JP2002094019A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002094019A
JP2002094019A JP2000281230A JP2000281230A JP2002094019A JP 2002094019 A JP2002094019 A JP 2002094019A JP 2000281230 A JP2000281230 A JP 2000281230A JP 2000281230 A JP2000281230 A JP 2000281230A JP 2002094019 A JP2002094019 A JP 2002094019A
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oxide film
resist pattern
film
upper electrode
mask
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Toshiro Mihashi
敏郎 三橋
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードマスクを使用してキャパシタを形成し
ても従来のような問題が発生しない半導体装置の製造方
法を提供する。 【解決手段】 下部電極103,強誘電体膜104,上
部電極105及び酸化膜106を順次形成し,下部電極
103の第1のレジストパターン107を形成し,第1
のレジストパターン107をマスクとして酸化膜101
をエッチングし,第1のレジストパターン107を除去
し,酸化膜101をマスクとして上部電極105及び強
誘電体膜104をエッチングし,酸化膜101上の所定
領域に上部電極の第2のレジストパターン108を形成
し,第2のレジストパターン108をマスクとしてエッ
チング法により酸化膜101を再加工し,第2のレジス
トパターン108を除去し,再加工された酸化膜101
をマスクとして上部電極105及び下部電極103をエ
ッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体装置の製造
方法に関し,さらに詳細には,強誘電体キャパシタを有
する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,強誘電体膜を使用した半導体メ
モリ(例えばFeRAM)のキャパシタにおいては,上
部電極の面積は,下層にある強誘電体膜や下部電極の面
積よりも小さくなるように形成される。かかる構造は,
強誘電体膜や下部電極が加工の際に受けるダメージを低
減するために採用される。
【0003】以下,図5及び図6を参照して,従来の強
誘電体キャパシタのを有する半導体装置の製造方法を説
明する。なお,図5及び図6は,従来の強誘電体キャパ
シタを有する半導体装置の製造方法を示す断面工程図で
ある。
【0004】まず,図5(a)に示すように,例えばC
VD法で形成した酸化膜301上に例えばスパッタ法に
より例えば100Å膜厚の密着層(例えばTi層)30
2,例えば2,000Å膜厚の下部電極(例えばPt電
極)303を順次形成する。さらに,その上に,例えば
2,000Å膜厚のSBT膜(SrBi2Ta209
膜)などの強誘電体膜304をスピンコート法により成
膜した後,例えば2,000Å膜厚の上部電極(例えば
Pt電極)305をスパッタ法により形成する。
【0005】次いで,図5(b)に示すように,フォト
リソグラフィ法により,次工程でエッチングマスクとし
て使用されるレジストパターン306を形成する。さら
に,図5(c)に示すように,上記レジストパターン3
06をマスクとして,ドライエッチング法により上部電
極(例えばPt電極)305を加工する。上記エッチン
グ後,図5(d)に示すように,02プラズマによりレ
ジストパターン306を灰化処理して除去する。
【0006】さらに,図6(a)に示すように,フォト
リソグラフィ法により,次工程でエッチングマスクとし
て使用されるレジストパターン307を形成する。その
後,図6(b)に示すように,上記レジストパターン3
07をマスクとして,ドライエッチング法により強誘電
体膜(例えばSBT膜)304,下部電極(例えばPt
電極)303及び密着層(例えばTi層)302を一括
して加工する。上記エッチング後,図6(c)に示すよ
うに,02プラズマによりレジストパターン307を灰
化処理して除去する。
【0007】しかしながら,上記方法では,強誘電体膜
304,下部電極303を一括してエッチングする際
に,以下の理由により,レジストパターンが欠損し,上
