JP2002092558A - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

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JP2002092558A JP2000276052A JP2000276052A JP2002092558A JP 2002092558 A JP2002092558 A JP 2002092558A JP 2000276052 A JP2000276052 A JP 2000276052A JP 2000276052 A JP2000276052 A JP 2000276052A JP 2002092558 A JP2002092558 A JP 2002092558A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体の指定した位置に印字処理あるいは磁気
データ書き込み処理を行えるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 処理すべき媒体を検知する複数のセンサ
と、センサを選択する時間を登録しておくセレクト時間
レジスタ1と、センサを選択する時間をカウントするセ
レクト時間カウンタ2と、現在選択されたセンサを示す
データを保持するセンサ切替えカウンタ3と、センサを
選択するセレクタ4と、この選択手段により選択された
センサの出力から当該センサのON/OFFを判定する
ON/OFF処理部6とを備えた媒体処理装置におい
て、センサごとに短縮する時間を登録する読み飛ばしレ
ジスタ8と、セレクト時間レジスタ1に登録された時間
に対して読み飛ばしレジスタ8に登録された時間を短縮
して、その結果を前記セレクト時間カウンタ2に与える
読み飛ばし切替え部9を具備し、すべてのセンサのON
/OFF判定に要する周期が媒体搬送用のパルスモータ
に与える信号の周期よりも小さくなるようにしたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通帳等の媒体を搬
送し、所定の位置で印字処理、磁気データの書き込み処
理等を行う媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の媒体処理装置は媒体検知センサの
ON/OFF状態を読み取って、媒体の有無と位置を認
識し、それに基づいて媒体の搬送を制御して媒体の印字
処理、磁気データ書き込み処理等を行っている。図3は
従来技術の回路構成を示すブロック図である。
【0003】ゲートアレイ(Gate/Arrey) (以下、G/
Aとする)には、セレクト時間レジスタ1と、セレクト
時間カウンタ2とセンサ切替えカウンタ3と、ON/O
FF処理部6と、ON/OFFデータ送信部7がある。
セレクト時間レジスタ1は、センサを選択する時間を登
録しておくレジスタである。
【0004】セレクト時間カウンタ2は、セレクト時間
レジスタ1に登録されている時間をロードしてカウント
アップする。セレクト時間カウンタ2は、前記センサ時
間レジスタ1に登録されている時間までカウントし終え
ると、リップルキャリーアウト(以下、RCOとする)
をセンサ切替えカウンタ3に送る。
【0005】センサ切替えカウンタ3は、RCOを受信
すると1カウントアップし、カウンタ信号をセレクタ4
とON/OFF処理部6にも出力する。図3に示すよう
に、例えば、2つのセレクタ4には各々2つずつのセン
サ1から4が接続している。前記センサ切替えカウンタ
3は、セレクタ4に接続しているセンサの数01から0
4をカウントするとカウント値を0に戻して再度カウン
トアップをする。
【0006】セレクタ4は前記センサ切替えカウンタ3
から受信した信号に従って接続しているセンサの中から
1つセンサを選択し、選択したセンサの信号をアナログ
処理部5に出力する。前記センサ切替えカウンタ3のカ
ウント値とセレクタ4で選択されるセンサは対応してお
り、例えばセンサ切替えカウンタ3のカウント値が[0
1]の場合、後述するセレクタ4においてセンサ1が選
択される。
【0007】アナログ処理部5は前記センサセレクタ4
で選択されたセンサから出力される信号を受信してデジ
タル信号変換し、そのデジタル信号をON/OFF処理
部6に送る。ON/OFF処理部6は前記アナログ処理
部5から送信されたデジタル信号を受信すると共に、上
述したセンサ切替えカウンタ3が送信したカウンタ信号
を受信し、センサセレクタ4で選択されたセンサのON
/OFF判定を行い、その結果をON/OFFデータ送
信部7に送信する。
【0008】ON/OFFデータ送信部7はON/OF
