JP2003006160A - 情報提示方法、通信システム、携帯通信端末及びサーバ - Google Patents

情報提示方法、通信システム、携帯通信端末及びサーバ

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JP2003006160A
JP2003006160A JP2001185553A JP2001185553A JP2003006160A JP 2003006160 A JP2003006160 A JP 2003006160A JP 2001185553 A JP2001185553 A JP 2001185553A JP 2001185553 A JP2001185553 A JP 2001185553A JP 2003006160 A JP2003006160 A JP 2003006160A
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application program
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server
communication terminal
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JP2001185553A
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Tatsuji Nagaoka
達二 長岡
Kenji Nakayama
賢二 中山
Kazuo Nomura
和生 野村
Hiromi Kondo
ひろみ 近藤
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正当なユーザ以外の第三者により不正に利用
される可能性を有する情報を取り扱うサービスにおい
て、当該第三者による不正使用を有効に防止する。 【解決手段】 電子チケットの購入の申込を受け付ける
と購入受付サーバPSは、電子チケットに対応したAP
(アプリケーションプログラム)を構成する第1APを
当該移動機MSへ配信する。電子チケットを表示する場
合、移動機MSの制御部は、第1APに従い、ユーザに
パスワードの入力を促し、ユーザが入力したパスワード
を購入受付サーバPSへ送信する。一方、購入受付サー
バPSは、受信したパスワードに基づきユーザ認証を行
い、成功した場合にのみ当該移動機MSの第1APと対
をなす第2APを実行し、オブジェクトを生成して、送
信する。移動機MSの制御部は、このオブジェクトを受
信すると第1APに従って当該オブジェクトに対応した
画像(すなわち、電子チケットに対応する画像)を表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信端末のユ
ーザに対して各種情報を提示する情報提示方法及びこの
方法に用いて好適な通信システム、携帯通信端末、サー
バに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機等の移動機の進歩は目
覚ましく、WWW(World Wide Web)のブラウザ(以
下、単に「ブラウザ」という)を搭載し、移動機単体で
WWWのブラウジングを可能とする製品が市販されてい
る。かかる移動機によってブラウジングを行うことによ
り、ユーザは、インターネットに接続されたサーバから
各種サービスの提供を受けることが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サーバが移
動機のユーザに対して提供するサービスの中には、サー
ビスの提供先となるユーザ以外の第三者により不正に利
用され、当該ユーザや当該サービスの提供事業者に損害
を与える可能性を有する情報を取り扱うものがある。例
えば、インターネットにおける電子チケット等の貨幣価
値を有するデータの販売が、そのよい例となろう。かか
るサービスにおいては、電子チケットの購入者たる移動
機のユーザが、移動機を利用してネットワークに接続さ
れたサーバから金銭と引き換えに、電子チケットに対応
したデータをダウンロードする。そして、ユーザは、コ
ンサート会場において、そのダウンロードしたデータに
基づいて、購入した電子チケットを移動機の表示部に表
示させることにより、コンサート会場における入場の許
可を得るのである。
【0004】しかしながら、従来、移動機にダウンロー
ドされた電子チケットに対応したデータの利用に際して
は、当該データを利用しようとするユーザを認証する手
段が存在していなかった。このため、ユーザが移動機を
落としてしまった場合、当該移動機を拾得した第三者
は、既に移動機にダウンロードされている電子チケット
に対応したデータを利用してコンサート会場に入れてし
まうという問題があった。
【0005】この発明は、以上説明した事情に鑑みてな
されたものであり、正当なユーザ以外の第三者により不
正に利用される可能性を有する情報を取り扱うサービス
において、当該第三者による不正使用を有効に防止する
ことを可能とする情報提示方法及びこの方法に用いて好
適な通信システム、携帯通信端末、サーバを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上説明した課題を解決
するため、この発明は、データを処理可能な携帯通信端
末が、正当な使用者に使用されるべき情報を提示する情
報提示方法であって、前記携帯通信端末が、自端末の操
作者により入力された入力情報をサーバへ送信する第1
の送信過程と、前記サーバが、前記第1の送信過程にお
いて送信された入力情報と、前記正当な使用者のみが知
り得る本人識別情報であって前記正当な使用者に使用さ
れるべき情報に対して予め定められた本人識別情報とを
比較し、両者が一致した場合にのみ、前記正当な使用者
に使用されるべき情報に対応したデータであって前記携
