール形式に変換して電子メールサーバーへと
転送する。
【0127】一方、RAM242に格納されたデータ量
が1Mバイト以上であれば(S519)、解像度変換を
行う必要があるため、画像データをJPEG伸張し(S
520)、伸張した200×200dpiのデータを、
間引きによって100×100dpiに変換する(S5
21)。その後、再度JPEG圧縮処理を行う(S52
2)。これにより、データ量は約4分の1となるため、
JPEG圧縮後のデータ量も1Mバイト以下になると考
えられるが、未だ1Mバイト以上である場合には(S5
19)、さらに解像度を低下させる処理を行う(S52
1)。この処理を繰り返し、JPEG圧縮後のデータ量
が1Mバイト未満となった時点で、送信する画像データ
が確定する。
【0128】送信する画像データが確定すると、先に説
明した手順によりサーバーに接続して、画像データの送
信を行う(S523〜S527)。
【0129】続いて、他の画像入力装置(本実施形態で
はデジタルカメラ103)によって読み取られた画像デ
ータを送信する場合の処理について、図7のフローチャ
ートに沿って説明を行う。
【0130】CFカードに格納されたデータを印刷する
時、およびFAX送信する時の手順は、S331〜S3
46と同様である。
【0131】電子メール送信が選択された場合(S54
7)、CFカードから読み出されたJPEG画像データ
はJPEG伸長部251で伸長され(S548)、YC
bCr→LAB変換部254においてLAB色空間画像
データに変換され(S549)、さらにJPEG圧縮部
251で圧縮されてRAM242に格納される(S55
0)。
【0132】この時点で画像容量を確認し、該データ量
が1Mバイト未満であれば(S551)、電子メールに
添付して送信しても問題ないと判断し、そのまま送信処
理に進む(S552)。送信処理については、先に説明
したハンドスキャナで読み取った画像データを送信する
場合と同様である。
【0133】一方、RAM242に格納されたデータ量
が1Mバイト以上であれば(S551)解像度変換を行
う必要があるため、JPEG画像データを一旦伸長し
(S552)、画素数を減らす処理を行う。例えば、縦
横方向にそれぞれ2画素に1画素の割合で間引きを行う
ことで、画素数を4分の1に減らすことができる(S5
53)。このようにして画素数を減らした後にJPEG
圧縮処理を行い、RAM242に再度格納する(S55
4)。これでも未だ1Mバイト以上である場合には(S
551)、さらに解像度を低下させる処理を行う(S5
53)。この処理を繰り返し、JPEG圧縮後のデータ
量が1Mバイト未満となった時点で、送信する画像デー
タが確定する。送信する画像が確定すると、先に説明し
たハンドスキャナ内の画像データ送信時と同様の送信処
理を行う(S556〜560)。
【0134】送信されたデータはFAX−電子メール変
換サーバが受信し、JPEG解凍を行った上でLAB→
YCbCr色空間変換を行う。色空間変換を行ったデー
タをJPEG圧縮し、電子メール形式に組み立てて、フ
ァクシミリ装置から送られていた電子メールアドレス宛
てに組み立てたデータを送信する。
【0135】なお、送信する画像が白黒画像の場合に
は、ファクシミリ装置はMH圧縮を行ったファクシミリ
形式画像データをサーバに送信する。MH圧縮を行った
後の画像データ容量が1Mバイトを越える場合には、ペ
ージ数を減らして送信する。
【0136】たとえば、21枚目で1Mバイトを越える
場合には、「ページが多すぎます。20枚のみ送信しま
す。」と表示し、20枚目までのデータをサーバに送信
する。そのデータを受信したサーバでは、受信した画像
データからTIFF−F形式ファイルを生成し、ファク
シミリ装置から送られてきた電子メールアドレス宛てに
送信する。
【0137】なお、画像データの削減は前述した実施形
態と同様に、量子化テーブルの値を変更する様にしても
良い。
【0138】<第6実施形態>第5実施形態において
は、複数ページを送信するときにもデータ容量により送
信できるかどうかの判断を行っていた。しかし、1ペー
ジあたりの平均的なデータ容量がわかっていれば、ペー
ジ数による制限を行うことも可能である。ページ数によ
る制限を行えば、使用者があらかじめ送信できるページ
数を明確に認識できると共に、読み込んだデータが送れ
なくなるという無駄も発生しないという利点が生じる。
【0139】具体的には、カラーFAX標準原稿のJP
EGデータ圧縮後のサイズは約300KBであるので、
1回のメールに添付可能なページ数は3ページ程度と考
えられる。従って、原稿読み取り段階で、3ページを越
える場合にはFAX送信動作を中止するようにすること
で、同様の効果を得ることが可能である。
【0140】なお、3ページ以内の原稿についてのみ送
信するような処理を行っても、同様の効果を得ることが
可能である。
【0141】<第7実施形態>第1実施形態において
は、ファクシミリ装置内で電子メールデータを作成する
場合(インターネット・サービス・プロバイダに直接接
続される場合)について説明し、第6実施形態において
は、ファクシミリ形式画像を電子メール形式データに変
換する処理を行うサーバに対して接続する場合(FAX
