JP2000347811A - ダイレクトバックアップ方法および記憶装置システム - Google Patents

ダイレクトバックアップ方法および記憶装置システム

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JP2000347811A
JP2000347811A JP11153386A JP15338699A JP2000347811A JP 2000347811 A JP2000347811 A JP 2000347811A JP 11153386 A JP11153386 A JP 11153386A JP 15338699 A JP15338699 A JP 15338699A JP 2000347811 A JP2000347811 A JP 2000347811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バックアップを行う際に、ホストコンピュータ
のコピーコマンド発行回数を削減するとともに、バック
アップ時間を短縮する。 【解決手段】あらかじめユーザボリュームを二重化して
おき、バックアップ時にはペアを分割した後、セカンダ
リボリュームからテープ装置へ、ファイル全体をバック
アップするコピーコマンドを発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータバックアップ
方法に関するものであり、特にホストコンピュータ上で
動作するアプリケーションプログラムのI/O処理を中
断することなしに、ディスクシステムからバックアップ
媒体へホストコンピュータを介することなくバックアッ
プする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バックアップはシステム障害、人為的ミ
ス、災害などからデータを保護するために必要である。
一般的なユーザでは、日に一度、あるいは週に一度、夜
間にオンライン業務を停止してバックアップを行ってい
る。ところが近年では、企業のグローバル化や顧客に対
するサービス向上のために、オンライン業務の無停止化
に対する要求が高まっていて、バックアップに割くこと
のできる時間はますます短くなっている。この要求にこ
たえるために、Legato社ホワイトペーパー"Legato NetW
orkerfor EMC Symmetrix Installation and Administra
tion Guide"(www.legato.comより入手)に開示されてい
る従来技術が知られている。本従来技術では、図12に
示すように、ユーザデータを格納しており、オンライン
業務に使用しているユーザボリューム6aのコピーをセ
カンダリボリューム6bに格納する。バックアップを行
わないときは、データはユーザボリューム6aとセカン
ダリボリューム6bに二重化して格納されている。バッ
クアップを行う際には、ホストコンピュータ2aはその
キャッシュメモリに格納されたダーティデータ(ボリュ
ーム6aへ未反映のデータ)をフラッシュした後、ディ
スクシステム1に対してペア分割要求を発行する。この
要求をディスクシステム1が受領すると、ユーザボリュ
ーム6aに対するホストコンピュータ2aからの更新
を、セカンダリボリューム6bへ反映するのを中断する
ことによって、セカンダリボリューム6bのデータを凍
結する。その後ホストコンピュータ2bはセカンダリボ
リューム6bからデータを読出し、テープ装置等へデー
タをバックアップする。このバックアップ方法の利点
は、ダーティデータが全てセカンダリボリューム6bに
反映された時点で凍結されるので、無矛盾なデータのバ
ックアップが取得できること、およびペア分割処理は非
常に短時間で完了するので、オンライン処理を中断する
必要がないことである。なお、バックアップ処理が完了
すると、ホストコンピュータ2aは再同期コマンドを発
行して、ユーザボリューム6aとセカンダリボリューム
6bを再び二重化状態にもどす。
【0003】このように、ある一点時点の凍結データを
スナップショットと呼ぶ。スナップショットを取得する
他の方法として、Legato社ホワイトペーパー"Celestra
Architecture for Serverless Backups" および"Celest
ra Block Copy Interface Specification" (ともにwww.
iguard.comより取得可能)に開示された従来技術が知ら
れている。この様子を図2を使って説明する。本従来技
術では、通称CCOPYコマンドと呼ばれるボリューム
から他のボリュームへ、あるいはボリュームからテープ
装置へデータをコピーするコマンドを使用する。ホスト
コンピュータ2aはバックアップ取得処理に先立って、
ダーティデータをフラッシュして、ユーザボリューム6
aへデータを書出す。その後CCOPYコマンドを使用
して、ユーザボリューム6aからワークボリューム6c
へデータをコピーする。ホストコンピュータ2a上で走
行するアプリケーションプログラムが未コピーのデータ
へライトしようとすると、コピープログラムはそれを検
出し、CCOPYコマンドを使用して、ライト対象のブ
ロックをワークボリューム6cへコピーする。以上の処
理により、バックアップ取得処理開始時点のデータがワ
ークボリューム6c上に得られることになる。その後C
COPYコマンドを使用して、データをワークボリュー
ム6cからテープ装置3へバックアップする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】タイムアウトによって
