JP2002091897A - データコピー方法およびデータコピー用プログラムを記録したプログラム記録媒体 - Google Patents

データコピー方法およびデータコピー用プログラムを記録したプログラム記録媒体

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JP2002091897A JP2000278119A JP2000278119A JP2002091897A JP 2002091897 A JP2002091897 A JP 2002091897A JP 2000278119 A JP2000278119 A JP 2000278119A JP 2000278119 A JP2000278119 A JP 2000278119A JP 2002091897 A JP2002091897 A JP 2002091897A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストシステムの負荷軽減とインターフェー
スの使用率の半減。 【解決手段】 コピー元デバイスまたはコピー先デバイ
スの少なくとも一方に、ホストシステム1を経由せずに
自デバイスと他デバイスとの間でデータをコピーするデ
ータコピー機能を配備する。また、デバイスと対応させ
てデータコピー機能の有無を記憶した接続デバイス管理
ファイル103をホストシステム1内に設け、コピー指
示部104で生成されたコピー要求に含まれるコピー元
デバイスおよびコピー先デバイスの情報と接続デバイス
管理ファイル103に記憶されたデータコピー機能の有
無情報とに基いて、データコピー機能を備えたデバイス
を選択してコピー要求を発行する。この構成によりイン
ターフェース11上にコピーマネージャーを装備しなく
てもデバイス間でのデータコピーが可能となる。また、
データコピーの対象となるデバイス間で直にデータの遣
り取りが行われるので、ホストシステム1の負荷が軽減
されインターフェース11の使用率も半減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データコピー方
法、および、データコピー用プログラムを記録したプロ
グラム記録媒体の改良、特に、磁気ディスク,磁気テー
プ等のコンピュータ用補助記憶装置(デバイス)間でデ
ータのバックアップや二重化を行う際に必要とされるデ
ータの移送や複製のためのデータコピー方法、および、
データコピー用プログラムを記録したプログラム記録媒
体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のデータコピー方法は、例えば、
図9に示すような磁気ディスク2から磁気テープ3への
データのバックアップを例に取ると、一般的にバックア
ップ処理を制御するホストシステム1はコピー元のデー
タが格納されている磁気ディスク2からデータを読み出
し、このデータをコピー先である磁気テープ3に書き出
すことによって実現されている。
【0003】しかし、この方法ではコピーするデータを
一旦ホストシステム1に読み込むため、ホストシステム
1に負荷がかかり、データのコピーを実行している間、
ホストシステム1に対する他の処理要求が遅延する恐れ
がある。このようなデータのコピーにおいてはホストシ
ステム1では複製するデータを必要としているわけでは
なく、単に受け渡しを行っているだけであるにもかかわ
らず、ホストシステム1に負荷をかけていることにな
る。
【0004】そこで、ホストシステムにかかる負荷を軽
減するためのデータコピー方法が特開平06−2363
40で提案されている。これはデータのコピー元とコピ
ー先にデータ転送の相手を指示し、実際のデータの転送
は補助記憶装置間で行う方法で、これによりデータをホ
ストシステムに経由させることなく転送し、ホストの負
荷を軽減させようというものである。
【0005】また、近年、ストレージエリアネットワー
ク(Storage Area Netwark)というコンセプトが浸透
し、多くの補助記憶装置を直接あるいはスイッチなどを
経由してネットワークに接続し、複数のホストシステム
から複数の周辺装置を共有できるような構成を採る方法
が広まりつつある。このように、コンピュータのネット
ワーク化の進展に伴い、ホストシステムにおける他の処
理要求の遅延が影響を及ぼす範囲が広くなる一方で、処
理するデータ量は増加してきており、データのコピーを
行う際のホストシステムの負荷軽減の要求は益々強くな
っている。
【0006】前述の特開平06−236340と同様
に、ホストシステムの負荷軽減の要請に応えるため、デ
ータコピーを行う場合に、ホストシステムがデータを受
け渡さずにコピーを行う命令が既に規格でも提案されて
いる。例えば、SCSI-3規格ではExtended Copyコマンド
が規定されている。これは図10に示すように、同一イ
ンターフェースにコピー元である磁気ディスク2とコピ
ー先である磁気テープ3が接続されている構成を想定し
ている。しかし、図10の様な構成で磁気ディスク2か
ら磁気テープ3へのバックアップを行う場合には、ホス
トシステム1が磁気ディスク2からデータを読み出し、
このデータを磁気テープ3に書き出すことになり、前述
のようにホストシステム1がデータの受け渡しを行うこ
とになるので、ホストシステム1に相当な負荷がかか
る。
【0007】前述したホストシステムがデータを受け渡
さずに複製を行う命令は、データのコピー元とコピー先
を指示することによって、この命令を発行したホストシ
ステムにはデータを受け渡すことなく、データのコピー
を可能にするようになっている。この命令を受けてデー
タの複製を行う部分をコピーマネージャー(Copy Manag
er)と称しており、図11に示すようにホストシステム
1からの指示により、コピーマネージャー4が、コピー
元である磁気ディスク2からデータを読み出し、コピー
先である磁気テープ3に書き出す。これによってホスト
システム1の負荷を軽減させる方法がバックアップ制御
を行うソフトウェアで採用され始めている。
【0008】図15はコピーマネージャーを利用してデ
ータコピーを実現する場合に必要とされる機能の概略を
示したブロック図である。この機能ブロックは、図16
に示すような複数の磁気ディスク装置20〜23,磁気
テープ装置3,コピーマネージャー4が接続されたイン
ターフェース11に接続されたホストシステム1内に配
備されている。ここで、接続デバイス管理ファイル10
2は、インターフェース11に接続された磁気ディスク
装置などの周辺装置の装置タイプと識別ID(アドレス)
を管理するためのテーブルである。また、コピー指示部
104は、データコピー要求の発生元を意味しており、
具体的にはバックアップソフトウェアや各種のアプリケ
ーションプログラムである。
【0009】次に、図17のフローチャートと図15お
よび図16の概念図を参照してコピーマネージャーを利
用してデータコピーを行う場合の処理とデータの流れに
ついて説明する。
【0010】コピー指示部104で生成されたコピー要
求は「コピー元デバイス」,「コピー元のデータ領
域」,「コピーするデータ長」および「コピー先デバイ
ス」,「コピー先のデータ領域」といったデータをコピ
ーする上で必要な情報を生成した上で、接続デバイス管
理ファイル102の情報を元にコピーマネージャー4の
アドレスを検索し、コピーマネージャー4に対して前記
のコピーをするために必要な情報を送り、データのコピ
ーを指示する。
【0011】一例として、磁気ディスク20から磁気テ
ープ3へのバックアップを行う場合を考えると、この時
の処理の流れは図17のフローチャートのようになる。
コピー指示部104で生成されたコピー要求がコピーマ
ネージャー4に発行される(ステップ801/図16の
)。コピーマネージャー4はこの指示を解析し、コピ
ー元デバイス(磁気ディスク20)に対してコピー対象
領域のデータの読み出し命令を発行する(ステップ80
2)。同時にコピー先デバイス(磁気テープ3)に対し
てデータの書き込み命令を発行する(ステップ80
3)。続いて、コピーマネージャー4は、磁気ディスク
20から送られてくるデータを受け取り(ステップ80
4/図16の)、これを磁気テープ3に転送する(ス
テップ805/図16の)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このようにしてコピー
マネージャー4にコピー元とコピー先を指示することに
よってデータをコピーする方法は、図16に示すように
多くの補助記憶装置を直接ネットワークに接続して大量
のデータを磁気ディスク,磁気テープ間でコピー,移送
する場合にはホストシステムの負荷を軽減することがで
きる。しかし、図11および図16からも明らかなよう
に、データを記憶するための資源(磁気ディスク,磁気
テープなど)の他にコピーマネージャー4が必要にな
り、その分システムのコストアップにつながる。つま
り、実質的には、ホストシステムのデータコピーの負荷