部電極及び強誘電体膜がエッチングされてしまうという
問題が発生する。 (1).強誘電体膜及び下部電極は,レジストパターン
に対するエッチング選択比が低い。 (2).強誘電体膜及び下部電極のエッチング時に形成
された反応生成物が,レジストパターンの側壁部に付着
し,レジストパターン除去後にもフェンス状に残存す
る。この反応生成物を除去するために,過度のオーバー
エッチングが必要となる。 (3).上部電極上に形成されるレジストパターンの膜
厚が薄い。
【0008】上記問題を解決するため,レジストパター
ンをマスクにする代わりに,例えば酸化膜などのハード
マスクを使用する方法が採用されている。かかるハード
マスクを使用した強誘電体キャパシタを有する半導体装
置の製造方法を図7及び図8に示す。なお,図7及び図
8は,従来のハードマスクを使用した強誘電体キャパシ
タを有する半導体装置の製造方法を示す断面工程図であ
る。
【0009】まず,図7(a)に示すように,例えばC
VD法により形成した酸化膜401上に,例えばスパッ
タ法により例えば100Å膜厚の密着層(例えばTi
層)402及び例えば2,000Å膜厚の下部電極(例
えばPt層)403を形成する。その後,例えば2,0
00Å膜厚の例えばSBT膜(SrBi2Ta209
膜)などの強誘電体膜404をスピンコート法により成
膜する。さらに,この上に2,000Å膜厚の上部電極
(例えばPt電極)405をスパッタ法により形成す
る。
【0010】次いで,図7(b)に示すように,フォト
リソグラフィ法により,次工程でエッチングマスクとし
て使用されるレジストパターン406を形成する。この
レジストパターン406は,さらに,図7(c)に示す
ように,上記レジストパターン406をマスクとして,
ドライエッチング法により上部電極(例えばPt電極)
405を加工する。上記エッチング後,図7(d)に示
すように,02プラズマによりレジストパターン406
を灰化処理して除去する。
【0011】その後,図8(a)に示すように,例えば
CVD法により,例えば酸化膜407などのハードマス
クを成膜した後,フォトリソグラフィ法によりレジスト
パターン408を形成する。その後,図8(b)に示す
ように,上記レジストパターン408をマスクとして,
ドライエッチング法により酸化膜407を加工し,さら
に,02プラズマによりレジストパターン408を灰化
処理して除去する。
【0012】その後,図8(c)に示すように,例えば
酸化膜407をマスクとして,ドライエッチング法によ
り強誘電体膜(例えばSBT膜)404,下部電極(例
えばPt電極)403及び密着層(例えばTi層)40
2を一括して加工する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記ハ
ードマスクを使用した方法は,以下の問題がある。 (1).上部電極側壁の段差部では,ハードマスクの見
かけ上の膜厚が厚くなるため(図8(a)中に矢印aで
示す),ハードマスク加工時のレジストパターンが段差
部にかかった場合,ハードマスクである酸化膜が完全に
エッチングされずに一部が残存するため,パターン不良
が発生する。このパターン不良を防止するために上部電
極と下部電極との合わせ余裕を多くすると,微細化の妨
げになる。 (2).さらに,上部電極の加工にハードマスクの使用
が必要とされる場合には,上部電極上に2層のハードマ
スク(酸化膜)が形成されるため,この膜厚の厚い酸化
膜が原因として,後工程の平坦化工程やコンタクト開口
工程に支障をきたすことになる。
【0014】したがって,本発明の目的は,ハードマス
クを使用して強誘電体キャパシタを形成する場合であっ
ても,上記問題が発生しない新規かつ改良された半導体
装置の製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1に記載の発明では,強誘電体キャパシタを
有する半導体装置の製造方法であって,所定の回路を形
成した半導体基板上に,下部電極,強誘電体膜,上部電
極及び酸化膜を順次形成する工程と,フォトリソグラフ
ィ法により,前記下部電極の第1のレジストパターンを
形成する工程と,前記第1のレジストパターンをマスク
として,エッチング法により,前記酸化膜を加工する工
程と,前記第1のレジストパターンを除去する工程と,
前記加工した酸化膜をマスクとして,前記上部電極及び
前記強誘電体膜をエッチングする工程と,フォトリソグ
ラフィ法により,前記酸化膜上の所定領域に,上部電極
の第2のレジストパターンを形成する工程と,前記第2
のレジストパターンをマスクとして,エッチング法によ
り,前記上部電極上の前記酸化膜を再加工する工程と,