帯通信端末においてのみ処理可能な形式のデータを生成
するデータ生成過程と、前記データ生成過程において生
成されたデータを前記サーバが前記携帯通信端末へ送信
する第2の送信過程と、前記携帯通信端末が、前記第2
の送信過程において送信されたデータを受信し、当該デ
ータに応じた情報を提示する提示過程とを具備すること
を特徴とする情報提示方法を提供する。
【0007】かかる情報提示方法によれば、携帯通信端
末の操作者により入力された入力情報が当該携帯通信端
末からサーバへと送信される。一方、サーバにおいて
は、当該入力情報と、正当な使用者のみが知り得る本人
識別情報であって、正当な使用者に使用されるべき情報
に対して予め定められた本人識別情報とが比較される。
そして、両者が一致した場合にのみ、正当な使用者に使
用されるべき情報に対応したデータであって携帯通信端
末においてのみ処理可能な形式のデータが、サーバから
携帯通信端末へと送信され、携帯通信端末において、当
該データに応じた情報が提示されるのである。
【0008】また、この発明は、データを処理可能に記
述された第1のアプリケーションプログラムを記憶した
携帯通信端末が正当な使用者に使用されるべき情報を前
記第1のアプリケーションプログラムに従って提示する
情報提示方法であって、前記携帯通信端末が、自端末の
操作者により入力された入力情報を、前記第1のアプリ
ケーションプログラムに従って、当該第1のアプリケー
ションプログラムに対応した第2のアプリケーションプ
ログラムを記憶したサーバへ送信する第1の送信過程
と、前記サーバが、前記第1の送信過程において送信さ
れた入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人
識別情報であって前記正当な使用者に使用されるべき情
報に対して予め定められた本人識別情報とを比較し、両
者が一致した場合にのみ、前記第2のアプリケーション
プログラムに従い、前記正当な使用者に使用されるべき
情報に対応したデータであって、前記第1のアプリケー
ションプログラムに従ってのみ処理可能な形式のデータ
を生成するデータ生成過程と、前記サーバが、前記デー
タ生成過程において生成されたデータを前記第2のアプ
リケーションプログラムに従って前記携帯通信端末へ送
信する第2の送信過程と、前記携帯通信端末が、前記第
1のアプリケーションプログラムに従って、前記第2の
送信過程において送信されたデータを受信し、当該デー
タに応じた情報を提示する提示過程とを具備することを
特徴とする情報提示方法を提供する。
【0009】この情報提示方法によれば、データを処理
可能に記述された第1のアプリケーションプログラムを
記憶した携帯通信端末の操作者が入力した入力情報が、
当該携帯通信端末から、第2のアプリケーションプログ
ラムを記憶したサーバへと送信される。一方、サーバに
おいては、当該入力情報と、正当な使用者のみが知り得
る本人識別情報であって、正当な使用者に使用されるべ
き情報に対して予め定められた本人識別情報とが比較さ
れる。そして、両者が一致した場合にのみ、正当な使用
者に使用されるべき情報に対応したデータであって、当
該第1のアプリケーションプログラムに従ってのみ処理
可能な形式のデータが、第2のアプリケーションプログ
ラムに従い、サーバにおいて生成されて、携帯通信端末
へと送信される。この結果、携帯通信端末において、当
該データに応じた情報が、第1のアプリケーションプロ
グラムに従って提示されるのである。
【0010】更に、この発明は、データを処理可能に記
述された第1のアプリケーションプログラムを記憶した
携帯通信端末が正当な使用者に使用されるべき情報を前
記第1のアプリケーションプログラムに従って提示する
情報提示方法であって、前記携帯通信端末が、自端末の
操作者により入力された入力情報と、前記第1のアプリ
ケーションプログラムを識別するためのプログラム識別
情報とを、前記第1のアプリケーションプログラムに従
い、当該第1のアプリケーションプログラムと対をなす
第2のアプリケーションプログラムを記憶したサーバへ
送信する第1の送信過程と、前記サーバが、前記第1の
送信過程において送信された入力情報と、前記正当な使
用者のみが知り得る本人識別情報であって前記正当な使
用者に使用されるべき情報に対して予め定められた本人
識別情報とを比較し、両者が一致した場合にのみ、前記
プログラム識別情報で表される第1のアプリケーション
プログラムと対をなす第2のアプリケーションプログラ
ムに従って、前記正当な使用者に使用されるべき情報に
対応したデータであって前記第1のアプリケーションプ
ログラムに従ってのみ処理可能な形式のデータを生成す
るデータ生成過程と、前記サーバが、前記データ生成過
程において生成されたデータを前記第2のアプリケーシ
ョンプログラムに従って前記携帯通信端末へ送信する第
2の送信過程と、前記携帯通信端末が、前記第1のアプ
リケーションプログラムに従って、前記第2の送信過程
において送信されたデータを受信し、当該データに応じ
た情報を提示する提示過程とを具備することを特徴とす
る情報提示方法を提供する。
【0011】かかる情報提示方法によれば、データを処
理可能に記述された第1のアプリケーションプログラム
を記憶した携帯通信端末の操作者が入力した入力情報
と、前記第1のアプリケーションプログラムを識別する
ためのプログラム識別情報が、当該携帯通信端末から、
第1のアプリケーションと対をなす第2のアプリケーシ
ョンプログラムを記憶したサーバへと送信される。一
方、サーバにおいては、当該入力情報と、正当な使用者
のみが知り得る本人識別情報であって、正当な使用者に
使用されるべき情報に対して予め定められた本人識別情
報とが比較される。そして、両者が一致した場合にの
み、サーバが、前記プログラム識別情報で表される第1
のアプリケーションプログラムと対をなす第2のアプリ
ケーションプログラムに従って、正当な使用者に使用さ
れるべき情報に対応したデータであって、当該第1のア
