JP2002091850A - 情報配信サーバシステム、当該システムのアプリケーション認証方法及び記録媒体 - Google Patents

情報配信サーバシステム、当該システムのアプリケーション認証方法及び記録媒体

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JP2002091850A
JP2002091850A JP2000284010A JP2000284010A JP2002091850A JP 2002091850 A JP2002091850 A JP 2002091850A JP 2000284010 A JP2000284010 A JP 2000284010A JP 2000284010 A JP2000284010 A JP 2000284010A JP 2002091850 A JP2002091850 A JP 2002091850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションをより確実に認証し、より
安全性の高いアプリケーション配信・実行環境を提供す
る。 【解決手段】 ダウンロード要求に対応して発行された
ダウンロードIDを用いて携帯電話機用WWWサーバ5
0側でアプリケーションの認証を行う。また、ダウンロ
ードIDに加えて、利用者IDやアプリケーションI
D、さらにダウンロード日時を用いることにより、さら
に認証の確実性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報配信サーバシ
ステム、当該システムにおけるアプリケーションについ
ての認証方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の高機能化が急速に進んでい
る。最近では、より本格的なアプリケーション動作環境
を携帯電話機に導入しようという提案がなされている。
例えば、Java(登録商標)プログラミング言語で記
述されたアプリケーションを実行させる環境であるジャ
ババーチャルマシンを携帯電話機に実装する計画があ
る。これが実現すれば、今まで以上に様々なアプリケー
ションを携帯電話機上で動作させることが可能となる。
このような環境の変化は、携帯電話機が、これまでは単
なる入出力のみをつかさどっていた端末から、利用者が
必要とする様々なアプリケーションをインストールし、
かつ、それを利用することが出来る情報処理端末へと変
貌することを意味している。即ち、その情報処理能力や
表現能力はまだ劣るものの、今まではパーソナルコンピ
ュータでしか処理できなかったことが携帯電話機でも処
理できるようになる。
【0003】このような携帯電話機向けのJava(登
録商標)アプリケーションは下記のような特徴を有する
と考えられる。 (1)携帯電話機は、パーソナルコンピュータと比較し
て携帯性に富む一方、少メモリ容量、低いデータ処理能
力、少ない通信帯域、遅い通信スピード等のデメリット
を有している。これらのデメリットにより、携帯電話機
向けのアプリケーションのコードサイズは、パーソナル
コンピュータ向けのそれに比べると、はるかに小さくな
る。そのため、アプリケーション自体の機能だけで所期
の目的を果たすというよりも、サーバ等の外部機能をも
最大限活用して処理を行うことが予想される。 (2)パーソナルコンピュータ向けのアプリケーション
は、主として、実行の度にサーバからパーソナルコンピ
ュータにダウンロードされる。一方、携帯電話機を用い
た場合、ダウンロードに要する通信時間や通信コストの
ほか、利用者の操作負担等を考慮すると、携帯電話機向
けのアプリケーションは、携帯電話機の不揮発性メモリ
に保存された後に利用されるケースが多くなることが予
想される。 (3)携帯電話機のユーザインタフェースが貧弱である
ことを考慮すると、利用者は、様々なアプリケーション
配信サイトを使い分けるより、ある特定のアプリケーシ
ョン配信サイトを通じて様々なアプリケーションを取得
する傾向が強くなり、これに伴い、アプリケーション配
信サイト側も多くのアプリケーション提供者による複数
のアプリケーションを取り扱うことが予想される。 (4)Java(登録商標)アプレットのサンドボック
スモデルに代表されるように、アプリケーションのセキ
ュリティ管理ポリシーは、ダウンロード元のサーバとし
か通信できないという方向に向かうことが予想される。
【0004】以上の述べたようなことを鑑みると、携帯
電話機向けアプリケーションについては次のように認証
処理が必要になると考えられる。
【0005】例えば、複数のアプリケーション提供者に
よる複数のアプリケーションが1つのサーバから配信さ
れている場合、クライアント側のアプリケーションと、
サーバ側でそのアプリケーションとの通信インタフェー
ス機能を司るサーバ側プロセスとはセットになってい
る。サーバ側プロセスは、リクエストをサーバ側に送信
してきたアプリケーションが確かに自身とセットになっ
ているアプリケーションかどうかを確認することによ
り、アプリケーションを認証する。例えば、利用者のス
ケジュール情報やアドレス帳等の各種データを管理する
アプリケーションを想定した場合、そのアプリケーショ
ンが、各種データの内容をサーバに問い合わせると、こ
れに応じてサーバ側プロセスは、利用者個人の認証を行
うと共に、自身とセットになっているアプリケーション
かどうかを確認する必要がある。
【0006】また、例えば、複数のアプリケーション提
供者による、複数のアプリケーションが1つのサーバか
ら配信されている場合、これら複数のアプリケーション
が共有可能なサーバ側の機能インターフェースプロセス
が必要とされる。一例を挙げると、利用者が、自身が利
用したアプリケーションに対しその実用度に応じたポイ
ント数を投票するとサーバ側のテーブルに登録できるよ
うな場合、各アプリケーションはそのテーブルを共有で
きるようになっており、このポイント登録機能が機能イ
ンターフェースプロセスに相当する。この場合、機能イ
ンターフェースプロセスは、どのアプリケーションから
の投票リクエストであるかを認識しておく必要がある。
あるいは、共通インタフェースプロセスの共有度が、ア
プリケーション単位で制限されているような場合があ
る、例えば、アプリケーションが利用者の個人情報に関
わるようなデータにアクセスするようなケースである。
このような場合、特定のアプリケーションに対してのみ
特定の機能がオープンされるので、機能インタフェース
プロセスは、どのアプリケーションからのリクエストで
あるかを認識しておく必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなアプリケー
ション認証の必要性に対し、従来は、次のような手法が
採用されていた。例えば、クライアント側のアプリケー
ションがサーバ側にアプリケーション識別情報を通知
し、これによりサーバ側は、アプリケーションを識別し
ていた。また、利用者がクライアント側でアプリケーシ
ョンを選択し、これをサーバ側に通知することによっ
て、サーバ側でのアプリケーション認証を可能としてい
た。しかしながら、いずれの手法を用いても、サーバ側
では、アプリケーション側の動作を信用するしかなく、
不正なアプリケーションが他のアプリケーションになり
すましたり、利用者が故意あるいは誤って別のアプリケ
ーションを指定するようなケースには、アプリケーショ
ンの認証を行うことができなかった。
【0008】また、認証局の証明の下に、暗号化やデジ
タル認証を利用してアプリケーション認証を行う手法も
存在する。この場合、携帯電話機でのデジタル認証への
対応が必要であるが、その機能を携帯電話機に実装する
ための負担は大きい。また、認証局に対するコストの発
生という問題もある。
【0009】本発明では、上述したような背景の下、ア
プリケーションをより確実に認証し、より安全性の高い
アプリケーション配信・実行環境を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1に記載の発明は、無線通信網に収容され
る無線携帯端末からのダウンロード要求に応じてアプリ
ケーションを配信する情報配信サーバシステムにおい
て、前記無線携帯端末からのダウンロード要求に応じ
て、この要求イベントを識別するためのダウンロード識
別子を発行する識別子発行部と、前記発行されたダウン
ロード識別子を記憶する識別子記憶部と、前記ダウンロ
ード要求に対応して前記無線携帯端末へ送信される応答
信号の中に前記発行された識別子を含めて送信する識別
子通知部と、前記無線携帯端末にダウンロードされた前
記アプリケーションから前記ダウンロード識別子を含む
リクエスト信号を受信すると、当該ダウンロード識別子
が前記識別子記憶部によって記憶されているか否かによ
り、前記アプリケーションについての認証を行う認証部
とを有することを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報配信サーバシステムにおいて、前記識別子通知部
は、前記無線携帯端末が前記アプリケーションをダウン
ロードするために用いるURL(Uniform Resorce Lo
cator)に前記ダウンロード識別子を含めて送信するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の情報配信サーバシステムにおいて、前記識別子通知部
は、前記無線携帯端末の前記アプリケーションから参照
可能なパラメータデータに前記ダウンロード識別子を含
めて送信することを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、無線通信網に収
容される無線携帯端末からのダウンロード要求に応じて
アプリケーションを配信する情報配信サーバシステムに
おいて、前記無線携帯端末からのダウンロード要求に応
じて、この要求イベントを識別するためのダウンロード
識別子を発行する識別子発行部と、前記発行されたダウ
ンロード識別子と、当該ダウンロード識別子が示す要求
イベントの対象となる前記アプリケーションに固有のア
プリケーション識別子とを対応付けて記憶する識別子記
憶部と、前記無線携帯端末にダウンロードされる前記ア
プリケーションのデータファイル内に前記発行したダウ
ンロード識別子を含めて配信するアプリケーション配信
部と、前記無線携帯端末にダウンロードされたアプリケ
ーションから前記ダウンロード識別子及び前記アプリケ
ーション識別子を含むリクエスト信号を受信すると、当
該ダウンロード識別子及び当該アプリケーション識別子
が前記識別子記憶部によって記憶されているか否かによ
り、前記アプリケーションについての認証を行う認証部
とを有することを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、無線通信網に収
容される無線携帯端末からのダウンロード要求に応じて
アプリケーションを配信する情報配信サーバシステムに
おいて、前記無線携帯端末からのダウンロード要求イベ
ントを識別するためのダウンロード識別子を発行する識
別子発行部と、前記無線携帯端末にダウンロードされた
アプリケーションから、当該アプリケーションを識別す
るためのアプリケーション識別子と当該無線携帯端末の
利用者を識別するための利用者識別子とを含み当該ダウ
ンロードに対応したダウンロード識別子を要求するため
のリクエスト信号を受信すると、前記識別子発行部によ
り発行されるダウンロード識別子を前記無線携帯端末に
通知する識別子通知部と、前記リクエスト信号を受信し
た際に、前記要求されたダウンロード識別子が前記識別
子通知部により既に通知されているか否かにより、前記
アプリケーションについての認証を行う認証部とを有す
ることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の情報配信サーバシステムにおいて、前記認証部は、さ
らに、前記無線携帯端末にダウンロードされた前記アプ
リケーションから前記通知したダウンロード識別子を含
むリクエスト信号を受信すると、当該ダウンロード識別
子が前記識別子発行部によって発行されたものであるか
否かにより、前記アプリケーションについての認証を行
うことを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の情報配信サーバシステムにおいて、前記識別子通知部
は、前記アプリケーションに対して前記ダウンロード識
別子を1回のみ通知することを特徴とする。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項5に記載
の情報配信サーバシステムにおいて、前記認証部は、前
記利用者識別子及び前記アプリケーション識別子の組み
合わせに対応するダウンロード識別子が複数存在する場
合、最後にダウンロードされたアプリケーションについ
てのダウンロード識別子を前記認証の対象とすることを
特徴とする。
【0018】請求項9に記載の発明は、無線通信網に収
容される無線携帯端末からのダウンロード要求に応じて
アプリケーションを配信する情報配信サーバシステムに
おいて、前記ダウンロード要求がなされた日時をサーバ
側ダウンロード日時として計時するダウンロード計時部
と、前記ダウンロード要求を送信してきた無線携帯端末
の利用者を識別するための利用者識別子と、当該ダウン
ロード要求の対象となるアプリケーションを識別するた
めのアプリケーション識別子と、当該ダウンロード要求
について前記計時されたサーバ側ダウンロード日時とを
互いに対応付けて記憶する識別子記憶部と、前記無線携
帯端末にダウンロードされたアプリケーションから、前
記無線携帯端末により前記ダウンロードがなされた日時
として記憶されている端末側ダウンロード日時と、前記
アプリケーション識別子と、前記利用者識別子とを含む
リクエスト信号を受信した場合、前記端末ダウンロード
側日時が前記サーバ側ダウンロード日時に対して所定の
時間範囲に含まれているか否かにより、前記アプリケー
ションについての認証を行う認証部とを有することを特
徴とする。
【0019】請求項10に記載の発明は、無線通信網に
収容される無線携帯端末からのダウンロード要求に応じ
てアプリケーションを配信する情報配信サーバシステム
のアプリケーション認証方法において、前記無線携帯端
末からのダウンロード要求に応じて、この要求イベント
を識別するためのダウンロード識別子を発行するステッ
プと、前記発行されたダウンロード識別子を記憶するス
テップと、前記ダウンロード要求に対応して前記無線携
帯端末へ送信される応答信号の中に前記発行された識別
子を含めて送信するステップと、前記無線携帯端末にダ
ウンロードされた前記アプリケーションから前記ダウン
ロード識別子を含むリクエスト信号を受信すると、当該
ダウンロード識別子が前記識別子記憶部によって記憶さ
れているか否かにより、前記アプリケーションについて
の認証を行うステップとを有することを特徴とする。
【0020】請求項11に記載の発明は、無線通信網に
収容される無線携帯端末からのダウンロード要求に応じ
てアプリケーションを配信する情報配信サーバシステム
のアプリケーション認証方法において、前記無線携帯端
末からのダウンロード要求に応じて、この要求イベント
を識別するためのダウンロード識別子を発行するステッ
プと、前記発行されたダウンロード識別子と、当該ダウ
ンロード識別子が示す要求イベントの対象となる前記ア
プリケーションに固有のアプリケーション識別子とを対
応付けて記憶するステップと、前記無線携帯端末にダウ
ンロードされる前記アプリケーションのデータファイル
内に前記発行したダウンロード識別子を含めて配信する
ステップと、前記無線携帯端末にダウンロードされたア
プリケーションから前記ダウンロード識別子及び前記ア
プリケーション識別子を含むリクエスト信号を受信する
と、当該ダウンロード識別子及び当該アプリケーション
識別子が前記識別子記憶部によって記憶されているか否
かにより、前記アプリケーションについての認証を行う
ステップとを有することを特徴とする。
【0021】請求項12に記載の発明は、無線通信網に
収容される無線携帯端末からのダウンロード要求に応じ
てアプリケーションを配信する情報配信サーバシステム
のアプリケーション認証方法において、前記無線携帯端
末からのダウンロード要求イベントを識別するためのダ
ウンロード識別子を発行するステップと、前記無線携帯
端末にダウンロードされたアプリケーションから、当該
アプリケーションを識別するためのアプリケーション識
別子と当該無線携帯端末の利用者を識別するための利用
者識別子とを含み当該ダウンロードに対応したダウンロ
ード識別子を要求するリクエスト信号を受信すると、前
記発行されるダウンロード識別子を前記無線携帯端末に
通知するステップと、前記リクエスト信号を受信した際
に、前記要求されたダウンロード識別子が前記無線携帯
端末に既に通知されているか否かにより、前記アプリケ
ーションについての認証を行うステップとを有すること
を特徴とする。
【0022】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