を肩代わりするための代替システムとして、コピーマネ
ージャー4を同一インターフェースに接続しているに過
ぎない。
【0013】ただし、前述の規格で示されたコピーマネ
ージャー4は、図16のように独立した資源として存在
している必要はなく、同一インターフェース上の何処に
存在してもよく、また、指定されたコピー元からコピー
先へデータを転送する能力を持っていれば、磁気ディス
ク20〜23,磁気テープ3などの制御装置がコピーマ
ネージャー4の機能を担うことも可能である。
【0014】しかし、一般に、磁気ディスク20〜2
3,磁気テープ3などの制御装置は、通常は、図13に
示すように配下に位置する磁気ディスク,磁気テープと
いったホストシステムから直接認識される記憶資源とホ
ストシステムとの間のデータ転送制御を司るものである
のに対して、コピーマネージャーは、図14に示すよう
に、自らを含まない他のデバイス間でのデータ転送制御
を行うものである。このように、磁気ディスク20〜2
3,磁気テープ3などの制御装置とコピーマネージャー
の機能は全く異なるものである。従って、たとえコピー
マネージャーの機能を磁気ディスク20〜23,磁気テ
ープ3などの制御装置に持たせたとしても、単に、一つ
の装置に相異なる複数の機能を独立させて組み込むだけ
のことになり、開発コスト,製品コストの上昇を招く可
能性がある。
【0015】すなわち、独立したコピーマネージャーを
インターフェースに接続する場合でも、この機能を磁気
ディスク20〜23,磁気テープ3などの制御装置に持
たせる場合でも、ホストシステム1の負荷を軽減させる
ために、これを肩代わりさせる代替システムに相当する
ものを追加するだけで、ネットワーク上全体での負荷は
何ら変わっていないという問題がある。
【0016】さらに、図10と図11の比較からも分か
るように、コピー元からのデータの読み出しやコピー先
へのデータの書き出しを実行しているのがホストシステ
ム1であるのかコピーマネージャー4であるのかが相違
するだけであり、同じ量のデータをコピーする場合、イ
ンターフェース上では読み出しおよび書き込みの各々の
工程でデータが転送されるため(図16のとのデー
タの流れを参照)、何れの方法でもインターフェースの
使用率は全く変わらず、インターフェースの負荷は軽減
されないという欠点を含んでいる。
【0017】前述の特開平06−236340は、特定
の記憶資源と他の装置との間のデータ転送制御に限定し
てデータ転送を行う方式の一つを示したものであるが、
この方法はホストシステムに接続される補助記憶装置が
ある程度制限可能なメインフレームなど大型計算機を使
用したシステムでは採用可能であるが、近年増加してい
るオープンシステムでは、接続される周辺装置が必ずし
も周辺装置間でのデータ転送をサポートしているとは限
らないため、汎用のバックアップソフトウェアではコピ
ーマネージャーをシステムに含めることを前提とせざる
を得ず、その結果インターフェースの使用率の改善もで
きなかった。
【0018】
【発明の目的】そこで、本発明の主な目的は、前記従来
技術の欠点を解消し、磁気テープ制御装置,磁気ディス
ク制御装置などの開発負担を増すことなく、また、ホス
トシステムの負荷を肩代わりさせるための代替システム
を追加することなく、データコピーの際のホストシステ
ムの負荷軽減を図ることができ、さらにインターフェー
スの使用率(ビジー率)も半減させることのできるデー
タコピー方法、および、このデータコピー方法を実現す
るためのデータコピー用プログラムを記録したプログラ
ム記録媒体を提供することにある。
【0019】更に、本発明の他の目的は、オープンシス
テムなどでコピーマネージャーに相当するものを含める
場合でも、周辺装置間でのデータコピーやデータ転送を
サポートしている周辺装置が接続されていれば、この機
能を有効に活用し、インターフェースの使用率(ビジー
率)を低減させることのできるデータコピー方法、およ
び、このデータコピー方法を実現するためのデータコピ
ー用プログラムを記録したプログラム記録媒体を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のデータコピー方
法は、ホストシステムと複数のデバイスとを同一のイン
ターフェースを介して接続し、前記ホストシステム内で
生成されたコピー要求に基いて相異なるデバイス間でデ
ータをコピーするデータコピー方法であって、前記目的
を達成するため、特に、コピー元となるデバイスまたは
コピー先となるデバイスの少なくとも一方に前記ホスト
システムを経由せずに自デバイスと他デバイスとの間で
データをコピーするデータコピー機能を配備すると共
に、前記ホストシステム内には、前記各デバイスと対応
させて前記データコピー機能の有無を記憶した接続デバ
イス管理ファイルを設け、前記コピー要求に含まれるコ
ピー元デバイスおよびコピー先デバイスの情報と前記接
続デバイス管理ファイルに記憶されたデータコピー機能
の有無情報とに基いて、前記ホストシステムの内部処理
により前記データコピー機能を備えたデバイスを選択し
て前記コピー要求を発行するようにしたことを特徴とす
る構成を有する。
【0021】このような構成によれば、データのコピー
対象となる相異なるデバイスのうちデータコピー機能を
備えた方のデバイスにコピー要求が発行されることにな
るので、インターフェース上にコピーマネージャーを装
備しなくても簡単にデバイス間でのデータコピーが行え
るようになる。また、コピー対象となるデータは、デー
タのコピー対象となる2つのデバイス間で直に遣り取り
が行われるので、ホストシステムに対する負荷が軽減さ
れ、しかも、コピー対象となるデータをホストシステム
や他のデバイスに読み込ませてから改めて別のデバイス
に転送する場合に比べ、インターフェースの使用率(ビ
ジー率)を半減させることができる。更に、ここで必要
とされるデータコピー機能は自デバイスと他デバイスと
の間でのデータコピーを達成するだけのものでよく、配
下に位置するデバイスと特定の上位デバイスとの間でデ
ータのコピーを行う通常の磁気ディスクや磁気テープの
制御装置の機能と大きな違いはないため、このデータコ
ピー機能を磁気ディスクや磁気テープなどのデバイスに
一体的に組み込む際の磁気ディスクや磁気テープの制御
装置の開発も容易に行うことができる。
【0022】また、ホストシステムを経由せずにデバイ
ス間でのデータコピーを行うコピーマネージャーをイン
ターフェースに接続し、かつ、前記ホストシステムを経
由せずに自デバイスと他デバイスとの間でデータをコピ
ーするデータコピー機能を複数のデバイスの内の幾つか
に配備すると共に、前記ホストシステム内には、前記各
デバイスと対応させて前記データコピー機能の有無を記
憶した接続デバイス管理ファイルを設け、ホストシステ
ム内で生成されたコピー要求に含まれるコピー元デバイ
スおよびコピー先デバイスの情報と前記接続デバイス管
理ファイルに記憶されたデータコピー機能の有無情報と
に基いて、前記ホストシステムの内部処理により、前記
コピー元デバイスまたはコピー先デバイスの少なくとも
一方に前記データコピー機能が備えられていればデータ
コピー機能を備えたデバイスを選択して前記コピー要求
を発行する一方、何れのデバイスにもデータコピー機能
が備えられていなければ前記コピーマネージャーを選択
して前記コピー要求を発行するように構成してもよい。
【0023】このような構成によれば、データのコピー
対象となる相異なるデバイスのうち少なくともその一方
がデータコピー機能を備えていれば、デバイス間での直
接的なデータコピーが行われる。また、データのコピー
対象となる相異なるデバイスの何れにもデータコピー機
能が備えられていなければ、同一のインターフェース上
に接続されたコピーマネージャーを使用してデータのコ
ピー対象となる相異なるデバイス間で従来と同様にして
データコピーが行われることになる。結果として、コピ
ーマネージャーを使用したコピーが行われる確率が全体
として低くなるため、コピーマネージャーの機能のみに
依存した従来のデータコピー方法と比べてインターフェ
ースの使用率(ビジー率)を軽減することができ、ま
た、データコピー機能が備えられていないデバイスがコ
ピー元およびコピー先として選択された場合であって
も、従来と同様にしてデータのコピーが実行できるとい
ったメリットがある。
【0024】更に、ホストシステムを経由せずにデバイ
ス間でのデータコピーを行うコピーマネージャーをイン
ターフェースに接続し、かつ、前記ホストシステムを経
由せずに自デバイスと他デバイスとの間でデータをコピ
ーするデータコピー機能、または、自デバイスと他デバ
イスとの間でデータを転送するデータ転送機能を複数の
デバイスの内の幾つかに配備すると共に、前記ホストシ
ステム内には、前記各デバイスと対応させて前記データ
コピー機能の有無と前記データ転送機能の有無を記憶し
た接続デバイス管理ファイルを設け、ホストシステム内
で生成されたコピー要求に含まれるコピー元デバイスお
よびコピー先デバイスの情報と前記接続デバイス管理フ
