JP2002092891A - 光学式記録媒体、その製造装置および製造方法 - Google Patents

光学式記録媒体、その製造装置および製造方法

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JP2002092891A JP2000279280A JP2000279280A JP2002092891A JP 2002092891 A JP2002092891 A JP 2002092891A JP 2000279280 A JP2000279280 A JP 2000279280A JP 2000279280 A JP2000279280 A JP 2000279280A JP 2002092891 A JP2002092891 A JP 2002092891A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の領域に形成されたプリピットが再生信
号に悪影響を及ぼすことがなく、且つ第2の領域におけ
るプリピット検出信号のアパーチャレシオの要求値を容
易に満足させることが可能な光学式記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 記録情報が記録される第1の領域と、エ
ンボスピット列19が形成されている第2の領域とから
なるグルーブトラック11と、ランドトラック12と、
ランドトラック上に形成されたプリピットと、を備える
光学式記録媒体であり、第2の領域におけるプリピット
45を、当該プリピット45に対応するプリピット検出
信号の振幅が大きく得られるよう、前記第1の領域にお
けるプリピット13とは異なる形状により形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録情報を光学的
に記録可能な光学式記録媒体、その製造装置及び製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】記録情報を光学的に記録可能な光学式記
録媒体としてDVD−RW(DVD-Re-recordable)ディ
スクが知られている。係る光学式記録媒体は、記録情報
が記録されるグルーブトラックと、隣接するグルーブト
ラック間のランドトラックに形成されたアドレス等の各
種情報を示すランドプリピット(以下、単にプリピット
と記す。)とを備える。グルーブトラックは、記録情報
が記録される第1の領域と、所定のデータがエンボスピ
ット列として形成され、当該エンボスピット列上に上書
きされた他のデータの読み出しを妨げる第2の領域とか
らなる。
【0003】係る光学式記録媒体を再生する再生装置
は、光スポットをグルーブトラック上に照射し、反射層
で反射された反射光を光検出器PDで検出することで記
録された記録情報を読み取るようにしている。この光ス
ポットの大きさは、その一部がグルーブトラックに隣接
して形成されるプリピットにも照射されるように設定さ
れており、ディスクからの反射光を光検出器PDで検出
することで、グルーブ上に記録された記録情報およびア
ドレス等の各種情報が読み取られる。しかしながらプリ
ピットは、グルーブトラックに近接配置されているた
め、グルーブトラック上に記録された記録情報の再生信
号の読取りに悪影響を及ぼす。そこで、本出願人は、特
開2000−132868号公報において、係る悪影響
を最小とすることができるプリピットの形状を提案し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら光学式記
録媒体のグルーブトラックは、エンボスピット列が記録
されている第2の領域をも備える。上述した公報に記載
されるように、プリピットの形状を再生信号に対する影
響が最小となるべく最適化すると、DVD−RWフォー
マットにより規定されている、エンボスピット列が形成
された第2の領域におけるプリピット検出信号のアパー
チャレシオAReの要求値(ARe>30%)を満足さ
せることが困難になるという問題が生じた。
【0005】図10はこの問題点を図示したものであ
る。なお、図10(A)は、光学式記録媒体の要部拡大
図であり、データエリアである第1の領域におけるグル
ーブトラック11とプリピット13の形状と、コントロ
ールデータエリアである第2の領域におけるエンボスピ
ット列19とプリピット13の形状を模式的に示したも
のである。また、図10(A)は、グルーブトラック1
1とプリピット13を覆うように光スポットが照射さ
れ、光学式記録媒体の反射層で反射された反射光を4分
割された光検出器PDで検出する様子を模式的に示して
いる。一方、図10(B)は後述するプリピット検出信
号を示し、図10(C)は図10(A)におけるA−A
線断面図を示している。
【0006】図10(A)に示すように、従来、プリピ
ット13は領域に係わらず、再生信号に対する影響が最
小となるよう同一形状とされている。光スポットがプリ
ピット13を照射する位置にある時、光検出器PDを構
成する4つの受光素子A、B、C、Dは、グルーブトラ
ック11とプリピット13による光の回折現象により受
光素子A及びDに現れる光量が減少し、受光素子B及び
Cに現れる光量が増加することになる。従って、一般的
に光検出器PDの各受光素子A、B、C、Dの出力信号
は、(A+D)−(B+C)で加減算されることにより
プリピット検出信号として用いられる。
【0007】第1の領域におけるプリピット検出信号
は、図10(B)の左側波形図に示すように変化する。
即ち、光スポットがグルーブトラック11上にある時、
光検出器PDの各受光素子A、B、C、Dの受光量はほ
ぼ等しく、プリピット検出信号は所定のレベルで雑音成
分により僅かに変動する。そして、光スポットがグルー
ブトラック11とプリピット13を照射する位置にある
時、光検出器PDの各受光素子の検出信号は(A+D)
<(B+C)の関係になり、プリピット検出信号はV字
状にマイナス側に変化する。
【0008】一方、第2の領域におけるプリピット検出
信号は、図10(B)の右側波形図に示すように変化す
