JP2002093081A - ディスク装置および移動制御方法 - Google Patents

ディスク装置および移動制御方法

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JP2002093081A
JP2002093081A JP2000286726A JP2000286726A JP2002093081A JP 2002093081 A JP2002093081 A JP 2002093081A JP 2000286726 A JP2000286726 A JP 2000286726A JP 2000286726 A JP2000286726 A JP 2000286726A JP 2002093081 A JP2002093081 A JP 2002093081A
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driving
output
actuator
optical pickup
optical
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Application number
JP2000286726A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Wada
康弘 和田
Taizo Kusano
泰三 草野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内周検知スイッチやスレッドエンコーダを付
加することなくアクチュエータが内周ホーム位置に移動
したことを検出することができるディスク装置および移
動方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 アクチュエータと、スレッドモータと、
スレッドモータを駆動するPWMドライバ201と、出
力電圧のエンベロープを出力するサンプルホールド手段
209と、デジタル変換するAD変換手段210とを有
し、CPU202はAD変換手段210から得られる値
を監視してPWMドライバ201の駆動を停止すること
を特徴とするディスク装置及び移動制御方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スレッドモータを
PWM駆動する方式を採用するディスク装置であってア
クチュエータを内周ホーム位置に移動させる内周ホーム
ムーブ方式に関し、センサを用いることなくアクチュエ
ータを内周ホーム位置への移動する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置における内周ホーム
ムーブ方式について図6、図7を用いて説明する。図6
は従来のピックアップモジュールの構成図、図7は従来
のスレッド制御の構成図である。図6において、601
は、光ディスクにレーザを照射し、反射光を受け取るた
めのレンズおよびレンズを移動させるためのマグネット
やコイル等を有するアクチュエータである。602は、
アクチュエータ601を光ディスクの半径方向に移動さ
せるスレッドモータである。603は、アクチュエータ
601を支持すると同時に回転することによりアクチュ
エータ601を光ディスクの半径方向に移動させるスク
リューシャフトである。604は、アクチュエータ60
1に対してスクリューシャフト603と反対側に位置
し、アクチュエータ601を支持するガイドシャフトで
ある。605は、スレッドモータ602の駆動力をスク
リューシャフト603に伝達するギア部である。606
は、光ディスクを搭載し、光ディスクを回転させるスピ
ンドルテーブルである。607は、アクチュエータ60
1が内周ホーム位置(最内周)に位置することを検出す
る内周検出スイッチである。608は、一定間隔でスリ
ットが形成されている円盤609と円盤609を挟むよ
うに位置するフォトインタラプタ610とで構成され、
スレッドモータ602の回転数および回転速度を計測す
るためのスレッドエンコーダである。611は上記部品
を搭載するピックアップモジュールである。
【0003】図7において、701はPWM駆動信号を
生成するPWMドライバである。ここでPWMとはパル
ス幅変調(Pulse Wide Modulation)を略称して表記す
るものである(以下同じ)。702は、アクチュエータ
601の移動を制御するためのスレッド駆動信号を出力
するCPUである。703は、CPU702からのスレ