方法において、さらに、前記無線携帯端末にダウンロー
ドされた前記アプリケーションから、前記通知したダウ
ンロード識別子を含むリクエスト信号を受信すると、当
該ダウンロード識別子が前記識別子発行部によって発行
されたものであるか否かにより、前記アプリケーション
についての認証を行うステップと有することを特徴とす
る。
【0023】請求項14に記載の発明は、無線通信網に
収容される無線携帯端末からのダウンロード要求に応じ
てアプリケーションを配信する情報配信サーバシステム
のアプリケーション認証方法において、前記ダウンロー
ド要求がなされた日時をサーバ側ダウンロード日時とし
て計時するステップと、前記ダウンロード要求を送信し
てきた無線携帯端末の利用者を識別するための利用者識
別子と、当該ダウンロード要求の対象となるアプリケー
ションを識別するためのアプリケーション識別子と、当
該ダウンロード要求について前記計時されたサーバ側ダ
ウンロード日時とを互いに対応付けて記憶するステップ
と、前記無線携帯端末にダウンロードされたアプリケー
ションから、前記無線携帯端末により前記ダウンロード
がなされた日時として記憶されている端末側ダウンロー
ド日時と、前記アプリケーション識別子と、前記利用者
識別子とを含むリクエスト信号を受信した場合、前記端
末ダウンロード側日時が前記サーバ側ダウンロード日時
に対して所定の時間範囲に含まれているか否かにより、
前記アプリケーションについての認証を行うステップと
を有することを特徴とする。
【0024】請求項15に記載の発明は、請求項10に
記載の情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ものである。
【0025】請求項16に記載の発明は、請求項11に
記載の情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ものである。
【0026】請求項17に記載の発明は、請求項12に
記載の情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ものである。
【0027】請求項18に記載の発明は、請求項13に
記載の情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ものである。
【0028】請求項19に記載の発明は、請求項14に
記載の情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。ただし、本発明は、かか
る実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々
の変更が可能である。 A:構成 (1)ネットワークの全体構成 図1は、実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロ
ック図である。同図に示すように、このシステムは、利
用者端末群1、提供者端末群2、移動パケット通信網
3、インターネット4及びサーバ群5から大略構成され
る。このシステムは全体としてコンテンツの流通を促す
環境を提供するものであり、具体的には、提供者端末群
2からサーバ群5に対し各種アプリケーションがアップ
ロードされ、利用者端末群1からのリクエストに応じて
上記アプリケーションがダウンロードされるようになっ
ている。この実施形態では、「アプリケーション」とし
て特にJava(登録商標)プログラミング言語で記述
された「アプレット」と呼ばれるコンピュータプログラ
ムを例に挙げて説明するが、これに限定されることはな
く、ネットワーク上でやり取り可能なデータであればこ
のアプリケーションの概念に含まれる。
【0030】以下、このシステムの各構成要素について
詳細に説明する。利用者端末群1は、月々一定額の利用
料金を支払うことによりサーバ群5に登録されている各
種アプリケーションをダウンロードして利用できる権利
を購入する利用者によって操作される端末群であり、携
帯電話機10やパーソナルコンピュータ11からなる。
携帯電話機10は、図示せぬ移動電話網の通話サービス
を受けるほか、移動パケット通信網3の基地局31との
間で無線通信を行って無線データ通信を行う。移動パケ
ット通信網3は、通信サービスエリアに分散配置された
基地局31、パケット交換サービスを行う交換局32、
及びこれらを結ぶ通信線からなる。この移動パケット通
信網3は、ゲートウェイ33を介してインターネット4
に接続されており、この異なる2つのネットワーク間に
おいて双方向のデータ通信が可能となっている。携帯電
話機10は、この移動パケット通信網3及びインターネ
ット4を介して、サーバ群5から各アプリケーションを
ダウンロードすることが可能である。パーソナルコンピ
ュータ11は、図示せぬインターネット接続業者(プロ
バイダ)を介してインターネット4に通信接続可能なコ
ンピュータである。利用者は、このコンピュータ11を
操作してサーバ群5にアクセスし、アプリケーション検
索サービスを受けることができる。
【0031】提供者端末群2は、各種アプリケーション
の提供者によって操作される端末群であり、パーソナル
コンピュータ20を含む。パーソナルコンピュータ12
は、上述したパーソナルコンピュータ11と同様に、図
示せぬインターネット接続業者(プロバイダ)を介して
インターネット4に通信接続可能なコンピュータであ
る。ここで提供者とは、各アプリケーションのライセン
スを保持した者を指し、利用者が支払った利用料金の一
部をアプリケーションの対価(以下ライセンス金額と呼
ぶ)として受け取る権利を有する。これらの携帯電話機
10、パーソナルコンピュータ11及びパーソナルコン
ピュータ20は、実際にはもっと多数存在しており、こ
のシステムはより多くの利用者や提供者に対するサービ
スが可能となっている。なお、以下では、パーソナルコ
ンピュータをPCと略称する。
【0032】サーバ群5は、ルータ6を介してインター
ネット4に接続されており、提供者端末群2からアップ
ロードされたアプリケーションを携帯電話機10に配信
するための専用サイトを運営・管理するための各種サー
バからなる。図1に示すように、このサーバ群5は、携
帯電話機用WWW(World Wide Web)サーバ50、パ
ーソナルコンピュータ用WWWサーバ51、DNS(Do
mainName System)サーバ52、SMTP(Simple Mai
l Transfer Protocol)サーバ53、データベースサー
バ54、集計サーバ55、管理者コンソール56、ファ
イヤウォールサーバ57、及びこれらを相互に接続する
高速デジタル回線58からなる。
【0033】携帯電話機用WWWサーバ50は、携帯電
話機10に対して、携帯電話機専用のWWWページを提
供したり、アプリケーションを配信するサーバである。
PC用WWWサーバ51は、PC11やPC21に対し
て、PC専用のWWWページを提供するサーバである。
DNSサーバ52は、インターネット4上の各ノードに
割り当てられたホスト名とIP(Internet Protocol)
アドレスとを対応付けて保持し、これらを相互に変換す
るサービスを行う周知のサーバである。SMTPサーバ
53は、SMTPをサポートする周知のメールサーバで
ある。データベースサーバ54は、アップロードされた
各種アプリケーションや、後述するような各種テーブル
を記憶する大容量記憶装置を備えたサーバである。集計
サーバ55は、データベースサーバ54が記憶している
各種テーブルを用いて、コンテンツの利用状況や、その
利用状況に応じたライセンス金額の計算等を行うサーバ
である。管理者コンソール56は、サーバ群5の管理者
によって操作されるコンピュータであり、これによりサ
ーバ群5を構成する各種サーバのメンテナンスがなされ
る。ファイヤウォールサーバ57は、外部ネットワーク
からの不正アクセスを排除する機能を司る周知のサーバ
である。
【0034】(2)携帯電話機10の構成 次に、携帯電話機10の構成について説明する。まず、
図2を参照しながら、携帯電話機10のハードウェア構
成について説明する。同図に示すように、携帯電話機1
0は、CPU(Central Processing Unit)100、R
OM(Read Only Memory)101、RAM(Random Acc
ess Memory)102、SRAM(Static Random Access
Memory)103、データ入出力部104、無線処理部
105、音声処理部106、スピーカ107、マイクロ
ホン108、キーパッド109、LCD(Liquid Crys
tal Display)110が接続されてなる。ROM101
には種々の制御プログラム等が格納されており、CPU
100は、この制御プログラムを読み出して各種制御処
理を実行する。その際、RAM102はCPU100の
ワークエリア等として用いられる。ROM101内の制
御プログラムには、携帯電話機10の基本動作をサポー
トするファームウェアの他、ブラウザや後述する各種ア
プリケーションが含まれる。SRAM103は、携帯電
話機用WWWサーバ50から提供されるページをキャッ
シュしたり、このサーバ50からダウンロードしたアプ
リケーションを記憶する。無線処理部105は、図示せ
ぬ周波数シンセサイザ、増幅器、変復調回路等からな
り、アンテナ105−1を介して送受信される信号に対
しフレーム同期・分離や誤り検出・訂正処理等を実行す
ることにより、回線交換によって伝送される信号と、パ
ケット交換によって伝送される信号とにそれぞれ対応し
た処理を行う。 無線処理部105によって処理される
データは、データ入出力部104を介してCPU100
に入出力される。音声処理部106は、スピーカ107
及びマイクロホン108に接続され、音声信号に対して
所定の処理を施す。キーパッド109は、利用者が各種
操作を行うための入力インタフェースであり、LCD1
10は各種情報を表示するための表示インタフェースで
ある。
【0035】次に、図3を参照しながら、携帯電話機1
0のプロセス構成について説明する。同図に示すよう
に、プロセス構成の最下層は、携帯電話機10のハード
ウェア制御に関するキーインタフェース部KI、画面イ
ンターフェース部DI、データ通信ドライバDD、スピ
ーカ・マイク制御部SM、メモリインタフェースMIに
よって構成される。その上層は、ファームウェアFWに
よって構成され、このファームウェアにより携帯電話機
10の基本的な処理がサポートされる。さらに、その上
層はジャババーチャルマシンJVM、ブラウザBS、電
話機能部TS、設定部SSによって構成されており、ジ
ャババーチャルマシンJVMの上層にはジャバアプレッ
トAAPが構成される。ジャバアプレットAPPは、J
ava(登録商標)によって記述されたアプリケーショ
ンであり、携帯電話機用WWWサーバ50から携帯電話
機10にダウンロードされ、ジャババーチャルマシンJ
VM上で実行される。
【0036】(3)携帯電話機用WWWサーバの構成 次に、携帯電話機用WWWサーバ50の構成について説
明する。この携帯電話機用WWWサーバ50は、周知の
サーバマシンと同様のハードウェア構成であり、図示せ
ぬCPU、ROM、RAM、ハードディスク装置、通信
インタフェース等がバス接続されてなる。図4は、携帯
電話機用WWWサーバ50のプロセス構成を示す模式図
である。同図に示すように、最下層の各種インターフェ
ースから上層に向かって順に、OS(Operating Syste
m)、WWWサーバ、Webアプリケーションプログラ
ムによって構成されている。
【0037】(4)データベースサーバの構成 データベースサーバ54は、前述のとおり、様々な情報
をテーブル形式で保持しており、これらの情報はこのシ
ステムによる運営・管理のために利用されるようになっ
ている。以下、データベースサーバ54内の各種テーブ
ルに登録されている内容について詳細に説明する。
【0038】図5は、提供者マスタテーブルLMT(提
供者情報テーブル)の登録内容を一例を示す図である。
同図に示すように、このテーブルLMTには、提供者
名、提供者ID、登録日及び銀行口座、といった各種提
供者情報がそれぞれ対応付けられて登録されている。提
供者名とは、提供者がこのサーバ群5に届け出た名称で
ある。提供者IDとは、各提供者を識別するためのID
である。登録日とは、提供者が、これら提供者情報をサ
ーバ群5に登録した西暦年月日を意味する。銀行口座と
は、提供者が開設している銀行口座であり、これが提供
者が受け取るべきライセンス金額の振込先口座となる。
この提供者マスタテーブルLMTは、主として、提供者
から要求に応じてライセンス金額やアプリケーションの
利用状況を検索する処理(後述する)や、ライセンス金
額の振り込み処理を行う際に利用される。
【0039】図6は、アプリケーション登録マスタテー
ブルASTの登録内容の一例を示す図である。同図に示
すように、このテーブルASTには、アプリケーション
ID、提供者ID、アプリケーション名、サーバ名、デ
ィレクトリ、ダウンロードファイル名、DBアクセスパ
スワード、説明文、ヘルプファイル及びキャプチャファ
イルといった各種情報が登録されている。アプリケーシ
ョンIDとは、各アプリケーションを識別するために割
り当てられたIDである。提供者IDとは前述のとおり
である。アプリケーション名とはアプリケーションの名
称である。サーバ名とは、アプリケーションが格納され
ているサーバのホスト名であり、ディレクトリとは、ア
プリケーションが格納されているサーバ内のディレクト
リ名であり、ダウンロードファイル名とは、格納されて
いるサーバ内でのファイル名である。サーバ群5から携
帯電話機10アプリケーションをダウンロードする際に
は、これらサーバ名、ディレクトリ、ダウンロードファ
イル名を指定してなされる。次に、DBアクセスパスワ
ードとは、提供者が各アプリケーションに関する情報に
ついてデータベースサーバ54を検索する際に用いられ
るパスワードである。また、説明文とは、利用者に対し
アプリケーションの内容を説明するための文章であり、
例えば、利用者によるアプリケーション検索時やダウン
ロード時にPC11や携帯電話機10上に表示される。
ヘルプファイルとは、そのようなアプリケーション検索
時やダウンロード時において利用者に対して提供される
ヘルプ情報が格納されたファイル名であり、キャプチャ
ファイルとは、利用者に視覚的にアプリケーションの内
容を表示するための画像情報が格納されたファイル名で
ある。このアプリケーション登録マスタテーブルAST
は、主として、利用者によるアプリケーションの検索時
やダウンロード時のほか、提供者によるライセンス金額
や利用状況の検索時に利用される。
【0040】図7は、アプリケーションアクセス管理テ
ーブルAAT(限定部、共有プロセスインタフェース)
の登録内容の一例を示す図である。同図に示すように、
このテーブルAATには、アプリケーションID及びテ
ーブル名が登録されている。このテーブル名は、アプリ
ケーションが実行される際に、そのアプリケーションが
アクセス可能なテーブルの名称を意味している。例え
ば、アプリケーションID「56789」が示すアプリケー
ション(ゲームソフトとする)は、ハイスコアを登録す
るための図示せぬハイスコアテーブルにアクセス可能で
あること、即ち、アプリケーションID「56789」が示
すアプリケーションはハイスコア登録が可能であること
を意味する。このように、各アプリケーションごとにア
クセス可能なテーブルが定義されていることにより、不
正なアプリケーションによるアクセスを防止することが
できる。
【0041】図8は、アプリケーション統計テーブルA
TTの登録内容の一例を示す図である。同図に示すよう
に、このテーブルATTには、アプリケーションID、
対象年月、ダウンロード数、起動回数、実行時間、投票
ポイント数、ライセンス金額及びライセンス金額支払フ
ラグが登録されている。このテーブルは、各アプリケー
ションの利用状況を把握するためのものであり、対象年
月とは、その利用状況が把握される対象となる期間を意
味する。ダウンロード数とは、対象年月が示す期間にア
プリケーションが携帯電話機10にダウンロードされた
回数を意味する。起動回数とは、対象年月が示す期間に
アプリケーションが携帯電話機10上で起動された回数
を意味する。実行時間とは、対象年月が示す期間にアプ
リケーションが携帯電話機10上で実行された時間を意
味する。各利用者は自身が利用したアプリケーションに
対して、その実用度や面白さに応じてポイントを投票す
ることが可能となっており、投票ポイント数とは、その
投票されたポイント数を意味している。ライセンス金額
は、提供者がアプリケーションの対価として受け取るべ
き金額であり、アプリケーションの利用状況に応じて後
述する計算式に基づいて算出される。ライセンス金額支
払フラグとは、算出されたライセンス金額が既に提供者
に支払われたか否かを示すフラグ情報である。
【0042】図9は、利用者マスタテーブルUMTの登
録内容の一例を示す図である。同図に示すように、この
テーブルUMTには、利用者名、利用者ID、パスワー