プリケーションプログラムに従ってのみ処理可能な形式
のデータを生成して、携帯通信端末へと送信する。この
結果、携帯通信端末において、当該データに応じた情報
が、第1のアプリケーションプログラムに従って提示さ
れるのである。
【0012】また、この発明は、データを処理可能な携
帯通信端末が、サーバから取得したデータに応じて、正
当な使用者に使用されるべき情報を提示する通信システ
ムであって、前記携帯通信端末は、操作者により入力さ
れた入力情報を前記サーバへ送信する送信手段と、前記
サーバから送信されてきたデータを受信し、当該データ
に応じた情報を提示する提示手段とを具備し、前記サー
バは、前記携帯通信端末から送信されてきた入力情報を
受信し、当該入力情報と、前記正当な使用者のみが知り
得る本人識別情報であって前記正当な使用者に使用され
るべき情報に対して予め定められた本人識別情報とを比
較し、両者が一致した場合にのみ、前記正当な使用者に
使用されるべき情報に対応したデータであって前記携帯
通信端末においてのみ処理可能な形式のデータを生成す
るデータ生成手段と、前記データ生成手段によって生成
されたデータを前記サーバが前記携帯通信端末へ送信す
るサーバ送信手段とを具備することを特徴とする通信シ
ステムを提供する。
【0013】更に、この発明は、データを処理可能に記
述された第1のアプリケーションプログラムを記憶した
携帯通信端末が、第2のアプリケーションプログラムを
記憶したサーバから取得したデータに応じて、正当な使
用者に使用されるべき情報を前記第1のアプリケーショ
ンプログラムに従って提示する通信システムであって、
前記携帯通信端末は、操作者により入力された入力情報
を前記第1のアプリケーションプログラムに従って、前
記サーバへ送信する送信手段と、前記第1のアプリケー
ションプログラムに従って、前記サーバから送信されて
きたデータを受信し、当該データに応じた情報を提示す
る提示手段とを具備し、前記サーバは、前記携帯通信端
末から送信されてきた入力情報を受信し、当該入力情報
と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報であ
って前記正当な使用者に使用されるべき情報に対して予
め定められた本人識別情報とを比較し、両者が一致した
場合にのみ、前記第2のアプリケーションプログラムに
従い、前記正当な使用者に使用されるべき情報に対応し
たデータであって、前記第1のアプリケーションプログ
ラムに従ってのみ処理可能な形式のデータを生成するデ
ータ生成手段と、前記データ生成手段によって生成され
たデータを前記携帯通信端末へ送信するサーバ送信手段
とを具備することを特徴とする通信システムを提供す
る。
【0014】また、この発明は、データを処理可能に記
述された第1のアプリケーションプログラムを記憶した
携帯通信端末が、前記第1のアプリケーションプログラ
ムと対をなす第2のアプリケーションプログラムを記憶
したサーバから取得したデータに応じて、正当な使用者
に使用されるべき情報を前記第1のアプリケーションプ
ログラムに従って提示する通信システムであって、前記
携帯通信端末は、操作者により入力された入力情報と、
前記第1のアプリケーションプログラムを識別するため
のプログラム識別情報とを、前記第1のアプリケーショ
ンプログラムに従って、前記サーバへ送信する送信手段
と、前記第1のアプリケーションプログラムに従って、
前記サーバから送信されてきたデータを受信し、当該デ
ータに応じた情報を提示する提示手段とを具備し、前記
サーバは、前記携帯通信端末から送信されてきた入力情
報と前記プログラム識別情報を受信し、当該入力情報
と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報であ
って前記正当な使用者に使用されるべき情報に対して予
め定められた本人識別情報とを比較し、両者が一致した
場合にのみ、前記プログラム識別情報で表される第1の
アプリケーションプログラムと対をなす第2のアプリケ
ーションプログラムに従って、前記正当な使用者に使用
されるべき情報に対応したデータであって前記第1のア
プリケーションプログラムに従ってのみ処理可能な形式
のデータを生成するデータ生成手段と、前記データ生成
手段によって生成されたデータを前記携帯通信端末へ送
信するサーバ送信手段とを具備することを特徴とする通
信システムを提供する。
【0015】更に、この発明は、操作者により入力され
た入力情報を前記サーバへ送信する送信手段と、前記サ
ーバにおいて、前記送信手段によって送信された入力情
報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報で
あって前記正当な使用者に使用されるべき情報に対して
予め定められた本人識別情報とを比較した結果、両者が
一致した場合にのみ、前記サーバが送信する、前記正当
な使用者に使用されるべき情報に対応したデータであっ
て前記携帯通信端末においてのみ処理可能な形式のデー
タを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段に
よって取得されたデータに応じた情報を提示する提示手
段とを具備することを特徴とする携帯通信端末を提供す
る。
【0016】また、この発明は、第1のアプリケーショ
ンプログラムを記憶した記憶手段と、操作者により入力
された入力情報を、第2のアプリケーションプログラム
を記憶したサーバへと、前記第1のアプリケーションプ
ログラムに従って送信する送信手段と、前記サーバにお
いて、前記送信手段によって送信された入力情報と、前
記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報であって前
記正当な使用者に使用されるべき情報に対して予め定め
られた本人識別情報とを比較した結果、両者が一致した
場合にのみ、前記サーバが前記第2のアプリケーション