ッド駆動制御信号を受け取りPWMドライバ701にス
レッドドライブ信号を出力するサーボコントロールIC
である。704は、受け取ったスレッドドライブ信号に
応じて後述するPWM出力アンプ706に信号を出力す
るプリドライバである。705は、PWM波形を生成す
るPWM制御部である。706はPWM駆動信号を出力
するPWM出力アンプ、707はPWMドライバ701
が持つ内部オン抵抗、708はアクチュエータ601を
光ディスクの半径方向に移動させるスレッドモータ(モ
ータのコイルを表示してモータのイメージを代表してお
く)、である。この、スレッドモータ708は図6に示
すスレッドモータ602である。
【0004】上記のように構成されたディスク装置にお
いてアクチュエータ601を内周ホーム位置に移動させ
る手順を述べる。CPU702はアクチュエータ601
を内周ホーム位置(最内周)へ移動させるために、サー
ボコントロールIC703に対して、スレッド駆動制御
信号を出力する。サーボコントロールIC703はスレ
ッド制御信号に応じてスレッドドライブ信号を出力す
る。プリドライバ704はスレッドドライブ信号とPW
M制御部705から出力されるPWM生成信号からPW
M出力アンプ707にPWM原信号を出力する。PWM
出力アンプ707からはスレッドモータ708に対して
PWM駆動信号が出力される。PWM駆動信号によりス
レッドモータ708は回転を始める。スレッドモータ7
08は回転軸に取り付けられている円盤609とともに
ギア部605を回転させることにより、スクリューシャ
フト603を回転させ、アクチュエータ601を内周方
向へ移動させる。
【0005】内周ホーム位置にアクチュエータ601が
到達すると内周検知スイッチ607をアクチュエータ6
01が押し込む機構を取っている。内周検知スイッチ6
07が押し込まれることによってアクチュエータ601
が内周ホーム位置に到達したことをCPU702が検出
し、サーボコントロールIC703に対してスレッド駆
動制御信号の出力を停止し、アクチュエータ601を停
止させる。
【0006】内周ホーム位置にアクチュエータ601が
到達したことを検出する他の方法として、フォトインタ
ラプタ610の出力の周期をCPU702で計測してお
き、周期性が崩れたことが確認されたときに最内周にア
クチュエータ601が到着したとみなしてCPU702
はサーボコントロールIC703に対してスレッド駆動
制御信号の出力を停止し、アクチュエータ601を停止
させることもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の内周ホームムーブ方式では、内周検知スイッチおよ
びスレッドエンコーダを付加する必要があるため、コス
トアップにつながること、また内周検知スイッチおよび
スレッドエンコーダを付加するスペースが必要になるこ
と、等の問題があった。
【0008】本発明は、内周検知スイッチおよびスレッ
ドエンコーダを付加することなくアクチュエータが内周
ホーム位置に移動したことを検出することができるディ
スク装置およびホーム位置への移動制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、光ディスクにレーザ光を照射して情報を記録しある
いは反射光から光ディスクの記録情報を再生する光ピッ
クアップと、光ピックアップを光ディスクの半径方向に
移動可能に支持する移動手段と、移動手段をパルス変調
により駆動する駆動手段と、装置全体の動作を司る制御
手段と、駆動手段の出力電圧のエンベロープを出力する
サンプルホールド手段と、サンプルホールド手段の出力
をデジタル変換するAD変換手段とを有し、制御手段は
AD変換手段から得られる値を監視して駆動手段の駆動
を停止することを特徴とするディスク装置である。
【0010】本発明によれば、内周検知スイッチおよび
スレッドエンコーダを使用することなくアクチュエータ
が内周ホーム位置へ移動したことを検出することができ
るディスク装置およびホーム位置への移動制御方法を提
供することができる。しかも内周検知スイッチおよびス
レッドエンコーダを省略することができるので、小型化
薄型化に適したピックアップモジュール及びこれを使用
した小型薄型のディスク装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び請求項5に
記載の発明は、光ディスクにレーザ光を照射して情報を
記録しあるいは反射光から光ディスクの記録情報を再生
する光ピックアップと、光ピックアップを光ディスクの