−電子メール変換サービスを利用する場合)について説
明を行った。しかし、ファクシミリ装置101が、メー
ル送信を行う場合にどちらの方法で送信するかを選択す
ることも可能である。
【0142】図3のS318で「メール送信」が選択さ
れた時、接続先の名称を表示する。インターネット・サ
ービス・プロバイダが選択された時には、第1実施形態
の方法により電子メール送信を行う。FAX−電子メー
ル変換サーバが選択された時には、第6実施形態の方法
によりファクシミリ形式データの送信を行うものであ
る。
【0143】<変形例>以下、上述した第1乃至第6実
施形態に対する変形例を示す。
【0144】上述した各実施形態においては、FAX1
01における処理モードを、表示された処理メニュー
(プリント処理/FAX送信処理/Eメール送信処理)
のなかからユーザが選択する例について説明した。
【0145】しかしながら、このようなメニュー表示を
行わずに、ユーザによって選択された送信先の短縮番号
が、FAX番号及びEメールアドレスのいずれに相当す
るかを判断することによっても、送信モードの判別を行
うことが可能である。
【0146】例えば、FAX101内の電話帳に登録さ
れた短縮番号が、FAX番号であれば氏名の横に「F」
を表示し、電子メールアドレスであれば同様に「E」を
表示することによって、ユーザが区別することが可能で
ある。
【0147】また、オペレーションパネル213上に
「FAXキー」、「Eメールキー」等の専用キーを設
け、例えば「FAXキー」が押下された場合には、電話
帳に登録されたFAX番号のみを表示することによって
も、同様の効果を得ることができる。
【0148】また、上述した各実施形態においては、公
衆通信回線としてISDNを利用する例について説明し
た。従って、FAX送信を行う場合にはFAXモデム2
14で変調したデータをPCM符号化し、Eメール送信
を行う場合にはHDLCフレームに組み立てたデータを
そのまま、ISDNに送信していた。
【0149】しかしながら、公衆通信回線がアナログ回
線(PSTN)である場合にも、本発明は同様の効果を
得ることができる。この場合、FAX送信を行う場合に
は、FAXモデム214で変調したアナログ信号をその
ままPSTNに送信することができる。また、Eメール
送信を行う場合には、作成した電子メール形式のデータ
をFAXモデム214でアナログ変調してから、PST
Nに送信すれば良い。
【0150】また、ファクシミリ装置の電子メールの送
信を、ケーブルテレビ等の通信線やADSL(Asymmetr
ic Digital Subscript Line)、光ファイバによる通信
線等を利用して行う場合にも本発明を適用可能である。
【0151】また、上述した各実施形態においては、ハ
ンドスキャナ102を本体(FAX101)から取り外
して、読み取り動作を行う例について説明した。しかし
ながら、ハンドスキャナ102が本体に固定されていて
も、また本体に脱着可能であっても、本発明は同様に適
用される。
【0152】また、添付データとして送信可能なデータ
量は1Mバイトに限らず、高速な通信が可能な通信網で
あれば、それに合わせたデータ量を閾値とすればよい。
【0153】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0154】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0155】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像を電子メールに添付して送信する場合に、添付データ
量を所定値以下に抑制することができるまた、画像を電
子メールに添付して送信する場合に、サーバの負荷を軽
減することができる。
【0157】また、容量の大きい画像をファクシミリ通
信における添付ファイルとして送信しない様に制御する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における通信システム
構成を示すブロック図である。
【図2A】本実施形態におけるFAX101の構成を示
すブロック図である。
【図2B】本実施形態におけるハンドスキャナ102の
構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態のFAX101における動作を示す
フローチャートである。
【図4】本実施形態のFAX101における動作を示す
フローチャートである。
【図5】第2実施形態のFAX101における動作を示
すフローチャートである。
【図6】第5実施形態のFAX101における動作を示
すフローチャートである。
【図7】第5実施形態のFAX101における動作を示
すフローチャートである。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA05 AA11 AA29 AA34 AB17 AB38 AC02 AC08 AC25 AC34 AC58 AE02 BD09 5C078 AA04 AA09 BA57 DA07 EA01 EA02 5K030 HA06 HB04 HC01 LA07 LE14

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆通信回線網を介して画像データを他
