JP2002092138A - 情報の代行処理システム - Google Patents

情報の代行処理システム

Info

Publication number
JP2002092138A
JP2002092138A JP2000280436A JP2000280436A JP2002092138A JP 2002092138 A JP2002092138 A JP 2002092138A JP 2000280436 A JP2000280436 A JP 2000280436A JP 2000280436 A JP2000280436 A JP 2000280436A JP 2002092138 A JP2002092138 A JP 2002092138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
information
terminal
processing
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000280436A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Yamamoto
吉伸 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2000280436A priority Critical patent/JP2002092138A/ja
Priority to US09/953,381 priority patent/US20020031229A1/en
Publication of JP2002092138A publication Critical patent/JP2002092138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報機器の操作を代行して、その機能を十分
に発揮させること。 【解決手段】 情報機器において、定期的に更新される
時刻シードを用いて、端末IDおよびサービス対象に対
応したサービスIDを符号化または暗号化して生成し、
サービス提供者のサーバに伝送する。サーバにおいて、
そのサービスコードから、情報機器内の時刻シードに同
期した時刻シードに基づいて、端末IDおよびサービス
IDを復号する。これによって、提供すべきサービスを
特定できるとともに、サービスを提供すべき情報機器を
特定することができ、不正アクセスを排除することがで
きる。復号した所定のサービスIDに対応するサービス
がサービス提供者によって実行され、情報機器のユーザ
は、通信手段を介してサービスが行われたことを確認す
ると共にサービスを享受することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報の代行処理
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型情報端末として、例えば、ウエア
ラブルPC(可搬型、携帯型を含む小型コンピュータの
総称:以下、WPCという)が知られており、その機能
は非常に多く、高機能を持つWPCも多い。例えば、電
波を介して情報を受信することができる機能もその一つ
である。一方、WPCを使用しようとすると、その多機
能(高機能)故に、操作が複雑化する傾向にある。操作
が複雑であるという点については、一般的な情報機器、
例えば、VTR(ビデオテープレコーダ)のような映像
情報を扱う機器も同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような情報機器
を操作する際には、操作情報を入力するための入力手段
(ヒューマンインターフェイス)が必要である。
【0004】その入力手段としては、複数個のキー(情
報表示画面上のタッチキーを含む)が一般的である。
【0005】しかしながら、限定されたキーを使って、
複雑な機能を制御することになるので、きわめて、複
雑、且つ面倒なキー操作を行わなければならないことが
多い。また、例えば、高齢者などの場合に顕著である
が、暫くの間使用しないでいると、そのキー操作自体を
忘れてしまうこともある。
【0006】さらには、操作自体は複雑でなくても、そ
の情報機器の持つ機能が有効に活用されていない場合も
多い。
【0007】したがって、上記情報機器が持つ多機能
(高機能)を、簡単な操作で、十分に実行できるように
することが望まれている。
【0008】そこで、本発明は、以上のような課題を解
決することを目的とする。
【0009】さらに、本発明は、その情報機器が持って
いる機能を利用して、外部の情報資源を積極的に活用す
ることができるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、情報
機器であって、定期的に更新される時刻シードを生成す
る時刻シード生成手段と、サービス対象に該当する情報
を入力するサービス対象情報入力手段と、前記情報機器
を特定する端末IDおよび前記サービス対象情報入力手