ド、クレジットカード番号、入会日、退会日、電話番
号、携帯電話機メールアドレス及びPCメールアドレス
といった利用者情報が登録されている。利用者名は、利
用者の名称であり、利用者IDは各利用者を識別するた
めに割り当てられたIDである。パスワードは、利用者
がこのサーバ群5にログインする等のために必要なもの
であり、前述の利用者IDとこのパスワードによって利
用者認証がなされる。クレジットカード番号は、利用者
が使用するクレジットカードの契約番号であり、このク
レジットカード番号が示すクレジット契約を用いて利用
料金の徴収がなされる。入会日は、利用者がこのサービ
スに入会した西暦年月日であり、退会日は、利用者がこ
のサービスから退会した西暦年月日である。電話番号
は、利用者の電話番号であり、携帯電話機メールアドレ
スは、利用者によって所持され、各種アプリケーション
をダウンロードするための携帯電話機10に割り当てら
れたメールアドレスである。また、PCメールアドレス
は、利用者によって用いられるPC11に割り当てられ
たメールアドレスである。このテーブルUMTは、例え
ば、利用者のログイン時や、利用者へのメール送信時等
に用いられる。
【0043】図10は、最終起動日時保存テーブルLR
Tの登録内容の一例を示す図である。同図に示すよう
に、このテーブルLRTには、利用者ID、アプリケー
ションID及び最終起動日時が登録されている。アプリ
ケーションが携帯電話機10上で起動される際には、そ
の起動通知が携帯電話機10から携帯電話機用WWWサ
ーバ50に送信され、これに応じて、最終起動日時が最
終起動日時保存テーブルLRT上に登録されるようにな
っている。前述したポイント投票は、利用者が過去一定
期間においてダウンロードや起動したアプリケーション
に限定されており、このテーブルLRTは、利用者がポ
イント投票可能なアプリケーションを抽出する際に用い
られる。
【0044】図11は、利用者アクセス保存テーブルU
ATの登録内容の一例を示す図である。同図に示すよう
に、このテーブルUATには、利用者ID、アプリケー
ションID、対象年月、ダウンロード数、起動回数、実
行期間及び投票ポイント数が登録されている。ダウンロ
ード数とは、対象年月が示す期間に、対応する利用者
が、対応するアプリケーションを携帯電話機10にダウ
ンロードした回数を意味する。起動回数とは、対象年月
が示す期間に、対応する利用者が、対応するアプリケー
ションが携帯電話機10上で起動した回数を意味する。
実行時間とは、対象年月が示す期間に、対応する利用者
が、対応するアプリケーションを携帯電話機10上で実
行した時間を意味する。投票ポイント数とは、対象年月
が示す期間に、対応する利用者が、対応するアプリケー
ションに対して投票したポイント数を意味している。即
ち、このテーブルUATは、アプリケーションの利用状
況を把握するために用いられ、このテーブルUATに登
録されている情報に基づいてアプリケーションを利用状
況が把握され、その結果として提供者に支払うべきライ
センス金額が定まるようになっている。
【0045】図12は、利用者入金管理テーブルUPT
の登録内容の一例を示す図である。同図に示すように、
このテーブルUMTには、利用者ID、対象年月及び入
金フラグが登録されている。入金フラグは、利用者から
の利用料金の支払があったか否かを示すフラグ情報であ
る。サーバ群5は、この利用者入金テーブルUPTを用
いて、利用者により利用料金を支払を管理する。
【0046】図13は、ダウンロードID管理テーブル
DITの登録内容の一例を示す図である。同図に示すよ
うに、このテーブルDITには、利用者ID、ダウンロ
ード日時、アプリケーションID及びダウンロードID
が登録されている。ダウンロードIDは、携帯電話機1
0からのダウンロード要求毎に毎回ユニークに発行され
るIDであり、このテーブルDITには、発行された全
てのダウンロードIDが記憶されている。このダウンロ
ードIDは、後述するように、不正なアプリケーション
を排除するために用いられる。
【0047】図14は、最終ダウンロード管理テーブル
LDTの登録内容の一例を示す図である。同図に示すよ
うに、このテーブルLDTには、利用者ID、アプリケ
ーションID及び最終ダウンロード日時が登録されてい
る。このテーブルLDTも、テーブルLRTと同様に、
利用者がポイント投票可能なアプリケーションを抽出す
る際に用いられる。
【0048】B:動作 次に、上記構成からなる実施形の動作について説明す
る。以下では、アプリケーションとして「アプレット」
を処理対象とし、(1)アプレットの検索、(2)アプ
レットのダウンロード、(3)アプレットの実行、
(4)アプレットのポイント投票、(5)ライセンス金
額の算出、(6)提供者による各種検索、の順に動作説
明を行う。
【0049】(1)アプレットの検索 利用者は、PC11を操作することによりサーバ群5に
アクセスし、所望のアプレットを検索することができ
る。図15〜16は、アプレット検索時のPC11及び
PC用WWWサーバ51の動作を示すシーケンス図であ
り、図17は、その際にPC11上に表示される画面の
一例を示す図である。図15において、まず、利用者
は、PC11を操作してブラウザを起動し、PC用WW
Wサーバ51が保持するトップページのURL(ここで
は「http://www-p.techfirm.co.jp/index.html」とす
る)を入力する。PC11はこの操作を受けつける(ス
テップSa1)。この際、URLの入力に限らず、別の
ページ上のアンカーからのジャンプであってもよいこと
はもちろんである。
【0050】次いで、PC11は、トップページにアク
セスするためのリクエストをインターネット4に送出す
る(ステップSa2)。このリクエストは、同図に示す
ように、GETメソッドにより指定された「http://www
-p.techfirm.co.jp/index.html」からなる文字列を含
む。
【0051】PC用WWWサーバ51は、インターネッ
ト4を介して、上記リクエスト信号を受信すると、リク
エストURI(Uniform Resource Identifier)によ
って指定されているトップページをハードディスクから
読み出し(ステップSa3)、これをPC11に送信す
る(ステップSa4)。
【0052】PC11は、上記トップページを受信する
と、これを解釈して表示部に表示する(ステップSa
5)。ここで表示されるページは、PC用WWWサーバ
51にログインするためのページであり、例えば図17
(a)に示すように所定フィールド内に利用者IDとパ
スワードの入力を促すメッセージが表示されている。
【0053】利用者が、利用者IDとパスワードを入力
し、ログインを指示する操作を行うと、PC11は、ロ
グインを要求するリクエストをPC用WWWサーバ51
に送信する(ステップSa6)。例えば、利用者ID
「10000」、パスワード「9999」が入力された場合、こ
のリクエストには、GETメソッドにより指定された
「http://www-p.techfirm.co.jp/cgi-bin/login.cgi?id
=10000&pw=9999」からなる文字列が含まれる。
【0054】PC用WWWサーバ51は、上記リクエス
トに応じてlogin.cgiに対応するCGI(Common Gatew
ay Interface)を起動し、データベースサーバ54内
の利用者マスタテーブルUMTを参照し、受信した利用
者ID「10000」及びパスワード「9999」の組が正しい
組であるか否かを判断する(ステップSa7)。
【0055】この判断の結果、組が正しければ、PC用
WWWサーバ51は、次なるエントランスページを構成
して、PC11に返信する(ステップSa8)。一方、
この判断の結果、組が正しくなければ、所定のエラー画
面を構成して、PC11に返信することになる。以降、
PC11及びPC用WWWサーバ51間で実行される各
セッションをPC用WWWサーバ51側で管理するため
に、PC11からPC用WWWサーバ51に送信される
データには利用者IDを示す文字列「id=10000」が埋め
込まれるようになっている。
【0056】さて、PC11はエントランスページを受
信すると、これを解釈して表示部に表示する(ステップ
Sa9)。ここで表示されるページには、図17(b)
に示すようにサイトの概略説明や各種メニューが列記さ
れている。
【0057】利用者がアプレット検索を行うためには同
図(b)に示す「ライブラリ」ボタンをクリックすれば
よく、このクリック操作に応じて、PC11は、ライブ
ラリサービスを要求するためのリクエストをPC用WW
Wサーバ51に送信する(ステップSa10)。このリ
クエストには、GETメソッドにより指定された「htt
p://www-p.techfirm.co.jp/cgi-bin/lib.cgi?id=1000
0」からなる文字列が含まれる。
【0058】PC用WWWサーバ51は、上記リクエス
トに応じてlib.cgiを起動してライブラリページを構成
し(ステップSa11)、これをPC11に返信する
(ステップSa12)。
【0059】PC11はライブラリページを受信する
と、これを解釈して表示部に表示する(ステップSa1
3)。ここで表示されるライブラリページは、図17
(c)に示すように検索対象のアプレットをカテゴリー
別に選択するためのページである。ここでは、例えば利
用者は、同図に示す「ゲーム」のボタンをクリックして
これを選択したとする。
【0060】このクリック操作に応じて、PC11は、
ゲームのアプレットのリストページを要求するためのリ
クエストをPC用WWWサーバ51に送信する(ステッ
プSa14)。このリクエストには、GETメソッドに
より指定された「http://www-p.techfirm.co.jp/cgi-bi
n/lib-game.cgi?id=10000&page1」からなる文字列が含
まれる。
【0061】PC用WWWサーバ51は、上記リクエス
トに応じてlib-game.cgiを起動してゲームリストページ
の1ページ目を構成し(ステップSa15)、これをP
C11に送信する(ステップSa16)。
【0062】PC11はゲームリストページの1ページ
目を受信すると、これを解釈して表示部に表示する(ス
テップSa17)。ここで表示されるページには、図1
7(d)に示すように各種ゲームのタイトル名が列記さ
れている。ここでは、利用者は同図(d)に示すタイト
ル名「drops」をクリックして選択したとする。なお、
ゲームリストページは、1ページのみによって構成され
るわけではなく、複数ページにわたって構成される場合
も当然ありえる。この場合、利用者が図 (d)に示さ
れている「次へ」をクリックすることにより、「http:/
/www-p.techfirm.co.jp/cgi-bin/lib-game.cgi?id=100
00&page2」という文字列を含むリクエストがPC11
からPC用WWWサーバ51に送信されて、ゲームリス
トの2ページ目が提供される。このように、リクエスト
URIの最後尾が「pageN」と表記されることにより、
ゲームリストのNページ目が提供されるようになってい
る。
【0063】さて、上記クリック操作に応じて、PC1
1は、「drops」のゲーム説明を要求するためのリクエ
ストをPC用WWWサーバ51に送信する(ステップS
a18)。このリクエストには、GETメソッドにより
指定された「http://www-p.techfirm.co.jp/cgi-bin/ex
pl.cgi?id=10000&app=56789」からなる文字列が含まれ
る。ここで、「app=56789」は「drops」に割り当てられ
たアプリケーションIDを意味する。
【0064】PC用WWWサーバ51は、上記リクエス
トに応じてexpl.cgiを起動して「drops」ゲームの説明
ページを構成し(ステップSa19)、これをPC11
に送信する(ステップSa20)。この際、PC用WW
Wサーバ51は、データベースサーバ54内のアプリケ
ーション登録マスタテーブルASTを参照して、指定さ
れたアプレットに対応する説明文やキャプチャファイル
等を参照して、説明ページを構成する。
【0065】PC11は説明ページを受信すると、これ
を解釈して表示部に表示する(ステップSa21)。こ
こで表示されるページには、図17(e)に示すように
「drops」の内容を説明する説明文と、そのゲームが行
われている様子を動画で視覚的に表現したキャプチャが
含まれている。
【0066】利用者は、これらの説明を参照し、このゲ
ームを自身の携帯電話機10にダウンロードさせる意思
があれば、同図(e)に示す「URLメール」ボタンを
クリックする。このクリック操作に応じて、PC11
は、「drops」を携帯電話機10にダウンロードさせる
ためのアクセスURLを、この携帯電話機10に送信し
てもらうことを要求するリクエストをPC用WWWサー
バ51に送信する(ステップSa22)。このリクエス
トには、GETメソッドにより指定された「http://www
-p.techfirm.co.jp/cgi-bin/urlmail.cgi?id=10000&ap
p=56789」からなる文字列が含まれる。
【0067】PC用WWWサーバ51は、上記リクエス
トに応じてurlmail.cgiを起動して携帯電話機10に割
り当てられているメールアドレスを宛先とし、上記リク
エストによって指定されたゲームソフト「drops」への
アクセスURL(http://www-c.techfirm.co.jp/cgi-bi
n/expl.cgi?id=10000&app=56789)を記述した電子メー
ルを生成し、これを送信する(ステップSa23)。こ
の際、宛先となる携帯電話機10のメールアドレスは、
利用者マスタテーブルUMTを参照することにより把握
できる。
【0068】そして、このメール送信が完了すると、P
C用WWWサーバ51は、完了通知ページを生成し、こ
れをPC11に送信する(ステップSa24)。PC1
1は完了通知ページを受信すると、これを解釈して表示
部に表示し(ステップSa25)、同図に示す処理は終
了する。
【0069】さて、アクセスURLが書き込まれた電子
メールを受信した携帯電話機10は、自身のメールブラ
ウザ上で、メール上のアクセスURLを選択すると、直
接、そのURLが示すサイトへジャンプすることができ
る。これにより、利用者は携帯電話機10では入力する
事が煩わしいURLをわざわざ入力する必要がなくな
る。また、複雑な検索オペレーションを携帯電話機10
上で行う必要もなくなり、利用者にとっては非常に便利
である。
【0070】(2)アプレットのダウンロード 次に、アプレットのダウンロード処理について説明す
る。図18〜図20は、アプレットダウンロード時の携
帯電話機10及び携帯電話機用WWWサーバ50の動作
を示すシーケンス図であり、図21はこの際、携帯電話
機10のLCD111に表示される画面の一例を示す図
である。図18において、まず、利用者は、携帯電話機
10を操作してブラウザを起動し、携帯電話機用WWW
サーバ50が保持するトップページのURL(ここでは
「http://www-c.techfirm.co.jp/index.html」とする)
を入力する。これに応じて、携帯電話機10は上記入力
操作を受けつける(ステップSb1)。この際、URL
の入力に限らず、別のページ上のアンカーからのジャン
プであってもよいことはもちろんである。
【0071】次いで、携帯電話機10は、上記トップペ
ージにアクセスするためのリクエストをインターネット
4に送出する(ステップSb2)。このリクエストは、
同図に示すように、GETメソッドにより指定された
「http://www-c.techfirm.co.jp/index.html」からなる
文字列を含む。
【0072】携帯電話機用WWWサーバ50は、インタ
ーネット4を介して、上記リクエストを受信すると、リ
クエストURIによって指定されているページをハード
ディスクから読み出し(ステップSb3)、これを携帯
電話機10に返信する(ステップSb4)。
【0073】携帯電話機10は、上記ページを受信する
と、これを解釈してLCD111に表示する(ステップ
Sb5)。ここで表示されるトップページは、携帯電話
機用WWWサーバ50が提供するサービスに入会若しく
はログインするためのページであり、例えば図21
(a)に示すような構成となっている。
【0074】利用者が同図(a)に示す「ログイン」を
選択操作すると、携帯電話機10は、ログインを要求す
るリクエストを携帯電話機用WWWサーバ50に送信す
る(ステップSb6)。このリクエストは、同図に示す
ように、GETメソッドにより指定された「http://www
-c.techfirm.co.jp/login.html」からなる文字列を含
む。
【0075】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストを受信すると、リクエストURIによって指定
されているログインページをハードディスクから読み出