ァイルに記憶されたデータコピー機能およびデータ転送
機能の有無情報とに基いて、前記ホストシステムの内部
処理により、前記コピー元デバイスまたはコピー先デバ
イスの少なくとも一方に前記データコピー機能が備えら
れていればデータコピー機能を備えたデバイスを選択し
て前記コピー要求を発行する一方、前記コピー元デバイ
スおよびコピー先デバイスに前記データ転送機能が備え
られていれば前記コピー元デバイスに読み出し命令を発
行すると共に前記コピー先デバイスに書き込み命令を発
行して前記コピー元デバイスおよびコピー先デバイスの
データ転送機能を起動してコピーを行わせ、また、前記
コピー元デバイスおよびコピー先デバイスにデータコピ
ー機能もデータ転送機能も備えられていなければ前記コ
ピーマネージャーを選択して前記コピー要求を発行する
ように構成することも可能である。
【0025】このような構成によれば、データのコピー
対象となる相異なるデバイスのうち少なくともその一方
がデータコピー機能を備えていれば、デバイス間での直
接的なデータコピーが行われる。また、データのコピー
対象となる相異なるデバイスの何れにもデータコピー機
能が備えられていず、データ転送機能のみが備えられて
いる場合には、前記コピー元デバイスに読み出し命令が
発行されると共に前記コピー先デバイスには書き込み命
令が発行され、コピー元デバイスとコピー先デバイスの
データ転送機能によってコピー元デバイスのデータがコ
ピー先デバイスに書き込まれる。更に、前記コピー元デ
バイスおよびコピー先デバイスにデータコピー機能もデ
ータ転送機能も備えられていなければ、同一のインター
フェース上に接続されたコピーマネージャーを使用して
データのコピー対象となる相異なるデバイス間で従来と
同様にしてデータコピーが行われることになる。結果と
して、コピーマネージャーを使用したコピーが行われる
確率が全体として低くなるため、コピーマネージャーの
機能のみに依存した従来のデータコピー方法と比べてイ
ンターフェースの使用率(ビジー率)を軽減することが
でき、また、データコピー機能やデータ転送機能が備え
られていないデバイスがコピー元およびコピー先として
選択された場合であっても、従来と同様にしてデータの
コピーが実行できるといったメリットがある。また、こ
こで必要とされるデータ転送機能は、データの転送先を
他のデバイスに指定する点を除き、配下に位置するデバ
イスと特定の上位デバイスとの間でデータのコピーを行
う通常の磁気ディスクや磁気テープの制御装置の機能と
全く同様であるため、このデータ転送機能を磁気ディス
クや磁気テープなどのデバイスに一体的に組み込む際の
磁気ディスクや磁気テープの制御装置の開発は極めて容
易である。
【0026】本発明のデータコピー用プログラムを記録
したプログラム記録媒体は、同一のインターフェースを
介して接続されたホストシステムと複数のデバイスとを
有し、コピー元となるデバイスまたはコピー先となるデ
バイスの少なくとも一方に前記ホストシステムを経由せ
ずに自デバイスと他デバイスとの間でデータをコピーす
るデータコピー機能を配備したシステム環境下におい
て、前記ホストシステム内で生成されたコピー要求に基
いて相異なるデバイス間でデータをコピーするためのデ
ータコピー用プログラムを記録したプログラム記録媒体
であって、前記データコピー用プログラムが、前記各デ
バイスと対応させて前記データコピー機能の有無を記憶
する接続デバイス管理ファイルを前記ホストシステムの
メモリ内に構築する管理ファイル生成プログラムと、前
記ホストシステム内で生成されたコピー要求に含まれる
コピー元デバイスおよびコピー先デバイスの情報と前記
接続デバイス管理ファイルに記憶されたデータコピー機
能の有無情報とに基いてデータコピー機能を備えたデバ
イスをコピー要求の発行先として選択するデバイス選択
プログラムと、選択されたデバイスに対してコピー要求
を発行するコピー要求発行プログラムとによって構成さ
れていることが特徴である。
【0027】このプログラム記録媒体をホストシステム
にインストールすることにより、管理ファイル生成プロ
グラムが起動し、ホストシステムのメモリ内に接続デバ
イス管理ファイルが構築される。この接続デバイス管理
ファイルに前記インターフェースに接続された各デバイ
スとそのデバイスのデータコピー機能の有無とを対応さ
せて記憶させる。ホストシステムにインストールされた
デバイス選択プログラムは、ホストシステム内で生成さ
れたコピー要求に含まれるコピー元デバイスおよびコピ
ー先デバイスの情報と前記接続デバイス管理ファイルに
記憶されたデータコピー機能の有無情報とに基いてデー
タコピー機能を備えたデバイスをコピー要求の発行先と
して選択する。また、ホストシステムにインストールさ
れたコピー要求発行プログラムは、デバイス選択プログ
ラムが選択したデバイスに対してコピー要求を発行す
る。
【0028】また、同一のインターフェースを介して接
続されたホストシステムと複数のデバイスとを有し、前
記ホストシステムを経由せずにデバイス間でのデータコ
ピーを行うコピーマネージャーを前記インターフェース
に接続し、かつ、前記ホストシステムを経由せずに自デ
バイスと他デバイスとの間でデータをコピーするデータ
コピー機能を前記複数のデバイスの内の幾つかに配備し
たシステム環境下において、前記ホストシステム内で生
成されたコピー要求に基いて相異なるデバイス間でデー
タをコピーする構成の場合、データコピー用プログラム
は、前記各デバイスと対応させて前記データコピー機能
の有無を記憶する接続デバイス管理ファイルを前記ホス
トシステムのメモリ内に構築する管理ファイル生成プロ
グラムと、前記ホストシステム内で生成されたコピー要
求に含まれるコピー元デバイスおよびコピー先デバイス
の情報と前記接続デバイス管理ファイルに記憶されたデ
ータコピー機能の有無情報とに基いて、前記コピー元デ
バイスまたはコピー先デバイスの少なくとも一方に前記
データコピー機能が備えられていればデータコピー機能
を備えたデバイスをコピー要求の発行先として選択する
一方、何れのデバイスにもデータコピー機能が備えられ
ていなければ前記コピーマネージャーをコピー要求の発
行先として選択するデバイス選択プログラムと、選択さ
れたデバイスに対してコピー要求を発行するコピー要求
発行プログラムとによって構成される。
【0029】このプログラム記録媒体をホストシステム
にインストールすることにより、管理ファイル生成プロ
グラムが起動し、ホストシステムのメモリ内に接続デバ
イス管理ファイルが構築される。この接続デバイス管理
ファイルに前記インターフェースに接続された各デバイ
スとそのデバイスのデータコピー機能の有無とを対応さ
せて記憶させる。ホストシステムにインストールされた
デバイス選択プログラムは、ホストシステム内で生成さ
れたコピー要求に含まれるコピー元デバイスおよびコピ
ー先デバイスの情報と前記接続デバイス管理ファイルに
記憶されたデータコピー機能の有無情報とに基いて、コ
ピー元デバイスまたはコピー先デバイスの少なくとも一
方に前記データコピー機能が備えられていればデータコ
ピー機能を備えたデバイスをコピー要求の発行先として
選択する一方、何れのデバイスにもデータコピー機能が
備えられていなければ前記コピーマネージャーをコピー
要求の発行先として選択する。そして、ホストシステム
にインストールされたコピー要求発行プログラムは、デ
バイス選択プログラムが選択したデバイスに対してコピ
ー要求を発行する。
【0030】更に、同一のインターフェースを介して接
続されたホストシステムと複数のデバイスとを有し、前
記ホストシステムを経由せずにデバイス間でのデータコ
ピーを行うコピーマネージャーを前記インターフェース
に接続し、かつ、前記ホストシステムを経由せずに自デ
バイスと他デバイスとの間でデータをコピーするデータ
コピー機能、または、自デバイスと他デバイスとの間で
データを転送するデータ転送機能を前記複数のデバイス
の内の幾つかに配備したシステム環境下において、前記
ホストシステム内で生成されたコピー要求に基いて相異
なるデバイス間でデータをコピーする構成の場合、デー
タコピー用プログラムは、前記各デバイスと対応させて
前記データコピー機能の有無と前記データ転送機能の有
無を記憶する接続デバイス管理ファイルを前記ホストシ
ステムのメモリ内に構築する管理ファイル生成プログラ
ムと、前記ホストシステム内で生成されたコピー要求に
含まれるコピー元デバイスおよびコピー先デバイスの情
報と前記接続デバイス管理ファイルに記憶されたデータ
コピー機能およびデータ転送機能の有無情報とに基い
て、前記コピー元デバイスまたはコピー先デバイスの少
なくとも一方に前記データコピー機能が備えられていれ
ばデータコピー機能を備えたデバイスをコピー要求の発
行先として選択する一方、前記コピー元デバイスおよび
コピー先デバイスに前記データ転送機能が備えられてい
れば前記コピー元デバイスおよびコピー先デバイスをコ
ピー要求の発行先として選択し、また、前記コピー元デ