段から入力された情報に対応したサービスIDを前記時
刻シード生成手段によって生成された時刻シードを用い
て符号化または暗号化してサービスコードを生成するサ
ービスコード生成手段と、前記生成されたサービスコー
ドに対応する外部情報を入力して処理する外部情報処理
手段とを具えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、前
記外部情報処理手段は、前記外部情報を伝送する媒体か
ら当該外部情報を受信する手段を有することを特徴とす
る。
【0012】請求項3の発明は、通信手段を介して通知
された請求項1〜3のいずれかの情報機器からのサービ
スコードから、前記情報機器内の時刻シードに同期した
時刻シードに基づいて、前記端末IDおよび前記サービ
スIDを復号する復号手段と、前記復号した所定のサー
ビスIDに対応するサービス処理を制御し、前記復号し
た端末IDに基づいて、通信手段を介して前記情報機器
に当該サービス処理の結果を通知する制御手段とを具え
たことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1または2の情
報機器によって生成されたサービスコードを、通信手段
を介して、請求項3の情報処理装置に通知し、前記情報
処理装置において、前記情報機器内の時刻シードに同期
した時刻シードに基づいて、前記通知されたサービスコ
ードから前記端末IDおよび前記サービスIDを復号
し、前記情報処理装置において、前記復号したサービス
IDに対応するサービス処理を制御し、前記情報処理装
置において、前記復号した端末IDに基づいて、通信手
段を介して前記情報機器に当該サービス処理の結果を通
知することを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項4において、前
記サービス処理の制御に際して、前記情報処理装置は、
前記復号したサービスIDが音声情報を必要とするサー
ビスに該当する場合は、前記サービスコードの通知に使
用された通信手段に音声通話可能な手段を接続すること
を特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項4において、前
記サービスコードの通知に使用された通信手段は音声情
報伝送可能な公衆網であることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項4〜6のいずれ
かにおいて、前記情報機器にサービス処理の結果を通知
するための通信手段は、当該サービス処理の結果を伝送
する公衆網を含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の情報の代行処理
方法の動作フローを示す。
【0018】まず、情報機器(その具体例は後述する)
の電源オンによってスタートし、S(ステップ)1で
は、情報機器において、サービスコードを生成する。サ
ービスコードは、情報機器のユーザがその情報機器を用
いた情報の代行処理を所定のサービス提供者(詳細は後
述する)に依頼する際に必要なものであって、その情報
機器において、定期的に更新される時刻シードを用い
て、前記情報機器を特定する端末IDおよびサービス対
象に該当する情報に対応したサービスIDを符号化また
は暗号化して生成する。
【0019】ついでS2では、生成したサービスコード
をその情報機器を用いた情報の代行処理を行う所定のサ
ービス提供者の有する所定の設備(例えば公衆電話網に
接続されたサーバ)に、伝送する(前記の例ではサーバ
に電話を用いて接続し、例えば、オペレータに前記生成
したサービスコードを通知する)。
【0020】ついでS3では、サービスコードを伝送さ
れた側(サーバ)において、そのサービスコードから、
前記情報機器内の時刻シードに同期した時刻シードに基
づいて、前記端末IDおよび前記サービスIDを復号す
る。これによって、サービス提供側において、提供すべ
きサービスを特定することができるとともに、サービス
を提供すべき情報機器を特定することができ、不正アク
セスを排除することができる。例えば、いたずら目的で
適当なサービスコードを通知しても、適正な時刻シード
による符号化/暗号化がなされていない場合は、端末I
DおよびサービスIDを復号することができないので、
不正が未然に防止できることになる。さらには、提供さ
れたサービスに対しては、サービス料金が発生し、これ
は、通常は、サービス提供者と契約した者、すなわち前
記端末IDにかかる情報機器の所有者に課金されること
になるが、他人が当該情報機器を不正使用することもあ
り得るので、前記契約時等に、契約者に対して、ユーザ
ID(および端末ID)を発行し、例えば、サービスコ
ードの伝送の前に、口頭であるいは、キー入力等でユー
ザIDを伝送するようにすれば、サービスコードを伝送
される側(サーバ)において、まず、ユーザIDが正当
であるか否かを確認し、正当でなければ、以後の処理、