し(ステップSb7)、これを携帯電話機10に返信す
る(ステップSb8)。
【0076】携帯電話機10は、ログインページを受信
すると、これを解釈してLCD111に表示する(ステ
ップSb9)。ここで表示されるログインページは、例
えば図21(b)に示すような構成となっており、所定
フィールド内に利用者IDとパスワードの入力を促すメ
ッセージが表示されている。
【0077】利用者が、利用者IDとパスワードを入力
し、ログインを指示する操作を行うと、携帯電話機10
は、ログインを要求するリクエストを携帯電話機用WW
Wサーバ50に送信する(ステップSb10)。例え
ば、利用者ID「10000」、パスワード「9999」が入力
された場合、このリクエストにはGETメソッドにより
指定された「http://www-c.techfirm.co.jp/cgi-bin/st
art.cgi?id=10000&pw=9999」からなる文字列が含まれ
る。
【0078】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じてstart.cgiを起動してデータベースサ
ーバ54内の利用者マスタテーブルUMTを参照し、受
信した利用者ID「10000」及びパスワード「9999」の
組が正しい組であるか否かを判断する(ステップSb1
1)。
【0079】この判断の結果、組が正しければ、携帯電
話機用WWWサーバ50は、次なるメニューページを構
成して、携帯電話機10に返信する(ステップSb1
2)。一方、この判断の結果、組が正しくなければ、所
定のエラー画面を構成して、携帯電話機10に返信する
ことになる。以降、携帯電話機10及び携帯電話機用W
WWサーバ50間で実行される各セッションを携帯電話
機用WWWサーバ50側で管理するために、携帯電話機
10から携帯電話機用WWWサーバ50に送信されるデ
ータには利用者IDを示す「id=10000」が埋め込まれる
ようになっている。
【0080】さて、携帯電話機10はメニューページを
受信すると、これを解釈してLCD111に表示する
(ステップSb13)。ここで表示されるページには、
図21(c)に示すように各種メニューが列記されてい
る。
【0081】利用者がアプレットをダウンロードするた
めには同図(c)に示す「ライブラリ」ボタンを選択す
ればよく、この選択操作に応じて、携帯電話機10は、
ライブラリページを要求するためのリクエストを携帯電
話機用WWWサーバ50に送信する(ステップSb1
4)。このリクエストには、GETメソッドにより指定
された「http://www-c.techfirm.co.jp/cgi-bin/libto
p.cgi?id=10000」からなる文字列が含まれる。
【0082】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じてlibtop.cgiを起動してライブラリペー
ジを構成し(ステップSb15)、これを携帯電話機1
0に返信する(ステップSb16)。
【0083】携帯電話機10はライブラリページを受信
すると、これを解釈してLCD111に表示する(ステ
ップSb17)。ここで表示されるライブラリページ
は、図(d)に示すようにデータベースサーバ54が保
存しているアプレットをカテゴリー別に選択するための
ページである。ここでは、例えば利用者は、同図に示す
「ゲーム」を選択したとする。
【0084】この選択操作に応じて、携帯電話機10
は、ゲームリストページを要求するためのリクエストを
携帯電話機用WWWサーバ50に送信する(ステップS
b18)。このリクエストには、GETメソッドにより
指定された「http://www-c.techfirm.co.jp/cgi-bin/li
b-game.cgi?id=10000&page1」からなる文字列が含まれ
る。
【0085】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じてlib-game.cgiを起動してゲームリスト
ページの1ページ目を構成し(ステップSb19)、こ
れを携帯電話機10に送信する(ステップSb20)。
【0086】携帯電話機10はゲームリストページの1
ページ目を受信すると、これを解釈してLCD111に
表示する(ステップSb21)。ここで表示されるペー
ジには、図21(e)に示すように各種ゲームのタイト
ル名が列記されている。ここでは、利用者は同図(e)
に示すタイトル名「drops」を選択したとする。なお、
ゲームリストページは、1ページのみによって構成され
るわけではなく、複数ページにわたって構成される場合
も当然ありえる。この場合、利用者が図21(e)に示
されている「次へ」を選択することにより、「http://w
ww-c.techfirm.co.jp/cgi-bin/lib-game.cgi?id=10000
&page2」という文字列を含むリクエストが携帯電話機
10から携帯電話機用WWWサーバ50に送信されて、
ゲームリストの2ページ目が提供される。このように、
リクエストURIの最後尾が「pageN」と表記されるこ
とにより、ゲームリストのNページ目が提供されるよう
になっている。
【0087】さて、上記選択操作に応じて、携帯電話機
10は、「drops」のゲーム説明を要求するためのリク
エストを携帯電話機用WWWサーバ50に送信する(ス
テップSb22)。このリクエストには、GETメソッ
ドにより指定された「http://www-p.techfirm.co.jp/cg
i-bin/expl.cgi?id=10000&app=56789」からなる文字列
が含まれる。ここで、「app=56789」は「drops」に割り
当てられたアプリケーションIDを意味する。
【0088】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じてexpl.cgiを起動して「drops」ゲーム
の説明ページを構成し(ステップSb23)、これを携
帯電話機10に送信する(ステップSb24)。この
際、携帯電話機用WWWサーバ50は、データベースサ
ーバ54内のアプリケーション登録マスタテーブルAS
Tを参照して、指定されたアプレットに対応する説明文
やキャプチャファイル等を参照して、説明ページを構成
する。
【0089】さて、携帯電話機10は上記説明ページを
受信すると、これを解釈してLCD111に表示する
(ステップSb25)。ここで表示されるページには、
図21(f)に示すように「drops」の内容を説明する
説明文のほか、ダウンロード、使用法、画面キャプチャ
等の各種操作を選択するためのボタンが表示されてい
る。
【0090】利用者は、これらの説明を参照し、このゲ
ームを自身の携帯電話機10にダウンロードさせる意思
があれば、図21(f)に示す「ダウンロード」を選択
する。この選択操作に応じて、携帯電話機10は、「dr
ops」を携帯電話機10にダウンロードするためのリク
エストを携帯電話機用WWWサーバ50に送信する(ス
テップSb26)。このリクエストには、GETメソッ
ドにより指定された「http://www-c.techfirm.co.jp/56
789/dl.cgi?id=10000」からなる文字列が含まれる。
【0091】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じてdl.cgiを起動し、「drops」に対応し
て用意しているダウンロード用HTMLデータを構成し
(ステップSb27)、これを携帯電話機10に送信す
る(ステップSb28)。このダウンロード用のHTM
Lデータは、図22に示すような構成となっている。図
22において、「param」タグ指定のパラメータのう
ち、パラメータ「ID」は、携帯電話機用WWWサーバ5
0と通信する際に利用者を識別するために利用される。
また、パラメータ「DLID」はダウンロードのためのデー
タを作成する際に毎回ユニークに発行され、後述するよ
うに、携帯電話機用WWWサーバ50が携帯電話機10
側のアプリケーションと通信を行う際に、そのアプリケ
ーションの正当性を確認するために利用される。
【0092】携帯電話機10は、受信したHTMLデー
タの中から、「applet」タグを検出すると(ステップS
b29)、「ARCHIVE」タグで指定されたJARファイ
ルを取得するためのリクエストを携帯電話機用WWWサ
ーバ50に送信する(ステップSb30)。このリクエ
ストには、GETメソッドにより指定された「http://w
ww-c.techfirm.co.jp/56789/drops.jar」からなる文字
列が含まれる。
【0093】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じて、ファイル名「drops.Jar」が示すJ
ARファイルをデータベースサーバ54から読み出し
(ステップSb31)、これを携帯電話機10に送信す
る(ステップSb32)。
【0094】携帯電話機10は、JARファイルを受信
し、これをSRAM104に書きこんでいく(ステップ
Sb33)。JARファイルの取得が完了すると、携帯
電話機10は、上述したHTMLデータ内の「COMPLET
E」で指定されたURLに対しダウンロードの完了を意
味するリクエストを送信する(ステップSb34)。こ
のリクエストにはGETメソッドにより指定された「ht
tp://www-c.techfirm.co.jp/cgibin/dlfinish.cgi?id=1
0000&app=56789&DLID=99887766」からなる文字列が含ま
れる。また、これとともに、携帯電話機10は、JAR
ファイルを取得完了すると、SRAM124内の所定の
記憶エリアに、図22において「CODE」タグで指定さ
れ、アプレット起動時に最初に実行するクラス、実行さ
れるアプレットが参照可能なものとして「param」タグ
で指定されたパラメータ、取得元のホスト名「game.tec
hfirm.co.jp」を保存する。ダウンロードされたアプレ
ットは、ジャババーチャルマシンJVMの制限によっ
て、取得元のサーバ(ホスト名「game.techfirm.co.j
p」)としか通信できないようになっている。
【0095】さて、携帯電話機用WWWサーバ50は、
上記リクエストに応じてdlfinish.cgiを起動することに
よりデータベースサーバ54にアクセスし、利用者アク
セス保存テーブルUAT上で、利用者ID「10000」及
びアプリケーションID「56789」に対応付けて、ダウ
ンロードカウント値を1カウントインクリメントするほ
か、ダウンロードID管理テーブルDIT、最終ダウン
ロード管理テーブルLDT上にダウンロード日時等を書
き込む(ステップSb35)。即ち、携帯電話機用WW
Wサーバ50は、前述したダウンロードID管理テーブ
ルDIT上で、ダウンロードID、アプリケーションI
D及び利用者IDをセットで記憶しておく。
【0096】そして、携帯電話機用WWWサーバ50
は、携帯電話機10のアプリケーションからデータを受
け取るときに、この携帯電話機10から上記3つのデー
タを組として受け取るようにすれば、上記ダウンロード
管理テーブル上のデータと比較することにより、そのデ
ータの送信元はWWWサーバ50自身が携帯電話機10
にダウンロードさせた正当なアプリケーションであると
認識する事が可能である。この仕組みによって、別の端
末からあるいは不正アプリケーションによるデータ改竄
やなりすましを防止することが可能になるといえる。
【0097】そして、携帯電話機用WWWサーバ50
は、ダウンロード処理がすべて完了した旨のOKメッセ
ージを生成し、これを携帯電話機10に送信する(ステ
ップSb36)。携帯電話機10は上記メッセージを受
信すると、これを解釈してLCD111に表示し(ステ
ップSb37)、同図に示す処理は終了する。
【0098】(3)アプレットの実行 次に、アプレットの実行処理について説明する。図23
〜24は、アプレット実行時の携帯電話機10及び携帯
電話機用WWWサーバ50の動作を示すシーケンス図で
あり、図25はこの際、携帯電話機10のLCD111
に表示される画面の一例を示す図である。図23におい
て、まず、利用者は、携帯電話機10を操作し、ダウン
ロード済のアプレットのリストをSRAM124から読
み出してLCD111に表示させる(ステップSc
1)。ここで表示されるアプレットのリストは、例えば
図25(a)に示すような構成となっており、ダウンロ
ードしたアプレット名が列記されている。
【0099】ここで、例えば利用者が図25(a)に示
す「drops」を選択すると、LCD111の表示は図2
5(b)に示すような画面に遷移し、選択したアプレッ
トを起動するか否かを利用者に問い合わせるメッセージ
が表示される(ステップSc2)。
【0100】図25(b)上で利用者が「OK」を選択
すると、携帯電話機10は、ジャババーチャルマシンJ
VMを起動し、最初に呼び出すクラスである「drops.cl
ass」を指定する(ステップSc3)。
【0101】そして、携帯電話機10は、アプレット起
動を通知するためのリクエストを携帯電話機用WWWサ
ーバ50に送信する(ステップSc4)。このリクエス
トは、同図に示すように、GETメソッドにより指定さ
れた「http://game.techfirm.co.jp/start.cgi?id=1000
0&app=56789&DLID=99887766」からなる文字列を含む。
ここで、前述したように携帯電話機用WWWサーバ5
0と携帯電話機10側のアプリケーションとの間におけ
る通信の正当性を確認するため、上記リクエストには、
ダウンロードIDを示す「DLID=99887766」、アプリケ
ーションIDを示す「app=56789」、及び利用者IDを
示す「id=10000」が含まれている。
【0102】さて、携帯電話機用WWWサーバ50は、
上記リクエストを受信するとstart.cgiを起動し、デー
タベースサーバ54内のダウンロードIDテーブルDI
Tを参照して、上述のダウンロードID、アプリケーシ
ョンID及び利用者IDの組が正しい組であるか否かを
判断する。次いで、携帯電話機用WWWサーバ50は、
利用者アクセス保存テーブルUAT上で、受信した利用
者ID「id=10000」及びアプリケーションID「app=56
789」に対応する起動回数を1カウントだけインクリメ
ントするとともに、最終起動日時保存テーブルLRT上
で、利用者ID「id=10000」及びアプリケーションID
「app=56789」に対応する最終起動日時を書き込む(ス
テップSc5)。
【0103】そして、携帯電話機用WWWサーバ50
は、起動を承認した旨のOKメッセージを生成し、携帯
電話機10に返信する(ステップSc6)。
【0104】この通知に応じて、携帯電話機10は、
「drops」ゲームのアプレットを実行する(ステップS
c7)。この際の携帯電話機10のLCD111の表示
例を図25(c)に示す。
【0105】さて、利用者が行っていたゲームが終了
し、そのゲームスコアが自身の過去最高となるとハイス
コア登録が可能となる。この登録処理は、利用者がゲー
ム終了画面上の図示せぬハイスコアボタンを選択するこ
とにより開始される(ステップSc8)。
【0106】まず、携帯電話機10は、ハイスコア登録
を要求するためのリクエストを携帯電話機用WWWサー
バ50に送信する(ステップSc9)。このリクエスト
には、図に示すように、GETメソッドにより指定され
た「http://game.techfirm.co.jp/56789/highsc.cgi?id
=10000&sc=12256000」からなる文字列が含まれる。ここ
で、「sc=12256000」は、スコアが12256000点であるこ
とを意味している。
【0107】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じてhighsc.cgiを起動してデータベースサ
ーバ54内の図示せぬハイスコアテーブルに指定された
スコアを登録する。ハイスコア登録処理が完了すると、
携帯電話機用WWWサーバ50は、ハイスコア処理が完
了した旨のOKメッセージを生成するとともに、利用者
名「Tech」を取得する(ステップとSc10)。これら
の処理の詳細は、図26に示すフローを用いて後述す
る。
【0108】そして、携帯電話機WWWサーバ50は、
上記OKメッセージと利用者とを携帯電話機10に送信
する(ステップSc11)。
【0109】携帯電話機10はOKメッセージと利用者
名を受信すると、これを解釈して、図25(d)に示す
ように画面を表示する(ステップSc12)。この画面
上で利用者によって「OK」が選択されると、LCD1
11上には元のゲーム画面が表示される。
【0110】そして、利用者によりゲーム終了の操作が
なされると、携帯電話機10はこれを受けつけ(ステッ
プSc13)、アプレット終了を要求するためのリクエ
ストを携帯電話機用WWWサーバ50に送信する(ステ
ップSc14)。このリクエストには、図24に示すよ
うに、GETメソッドにより指定された「http://game.