半径方向に移動可能に支持する移動手段と、移動手段を
パルス変調により駆動する駆動手段と、装置全体の動作
を司る制御手段と、駆動手段の出力電圧のエンベロープ
を出力するサンプルホールド手段と、サンプルホールド
手段の出力をデジタル変換するAD変換手段とを有し、
制御手段はAD変換手段から得られる値を監視して駆動
手段の駆動を停止することを特徴とするディスク装置及
び移動制御方法である。
【0012】本発明によれば、内周検知スイッチおよび
スレッドエンコーダを使用することなくアクチュエータ
が内周ホーム位置へ移動したことを検出することができ
るディスク装置およびホーム位置への移動制御方法を提
供することができる。しかも内周検知スイッチおよびス
レッドエンコーダを省略することができるので、小型化
薄型化に適したピックアップモジュール及びこれを使用
した小型薄型のディスク装置を提供することができる。
【0013】本発明の請求項2及び請求項6に記載の発
明は、光ディスクにレーザ光を照射して情報を記録しあ
るいは反射光から光ディスクの記録情報を再生する光ピ
ックアップと、光ピックアップを光ディスクの半径方向
に移動可能に支持する移動手段と、移動手段をパルス変
調により駆動する駆動手段と、装置全体の動作を司る制
御手段と、駆動手段の出力から帰還信号を生成する電圧
帰還増幅器と、電圧帰還増幅器の出力をデジタル変換す
るAD変換手段とを有し、制御手段はAD変換手段から
得られる値を監視して駆動手段の駆動を停止することを
特徴とするディスク装置及び移動制御方法である。
【0014】本発明によれば、内周検知スイッチおよび
スレッドエンコーダを使用することなくアクチュエータ
が内周ホーム位置へ移動したことを検出することができ
るディスク装置およびホーム位置への移動制御方法を提
供することができる。しかも内周検知スイッチおよびス
レッドエンコーダを省略することができるので、小型化
薄型化に適したピックアップモジュール及びこれを使用
した小型薄型のディスク装置を提供することができる。
【0015】特に、本発明の請求項3及び請求項4に記
載の発明は、駆動手段がパルス幅を制御するパルス幅変
調であることを特徴とする請求項1または請求項2記載
のディスク装置であり、駆動手段がパルスの振幅電圧を
制御するパルス電圧変調であることを特徴とする請求項
1または請求項2記載のディスク装置である。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図に
基づいて説明する。
【0017】(実施の形態1)本発明の実施の形態1の
スレッドモータ移動方式を有するピックアップモジュー
ルを説明する。図1は本発明のピックアップモジュール
の構成図である。図1において、101は光ピックアッ
プと略称され、光ディスクにレーザを照射し、反射光を
受け取るためのレンズおよびレンズを移動させるための
マグネットやコイル等を有するアクチュエータである。
102はアクチュエータ101を光ディスクの半径方向
に移動させるスレッドモータである。103はスクリュ
ーシャフトであって、アクチュエータ101を支持する
と同時に回転することによりアクチュエータ101を光
ディスクの半径方向に移動させる。104はガイドシャ
フトであって、アクチュエータ101に対してスクリュ
ーシャフト103と反対側に位置しアクチュエータ10
1を支持する。105はスレッドモータ102の駆動力
をスクリューシャフト103に伝達するギア部である。
以上のスレッドモータ102からギア部105を総称し
て移動手段と総称する。106は光ディスクを搭載し、
光ディスクを回転させるスピンドルテーブル、107は
上記部品を搭載するピックアップモジュールである。
【0018】上記のように構成された本発明の実施の形
態1において、アクチュエータ101を内周ホーム位置
に移動させる手順を説明する。スレッドモータ102を
回転させることにより、ギア部105が回転し、スクリ
ューシャフト103が回転する。スクリューシャフト1
03が回転するとスクリューシャフト103に形成され
ている溝に沿ってアクチュエータ101が光ディスクの
半径方向に移動する。
【0019】アクチュエータ101を内周ホーム位置に
移動させるとき、アクチュエータ101が内周ホーム位
置に到達した、未到着にかかわらずスレッドモータを回
転し続ける。
【0020】(実施の形態2)図2に本発明の実施の形
態2の内周ホームムーブ方式のブロック図を示す。20
1は駆動手段としてのPWMドライバであって、PWM
駆動信号を生成する。202はアクチュエータ101の