前記第2のレジストパターンを除去する工程と,前記再
加工された酸化膜をマスクとして,前記上部電極及び前
記下部電極をエッチングする工程と,を有することを特
徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0016】本項記載の発明では,上部電極及び下部電
極を加工する工程では同一の酸化膜をハードマスクとし
て使用し,酸化膜形成工程を1工程とすることができ
る。即ち,従来の方法においては,ハードマスクを使用
して上部電極を加工する場合には酸化物形成工程が2工
程となるが,本実施形態では1工程の酸化膜形成工程で
よいので製造コストが低減される。従って,上部電極上
の酸化膜の膜厚が厚くならず,後工程の平坦化工程やコ
ンタクト開口工程を支障なく実施することができる。さ
らに,最初に下部電極を加工するので,従来方法のよう
に見かけ上の膜厚が厚くなるという問題も回避すること
ができる。
【0017】また,上記課題を解決するため,請求項2
に記載の発明では,強誘電体キャパシタを有する半導体
装置の製造方法において,所定の回路を形成した半導体
基板上に,下部電極,強誘電体膜,上部電極及び酸化膜
を順次形成する工程と,フォトリソグラフィ法により,
前記下部電極の第1のレジストパターンを形成する工程
と,前記第1のレジストパターンをマスクとして,エッ
チング法により,前記酸化膜を加工する工程と,前記第
1のレジストパターンを除去する工程と,前記加工した
酸化膜をマスクとして,前記上部電極をエッチングする
工程と,フォトリソグラフィ法により,前記上部電極の
第2のレジストパターンを形成する工程と,前記第2の
レジストパターンをマスクとして,エッチング法によ
り,前記上部電極上の前記酸化膜を再加工し及び前記強
誘電体膜を加工する工程と,前記第2のレジストパター
ンを除去する工程と,前記再加工した酸化膜をマスクと
して,前記上部電極及び前記下部電極をエッチングする
工程と,を有することを特徴とする半導体装置の製造方
法が提供される。
【0018】本項記載の発明では,上部電極及び下部電
極の加工のみに酸化膜(ハードマスク)を使用するの
で,酸化膜の削れ量を低減することができる。この結
果,酸化膜の初期膜厚を薄くすることができるので,加
工精度が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施の形態
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚,以下の説明および添付図面において,同一の機能及
び構成を有する構成要素については,同一符号を付する
ことにより,重複説明を省略する。
【0020】(第1の実施の形態)まず,図1及び図2
を参照しながら,第1の実施の形態について説明する。
図1及び図2は,本実施形態にかかる半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【0021】まず,図1(a)に示すように,例えばC
VD法により形成した酸化膜101上に,スパッタ法に
より例えば100Å膜厚の密着層(例えばTi層)10
2及び例えば2,000Å膜厚の下部電極(例えばPt
電極)103を順次形成する。その後,例えば2,00
0Å膜厚の例えばSBT膜(SrBi2Ta209膜)
などの強誘電体膜104を例えばスピンコート法により
成膜する。さらに,この上に,例えば2,000Å膜厚
の上部電極(例えばPt電極)105をスパッタ法によ
り形成した後,例えばCVD法により6,000Å膜厚
の酸化膜106を形成する。
【0022】次いで,図1(b)に示すように,フォト
リソグラフィ法により,次工程でエッチングマスクとし
て使用されるレジストパターン107を形成する。さら
に,図1(c)に示すように,上記レジストパターン1
07をマスクとして,ドライエッチング法により酸化膜
106を加工した後,02プラズマでレジストパターン
107を灰化処理して除去する。
【0023】その後,図1(d)に示すように,加工さ
れた酸化膜106をマスクとして,上部電極(例えばP
t電極)105及び強誘電体膜(例えばSBT膜)10
4をドライエッチング法により加工する。本実施形態に
おいては,かかる酸化膜をマスクとして上部電極及び強
誘電体膜をエッチング処理しているが,この酸化膜は,
後工程である,上部電極,下部電極及び密着層の加工工
程でも使用される。
【0024】次いで,図2(a)に示すように,フォト
リソグラフィ工程で上部電極パターンのレジストパター
ン108を形成する。
【0025】さらに,図2(b)に示すように,上記レ
ジストパターン108をマスクとして,ドライエッチン