techfirm.co.jp/56789/exit.cgi?id=10000&app56789&DL
ID99887766」からなる文字列が含まれる。
【0111】携帯電話機用WWWサーバ50は、exit.c
giを起動し、前述と同様に、ダウンロードIDを示す
「DLID=99887766」、アプリケーションIDを示す「app
=56789」、及び利用者IDを示す「id=10000」の組の正
当性を確認した後、最終起動日時テーブルLRTを参照
し、利用者ID「10000」がアプリケーションID「567
89」を起動した時刻と、アプレットの終了リクエストを
受け取った時刻との差、即ち、アプレットの実行時間を
求め、これを利用者アクセス保存テーブルUAT上で利
用者ID「10000」及びアプリケーションID「56789」
に対応付けて登録する(ステップSc15)。
【0112】そして、携帯電話機用WWWサーバ50
は、処理がすべて完了した旨のOKメッセージを生成
し、これを携帯電話機10に送信する(ステップSc1
6)。
【0113】携帯電話機10は上記メッセージを受信す
ると、これに応じて自身のローカルメニューの表示状態
に戻り(ステップSc17)、同図に示す処理は終了す
る。
【0114】(4)ハイスコア登録処理 以下、前述したハイスコア登録処理について、図26に
示すフローを用いて説明する。前述したようにhighsc.c
giが起動されると、携帯電話機WWWサーバ50は、ハ
イスコアテーブルをオープンするためのオープンプロセ
スを行うためのパラメータを設定する(ステップSm
1)。具体的には、アプリケーションID、アプリケー
ションパスワード及びテーブル名といった各種パラメー
タが設定される。ここで、アプリケーションパスワード
とは、提供者に対し予め発行されたパスワードであり、
highsc.cgiのコードに定義されている。また、テーブル
名とは、オープン対象となるテーブル名であり、ここで
は「highscore」である。
【0115】次いで、指定されたテーブルのオープンプ
ロセスがコールされ、処理はステップSn1に移る。ス
テップSn1では、設定されたパラメータのうち、アプ
リケーションIDとアプリケーションパスワードとが抽
出され、これらが正当な組であるか否かが判断される
(ステップSn1)。
【0116】正当な組であると判断された場合には(ス
テップSn1;Yes)、アプリケーションアクセス管
理テーブルAATが参照され、アプリケーションIDが
示すアプリケーションがハイスコアテーブルにアクセス
可能か否かが判断される(ステップSn2)。
【0117】アクセス可能であれば、ハイスコアテーブ
ルがオープンされ(ステップSn3)、これが成功する
と(ステップSn4;Yes)、ハイスコアテーブルオ
ープンに成功した旨を返す(ステップSn5)。
【0118】オープンに成功した旨を受け取ると(ステ
ップSm2)、そのハイスコアテーブル上で、利用者I
Dに対応してスコアとその日時とが登録される(ステッ
プSm3)。
【0119】そしてハイスコアテーブルはクローズされ
(ステップSm6)、次いで、利用者名取得プロセスが
コールされ、これに応じて、利用者名が取得される(ス
テップSm5)。この利用者名取得プロセスは、上述し
たハイスコアテーブルオープンプロセスと同様にしてな
される。このようにして、利用者名を取得すると、前述
したように、携帯電話機用WWWサーバ50から携帯電
話機10に対して、OKメッセージと利用者名が返信さ
れる。
【0120】通常、アプレットは、ダウンロード元のサ
ーバとしか通信できないため、複数のアプレットで1つ
のサーバを共有する事になり、各アプリケーション間で
のアクセス管理が問題になるが、上記のように各アプリ
ケーション間でアクセスするエリアを排他的に制御する
ことによって、その安全性が確保できる。また、利用者
に関するデータのように、様々なアプリケーションによ
って利用され、またプライバシー保護が重視されるデー
タに関しては、そのアクセスのための共通のアプリケー
ションインターフェースをサーバが提供することによっ
て、データの無駄を省くことができ、そしてプライバシ
ーデータに対するセキュリティを向上させることができ
る。
【0121】(5)ポイント投票 次に、ポイント投票処理について説明する。図27は、
ポイント投票時の携帯電話機10及び携帯電話機用WW
Wサーバ50の動作を示すシーケンス図であり、図28
はこの際携帯電話機10のLCD111に表示される画
面の一例を示す図である。図27において、まず、利用
者は、上述したアプレットダウンロード時の処理と同様
に、携帯電話機10を操作してブラウザを起動し、パス
ワード等による認証を終えた後、携帯電話機用WWWサ
ーバ50からメニューページを受信し、これを表示する
(ステップSd1)。ここで表示されるページには、前
述の図21(c)に示すように各種メニューが列記され
ている。
【0122】ポイント投票サービスを受けるためには同
図(c)に示す「投票」ボタンを選択すればよく、この
選択操作に応じて、携帯電話機10は、投票リストペー
ジを要求するためのリクエストを携帯電話機用WWWサ
ーバ50に送信する(ステップSd2)。このリクエス
トには、GETメソッドにより指定された「http://www
-c.techfirm.co.jp/cgi-bin/votelist.cgi?id=10000&pa
ge=1」からなる文字列が含まれる。
【0123】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じてvotelist.cgiを起動し、投票リストペ
ージを構成する(ステップSd3)。即ち、データベー
スサーバ54にアクセスして最終起動日時保存テーブル
LRT、最終ダウンロード管理テーブルLDT及び利用
者アクセス保存テーブルUATを参照し、利用者ID
「10000」が示す利用者が、最後にダウンロードした
月、若しくは最後に起動した月、もしくは最後に実行が
終了した月、若しくは最後に投票した月が3ヶ月以内で
あるアプレットのアプリケーションIDを全て抽出する
と共に、その利用者が現時点で投票できる投票可能ポイ
ント数を取得し、これらを表示するためのリストページ
を構成する。この際、全てのデータを表示するためには
複数ページに分割して構成するようにしてもよい。な
お、ここでは、所定期間において1人の利用者が投票可
能なポイント数には上限が設けられており、ここでは、
1人につき毎月、70ポイントの投票が可能であるとす
る。このような前提の下、図11に示す利用者アクセス
管理テーブルUATを参照すると、利用者ID「1000
0」は今月(2000年6月)に既に合計40ポイントを投票
しているので、今月の残り期間に投票可能なポイント数
は残り30ポイントとなる。
【0124】さて、携帯電話機用WWWサーバ50は、
上述のようにして構成したリストページを携帯電話機1
0に送信する(ステップSd4)。
【0125】携帯電話機10はリストページを受信する
と、これを解釈してLCD111に表示する(ステップ
Sd5)。ここで表示されるリストページには、図28
(a)に示すように、投票可能ポイント数と、投票可能
なアプレットのリストが表示される。ここでは、例えば
利用者は、同図に示す「drops」のボタンを選択して、
このアプレットに対する投票を行うものとする。
【0126】この選択操作に応じて、携帯電話機10
は、投票ページを要求するためのリクエストを携帯電話
機用WWWサーバ50に送信する(ステップSd6)。
このリクエストには、GETメソッドにより指定された
「http://www-c.techfirm.co.jp/cgi-bin/voteinput.cg
i?id=10000&app56789」からなる文字列が含まれる。携
帯電話機用WWWサーバ50は、上記リクエストに応じ
てvoteinput.cgiを起動し、投票ページを構成する(ス
テップSd7)。即ち、利用者アクセス管理テーブルU
ATを参照することにより、利用者ID「10000」が指
定したアプリケーション「56789」に対して今月、既に
投票したポイント数を取得して、ポイント入力を行う入
力フィールドを含んだページを構成する。
【0127】そして、携帯電話機用WWWサーバ50
は、構成した投票ページを携帯電話機10に送信する
(ステップSd8)
【0128】携帯電話機10は投票ページを受信する
と、これを解釈してLCD111に表示する(ステップ
Sd9)。ここで表示されるページは、図28(b)に
示すように、今月において投票可能ポイント数「30ポ
イント」と、「drops」に対して今月既に投票したポイ
ント数「10ポイント」と、ポイント入力を行うフィー
ルドが表示されている。ここでは、利用者は同図(b)
に示す入力フィールド内に「20」ポイントを入力し、
「投票」ボタンを選択したとする。なお、「キャンセ
ル」ボタンが選択されると、今までの操作はキャンセル
され、メニューページに戻る。
【0129】上記選択操作に応じて、携帯電話機10
は、「drops」に対するポイント投票を要求するための
リクエストを携帯電話機用WWWサーバ50に送信する
(ステップSd10)。このリクエストにはGETメソ
ッドで指定された「http://www-c.techfirm.co.jp/cgi-
bin/vote.cgi?id=10000&app=56789&point=20」からなる
文字列が含まれる。ここで、「point=20」は、今回投票
するポイントが20ポイントであることを意味してい
る。
【0130】携帯電話機用WWWサーバ50は、上記リ
クエストに応じてvote.cgiを起動し、投票されたポイン
トをデータベースサーバあ54に登録する(ステップS
d11)。即ち、データベースサーバ54の利用者アク
セス保存テーブルUATにアクセスして、利用者ID
「10000」が指定したアプリケーションID「56789」の
今月のポイント数「10ポイント」に、今回入力したポ
イント「20ポイント」を加算し、「30ポイント」と
して記憶する。なお、記憶する前に、利用者に入力され
たポイントにより、今月の投票可能ポイントの上限値を
超過していないかどうかを確認する。
【0131】次いで、携帯電話機用WWWサーバ50
は、処理がすべて完了した旨の完了通知ページを生成
し、これを携帯電話機10に送信する(ステップSd1
2)。また、上記上限値を超えていれば、エラー画面を
表示するページを構成して、これを携帯電話機10に送
信する。
【0132】携帯電話機10は完了通知ページを受信す
ると、これを解釈して図28(c)に示すような画面を
LCD111に表示し(ステップSd13)、図27に
示す処理は終了する。
【0133】このように、利用者が一定期間に投票可能
なポイント数に限度を設けたり、また、利用者が最近利
用したアプリケーションにのみポイント投票を行うよう
にしているので、利用者が特定のアプリケーションに対
してのみポイントを恣意的に投票するというような不正
行為を排除できる。
【0134】(6)ライセンス金額の計算 次に、集計サーバ55による各提供者に対するライセン
ス金額の計算について説明する。このライセンス金額の
計算方法には大別して2つの方法があり、以下順番にこ
れらを説明する。
【0135】図29は、第1の方法に従って集計サーバ
55がライセンス金額を計算する動作を示すフローチャ
ートである。このライセンス金額の計算は、例えば1ヶ
月毎や、半年毎というように所定の計算期間を単位とし
て実行されるようになっている。ここでは1ヶ月を計算
期間とし、その計算日を毎月末日とする。
【0136】集計サーバ55は、図示せぬタイマを参照
し、この計算日が到来したか否かを判断する(ステップ
Se1)。このステップSe1の処理は計算日が到来す
るまで繰り返され(ステップSe1;No)、計算日が
到来すると(ステップSe1;Yes)、ステップSe
2に進む。
【0137】集計サーバ55は、データベースサーバ5
4内の利用者入金管理テーブルUPTを参照し、対象と
なる計算期間内に全ての利用者から入金された利用料金
の合計額を計算する(ステップSe2)。
【0138】この利用料金の合計額のうち、一部が提供
者に対しライセンス金額として支払われ、その残額がサ
ーバ群5の管理者の利益となる。利用料金の合計額のう
ちどのくらいの割合が提供者に支払われるかは予め定め
られており、ここでは、30%とする。そこで、集計サ
ーバ55は、ステップSe1で計算した利用料金の合計
額に30%を乗ずることにより、ライセンス金額に充当
可能な金額license-totalを計算する(ステップSe
3)。例えば、ステップSe1で計算した利用料金の合
計額が100万円の場合、ライセンス金額に充当可能な
license-totalは30万円になる。
【0139】次に、集計サーバ55は、データベースサ
ーバ54の利用者アクセス保存テーブルUATを参照
し、計算対象となる期間において全てのアプリケーショ
ンがダウンロードされたダウンロード数を抽出し、これ
らを合計値であるtotal-dlを算出する(ステップSe
4)。例えば 図11に示す利用者アクセス保存テーブ
ルUATの場合、計算対象の月を「6月」とすると、対
応するダウンロード数として「2」、「3」、「2」が
抽出され、これらの合計値total-dlは「7」となる。
【0140】続いて、集計サーバ55は、利用者アクセ
ス保存テーブルUATを参照し、計算対象となる期間に
おいて全てのアプリケーションの起動回数を抽出し、こ
れらの合計値であるtotal-launchを算出する(ステップ
Se5)。例えば、図11に示す利用者アクセス保存テ
ーブルUATの場合、計算対象の月を「6月」とする
と、対応する起動回数として「5」、「8」、「9」が
抽出され、これらの合計値total-launchは「22」とな
る。
【0141】次に、集計サーバ55は、利用者アクセス
保存テーブルUATを参照し、計算対象となる期間にお
いて全てのアプリケーションの実行時間を抽出し、これ
らの合計値であるtotal-runを算出する(ステップSe
6)。例えば、図11に示す利用者アクセス保存テーブ
ルUATの場合、計算対象の月を「6月」とすると、対
応する起動回数として「23(分)」、「40
(分)」、「38(分)」が抽出され、これらの合計値
total-runは「101(分)」となる。
【0142】次に、集計サーバ55は、利用者アクセス
保存テーブルUATを参照し、計算対象となる期間にお
いて全てのアプリケーションのポイント数を抽出し、こ
れらの合計値であるtotal-pointを算出する(ステップ
Se7)。例えば、図11に示す利用者アクセス保存テ
ーブルUATの場合、計算対象の月を「6月」とする
と、対応するポイント数として「30」、「60」、
「0」が抽出され、これらの合計値total-pointは「9
0」となる。
【0143】以下の計算処理においては、各アプリケー
ション毎に順番にライセンス金額を計算していく。そこ
で、全てのアプリケーションについて計算が終了したか
否かを判断し(ステップSe8)、していないと判断す
ると(ステップSe8;No)ステップSe9に進む。
【0144】ステップSe9において、集計サーバ55
は、ある特定のアプリケーション(例えばアプリケーシ
ョンID「56789」とする)を対象として、そのアプリ
ケーションの提供者に支払うべきライセンス金額licens
e-feeを計算する。この計算は、式1に示す計算式に従
って行われる。 ライセンス金額license-fee ={(対象月における特定アプリケーションのダウンロード数/total-dl)×Rd +(対象月における特定アプリケーションの起動回数/total-launch)×Rl +(対象月における特定アプリケーションの実行時間/total-run)×Rr +(対象月における特定アプリケーションのポイント数/total-point)×Rp} ×ライセンス充当可能金額total-license・・・式1
【0145】ここで、Rd、Rl、Rr及びRpは、ライセンス
金額を算出するにあたり、ダウンロード数、起動回数、
実行時間及びポイント数に対して割り当てられた重み付
けパラメータであり、Rd≧0、Rl≧0、Rr≧0、Rp≧
0、 Rd+Rl+Rr+Rp=1という関係を満たしている。
【0146】例えば、Rd=0.2、Rl=0.3、Rr=
0.35、Rp=0.15と設定されている場合について
の計算例を説明する。上述したように、total-license
=30万円、total-dl=7、total-launch=22、tota
l-run=101、total-point=90である。また、利用
者アクセス保存テーブルUATを参照すると、「対象月
における特定アプリケーション(アプリケーションID
56789、以下同じ)のダウンロード数」は「4」、「対
象月における特定アプリケーションの起動回数」は「1
4」、「対象月における特定アプリケーションの実行時
間」は「61(分)」、「対象月における特定アプリケ
ーションのポイント数」は「30」であるから、これら
をそれぞれ式1に代入して、license-feeを約16.7
0万円と算出することができる。このような計算を各ア
プリケーションごとに実行し、すべてのアプリケーショ
ンについて実行完了すると(ステップSe8;Ye
s)、同図に示す処理は終了する。
【0147】次に、図30は、第2の方法に従って集計
サーバ55がライセンス金額を計算する動作を示すフロ
ーチャートである。この第2の方法に従うライセンス金
額の計算は、上述の第1の方法のように各アプリケーシ
ョン毎に処理を実行していくのではなく、各利用者毎に
処理を実行していく。
【0148】まず、集計サーバ55は、図示せぬタイマ
を参照し、計算日が到来したか否かを判断する(ステッ
プSf1)。このステップSf1の処理は計算日が到来
するまで繰り返され(ステップSf1;No)、計算日
が到来すると(ステップSe1;Yes)、ステップS
f2に進む。
【0149】以下では各利用者毎にライセンス金額を計
算していくので、、全ての利用者について処理が終了し
たか否かを判断し、していないと判断すると(ステップ
Sf2;No)、ステップSf3に進む。
【0150】ステップSf3において、集計サーバ55
は、ある特定の利用者(例えば利用者ID「10000」と