アプリケーションプログラムがハングするのを防止した
り、オンライン処理の待ち時間を小さくためには、アプ
リケーションプログラムが待たされる時間を最小にする
必要がある。Legato社ホワイトペーパー"Celestra Arch
itecture for Serverless Backups" および"Celestra B
lock Copy Interface Specification" (ともにwww.igua
rd.comより取得可能)に開示された従来技術だと、アプ
リケーションプログラムが未コピーの領域へライトしよ
うとすると、コピーが完了するまでライト処理が待たさ
れる。ユーザボリューム6aの全データをワークボリュ
ーム6cに一度にコピーしようとすると、全データのコ
ピーが完了するまでアプリケーションプログラムが待た
されることになってしまう。これを避けるためには、コ
ピー対象のデータを少しずつワークボリューム6cにコ
ピーしていく必要がある。このように少しずつコピーし
ていった場合、一つのCCOPYコマンドでバックアッ
プ対象データの部分領域のコピーを行うので、コピーコ
マンドの発行回数が多くなる。この様子を図2の例を用
いてさらに説明する。バックアップ対象のデータが領域
1から領域5より構成されるとする。ここで領域1から
領域5をユーザボリューム6aからワークボリューム6
cへコピーするよう、一つのCCOPYコマンドにより
要求したとする。その後、アプリケーションから領域3
に対するライト要求が発生すると、領域1から領域5ま
でのコピーが完了するまでこのライト要求は待たされ
る。
【0005】一方で、今度は各領域毎に一個のCCOP
Yコマンドを発行する場合を考える。例えば領域1のコ
ピーを要求した後、アプリケーションプログラムから領
域3のライト要求が発生したとする。この場合、やはり
領域1のコピーが完了するまでライト要求は待たされる
が、前述のケースと比べると待ち時間は大幅に短縮でき
る。反面、CCOPYコマンドの発行回数が多くなり、
ホストコンピュータのI/O発行負荷が大きくなる欠点
がある。
【0006】以上から本発明における第一の目的は、C
COPY処理における上記の背反する事象を解決する、
すなわちアプリケーションプログラムのライト処理待ち
時間を最小にするとともに、CCOPYコマンドの発行
回数を最小にして、ホストコンピュータのI/O発行負
荷を低減することにある。
【0007】さらにこの従来技術では、バックアップを
行うために、データをユーザボリューム6aからワーク
ボリューム6cへコピーした後、テープ装置3へバック
アップを行うため、バックアップを完了するまでに時間
がかかる。
【0008】以上から本発明における第二の目的は、バ
ックアップ時のワークボリューム6cへのデータコピー
を無くして、バックアップ時間を短縮することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ホストコンピュータはペア分割コマンド
に続いて、分割したボリューム上に格納されたバックア
ップ対象の全データをバックアップするCCOPYコマ
ンドを、セカンダリボリューム6bに対して発行する手
段を有する。一方、ディスクシステムはペア分割コマン
ドを受領すると、指定されたボリュームペアを分割する
手段、およびCCOPYコマンドを受領すると、、指定
されたブロック17をセカンダリボリューム6bからテ
ープ装置3へ直接バックアップする手段を有する。ペア
分割時点でセカンダリボリューム6b上のデータは凍結
される。このため、ホストコンピュータは一つのCCO
PYコマンドで、セカンダリボリューム6b上に凍結さ
れたバックアップ対象の全データをバックアップするよ
う指示できる。つまり、CCOPYコマンドは一度だけ
発行すれば良く、コマンド発行回数が削減できる。さら
に従来技術で説明したように、ペア分割後はユーザボリ
ューム6aに対するアクセスと、セカンダリボリューム
からのバックアップ処理は平行して行えるので、アプリ
ケーションプログラムがCCOPYの完了を待つ必要は
なく、アプリケーションのライトI/O待ち時間を最小
にすることができる。さらにペア分割処理は非常に短い
時間で終了し、セカンダリボリューム6bからテープ装
置3へバックアップを行えるので、従来のワークボリュ
ーム6cを使ったやり方に比べて、バックアップ時間を
短縮することができる。
【0010】一方、ディスクシステム1は、上記手段に
加えて、CCOPYコマンドを受領した時に、指定され
たセカンダリボリューム6bが分割済みかどうかを判定
する手段、および分割済みならばセカンダリボリューム
6bからテープ装置3へバックアップを行い、分割済み
でなければホストコンピュータ2へエラーを報告する手
段を設ける。これらの手段により、ホストコンピュータ
2が分割コマンドを発行せず、誤ってCCOPYコマン
ドのみを発行した場合でも、矛盾のあるデータのバック
アップが取得されることはない。
【0011】本発明では、コマンド発行回数をさらに削
減するために、ディスクシステム1がCCOPYコマン
ドを受領すると、ペア分割、バックアップ、ペア統合の
一連の処理を行う手段を有する。ここでペア統合とは、
ペア分割中に発生した書き込みを差分管理しておき、こ
の情報に基づいて差分データをユーザボリューム6aか
らセカンダリボリューム6bへ反映して、再び二重化状
態へ復帰させることである。この手段により、ホストコ
ンピュータ2のコマンド発行回数をさらに削減すること
ができるとともに、ホストコンピュータがペアの状態を