すなわち、サービスコードの復号処理は行わないように
することができる。
【0021】ついで、S4では復号した所定のサービス
IDに対応するサービスを実行する。具体例は後述する
が、このサービスの内容は無制限的であり、サービス内
容(程度、時間)に応じてサービス提供者は情報機器の
ユーザに対して課金することができる。サービス処理の
結果は、通信手段を介して情報機器に通知される(例え
ば前記の例では電話であるが、これに限定されずない。
詳細は後述する)。これによって、情報機器のユーザ
は、サービスが行われたことを確認すると共にサービス
を享受することができる。サービスの提供はリアルタイ
ムでインタラクティブに行われる場合もあるが、これに
限らず、適当な時間経過後に(あるいは定期的に)サー
ビス提供を受ける場合もある。
【0022】図2は、本発明に係る情報機器の一例とし
ての携帯情報端末のブロック図である。図3は、その外
観を示す。
【0023】図2において、1は、その携帯情報端末固
有のID(端末ID)やその他の情報(例えばメニュー
情報及びこれに対応するサービスID情報)を保持する
メモリであって、例えば、本携帯情報端末に対して装着
/取り出し可能なメモリカードから構成することがで
き、サービス提供者から提供することができる。2およ
び3は、ユーザとのインタラクションを行うための液晶
などの表示手段および複数のキー(さらには必要に応じ
て設けた音声入力するためのマイクロホン)からなる入
力部であって、表示手段2上に、入力部の一部を構成す
るタッチキーを構成することもできる。4は、有線電
話、携帯電話、PHS等の公衆網および/またはインタ
ーネットとの接続を行って後述の情報処理サーバとの間
で通信を行う通信部、5は、所定周波数の電波を受信
し、受信信号を復調(復号)して必要な情報を取り出し
出力する受信部、6は、所定の電子音、または入力され
た信号に応答して生成される合成音を発生するか又は前
記受信信号を復調して得られた音声を出力する発音部
(この発音部は、バイブレータ機能とすることもでき
る)、7は、以上の各構成要素1〜6を制御する制御
部、8は時計であり、これらは、不図示の電池を電源と
して動作する。制御部7は、CPUおよびシステムメモ
リを有し、CPUは、(必要に応じて時計8の計時デー
タを参照して)システムメモリ内のプログラムに応じた
処理を実行する。
【0024】上記構成の携帯情報端末は制御部7によっ
て制御されて次のように動作する。すなわち、(不図示
の電源スイッチによる)電源オン後に、入力部3の所定
のキー(メニュー表示キー)をオンすることによって、
メニューが表示手段2上に表示される。メニューはいく
つかのトップメニューの各下に必要な数の階層を持つツ
リー構造になっており、キー操作によって、ツリー構造
のメニューを順次辿っていくことによって目的とするメ
ニューを最終的に選択することができる。トップメニュ
ーの一例を次に示す。
【0025】 1.オペレータによる入力代行 2.電話番号検索 3.交通・行先案内 4.メモ帳 5.オンラインショッピング
【0026】例えば、5のオンラインショッピングを選
択すると、次のメニューが表示される。 1.お買い得情報 2.日用品・雑貨 3.食料品 4.家具 5.本 6.その他
【0027】最後に確定キーを押すことによって、その
選択されたメニューに対応するサービスIDをメモリ1
から取り出し、時計8の計時データを参照して当時刻に
おける時刻シードを生成し(時刻シードは、定期的
(例:10分毎)に更新される例えば3ビットの数値で
ある)、その生成した時刻シードを用いて、本携帯情報
端末の端末IDと選択されたメニューに対応するサービ
スIDとを符号化または暗号化して、サービスコードと
して、例えば,7桁の記号(数値を含む)で表示手段2
上に表示する。このサービスコードの生成、表示は図1
のS1に相当する。
【0028】図4は、サービス提供者の有する所定の設
備としての情報処理装置を構成するサーバの本発明にか
かる部分のブロック図であり、公衆網、専用線等の通信
手段に接続可能な手段を有する一般的なコンピュータシ
ステムから構成することができる。
【0029】図4において、11は、契約者を特定する
ためのユーザID、およびその契約者の携帯情報端末固
有のID(端末ID)情報やその他の情報(例えばメニ
ュー情報及びこれに対応するサービスID情報)を保持
するメモリである。12および13は、ユーザとのイン
タラクションを行うための液晶などの表示手段および複
数のキーからなる入力部である。14は、有線電話、携
帯電話、PHS等の公衆網および/またはインターネッ
トとの接続を行ってユーザおよび/または情報機器との
間で情報の授受を行うための通信部であって、オペレー
タがユーザと音声/ダイヤルトーンでやり取りするため
の設備(例えば通常の加入者電話)、合成音声発生手段
も含む。15は、以上の各構成要素11〜14を制御す
る制御部、16は時計である。制御部15は、CPUお
よびシステムメモリを有し、CPUは、(必要に応じて