プログラムに従い送信する、前記正当な使用者に使用さ
れるべき情報に対応したデータであって、前記第1のア
プリケーションプログラムに従ってのみ処理可能な形式
のデータを取得するデータ取得手段と、前記第1のアプ
リケーションプログラムに従って、前記サーバから送信
されてきたデータを受信し、当該データに応じた情報を
提示する提示手段とを具備することを特徴とする携帯通
信端末を提供する。
【0017】更に、この発明は、第1のアプリケーショ
ンプログラムを記憶した記憶手段と、操作者により入力
された入力情報と、前記第1のアプリケーションプログ
ラムを識別するためのプログラム識別情報とを、前記第
1のアプリケーションプログラムと対をなす第2のアプ
リケーションプログラムを記憶したサーバへと、前記第
1のアプリケーションプログラムに従って送信する送信
手段と、前記サーバにおいて、前記送信手段によって送
信された入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る
本人識別情報であって前記正当な使用者に使用されるべ
き情報に対して予め定められた本人識別情報とを比較し
た結果、両者が一致した場合にのみ、前記サーバが前記
送信手段によって送信されたプログラム識別情報で表さ
れる第1のアプリケーションプログラムと対をなす第2
のアプリケーションプログラムに従って送信する、前記
正当な使用者に使用されるべき情報に対応したデータで
あって当該第1のアプリケーションプログラムに従って
のみ処理可能な形式のデータを取得するデータ取得手段
と、前記第1のアプリケーションプログラムに従って、
前記サーバから送信されてきたデータを受信し、当該デ
ータに応じた情報を提示する提示手段とを具備すること
を特徴とする携帯通信端末を提供する。
【0018】また、この発明は、データを処理可能な携
帯通信端末に対して、当該携帯通信端末の正当な使用者
に使用されるべき情報を提供するサーバであって、前記
携帯通信端末の操作者により入力された入力情報を、前
記携帯通信端末から取得する入力情報取得手段と、前記
入力情報取得手段によって取得された前記入力情報と、
前記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報であって
前記正当な使用者に使用されるべき情報に対して予め定
められた本人識別情報とを比較し、両者が一致した場合
にのみ、前記正当な使用者に使用されるべき情報に対応
したデータであって前記携帯通信端末においてのみ処理
可能な形式のデータを生成するデータ生成手段と、前記
データ生成手段によって生成されたデータを前記携帯通
信端末へ送信する送信手段とを具備することを特徴とす
るサーバを提供する。
【0019】更に、この発明は、データを処理可能に記
述された第1のアプリケーションプログラムを記憶した
携帯通信端末に対して、当該携帯通信端末の正当な使用
者に使用されるべき情報を提供するサーバであって、第
2のアプリケーションプログラムを記憶した記憶手段
と、前記携帯通信端末の操作者により入力された入力情
報を、前記携帯通信端末から取得する入力情報取得手段
と、前記入力情報取得手段によって取得された前記入力
情報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報
であって前記正当な使用者に使用されるべき情報に対し
て予め定められた本人識別情報とを比較し、両者が一致
した場合にのみ、前記第2のアプリケーションプログラ
ムに従い、前記正当な使用者に使用されるべき情報に対
応したデータであって、前記第1のアプリケーションプ
ログラムに従ってのみ処理可能な形式のデータを生成す
るデータ生成手段と、前記データ生成手段によって生成
されたデータを前記第2のアプリケーションプログラム
に従って前記携帯通信端末へ送信する送信手段とを具備
することを特徴とするサーバを提供する。
【0020】また、この発明は、データを処理可能に記
述された第1のアプリケーションプログラムを記憶した
携帯通信端末に対して、当該携帯通信端末の正当な使用
者に使用されるべき情報を提供するサーバであって、前
記第1のアプリケーションプログラムと対をなす第2の
アプリケーションプログラムを記憶した記憶手段と、前
記携帯通信端末の操作者により入力された入力情報と、
前記第1のアプリケーションプログラムを識別するため
のプログラム識別情報とを、前記携帯通信端末から取得
する入力情報取得手段と、前記入力情報取得手段によっ
て取得された前記入力情報と、前記正当な使用者のみが
知り得る本人識別情報であって前記正当な使用者に使用
されるべき情報に対して予め定められた本人識別情報と
を比較し、両者が一致した場合にのみ、前記携帯通信端
末から取得したプログラム識別情報で表される第1のア
プリケーションプログラムと対をなす第2のアプリケー
ションプログラムに従い、前記正当な使用者に使用され
るべき情報に対応したデータであって当該第1のアプリ
ケーションプログラムに従ってのみ処理可能な形式のデ
ータを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段
によって生成されたデータを前記第2のアプリケーショ
ンプログラムに従って前記携帯通信端末へ送信する送信
手段とを具備することを特徴とするサーバを提供する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。本実施形態は、本発明を利
用した通信システムによって実現されるものである。な
お、本実施形態において「アプリケーションプログラム
(以下、「AP」と略称する)」というときは、Jav
aアプレットやGIFファイル等を除外している。すな
わち、ブラウザ上で実行されるべく、HTML(Hypert
ext Markup Language)形式のデータ(以下、「HTM
Lデータ」という)内でタグにより指定されるファイル
を除く概念として用いる。