意識する必要がなくなるので、管理が単純化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を用いて本発明の概要につい
て説明する。ディスクシステム1には、ユーザボリュー
ム6aとセカンダリボリューム6bが存在し、これらは
あらかじめ二重化されている。これをペアボリューム2
0と呼ぶ。ホストコンピュータ2からユーザボリューム
6aに対して更新が行われると、更新データをセカンダ
リボリューム6bに反映することにより、二重化状態が
保たれる。ボリューム6は複数の固定長のブロック17
より構成されていて、ブロック17はボリューム6内で
一意に番号付けされている。ボリューム6には一個以上
のファイル18が格納されていて、ファイル18は一個
以上のブロック17により構成されている。ファイル1
8とは、ホスト2上で走行するプログラムが認識してい
る論理的なアクセス単位である。図の例のように、ファ
イル18にはボリューム6上で連続したブロック17が
割当てられるとは限らない。バックアップはファイル1
8単位に実行される。ホストコンピュータ2がペア分割
コマンドをディスクシステム1に対して発行すると、二
重化状態は解除される。つまり、ユーザボリューム6a
に対する以降の更新はセカンダリボリューム6bに反映
されなくなり、セカンダリボリューム6b上のデータは
その時点で凍結される。
【0013】その後、ホストコンピュータ2はバックア
ップを行うセカンダリボリューム6bからテープ装置3
へのコピーコマンドを発行する。この際、コピーコマン
ドのパラメータとして、バックアップ対象のファイル1
8を構成する全てのブロック17をコピーするよう指示
する。すると、ディスクシステム1は指示されたブロッ
ク17bをテープ装置3にコピーする。
【0014】セカンダリボリューム6bからテープ装置
3へのコピー実行中でも、ホストコンピュータ2からユ
ーザボリューム6aへのアクセスは継続できる。もし更
新があったら、当該ブロック17がセカンダリボリュー
ム6bに未反映であることを記録しておく。バックアッ
プが完了すると、ホストコンピュータ2は再同期コマン
ドを発行して、ユーザボリューム6aとセカンダリボリ
ューム6bを再び二重化状態にもどす。この際にはユー
ザボリューム6aの更新データでセカンダリボリューム
6bに未反映のものをコピーする。
【0015】以上、本発明の概要について説明した。以
下にこれを実現するための方法について具体的に説明す
る。
【0016】図3は本発明におけるシステム構成例であ
る。一台以上のホストコンピュータ2では、アプリケー
ションプログラムや、ペアボリューム20の制御、バッ
クアップおよびリストアの実行、磁気テープライブラリ
3の管理等をおこなうプログラムが走行する。ホストコ
ンピュータ2は、他のホストコンピュータ2、ディスク
システム1、磁気テープライブラリ3と、ネットワーク
17により接続されていて、互いに通信が可能である。
ここでネットワークとは、10BaseTや100BaseT等の一般
的にLAN等で使用されるケーブルで接続されていて、
通信にはTCP/IPやUDPなどのネットワークプロトコルに
したがって行われるものとする。ホストコンピュータ2
はさらに、チャネルパス12によりディスクシステム1
に接続されている。チャネルパス12の実例としては、
SCSIケーブルあるいはFibreチャネルを想定す
る。なお以降の説明では、チャネルパス12はファイバ
チャネルを前提とする。チャネルパス12がファイバチ
ャネルの場合は、ホストコンピュータ2とディスクシス
テム1がポイントツーポイントで接続されるケースや、
FC−ALと呼ばれるループ状に各装置(ノードと呼
ぶ)が接続されるケースや、図3のようにスイッチ4を
介在して接続されるケースなどがある。本発明はこの接
続形態のいずれにも対応可能である。
【0017】テープ装置3はバックアップデータを格納
するための装置である。テープ装置3の実現例として
は、例えば磁気テープライブラリ、カートリッジテー
プ、DVD(ライブラリ)装置、DVD−RAID装
置、CD−RW、あるいはディスク装置等、あらゆる記
憶媒体を適用できる。
【0018】ディスクシステム1は、データを格納する
一台以上のディスク装置15と、ディスク装置15とホ
ストコンピュータ2間のデータ転送を制御する制御装置
5から構成される。ディスク装置15とディスク制御装
置5はチャネルパス14により接続されている。本発明
では、チャネルパス14はSCSIケーブル、ファイバ
チャネルIBM社のSSAを想定し、これらのインタフ
ェースに迎合したディスク装置15が使用される。ま
た、近年では複数のディスク装置15を一つのグループ
として、このグループ上にボリューム6を分散配置する
RAIDと呼ばれる手法が一般的になっている。本発明
はディスクシステム1がRAIDを採用した場合でも適
用可能である。
【0019】さて次に、ディスク制御装置5内の制御情
報のうち、第一の実施例に関連するものを説明する。コ
ピーパラメータ8は、ホストコンピュータ2から受領し
たコピーパラメータを格納するための領域である。差分
ビットマップ9は、ボリューム6対応に存在し、ユーザ
ボリューム6aとセカンダリボリューム6bが分割され
た後、ボリューム6にホストコンピュータ2から更新が
あった場合に該当するビットがオンされる。本発明で
は、ブロック17単位にビットを持ち、ブロック番号1
がビット1に、ブロック番号2がビット2に、...と
対応させる。もちろんブロック17対応に1ビットを対