F処理部6が送信したデータを受信して保持しておくと
共にそのデータをCPUに送信する。以上の構成による
回路を用いた信号処理の作用ついて図4を用いて説明す
る。図4は従来技術の作用を示す説明図である。図4に
示すように、この媒体処理装置における媒体検知用のセ
ンサ1から4は、シリアル入力を採用している。
【0009】まず、セレクト時間カウンタ2は、前記セ
レクト時間レジスタ1に登録されているセンサセレクト
時間データをロードし、カウントアップを始める。図4
においては、[00][01]がセンサ1個を選択する
時間である。セレクト時間カウンタ2が前記センサ時間
レジスタ1に登録されている時間までカウントし終える
とRCOをセンサ切替えカウンタ3に送る。
【0010】そして、上述した動作を繰り返す。セレク
ト時間カウンタ2からRCOを受信したセンサ切替えカ
ウンタ3は、1カウントアップする。センサ切替えカウ
ンタ3はカウントした信号をセレクタ4とON/OFF
処理部6に出力する。
【0011】セレクタ4は前記センサ切替えカウンタ3
から送信された信号に従って複数のセンサの中からON
/OFF判定を行うセンサを選択し、アナログ処理部5
に信号を出力する。アナログ処理部5に出力された信号
はデジタル信号変換され、該デジタル信号がON/OF
F処理部6に送信される。
【0012】前記アナログ処理部5からデジタル信号を
受信したON/OFF処理部6は、上述したセンサ切替
えカウンタ3が送信したカウンタ信号を受信し、センサ
セレクタ4で選択されたセンサのON/OFF判定を行
い、その結果をON/OFFデータ送信部7に送信す
る。ON/OFF判定結果を受信したON/OFFデー
タ送信部7は、該ON/OFF判定結果を保持しておく
と共にCPUに送信する。
【0013】CPUは受信したON/OFF判定結果か
ら媒体の位置を認識する。そして、所定の位置のセンサ
がONになったことを認識すると、媒体搬送用のローラ
を駆動するパルスモータを所定のパルス駆動させた時点
で媒体を停止させ、該媒体に印字処理や磁気データ書き
込み処理等の指令を出す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すように、セ
ンサ1のON/OFF判定を行っている間にセンサ4が
媒体を検知したとし、センサ4が媒体を検知してからパ
ルスモータを1パルス駆動した位置で媒体を停止させ、
印字処理、時期データ書き込み処理等を行う設定をして
いる場合について説明する。
【0015】このとき、センサのON/OFF判定に時
間がかかると、センサ4が媒体を検知してからCPUが
そのことを認識するまでに、パルスモータが2パルス駆
動してしまい、媒体の停止位置が1パルス分ずれ、所定
の位置に印字処理や磁気データ書き込みをすることがで
きないという問題があった。ここで、装置に配置されて
いるすべてのセンサのON/OFF判定をするのに要す
る時間をセンサのON/OFF検出周期Tとし、パルス
モータが所定の角度駆動して、パルス波形を1つ描く時
間を1パルス周期tとすると、印字処理または磁気デー
タ書き込み処理を所定の位置からずれることなく実行す
るためには、センサのON/OFF検出周期Tが1パル
ス周期tより小さいことが必要である。
【0016】
【課題を解決するための手段】処理すべき媒体を検知す
る複数のセンサと、センサを選択する時間を登録してお
く第1の登録手段と、センサを選択する時間をカウント
するカウント手段と、現在選択されたセンサを示すデー
タを保持するデータ保持手段と、センサを選択する選択
手段と、この選択手段により選択されたセンサの出力か
ら当該センサのON/OFFを判定する判定手段とを備
えた媒体処理装置において、センサごとに短縮する時間
を登録する第2の登録手段と、第1の登録手段に登録さ
れた時間に対して第2の登録手段に登録された時間を短
縮して、その結果を前記カウント手段に与える処理手段
とを具備し、すべてのセンサのON/OFF判定に要す
る周期が媒体搬送用のパルスモータに与える信号の周期
よりも小さくなるようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)第1の実施の形態は、指定したビ
ットを読み飛ばすことで、センサのON/OFF判定に
要する時間を短縮できるようにしたものである。
【0018】本実施の形態の構成を図1を用いて説明す
る。図1は本実施の形態を示すブロック図である。図1
に示すように、本実施の形態では、従来技術の構成に加
えて読み飛ばしレジスタ8と読み飛ばし切替え部9があ
る。読み飛ばしレジスタ8は読み飛ばすビットを登録し
ておくものである。