する)を対象とし、利用者入金管理テーブルUPTを参
照し、その利用者の対象月の利用料金が入金されている
か否かを判断する。ここで入金されていないと判断され
ると(ステップSf3;No)、ステップSf2に戻
り、処理対象の利用者を変えて同じ処理を行う。
【0151】一方、入金されていると判断されると(ス
テップSf3;Yes)、処理はステップSf4に進
む。
【0152】ステップSf4において、集計サーバ55
は、利用者が対象月に支払った一定額の利用料金に、例
えば30%を乗ずることにより、1人の利用料金の中か
ら充当可能なライセンス金額u-license-totalを計算す
る。
【0153】次に、集計サーバ55は、データベースサ
ーバ54の利用者アクセス保存テーブルUATを参照
し、計算対象となる期間において利用者ID「10000」
の利用者がダウンロードした総回数u-total-dlを算出す
る(ステップSf5)。
【0154】続いて、集計サーバ55は、利用者アクセ
ス保存テーブルUATを参照し、計算対象となる期間に
おいて利用者ID「10000」の利用者の起動回数の総計u
-total-launchを算出する(ステップSf6)。
【0155】次に、集計サーバ55は、利用者アクセス
保存テーブルUATを参照し、計算対象となる期間にお
いて利用者ID「10000」の利用者がアプリケーション
を実行した実行時間の総計u-total-runを算出する(ス
テップSf7)。
【0156】次に、集計サーバ55は、利用者アクセス
保存テーブルUATを参照し、計算対象となる期間にお
いて利用者ID「10000」の利用者が投票したポイント
数の総計total-point2を算出する(ステップSf8)。
【0157】そして、集計サーバ55は、計算対象とな
る期間において利用者ID「10000」の利用者に対応す
る、ダウンロード数u-total-dl、起動回数u-total-laun
ch、実行時間u-total-run、ポイント数u-total-pointの
全てを算出したか否かを判断する(ステップSf9)。
【0158】そして、集計サーバ55は、計算対象とな
る期間において利用者ID「10000」の利用者に対応す
る各アプリケーションに対するライセンス金額license-
feeを計算する(ステップSf10)。この計算は、式
2に示す計算式に従って行われる。 ライセンス金額u-license-fee ={(対象月における特定利用者の特定アプリケーションのダウンロード数/u- total-dl)×Rd +(対象月における特定利用者の特定アプリケーションの起動回数/u-total-la unch)×Rl +(対象月における特定利用者の特定アプリケーションの実行時間/u-total-ru n)×Rr +(対象月における特定利用者の特定アプリケーションのポイント数/u-total- point)×Rp} ×ライセンス充当可能金額u-total-license・・・式2
【0159】ここで、Rd、Rl、Rr及びRpは、上述したパ
ラメータと同様の意味を持つパラメータである。この式
2によって算出されるライセンス金額u-license-fee
は、利用者ID「10000」の利用者が支払った利用金額
を、この利用者が利用したアプリケーションの提供者に
どのように分配するかということを示す値である。次い
で、集計サーバ55は、アプリケーション統計テーブル
ATTに、算出したライセンス金額u-license-feeを加
算して書込んだ後(ステップSf11)、ステップSf
9に戻り、この利用者を対象とした計算がすべて終了す
るまで上述した処理を繰り返す。そして、この利用者を
対象とした計算がすべて終了すると(ステップSf9;
Yes)、次の利用者を対象とするべくステップSf2
に戻る。
【0160】このようにして、全ての利用者、全てのア
プリケーションに対し、ライセンス金額の算出処理がな
されて同図に示す処理は終了する。算出されたライセン
ス金額は、提供者によって予め登録されている銀行口座
に入金されることになる。
【0161】(7)提供者による各種検索 サーバ群5に対しアプリケーションをアップロードした
提供者は、PC21を用いてデータベースサーバ54に
アクセスすることにより、自身のアプリケーションにつ
いてのライセンス金額や利用状況を検索することができ
る。以下、この提供者のPC21からの要求に応じて、
PC用WWWサーバ51が実行する検索動作について説
明する。
【0162】図31は、検索時におけるPC用WWWサ
ーバ51のメインルーチンを示すフローチャートであ
る。同図に示す処理は、PC21からアクセス要求に応
じて開始される。まず、PC用WWWサーバ51は、自
身のハードディスクから初期メニュー画面データを読み
出し、これをPC21に送信する(ステップSg1)。
この処理メニュー画面は、例えば図32に示すような画
面であり、検索対象期間、提供者ID、アプリケーショ
ンIDを入力するためのフィールドと、提供者検索ボタ
ン、アプリケーション検索ボタン、終了ボタンが設けら
れている。提供者検索とは、提供者IDによって指定さ
れた提供者単位の検索であり、これにより、その提供者
に対して支払われるライセンス金額金やその未払い額等
が把握できる。また、アプリケーション検索とは、アプ
リケーションIDによって指定されたアプリケーション
単位の検索であり、これにより、そのアプリケーション
の利用状況やこれに対応したライセンス金額等が把握で
きる。
【0163】提供者がこの初期メニュー画面で検索対象
期間や各種IDを入力して、対応する検索ボタンをクリ
ックすると、PC用WWWサーバ51はこれを検出し
(ステップSg2;Yes)、その入力ボタンの種別を
識別する(ステップSg3)。
【0164】識別されたボタンの種別に応じて、後述す
るような提供者検索やアプリケーション検索のサブルー
チンが実行される。また、終了ボタンであることが検出
されると、PC用WWWサーバ51は、所定の終了処理
を行って同図に示す処理を終了する(ステップSg
4)。
【0165】図33及び図34は、PC用WWWサーバ
51が提供者検索を行う際の処理動作を示すフローチャ
ートである。図33において、まず、PC用WWWサー
バ51は、データベースサーバ54内の提供者マスタテ
ーブルLMTを参照し、記憶されている提供者IDと提
供者によって入力された提供者IDとを比較し、認証を
行う(ステップSh1)。
【0166】この認証の結果、双方の提供者IDが一致
しなければ(ステップSh1;No)、PC用WWWサ
ーバ51は所定のエラー画面をPC21に表示させ(ス
テップSh2)、提供者がこの画面上の図示せぬ「OK
ボタン」を選択するまで待機したのち(ステップSh
3)、メインルーチンのステップSg1に戻る。
【0167】一方、この認証の結果、双方の提供者ID
が一致すれば、PC用WWWサーバ51は、この提供者
IDをキーにしてアプリケーション登録マスタテーブル
ASTを検索し、対応する全てのアプリケーションID
を取得する(ステップSh4)。
【0168】この検索の結果、対応するアプリケーショ
ンIDが1つも発見できない場合には(ステップSh
5;Yes)、PC用WWWサーバ51は、PC21に
その旨をメッセージ表示させ(ステップSh6)、提供
者がこの画面上の図示せぬ「OKボタン」を選択するま
で待機したのち(ステップSh7)、メインルーチンの
ステップSg1に戻る。
【0169】一方、この検索の結果、対応するアプリケ
ーションIDが発見されると(ステップSh5;N
o)、PC用WWWサーバ51は、取得したアプリケー
ションIDのうち、ある特定のアプリケーションIDに
着目し、このアプリケーションIDをキーにしてアプリ
ケーション統計テーブルATTを検索し、対応するライ
センス金額を抽出する。さらに、このライセンス金額
を、アプリケーション統計テーブルの「支払フラグ」が
「済」であるか「未」であるかによって分ける(ステッ
プSh9)。
【0170】このステップSh9の処理を抽出した全て
のアプリケーションIDに対して行った後、PC用WW
Wサーバ51は、抽出したライセンス金額の総合計と、
「支払フラグ」の「未」に対応するライセンス金額の合
計を算出する(ステップSh10)。これにより、ある
特定のアプリケーションに対するライセンス金額総合計
と、未払いのライセンス金額の合計とが算出されること
になる。
【0171】このようなステップSh9及びSh10の
処理を、ステップSh4で抽出されたアプリケーション
IDの全てについて行い、これが確認されると(ステッ
プSh8;Yes)、処理は図34に示すステップSh
11に進む。
【0172】ステップSh11では、PC用WWWサー
バ51は、各アプリケーションごとに算出したライセン
ス金額と未払いのライセンス金額とを、検索対象期間の
全てにわたってそれぞれ合計し、その提供者に対するラ
イセンス金額全体を把握する。次いで、PC用WWWサ
ーバ51は、合計された未払いライセンス金額に着目
し、この金額が予め定められた所定金額未満か否かを判
断する(ステップSh12)。 即ち、提供者に支払う
べきライセンス金額があまりにも小額な場合、わざわざ
銀行等の金融機関を経由して支払処理を行うとなると、
そのライセンス金額より支払コストのほうが高くつく場
合も想定される。このような場合に備えて、サーバ群5
の管理者は、所定金額以下のライセンス金額は支払免除
とする旨の契約を提供者と締結しておく。ここでは、例
えば、2000円を支払可能下限額とし、これ未満のラ
イセンス金額を支払い免除とする。
【0173】この判断の結果、未払いライセンス金額が
2000円未満の場合、PC用WWWサーバ51は、そ
の未払いライセンス金額をクリアする。
【0174】一方、未払いライセンス金額が2000円
以上の場合、PC用WWWサーバ51は、その未払いラ
イセンス金額を提供者に提示すべき未払いライセンス金
額として設定し(ステップSh14)、図35に示すよ
うな検索結果画面を生成してPC21に表示させる(ス
テップSh15)。同図において、提供者ID「889
8」が示す提供者について、西暦2000年5月分とし
て既に受け取ったライセンス金額は「2,423,500
円」であり、西暦2000年6月分としてこれから受け
取るべきライセンス金額は「1,901,250円」であ
り、今までに受けとったライセンス金額及びこれから受
け取るべきライセンス金額の合計は「5,283,34
0円」であり、これから受け取るべき未払いライセンス
金額合計は「3,154,200円」である。この未払
いライセンス金額合計は「3,154,200円」は同
時に、支払可能ライセンス金額の合計をも意味する。
【0175】そして、PC用WWWサーバ51は、提供
者による「戻る」ボタンの選択操作を検出すると(図3
4のステップSh16;Yes)、PC用WWWサーバ
51は、メインルーチンのステップSg1に戻る。
【0176】図36は、PC用WWWサーバ51がアプ
リケーション検索を行う際の処理動作を示すフローチャ
ートである。まず、PC用WWWサーバ51は、データ
ベースサーバ54内のアプリケーション登録マスタテー
ブルASTを参照し、記憶されているアプリケーション
IDと提供者によって入力されたアプリケーションID
を比較し、認証を行う(ステップSj1)。
【0177】この認証の結果、双方のアプリケーション
IDが一致しなければ、PC用WWWサーバ51は、エ
ラー画面をPC21に表示させ(ステップSj2)、提
供者がこの画面上の図示せぬ「OKボタン」を選択する
まで待機したのち(ステップSj3)、メインルーチン
のステップSg1に戻る。
【0178】一方、この認証の結果、双方のアプリケー
ションIDが一致すれば、PC用WWWサーバ51は、
このアプリケーションIDと検索対象年月の含まれる各
月とをキーにしてアプリケーション登録マスタテーブル
ASTを検索し、対応するダウンロード数、起動回数、
実行時間、投票ポイント数、ライセンス金額を取得する
(ステップSj5)。
【0179】さらに、PC用WWWサーバ51は、支払
フラグが「未」に設定されているライセンス金額のみを
も取得する(ステップSj6)。このようなステップS
j5及びSj6の処理を、指定された検索対象期間の全
てについて行い、これが確認されると(ステップSj
4;Yes)、処理はステップSj7に進む。
【0180】ステップSj7において、PC用WWWサ
ーバ51は、図37に示すような検索結果画面を生成し
てPC21に表示させる。同図においては、指定された
アプリケーションについて、各年月ごとのダウンロード
数、起動回数、実行時間、投票ポイント数、ライセンス
金額及び未払いライセンス金額が表示されている。そし
て、同図において、提供者による「戻る」ボタンの選択
操作が検出されると(図36のステップSj8;Ye
s)、PC用WWWサーバ51は、図31に示すメイン
ルーチンのステップSg1に戻る。
【0181】このように実施形態によれば、ダウンロー
ド要求に対応して発行されたダウンロードIDを用いて
携帯電話機用WWWサーバ50側でアプリケーションの
認証を行うので、携帯電話機10側に負担をかけること
なくより安全性の高い認証を行うことができる。また、
ダウンロードIDに加えて、利用者IDやアプリケーシ
ョンID、さらにダウンロード日時を用いることによ
り、さらに認証の確実性が向上する。
【0182】C:変形例既述の通り、本発明は上述した
実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。 (1)ライセンス金額配分のためのパラメータ 実施形態では、ライセンス金額の配分のためのパラメー
タとしてダウンロード数等を開示しているが、パラメー
タの種類はこれに限定されることはない。また、実施形
態では、各種パラメータを用いた比例配分によってライ
センス金額を求めているが、これに限らず、サービス基
本料金を加算し、これを配分するなど別の配分手法を加
えることによっても実現可能である。
【0183】(2)支払状況の管理 実施形態では、利用者入金管理テーブルUPTを用い
て、個々の利用者について支払い状況を管理していた。
しかし、これに限らず、利用者から入金された利用料金
の総額のみを支払状況として管理するだけでもよい。例
えば、各利用者からの利用料金の回収業務については外
部の特定業者に依頼し、サーバ群5ではその月々回収さ
れた総額のみを利用者入金管理テーブルUPT上で記憶
しておく。このようにすれば、前述のステップSe2に
おける計算処理を省くことができる。
【0184】(3)利用料金の形態 実施形態では、全ての利用者が毎月支払うべき利用料金
は一定額であったが、必ずしもこのような態様に限定さ
れない。例えば、利用者をクラス分けし、そのクラス単
位で利用料金を変えてもよい。このクラスの分け方とし
ては、例えば、各利用者のダウンロード数、実行時間、
起動回数といった利用状況によるクラス分けや、サーバ
群5が各利用者について占有するデータベースなどのリ
ソース占有量の違いに応じたクラス分け等が考えられ
る。
【0185】(4)アプリケーションの利用制限 実施形態では、各利用者に対し、アプリケーションを利
用する上での制限は課していない。即ち、利用者は、ダ
ウンロードしたアプリケーションを無制限に利用するこ
とができる。しかし、これに限らず、何らかの利用制限
を設けることもできる。例えば、利用者に対して一定期
間のダウンロード回数、起動回数又は実行時間のうち少
なくともいずれか1つに上限を設けてもよい。以下、こ
のような利用制限が設けられた実施形態の一例について
説明する。まず、前提として、各利用者毎の1ヶ月間の
ダウンロード回数上限を20回、起動回数上限を100
回、実行時間上限を300分とする。これらの上限を超
えていないか否かをチェックするための具体的なシーケ
ンスは次のようになる。携帯電話機用WWWサーバ50
は、利用者の携帯電話機10からダウンロード要求信号
を受信すると(前述のステップSb25)、データベー
スサーバ54内の利用者アクセス保存テーブルUATを
参照し、その利用者のその月におけるダウンロード回数
の総計を算出する。そして、携帯電話機用WWWサーバ
50は、算出したダウンロード回数が、上述したダウン
ロード回数上限である20回以上であれば、携帯電話機
10に対しダウンロードができない旨のエラーメッセー
ジを送信する。このようにすれば、ダウンロード回数の
上限はチェック可能である。また、携帯電話機10にお
いてアプリケーションの起動操作がなされ、携帯電話機
用WWWサーバ50が携帯電話機10から起動信号を受
信すると(前述のステップSc4)、データベースサー
バ54内の利用者アクセス保存テーブルUATを参照
し、その利用者のその月における起動回数と実行時間の
総計を算出する。 そして、携帯電話機用WWWサーバ
50は、算出した起動回数又は実行時間のいずれか一方
が、上述した起動回数上限である100回若しくは実行
時間上限である300分以上であれば、携帯電話機10
に対しアプリケーションを起動・実行できない旨のエラ
ーメッセージを送信する。このメッセージを受信した携
帯電話機10は、そのアプリケーションを起動・実行し
ない。このようにすれば、起動回数の上限はチェック可
能である。なお、起動回数若しくは実行時間が上限をこ
えることにより、アプリケーションの起動・実行を禁止
するのではなく、アプリケーションのダウンロードを禁
止してもよい。
【0186】(4)アクセス可能なテーブル 前述のハイスコア登録処理で述べたように、実施形態で
は、アプリケーション単位でアクセス可能なテーブルを
定義しているが、アプリケーションの提供者単位でアク
セス可能なテーブルを定義することによっても同様の効
果を得ることができる。
【0187】(5)セッション識別 実施形態では、セッションを識別するのにURL、若し
くはINPUTタグのHIDDENパラメータにIDを埋め込む形式
であるが、このセッション管理は、特殊なセッション識
別子を発行してクッキーファイルを利用しても良いし、
認証自体をWWWサーバの機能であるBasic認証を利用して
も良い。
【0188】(6)アプリケーションの記憶 実施形態では、アプリケーションの保存を明示的に行っ
ているが、携帯電話機10のブラウザ上でアプリケーシ
ョンを動作させるための一時記憶メモリ上に保存、キャ