    装置に送信可能な画像通信装置であって、 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力した画像データを圧縮する圧縮
    手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データを電子メール
    の添付データとして送信する第2の送信手段と、 前記第1の送信手段と前記第2の送信手段の一方を選択
    する選択手段と、 前記選択手段により前記第2の送信手段が選択された場
    合、前記圧縮手段により圧縮された画像データのデータ
    量が所定量以上か否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記画像データのデータ量が所定量
    以上であると判定された場合、前記画像データのデータ
    量を前記所定量未満になる様に削減する削減手段と、を
    有することを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 前記削減手段は、圧縮された画像データ
    を伸張し、解像度を低下させて前記圧縮手段に再圧縮さ
    せることを特徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  3. 【請求項3】 前記削減手段は、圧縮された画像データ
    を伸張し、前記圧縮手段に圧縮率を高くして再圧縮させ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮手段はJPEG圧縮を行うもの
    であり、前記削減手段はJPEG圧縮の量子化テーブル
    の値を変更させることを特徴とする請求項3記載の画像
    通信装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は原稿画像を読み取るスキ
    ャナを有し、さらに、前記スキャナで読み取られた画像
    の色空間をYCbCrに変換する変換手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段により所定量以上と判定さ
    れたことを表示する表示手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の画像通信装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段が複数ページ分の画像デー
    タを入力した場合、前記削減手段は1つの電子メールに
    含まれる画像データが前記所定量未満になる様に複数ペ
    ージの画像データを分割する分割手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  8. 【請求項8】 公衆通信回線網を介して画像データを他
    装置に送信可能な画像通信装置であって、 原稿画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った画像データを圧縮する圧
    縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データを電子メール
    の添付データとして送信する第2の送信手段と、 前記第1の送信手段と前記第2の送信手段の一方を選択
    する選択手段と、 前記選択手段により前記第2の送信手段が選択された場
    合の前記読取手段の読取解像度を、前記第1の送信手段
    が選択された場合の前記読取手段の読取解像度よりも小
    さく設定する設定手段と、を有することを特徴とする画
    像通信装置。
  9. 【請求項9】 前記選択手段により前記第2の送信手段
    が選択された場合、前記圧縮手段により圧縮された画像
    データのデータ量が所定量以上か否かを判定する判定手
    段と、 前記判定手段により前記画像データのデータ量が所定量
    以上であると判定された場合、前記画像データのデータ
    量を前記所定量未満になる様に削減する削減手段と、を
    更に有することを特徴とする請求項8記載の画像通信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記削減手段は、圧縮された画像デー
    タを伸張し、解像度を低下させて前記圧縮手段に再圧縮
    させることを特徴とする請求項9記載の画像通信装置。
  11. 【請求項11】 前記削減手段は、圧縮された画像デー
    タを伸張し、前記圧縮手段に圧縮率を高くして再圧縮さ
    せることを特徴とする請求項9記載の画像通信装置。
  12. 【請求項12】 前記圧縮手段はJPEG圧縮を行うも
    のであり、前記削減手段はJPEG圧縮の量子化テーブ
    ルの値を変更させることを特徴とする請求項11記載の
    画像通信装置。
  13. 【請求項13】 公衆通信回線網を介して画像データを
    他装置に送信可能な画像通信装置であって、 複数ページの画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力した画像データを圧縮する圧縮