応させる必要はなく、例えばnブロック(n>1)単位
に1ビットを対応させても構わない。このようにするこ
とによって、差分ビットマップの容量を削減することも
可能である。
【0020】コピーコマンドは、SCSI−2で標準化
されているCOPYコマンドと、Legato社ホワイトペー
パー"Celestra Architecture for Serverless Backups"
および"Celestra Block Copy Interface Specificatio
n" (ともにwww.iguard.comより取得可能)に開示された
従来技術で開示されたCCOPYコマンドが一般的に知
られている。本発明ではこれら両方に適用可能だが、以
降の説明では、CCOPYコマンドを前提に説明する。
なお、これらのコマンドの詳細については、「SCSI
−2詳細解説」、菅谷誠一著、CQ出版社、ならびに"Cel
estra BlockCopy Interface Specification"を参照され
たい。
【0021】次に図4を使用して、バックアップ処理に
ついて説明する。
【0022】まずステップ40で、ユーザまたは管理者
は、ペアボリューム20を形成する。このステップで
は、ユーザボリューム6aとセカンダリボリューム6b
がユーザにより指定される。この要求を受領すると、デ
ィスク制御装置5は、ユーザボリューム6aからセカン
ダリボリューム6bへデータをコピーする。これ以降、
ホストコンピュータ2からユーザボリューム6aへ更新
があると、更新データはセカンダリボリューム6bへコ
ピーされ、二重化状態が保持される。
【0023】ステップ41で、ユーザまたは管理者から
のバックアップ指示があると、あるいはあらかじめスケ
ジュールされていた時刻が到来すると、ホストコンピュ
ータ2上ではバックアッププログラムが動作して、バッ
クアップ処理モードに入る。バックアップ処理モードに
入ってからステップ46までの間、ホストコンピュータ
2上で走行するコピープログラムは、アプリケーション
プログラムからのユーザボリューム6aへのアクセスを
禁止する。
【0024】続いてホストコンピュータ2は、ステップ
42で、バックアップ対象のファイル18を構成するブ
ロック17と、そのブロック17を格納しているユーザ
ボリュームを特定する。その後、ステップ43で、Inqu
eryコマンド等を用いて当該ユーザボリューム6aがペ
アを形成しているかどうかを調べる。ペアを形成してい
る場合は、ステップ44で分割コマンドを発行して、二
重化状態を中断する。このコマンドをディスク制御装置
5が受領すると、ユーザボリューム6aに対する更新は
セカンダリボリューム6bに反映されなくなり、その時
点でセカンダリボリューム6bのデータは凍結される。
【0025】ペアの分割が完了すると、ホストコンピュ
ータ2はステップ45で、ファイル18全体をバックア
ップするCCOPYコマンドをセカンダリボリューム6
bに対して発行する。このとき、アクセスするセカンダ
リボリューム6bは、ステップ43でInqueryコ
マンドを発行したときに特定される。
【0026】ディスク制御装置5は、ステップ45でC
COPYコマンドを受領すると、ステップ46で、まず
指定されたボリューム6がセカンダリボリューム6bで
あり(つまりペアボリューム20を構成しており)、か
つペアが分割された状態かどうかを調べる。この条件に
合致していない場合は、エラーをホストコンピュータ2
へ報告し、バックアップ処理は行わない。合致している
場合は、そのパラメータをコピーパラメータ8に格納し
てコマンド完了を返す。その後、コピーパラメータ8に
格納された情報にしたがって、セカンダリボリューム6
bからテープライブラリ装置3へのバックアップを実行
する。CCOPYコマンドのパラメータには、コピー元
(すなわちセカンダリボリューム6b上)のブロックア
ドレスとブロック数と、これらのブロック17を格納す
るテープ装置のポートアドレスとの組が含まれる。した
がって、このパラメータにしたがって、セカンダリボリ
ューム6bからブロック17を読出し、指定されたポー
トアドレスに送信してやれば良い。ここで、CCOPY
コマンドの完了報告は、バックアップ処理の開始を示す
ものであるため、注意すること(バックアップ完了を報
告するものではない)。この段階では、バックアップの
実行可能条件をチェックして、可能であれば、完了報告
する。
【0027】ホストコンピュータ2は、ディスク制御装
置5からCCOPYコマンド完了を受領すると、ステッ
プ47で、ユーザボリューム6aへのアクセスを再開さ
せる。その後、ステップ48で、バックアップが完了し
たかどうかをチェックし、もし完了していれば、ペア再
同期コマンドを発行して、ペアボリューム20を再び二
重化状態へもどす。ディスク制御装置5は、再同期コマ
ンドを受領すると、差分ビットマップ8にしたがって、
差分データをユーザボリューム6aからセカンダリボリ
ューム6bへコピーする。
【0028】ステップ43でユーザボリューム6aがペ
アを形成していないことが分かると、ホストコンピュー
タ2はステップ49で、通常のCCOPY処理を実行す
る。この処理については公知技術であるので、説明を省
略する。
【0029】ディスク制御装置5は、ステップ47で、
CCOPYコマンドの実行可否をチェックした。もしホ
ストコンピュータ2がペアボリューム20を分割せずに
CCOPYコマンドを発行し、かつステップ47のチェ
ックを行わずにバックアップをおこなってしまったら、
凍結データのバックアップを取得することはできない。
すなわち本発明の本来の目的である、無矛盾なデータの