時計16の計時データを参照して)システムメモリ内の
プログラムに応じた処理を実行する。
【0030】上記構成のサーバは制御部15によって制
御されて次のように動作する。ここでは、一例として、
通常の有線電話回線を用いて、ユーザ(の電話機)から
サービス提供者のサーバ(の通信部の電話番号)に発呼
され、着信した同サーバの通信部内の電話をオペレータ
がオフフックして接続された状態を想定している。図5
のフローチャートを参照して説明すると、まず、S11
では、オペレータがユーザに対して、ユーザIDを尋
ね、ユーザがユーザIDを音声で伝える。これを聞いた
オペレータがそのユーザIDを入力部13から入力し
て、メモリ11内のユーザIDと一致するか判断する
(その結果を表示手段12上に表示することもでき
る)。その結果、不正なユーザID(メモリ11内に一
致するIDが無い)であれば、その旨、ユーザに伝える
等の処理の後、その回線を切断し、一致するユーザID
があれば、正当なユーザIDであると判断して、S12
に進む。
【0031】S12では、ユーザにサービスコードを尋
ね、ユーザがサービスコードを音声で伝える。これを聞
いたオペレータが、そのサービスコードを入力部13か
ら入力する。一方、時計16の計時データを参照して当
時刻における時刻シードを生成し(時刻シードは、携帯
情報端末の時計と同期して、定期的に更新される)、そ
の生成した時刻シードを用いて、入力されたサービスコ
ードから、携帯情報端末の端末IDとサービスIDとを
復号する。これらは、表示手段12上に表示することが
できる。なお、復号できない場合、最後の更新直前の時
刻シードを用いて復号処理する。それでも復号できない
場合(サービスコード生成から、相当な時間が経過して
いる場合が該当する)は、エラーメッセージを表示手段
上に表示し、オペレータがその旨、ユーザに伝える。
【0032】ついで、S13では、復号した端末ID
と、S11で得られたユーザIDに対応するメモリ11
内に記憶されている端末IDとが一致するか判断し、一
致しない場合は、その旨ユーザに伝える等の処理の後、
その回線を切断する。一方、一致した場合は、S14に
進む。尚、以上の処理は、図1のS3に相当する。
【0033】S14では、復号したサービスID(に対
応するメニュー)に対応するサービスを実行する。具体
的には、メニューが例えば、交通・行き先案内であった
場合には、交通・行き先案内等を専門(兼用であっても
良い)とするオペレータに交代し、そのオペレータが具
体的な内容をユーザに尋ね、ユーザが具体的な内容を音
声で伝える。これを聞いたオペレータは、その回答を作
成し、結果をユーザに通知する。この通知の態様は、例
えば、音声で伝えることであるが、地図情報等がある場
合には、FAXによって通知したり、あるいは(一旦、
当該回線切断後に、)所定の電話番号にダイヤルアップ
接続した携帯情報端末に対して当該電話網を介してデー
タを送信して当該携帯情報端末の表示手段上に表示する
ことでもよい。なお、受付番号を同時に通知することも
できる。この受付番号は、例えば、次のような場合に、
便利である。すなわち、オペレータによっては、ユーザ
の意図を正しく反映することができない場合もあり、こ
のような場合に、受付番号をユーザが、オペレータを管
理する人間、部署等に通知することによってオペレータ
に対する苦情を的確に処理することができるようにな
る。受付番号は、サービス実行に際して、サーバ内のメ
モリに当該サービスの記録と共に記録することができ、
後から、ユーザの求めに応じるようにすることもでき
る。
【0034】また、S14で、例えば、メニューがオペ
レータによる(携帯情報端末の)入力代行であった場合
には、専門のオペレータが、具体的な操作が分からない
ユーザに対して、例えば、キー操作を具体的に説明する
(あるいは、質疑応答を繰り返す)等によって、サービ
スが実行される。
【0035】以上は本発明の基本動作の一例であって、
本発明は、以下に示すように、多くの実施形態がある。
【0036】(他の実施形態1)情報機器としては、一
般的に情報家電と呼ばれる機器、すなわちビデオデッ
キ、電子レンジ等がある。これらの機器に、例えば、図
2に示す構成を付加する。例えば、入力部には当該機器
が有している操作ボタンからの操作情報が入力されるよ
うにし、さらに、入力部の一部としての”お助けボタ
ン”のような1つのボタンと、マイクロホンとを当該機
器の適当な箇所に設ければよく、通信部としては、電話
回線に接続できるモデムを有していればよく、発音部と
しては通信部を介して得られたサービス提供者側のオペ
レータの音声を出力することができるスピーカを有して
いればよい。このような構成であれば、電話線にモデム
を接続し、お助けボタンを押すことによって、制御部が
上述したサービスコードを生成し、サービス提供者側の
サーバに通知することができ、図1に示す通りにサービ
ス実行がなされる。すなわち、例えば、 (1)お助けボタンを押す。 (2)すると、制御部がサービスコードを生成するとと