ッシュすることによっても実現可能である。
【0189】(7)ページの記述形式 実施形態では、HTMLデータを用いていたが、これに
限定されるわけではなく、例えばXML(Extensible
Markup Language)等の他の記述言語を用いるものであ
ってもよい。
【0190】(8)ポイント投票処理のバリエーション 実施形態では、ポイントの投票可能なアプリケーション
名を利用者にリスト表示している。しかし、このような
リスト表示に限定されることはなく、例えば、携帯電話
機用WWWサーバ50が送信するHTMLデータのユー
ザインタフェース上から、アプリケーションIDもしく
はアプリケーション名を入力して、そのアプリケーショ
ンに対する投票ページを表示させることも可能である。
この場合、WWWサーバ50がアプリケーションID若
しくはアプリケーション名を伴ったHTTPリクエスト
を受け取ったとき、そのアプリケーションIDもしくは
アプリケーション名が存在するかどうかを検査し、存在
しなければエラーメッセージを携帯電話機10に表示さ
せる。また、携帯電話機用WWWサーバ50にログイン
している利用者が、指定されたアプリケーションに対し
て過去3ヶ月以内にダウンロード、起動、実行、若しく
はポイント投票を行っていなければ、投票無効メッセー
ジを表示させるようにしてもよい。また、実施形態で
は、ポイントを投票するための入力インターフェースを
HTMLフォームによって行っているが、携帯電話機1
0にダウンロードさせるアプリケーション上に入力イン
ターフェースを用意して、そのアプリケーション上の入
力インタフェースから直接投票データを送信させるよう
にしてもよい。図38に、この場合の携帯電話機10と
携帯電話機用WWWサーバ50の動作を表すシーケンス
を示す。同図において、携帯電話機10は、例えばゲー
ムオーバのようなアプレット終了時に、ポイント入力の
ための入力インタフェースを表示させ(ステップSp
1)、利用者からの入力を受け付ける(ステップSp
2)。そして、携帯電話機10は、「http://game.tech
firm.co.jp/56789/vote.cgi?id=10000&app56789&DLID99
887766&point30」を含むゲットリクエストを携帯電話機
用WWWサーバ50に送信する。一方、携帯電話機用W
WWサーバ51は、上記投票データを受信するためのサ
ーバアプリケーションを用意しておき、携帯電話機10
側のアプリケーションから投票ポイントが直接入力、送
信された場合には利用者がそのアプリケーションを利用
していると判断し、データベースサーバ54に蓄積され
ているダウンロード、起動、ポイント投票に関するデー
タが3ヶ月より過去であっても投票を受け付ける。これ
によって、携帯電話機10側のアプリケーションの起動
が検知できないサーバ群においても、投票ポイントを受
け付けることが可能となる。
【0191】(9)アプリケーション認証のバリエーシ
ョン アプリケーションの認証については様々なバリエーショ
ンが考えられるが、例えば以下に示すような第1〜第4
のバリエーションがある。
【0192】(9−1)第1のバリエーション まず、第1のバリエーションについて説明する。実施形
態では、ダウンロードIDをダウンロード要求イベント
毎にユニークに発行し、ダウンロードを指定するHTM
Lデータの中の「param」タグに埋め込んでおき、携帯
電話機10はこれを保存して利用することによってアプ
リケーションの認証を行っていた。しかし、ダウンロー
ドを指定するHTMLデータを取得するためのURLを
保存する機能を持つ携帯電話機10であり、かつ携帯電
話機10側のアプリケーションがそのURLを取得可能
であるのならば、以下のようにしてもよい。
【0193】携帯電話機用WWWサーバ50は、携帯電
話機10が上述したHTMLデータを取得するためのU
RLにダウンロードIDを付加しておく。携帯電話機1
0側のアプリケーションは、携帯電話機用WWWサーバ
50に対し上記URLに従ってHTMLデータを要求す
る。この要求には、利用者ID、アプリケーションID
及びダウンロードIDが含まれており、携帯電話機用W
WWサーバ50は、これらIDを対応付けてダウンロー
ドID管理テーブルDITに保存しておく。携帯電話機
10側のアプリケーションがダウンロードIDを必要と
するときは、まず、保存しておいたURLを携帯電話機
10のアプリケーションインターフェースから取得し、
このURLの中からダウンロードID、もしくはこれを
含むデータを抽出し、利用者IDやアプリケーションI
Dとともに携帯電話機用WWWサーバ50に送信する。
一方、携帯電話機用WWWサーバ50は、ダウンロード
管理テーブルDITを参照し、受信した利用者ID、ア
プリケーションID、ダウンロードIDの組み合わせが
正しい組であるか否かを確認できる。
【0194】より具体的に説明すると、図19のステッ
プSb22において、携帯電話機用WWWサーバ50
は、説明ページを構成する際にユニークなダウンロード
ID(DLID=99887766)を発行し、図21(f)に示す
メニュー項目「ダウンロード」に埋め込まれたハイパー
リンクのURLを「 http://game.techfirm.co.jp/5678
9/dl.cgi?id=10000&app=56789&DLID=99887766」と設定
する。利用者によって「ダウンロード」が選択されたと
きには(図20のステップSb25)、携帯電話機10
は、「ダウンロード」に埋め込まれた上記URLを含む
リクエストを携帯電話機用WWWサーバ50に送信す
る。この際、携帯電話機10は、「http://game.techfi
rm.co.jp/56789/dl.cgi?id=10000&app=56789&DLID=9988
7766」というURLを記憶する。一方、上記リクエスト
を受信した携帯電話機用WWWサーバ50は、利用者I
D「10000」、アプリケーションID「56789」、ダウン
ロードID「99887766」を対応付けてダウンロードID
管理テーブルDITに保存しておく。以後、携帯電話機
10のアプリケーション(app=56789)が、携帯電話機
用WWWサーバ50に対してアクセスをする場合は、保
存している上記URLの中から利用者ID、アプリケー
ションID及びダウンロードIDを抽出し、これらを含
むリクエスト信号をサーバ50に送信する。一方携帯電
話機用WWWサーバ50は、リクエストに応じて、ダウ
ンロード管理テーブルDITを参照し、上記IDの組み
合わせを確認することによりアプリケーションの認証を
行う。なお、フォームの形を取り、携帯電話機10上の
ブラウザによって組み立てられるURLが上述したよう
な形式で送信されても同様の効果が得られる。
【0195】(9−2)第2のバリエーション 次に、アプリケーション認証の第2のバリエーションに
ついて説明する。ダウンロードを指定するアプリケーシ
ョンのURLを保存する機能を持つ携帯電話機10で、
かつ携帯電話機10側のアプリケーションはそのURL
を取得可能であるのならば、以下のようにしてもよい。
【0196】携帯電話機用WWWサーバ50は、ダウン
ロードを指定するHTMLデータを作成するときに(図
20に示すステップSb26)、ユニークなダウンロー
ドIDを発行し、HTMLデータ内のアプリケーション
のURLに加えておく。そして、携帯電話機用WWWサ
ーバ50は、携帯電話機10から上記URLを用いた、
アプリケーションのダウンロード要求があれば、これに
応じて、利用者ID、アプリケーションID及びダウン
ロードIDをダウンロードID管理テーブルDITに保
存する。携帯電話機10側のアプリケーションがダウン
ロードIDを必要とするときは、保存しておいたURL
を携帯電話機10のアプリケーションインターフェース
から取得し、このURLの中からダウンロードID、も
しくはこれを含むデータを抽出し、利用者IDやアプリ
ケーションIDとともに携帯電話機用WWWサーバ50
に送信する。一方、携帯電話機用WWWサーバ50は、
ダウンロード管理テーブルDITを参照し、受信した利
用者ID、アプリケーションID及びダウンロードID
の組み合わせが正しい組であるか否かを確認できる。
【0197】より具体的に説明すると、図20のステッ
プSb26において、携帯電話機用WWWサーバ50
は、図39に示すようなアプリケーションを指定するタ
グを生成し、このタグを含むHTMLデータを携帯電話
機10に送信する。また、携帯電話機用WWWサーバ5
0側では「getjar.cgi」というサーバアプリケーション
を配置し、このサーバアプリケーションが起動されると
利用者ID「10000」、アプリケーションID「5678
9」、ダウンロードID「99887766」をダウンロードI
D管理テーブルDITに、そのリクエストを受信した日
時と共に保存し、指定されたアプリケーション のJA
Rファイル「drops.jar」を携帯電話機10に送信す
る。一方、携帯電話機10は、「http://game.techfir
m.co.jp/getjar.cgi?id=10000&app=56789&DLID=9988776
6&file=drops.jar」 というURLを記憶しておく。以
後、携帯電話機10のアプリケーション(app=56789)
が、携帯電話機用WWWサーバ50に対してアクセスを
する場合は、保存している上記URLの中から利用者I
D、アプリケーションID及びダウンロードIDを抽出
し、これを含むリクエスト信号をサーバ50に送信す
る。一方、携帯電話機用WWWサーバ50は、リクエス
トに応じて、ダウンロード管理テーブルDITを参照
し、上記IDの組み合わせを確認することによりアプリ
ケーションの認証を行う。
【0198】(9−3)第3のバリエーション 次に、アプリケーション認証の第3のバリエーションに
ついて説明する、アプリケーションによってデータの保
存や参照が可能なメモリエリアを有する携帯電話機であ
れば、携帯電話機用WWWサーバ50が予めダウンロー
ドIDを付与しておくのではなく、携帯電話機10側の
アプリケーションが、ダウンロードIDを携帯電話機用
WWWサーバ50に送信する前の任意のタイミングでサ
ーバ50から取得してもよい。
【0199】より具体的に説明すると、実施形態では図
20に示すアプレットのダウンロード時(ステップSb
26〜ステップSb35)において、携帯電話機用WW
Wサーバ50はダウンロードID(DLID)を発行し、こ
れを保存するが、第3のバリエーションにおいて、ダウ
ンロードIDはこの時点では発行されない。従って、こ
の時点ではダウンロード管理テーブルDITのダウンロ
ードIDフィールドは空欄の状態になっている。その
後、図23のステップSc4のように携帯電話機10が
初めてアプリケーションを起動する際、そのリクエスト
をサーバ50に送信するときのURLを「http://game.
techfirm.co.jp/start.cgi?id=10000&app=56789&DLID
=」とする。即ち、携帯電話機10は、リクエスト内の
「DLID」を空き情報として送信する。そして、ステップ
Sc5において、携帯電話機用WWWサーバ50は、上
記リクエストを受信するとstart.cgiを起動し、データ
ベースサーバ54内のダウンロードIDテーブルDIT
を参照して、上記URLに含まれるアプリケーションI
D「56789」及び利用者ID「10000」をキーにレコード
を検索し、抽出されたレコードの中で最新のダウンロー
ド日時のレコードを選択する。
【0200】ここで、選択されたレコードのダウンロー
ドIDフィールドが空欄であれば、携帯電話機用WWW
サーバ50は、新たにユニークなダウンロードIDを発
行し、これをダウンロードID管理テーブルDITに保
存する。その後は、前述の実施形態と同様に、利用者ア
クセス保存テーブルUAT上における起動回数のインク
リメント処理、最終起動日時保存テーブルLRTの更新
がなされる。そして、携帯電話機用WWWサーバ50
は、起動を承認した旨のOKメッセージに、発行されたダ
ウンロードIDをパラメータとして付加したメッセージ
("OK[DLID=99887766]")を生成し、携帯電話機10に
返信する。
【0201】一方、選択されたレコードのダウンロード
IDフィールドが空欄でなければ、携帯電話機用WWW
サーバ50は、既にダウンロードIDを発行しているに
もかかわらず新たなダウンロードIDを要求してきてい
るとみなして、上述したインクリメント処理や更新処理
を行なうことなく、起動を承認しない旨のNGメッセー
ジ("NG")を生成し、携帯電話機10に返信する。
【0202】なお、携帯電話機10から受信した上記リ
クエストURIに含まれる「DLID」が、空き情報ではな
い場合、即ち何らかのID値が入っている場合には、上
述したステップSc5及ぶステップSc6の処理を行
う。つまり、リクエストURIに含まれるダウンロード
ID、アプリケーションID及び利用者IDの組み合わ
せによるアプリケーション認証のほか、利用者アクセス
保存テーブルUAT及び最終起動日時保存テーブルLR
Tの更新処理、そして、携帯電話機10に対するメッセ
ージの送信処理を行う。以上のように、この第3のバリ
エーションにおいては、ダウンロードIDフィールドの
発行の有無に応じてアプリケーションの認証を行う。
【0203】(9−4)第4のバリエーション 次に、アプリケーション認証の第4のバリエーションに
ついて説明する。携帯電話機10がアプリケーションを
ダウンロードした日時を保存し、更にそのダウンロード
日時をアプリケーションによって参照可能な携帯電話機
10であれば、以下のようにしてもよい。
【0204】携帯電話機用WWWサーバ50は、アプリ
ケーションのダウンロード時において利用者IDで指定
される利用者がアプリケーションIDで示されるアプリ
ケーションを最後にダウンロードした日時を最終ダウン
ロード管理テーブルLDTに保存する。その一方、携帯
電話機10も、アプリケーションをダウンロードした日
時を記憶しておく。携帯電話機10にダウンロードされ
たアプリケーションが、携帯電話機用WWWサーバ50
に対し認証を必要とするアクセスを行う場合には、携帯
電話機10のアプリケーションインターフェースから自
身が記憶しているダウンロード日時を取得し、これを利
用者ID及びアプリケーションIDとともに携帯電話機
用WWWサーバ50に送信する。一方、携帯電話機用W
WWサーバ50は、最終ダウンロード管理テーブルLD
Tを走査して、受信した利用者ID及びアプリケーショ
ンIDに対応するダウンロード日時を取得する。そし
て、取得したダウンロード日時と携帯電話機10から受
信したダウンロード日時との時間差が、ダウンロードオ
ーバヘッド時間を考慮した許容範囲、例えば前後10分
以内に納まっていれば、そのアプリケーショは正当であ
ると判断する。
【0205】より具体的に説明すると、図27に示すス
テップSd10において携帯電話機10から送信される
リクエストには「 http://game.techfirm.co.jp/vote.c
gi?ID=10000&app=56789&dltime=200006031925&point=
20」というURLが含まれる。ここで、「dltime=20000
6031925」は、2000年6月3日19時25分にダウ
ンロードされたということを意味している。このリクエ
ストを受信した携帯電話機用WWWサーバ50は、最終
ダウンロード管理テーブルDIT上で、利用者ID「10
000」及びアプリケーションID「56789」をキーにダウ
ンロード日時を検索し、得られたダウンロード日時と、
上記URL内の「dltime=200006031925」とを比較し
て、アプリケーションの正当性を判断する。
【0206】(10)ダウンロードIDのユニーク性 実施形態においては、ダウンロードIDをそれ自体で完
全にユニークなIDとしていたが、他の情報と組み合わ
せてユニークな情報として判断することも可能である。
例えば、利用者IDとダウンロードIDとの組み合わせ
において、システム全体でユニークであるという判断で
もかまわない。
【0207】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、ダウン
ロード要求イベントに対応して発行されたダウンロード
識別子を用いてサーバ側でアプリケーションの認証を行
うので、端末側に負担をかけることなくより安全性の高
い認証を行うことができる。また、ダウンロード識別子
に加えて、利用者識別子やアプリケーション識別子、さ
らにダウンロード日時を用いることにより、さらに認証
の確実性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面の簡単な説明
【図1】 本発明の実施形態に係るシステムの全体構成
を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態における携帯電話機のハードウェ
ア構成を示すブロック図である。
【図3】 同実施形態における携帯電話機のプロセス構
成を示すブロック図である。
【図4】 同実施形態におけるWWWサーバのプロセス
構成を示すブロック図である。
【図5】 同実施形態における提供者マスタテーブルの
登録内容を一例を示す図である。
【図6】 同実施形態におけるアプリケーション登録マ
スタテーブルの登録内容を一例を示す図である。
【図7】 同実施形態におけるアプリケーションアクセ
ス管理テーブルの登録内容の一例を示す図である。
【図8】 同実施形態におけるアプリケーション統計テ
ーブルの登録内容のを一例を示す図である。
【図9】 同実施形態における利用者マスタテーブルの
登録内容の一例を示す図である。
【図10】 同実施形態における最終起動日時保存テー
ブルの登録内容の一例を示す図である。
【図11】 同実施形態における利用者アクセス保存テ
ーブルの登録内容の一例を示す図である。
【図12】 同実施形態における利用者入金管理テーブ
ルの登録内容の一例を示す図である。
【図13】 同実施形態におけるダウンロードID管理
テーブルの登録内容の一例を示す図である。
【図14】 同実施形態における最終ダウンロード管理
テーブルの登録内容の一例を示す図である。
【図15】 同実施形態におけるアプレットの検索処理