バックアップが取得できないことになる。したがってこ
の処理は、ペアの分割および統合の機能に、CCOPY
を使用したバックアップ処理を組み合わせる際の重要な
ステップである。
【0030】以上の処理によれば、ペアを分割すること
によってセカンダリボリューム6bのデータを凍結で
き、このためホストコンピュータ2はファイル18全体
のバックアップを行うCCOPYコマンドをセカンダリ
ボリューム6bに対して発行できるようになる。このた
め、CCOPYコマンドは最初の一回だけ発行すればよ
く、ホストのCCOPYコマンド発行負荷を低減でき
る。
【0031】以上で第一実施例の説明を終わるが、最後
にこの効果についてまとめておく。第一実施例では、ペ
ア分割を使用してCCOPYによるダイレクトバックア
ップ方法について説明した。従来技術では、ファイル1
8をいったんワークディスク6cへ格納した後、テープ
装置3へバックアップしていた。また、ワークディスク
6cへファイル18をコピーする際には、複数のCCO
PYコマンドを発行していた。第一実施例では、CCO
PYコマンドとペア分割・再同期を行う処理と組み合わ
せることにより、ホストコンピュータ2はファイル18
全体をバックアップするCCOPYコマンドを一度だけ
発行すれば済み、ホストのI/O発行負荷を低減でき
る。さらにセカンダリボリューム6bからテープ装置3
へバックアップを行うので、ワークディスク6cへコピ
ー処理が不要となり、バックアップ時間を短縮すること
ができる。
【0032】第二実施例 次に第二の実施例について説明する。
【0033】第一の実施例では、ホストコンピュータ2
はペア分割、バックアップ指示に続いて、バックアップ
処理が完了した後、ペア再同期を指示していた。バック
アップ処理の完了はInqueryコマンドをたびたび発行す
ることにより、調べていた。本実施例は、これらの処理
を無くし、ホストコンピュータ2のコマンド発行回数を
さらに削減するためのものである。
【0034】図9に本実施例におけるホストコンピュー
タ2およびディスク制御装置5の処理フローを示す。な
お、図9のステップ90からステップ95以外は図4の
説明と同様なので、省略する。
【0035】ホストコンピュータ2は、ステップ90
で、ファイル全体をバックアップするCCOPYコマン
ドをAUTO指定で発行する。ここでAUTO指定と
は、ペアの分割、セカンダリボリューム6bからテープ
装置3へのバックアップ、ペアの再同期までの一連の処
理を、ディスクシステム1で自動的に実行するモードで
ある。このモード指定には、CCOPYコマンドCDB(Co
mmand Descriptor Block)のリザーブ領域に1ビットを
設ければ良い。
【0036】ディスク制御装置5が、AUTOモード指
定のCCOPYコマンドを受領すると、ステップ91で
バックアップ対象のユーザボリューム6aが、ペアを形
成しているかどうか、すなわちセカンダリボリューム6
bを有するかどうかをチェックする。もし、ペアを形成
していなければ、ステップ94で、ホストコンピュータ
2に対してエラーを報告して処理を完了する。もしペア
を形成していれば、ステップ93で、ペアを分割した
後、ステップ94で、CCOPYコマンドの完了を報告
し、セカンダリボリューム6bからテープ装置3へのバ
ックアップ処理を実行する。
【0037】ステップ94のCCOPY完了報告を契機
に、ホストコンピュータ2はステップ47で、アプリケ
ーションプログラムのボリュームアクセスを再開させる
が、この間もディスク制御装置5はバックアップを継続
する。そしてCCOPYコマンドで指定されたバックア
ップ処理が全て完了すると、ディスク制御装置5はステ
ップ95で、ペアを再同期させる。
【0038】以上の処理により、CCOPYコマンド発
行契機で、ディスク制御装置5が、ペア分割、バックア
ップ、ペア再同期までの一連の処理を実行する。これら
全ての処理はホストコンピュータ2に対して透過的なの
で、ペア状態の監視、制御などによるホストプログラム
の複雑さから開放される。さらに本実施例から分かるよ
うに、ホストコンピュータ2はディスク制御装置5に対
してCCOPYコマンドを一度発行すればよく、コマン
ド発行回数を削減できる。
【0039】第三実施例 次に第三の実施例について説明する。
【0040】第一および第二の実施例では、ペアの分割
および統合の単位はボリューム6であった。ところが実
際にバックアップを実行するのはボリューム6上のごく
一部の領域である。ボリューム全体を分割してしまう
と、ホストコンピュータ2からの更新があれば差分ビッ
トがオンされ、再同期時にコピー対象となってしまうの
で、再同期処理に時間がかかる。第二の実施例ではこれ
を解決するために、バックアップ対象の領域のみを分割
する方法を開示する。さらにこの方法を用いると、ある
ユーザボリューム6aに格納された各ファイル18を任
意の時点でバックアップすることが可能になる。すなわ
ち、第一の実施例ではボリューム6を分割した時点でセ
カンダリボリューム6bが凍結される。そしてバックア
ップが完了し、ペアの再同期が行われるまでは、同一の
ユーザボリューム6aに格納された別のファイル18を
バックアップすることができなかった。ところが本実施
例の技術を適用すると、ペアボリューム20はバックア
ップ対象のブロック17毎に分割・再同期が行われるの
で、各ファイル18毎に任意のタイミングでバックアッ
プすることができる。以下、第二実施例の詳細について
説明する。
【0041】この方法では、図3に示すように、ディス