移動を制御するためのスレッド駆動信号を出力するCP
Uである。203はCPU202からのスレッド駆動制
御信号を受け取りPWMドライバ201にスレッドドラ
イブ信号を出力するサーボコントロールICである。2
04は受け取ったスレッドドライブ信号に応じて後述す
るPWM出力アンプ206に信号を出力するプリドライ
バである。205はPWM波形を生成するPWM制御
部、206はPWM駆動信号を出力するPWM出力アン
プ、207はPWMドライバ201が持つ内部オン抵抗
である。208はアクチュエータ101を光ディスクの
半径方向に移動させるスレッドモータである。209は
PWM駆動信号がHレベル出力時には駆動電圧をサンプ
ルし、またLレベル出力時には直前にサンプルした駆動
電圧をホールドして、PWM駆動信号のエンベロープを
出力するサンプル/ホールド手段である。210はサン
プル/ホールド手段209の出力をアナログ/デジタル
変換するA/D変換手段である。また、スレッドモータ
208は本発明の実施の形態1におけるスレッドモータ
102を示す。
【0021】さらに、スレッドモータ208の動作状態
によるPWM駆動信号の状態を説明する。図3はPWM
駆動による内周ホームムーブ時のPWM波高値のタイム
チャートである。図3において、301はスレッドモー
タ208が回転している状態、つまりアクチュエータ1
01が移動している状態での回転時PWM駆動信号であ
る。302はスレッドモータ208がロックしている状
態、つまりアクチュエータ101が内周に到着している
状態でのロック時PWM駆動信号である。303はスレ
ッドモータ208が回転を始めた時点、つまりアクチュ
エータ101が内周への移動開始時点を、304はアク
チュエータ101が内周への到着時点を示す。
【0022】上記のように構成された本発明の実施の形
態2において、アクチュエータ101を内周ホーム位置
に移動させる手順を説明する。CPU202はアクチュ
エータ101を内周ホーム位置へ移動させるために、サ
ーボコントロールIC203に対して、スレッド駆動制
御信号を出力する。サーボコントロールIC203はス
レッド制御信号に応じてスレッドドライブ信号を出力す
る。プリドライバ204はスレッドドライブ信号とPW
M制御部205から出力されるPWM生成信号からPW
M出力アンプ206にPWM原信号を出力する。PWM
出力アンプ206からはスレッドモータ208に対して
PWM駆動信号が出力される。サンプル/ホールド手段
209はPWM駆動信号がHレベルの間はPWM駆動信
号をサンプルした電圧を出力し、PWM駆動信号がLレ
ベルの間は直前のHレベルをホールドした電圧を出力す
る。サンプル/ホールド手段209から出力されるエン
ベロープはA/D変換手段210によりデジタル値に変
換され、CPU202に入力される。
【0023】PWM駆動信号に関しては、図3に示すよ
うに、アクチュエータ101が内周ホーム位置に到達し
ていない時のPWM駆動信号のHレベル301は、アク
チュエータ101が内周ホーム位置に到達して内周に接
したときのHレベル302と比較すると電圧が低く(P
WM波高値が小さく)なる。これは、スレッドモータ2
08内のモータインピーダンスと内部オン抵抗207の
分圧比でPWM駆動信号端子の波高値が決まる構成にな
っており、アクチュエータ101が内周に到着してスレ
ッドモータ208がロックすると、モータインピーダン
スが小さくなるため、結果として波高値が小さくなる。
【0024】このPWM波高値の変動をサンプル/ホー
ルド手段209、およびA/D変換手段210を通して
得られるデジタル値を、CPU202が監視することに
より、アクチュエータ101が内周に到着し、内周ホー
ム位置への移動が完了したことを検出する。こうして、
センサーを使用することなく移動完了を検出し、スレッ
ド駆動制御信号を停止することが可能となる。
【0025】(実施の形態3)図4に本発明の実施の形
態3の内周ホームムーブ方式のブロック図を示す。符号
401〜408は実施の形態2の符号201〜208と
同一であるので説明は省略する。409はPWM駆動出
力から帰還信号を生成する電圧帰還アンプ、410は電
圧帰還信号をアナログ/デジタル変換するA/D変換手
段である。
【0026】また、スレッドモータ408の動作状態に
よる電圧帰還信号の状態を説明する。図5はPWM駆動
による内周ホームムーブ時の帰還量のタイムチャートで
ある。図5において、501はスレッドモータ408が
回転している状態、つまりアクチュエータ101が移動