る。光スポットがエンボスピット列19上にある時、プ
リピット検出信号は所定のレベルでエンボスピット列1
9により変調される。そして、光スポットがプリピット
13とエンボスピット列19を照射する位置にある時、
各受光素子の検出信号は(A+D)<(B+C)の関係
になり、プリピット検出信号は、エンボスピット列によ
る変調を受けつつマイナス側にV字状に変化する。上述
したアパーチャレシオAReは、このプリピット検出信
号の最小振幅APminと最大振幅APmaxの比を指
しており、DVD−RWフォーマットによれば30%以
上の値が要求されている。
【0009】このようにプリピット検出信号は、第2の
領域においてエンボスピット列19による変調を大きく
受けるため、プリピットを第1の領域における再生信号
への悪影響を考慮して形成すると、その最小振幅APm
inと最大振幅APmaxの何れもが小さくなり、アパ
ーチャレシオAReの要求値を満足することができなく
なると云う問題が生じる。
【0010】本発明は、上記問題に鑑み成されたもので
あり、その目的は、第1の領域に形成されたプリピット
が再生信号に悪影響を及ぼすことがなく、且つ第2の領
域におけるプリピット検出信号のアパーチャレシオの要
求値を容易に満足させることが可能な光学式記録媒体、
その製造装置及び製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の本発明は、記録情報を光学的に記
録可能な光学式記録媒体であり、前記記録情報が記録さ
れる第1の領域と、所定のデータがエンボスピット列と
して形成されており、当該エンボスピット列上に上書き
記録された他のデータの読み出しを妨げる第2の領域
と、からなるグルーブトラックと、隣接する前記グルー
ブトラックの間に形成されるランドトラックと、前記ラ
ンドトラック上に配置されており、前記光学式記録媒体
上に対する記録位置を示すアドレス情報を含むプリピッ
トと、を備え、前記第2の領域における前記プリピット
は、当該プリピットに対応するプリピット検出信号のア
パーチャレシオの値が大きくなるように、前記第1の領
域における前記プリピットと異なる形状により形成され
ていることを特徴とする光学式記録媒体。
【0012】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
の光学式記録媒体であって、前記第1の領域における前
記プリピットは、前記グルーブトラックから読み出され
る再生信号に対する前記プリピットの影響が最小となる
よう形成されていることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2記載の光学式記録媒体であって、前記第2の領域にお
ける前記プリピットは、前記第1の領域における前記プ
リピットより走査方向に長く形成されていることを特徴
とする。
【0014】請求項4に記載の本発明は、請求項1又は
2記載の光学式記録媒体であって、前記第2の領域にお
ける前記プリピットは、前記第1の領域における前記プ
リピットより深く形成されていることを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の本発明は、請求項1又は
2記載の光学式記録媒体であって、前記第2の領域にお
ける前記プリピットは、前記第1の領域における前記プ
リピットよりディスク半径方向に大きく形成されている
ことを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の本発明は、請求項1乃至
5の何れか一項に記載の光学式記録媒体であって、前記
第2の領域は再生専用の記録媒体における再生制御情報
が記録される領域と同アドレスに位置する領域であるこ
とを特徴とする。
【0017】請求項7に記載の本発明は、記録情報を光
学的に記録可能な光学式記録媒体を、光学式記録媒体原
盤を用いて製造する光学式記録媒体製造装置において、
前記光学式記録媒体原盤に、前記記録情報が記録される
第1の領域と、所定のデータに対応するエンボスピット
列が形成され、当該エンボスピット列上に上書き記録さ
れた他のデータの読み出しを妨げる第2の領域とからな
るグルーブトラックを形成するグルーブトラック形成手
段と、前記光学式記録媒体原盤に、前記グルーブトラッ
ク上に対する記録位置を示すアドレス情報を含むプリピ
ットを形成するプリピット形成手段と、からなり、前記
プリピット形成手段は、前記第2の領域における前記プ
リピットに対応するプリピット検出信号のアパーチャレ
シオの値が大きくなるよう、前記第2の領域のプリピッ
トを前記第1の領域における前記プリピットと異なる形
状により形成することを特徴とする。
【0018】請求項8に記載の本発明は、請求項7に記
載の光学式記録媒体製造装置であって、前記プリピット
形成手段は、前記グルーブトラックから読み出される再
生信号に対する前記プリピットの影響が最小となるよ
う、前記第1の領域のプリピットを形成することを特徴
とする。
【0019】請求項9に記載の本発明は、請求項7又は
8に記載の光学式記録媒体製造装置であって、前記プリ
ピット形成手段は、前記第2の領域における前記プリピ
ットを、前記第1の領域における前記プリピットより走
査方向に長く形成することを特徴とする。
【0020】請求項10に記載の本発明は、請求項7又
は8に記載の光学式記録媒体製造装置であって、前記プ
リピット形成手段は、前記第2の領域における前記プリ
ピットを、前記第1の領域における前記プリピットより
深く形成することを特徴とする。
【0021】請求項11に記載の本発明は、請求項7又
は8に記載の光学式記録媒体製造装置であって、前記プ
リピット形成手段は、前記第2の領域における前記プリ
ピットを、前記第1の領域における前記プリピットより
ディスク半径方向に大きく形成することを特徴とする。
【0022】請求項12に記載の本発明は、請求項7乃
至11の何れか一項に記載の光学式記録媒体製造装置で
あって、前記第2の領域は再生専用の記録媒体における
再生制御情報が記録される領域と同アドレスに位置する
領域であることを特徴とする。