もに、サービスセンタ(上記図4のサーバ)の当該機器
専用の電話番号を発呼して接続する。接続後は、所定の
制御手順にしたがって、ユーザID、サービスコード、
当該機器の現状(例えば、ビデオデッキであれば、いま
挿入されているビデオテープの残量情報等)を通知す
る。この場合は、通常、不正使用等はされるおそれが少
ないので、ユーザIDの確認、サービスコードおよび端
末IDの復号、復号された端末IDとサービスセンタ内
のメモリに記憶されたユーザIDとの一致判断等は自動
的に迅速に行われ、ついで、当該機器の現状も通知され
て、その内容が表示手段上に表示され、直ちに、サービ
ス実行に移ることができる。具体的には、サービスセン
タから「どうしましたか?」という音声の問い合わせが
スピーカから発せられる。 (3)これに答えて、例えば、「5時半からの2時間ド
ラマを録画したいのですけれども」とユーザがマイクロ
ホンに向かって言う。 (4)これに答えて、表示手段上の当該ビデオデッキの
現状を見ながら、オペレータは、例えば、「わかりまし
た。いま挿入されているビデオテープの残り量では2時
間の映像は入りきらないようです。新しいビデオテープ
を挿入してください。…今度は大丈夫のようです。受付
番号はN32です。画面に今回の受付番号のN32と表
示されていましたら,今回の受け付けは無事終了してい
ることになります。ありがとうございました。」のよう
なメッセージを伝えることによって、サービスが実行さ
れるものである。
【0037】(他の実施形態2)図5のS14で、サー
ビスの実行形態としては、ユーザからのメニューの内容
に応じて、サーバとは離れた場所の、いわゆる在宅勤務
形態のオペレータ宅の電話にユーザとの接続を転送し、
そのオペレータによってサービスを実行することができ
る。ここで、そのオペレータが代行したサービスのステ
ップ数は当該オペレータの報酬に反映させ、接続時間は
サービス提供者の収益に反映させることができる。
【0038】(他の実施形態3)図5のS14で、サー
ビスの実行形態としては、サービス提供者の所定の電話
番号にダイヤルアップ接続した携帯情報端末に対して当
該電話網を介して当該サービスに係るデータを送信して
当該携帯情報端末の表示手段上に表示することができる
ので、その際に、さらに、ユーザに対して広告を伝送す
ることができる。すなわち、一般的な広告情報のほか、
ユーザがリクエストしたメニューサービスに関連した情
報(たとえば、飛行機のチケット予約操作リクエストで
あれば、旅行代理店やホテルの広告情報)を伝送するこ
とができ、携帯端末において、このような広告を受け付
けるようにすることによって、サービス提供者に支払う
サービス料の減額などを受けることもできる。また、ユ
ーザが見た広告の画面情報を蓄積しておいて、所定のタ
イミング、例えば、10回ごとのサービス提供者へのア
クセスごとに、その蓄積結果を伝えるようにすることに
よって、広告の閲覧状況を把握することかできる。
【0039】(メニュー(サービス)の具体例)大型計
算機の代行演算の提供に適用できる。このサービスは、
必要な演算のパラメータを全て予め決めておき、それを
サービスIDに対応させることによって実現することが
できる。
【0040】また、例えば、ゲームやオークションなど
にも適用でき、官庁への文書の申請書類等の提携書類の
作成も適用できる。
【0041】作業の履歴はサーバ側に蓄積して、新しい
サービスに利用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報機器が持つ機能を、簡単な操作で、十分に実行でき
るようにすることができるようになる。さらに、その情
報機器が持っている機能を利用して、外部の情報資源を
積極的に活用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な処理の流れを説明するフロー
チャートである。
【図2】本発明に係る情報機器の一例としての携帯情報
端末のブロック図である。
【図3】同携帯情報端末の外観図である。
【図4】サービス提供者側の情報処理装置としてのサー
バのブロック図である。
【図5】同サーバでの処理フローの一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 メモリ 2 表示手段 3 入力部 4 通信部 5 受信部 6 発音部 7 制御部 8 時計

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報機器であって、 定期的に更新される時刻シードを生成する時刻シード生
    成手段と、 サービス対象に該当する情報を入力するサービス対象情
    報入力手段と、 前記情報機器を特定する端末IDおよび前記サービス対
    象情報入力手段から入力された情報に対応したサービス
    IDを前記時刻シード生成手段によって生成された時刻
    シードを用いて符号化または暗号化してサービスコード
    を生成するサービスコード生成手段と、 前記生成されたサービスコードに対応する外部情報を入