している状態での電圧帰還信号の回転時帰還量である。
502はスレッドモータ408がロックしている状態、
つまりアクチュエータ101が内周に到着している状態
での電圧帰還信号のロック時帰還量である。503はス
レッドモータ408が回転を始めた時点、つまりアクチ
ュエータ101の内周移動開始時点を、504はアクチ
ュエータ101の内周への到着時点を示す。
【0027】上記のように構成された本発明の実施の形
態3において、アクチュエータ101を内周ホーム位置
に移動させる手順を説明する。CPU402はアクチュ
エータ101を内周ホーム位置へ移動させるために、サ
ーボコントロールIC403に対して、アクチュエータ
101が内周方向に移動するようにスレッド駆動制御信
号を出力する。サーボコントロールIC403はスレッ
ド制御信号に応じてスレッドドライブ信号を出力する。
プリドライバ404はスレッドドライブ信号とPWM制
御部405から出力されるPWM生成信号からPWM出
力アンプ406にPWM原信号を出力する。PWM出力
アンプ406からはスレッドモータ408に対してPW
M駆動出力信号が出力される。PWM駆動出力から電圧
帰還アンプ409によって生成された電圧帰還信号はA
/D変換手段410によってデジタル値に変換され、C
PUに入力される。
【0028】電圧帰還信号の帰還量に関しては、図5に
示すように、アクチュエータ101が内周ホーム位置に
到達していないときの帰還量501は、アクチュエータ
101が内周ホーム位置に到達して内周に接したときの
帰還量502と比較すると電圧が低く(帰還量が小さ
く)なる。これは、帰還機能がPWM出力の波高値が低
くなったことを検出するとPWM出力のデューティ比を
高くすることによってドライバゲインを補正する機能だ
からである。
【0029】この帰還量の変動をA/D変換手段410
を通して得られるデジタル値を、CPU402が監視す
ることにより、アクチュエータ101が内周に到着し、
内周ホーム位置への移動が完了したことを検出すること
が可能となる。
【0030】こうして、内周検知スイッチやスレッドエ
ンコーダ等のセンサーを用いることなくアクチュエータ
の内周ホームムーブを行い、移動完了を検出してスレッ
ド駆動制御信号を停止することが可能となる。
【0031】従って、センサーを付加するスペースを省
略し、小型・薄型のピックアップモジュールとそれを用
いたディスク装置およびホーム位置の移動制御方法を提
供することができる。
【0032】また、本発明の説明にパルス幅変調の駆動
手段を用いて説明したが、パルス振幅電圧を制御し、変
調するパルス電圧変調であっても同様に制御することが
できる。従って、本発明はパルス幅変調に限定されるも
のではないことはいうまでもない。
【0033】なお、以上の説明においては、内周検知ス
イッチや、エンコーダを省略する目的から、アクチュエ
ータを内周ホーム位置へ移動する例を説明した。ところ
で本発明は、アクチュエータがロックして停止したこと
を検出することができるものであるから、内周ホーム位
置への移動に限定的に解釈されるものではなく、例え
ば、外周位置や、移動途上のエラー検出にも同様に利用
可能であることは、重ねて説明を繰り返すまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、内周検
知スイッチやスレッドエンコーダ等のセンサーを用いる
ことなくアクチュエータの内周ホームムーブを行うこと
が可能となる。こうして、小型・薄型のピックアップモ
ジュールとそれを用いたディスク装置およびホーム位置
への移動制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピックアップモジュールの構成図
【図2】本発明の実施の形態2の内周ホームムーブ方式
のブロック図
【図3】PWM駆動による内周ホームムーブ時のPWM
波高値のタイムチャート
【図4】本発明の実施の形態3の内周ホームムーブ方式
のブロック図
【図5】PWM駆動による内周ホームムーブ時の帰還量
のタイムチャート
【図6】従来のピックアップモジュールの構成図
【図7】従来のスレッド制御の構成図
【符号の説明】
101 アクチュエータ 102,208,408,602,708 スレッドモ