【0022】[1]実施形態 [1.1]実施形態の構成 図1は、本実施形態にかかる通信システムの構成を示す
図である。同図に示すように本実施形態にかかる通信シ
ステムは、複数の移動機MSと、複数の基地局BSと、
移動パケット通信網MPNと、ゲートウェイサーバGW
Sと、インターネットINETと、購入受付サーバPS
と、クレジットサーバCSとを有する。なお、図1にお
いては、図面が煩雑となることを防ぐため、通信システ
ムに収容された複数の移動機MS及び複数の基地局BS
のうち所定の移動機及び基地局のみが示されている。
【0023】移動機MSは、携帯電話機やPHSのよう
な携帯型の通信端末であり、移動パケット通信網MPN
のパケット通信サービスを受ける他、図示しない移動電
話網の通話サービスを受ける。この移動機MSは、ユー
ザが音声通話を行うためのマイクやスピーカ等の音声入
出力部、移動パケット通信網MPNの基地局BSとの無
線通信を行う送受信部、液晶パネル等で構成された液晶
表示部、PB(プッシュボタン)やカーソルボタン等の
指示入力部を備えるほか、これら各部を制御する制御部
を有している。
【0024】また、移動機MSは、メモリ(図示は省
略)を有しており、このメモリには、移動機MSの各部
を制御するための各種情報の他、ブラウザが記憶されて
いる。ここで、このメモリに記憶されている、ブラウザ
は、以下の2つの機能を有している。 a.ブラウジング機能 この機能は、インターネットINETに接続されている
通信装置の保有するリソース(例えば、HTML(Hype
rText Markup Language)形式のデータ(以下、「HT
MLデータ」という))を取得して、その取得したリソ
ースに対応したユーザI/Fを提供する機能である。 b.メーラ機能 この機能は、電子メールの作成や送受信を行うための機
能である。
【0025】また、このメモリには、移動機MSの制御
部(図示は、省略)がブラウザのブラウジング機能を利
用して、ダウンロードしたアプリケーションプログラム
(以下、「AP」という)を格納するための格納領域
(以下、「ダウンロードAP格納領域」という)が設け
られている他、メール機能を利用して移動パケット通信
網MPNから受信した電子メールを格納するための領域
(以下、「メール格納領域」という)が設けられてい
る。
【0026】なお、この移動機MSは、移動パケット通
信網MPNを介してダウンロードされた各種APを実行
するための環境(例えば、JRE(java runtime envir
onment)等)を有しているが、移動機MSに実装するA
Pの実行環境ついては、周知技術であるため、詳細は省
略する。
【0027】移動パケット通信網MPNは、移動機MS
に対してパケット通信サービスを提供するための通信網
であり、ゲートウェイサーバGWSや複数の基地局BS
を有する他、図示せぬパケット加入者処理装置を有す
る。
【0028】ゲートウェイサーバGWSは、インターネ
ットINETと、移動パケット通信網MPNとを相互接
続する移動パケット関門中継交換局に設けられたコンピ
ュータシステムである。このゲートウェイサーバGWS
は、受信データのプロトコルを、当該データの転送先と
なるネットワークの従うプロトコルに変換して転送す
る。
【0029】また、ゲートウェイサーバGWSは、メー
ルサーバとしての機能を有し、移動パケット通信網MP
Nに収容されている移動機MS宛の電子メールを受信す
ると、そのメールを宛先となる移動機MSに配信する。
これに対して、移動パケット通信網MPNに収容された
移動機MSからインターネットINETに接続された通
信装置のメールアドレスを宛先とする電子メールを受信
した場合、ゲートウェイサーバGWSは、当該電子メー
ルをインターネットINETへと転送する。
【0030】購入受付サーバPSは、IP(Informatio
n Provider)の保有するWWWサーバであり、ホームペ
ージやWebページ等の各種ページに対応したHTML
データをリソースとして保有している。この購入受付サ
ーバPSは、これらのページにおいて、移動機MSのユ
ーザが行った、各種イベント(例えば、「○○コンサー
ト」や、野球の各試合等)の電子チケットの購入申込を
受け付ける。そして、その申込内容に応じて、電子チケ
ットの販売を行い、当該ユーザの移動機MSに対して、
購入した電子チケットに対応するAP(以下、「電子チ
ケットAP」という)を配信する。
【0031】かかる機能を実現するための本実施形態に
かかる、購入受付サーバPSの構成を図2に示す。同図
に示すように、本実施形態にかかる購入受付サーバPS
は、システム制御部11と、通信部12と、イベント管
理データベース13(以下、「データベース」を「D
B」と略称する)と、複数の購入者管理DB14-k
(k=1、2、…n)と、複数のアプリケーションDB
15-k(k=1、2、…n)と、インターフェイス部
16(以下、「インターフェイス」を「I/F」と略称
する)を有している。
【0032】システム制御部11は、例えば、CPU
(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Mem
ory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディ
スクを有する(図示は省略)。ROMには、購入受付サ
ーバPSの各部を制御するための各種制御情報や制御プ
ログラムが記憶されている。
【0033】また、ハードディスクには、上述した各種
ページに対応したHTMLデータが記憶される他、以下
のようなAPが記憶されている。 i)購入受付AP このAPは、上述した、移動機MSのユーザが行った電
子チケットの購入申込に応じて、当該ユーザに対して電
子チケットを販売し、当該ユーザの移動機MSに対して
電子チケットAPを配信するためのAPである。 ii)メーラー このAPは、電子メールの送受信を行うためのAPであ
り、かかるAPを実行することによりIPサーバWは、