バイスおよびコピー先デバイスにデータコピー機能もデ
ータ転送機能も備えられていなければ前記コピーマネー
ジャーをコピー要求の発行先として選択するデバイス選
択プログラムと、前記選択されたデバイスがデータコピ
ー機能を備えたデバイスあるいはコピーマネージャーで
ある場合にはこのデバイスに対してコピー要求を発行す
る一方、前記選択されたデバイスがデータ転送機能を備
えたデバイスである場合には前記コピー要求に代えてコ
ピー元デバイスに読み出し命令を発行すると共に前記コ
ピー先デバイスには書き込み命令を発行し、前記コピー
元デバイスおよびコピー先デバイスのデータ転送機能を
起動するコピー要求発行プログラムとによって構成され
る。
【0031】このプログラム記録媒体をホストシステム
にインストールすることにより、管理ファイル生成プロ
グラムが起動し、ホストシステムのメモリ内に接続デバ
イス管理ファイルが構築される。この接続デバイス管理
ファイルに前記インターフェースに接続された各デバイ
スとそのデバイスのデータコピー機能の有無およびデー
タ転送機能の有無を対応させて記憶させる。ホストシス
テムにインストールされたデバイス選択プログラムは、
ホストシステム内で生成されたコピー要求に含まれるコ
ピー元デバイスおよびコピー先デバイスの情報と前記接
続デバイス管理ファイルに記憶されたデータコピー機能
の有無情報とに基いて、コピー元デバイスまたはコピー
先デバイスの少なくとも一方に前記データコピー機能が
備えられていればデータコピー機能を備えたデバイスを
コピー要求の発行先として選択する一方、前記コピー元
デバイスおよびコピー先デバイスに前記データ転送機能
が備えられていれば前記コピー元デバイスおよびコピー
先デバイスをコピー要求の発行先として選択し、また、
前記コピー元デバイスおよびコピー先デバイスにデータ
コピー機能もデータ転送機能も備えられていなければ前
記コピーマネージャーをコピー要求の発行先として選択
する。そして、ホストシステムにインストールされたコ
ピー要求発行プログラムは、デバイス選択プログラムが
選択したデバイスがデータコピー機能を備えたデバイス
あるいはコピーマネージャーである場合にはこのデバイ
スに対してコピー要求を発行する一方、前記選択された
デバイスがデータ転送機能を備えたデバイスである場合
には、前記コピー要求に代えてコピー元デバイスに読み
出し命令を発行すると共に前記コピー先デバイスには書
き込み命令を発行し、前記コピー元デバイスおよびコピ
ー先デバイスのデータ転送機能を起動する。
【0032】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態として
のデータコピー方法を実現するための機能ブロック図を
示す。
【0033】なお、SCSI-3規格の定義によればコピーマ
ネージャーの機能、すなわち「何れかの装置からデータ
を読み出して何れかの装置にこのデータを書き込む機
能」をサードパーティコピー(Third Party Copy)と称
しており、「何れかの装置」とは自装置であっても、他
装置であっても構わないことになっている。しかし、こ
れから述べる実施形態の説明においては、サードパーテ
ィコピーという言葉は「自装置と他装置との間でデータ
をコピーする機能」に限定して使用するものとし、他装
置同士のデータコピーの機能は持たなくてもよいものと
する。このサードパーティコピーが、特許請求の範囲中
で規定されている「データコピー機能」である。
【0034】図1に示した機能ブロックは、図2に示す
ような複数の磁気ディスク装置20〜23,磁気テープ
装置3が接続されたインターフェース11に接続された
ホストシステム1内に配備されている。接続デバイス管
理ファイル103はインターフェース11に接続された
磁気ディスク装置などの周辺装置の装置タイプと識別ID
(アドレス)、および、各デバイスのサードパーティコ
ピー(データコピー機能)の有無など機能に関する情報
を管理するためのテーブルである。命令発行先選択部1
01はコピー指示部104で生成されたコピー指示を発
行すべきデバイスを選択するための手段であり、その実
体は、ホストシステム1にインストールされたデバイス
選択プログラムとコピー要求発行プログラムとによって
構成されている。コピー指示部104は、データコピー
要求の発生元を意味しており、従来と同様、具体的には
バックアップソフトウェアや各種のアプリケーションプ
ログラムである。本実施形態ではデータコピーの対象と
なるデバイス、すなわち、コピー元あるいはコピー先の
デバイスの何れか一方が必ずサードパーティコピー機能
(データコピー機能)を含んでいるものとする。
【0035】次に、図1,図2の概念図および図3,図
4のフローチャートを参照して、本実施形態のデータコ
ピー方法の動作とデータの流れについて説明する。
【0036】コピー指示部104で生成されたコピー要
求は従来例と同様に「コピー元デバイス」,「コピー元
のデータ領域」,「コピーするデータ長」および「コピ
ー先デバイス」,「コピー先のデータ領域」といったデ
ータをコピーする上で必要な情報を生成し、これを命令
発行先選択部101に発行する(ステップ601)。そ
の際、コピー指示部104は指示の発行先を指定しなく
てもいいし、また、従来のコピー方法との互換性を考慮
し、仮想的にコピーマネージャーが存在するものとして
コピーマネージャーに発行しても構わない。
【0037】命令発行先選択部101としてのデバイス
選択プログラムは、接続デバイス管理ファイル103の
情報を参照し、受け取った情報の内「コピー元デバイ
ス」,「コピー先デバイス」の何れかサードパーティコ
ピー機能(データコピー機能)を持っているデバイスを
コピー要求の発行先として選択する(ステップ60
2)。コピー要求の発行先の選択に関する判別処理は図
4に示す通りであり、コピー元デバイスがサードパーテ
ィコピー機能(データコピー機能)を持っていれば、こ
のコピー元デバイスがコピー要求の発行先として選択さ
れ、更に、コピー指示部104から受け取った「コピー
元デバイス」,「コピー元のデータ領域」,「コピーす
るデータ長」,「コピー先デバイス」,「コピー先のデ
ータ領域」の情報が「転送すべきデータ領域」,「転送
すべきデータ長」,「書き込み先デバイス」,「書き込
み先のデータ領域」の情報に置き換えられる(ステップ
500,ステップ501)。
【0038】また、コピー元デバイスがサードパーティ
コピー機能(データコピー機能)を持っていない場合、
つまり、コピー先デバイスがサードパーティコピー機能
(データコピー機能)を持っている場合には、このコピ
ー先デバイスがコピー要求の発行先として選択され、更
に、コピー指示部104から受け取った「コピー元デバ
イス」,「コピー元のデータ領域」,「コピーするデー
タ長」,「コピー先デバイス」,「コピー先のデータ領
域」の情報が「読み出し元デバイス」,「読み出し元の
データ領域」,「読み出すデータ長」,「受信データを
書き込むデータ領域」の情報に置き換えられる(ステッ
プ500,ステップ502)。
【0039】次いで、命令発行先選択部101としての
コピー要求発行プログラムは、前述したステップ602
の処理で選択されたデバイスがコピー元デバイスである
のかコピー先デバイスであるのかを判定し(ステップ6
03)、選択された方のデバイスに対してコピー命令を
発行する(ステップ604またはステップ607)。
【0040】例えば、「コピー元デバイス」がコピー命
令の発行先として選択された場合、つまり、ステップ6
03の判別結果が真となった場合には、「コピー元デバ
イス」に対してコピー命令が発行されることになる(ス
テップ604,図2の)。
【0041】この場合、コピー命令を受けたコピー元デ
バイス(磁気ディスク20)は指定された「書き込み先
デバイス」に対してWRITE命令を発行し(ステップ60
5)、「書き込み先のデータ領域」にデータを転送する
(ステップ606/図2の)。WRITE命令の発行機能
はコピー元デバイスのサードパーティコピー機能(デー
タコピー機能)に含まれている。
【0042】また、「コピー先デバイス」がコピー命令
の発行先として選択された場合、つまり、ステップ60
3の判別結果が偽となった場合には、「コピー先デバイ
ス」に対してコピー命令が発行され(ステップ60
7)、コピー命令を受けたコピー先デバイスが、指定さ
れた「読み出し元デバイス」に対してREAD命令を発行し
(ステップ608)、「読み出し元のデータ領域」から
データを読み出してコピー先デバイスにコピーする(ス
テップ609)。READ命令の発行機能はコピー先デバイ
スのサードパーティコピー機能(データコピー機能)に
含まれている。
【0043】このように、本実施形態のデータコピー方
法では接続デバイス管理ファイル103の情報を参照し
て命令発行先選択部101がサードパーティコピー機能
(データコピー機能)を持ったデバイスを選択してコピ
ー指示を発行するため、同一インターフェース内にコピ
ーマネージャーが存在しなくてもホストシステム1に負