    手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データを電子メール
    の添付データとして送信する第2の送信手段と、 前記第1の送信手段と前記第2の送信手段の一方を選択
    する選択手段と、 前記選択手段により前記第2の送信手段が選択された場
    合、1つの電子メールに含まれる画像データが所定量未
    満になる様に複数ページの画像データを分割する分割手
    段と、を有し、 前記第2の送信手段は、前記分割手段により分割された
    画像データ毎に電子メールを作成することを特徴とする
    画像通信装置。
  14. 【請求項14】 公衆通信回線網を介して画像データを
    他装置に送信可能な画像通信装置の制御方法であって、 画像データを入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力した画像データを圧縮する圧縮
    ステップと、 前記圧縮ステップで圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信モードと、前記圧縮ステップで圧
    縮された画像データを電子メールの添付データとして送
    信する第2の送信モードの一方を選択する選択ステップ
    と、 前記選択ステップで前記第2の送信モードが選択された
    場合、前記圧縮ステップで圧縮された画像データのデー
    タ量が所定量以上か否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップで前記画像データのデータ量が所定量
    以上であると判定された場合、前記画像データのデータ
    量を前記所定量未満になる様に削減する削減ステップ
    と、を有することを特徴とする画像通信装置の制御方
    法。
  15. 【請求項15】 前記削減ステップでは、圧縮された画
    像データを伸張し、解像度を低下させて再圧縮させるこ
    とを特徴とする請求項14記載の画像通信装置の制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記削減ステップでは、圧縮された画
    像データを伸張し、圧縮率を高くして再圧縮させること
    を特徴とする請求項14記載の画像通信装置の制御方
    法。
  17. 【請求項17】 前記圧縮ステップではJPEG圧縮を
    行うものであり、前記削減ステップではJPEG圧縮の
    量子化テーブルの値を変更させることを特徴とする請求
    項16記載の画像通信装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記入力ステップではスキャナから原
    稿画像を入力し、さらに、前記スキャナで読み取られた
    画像の色空間をYCbCrに変換する変換ステップを有
    することを特徴とする請求項14記載の画像通信装置の
    制御方法。
  19. 【請求項19】 前記判定ステップで所定量以上と判定
    されたことを表示する表示ステップを有することを特徴
    とする請求項14記載の画像通信装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 公衆通信回線網を介して画像データを
    他装置に送信可能な画像通信装置の制御方法であって、 原稿画像を読み取る読取ステップと、 前記読取ステップで読み取った画像データを圧縮する圧
    縮ステップと、 前記圧縮ステップで圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信モードと、前記圧縮ステップで圧
    縮された画像データを電子メールの添付データとして送
    信する第2の送信モードの一方を選択する選択ステップ
    と、 前記選択ステップで前記第2の送信モードが選択された
    場合の前記読取ステップでの読取解像度を、前記第1の
    送信モードが選択された場合の前記読取ステップでの読
    取解像度よりも小さく設定する設定ステップと、を有す
    ることを特徴とする画像通信装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 公衆通信回線網を介して画像データを
    他装置に送信可能な画像通信装置の制御方法であって、 複数ページの画像データを入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力した画像データを圧縮する圧縮
    ステップと、 前記圧縮ステップで圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信モードと、前記圧縮ステップで圧
    縮された画像データを電子メールの添付データとして送
    信する第2の送信モードの一方を選択する選択ステップ
    と、 前記選択ステップで前記第2の送信モードが選択された
    場合、1つの電子メールに含まれる画像データが所定量
    未満になる様に複数ページの画像データを分割する分割