メールクライアントとしての機能を実現する。
【0034】CPUは、これらROMやハードディスク
に記憶されているAPを実行することにより、各種処理
を実行し、RAMは、ワークエリアとして用いられる。
【0035】通信部12は、インターネットINETと
システム制御部11との間のデータの授受を仲介する。
具体的には、この通信部12は、システム制御部11か
らデータが出力されると、当該データをインターネット
INETへ送信する一方、インターネットINETから
受信したデータをシステム制御部11へと出力する。I
/F部16は、専用線DLを介してクレジットサーバC
Sと接続されており、システム制御部11から送られて
きたデータを専用線DLを介してクレジットサーバCS
へと送信する一方、クレジットサーバCSから送信され
てきたデータをシステム制御部11へと送る。
【0036】イベント管理DB13は、購入受付サーバ
PSが各イベントに対応した電子チケットの販売を管理
するための情報が格納されたDBであり、図3に示すよ
うな記憶内容を有している。同図に示すように、本実施
形態にかかるイベント管理DB13には、各ジャンル
(例えば、「コンサート」、「バレエ」、「野球」等の
ジャンル)毎に、当該ジャンルに属するイベントの内、
購入受付サーバPSにおいて電子チケットを扱っている
イベントのイベント名が格納される。例えば、図3に示
す場合、「コンサート」なるジャンルに対応して、「コ
ンサート」を開催するアーティストのアーティスト名が
格納されている。また、このイベント管理DB13に
は、各イベント名毎に、当該イベントに対応したイベン
トコードと、受付時間帯情報が対応付けて格納されてい
る。
【0037】ここで、イベントコードとは、購入受付サ
ーバPSが各イベントを一意に特定するための識別情報
である。また、受付時間帯情報は、購入受付サーバPS
が各イベントに対応する電子チケットの購入申込を受け
付ける時間帯を表す情報であり、受付開始時刻と、受付
終了時刻からなっている。
【0038】なお、このイベント管理DB13に対する
各種情報の格納方法は、任意である。例えば、購入受付
サーバPSを保有するIPの従業者が、イベント開催業
者から取得した情報に基づいてイベント管理DB13に
直接記憶させるようにしても良い。また、インターネッ
トINETにイベント開催業者の端末を接続し、当該端
末から購入受付サーバPSへと、これらの情報をアップ
ロードするようにしても良い。
【0039】アプリケーションDB15-kは、各イベ
ントに対応した電子チケットAPを格納するためのDB
である。このアプリケーションDB15-kは、各イベ
ント毎に設けられているDBであり、当該イベントに対
応した複数の電子チケットAPが格納される。
【0040】図4は、本実施形態にかかるアプリケーシ
ョンDB15-kの記憶内容を示す図である。なお、同
図には、イベントコード「#0001」に対応したアプリケ
ーションDB15-kを示している。同図に示すよう
に、本実施形態にかかるアプリケーションDB15-k
には、当該アプリケーションDB15-kに対応するイ
ベントのイベントコードが格納される他、当該アプリケ
ーションDB15-kに対応するイベントの電子チケッ
トAPが複数格納されており、各電子チケットAPに
は、当該電子チケットAPの格納位置を示すURLが対
応付けられている。
【0041】これら、アプリケーションDB15-kに
格納されている複数の電子チケットAPは、Javaプ
ログラミング言語により記述されており、全て同一のイ
ベントコードに対応した電子チケットを移動機MSにお
いて表示させるためのものである。また、これら複数の
電子チケットAPは、各々、異なるプロダクトID(す
なわち、当該電子チケットAPの製造番号)を有してお
り、アプリケーションDB15-kには、このプロダク
トIDが各電子チケットAPと対応て格納されている。
【0042】更に、アプリケーションDB15-kに
は、各電子チケットAP毎に、当該電子チケットAP
が、移動機MSに配信されたか否かを示す配信済みフラ
グFが格納されている。このフラグFが”0”である場
合、当該電子チケットAPが未配信であることを示
し、”1”である場合には、当該電子チケットAPが移
動機MSに配信済みであることを示している。この配信
済みフラグFは、アプリケーションDB15-kが生成
された時点では、”0”に設定され、電子チケットAP
の第1APが移動機MSへと配信されるのに伴い、”
1”に変更される。なお、アプリケーションDB15-
kの作成方法(すなわち、電子チケットAP等を格納し
たDBを作成する際の手順)については、任意である。
【0043】ここで、本実施形態おいて特徴的な事項と
して、本実施形態においてアプリケーションDB15-
kに格納されている各電子チケットAPは、図4に示す
ように、2つのAP、すなわち、第1APと第2APの
組によって構成されている。これら第1APと第2AP
の関係について、図5を参照しつつ説明すると、次のよ
うになる。
【0044】まず、第1APは、購入受付サーバPSに
よって移動機MSへと配信されて、移動機MSの図示せ
ぬ制御部により実行されるAPである。この第1AP
は、電子チケットに対応した画像を表示するためのデー
タを保有していない。このため、移動機MSの制御部
は、第1APのみに基づいて電子チケットに対応した画
像を液晶表示部(図示は省略)に表示することはできな
い。また、この第1APは、当該第1APに対応したプ
ロダクトIDをデータとして保有している。このため、
第1APを実行すると、移動機MSの制御部は、この第
1APに従って、当該第1APのプロダクトIDを購入
受付サーバPSへと送信することが可能である。
【0045】これに対して、第2APは、購入受付サー
バPSのシステム制御部11において実行されるもので
ある。この第2APは、当該第2APと対をなす第1A
P(すなわち、当該第2APと同一のプロダクトIDを