荷をかけることなく、データのコピーが可能になる。
【0044】また、磁気ディスク,磁気テープ等の制御
装置に他装置と他装置の間のデータコピー機能を必要と
するコピーマネージャーの機能を搭載しなくてもよく、
自装置と他装置との間のデータ転送という、通常の補助
記憶装置に求められる機能で実現可能なため、システム
を構築するために高コストの周辺装置を採用する必要が
ない。
【0045】しかも、図16と図2との比較からも明ら
かなように、図16の従来のデータコピー方法ではイン
ターフェース上を転送されるデータが磁気ディスク20
からコピーマネージャー4への転送とコピーマネージ
ャー4から磁気テープ3への転送の都合2回行われる
のに対して、本実施形態のデータコピー方法(図2)で
は磁気ディスク20から磁気テープ3への転送の1回
だけで実現されている。このように、インターフェース
上を転送するデータの量が半分で済むということは、同
じ処理を行ってもインターフェースの使用率(ビジー
率)は半分で済むことを意味する。すなわち、同じデー
タ転送容量のインターフェースであっても2倍の処理能
力を持たせることができる。さらに、データ転送回数が
半分であるため、転送時に発生する可能性のあるパリテ
ィエラー、CRCエラーなどの転送障害も半減させること
ができるという効果がある。
【0046】なお、本実施形態ではインターフェースに
接続されている周辺装置を磁気ディスク,磁気テープな
どの補助記憶装置として扱っているが、データを受け取
る側はプリンタ,ディスプレイ装置などの出力,表示を
行うデバイスであっても構わない。
【0047】前述の実施形態ではインターフェース11
に接続されている周辺装置の内、コピー元あるいはコピ
ー先のデバイスが必ずサードパーティコピー機能(デー
タコピー機能)を有していることを前提として説明した
が、これは、接続される全てのデバイスがサードパーテ
ィコピー機能(データコピー機能)を持っていなければ
ならないということを意味するものではない。例えば前
述の実施形態の図2の構成で、データのコピーが行われ
るのが常に磁気ディスク20〜23から磁気テープ3へ
のデータバックアップ、または、磁気テープ3から磁気
ディスク20〜23へのリストアだけしか行われないの
であれば、磁気テープ3だけがサードパーティコピー機
能(データコピー機能)を持っていれば事足りる。
【0048】しかし、図2の構成で、仮に、インターフ
ェース11に接続されている磁気ディスク20〜23は
サードパーティコピー機能(データコピー機能)を持っ
ておらず、磁気テープ3だけがサードパーティコピー機
能(データコピー機能)を持っている場合には、サード
パーティコピー機能(データコピー機能)を持たない磁
気ディスク20〜23同士のデータコピーはできず、こ
れを行うためには、図16に示した従来の構成例と同様
に、他装置同士間でのデータコピーが可能なコピーマネ
ージャー4を含むことが必要になる。
【0049】次に、第2の実施形態として、図16のよ
うにコピーマネージャー4を含む構成で、本発明のデー
タコピー方法を適用した場合の動作について説明する。
【0050】ここでは、磁気ディスク20〜23はサー
ドパーティコピー機能(データコピー機能)を持ってお
らず、磁気テープ3だけがサードパーティコピー機能
(データコピー機能)を持っているものとする。この場
合の命令発行先選択部101の動作を図5のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0051】コピー指示部104で生成されたコピー要
求は最初に述べた実施形態の場合と同様に「コピー元デ
バイス」,「コピー元のデータ領域」,「コピーするデ
ータ長」および「コピー先デバイス」,「コピー先のデ
ータ領域」といったデータをコピーする上で必要な情報
を生成し、これを命令発行先選択部101に発行する。
【0052】このコピー要求のコピー元デバイスが磁気
テープ3で、しかも、コピー先デバイスが磁気ディスク
20〜23であった場合、すなわち磁気テープから磁気
ディスクへのリストア処理の場合にはステップ700の
判断でコピー元デバイスにサードパーティコピー機能
(データコピー機能)が含まれているため、コピー指示
部104から受け取った「コピー元デバイス」,「コピ
ー元のデータ領域」,「コピーするデータ長」,「コピ
ー先デバイス」,「コピー先のデータ領域」の情報を
「転送すべきデータ領域」,「転送すべきデータ長」,
「書き込み先デバイス」,「書き込み先のデータ領域」
の情報に置き換え(ステップ701)、磁気テープ3に
対してコピー命令を発行する。この場合の処理の流れは
図3に示すフローチャートの通りになる(ステップ60
4〜606)。
【0053】また、コピー指示部104から発行された
コピー要求のコピー元デバイスが磁気ディスク20〜2
3で、しかも、コピー先デバイスが磁気テープ3であっ
た場合、すなわち磁気ディスクから磁気テープへのセー
ブ(バックアップ)処理の場合には、ステップ700の
判断でコピー元デバイスである磁気ディスク20〜23
にはサードパーティコピー機能(データコピー機能)が
含まれていないため、コピー先デバイスの判定を行う
(ステップ702)。コピー先デバイスである磁気テー
プ3にはサードパーティコピー機能(データコピー機
能)が含まれているため、コピー指示部104から受け
取った「コピー元デバイス」,「コピー元のデータ領
域」,「コピーするデータ長」,「コピー先デバイ
ス」,「コピー先のデータ領域」の情報を「読み出し元
デバイス」,「読み出し元のデータ領域」,「読み出す
データ長」,「受信データを書き込むデータ領域」の情
報に置き換え(ステップ703)、磁気テープ3に対し
てコピー命令を発行する。この場合の処理の流れは図3
に示すフローチャートの通りになる(ステップ607〜
609)。
【0054】これに対し、コピー指示部104から発行
されたコピー要求のコピー元デバイスおよびコピー先デ
バイスが共に磁気ディスク20〜23であった場合に
は、ステップ700,ステップ702の何れの判断でも
サードパーティコピー(データコピー)ができないデバ
イスと判断されるため、命令発行先選択部101として
のデバイス選択プログラムはコピーマネージャー4をコ
ピー命令の発行先として選択し、命令発行先選択部10
1としてのコピー要求発行プログラムが、コピー指示部
104から受け取った情報をそのままコピーマネージャ
ー4に発行する(ステップ704)。
【0055】本実施形態では、図16と同様、システム
構成内にコピーマネージャー4が含まれていることが必
要であるが、これに本発明のデータコピー方法の構成要
素である命令発行先選択部101(デバイス選択プログ
ラム,コピー要求発行プログラム)と接続デバイス管理
ファイル103を加えることにより、コピー先またはコ
ピー元の何れかのデバイスがサードパーティコピー機能
(データコピー機能)を持っている場合には、コピーマ
ネージャー4によるコピー処理を行わないため、インタ
ーフェース11の使用率を低減させることができるとい
うメリットがある。
【0056】前述した各実施形態では、コピー先または
コピー元の何れかのデバイスにサードパーティコピー機
能(データコピー機能)を含んでいることを前提として
いる。
【0057】ここで、一般的に補助記憶装置に最低限求
められる機能は自装置内の記憶領域へのデータの書き込
み(WRITE)、および、読み出し(READ)である。これ
らの機能は、 ・「上位装置からの命令の受信」 ・「上位装置から自装置内記憶領域へのデータ受信」(W
RITE)、または、「自装置内記憶領域から上位装置への
データ送信」(READ) ・「上位装置への終了報告」 の3つの要素で構成されている。
【0058】これに対し、コピーマネージャーの機能
は、 ・「上位装置からの命令の受信」 ・「他装置からのデータ受信」 ・「他装置へのデータ送信」 ・「上位装置への終了報告」 の4つの要素で構成されている。
【0059】両者の機能を比較すると、補助記憶装置の
機能ではコピーマネージャーの機能にはない自装置内記
憶領域の指定という機能があるのに対し、コピーマネー
ジャーの機能では補助記憶装置の機能にはない他装置か
らのデータ受信および他装置へのデータ送信といった機
能があるといった点で両者の機能が大きく異なり、この
結果、補助記憶装置にコピーマネージャーの機能を搭載
しようとすると、従来からある補助記憶装置の機能に加
え、更に、「他装置からのデータ受信」および「他装置
へのデータ送信」という独立した2つの機能を搭載する
必要に迫られることになる。
【0060】しかし、前述した各実施形態でいうサード
パーティコピー機能(データコピー機能)とは、上位装
置からの命令によって自装置内の記憶領域と指定された
他装置の記憶領域との間でデータをコピーする機能であ
る。すなわち、 ・「上位装置からの命令の受信」 ・「他装置へのREAD命令の発行」(自装置がコピー先の
時)、または、「他装置へのWRITE命令の発行」(自装