    力して処理する外部情報処理手段とを具えたことを特徴
    とする情報機器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記外部情報処理手段は、前記外部情報を伝送する媒体
    から当該外部情報を受信する手段を有することを特徴と
    する情報機器。
  3. 【請求項3】 通信手段を介して通知された請求項1〜
    3のいずれかの情報機器からのサービスコードから、前
    記情報機器内の時刻シードに同期した時刻シードに基づ
    いて、前記端末IDおよび前記サービスIDを復号する
    復号手段と、 前記復号した所定のサービスIDに対応するサービス処
    理を制御し、前記復号した端末IDに基づいて、通信手
    段を介して前記情報機器に当該サービス処理の結果を通
    知する制御手段とを具えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2の情報機器によって生
    成されたサービスコードを、通信手段を介して、請求項
    3の情報処理装置に通知し、 前記情報処理装置において、前記情報機器内の時刻シー
    ドに同期した時刻シードに基づいて、前記通知されたサ
    ービスコードから前記端末IDおよび前記サービスID
    を復号し、 前記情報処理装置において、前記復号したサービスID
    に対応するサービス処理を制御し、 前記情報処理装置において、前記復号した端末IDに基
    づいて、通信手段を介して前記情報機器に当該サービス
    処理の結果を通知することを特徴とする情報の代行処理
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記サービス処理の制御に際して、前記情報処理装置
    は、 前記復号したサービスIDが音声情報を必要とするサー
    ビスに該当する場合は、前記サービスコードの通知に使
    用された通信手段に音声通話可能な手段を接続すること
    を特徴とする情報の代行処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 前記サービスコードの通知に使用された通信手段は音声
    情報伝送可能な公衆網であることを特徴とする携帯型情
    報端末における情報の代行処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかにおいて、 前記情報機器にサービス処理の結果を通知するための通
    信手段は、当該サービス処理の結果を伝送する公衆網を
    含むことを特徴とする情報の代行処理方法。
JP2000280436A 2000-09-14 2000-09-14 情報の代行処理システム Pending JP2002092138A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000280436A JP2002092138A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 情報の代行処理システム
US09/953,381 US20020031229A1 (en) 2000-09-14 2001-09-12 Deputy information processing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000280436A JP2002092138A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 情報の代行処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002092138A true JP2002092138A (ja) 2002-03-29

Family

ID=18765276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000280436A Pending JP2002092138A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 情報の代行処理システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20020031229A1 (ja)
JP (1) JP2002092138A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1477908A1 (de) * 2003-05-14 2004-11-17 Wilfried Beck Kommunikationssystem sowie Verfahren zum verbesserten Nutzen eines elektrischen Gerätes