ータ 103 スクリューシャフト 104 ガイドシャフト 105 ギア部 106 スピンドルテーブル 107 ピックアップモジュール 201,401,701 PWMドライバ 202,402,702 CPU 203,403,703 サーボコントロールIC 204,404,704 プリドライバ 205,405,705 PWM制御部 206,406,706 PWM出力アンプ 207,407,707 内部オン抵抗 209 サンプル/ホールド手段 210,410 A/D変換手段 301 回転時PWM駆動信号 302 ロック時PWM駆動信号 303 移動開始時点 304 到着時点 409 電圧帰還アンプ 501 回転時帰還量 502 ロック時帰還量 503 内周移動開始時点 504 到着時点 601 アクチュエータ 603 スクリューシャフト 604 ガイドシャフト 605 ギア部 606 スピンドルテーブル 607 内周検知スイッチ 608 スレッドエンコーダ 609 円盤 610 フォトインタラプタ 611 ピックアップモジュール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクにレーザ光を照射して情報を記
    録しあるいは反射光から光ディスクの記録情報を再生す
    る光ピックアップと、前記光ピックアップを光ディスク
    の半径方向に移動可能に支持する移動手段と、前記移動
    手段をパルス変調により駆動する駆動手段と、装置全体
    の動作を司る制御手段と、前記駆動手段の出力電圧のエ
    ンベロープを出力するサンプルホールド手段と、前記サ
    ンプルホールド手段の出力をデジタル変換するAD変換
    手段とを有し、 前記制御手段は前記AD変換手段から得られる値を監視
    して前記駆動手段の駆動を停止することを特徴とするデ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】光ディスクにレーザ光を照射して情報を記
    録しあるいは反射光から光ディスクの記録情報を再生す
    る光ピックアップと、前記光ピックアップを光ディスク
    の半径方向に移動可能に支持する移動手段と、前記移動
    手段をパルス変調により駆動する駆動手段と、装置全体
    の動作を司る制御手段と、前記駆動手段の出力から帰還
    信号を生成する電圧帰還増幅器と、前記電圧帰還増幅器
    の出力をデジタル変換するAD変換手段とを有し、 前記制御手段は前記AD変換手段から得られる値を監視
    して前記駆動手段の駆動を停止することを特徴とするデ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】前記駆動手段はパルス幅を制御するパルス
    幅変調であることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】前記駆動手段はパルスの振幅電圧を制御す
    るパルス電圧変調であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】光ディスクにレーザ光を照射して情報を記
    録しあるいは反射光から光ディスクの記録情報を再生す
    る光ピックアップと、前記光ピックアップを光ディスク
    の半径方向に移動可能に支持する移動手段と、前記移動
    手段をパルス変調により駆動する駆動手段とを有する前
    記光ピックアップの移動制御方法であって、 前記駆動手段を動作させてその出力電圧のエンベロープ
    を出力するサンプルホールドステップと、前記サンプル
    ホールドステップにより得られた出力をデジタル変換す
    るAD変換ステップと、前記AD変換ステップから得ら
    れる値を監視して前記駆動手段の駆動を停止する停止ス
    テップとを有することを特徴とする移動制御方法。
  6. 【請求項6】光ディスクにレーザ光を照射して情報を記
    録しあるいは反射光から光ディスクの記録情報を再生す
    る光ピックアップと、前記光ピックアップを光ディスク
    の半径方向に移動可能に支持する移動手段と、前記移動
    手段をパルス変調により駆動する駆動手段とを有する前
    記光ピックアップの移動制御方法であって、 前記駆動手段を動作させてその出力から帰還信号を生成
    する電圧帰還増幅ステップと、前記サンプルホールドス
    テップにより得られた出力をデジタル変換するAD変換
    ステップと、 前記AD変換ステップから得られる値を監視して前記駆
    動手段の駆動を停止する停止ステップとを有することを
    特徴とする移動制御方法。
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