置がコピー元の時) ・「他装置から自装置内記憶領域へのデータ受信」(自
装置がコピー先の時)、または、「自装置内記憶領域か
ら他装置へのデータ送信」(自装置がコピー元の時) ・「上位装置への終了報告」 の4つの要素で構成される。
【0061】これは、補助記憶装置に最低限求められる
READ/WRITE機能と比較して、他装置へのコピー命令の発
行という処理が追加されることと、データの転送相手が
上位装置ではなく他の補助記憶装置であることが異なる
だけで、従来の補助記憶装置の機能とほぼ同等の機能で
あり、補助記憶装置に搭載するのが困難な機能ではな
い。
【0062】前述した各実施形態でとりあげたデータコ
ピー方法は、この補助記憶装置に容易に搭載可能な機能
を使用してホストシステムに負荷を掛けることなくデー
タコピーを実行し、これによって独立したコピーマネー
ジャーの機能なしにデータコピーを実行しようとするも
のである。
【0063】さらに、補助記憶装置に容易に搭載可能な
機能として、サードパーティ転送(Third Party Transf
er)を使用することも可能である。これは、 ・「上位装置からの命令の受信」 ・「他装置から自装置内記憶領域へのデータ受信」(WRI
TE)、または、「自装置内記憶領域から他装置へのデー
タ送信」(READ) ・「上位装置への終了報告」 の3つの要素で構成されている。
【0064】これは、補助記憶装置に最低限求められる
READ/WRITE機能と比較して、データの転送相手が上位装
置ではなく、他の補助記憶装置であることを除き、従来
の補助記憶装置の機能と全く同等の機能であり、前述し
たサードパーティコピー機能(データコピー機能)と比
べても、補助記憶装置に搭載するには更に容易な機能で
ある。このサードパーティ転送機能が、特許請求の範囲
中で規定されている「データ転送機能」である。
【0065】次に、第3の実施形態として、このサード
パーティ転送の機能を利用した実施形態について説明す
る。この場合もホストシステム内に必要な構成要素は命
令発行先選択部101(デバイス選択プログラム,コピ
ー要求発行プログラム)と接続デバイス管理ファイル1
03だけであるが、接続デバイス管理ファイル103は
インターフェース11に接続されているデバイスの持つ
機能としてサードパーティコピー機能(データコピー機
能)の他、サードパーティ転送機能(データ転送機能)
の有無も管理しているものとする。
【0066】なお、サードパーティ転送機能(データ転
送機能)を使用する場合は、コピー元デバイスおよびコ
ピー先デバイスが共にサードパーティ転送機能(データ
転送機能)を持っていることが要求される。
【0067】ここでは、コピー元デバイスおよびコピー
先デバイスの両方がサードパーティコピー機能(データ
コピー機能)を持っておらず、サードパーティ転送機能
(データ転送機能)だけを持っている場合の処理動作に
ついて、図6,図7のフローチャートと図8の概念図を
参照して説明する。
【0068】コピー指示部104からのコピー要求を受
けた命令発行先選択部101は、コピー要求に含まれる
コピー元デバイスとコピー先デバイスの情報に基き、接
続デバイス管理ファイル103を参照して、適用すべき
データコピー方法を選択するための処理を行う(図6ス
テップ1001)。その処理内容の詳細を図7に示す。
【0069】ここではコピー元デバイスおよびコピー先
デバイスはサードパーティ転送機能(データ転送機能)
だけを持っていると想定しているためステップ900,
902の判断でサードパーティコピー機能(データコピ
ー機能)を持っていないと判断され、ステップ904で
両デバイスともサードパーティ転送機能(データ転送機
能)を持っているものと判断される(ステップ90
4)。
【0070】従って、デバイス選択プログラムおよびコ
ピー要求発行プログラムとしての命令発行先選択部10
1は、コピー要求の発行先としてコピー元デバイスとコ
ピー先デバイスとを選択した後、更に、コピー指示部1
04で生成されたデータをコピーする上で必要な情報、
つまり、コピー要求に含まれる情報を、コピー元デバイ
スに対するサードパーティ転送指定のREAD命令(読み出
し命令)とコピー先デバイスに対するサードパーティ転
送指定のWRITE命令(書き込み命令)とに置き換える
(ステップ905)。すなわち、コピー元デバイスに対
してはデータを読み出す領域,長さとデータの転送先デ
バイスを指定してサードパーティ転送を行うREAD命令発
行する(ステップ1002/図8の)。
【0071】また、コピー先デバイスに対してはデータ
を書き込む領域,長さとデータの受信元デバイスを指定
してサードパーティ転送を行うWRITE命令発行する(ス
テップ1003/図8の)。これによってコピー先デ
バイスおよびコピー先デバイスのサードパーティ転送機
能(データ転送機能)が起動され、コピー元デバイスと
コピー先デバイスとの間でデータ転送が行われてデータ
がコピーされる(ステップ1004)。
【0072】本実施形態では、図7のフローチャート
で、コピー先デバイスまたはコピー先デバイスにサード
パーティコピー機能(データコピー機能)がある場合に
は、サードパーティコピー機能(データコピー機能)が
優先的に使用されることになっているが(ステップ90
0〜ステップ903)、サードパーティコピー機能(デ
ータコピー機能)が使用される場合の処理に関しては第
1,第2の実施形態の場合と全く同じであるため、ここ
では説明を省略する。
【0073】また、ここでは、コピー元およびコピー先
の両デバイスが共にサードパーティ転送機能(データ転
送機能)を持っているという前提で説明したが、サード
パーティコピー機能(データコピー機能)およびサード
パーティ転送機能(データ転送機能)の何れも持たない
場合には、第2の実施形態の場合と同様に、システム内
にコピーマネージャー4が含まれる構成に読みかえ、コ
ピーマネージャー4を選択するようにすればよい(ステ
ップ906)。
【0074】また、ここでは、サードパーティコピー機
能(データコピー機能)を何れかのデバイスが持ってい
れば、この機能を優先して使用するように構成している
が(ステップ900〜ステップ903)、必ずしもサー
ドパーティコピー機能(データコピー機能)を優先的に
使用する必要はなく、サードパーティコピー機能(デー
タコピー機能)に代えてサードパーティ転送機能(デー
タ転送機能)を優先的に使用するように構成することも
可能である。
【0075】以上に説明したように、命令発行先選択部
101(デバイス選択プログラム,コピー要求発行プロ
グラム)と接続デバイス管理ファイル103を加えるこ
とにより、コピー先およびコピー元の両方のデバイスが
サードパーティ転送機能(データ転送機能)を持ってい
る場合には、既に述べたサードパーティコピー機能(デ
ータコピー機能)を使用した場合と同様に、コピーマネ
ージャー4を使用しなくても、ホストシステム1に負荷
を掛けることなくデータをコピーすることができ、イン
ターフェース11の使用率を低減させることができる。
【0076】以上の実施形態においては、既に、ホスト
システム1の内部に、命令発行先選択部101を構成す
るデバイス選択プログラムとコピー要求発行プログラム
がインストールされ、接続デバイス管理ファイル103
が構築されている状態で説明したが、これらのプログラ
ムはCD-ROMやフロッピー(登録商標)ディスク等をはじ
めとするプログラム記録媒体からホストシステム1にイ
ンストールされたものである。
【0077】また、接続デバイス管理ファイル103
は、デバイス選択プログラムやコピー要求発行プログラ
ムと共にインストールされた管理ファイル生成プログラ
ムの働きによってホストシステム1のメモリ内に生成さ
れたものである。接続デバイス管理ファイル103に対
する各デバイスのデバイスタイプや識別IDの登録、およ
び、各デバイス毎のサードパーティコピー機能の有無や
サードパーティ転送機能の有無の登録に関しては、ホス
トシステム1のマン・マシン・インターフェース(具体
的にはディスプレイやキーボード)を利用してオペレー
タが手動で行ってもよく、また、ホストシステム1の起
動時に実施される初期化処理等において、インターフェ
ース11に接続されているデバイスをホストシステム1
自体がが検索し、サードパーティコピー機能の有無やサ
ードパーティ転送機能の有無を検出して自動的に接続デ
バイス管理ファイル103に設定するようにしてもよ
い。
【0078】インストールされたデバイス選択プログラ
ムやコピー要求発行プログラム(命令発行先選択部10
1)によって実行される処理の内容、および、その処理
によって生じる作用効果に関しては既に述べた通りであ
る。
【0079】
【発明の効果】本発明のデータコピー方法は、コピー元
となるデバイスまたはコピー先となるデバイスの少なく
とも一方にホストシステムを経由せずに自デバイスと他
デバイスとの間でデータをコピーするデータコピー機能
を配備すると共に、ホストシステムの内部には、各デバ
イスと対応させてデータコピー機能の有無を記憶した接