【0023】請求項13に記載の本発明は、記録情報を
光学的に記録可能な光学式記録媒体を、光学式記録媒体
原盤を用いて製造する光学式記録媒体製造方法におい
て、前記光学式記録媒体原盤に、前記記録情報が記録さ
れる第1の領域と、所定のデータに対応するエンボスピ
ット列が形成され、当該エンボスピット列上に上書き記
録された他のデータの読み出しを妨げる第2の領域とか
らなるグルーブトラックを形成するグルーブトラック形
成工程と、前記光学式記録媒体原盤に、前記グルーブト
ラック上に対する記録位置を示すアドレス情報を含むプ
リピットを形成するプリピット形成工程と、を備え、前
記プリピット形成工程は、前記第2の領域における前記
プリピットに対応するプリピット検出信号のアパーチャ
レシオの値が大きくなるように、前記第2の領域のプリ
ピットを前記第1の領域における前記プリピットと異な
る形状により形成することを特徴とする。
【0024】請求項14に記載の本発明は、請求項13
に記載の光学式記録媒体製造方法であって、前記プリピ
ット形成工程は、前記グルーブトラックから読み出され
る再生信号に対する前記プリピットの影響が最小となる
よう、前記第1の領域のプリピットを形成することを特
徴とする。
【0025】請求項15に記載の本発明は、請求項13
又は14に記載の光学式記録媒体製造方法であって、前
記プリピット形成工程は、前記第2の領域における前記
プリピットを、前記第1の領域における前記プリピット
より走査方向に長く形成することを特徴とする。
【0026】請求項16に記載の本発明は、請求項13
又は14に記載の光学式記録媒体製造方法であって、前
記プリピット形成工程は、前記第2の領域における前記
プリピットを、前記第1の領域における前記プリピット
より深く形成することを特徴とする。
【0027】請求項17に記載の本発明は、請求項13
又は14に記載の光学式記録媒体製造方法であって、前
記プリピット形成工程は、前記第2の領域における前記
プリピットを、前記第1の領域における前記プリピット
よりディスク半径方向に大きく形成することを特徴とす
る。
【0028】請求項18に記載の本発明は、請求項13
乃至17の何れか一項に記載の光学式記録媒体製造方法
であって、前記第2の領域は再生専用の記録媒体におけ
る再生制御情報が記録される領域と同アドレスに位置す
る領域であることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。図1は、DVD−RW10
(以下、光学式記録媒体10と記す。)における記録面
半径方向の物理セクタのレイアウトを示す図である。記
録情報を記録する情報エリアには、情報エリアの開始点
(物理セクタの開始点)から半径方向外向きにリードイ
ンエリア、データエリア、及びリードアウトエリアが順
に形成される。リードインエリアは、光学式記録媒体1
0の記録及び再生時において最初にアクセスされる領域
であり、光学式記録媒体10に関する情報、コンテンツ
に対応する記録データに関する各種の情報等からなるコ
ントロールデータが記録される。データエリアは、記録
すべきデータ本体が記録された領域である。このデータ
本体としては、例えば、画像データや音声データ、或い
はコンピュータで読み取り可能なデータ又はプログラム
等がある。リードアウトエリアは、データエリアの終了
位置を示すべくゼロデータが記録されている。
【0030】図2はリードインエリアの詳細を示してい
る。リードインエリアには、参照コード、コントロール
データ等のデータが含まれている。DVD−RWフォー
マットによれば、RW物理フォーマット情報ゾーン(RW
- Physical Format Information Zone)に、記録再生
制御のために重要なコントロールデータが相変化ピット
により書き込まれる。一方、再生専用の記録媒体である
DVD−ROMにおけるコントロールデータエリアと同
アドレスに位置するコントロールデータエリアには、こ
の領域へのコントロールデータの記録再生を妨げるため
(正確にはこの領域へ上書き記録されたデータの読出し
を妨げるため)、8−16変調されたゼロデータからな
るエンボスピット列が予め形成されている。これは、D
VD−ROMディスクからDVD−RWディスクへ、R
Fコピーされるのを防止するためである。
【0031】以下、本実施形態において、記録情報を記
録するデータエリアを第1の領域と呼ぶと共に、エンボ
スピット列が形成されたコントロールデータエリアを第
2の領域と呼ぶ。
【0032】図3は、光学式記録媒体10の記録面の構
造を示す斜視図である。図3において、光学式記録媒体
10はデータ記録層として相変化材料(例えば、GeSbTe
等)からなる記録層及びこれを挟むガラス質(ZnS-SiO
2)の保護層から構成されるマルチ層14を備えた記録
情報の書き換え可能な相変化型光学式記録媒体であり、
情報記録トラックとしてのグルーブトラック11と、当
該グルーブトラック11に再生光又は記録光としての光
ビーム(B)を誘導するためのランドトラック12が形
成されている。また、記録されたデータを再生する際に
光ビーム(B)を反射するための反射層15、及びこれ
らを透明基板(ポリカーボネート)17に接着するため
の接着層18を備えている。
【0033】光ビーム(B)の入射面側にはそれらを保
護するための透明膜(ポリカーボネート)16が設けら
れている。ランドトラック12には、プリ情報(事前記
録情報)に対応するプリピット13が形成されている。
このプリピット13は、光学式記録媒体を記録再生する
記録再生装置において記録再生時に用いるプリ情報、即
ち、グルーブトラック11上の位置を認識するためのア
ドレス、並びに同期情報を担い、光学式記録媒体10を
出荷する前に予め形成されている。また、グルーブトラ
ック11は、光学式記録媒体10の回転速度に対応する
周波数でウォブリングされている。このウォブリングさ
れたグルーブトラック11は、上記プリピット13と同
様に、光学式記録媒体10を出荷する前に予め形成され
ている。
【0034】光学式記録媒体10に記録情報(プリ情報