    ステップと、 前記分割ステップで分割された画像データ毎に電子メー
    ルを作成する作成ステップと、を有することを特徴とす
    る画像通信装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 公衆通信回線網を介して画像データを
    他装置に送信可能な画像通信装置に以下のステップを実
    行させるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な
    記憶媒体であって、前記プログラムは、 画像データを入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力した画像データを圧縮する圧縮
    ステップと、 前記圧縮ステップで圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信モードと、前記圧縮ステップで圧
    縮された画像データを電子メールの添付データとして送
    信する第2の送信モードの一方を選択する選択ステップ
    と、 前記選択ステップで前記第2の送信モードが選択された
    場合、前記圧縮ステップで圧縮された画像データのデー
    タ量が所定量以上か否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップで前記画像データのデータ量が所定量
    以上であると判定された場合、前記画像データのデータ
    量を前記所定量未満になる様に削減する削減ステップ
    と、を有することを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 公衆通信回線網を介して画像データを
    他装置に送信可能な画像通信装置に以下のステップを実
    行させるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な
    記憶媒体であって、前記プログラムは、 原稿画像を読み取る読取ステップと、 前記読取ステップで読み取った画像データを圧縮する圧
    縮ステップと、 前記圧縮ステップで圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信モードと、前記圧縮ステップで圧
    縮された画像データを電子メールの添付データとして送
    信する第2の送信モードの一方を選択する選択ステップ
    と、 前記選択ステップで前記第2の送信モードが選択された
    場合の前記読取ステップでの読取解像度を、前記第1の
    送信モードが選択された場合の前記読取ステップでの読
    取解像度よりも小さく設定する設定ステップと、を有す
    ることを特徴とする記憶媒体。
  24. 【請求項24】 公衆通信回線網を介して画像データを
    他装置に送信可能な画像通信装置に以下のステップを実
    行させるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な
    記憶媒体であって、前記プログラムは、 複数ページの画像データを入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力した画像データを圧縮する圧縮
    ステップと、 前記圧縮ステップで圧縮された画像データをファクシミ
    リ送信する第1の送信モードと、前記圧縮ステップで圧
    縮された画像データを電子メールの添付データとして送
    信する第2の送信モードの一方を選択する選択ステップ
    と、 前記選択ステップで前記第2の送信モードが選択された
    場合、1つの電子メールに含まれる画像データが所定量
    未満になる様に複数ページの画像データを分割する分割
    ステップと、 前記分割ステップで分割された画像データ毎に電子メー
    ルを作成する作成ステップと、を有することを特徴とす
    る記憶媒体。
  25. 【請求項25】 公衆通信回線網を介して画像データを
    他装置に送信可能な画像通信装置であって、 画像データを入力する入力手段と、 送信先を決定する決定手段と、 前記入力手段により入力した画像データを圧縮する圧縮
    手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データを電子メール
    の添付データとして送信する送信手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データのデータ量が
    所定量以上か否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により前記画像データのデータ量が所定量
    以上であると判定された場合、前記画像データのデータ
    量を前記所定量未満になる様に削減する削減手段と、を
    有することを特徴とする画像通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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