ク制御装置5はペア分割ビットマップ10をボリューム
6対応に保持する。これはブロック17対応のビットマ
ップであり、分割コマンドにより指示されたブロック1
7に対応するビットがオンされる。ホストコンピュータ
2から更新があった場合には、ペア分割ビットマップ1
0を見て、ライト対象のブロック17のビットがオンな
ら、セカンダリボリューム6bへのコピーを行わない。
そしてCCOPYコマンドにより指示されたブロック1
7を、セカンダリボリューム6bからテープ装置3へバ
ックアップする。なお、ペア分割ビットマップ10は連
続したnブロック対応に1ビットを割当てても構わな
い。
【0042】次に処理ステップの詳細を図4を用いて説
明する。ステップ40から43まではこれまでの説明と
同じである。ディスク制御装置5はステップ44におい
て、ステップ42で特定されたブロック17を分割する
よう、ペア分割コマンドを発行する。
【0043】図5はペア分割・再同期コマンドのフォー
マットを示す。ペア分割・再同期コマンドコード50
は、本コマンドに割当てられたコードを示す。分割要求
ビット51は本コマンドがペア分割か、それとも再同期
かを示すビットである。パラメータリスト数52は、ブ
ロックアドレス・ブロック数53がいくつ後続するかを
示す。分割するブロック17の個数と、それらのブロッ
ク17が連続的にボリューム6上に割当てられているか
どうかによって、可変である。ブロックアドレス・ブロ
ック数53は、分割するブロック17がボリューム6上
で連続だった場合に、そのブロック集合内の先頭ブロッ
クアドレスと、ブロック数を格納する。
【0044】図6は、ペア分割コマンドを受領した時の
ディスク制御装置の処理を示す。ディスク制御装置5が
ペア分割コマンドを受領すると、ステップ60で、ブロ
ックアドレス・ブロック数53から、分割対象のブロッ
クアドレスを求め、ペア分割ビットマップ10の対応す
るビットをオンする。この処理以降、当該ボリューム6
はステップ61で示したペア分割モードに入る。ボリュ
ーム6がペア分割モードにあるとき、ステップ62にお
いてホストコンピュータ2からライトコマンドを受領す
ると、 ステップ63で、ライト対象ブロック17が分
割対象かどうかを、ペア分割ビットマップ10を参照し
て調べる。ライトコマンドには、ライト対象の先頭ブロ
ック17と、ライトするブロック17数がパラメータに
含まれるので、これよりライト対象ブロック17を求め
て、対応するビットがオンかどうかを調べれば良い。も
し分割対象ならば、ステップ64で、差分ビットマップ
9の対象ビットをオンした後、ユーザボリューム6aに
書込みを行う。ステップ63で分割対象でなければ、ス
テップ65で、ユーザボリューム6aとセカンダリボリ
ューム6bの両方へ書込みを行う。
【0045】以上、ペア分割コマンドを受領した時のデ
ィスク制御装置5の処理について説明した。再び図4に
戻る。ステップ45および46は以前の説明と同様であ
る。これらのステップにより、ファイル18がセカンダ
リボリューム6bからテープ装置3へバックアップされ
る。バックアップが完了し、ステップ47でペアの再同
期を行う。ペアの再同期の際には、図5で説明したペア
分割・再同期コマンドを使用するが、分割要求ビット5
1は0とする(これによりペア再同期を示す)。
【0046】図7はペア再同期コマンドを受領した時の
ディスク制御装置5の処理フローを示す。ペア再同期コ
マンドを受領すると、ディスク制御装置5は本コマンド
で受領した全てのブロック17に対してステップ70以
降の処理を実行する。まずステップ70で、当該ブロッ
ク17に対応するペア分割ビットマップ10のビットが
オンかどうかを調べ、もしオンなら、ステップ71で、
差分ビットマップ9の対応するビットがオンかどうかを
調べる。これもオンなら、差分データが存在することに
なるので、ステップ72で、当該ブロック17をユーザ
ボリューム6aからセカンダリボリューム6bへコピー
する。そしてステップ73および74で、差分ビットお
よびペア分割ビットをオフする。その後ステップ75
で、全てのペア分割ビットがオフになっていたら、当該
ボリューム6のペア分割モードを解除する。これによっ
て、以降のホストコンピュータ2からの全てのライトデ
ータは、ユーザボリューム6aおよびセカンダリボリュ
ーム6bの両方に書込まれる。以上によりペア再同期処
理が完了する。
【0047】以上、第三実施例でも、ホストコンピュー
タ2は、ペア分割コマンド、CCOPYコマンド、ペア
再同期コマンドの3つのコマンドを送信していた。この
コマンドに伴う一連の処理は定型的なものなので、第二
の実施例と同様に、一つのCCOPYコマンドによりこ
れらの処理を行わせることができる。つまり、ホストコ
ンピュータ2がCCOPYコマンドを発行すると、ディ
スク制御装置5は、本コマンドで指定されたブロック1
7に関してペア分割、バックアップ、ペア統合を実行す
るわけである。この方法により、ホストコンピュータ2
のコマンド発行回数を一回に削減することが可能とな
る。
【0048】これで第三実施例の説明を終わるが、最後
にこの効果についてまとめておく。第三実施例では、ペ
アボリューム20をブロック17単位にペア分割する方
法について説明した。この方法によると、ペア分割中は
分割対象のブロック17のみが差分管理されるため、再
同期にかかる時間が短くて済む。また、ペア分割モード
中でも、新たなペア分割コマンドを受領すると、図6に
示した処理を実行することによって、他のブロック17
に関してペア分割できる。このため、同一ユーザボリュ