以外の本来記録するべき画像情報等の記録情報をい
う。)を記録する際には、グルーブトラック11のウォ
ブリング周波数を抽出することにより光学式記録媒体1
0を所定の回転速度で回転制御すると共に、プリピット
13を検出することにより予めプリ情報を取得し、それ
に基づいて記録光としての光ビーム(B)の最適出力等
が設定され、また、記録情報を記録すべき光学式記録媒
体10上の位置を示すアドレス情報等が取得され、この
アドレス情報に基づいて記録情報が対応する記録位置に
記録される。
【0035】次に、上記光学式記録媒体10に予め記録
されているプリ情報の記録フォーマットについて、図4
を用いて説明する。尚、図4について、上段は記録情報
における記録フォーマットを示し、下段の波形は当該記
録情報を記録するグルーブトラック11のウォブリング
状態( グルーブトラック11の平面図)を示し、記録
情報とグルーブトラック11のウォブリング状態の間の
上向き矢印は、プリピット13が形成される位置を模式
的に示すものである。ここで、図4においては、グルー
ブトラック11のウォブリング状態は、理解の容易のた
め実際の振幅よりも大きい振幅を用いて示している。
尚、記録情報は当該グルーブトラック11の中心線上に
記録される。
【0036】図4に示すように、上記光学式記録媒体1
0に記録される記録情報は、予め情報単位としてのシン
クフレーム毎に分割されている。そして、26のシンク
フレームにより1のレコーディングセクタが形成され、
更に、16のレコーディングセクタにより1のECCブ
ロックが形成される。尚、1のシンクフレームは、上記
記録情報を記録する際の記録フォーマットにより規定さ
れるチャネルビット長(以下、Tという)の1488倍
(1488T)の長さを有しており、更に、1のシンク
フレームの先頭の32Tの長さの部分はシンクフレーム
毎の同期をとるための同期情報SYとして用いられる。
【0037】一方、上記光学式記録媒体10に記録され
るプリ情報は、シンクフレーム毎に記録される。ここ
で、プリピット13により光学式記録媒体10にプリ情
報が記録される場合は、記録情報における夫々のシンク
フレームにおける同期情報SYが記録される領域に隣接
するランドトラック12上に、プリ情報における同期信
号を示すものとして必ず1のプリピット13が形成され
ると共に、当該同期情報SY以外の当該シンクフレーム
内の前半部分に隣接するランドトラック12上に、記録
するべきプリ情報の内容を示すものとして2又は1のプ
リピット13が形成される(尚、同期情報SY以外の当
該シンクフレーム内の前半部分については、記録すべき
プリ情報の内容によってはプリピット13が形成されな
い場合もある)。
【0038】通常は、偶数番目のシンクフレーム(以
下、EVENフレームという)のみにプリピット13が
形成されてプリ情報が記録される。即ち、図4におい
て、EVENフレームにプリピット13が形成されたが
(図4において実線上向き矢印で示す)それに隣接する
ODDフレームにはプリピット13は形成されない。よ
り詳細には、EVENフレームにプリピットを形成する
場合には、レコーディングセクタの先頭のシンクフレー
ムにおいては、全てのプリピット13(プリピットB
2、B1及びB0。ここで、シンクフレームの先頭から
夫々プリピットB2、B1、B0とする。)が形成され
ており、レコーディングセクタの先頭以外のシンクフレ
ームにおいては当該シンクフレームに記録すべきプリ情
報が「1」のときにはプリピットB2及びB0が形成さ
れており、記録すべき情報が「0」のときにはプリピッ
トB2のみが形成される。
【0039】また、ODDフレームにプリピットを形成
する場合には、レコーディングセクタの先頭のシンクフ
レームにおいては、プリピットB2及びB1が形成され
ており、レコーディングセクタの先頭以外のシンクフレ
ームにおいては上記EVENフレームの場合と同様であ
る。即ち、プリピット13はプリピット列B2、B1、
B0のパターンによって異なる意味を持つ。
【0040】尚、プリピット13をEVENフレーム/
ODDフレームのいずれのシンクフレームに形成するか
は、隣接するランドトラック12上に先行して形成され
たプリビット13の位置に依存して決められる。即ち、
プリピット13は通常EVENフレームに形成される
が、当該EVENフレームにプリピット13を形成した
場合に、先行して形成された隣接するランドトラック1
2上のプリピット13と光学式記録媒体10の径方向に
おいて近接する時には、ODDフレームにプリピット1
3が形成されるのである。このように形成することによ
り、隣接するランドトラック12位置にはプリピット1
3が存在しなくなるためプリピット13の検出に当って
クロストークによる影響を低減できる。
【0041】一方、グルーブトラック11は、全てのシ
ンクフレームに亘って約140kHzの一定ウォブリン
グ周波数f0(1のシンクフレーム内に8波分のウォブ
ル信号が入る周波数)でウォブリングされている。そし
て、記録再生装置において、この一定のウォブリング周
波数f0を抽出することで、スピンドルモータの回転制
御のための信号が検出されると共に、記録用クロック信
号が生成される。
【0042】次に、光学式記録媒体原盤40を作成する
光学式記録媒体製造装置50の概略構成を図5に示すブ
ロック図を用いて説明する。図5に示す光学式記録媒体
製造装置50は、ランドデータ発生器20と、パラレル
/シリアル変換器(P/S)21と、プリフォーマット
用エンコーダ22と、波形整形回路23と、クロック信
号発生器24と、光ビーム発生装置25と、対物レンズ
26と、スピンドルモータ27と、回転検出器28と、
回転サーボ回路29と、送りユニット30と、位置検出
器31と、送りサーボ回路32と、コントローラ33
と、グルーブデータ発生器34と、ウォブリング信号発
生器35と、可変利得アンプ36と、スイッチ37によ
り構成されている。
【0043】光学式記録媒体原盤40は、ガラス基板4
1と、このガラス基板41上にコーティングされたレジ
スト層42とにより構成されている。レジスト層42