続デバイス管理ファイルを設け、コピー要求に含まれる
コピー元デバイスおよびコピー先デバイスの情報と接続
デバイス管理ファイルに記憶されたデータコピー機能の
有無情報とに基いて、ホストシステムの内部処理により
データコピー機能を備えたデバイスを選択してコピー要
求を発行するようにしたので、インターフェース上にコ
ピーマネージャーを装備しなくても簡単にデバイス間で
のデータコピーを行うことができる。この際、コピー対
象となるデータは、データのコピー対象となる2つのデ
バイス間で直に遣り取りが行われるので、ホストシステ
ムに対する負荷が軽減され、しかも、コピー対象となる
データをホストシステムや他のデバイスに読み込ませて
から改めて別のデバイスに転送する場合に比べ、インタ
ーフェースの使用率(ビジー率)も半減させることがで
きる。しかも、ここで必要とされるデータコピー機能は
自デバイスと他デバイスとの間でのデータコピーを達成
するだけのものでよく、配下に位置するデバイスと特定
の上位デバイスとの間でデータのコピーを行う通常の磁
気ディスクや磁気テープの制御装置の機能と大きな違い
はないため、このデータコピー機能を磁気ディスクや磁
気テープなどのデバイスに一体的に組み込む際の磁気デ
ィスクや磁気テープの制御装置の開発も容易に行うこと
ができ、開発コストの上昇や製造コストの上昇を抑制す
ることができる。
【0080】また、コピーマネジャーを備えたシステム
環境下においては、コピーの対象となるコピー元デバイ
スまたはコピー先デバイスの少なくとも一方にデータコ
ピー機能が備えられていればデータコピー機能を備えた
デバイスを選択してコピー要求を発行する一方、何れの
デバイスにもデータコピー機能が備えられていない場合
にだけコピーマネージャーを選択してコピー要求を発行
するようにしたので、コピーマネージャーを使用したコ
ピーが行われる確率を全体として低くすることができ、
コピーマネージャーの機能のみに依存した従来のデータ
コピー方法と比べてインターフェースの使用率(ビジー
率)を軽減することができる。また、データコピー機能
が備えられていないデバイスがコピー元およびコピー先
として選択された場合であっても、従来と同様にしてデ
ータのコピーが実行できるといったメリットがある。
【0081】更に、自デバイスと他デバイスとの間でデ
ータを転送するデータ転送機能を幾つかのデバイスに配
備して、各デバイスに対応させてデータコピー機能の有
無とデータ転送機能の有無を記憶した接続デバイス管理
ファイルを設け、コピー元デバイスまたはコピー先デバ
イスの少なくとも一方にデータコピー機能が備えられて
いればデータコピー機能を備えたデバイスを選択してコ
ピー要求を発行する一方、コピー元デバイスおよびコピ
ー先デバイスにデータ転送機能が備えられていればコピ
ー元デバイスに読み出し命令を発行すると共にコピー先
デバイスに書き込み命令を発行してコピー元デバイスお
よびコピー先デバイスのデータ転送機能を起動してコピ
ーを行わせ、また、コピー元デバイスおよびコピー先デ
バイスにデータコピー機能もデータ転送機能も備えられ
ていなければコピーマネージャーを選択してコピー要求
を発行するようにしたので、コピーマネージャーを使用
したコピーが行われる確率を全体として低くすることが
でき、コピーマネージャーの機能のみに依存した従来の
データコピー方法と比べてインターフェースの使用率
(ビジー率)を軽減することができる。また、データコ
ピー機能やデータ転送機能が備えられていないデバイス
がコピー元およびコピー先として選択された場合であっ
ても、従来と同様にしてデータのコピーが実行できる。
しかも、ここで必要とされるデータ転送機能は、データ
の転送先を他のデバイスに指定する点を除き、配下に位
置するデバイスと特定の上位デバイスとの間でデータの
コピーを行う通常の磁気ディスクや磁気テープの制御装
置の機能と全く同様であるため、このデータ転送機能を
磁気ディスクや磁気テープなどのデバイスに一体的に組
み込む際の磁気ディスクや磁気テープの制御装置の開発
が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】データコピー機能を利用した一実施形態のデー
タコピー方法を実現するために必要とされる機能の概略
を示したブロック図である。
【図2】同実施形態のデータコピー方法を適用した場合
のデータの流れついて示した概念図である。
【図3】同実施形態のデータコピー方法を実現するため
に必要とされる処理の概略について示したフローチャー
トである。
【図4】同実施形態のデータコピー方法を実現するため
に必要とされる処理の一部を取り出して示したフローチ
ャートである。
【図5】コピーマネージャーを含む構成下でデータコピ
ー機能を利用したデータコピー方法を適用した第2実施
形態の処理の概略について示したフローチャートであ
る。
【図6】コピーマネージャーを含む構成下でデータコピ
ー機能とデータ転送機能を利用したデータコピー方法を
適用した第3実施形態の処理の概略について示したフロ
ーチャートである。
【図7】同実施形態のデータコピー方法を実現するため
に必要とされる処理の一部を取り出して示したフローチ
ャートである。
【図8】同実施形態のデータコピー方法を適用した場合
のデータの流れついて示した概念図である。
【図9】磁気ディスクと磁気テープを例にとってデータ
のバックアップを示した概念図である(従来例)。
【図10】SCSI-3規格のExtended Copyコマンドによる
データコピーについて示した概念図である(従来例)。
【図11】コピーマネージャーを配備した場合のデータ
コピーについて示した概念図である(従来例)。
【図12】コピーマネージャーを配備して多数のデバイ
ス間でデータコピーを行う場合について示した概念図で
ある(従来例)。
【図13】磁気ディスクや磁気テープの制御装置による
データコピー機能を示した概念図である(従来例)。
【図14】コピーマネージャーの機能について示した概
念図である(従来例)。
【図15】コピーマネージャーを利用してデータコピー
を実現する場合に必要とされる機能の概略を示したブロ
ック図である(従来例)。
【図16】コピーマネージャーを配備して多数のデバイ
ス間でデータコピーを行う場合について示した概念図で
ある。
【図17】コピーマネージャーを利用してデータコピー
を行う場合の処理の概略を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ホストシステム 2 磁気ディスク 3 磁気テープ 4 コピーマネージャー 11 インターフェース 20〜23 磁気ディスク 101 命令発行先選択部(デバイス選択プログラム,
コピー要求発行プログラム) 102 接続デバイス管理ファイル(従来例) 103 接続デバイス管理ファイル 104 コピー指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 FA01 FA06 FB04 GC01 GD17 GD45 5B065 CA14 CA19 CC08 CE22 CE23 EA33 5D110 AA02 AA13 BB23 BB29 DA04 DA08 DB03 DB18 DC05 DC15 DE06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステムと複数のデバイスとを同
    一のインターフェースを介して接続し、前記ホストシス
    テム内で生成されたコピー要求に基いて相異なるデバイ
    ス間でデータをコピーするデータコピー方法であって、 コピー元となるデバイスまたはコピー先となるデバイス
    の少なくとも一方に前記ホストシステムを経由せずに自
    デバイスと他デバイスとの間でデータをコピーするデー
    タコピー機能を配備すると共に、前記ホストシステム内
    には、前記各デバイスと対応させて前記データコピー機
    能の有無を記憶した接続デバイス管理ファイルを設け、
    前記コピー要求に含まれるコピー元デバイスおよびコピ
    ー先デバイスの情報と前記接続デバイス管理ファイルに
    記憶されたデータコピー機能の有無情報とに基いて、前
    記ホストシステムの内部処理により前記データコピー機
    能を備えたデバイスを選択して前記コピー要求を発行す
    るようにしたことを特徴とするデータコピー方法。
  2. 【請求項2】 ホストシステムと複数のデバイスとを同
    一のインターフェースを介して接続し、前記ホストシス
    テム内で生成されたコピー要求に基いて相異なるデバイ
    ス間でデータをコピーするデータコピー方法であって、 前記ホストシステムを経由せずにデバイス間でのデータ
    コピーを行うコピーマネージャーを前記インターフェー
    スに接続し、かつ、前記ホストシステムを経由せずに自
    デバイスと他デバイスとの間でデータをコピーするデー
    タコピー機能を前記複数のデバイスの内の幾つかに配備
    すると共に、前記ホストシステム内には、前記各デバイ