グ法により,再度,酸化膜106を加工する。本実施形
態においては,従来と異なり,上部電極側壁の段差部に
酸化膜及びレジストパターンが形成されないので,後工
程である平坦化工程やコンタクト開口工程を問題なく実
施することができる。
【0026】その後,図2(c)に示すように,上記レ
ジストパターン108を02プラズマで灰化処理して除
去する。さらに,図2(d)に示すように,再加工され
た酸化膜106をマスクとして,上部電極(例えばPt
電極)105,下部電極(例えばPt電極)103及び
密着層(例えばTi層)102をエッチングする。
【0027】以上のように,本実施形態においては,上
部電極及び下部電極を加工する工程では同一の酸化膜を
ハードマスクとして使用して,酸化膜形成工程を1工程
とすることができるので製造コストが低減される。従っ
て,上部電極上の酸化膜の膜厚が厚くならず,後工程の
平坦化工程やコンタクト開口工程を支障なく実施するこ
とができる。さらに,最初に下部電極を加工するので,
従来方法のように見かけ上の膜厚が厚くなるという問題
も回避することができる。
【0028】(第2の実施の形態)第1の実施例におい
ては,上部電極,強誘電体膜及び下部電極を加工する際
には,同一の酸化膜を再加工して使用しているが,かか
る方法では酸化膜の削れ量が多くなる。このため,酸化
膜の初期膜厚を予め厚く形成する必要があるが,このよ
うな厚い膜厚の酸化膜では寸法変換差が大きくなるた
め,仕上がり寸法のばらつきが大きくなるという問題が
ある。本実施形態においては,上部電極及び下部電極の
加工のみに酸化膜(ハードマスク)を使用する構成を採
用する。
【0029】以下,図3及び図4に基づいて,第2の実
施の形態について説明する。図3及び図4は,本実施形
態の半導体装置の製造方法を示す断面工程図である。
【0030】まず,図3(a)に示すように,例えばC
VD法により形成した酸化膜201上に,スパッタ法に
より例えば100Å膜厚の密着層(例えばTi層)20
2及び例えば2,000Å膜厚の下部電極(例えばPt
電極)203を形成する。その後,例えば2,000Å
膜厚の例えばSBT膜(SrBi2Ta209膜)など
の強誘電体膜をスピンコート法により成膜する。さら
に,この上に,例えば2,000Å膜厚の上部電極(例
えばPt電極)205をスパッタ法により形成した後,
例えばCVD法により例えば4,000Åの酸化膜20
6を形成する。本実施形態においては,各電極の加工の
みに酸化膜を使用するので,第1の実施の形態よりも,
酸化膜を薄い膜厚にすることができる。
【0031】次いで,図3(b)に示すように,フォト
リソグラフィ法により,次工程でエッチングマスクとし
て使用されるレジストパターン207を形成する。さら
に,図3(c)に示すように,上記レジストパターン2
07をマスクとして,ドライエッチング法により酸化膜
206を加工した後,02プラズマでレジストパターン
207を灰化処理して除去する。
【0032】その後,図3(d)に示すように,加工さ
れた酸化膜206をマスクとして,上部電極(Pt電
極)205をドライエッチング法により加工する。第1
の実施の形態では,この酸化膜をマスクとして,上部電
極(例えばPt電極)及び強誘電体膜(例えばSBT
膜)を加工したが,本実施形態においては,上部電極
(Pt電極)のみが加工される。
【0033】次いで,図4(a)に示すように,フォト
リソグラフィ法により,上部電極パターンのレジストパ
ターン208を形成する。次いで,図4(b)に示すよ
うに,上記レジストパターン208をマスクとして,ド
ライエッチング法により酸化膜206を再加工し,及び
強誘電体膜(例えばSBT膜)204を加工する。
【0034】その後,図4(c)に示すように,上記レ
ジストパターン208を02プラズマで灰化処理して除
去する。さらに,図4(d)に示すように,再加工され
た酸化膜206をマスクとして,上部電極(Pt電極)
205及び下部電極(Pt電極)203及び密着層(T
i層)202をエッチングする。
【0035】本実施形態においては,上部電極及び下部
電極の加工のみに酸化膜(ハードマスク)を使用するの
で,酸化膜の削れ量を低減することができる。この結
果,酸化膜の初期膜厚を薄くすることができるので,加
工精度が向上する。
【0036】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例及び変更例を想定し得
るものであり,それらの修正例及び変更例についても本
発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0037】