は、後述の光ビームが照射されることにより感光され、
後にエッチング処理が施されることにより、光ビームの
強度の変化に対応した形状のピットが形成されるもので
ある。
【0044】図5において、ランドデータ発生器20
は、コントローラ33の制御の下、ランドトラック12
上に形成されるプリピット13に対応するパラレルデー
タを出力する。出力されたパラレルデータは、パラレル
/シリアル変換器21によってシリアルデータに変換さ
れる。そして、このシリアルデータは、プリフォーマッ
ト用エンコーダ22に入力され、クロック信号発生部2
4から供給されるプリフォーマッテイング用のクロック
信号に基づいて、プリピット13を実際に光学式記録媒
体原盤40上に形成するためのプリピット形成信号SL
が生成され、波形整形回路23を介して光ビーム発生装
置25に出力される。
【0045】波形整形回路23は、プリピット13を実
際に光学式記録媒体原盤40上に形成するためプリフォ
ーマット用エンコーダ22から出力されるプリピット形
成信号SLのパルス幅をコントローラ33の制御信号に
基づき可変して出力する。例えば、後述する第1の領域
にプリピット13を形成する場合は、再生信号に悪影響
を及ぼさないよう最適化された短いプリピット(以下、
ショートLPPと云う)を形成すべく、プリピット形成
信号SLをそのまま出力する。一方、第2の領域にプリ
ピット13を形成する場合は、プリピット検出信号の振
幅が大きくなるよう最適化された長いプリピット(以
下、ロングLPPと云う)を形成すべく、コントローラ
33の制御信号に基づきプリピット形成信号SLの各パ
ルス幅を広げて出力する。
【0046】一方、グルーブデータ発生器34は、コン
トローラ33の制御の下、グルーブトラック11、及び
エンボスピット列として形成される記録データを含むグ
ルーブ形成信号SGを生成し、スイッチ37に対する制
御信号として出力する。つまり、グルーブデータ発生器
34の出力信号でスイッチ37をON/OFFする。
【0047】ウォブリング信号発生器35は、グルーブ
トラック11に微少なうねりを与えるためウォブリング
信号を発生する。このウォブリング信号は、コントロー
ラ33によって所定の利得に制御される可変利得アンプ
36を介してスイッチ37に出力される。スイッチ37
はウォブリング信号とグランドレベルが入力され、グル
ーブデータ発生器34から出力されるグルーブデータに
基づいて切り換え制御が行われる。これにより、実際に
光学式記録媒体原盤40上にグルーブトラックの形状を
形成するためのグルーブ形成信号SGを光ビーム発生装
置25に出力する。
【0048】光ビーム発生装置25は、光学式記録媒体
原盤40に対してグルーブトラック11とプリピット1
3を形成するための光ビームを出射する。光ビーム発生
装置25は、グルーブトラック11を形成するための光
ビーム(図中点線で示す)と、プリピット13を形成す
るための光ビーム(図中実線で示す)を所定の間隔(形
成するグルーブトラック11の中心線と形成するプリピ
ット13の中心線の間隔)離間をもって光学式記録媒体
原盤40に照射するように構成されている。グルーブト
ラック11を形成するための光ビームは上述したグルー
ブ形成信号SGに基づき制御され、プリピット13を形
成するための光ビームは上述のプリピット形成信号SL
に基づき制御され、両ビーム共に対物レンズ26を介し
て光学式記録媒体原盤40上に集光される。
【0049】光学式記録媒体原盤40はスピンドルモー
タ27により回転駆動され、回転検出器28により光学
式記録媒体原盤40の回転が検出される。回転サーボ回
路29は回転検出器28の出力に基づいて、スピンドル
モータ27の回転を制御する。
【0050】位置検出器31は、送りユニット30の位
置を検出し、その検出信号を送りサーボ回路32に出力
する。送りサーボ回路32は、位置検出器31からの検
出信号に基づいて、送りユニット30の位置情報を取得
し、これにより送りユニット30の移動を制御する。
【0051】以上のような動作が行われることにより、
光学式記録媒体原盤40は連続グルーブ、エンボスピッ
ト列およびプリピットとなる部分が露光され、所定のエ
ッチング処理が施されることにより、光学式記録媒体1
0を製造するための抜き型としての光学式記録媒体原盤
40となる。その後は、この光学式記録媒体原盤40に
基づき、スタンパディスクが形成され、周知のレプリケ
ーションプロセスに従って、本発明に係る光学式記録媒
体10が大量生産される。
【0052】次に、本実施形態の光学式記録媒体製造装
置50で行われる光学式記録媒体原盤40のカッティン
グ処理について図6に示すフローチャートに基づき説明
する。尚、この処理は、図示しないメモリに記録されて
いる制御プログラムに従ってコントローラ33の管理下
行われる。
【0053】本実施形態による光学式記録媒体製造装置
50のコントローラ33は、ステップS1において初期
設定としてグルーブデータ発生器34を連続グルーブモ
ードにする。つまり、スイッチ37をa側に固定した状
態にする。また、可変利得アンプ36の利得を1倍に設
定すると共に、ランドデータ発生器20をショートLP
Pに対応するパラレルデータを出力させた後、ステップ
S2に移行する。次いで、ステップS2においてコント
ローラ33は、グルーブトラックの形成及びショートL
PPの記録を開始し、ステップS3に移行する。
【0054】ステップS3においてコントローラ33
は、現在記録している領域がコントロールデータエリア
になるか否かを常時監視する。現在記録している領域が
コントロールデータエリアになると判断すると(YE
S)、コントローラ33はステップS4に移行する。ス
テップS4においてコントローラ33は、グルーブデー
タ発生器34に8−16変調されたゼロデータをグルー
ブデータとして生成するよう指示し、スイッチ37に対
する制御信号として出力させる。また、コントローラ3
3は、可変利得アンプ36の利得を1.3倍に設定する
と共に、波形整形回路23に対して初期設定のショート
LPPよりもパルス幅が広くなるように制御し、ステッ
プS5に移行する。