ーム6aに格納された任意のファイル18を任意の時点
でバックアップすることができる。
【0049】次に第四の実施例として、本発明における
他の構成例を図8を用いて説明する。図8では、2台の
ディスクシステム1aおよび1bと、これらを接続する
チャネルパス80から構成される。さらにスイッチ4a
およびスイッチ4bはチャネルパス81により接続さ
れ、スイッチ間でデータの送受信が可能である。ディス
クシステム1aはユーザボリューム6aを有し、ディス
クシステム1aに接続したホストコンピュータ2aで
は、オンライン処理等のアプリケーションプログラムを
実行する。他方、ディスクシステム2bはセカンダリボ
リューム6bを有し、ディスクシステム2bに接続した
ホストコンピュータ2bでは、テープ装置3の制御を行
う。すなわち本構成では、遠隔地に設置された2台のデ
ィスクシステム1aおよび1b間でペアボリューム20
を構成している。ホストコンピュータ2aからユーザボ
リューム6aに対して更新があると、ディスクシステム
1aと1bを接続するチャネルパス80を介してライト
データが転送され、セカンダリボリューム6bに更新デ
ータが反映される。あるいはディスクシステム1aから
スイッチ4aへ、さらにスイッチ4aからチャネルパス
81経由でスイッチ4bへ、そしてスイッチ4bからデ
ィスクシステム1bへライトデータが送信され、最終的
にはセカンダリボリューム6bへ書込まれる。このよう
にして二重化状態が保持される。
【0050】以上のような構成においても、第一、第
二、第三の実施例で説明した方式を適用できる。すなわ
ち、バックアップの際にはペアを分割した後、ディスク
システム1bが、セカンダリボリューム6bからテープ
装置3へバックアップを行う。また、ブロック17毎に
ペア分割を行う場合でも、ディスクシステム1aはペア
分割ビットマップ10を利用して、分割が指示されたブ
ロック17については、ディスクシステム1bへライト
データを転送しない。
【0051】他の実現例として、図8において、ディス
クシステム1bのボリューム6bと6cをさらに二重化
する場合を考える。したがって、ボリューム6a、6
b、6cは、同一データを保持する三重化状態である。
バックアップの際に、ボリューム6bとボリューム6c
間のペアを分割した後、ボリューム6cからテープ装置
3へバックアップを行っても良い。
【0052】続いて第五の実施例として、スイッチ4が
CCOPYコマンドを解釈し、バックアップ処理を実行
する方法について説明する。本実施例の概要を図10に
示す。この場合、ホストコンピュータ2は、まずペア分
割コマンドをディスク制御装置5に対して発行し、その
後、スイッチ4に対してCCOPYコマンドを発行す
る。この際に、CCOPYコマンドのパラメータとし
て、コピー元となるディスクシステム1に接続されたチ
ャネルパス12のポートアドレスと、ボリューム6bの
アドレス、バックアップするテープ装置3のアドレスを
指定する。スイッチ4はCCOPYコマンドを解釈し、
コピー処理を実行する機能を有する。本機能により、ス
イッチ4はボリューム6bからバックアップ対象のデー
タを読出し、それをテープ装置3へ格納していく。CC
OPYコマンドにより指定された全てのブロックをテー
プ装置3へ格納すると、処理を完了する。
【0053】ボリューム6aと6bはスプリットされて
いるので、ボリューム6bからテープ装置3へデータを
バックアップしている間も、ホストコンピュータ2から
ボリューム6aへのアクセスは継続できる。
【0054】図11は第六の実施例を示す。本実施例で
は、テープ装置3がCCOPYコマンドを解釈し、バッ
クアップ処理を実行する方法に関するものである。この
場合、この場合、ホストコンピュータ2は、まずペア分
割コマンドをディスク制御装置5に対して発行し、その
後、テープ装置3に対してCCOPYコマンドを発行す
る。この際に、CCOPYコマンドのパラメータとし
て、コピー元となるディスクシステム1に接続されたチ
ャネルパス12のポートアドレスと、ボリューム6bの
アドレス、バックアップするテープ装置3のアドレスを
指定する。テープ装置3はCCOPYコマンドを解釈
し、コピー処理を実行する機能を有する。本機能によ
り、テープ装置3はボリューム6bからバックアップ対
象のデータを読出し、それをテープ装置3へ格納してい
く。CCOPYコマンドにより指定された全てのブロッ
クをテープ装置3へ格納すると、処理を完了する。
【0055】ボリューム6aと6bはスプリットされて
いるので、ボリューム6bからテープ装置3へデータを
バックアップしている間も、ホストコンピュータ2から
ボリューム6aへのアクセスは継続できる。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、アプリケーションプログラムのライト処理待ち時間
を最小にするとともに、CCOPYコマンドの発行回数
を最小にして、ホストコンピュータのI/O発行負荷を
低減できる。また、バックアップ時のワークボリューム
6cへのデータコピーを無くして、バックアップ時間を
短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要図である。
【図2】第一従来技術の概要図である。
【図3】本発明におけるシステム構成である。
【図4】バックアップ処理フローである。
【図5】ペア分割・再同期コマンド形式である。
【図6】ペア分割コマンド受領時のディスク制御装置の
処理フローである。
【図7】ペア再同期コマンド受領時のディスク制御装置
の処理フローである。