【発明の効果】上部電極及び下部電極を加工する工程で
は同一の酸化膜をハードマスクとして使用し,酸化膜形
成工程を1工程とすることができるので製造コストが低
減される。従って,上部電極上の酸化膜の膜厚が厚くな
らず,後工程の平坦化工程やコンタクト開口工程を支障
なく実施することができる。さらに,最初に下部電極を
加工するので,従来方法のように見かけ上の膜厚が厚く
なるという問題も回避することができる。
【0038】さらに,上部電極及び下部電極の加工のみ
に酸化膜(ハードマスク)を使用するので,酸化膜の削
れ量を低減することができる。この結果,酸化膜の初期
膜厚を薄くすることができるので,加工精度が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかる半導体装置の製造方法
を説明するための断面工程図である。
【図2】第1の実施形態にかかる半導体装置の製造方法
を説明するための断面工程図である。
【図3】第2の実施形態にかかる半導体装置の製造方法
を説明するための断面工程図である。
【図4】第2の実施形態にかかる半導体装置の製造方法
を説明するための断面工程図である。
【図5】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
断面工程図である。
【図6】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
断面工程図である。
【図7】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
断面工程図である。
【図8】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
断面工程図である。
【符号の説明】
101 酸化膜 102 密着層(Ti層) 103 下部電極(Pt電極) 104 強誘電体膜(SBT膜) 105 上部電極(Pt電極) 106 酸化膜(ハードマスク) 107 レジストパターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体キャパシタを有する半導体装置
    の製造方法であって,所定の回路を形成した半導体基板
    上に,下部電極,強誘電体膜,上部電極及び酸化膜を順
    次形成する工程と,フォトリソグラフィ法により,前記
    下部電極の第1のレジストパターンを形成する工程と,
    前記第1のレジストパターンをマスクとして,エッチン
    グ法により,前記酸化膜を加工する工程と,前記第1の
    レジストパターンを除去する工程と, 前記加工した酸
    化膜をマスクとして,前記上部電極及び前記強誘電体膜
    をエッチングする工程と,フォトリソグラフィ法によ
    り,前記酸化膜上の所定領域に,前記上部電極の第2の
    レジストパターンを形成する工程と, 前記第2のレジ
    ストパターンをマスクとして,エッチング法により,前
    記上部電極上の前記酸化膜を再加工する工程と,前記第
    2のレジストパターンを除去する工程と,前記再加工さ
    れた酸化膜をマスクとして,前記上部電極及び前記下部
    電極をエッチングする工程と,を有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 強誘電体キャパシタを有する半導体装置
    の製造方法において,所定の回路を形成した半導体基板
    上に,下部電極,強誘電体膜,上部電極及び酸化膜を順
    次形成する工程と,フォトリソグラフィ法により,前記
    下部電極の第1のレジストパターンを形成する工程と,
    前記第1のレジストパターンをマスクとして,エッチン
    グ法により,前記酸化膜を加工する工程と,前記第1の
    レジストパターンを除去する工程と,前記加工した酸化
    膜をマスクとして,前記上部電極をエッチングする工程
    と,フォトリソグラフィ法により,前記上部電極の第2
    のレジストパターンを形成する工程と,前記第2のレジ
    ストパターンをマスクとして,エッチング法により,前
    記上部電極上の前記酸化膜を再加工し及び前記強誘電体
    膜を加工する工程と,前記第2のレジストパターンを除
    去する工程と,前記再加工した酸化膜をマスクとして,
    前記上部電極及び前記下部電極をエッチングする工程
    と,を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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