【0055】なお、可変利得アンプ36の利得を上げた
のは、再生装置がエンボスピット列19が形成された第
2の領域を再生する際、ウォブリング信号を含むプッシ
ュプル信号のレベルが低下し、再生装置のサーボ動作に
支障を来す問題が発生するからである。その対策とし
て、可変利得アンプ36の利得を大きくし、エンボスピ
ット列19をグルーブトラック11のウォブリング振幅
よりも大きなウォブリング振幅により形成している。
【0056】次いで、ステップS5においてコントロー
ラ33は、エンボスピット列の形成及びロングLPPの
記録を開始して、ステップS6に移行する。ステップS
6においてコントローラ33は、現在記録している領域
がバッファエリアになるか否かを常時監視する。現在記
録している領域がバッファエリアになると(YES)、
コントローラ33はステップS7に移行する。ステップ
S7においてコントローラ33は、ステップS1で行っ
た初期設定に戻した後、ステップS8に移行する。次い
で、ステップS8においてコントローラ33は、現在記
録している領域が最外周になるか否かを常時監視する。
現在記録している領域が最外周になると(YES)、コ
ントローラ33はステップS9に移行し、停止制御を行
い、上述した一連のカッティング処理を停止する。
【0057】次に、上述した光学式記録媒体製造装置5
0でカッティング処理された光学式記録媒体原盤40を
用いて製造された光学式記録媒体10の構成を図7を用
いて説明する。尚、図7(A)は、光学式記録媒体10
の要部拡大図であり、データエリアである第1の領域に
おけるグルーブトラック11とプリピット12の形状
と、コントロールデータエリアである第2の領域におけ
るエンボスピット列19とプリピット45の形状を模式
的に示したものである。また、図7(B)はプリピット
検出信号を示し、図7(C)は図7(A)におけるB−
B線断面図である。
【0058】第1の領域において光学式記録媒体10
は、連続するグルーブトラック11が形成され、当該グ
ルーブトラック11の間に配置されたランドトラック1
2上には走査方向(図中矢印Tで示す)の長さがL1の
プリピット13が形成されている。このプリピット13
の長さL1は、グルーブトラック11の再生信号に悪影
響を及ぼすことがないよう決定されている。一方、第2
の領域では、グルーブトラック11が形成される位置に
深さEd(30nm)のエンボスピット列19が形成さ
れ、当該エンボスピット列19の間に配置されたランド
トラック12上には長さL2(L2>L1)のプリピッ
ト45が形成されている。
【0059】本光学式記録媒体10によれば、図7
(C)に示されるように、第2の領域におけるプリピッ
ト45の深さPd2はエンボスピット19の深さと同一
とされており、また、第1の領域におけるプリピット1
3の深さPd1もエンボスピット19の深さEdと同一
とされている。つまり、本光学式記録媒体10によれ
ば、第2の領域に形成されたプリピット45はその長さ
のみが、第1の領域に形成されるプリピット13と異な
る。
【0060】この光学式記録媒体10によれば、光スポ
ットがプリピット45とエンボスピット列19を覆う位
置にある時、光の回折による受光素子A、B、C、Dの
信号変化が大きくなる。つまり、受光素子AとDの出力
信号はより小さくなり、受光素子BとCの出力信号はよ
り大きくなる。依って、第2の領域におけるプリピット
検出信号の振幅は図7(B)の右側の波形図に示される
ように、図10(B)の右側波形図よりも大きくなる。
結果、APmaxに対するAPminの比が大きくな
り、DVD−RWフォーマットに規定されたアパーチャ
レシオAReの値を満足することが可能となる。なお、
プリピット45の長さL2を長くすることに伴い、エン
ボスピット列19に対する再生信号にはプリピット45
による影響が生じるが、エンボスピット列19に対する
再生信号はエンボスピット列上に上書きされたデータの
読出しを妨げるノイズ的な存在であることから何等問題
は生じない。
【0061】次に、本発明の第2実施形態による光学式
記録媒体60について図8を用いて説明する。尚、図8
(A)は光学式記録媒体60の要部拡大図であり、第1
の領域におけるグルーブトラック11とプリピット12
の形状と、第2の領域におけるエンボスピット列19と
プリピット46の形状を模式的に示したものである。ま
た、図8(B)は光学式記録媒体60の一部断面図であ
る。
【0062】本光学式記録媒体60によれば、図8
(A)に示すように第1の領域において、連続するグル
ーブトラック11が形成され、ランドトラック12上に
は長さL1、深さPd1(30nm)のプリピット13
が形成されている。一方、第2の領域では、深さPd2
(30nm)のエンボスピット列19が形成され、ラン
ドトラック12上にはプリピット13と同一の長さL
2、深さPd2(40nm)のプリピット46が形成さ
れている。
【0063】本光学式記録媒体60によれば、第1の領
域におけるプリピット13の深さPd1は第2の領域に
おけるプリピット46の深さPd2よりも深い。従っ
て、上述した第1実施形態同様に、光スポットがプリピ
ット46とエンボスピット列19を覆う位置にある時、
光の回折による受光素子A、B、C、Dの信号変化が大
きくなる。つまり、受光素子AとDの出力信号はより小
さくなり、受光素子BとCの出力信号はより大きくな
る。依って、第2の領域におけるプリピット検出信号
は、マイナス側に大きく変化し、APmaxに対するA
Pminの比が大きくなり、DVD−RWフォーマット
に規定されたアパーチャレシオAReの値を満足するこ
とが可能となる。
【0064】次に、本発明の第3実施形態による光学式
記録媒体70について図9を用いて説明する。尚、図9
は光学式記録媒体70の要部拡大図である。本光学式記
録媒体70は、図9に示すように第1の領域において、
連続するグルーブトラック11が形成され、ランドトラ
ック12上には直径D1の円径プリピット47が形成さ
れている。一方、第2の領域では、エンボスピット列1
9が形成され、ランドトラック12上には直径D2(D