【0019】読み飛ばし切替え部9は、前記読み飛ばし
レジスタ8に登録されているセンサ読み飛ばしビットの
カウンタデータを0に書き換えて、セレクト時間カウン
タ2に送信するものである。以上の構成による第1の実
施の形態の作用について図2を用いて説明する。図2は
本実施の形態の作用を示す説明図である。
【0020】センサ時間レジスタ1にはセンサを選択す
る時間を、読み飛ばしレジスタ8には読み飛ばしビット
をそれぞれ登録しておく。図2に示すように本実施の形
態では、センサ時間レジスタ1にセンサ1個を選択する
時間として、[00][01]が登録されており、読み
飛ばしレジスタ8にはセンサ2の[01]とセンサ3の
[01]のビットが登録されている。
【0021】読み飛ばし切替え部9は、セレクト時間レ
ジスタ1からセンサセレクト時間をロードし、セレクト
時間カウンタ2に送信する。さらに、読み飛ばしレジス
タ8から読み飛ばしビットであるセンサ2の[01]と
センサ3の[01]をロードし、センサセレクト時間を
0にしてセレクト時間カウンタ2に送信する。
【0022】セレクト時間カウンタ2は、読み飛ばし切
替え部9から送られてきた時間をカウントし、カウント
し終えるとRCOをセンサ切替えカウンタ3に送る。セ
ンサ切替えカウンタ3は、セレクト時間カウンタ2から
RCOを受信すると1カウントアップして、セレクタ4
とON/OFF処理部6に出力し、前記ON/OFF処
理部6に信号を送ったことを読み飛ばし切替え部9に送
信する。
【0023】読み飛ばし切替え部9は、センサ切替えカ
ウンタ3がON/OFF処理部6に信号を送ったことを
受信すると、上述したセンサセレクト時間1からセンサ
セレクト時間をロードして、セレクト時間カウンタ2に
送信する動作と、読み飛ばしレジスタ8から読み飛ばし
ビットをそれぞれロードして、読み飛ばしビットのセン
サセンサセレクト時間を0にし、セレクト時間カウンタ
2に送信する動作を行う。
【0024】センサセレクタ4は前記センサ切替えカウ
ンタ3から送信された信号に従って複数のセンサの中か
らセンサを選択し、アナログ処理部5に信号を出力す
る。アナログ処理部5に出力された信号はデジタル信号
変換され、該デジタル信号がON/OFF処理部6に送
信される。前記アナログ処理部5からデジタル信号を受
信したON/OFF処理部6は、上述したセンサ切替え
カウンタ3から送信された信号を受信し、センサセレク
タ4で選択されたセンサのON/OFF判定を行い、そ
の結果をON/OFFデータ送信部7に送信する。
【0025】ビットを読み飛ばしたセンサのON/OF
Fデータ送信部は、前回判定された結果が用いられる。
ON/OFF判定結果を受信したON/OFFデータ送
信部7は、該ON/OFF判定結果を登録しておくと共
にそのデータをCPUに送信する。第1の実施の形態例
では、センサ2の[01]とセンサ3の[01]のビッ
トが読み飛ばされているので、読み飛ばされる前の判定
結果を採用して、センサ2とセンサ3の判定結果はOF
FとしてCPUに送信される。
【0026】本実施の形態例においては、センサ2とセ
ンサ3の[01]ビットを読み飛ばしているため、すべ
てのセンサのON/OFF判定にかかる時間は従来技術
に比べて短縮され、図2に示すようにセンサのON/O
FF検出周期Tが1パルス周期tより小さくできる。こ
のため、CPUは所定の位置のセンサ、例えば本実施例
では、センサ4が媒体を検知すると、パルスモータを1
パルス駆動させた位置で媒体を停止させ、所定の位置か
らずれることなく媒体に印字処理または磁気データの書
き込み処理を行うことができる。
【0027】以上のように第1の実施の形態によれば、
指定したビットを読み飛ばすことができる回路を用いる
ことにより、センサのON/OFF判定にかかる時間を
短縮でき、磁気データ書き込み位置や印字位置からずれ
ることなく指定した位置で媒体を停止、処理することが
できる。 (第2の実施の形態)第2の実施の形態は、センサ数が
多い場合に、第1の実施の形態で説明した回路構成を用
い、指定したセンサのスキャン時間を0にすることによ
り、指定した位置で媒体を停止させ、指定した位置に印
字処理を施すことができるというものである。
【0028】図5は第2の実施の形態を示す平面図であ
り、図6は媒体処理装置の内部を示す概略側面図であ
る。図6における12、13は媒体の差し込み部であ
り、12が上差し込み部であり、13が下差し込み部で
ある。15は媒体に磁気データを書き込むための磁気ヘ
ッドである。
【0029】下差し込み部に媒体を差し込み、磁気ヘッ
ド15を経由して印字ヘッド16まで搬送する搬送路を
R13とし、上差し込み部12に媒体を差し込み、印字