有する第1AP)のみがアクセス可能となっており、購
入受付サーバPSのシステム制御部11は、この第2A
Pに基づいて、電子チケットを移動機MSにおいて表示
させるためのオブジェクト(以下、「電子チケットオブ
ジェクト」という)を生成する。この第2APにより生
成される電子チケットオブジェクトは、当該第2APと
対をなす第1APにおいてのみ処理可能となっている。
【0046】移動機MSにおいて電子チケットに対応し
た画像を表示させる場合、移動機MSの制御部は、第1
APに従い、当該第1APの保有するプロダクトIDを
購入受付サーバPSに送信し、当該プロダクトIDに対
応した第2APに基づいて生成された電子チケットオブ
ジェクトを取得することが必要となる。そして、この電
子チケットオブジェクトに基づいて、処理を実行するこ
とによって、初めて、移動機MSの制御部は、購入受付
サーバPSからダウンロードした第1APに対応した電
子チケットの画像を液晶表示部に表示させることが可能
となるのである。
【0047】次に、購入者管理DB14-kは、各イベ
ント(すなわち、コンサート等)に対応した電子チケッ
トを購入したユーザを管理するためのDBである。この
購入者管理DB14-kは、アプリケーションDB15-
kと同様に、各イベントコード毎に設けられるものであ
り、イベント管理DB13に格納されている受付時間帯
情報に対応した受付開始時刻になった時点でシステム制
御部11によって作成される。
【0048】図6は、本実施形態にかかる購入者管理D
B14-kの記憶内容の一例を示す図である。なお、同
図には、イベントコード「#0001」に対応した購入者管
理DB14-kを示している。同図に示すように、本実
施形態にかかる購入者管理DB14-kには、当該購入
者管理DB14-kに対応するイベントを一意に特定す
るためのイベントコードが格納される他、当該イベント
の電子チケットを購入したユーザに対応したユーザID
を格納するためのフィールドが設けられている。また、
各ユーザIDを格納するためのフィールドには、当該ユ
ーザの個人情報(氏名、住所、性別、電話番号、メール
アドレス等)を格納するためのフィールドと、パスワー
ドを格納するためのフィールドと、プロダクトIDを格
納するためのフィールドが対応付けて設けられている。
【0049】ここで、ユーザIDとは、電子チケットの
購入申込を行ったユーザに対して、購入受付サーバPS
が払い出す識別情報である。また、プロダクトIDを格
納するためのフィールドには、当該ユーザIDに対応し
たユーザの移動機MSに配信された電子チケットAPの
プロダクトIDが格納される。
【0050】また、この購入者管理DB14-kに格納
されるパスワードは、電子チケットの購入申込の際に、
当該ユーザによって設定されるものである。上述した第
1APを実行した場合、移動機MSの制御部は、ユーザ
に対してパスワードの入力を促す画像を液晶表示部(図
示は省略)に表示させる。
【0051】この表示に従い、ユーザが、自身の設定し
たパスワードを入力すると、移動機MSの制御部は、購
入受付サーバPSへと、当該第1APの保有するプロダ
クトIDと、入力されたパスワードを付加したHTTP
(HyperText Transfer Protocol)のGETメソッド
(以下、「GET要求」という)を移動パケット通信網
MPNへと送信する。このようにして、移動機MSから
パスワードとプロダクトIDが送信されてくると、購入
受付サーバPSのシステム制御部11は、当該プロダク
トIDと対応付けて購入者管理DB14-kに格納され
ているパスワードを読み出し、移動機MSから送信され
てきたパスワードと一致するか否かを判定する。
【0052】そして、両パスワードが一致している場合
にのみ、システム制御部11は、当該移動機MSに配信
された第1APと組となる第2AP(すなわち、移動機
MSから送信されてきたプロダクトIDに対応する第2
AP)を実行し、その第2APに基づいて電子チケット
オブジェクトを生成して、移動機MSへと送信する。
【0053】一方、第2APに基づいて、購入受付サー
バPSにおいて生成された電子チケットオブジェクトを
受信すると、移動機MSの制御部は、第1APに従っ
て、当該電子チケットオブジェクトに対応した画像を液
晶表示部(図示は省略)に表示させる。この結果、移動
機MSの液晶表示部には、当該第1APに対応するイベ
ントの電子チケットが表示されるのである。
【0054】クレジットサーバCSは、クレジットカー
ド会社の保有するコンピュータシステムである。このク
レジットサーバCSは、専用線DLによって、購入受付
サーバPSと接続されており、この専用線DLを介し
て、購入受付サーバPSから送信されてきたデータに基
づいて、ユーザ認証やクレジットカードの使用可否等の
判断を行う。また、クレジットサーバPSは、購入受付
サーバPSから送信されてきたデータに基づいて、クレ
ジットカードを用いた決済処理を実行する。
【0055】[1.2]第1実施形態の動作 以下、図7を参照しつつ、上記構成を有する本実施形態
にかかる通信システムの動作について説明する。なお、
以下の説明においては、イベント管理DB13及び購入
者管理DB14-kの記憶内容は、上述した図3及び図
6と同様であるものとし、アプリケーションDB15-
kの記憶内容は、上述した図4と同様であるものとす
る。
【0056】まず、ユーザは、ブラウザを起動すべく、
移動機MSの指示入力部(図示は省略)に対してブラウ
ジングを行う旨の入力操作を行う。この結果、指示入力
部から供給される操作信号に従い、移動機MSの制御部
(図示は、省略)は、ブラウザのブラウジング機能を利
用して、上述した移動パケット通信網MPN内のパケッ
ト加入者処理装置に対してパケット登録を行う。このパ
ケット登録とは、移動機MSが移動パケット通信網MP
Nとの間においてパケット交換を行うための登録手続き
である。このようにして、パケット登録が行われると、