2>D1)の円径プリピット46が形成されている。
【0065】本光学式記録媒体70によれば、第2の領
域のプリピット48を第1の領域のプリピット47より
も光学式記録媒体70の半径方向に大きく形成したの
で、第1実地形態と同様に、光の回折による受光素子
A、B、C、Dの信号変化が大きくなる。つまり、受光
素子AとDの出力信号はより小さくなり、受光素子Bと
Cの出力信号はより大きくなる。依って、第2の領域に
おけるプリピット検出信号は、マイナス側に大きく変化
し、APmaxに対するAPminの比が大きくなり、
DVD−RWフォーマットに規定されたアパーチャレシ
オAReの値を満足することが可能となる。
【0066】上述したように本発明によれば、第2の領
域に形成されるプリピットの形状を、プリピット検出信
号の振幅が大きく得られるよう形成したので、DVD−
RWフォーマットによって要求されたアパーチャレシオ
AReの値を満足させることが可能となる。
【0067】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、種々の変形例を取り得るものであ
る。例えば、上述した第1の実施形態によれば、第2の
領域におけるプリピットの長さのみを第1の領域におけ
るプリピットより長くしたが、第2の実施形態に示され
るように、同時にその深さを第1の領域におけるプリピ
ットより深くしても良い。また、本発明の実施形態によ
る光学式記録媒体は、DVD−RWディスクであった
が、本発明をライトワンス型の記録媒体であるDVD−
Rに適用するなど、種々の記録媒体に適用することがで
きる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、第2の領域に形成され
るプリピットの形状をプリピット検出信号の振幅が大き
く得られるよう、第1の領域に形成されるプリピットと
異なる形状により形成したので、第2の領域におけるプ
リピット検出信号のアパーチャレシオAReの値が大き
くなり、要求値を容易に満足させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に用いる光学式記録媒体の記録面半
径方向の物理セクタのレイアウトを示し図。
【図2】本実施形態に用いる光学式記録媒体のリードイ
ンエリア及びコントロールデータエリアの構成を示す
図。
【図3】本実施形態に用いる光学式記録媒体の記録面の
構造を示す斜視図。
【図4】本実施形態に用いる光学式記録媒体の物理セク
タのフレーム構造及びプリピットを説明するのに用いた
図。
【図5】本実施形態における光学式記録媒体製造装置の
概略構成を示すブロック図。
【図6】本実施形態において、光学式記録媒体原盤をカ
ッテング処理を説明するのに用いたフローチャート。
【図7】本発明の第1実施形態のコントロールデータ部
のグルーブトラック及びランドプリピットを模式的に示
した図。
【図8】本発明の第2実施形態のコントロールデータ部
のグルーブトラック及びランドプリピットを模式的に示
した図。
【図9】本発明の第3実施形態のコントロールデータ部
のグルーブトラック及びランドプリピットを模式的に示
した図。
【図10】従来例におけるコントロールデータ部のグル
ーブトラック及びランドプリピットを模式的に示した
図。
【符号の説明】
10・・光学式記録媒体 11・・グルーブトラック 12・・ランドトラック 13・・ランドプリピット 14・・マルチ層 15・・反射層 16・・透明膜 17・・透明基板 18・・接着層 20・・ランドデータ発生器 21・・パラレル/シリアル変換器 22・・プリフォーマット用エンコーダ 23・・波形整形回路 24・・クロック信号発生器 25・・光ビーム発生装置 26・・対物レンズ 27・・スピンドルモータ 28・・回転検出器 29・・回転サーボ回路 30・・送りユニット 31・・位置検出器 32・・送りサーボ回路 33・・コントローラ 34・・グルーブデータ発生器 35・・ウォブリング信号発生器 36・・可変利得アンプ36 37・・スイッチ 40・・光学式記録媒体原盤 41・・ガラス基板 42・・レジスト 50・・光学式記録媒体製造装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報を光学的に記録可能な光学式記
    録媒体であり、 前記記録情報が記録される第1の領域と、所定のデータ
    がエンボスピット列として形成されており、当該エンボ
    スピット列上に上書き記録された他のデータの読み出し
    を妨げる第2の領域と、からなるグルーブトラックと、 隣接する前記グルーブトラックの間に形成されるランド
    トラックと、 前記ランドトラック上に配置されており、前記光学式記
    録媒体上に対する記録位置を示すアドレス情報を含むプ
    リピットと、を備え、 前記第2の領域における前記プリピットは、当該プリピ
    ットに対応するプリピット検出信号の振幅が大きく得ら
    れるよう、前記第1の領域における前記プリピットと異
    なる形状により形成されていることを特徴とする光学式
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記第1の領域における前記プリピット
    は、前記グルーブトラックから読み出される再生信号に
    対する前記プリピットの影響が最小となるよう形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の光学式記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 前記第2の領域における前記プリピット
    は、前記第1の領域における前記プリピットより走査方
    向に長く形成されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の光学式記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記第2の領域における前記プリピット