ヘッド16の手前の位置でR13と合流する位置まで搬
送する搬送路をR12とする。14は媒体を搬送するた
めのローラであり、図示しないパルスモータにより駆動
されている。
【0030】16は媒体にデータを書き込むための印字
ヘッドであり、プラテン17は印字ヘッド16と対向す
るように設置されている。23は媒体を搬送するための
ローラである。図5におけるフォトダイオード(以下、
PDとする)PD1、PD2とPD11、PD12は媒
体突き当てセンサであり、媒体が基準面に突き当ってい
るか否かを検知する役目を担っている。
【0031】PD3、PD4とPD13、PD14はそ
れぞれ上差し込み部12、下差し込み部13に媒体がセ
ットされたことを検知する媒体セット検知センサであ
る。PD6、PD7とPD16,PD17はスキュー検
知センサであり、センサが媒体を検知する時間差により
媒体のスキュー量を検知する。PD8、PD9とPD1
8、PD19は媒体の幅を検知する媒体幅検知センサで
ある。
【0032】PD10は媒体に磁気データを書き込むた
めの媒体位置を検出する磁気ストライプ書きこみ位置出
しセンサであり、PD20は媒体に印字するための媒体
位置を検出する印字位置出しセンサである。上記構成を
用いて、媒体を下差し込み部13に差し込んだ場合の作
用について説明する。
【0033】下差し込み部13に媒体が差し込まれると
媒体セット検知センサPD13、PD14が該媒体がセ
ットされたことを検知し、搬送ローラ14を駆動してス
キュー検知センサPD16、PD17まで媒体を搬送す
る。スキュー検知センサPD16、PD17まで搬送さ
れた媒体はスキュー量を判定される。
【0034】スキュー量が所定より多い場合や媒体突き
当てセンサPD11、PD12が媒体を検知していない
場合は、図示していない媒体突き当て機構部が動作し、
媒体基準面に媒体を突き当て、スキュー量を基準内に補
正する。スキュー補正が終了すると、すでに媒体が通過
した位置にあるPD、すなわちPD11からPD19の
センサスキャン時間が0に設定される。
【0035】その後、媒体は搬送ローラ14により印字
位置方向に搬送され、印字位置出しセンサPD20に検
知されるとパルスモータが規定パルス駆動した位置で停
められ、印字処理が行われる。このとき、センサのON
/OFF判定を行うが、媒体がすでに通過した位置にあ
るPD11から19のセンサスキャン時間を0に設定し
てあるため、すべてのセンサのON/OFF判定にかか
る時間が短縮され、センサのON/OFF検出周期Tを
1パルス周期tより小さくすることができる。
【0036】以上のように、第2の実施の形態によれ
ば、媒体を指定した位置で停止させ、指定した印字位置
からずれることなく処理することができる。 (第3の実施の形態)第3の実施の形態は、第1の実施
の形態で説明した回路構成を用い、指定したセンサのス
キャン時間を0にすることにより、指定した位置で媒体
を停止させ、指定した位置に磁気データ書き込み処理を
施すことができるというものである。
【0037】図5、図6を用いて第3の実施の形態につ
いて説明する。下差し込み部13に媒体が差し込まれる
と媒体セット検知センサPD13、PD14が該媒体が
セットされたことを検知し、搬送ローラ14が駆動して
スキュー検知センサPD16、PD17まで媒体を搬送
する。スキュー検知センサPD16、PD17まで搬送
された媒体はスキュー量を判定される。
【0038】スキュー量が所定より多い場合や媒体突き
当てセンサPD11、PD12が媒体を検知していない
場合は、図示していない媒体突き当て機構部が動作し、
媒体基準面に媒体を突き当て、スキュー量を基準内に補
正する。スキュー補正が終了すると、すでに媒体が通過
した位置にあるPD、すなわちPD11からPD19の
センサスキャン時間が0に設定される。
【0039】その後、媒体は搬送ローラ14により磁気
データ書き込み位置だしセンサPD10を超える一定の
位置まで一旦搬送される。そして、媒体が逆方向に搬送
され、磁気データ書き込み位置だしセンサPD10が媒
体を検知すると、パルスモータが規定パルス駆動して媒
体を磁気データ書き込み位置まで搬送して停止させ、磁
気データ書き込み処理を行う。
【0040】このとき、センサのON/OFF判定を行
うが、媒体がすでに通過した位置にあるPDのセンサス
キャン時間を0に設定してあるため、すべてのセンサの
ON/OFF検出にかかる時間が短縮され、センサのO
N/OFF検出周期Tを1パルス周期tより小さくする
ことができる。これにより、磁気データ書き込み位置ま
で搬送された媒体を磁気データ書き込み位置出しセンサ
PD10が検知してからパルスモータが規定パルス駆動