    スと対応させて前記データコピー機能の有無を記憶した
    接続デバイス管理ファイルを設け、前記コピー要求に含
    まれるコピー元デバイスおよびコピー先デバイスの情報
    と前記接続デバイス管理ファイルに記憶されたデータコ
    ピー機能の有無情報とに基いて、前記ホストシステムの
    内部処理により、前記コピー元デバイスまたはコピー先
    デバイスの少なくとも一方に前記データコピー機能が備
    えられていればデータコピー機能を備えたデバイスを選
    択して前記コピー要求を発行する一方、何れのデバイス
    にもデータコピー機能が備えられていなければ前記コピ
    ーマネージャーを選択して前記コピー要求を発行するよ
    うにしたことを特徴とするデータコピー方法。
  3. 【請求項3】 ホストシステムと複数のデバイスとを同
    一のインターフェースを介して接続し、前記ホストシス
    テム内で生成されたコピー要求に基いて相異なるデバイ
    ス間でデータをコピーするデータコピー方法であって、 前記ホストシステムを経由せずにデバイス間でのデータ
    コピーを行うコピーマネージャーを前記インターフェー
    スに接続し、かつ、前記ホストシステムを経由せずに自
    デバイスと他デバイスとの間でデータをコピーするデー
    タコピー機能、または、自デバイスと他デバイスとの間
    でデータを転送するデータ転送機能を前記複数のデバイ
    スの内の幾つかに配備すると共に、前記ホストシステム
    内には、前記各デバイスと対応させて前記データコピー
    機能の有無と前記データ転送機能の有無を記憶した接続
    デバイス管理ファイルを設け、前記コピー要求に含まれ
    るコピー元デバイスおよびコピー先デバイスの情報と前
    記接続デバイス管理ファイルに記憶されたデータコピー
    機能およびデータ転送機能の有無情報とに基いて、前記
    ホストシステムの内部処理により、前記コピー元デバイ
    スまたはコピー先デバイスの少なくとも一方に前記デー
    タコピー機能が備えられていればデータコピー機能を備
    えたデバイスを選択して前記コピー要求を発行する一
    方、前記コピー元デバイスおよびコピー先デバイスに前
    記データ転送機能が備えられていれば前記コピー元デバ
    イスに読み出し命令を発行すると共に前記コピー先デバ
    イスには書き込み命令を発行して前記コピー元デバイス
    およびコピー先デバイスのデータ転送機能を起動してコ
    ピーを行わせ、また、前記コピー元デバイスおよびコピ
    ー先デバイスにデータコピー機能もデータ転送機能も備
    えられていなければ前記コピーマネージャーを選択して
    前記コピー要求を発行するようにしたことを特徴とする
    データコピー方法。
  4. 【請求項4】 同一のインターフェースを介して接続さ
    れたホストシステムと複数のデバイスとを有し、コピー
    元となるデバイスまたはコピー先となるデバイスの少な
    くとも一方に前記ホストシステムを経由せずに自デバイ
    スと他デバイスとの間でデータをコピーするデータコピ
    ー機能を配備したシステム環境下において、前記ホスト
    システム内で生成されたコピー要求に基いて相異なるデ
    バイス間でデータをコピーするためのデータコピー用プ
    ログラムを記録したプログラム記録媒体であって、 前記データコピー用プログラムは、前記各デバイスと対
    応させて前記データコピー機能の有無を記憶する接続デ
    バイス管理ファイルを前記ホストシステムのメモリ内に
    構築する管理ファイル生成プログラムと、前記ホストシ
    ステム内で生成されたコピー要求に含まれるコピー元デ
    バイスおよびコピー先デバイスの情報と前記接続デバイ
    ス管理ファイルに記憶されたデータコピー機能の有無情
    報とに基いてデータコピー機能を備えたデバイスをコピ
    ー要求の発行先として選択するデバイス選択プログラム
    と、選択されたデバイスに対してコピー要求を発行する
    コピー要求発行プログラムとによって構成されているこ
    とを特徴とするプログラム記録媒体。
  5. 【請求項5】 同一のインターフェースを介して接続さ
    れたホストシステムと複数のデバイスとを有し、前記ホ
    ストシステムを経由せずにデバイス間でのデータコピー
    を行うコピーマネージャーを前記インターフェースに接
    続し、かつ、前記ホストシステムを経由せずに自デバイ
    スと他デバイスとの間でデータをコピーするデータコピ
    ー機能を前記複数のデバイスの内の幾つかに配備したシ
    ステム環境下において、前記ホストシステム内で生成さ
    れたコピー要求に基いて相異なるデバイス間でデータを
    コピーするためのデータコピー用プログラムを記録した
    プログラム記録媒体であって、 前記データコピー用プログラムは、前記各デバイスと対
    応させて前記データコピー機能の有無を記憶する接続デ
    バイス管理ファイルを前記ホストシステムのメモリ内に
    構築する管理ファイル生成プログラムと、前記ホストシ
    ステム内で生成されたコピー要求に含まれるコピー元デ
    バイスおよびコピー先デバイスの情報と前記接続デバイ
    ス管理ファイルに記憶されたデータコピー機能の有無情
    報とに基いて、前記コピー元デバイスまたはコピー先デ
    バイスの少なくとも一方に前記データコピー機能が備え
    られていればデータコピー機能を備えたデバイスをコピ
    ー要求の発行先として選択する一方、何れのデバイスに
    もデータコピー機能が備えられていなければ前記コピー
    マネージャーをコピー要求の発行先として選択するデバ
    イス選択プログラムと、選択されたデバイスに対してコ
    ピー要求を発行するコピー要求発行プログラムとによっ
    て構成されていることを特徴とするプログラム記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 同一のインターフェースを介して接続さ
    れたホストシステムと複数のデバイスとを有し、前記ホ
    ストシステムを経由せずにデバイス間でのデータコピー
    を行うコピーマネージャーを前記インターフェースに接
    続し、かつ、前記ホストシステムを経由せずに自デバイ
    スと他デバイスとの間でデータをコピーするデータコピ
    ー機能、または、自デバイスと他デバイスとの間でデー
    タを転送するデータ転送機能を前記複数のデバイスの内
    の幾つかに配備したシステム環境下において、前記ホス
    トシステム内で生成されたコピー要求に基いて相異なる
    デバイス間でデータをコピーするためのデータコピー用
    プログラムを記録したプログラム記録媒体であって、 前記データコピー用プログラムは、前記各デバイスと対
    応させて前記データコピー機能の有無と前記データ転送
    機能の有無を記憶する接続デバイス管理ファイルを前記
    ホストシステムのメモリ内に構築する管理ファイル生成
    プログラムと、前記ホストシステム内で生成されたコピ
    ー要求に含まれるコピー元デバイスおよびコピー先デバ
    イスの情報と前記接続デバイス管理ファイルに記憶され
    たデータコピー機能およびデータ転送機能の有無情報と
    に基いて、前記コピー元デバイスまたはコピー先デバイ
    スの少なくとも一方に前記データコピー機能が備えられ
    ていればデータコピー機能を備えたデバイスをコピー要
    求の発行先として選択する一方、前記コピー元デバイス
    およびコピー先デバイスに前記データ転送機能が備えら
    れていれば前記コピー元デバイスおよびコピー先デバイ
    スをコピー要求の発行先として選択し、また、前記コピ
    ー元デバイスおよびコピー先デバイスにデータコピー機
    能もデータ転送機能も備えられていなければ前記コピー
    マネージャーをコピー要求の発行先として選択するデバ
    イス選択プログラムと、前記選択されたデバイスがデー
    タコピー機能を備えたデバイスあるいはコピーマネージ
    ャーである場合にはこのデバイスに対してコピー要求を
    発行する一方、前記選択されたデバイスがデータ転送機
    能を備えたデバイスである場合には前記コピー要求に代
    えてコピー元デバイスに読み出し命令を発行すると共に
    前記コピー先デバイスには書き込み命令を発行し、前記
    コピー元デバイスおよびコピー先デバイスのデータ転送
    機能を起動するコピー要求発行プログラムとによって構
    成されていることを特徴とするプログラム記録媒体。
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