の流れを示すシーケンス図である。
【図16】 同実施形態におけるアプレットの検索処理
の流れを示すシーケンス図である。
【図17】 同実施形態におけるアプレットの検索処理
時にパーソナルコンピュータに表示される画面の一例を
示す模式図である。
【図18】 同実施形態におけるアプレットのダウンロ
ード処理の流れを示すシーケンス図である。
【図19】 同実施形態におけるアプレットのダウンロ
ード処理の流れを示すシーケンス図である。
【図20】 同実施形態におけるアプレットのダウンロ
ード処理の流れを示すシーケンス図である。
【図21】 同実施形態におけるアプレットのダウンロ
ード処理時に携帯電話機に表示される画面の一例を示す
模式図である。
【図22】 同実施形態において携帯電話機WWWサー
バから携帯電話機に送信されるHTMLデータの一例を
示す図である。
【図23】 同実施形態におけるアプレットの実行処理
の流れを示すシーケンス図である。
【図24】 同実施形態におけるアプレットの実行処理
の流れを示すシーケンス図である。
【図25】 同実施形態におけるアプレットの実行処理
時に携帯電話機に表示される画面の一例を示す模式図で
ある。
【図26】 同実施形態におけるハイスコアの登録処理
の流れを示すフローチャート図である。
【図27】 同実施形態におけるポイント投票処理の流
れを示すシーケンス図である。
【図28】 同実施形態におけるポイント投票時に携帯
電話機に表示される画面の一例を示す模式図である。
【図29】 同実施形態におけるライセンス金額の計算
処理の流れを示すフローチャート図である。
【図30】 同実施形態におけるライセンス金額の計算
処理の流れを示すフローチャート図である。
【図31】 同実施形態における提供者の検索処理の流
れを示すフローチャート図である。
【図32】 同実施形態における提供者の検索処理の際
に携帯電話機に表示される画面の一例を示す模式図であ
る。
【図33】 同実施形態における提供者検索の処理の流
れを示すフローチャート図である。
【図34】 同実施形態における提供者検索の処理の流
れを示すフローチャート図である。
【図35】 同実施形態における提供者検索の処理結果
の表示例を示す模式図である。
【図36】 同実施形態におけるアプリケーション検索
の処理の流れを示すフローチャート図である。
【図37】 同実施形態におけるアプリケーション検索
の処理結果の表示例を示す模式図である。
【図38】 他の実施形態におけるポイント投票時の処
理の流れを示すシーケンス図である。
【図39】 他の実施形態において携帯電話機WWWサ
ーバから携帯電話機に送信されるHTMLデータの一例
を示す図である。
【符号の説明】
1・・・利用者端末群、10・・・携帯電話機(携帯無
線端末)、KI・・・キーインタフェース部、DI・・
・画面インターフェース部、DD・・・データ通信ドラ
イバ、SM・・・スピーカ・マイク制御部、MI・・・
メモリインタフェース、FW・・・ファームウェア、J
VM・・・ジャババーチャルマシン、BS・・・ブラウ
ザ、TS・・・電話機能部、SS・・・設定部、APP
・・・ジャバアプレット、11・・・パーソナルコンピ
ュータ、2・・・提供者端末群、20・・・パーソナル
コンピュータ、3・・・移動パケット通信網(無線通信
網)、4・・・インターネット、5・・・サーバ群(情
報配信サーバシステム)、50・・・携帯電話機用WW
Wサーバ(識別子発行部、識別子通知部、認証部、リク
エスト受信部、アプリケーション配信部、ダウンロード
計時部)、51・・・パーソナルコンピュータ用WWW
サーバ、52・・・DNSサーバ、53・・・SMTP
サーバ、54・・・データベースサーバ、55・・・集
計サーバ、56・・・管理者コンソール、57・・・フ
ァイヤウォールサーバ、LMT・・・提供者マスタテー
ブル、AST・・・アプリケーション登録マスタテーブ
ル、AAT・・・アプリケーションアクセス管理テーブ
ル、ATT・・・アプリケーション統計テーブル、UM
T・・・利用者マスタテーブル、LRT・・・最終起動
日時保存テーブルUAT・・・利用者アクセス保存テー
ブル、UPT・・・利用者入金管理テーブル、DIT・
・・ダウンロードID管理テーブル(識別子記憶部)、
LDT・・・最終ダウンロード管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 G06F 9/06 660D

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信網に収容される無線携帯端末か
    らのダウンロード要求に応じてアプリケーションを配信
    する情報配信サーバシステムにおいて、 前記無線携帯端末からのダウンロード要求に応じて、こ
    の要求イベントを識別するためのダウンロード識別子を
    発行する識別子発行部と、 前記発行されたダウンロード識別子を記憶する識別子記
    憶部と、 前記ダウンロード要求に対応して前記無線携帯端末へ送
    信される応答信号の中に前記発行された識別子を含めて
    送信する識別子通知部と、 前記無線携帯端末にダウンロードされた前記アプリケー
    ションから前記ダウンロード識別子を含むリクエスト信
    号を受信すると、当該ダウンロード識別子が前記識別子
    記憶部によって記憶されているか否かにより、前記アプ
    リケーションについての認証を行う認証部とを有するこ
    とを特徴とする情報配信サーバシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報配信サーバシステ
    ムにおいて、 前記識別子通知部は、前記無線携帯端末が前記アプリケ
    ーションをダウンロードするために用いるURL(Unif
    orm Resorce Locator)に前記ダウンロード識別子を
    含めて送信することを特徴とする情報配信サーバシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報配信サーバシステ
    ムにおいて、 前記識別子通知部は、前記無線携帯端末の前記アプリケ
    ーションから参照可能なパラメータデータに前記ダウン
    ロード識別子を含めて送信することを特徴とする情報配
    信サーバシステム。
  4. 【請求項4】 無線通信網に収容される無線携帯端末か
    らのダウンロード要求に応じてアプリケーションを配信
    する情報配信サーバシステムにおいて、 前記無線携帯端末からのダウンロード要求に応じて、こ
    の要求イベントを識別するためのダウンロード識別子を
    発行する識別子発行部と、 前記発行されたダウンロード識別子と、当該ダウンロー
    ド識別子が示す要求イベントの対象となる前記アプリケ
    ーションに固有のアプリケーション識別子とを対応付け
    て記憶する識別子記憶部と、 前記無線携帯端末にダウンロードされる前記アプリケー
    ションのデータファイル内に前記発行したダウンロード
    識別子を含めて配信するアプリケーション配信部と、 前記無線携帯端末にダウンロードされたアプリケーショ
    ンから前記ダウンロード識別子及び前記アプリケーショ
    ン識別子を含むリクエスト信号を受信すると、当該ダウ
    ンロード識別子及び当該アプリケーション識別子が前記
    識別子記憶部によって記憶されているか否かにより、前
    記アプリケーションについての認証を行う認証部とを有
    することを特徴とする情報配信サーバシステム。
  5. 【請求項5】 無線通信網に収容される無線携帯端末か
    らのダウンロード要求に応じてアプリケーションを配信
    する情報配信サーバシステムにおいて、 前記無線携帯端末からのダウンロード要求イベントを識
    別するためのダウンロード識別子を発行する識別子発行
    部と、 前記無線携帯端末にダウンロードされたアプリケーショ
    ンから、当該アプリケーションを識別するためのアプリ
    ケーション識別子と当該無線携帯端末の利用者を識別す
    るための利用者識別子とを含み当該ダウンロードに対応
    したダウンロード識別子を要求するためのリクエスト信
    号を受信すると、前記識別子発行部により発行されるダ
    ウンロード識別子を前記無線携帯端末に通知する識別子
    通知部と、 前記リクエスト信号を受信した際に、前記要求されたダ
    ウンロード識別子が前記識別子通知部により既に通知さ
    れているか否かにより、前記アプリケーションについて
    の認証を行う認証部とを有することを特徴とする情報配
    信サーバシステム
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の情報配信サーバシステ
    ムにおいて、 前記認証部は、さらに、前記無線携帯端末にダウンロー
    ドされた前記アプリケーションから前記通知したダウン
    ロード識別子を含むリクエスト信号を受信すると、当該
    ダウンロード識別子が前記識別子発行部によって発行さ
    れたものであるか否かにより、前記アプリケーションに
    ついての認証を行うことを特徴とする情報配信サーバシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の情報配信サーバシステ
    ムにおいて、 前記識別子通知部は、前記アプリケーションに対して前
    記ダウンロード識別子を1回のみ通知することを特徴と
    する情報配信サーバシステム。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の情報配信サーバシステ
    ムにおいて、 前記認証部は、前記利用者識別子及び前記アプリケーシ
    ョン識別子の組み合わせに対応するダウンロード識別子
    が複数存在する場合、最後にダウンロードされたアプリ
    ケーションについてのダウンロード識別子を前記認証の
    対象とすることを特徴とする情報配信サーバシステム。
  9. 【請求項9】 無線通信網に収容される無線携帯端末か
    らのダウンロード要求に応じてアプリケーションを配信
    する情報配信サーバシステムにおいて、 前記ダウンロード要求がなされた日時をサーバ側ダウン
    ロード日時として計時するダウンロード計時部と、 前記ダウンロード要求を送信してきた無線携帯端末の利
    用者を識別するための利用者識別子と、当該ダウンロー
    ド要求の対象となるアプリケーションを識別するための
    アプリケーション識別子と、当該ダウンロード要求につ
    いて前記計時されたサーバ側ダウンロード日時とを互い
    に対応付けて記憶する識別子記憶部と、 前記無線携帯端末にダウンロードされたアプリケーショ
    ンから、前記無線携帯端末により前記ダウンロードがな
    された日時として記憶されている端末側ダウンロード日
    時と、前記アプリケーション識別子と、前記利用者識別
    子とを含むリクエスト信号を受信した場合、前記端末ダ
    ウンロード側日時が前記サーバ側ダウンロード日時に対
    して所定の時間範囲に含まれているか否かにより、前記
    アプリケーションについての認証を行う認証部とを有す
    ることを特徴とする情報配信サーバシステム。
  10. 【請求項10】 無線通信網に収容される無線携帯端末
    からのダウンロード要求に応じてアプリケーションを配
    信する情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
    方法において、 前記無線携帯端末からのダウンロード要求に応じて、こ
    の要求イベントを識別するためのダウンロード識別子を
    発行するステップと、 前記発行されたダウンロード識別子を記憶するステップ
    と、 前記ダウンロード要求に対応して前記無線携帯端末へ送
    信される応答信号の中に前記発行された識別子を含めて
    送信するステップと、 前記無線携帯端末にダウンロードされた前記アプリケー
    ションから前記ダウンロード識別子を含むリクエスト信
    号を受信すると、当該ダウンロード識別子が前記識別子
    記憶部によって記憶されているか否かにより、前記アプ
    リケーションについての認証を行うステップとを有する
    ことを特徴とする情報配信サーバシステムのアプリケー
    ション認証方法。
  11. 【請求項11】 無線通信網に収容される無線携帯端末
    からのダウンロード要求に応じてアプリケーションを配
    信する情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
    方法において、 前記無線携帯端末からのダウンロード要求に応じて、こ
    の要求イベントを識別するためのダウンロード識別子を
    発行するステップと、 前記発行されたダウンロード識別子と、当該ダウンロー
    ド識別子が示す要求イベントの対象となる前記アプリケ
    ーションに固有のアプリケーション識別子とを対応付け
    て記憶するステップと、 前記無線携帯端末にダウンロードされる前記アプリケー
    ションのデータファイル内に前記発行したダウンロード
    識別子を含めて配信するステップと、 前記無線携帯端末にダウンロードされたアプリケーショ
    ンから前記ダウンロード識別子及び前記アプリケーショ
    ン識別子を含むリクエスト信号を受信すると、当該ダウ
    ンロード識別子及び当該アプリケーション識別子が前記
    識別子記憶部によって記憶されているか否かにより、前
    記アプリケーションについての認証を行うステップとを
    有することを特徴とする情報配信サーバシステムのアプ
    リケーション認証方法。
  12. 【請求項12】 無線通信網に収容される無線携帯端末
    からのダウンロード要求に応じてアプリケーションを配
    信する情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
    方法において、 前記無線携帯端末からのダウンロード要求イベントを識
    別するためのダウンロード識別子を発行するステップ
    と、 前記無線携帯端末にダウンロードされたアプリケーショ
    ンから、当該アプリケーションを識別するためのアプリ
    ケーション識別子と当該無線携帯端末の利用者を識別す
    るための利用者識別子とを含み当該ダウンロードに対応
    したダウンロード識別子を要求するリクエスト信号を受
    信すると、前記発行されるダウンロード識別子を前記無
    線携帯端末に通知するステップと、 前記リクエスト信号を受信した際に、前記要求されたダ
    ウンロード識別子が前記無線携帯端末に既に通知されて
    いるか否かにより、前記アプリケーションについての認
    証を行うステップとを有することを特徴とする情報配信
    サーバシステムのアプリケーション認証方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の情報配信サーバシ
    ステムのアプリケーション認証方法において、 さらに、前記無線携帯端末にダウンロードされた前記ア
    プリケーションから、前記通知したダウンロード識別子
    を含むリクエスト信号を受信すると、当該ダウンロード
    識別子が前記識別子発行部によって発行されたものであ
    るか否かにより、前記アプリケーションについての認証
    を行うステップと有することを特徴とする情報配信サー
    バシステムのアプリケーション認証方法。
  14. 【請求項14】 無線通信網に収容される無線携帯端末
    からのダウンロード要求に応じてアプリケーションを配
    信する情報配信サーバシステムのアプリケーション認証
    方法において、 前記ダウンロード要求がなされた日時をサーバ側ダウン
    ロード日時として計時するステップと、 前記ダウンロード要求を送信してきた無線携帯端末の利
    用者を識別するための利用者識別子と、当該ダウンロー
    ド要求の対象となるアプリケーションを識別するための
    アプリケーション識別子と、当該ダウンロード要求につ
    いて前記計時されたサーバ側ダウンロード日時とを互い
    に対応付けて記憶するステップと、 前記無線携帯端末にダウンロードされたアプリケーショ
    ンから、前記無線携帯端末により前記ダウンロードがな
    された日時として記憶されている端末側ダウンロード日
    時と、前記アプリケーション識別子と、前記利用者識別
    子とを含むリクエスト信号を受信した場合、前記端末ダ
    ウンロード側日時が前記サーバ側ダウンロード日時に対
    して所定の時間範囲に含まれているか否かにより、前記
    アプリケーションについての認証を行うステップとを有
    することを特徴とする情報配信サーバシステムのアプリ
    ケーション認証方法。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載の情報配信サーバシ
    ステムのアプリケーション認証方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載の情報配信サーバシ
    ステムのアプリケーション認証方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の情報配信サーバシ
    ステムのアプリケーション認証方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載の情報配信サーバシ
    ステムのアプリケーション認証方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項14に記載の情報配信サーバシ
    ステムのアプリケーション認証方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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