【図8】本発明における他のシステム構成例である。
【図9】CCOPYコマンド・AUTOモード指定時の
バックアップ処理フローである。
【図10】第五実施例の概要図である。
【図11】第六実施例の概要図である。
【図12】第二従来技術の概要図である。
【符号の説明】
1…ディスクシステム、2…ホストコンピュータ、3…
テープ装置、4…スイッチ、5…ディスク制御装置、6
…ボリューム、6a…ユーザボリューム、6b…セカン
ダリボリューム、8…コピーパラメータ、9…差分ビッ
トマップ、10…ペア分割ビットマップ、12…チャネ
ルパス、13…ネットワーク、14…ディスク接続パ
ス、15…ディスク装置、17…ブロック、18…ファ
イル、20…ペアボリューム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 敬史 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 大枝 高 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 木村 光一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B065 BA01 BA07 CA11 CA15 CE24 EA02 EA12 EA23 EA33 5B082 DE06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一台以上のホストコンピュータと、一台以
    上の磁気テープ装置に接続され、一台以上の第一のボリ
    ュームと、該ボリュームのデータのコピーを保持する第
    二のボリュームを有する記憶装置システムにおいて、 前記記憶装置システムは、前記ホストコンピュータから
    二重化状態を解除するコマンドを受領すると、前記第一
    のボリュームに対するライトデータを、前記第二のボリ
    ュームへ書きこむことを中断し、 続いて前期ホストコンピュータから、前記第二のボリュ
    ームから前記磁気テープ装置へ、指定したブロックをコ
    ピーするコマンドを受領すると、前記第二のボリューム
    から前記テープ装置へ、指定ブロックを送信することに
    より、データのバックアップを実行することを特徴とす
    る記憶装置システム。
  2. 【請求項2】前記第二のボリュームから前記テープ装置
    へ、データをコピーする前記コマンドにおいて、該コマ
    ンドのパラメータは、バックアップ対象のファイルを構
    成する全てのブロックを含むことを特徴とする、請求項
    1記載の記憶装置システム。
  3. 【請求項3】一台以上のホストコンピュータと、一台以
    上の磁気テープ装置に接続され、一台以上の第一のボリ
    ュームと、該ボリュームのデータのコピーを保持する第
    二のボリュームを有する記憶装置システムにおいて、 前記記憶装置システムは、前記ホストコンピュータから
    前記第二のボリュームから前記磁気テープ装置へ、デー
    タをコピーするコマンドを受領すると、前記第一のボリ
    ュームに対するライトデータを、前記第二のボリューム
    へ書きこむことを中断し、 続いて前記第二のボリュームから前記テープ装置へ、指
    定されたブロックを送信することによって、データのバ
    ックアップを行い、 続いて前記第一のボリュームに対するライトデータを、
    前記第二のボリュームへ書きこむ処理を再開することを
    特徴とする記憶装置システム。
  4. 【請求項4】前記第二のボリュームから前記テープ装置
    へ、データをコピーする前記コマンドにおいて、該コマ
    ンドのパラメータは、バックアップ対象のファイルを構
    成する全てのブロックを含むことを特徴とする、請求項
    3記載の記憶装置システム。
  5. 【請求項5】一台以上の第一のホストコンピュータと、
    それに接続され、一台以上の第一のボリュームを有する
    第一の記憶装置システムと、一台以上の第二のホストコ
    ンピュータと、一台以上の磁気テープ装置と、前記第一
    の記憶装置システムおよび前記第二のホストコンピュー
    タおよび前記磁気テープに接続され、一台以上の第二の
    ボリュームを有する第二の記憶装置システムにおいて、
    前記第二のボリュームは、前記第一のボリュームのデー
    タのコピーを保持しており、 前記第一の記憶装置システムは、前記第一のホストコン
    ピュータから二重化状態を解除するコマンドを受領する
    と、前記第一のボリュームに対するライトデータを、前
    記第二のボリュームへ書きこむことを中断し、 続いて前記第二の記憶装置システムは、前期第二のホス
    トコンピュータから、前記第二のボリュームから前記磁
    気テープ装置へ、データをコピーするコマンドを受領す
    ると、前記第二のボリュームから前記磁気テープ装置
    へ、指定されたブロックを送信することにより、データ
    のバックアップを実行することを特徴とする記憶装置シ
    ステム。
  6. 【請求項6】前記第二のボリュームから前記テープ装置
    へ、データをコピーする前記コマンドにおいて、該コマ
    ンドのパラメータは、バックアップ対象のファイルを構
    成する全てのブロックを含むことを特徴とする、請求項
    5記載の記憶装置システム。
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