    は、前記第1の領域における前記プリピットより深く形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    光学式記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記第2の領域における前記プリピット
    は、前記第1の領域における前記プリピットよりディス
    ク半径方向に大きく形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の光学式記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記第2の領域は再生専用の記録媒体に
    おける再生制御情報が記録される領域と同アドレスに位
    置する領域であることを特徴とする請求項1乃至5の何
    れか一項に記載の光学式記録媒体。
  7. 【請求項7】 記録情報を光学的に記録可能な光学式記
    録媒体を、光学式記録媒体原盤を用いて製造する光学式
    記録媒体製造装置において、 前記光学式記録媒体原盤に、前記記録情報が記録される
    第1の領域と、所定のデータに対応するエンボスピット
    列が形成され、当該エンボスピット列上に上書き記録さ
    れた他のデータの読み出しを妨げる第2の領域とからな
    るグルーブトラックを形成するグルーブトラック形成手
    段と、 前記光学式記録媒体原盤に、前記グルーブトラック上に
    対する記録位置を示すアドレス情報を含むプリピットを
    形成するプリピット形成手段と、からなり、 前記プリピット形成手段は、前記第2の領域における前
    記プリピットに対応するプリピット検出信号の振幅が大
    きくなるよう、前記第2の領域のプリピットを前記第1
    の領域における前記プリピットと異なる形状により形成
    することを特徴とする光学式記録媒体製造装置。
  8. 【請求項8】 前記プリピット形成手段は、前記グルー
    ブトラックから読み出される再生信号に対する前記プリ
    ピットの影響が最小となるよう、前記第1の領域のプリ
    ピットを形成することを特徴とする請求項7に記載の光
    学式記録媒体製造装置。
  9. 【請求項9】 前記プリピット形成手段は、前記第2の
    領域における前記プリピットを、前記第1の領域におけ
    る前記プリピットより走査方向に長く形成することを特
    徴とする請求項7又は8に記載の光学式記録媒体製造装
    置。
  10. 【請求項10】 前記プリピット形成手段は、前記第2
    の領域における前記プリピットを、前記第1の領域にお
    ける前記プリピットより深く形成することを特徴とする
    請求項7又は8に記載の光学式記録媒体製造装置。
  11. 【請求項11】 前記プリピット形成手段は、前記第2
    の領域における前記プリピットを、前記第1の領域にお
    ける前記プリピットよりディスク半径方向に大きく形成
    することを特徴とする請求項7又は8に記載の光学式記
    録媒体製造装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の領域は再生専用の記録媒体
    における再生制御情報が記録される領域と同アドレスに
    位置する領域であることを特徴とする請求項7乃至11
    の何れか一項に記載の光学式記録媒体製造装置。
  13. 【請求項13】 記録情報を光学的に記録可能な光学式
    記録媒体を、光学式記録媒体原盤を用いて製造する光学
    式記録媒体製造方法において、 前記光学式記録媒体原盤に、前記記録情報が記録される
    第1の領域と、所定のデータに対応するエンボスピット
    列が形成され、当該エンボスピット列上に上書き記録さ
    れた他のデータの読み出しを妨げる第2の領域とからな
    るグルーブトラックを形成するグルーブトラック形成工
    程と、 前記光学式記録媒体原盤に、前記グルーブトラック上に
    対する記録位置を示すアドレス情報を含むプリピットを
    形成するプリピット形成工程と、を備え、 前記プリピット形成工程は、前記第2の領域における前
    記プリピットに対応するプリピット検出信号の振幅が大
    きくなるように、前記第2の領域のプリピットを前記第
    1の領域における前記プリピットと異なる形状により形
    成することを特徴とする光学式記録媒体製造方法。
  14. 【請求項14】 前記プリピット形成工程は、前記グル
    ーブトラックから読み出される再生信号に対する前記プ
    リピットの影響が最小となるよう、前記第1の領域のプ
    リピットを形成することを特徴とする請求項13に記載
    の光学式記録媒体製造方法。
  15. 【請求項15】 前記プリピット形成工程は、前記第2
    の領域における前記プリピットを、前記第1の領域にお
    ける前記プリピットより走査方向に長く形成することを
    特徴とする請求項13又は14に記載の光学式記録媒体
    製造方法。
  16. 【請求項16】 前記プリピット形成工程は、前記第2
    の領域における前記プリピットを、前記第1の領域にお
    ける前記プリピットより深く形成することを特徴とする
    請求項13又は14に記載の光学式記録媒体製造方法。
  17. 【請求項17】 前記プリピット形成工程は、前記第2
    の領域における前記プリピットを、前記第1の領域にお
    ける前記プリピットよりディスク半径方向に大きく形成
    することを特徴とする請求項13又は14に記載の光学
    式記録媒体製造方法。
  18. 【請求項18】 前記第2の領域は再生専用の記録媒体
    における再生制御情報が記録される領域と同アドレスに
    位置する領域であることを特徴とする請求項13乃至1
    7の何れか一項に記載の光学式記録媒体製造方法。
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