US7308250B2 (en) * 2004-03-16 2007-12-11 Broadcom Corporation Integration of secure identification logic into cell phone
US7162226B2 (en) * 2004-04-13 2007-01-09 Global Direct Management Corp. Method and system of advertising in a mobile communication system
FR2885246B1 (fr) * 2005-04-29 2007-06-15 Thales Sa Terminal nomade de transactions electroniques securise et systeme de transactions electroniques securise
FR3020535B1 (fr) * 2014-04-24 2020-02-21 Satcom1 Aps Systeme de communication a selection de services par la numerotation
CN108287724B (zh) * 2017-12-27 2021-09-07 杭州迈杰教育科技有限公司 教学控制器代码烧录方法、电子设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
US20020031229A1 (en) 2002-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190362099A1 (en) Information processing system, service providing apparatus and method, information processing apparatus and method, recording medium, and program
CN101330592A (zh) 内容观看系统、内容观看装置和观看许可装置
JPH09214486A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
EP1971907A2 (en) Systems and methods to provide availability indication
CN1259822A (zh) 集成视频、音频和移动无线电话技术的系统和方法
US6791904B1 (en) Method and apparatus to receive selected audio content
WO2002091191A1 (fr) Recepteur
JP3153213B1 (ja) 電話回線の制御委譲システム
JP4271491B2 (ja) 通信方法および認証装置
WO2008098128A1 (en) Systems and methods to facilitate searches
US20070165800A1 (en) Connection control apparatus, method, and program
JP4479109B2 (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2002092138A (ja) 情報の代行処理システム
JP2001256195A (ja) 情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体
JP2004234200A (ja) 情報視聴システム
US8477938B2 (en) Method and apparatus for authentication of portable electronic devices
JPH09116632A (ja) スケジュール通知装置
JP2002236655A (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2002244964A (ja) 情報供給システム、そのプログラムおよびそのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005286762A (ja) 放送記録システム、放送記録方法、記録要求プログラムおよび記録指示プログラム
JP2001258067A (ja) 無線データ配信装置、および、無線端末
US20100215156A1 (en) Structural data transmission method and system for interactive voice response system
JP2001326749A (ja) ベル音の提供システム及びその提供方法
JP2002027121A (ja) 携帯情報端末機による情報配信システム
WO2019069808A1 (ja) インターホン親機、情報端末、配信通知システム、配信システム、プログラム、及び制御方法