した位置で媒体に磁気データ書き込み処理を行うことが
できる。
【0041】以上のように、第3の実施の形態によれ
ば、媒体を指定した位置で停止させ、指定した磁気デー
タ書き込み位置からずれることなく処理することができ
る。なお、本実施例の媒体処理装置は、磁気ヘッド15
が下差し込み部13とPD10の間に設置されている
が、本発明はこのタイプの媒体処理装置に限定されるも
のではない。
【0042】また、本実施例の媒体処理装置は、差し込
み部から挿入した媒体を処理後、差し込み部に戻すタイ
プのものであるが、排出専用口を有するタイプの媒体処
理装置にも適用が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、指定し
たビットを読み飛ばすことができる回路を用いることに
より、センサのON/OFF判定にかかる時間を短縮で
き、磁気データ書き込み位置や印字位置からずれること
なく指定した位置で媒体を停止、処理することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態の作用を示す説明図
【図3】従来技術の回路構成を示すブロック図
【図4】従来技術の作用を示す説明図
【図5】第2の実施の形態を示す平面図
【図6】媒体装置の内部を示す概略側面図
【符号の説明】
1 セレクト時間レジスタ 2 セレクト時間カウンタ 3 センサ切替えカウンタ 4 セレクタ 5 アナログ処理部 6 ON/OFF処理部 7 ON/OFFデータ送信部 8 読み飛ばしレジスタ 9 読み飛ばしレジスタ 12 上差し込み部 13 下差し込み部 14 ローラ 15 磁気ヘッド 16 印字ヘッド 17 プラテン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 尊幸 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 3E040 AA07 BA16 FG01 FG15 FK01 FK05 5B023 CA02 CA07 5B058 CA31 KA02 KA05 KA12 KA22 YA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理すべき媒体を検知する複数のセンサ
    と、センサを選択する時間を登録しておく第1の登録手
    段と、センサを選択する時間をカウントするカウント手
    段と、現在選択されたセンサを示すデータを保持するデ
    ータ保持手段と、センサを選択する選択手段と、この選
    択手段により選択されたセンサの出力から当該センサの
    ON/OFFを判定する判定手段とを備えた媒体処理装
    置において、 センサごとに短縮する時間を登録する第2の登録手段
    と、 第1の登録手段に登録された時間に対して第2の登録手
    段に登録された時間を短縮して、その結果を前記カウン
    ト手段に与える処理手段とを具備し、 すべてのセンサのON/OFF判定に要する周期が媒体
    搬送用のパルスモータに与える信号の周期よりも小さく
    なるようにしたことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 処理すべき媒体を検知する複数のセンサ
    と、センサを選択する時間を登録しておく第1の登録手
    段と、センサを選択する時間をカウントするカウント手
    段と、現在選択されたセンサを示すデータを保持するデ
    ータ保持手段と、センサを選択する選択手段と、この選
    択手段により選択されたセンサの出力から当該センサの
    ON/OFFを判定する判定手段とを備えた媒体処理装
    置において、 処理部に対して媒体の位置出しをするセンサ以外のセン
    サの選択時間が0になるようなデータを第2の登録手段
    に登録して、すべてのセンサのON/OFF判定に要す
    る周期が媒体搬送用のパルスモータに与える信号の周期
    よりも小さくなるようにしたことを特徴とする媒体処理
    装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63241681A (ja) * 1987-03-28 1988-10-06 Nec Corp 帳票送り状況の監視回路
JPH0996519A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fujitsu Ltd センサ回路

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