移動機MSは、移動パケット通信網MPNを介したパケ
ット交換を行うことが可能となる。
【0057】その後、ユーザが移動機MSの指示入力部
に対して、例えば、購入受付サーバPSのホームページ
に対応したURLを指定する入力を行う。すると、移動
機MSの制御部は、当該URLを含むGET要求D1を
移動パケット通信網MPNへと送出する。このようにし
て、移動機MSによって移動パケット通信網MPNへと
送出されたGET要求D1は、その後、ゲートウェイサ
ーバGWSによって受信され、インターネットINET
へと転送される。
【0058】購入受付サーバPSのシステム制御部11
は、ゲートウェイサーバGWSによって転送されたGE
T要求D1を受信すると、当該GET要求D1に含まれ
ているURLに基づいて、ホームページに対応したHT
MLデータD2をインターネットINETへと返信す
る。この結果、このHTMLデータD2は、ゲートウェ
イサーバGWSにより受信され、移動パケット通信網M
PNへと転送される。
【0059】次に、このHTMLデータD2を受信する
と、移動機MSの制御部は、受信したHTMLデータD
2に対応した画像を図示せぬ液晶表示部に表示させる。
図8は、HTMLデータD2を受信した移動機MSの液
晶表示部に表示される画像の一例を示す図である。同図
に示すように、移動機MSの液晶表示部には、移動機M
Sが購入受付サーバPSから購入可能な電子チケットに
対応したイベントのジャンル名を選択するためのボタン
が表示される。
【0060】ここで、これらのボタンには、当該ボタン
に対応するジャンルにおいて、購入可能なイベント名を
選択するためのページのURLがアンカータグにより対
応付けられている。例えば、「コンサート」なるジャン
ル名ボタンには、現在、購入可能なコンサートチケット
を選択するためのページに対応したURLが対応付けら
れている。
【0061】この状態において、ユーザが移動機MSの
図示せぬ指示入力部に、例えば、「コンサート」なるボ
タンを選択する旨の入力操作を行う。すると、移動機の
制御部は、「コンサート」ボタンに対応付けられてい
る、URLを含むGET要求D3を移動パケット通信網
MPNへと送信する。このようにして、移動機MSから
送信されたGET要求D3は、やがて、ゲートウェイサ
ーバGWSによってインターネットINETへと転送さ
れ、購入受付サーバPSの通信部12によって受信され
る。
【0062】次に、購入受付サーバPSのシステム制御
部11は、このGET要求D3を受信すると、イベント
管理DB13に格納されている受付時間帯情報に基づい
て、ジャンル名ボタン「コンサート」に対応したHTM
LデータD4を生成する。具体的には、システム制御部
11は、イベント管理DB13においてジャンル名「コ
ンサート」に対応付けられている受付時間帯情報の中か
ら、現在時刻を含むもの(すなわち、受付開始時刻から
受付終了時刻までの間に現在時刻を含むもの)を抽出
し、当該受付時間帯情報と対応付けて格納されているイ
ベント名(すなわち、コンサートを開くアーティスト
名)を読み出す。そして、その読み出したイベント名を
記述したHTMLデータD4を生成するのである。
【0063】次に、システム制御部11は、この生成し
たHTMLデータD4をインターネットINETへと送
信する。この結果、このHTMLデータD4は、ゲート
ウェイサーバGWSにより受信され、移動パケット通信
網MPNへと転送され、移動機MSによって受信され
る。
【0064】一方、このHTMLデータD4を受信する
と、移動機MSの制御部は、当該HTMLデータD4に
対応した画像を液晶表示部に表示させる。この結果、移
動機MSの液晶表示部には、図9に示すように、各イベ
ント名(すなわち、コンサートを開くアーティスト名)
を選択するためのボタンが表示されるのである。
【0065】ここで、この際、表示される各ボタンに
は、当該ボタンに対応するイベントの電子チケットを購
入するに当たり、各種情報を入力するためのページに対
応したURLが対応付けられている。例えば、「ドコモ
ン」なるイベント名ボタンには、「ドコモン」のコンサ
ートの電子チケットを購入するために必要となる各種情
報を入力するためのページに対応したURLがアンカー
タグにより対応付けられている。
【0066】この状態において、ユーザが、移動機MS
の指示入力部に対し、例えば、「ドコモン」なるイベン
ト名ボタンを選択する旨の入力操作を行う。すると、移
動機MSの制御部は、イベント名ボタン「ドコモン」と
対応付けられているURLを含むGET要求D5を移動
パケット通信網MPNへと送信する。
【0067】次に、このGET要求D5がゲートウェイ
サーバGWSによってインターネットINETへと転送
されて、購入受付サーバPSの通信部12によって受信
されると、購入受付サーバPSのシステム制御部11
は、当該GET要求D5に含まれているURLに従っ
て、HTMLデータD6をインターネットINETへと
返信する。
【0068】このようにして、購入受付サーバPSによ
り送信されたHTMLデータD6を受信すると、移動機
MSの制御部は、当該HTMLデータD6に対応した画
像を液晶表示部に表示させる。図10は、この際に移動
機MSの液晶表示部に表示される画像の一例を示す図で
ある。同図に示すように、この際、移動機MSの液晶表
示部には、ユーザの個人情報(住所、氏名、電話番号、
メールアドレス等)を入力するためのボックスが表示さ
れる他、クレジットカード番号と当該クレジットカード
の暗証番号を入力するためのボックスと共に、「送信」
なるボタンが表示される。ここで、「送信」ボタンに
は、当該イベント(すなわち、「ドコモン」のコンサー
ト)に対応したイベントコード「#0001」を有するUR
Lがアンカータグにより対応付けられている。
【0069】この状態においてユーザは、移動機MSの
指示入力部に対して、個人情報を入力すると共に、自身
のクレジットカード番号と暗証番号を入力して、「送
信」ボタンを選択する旨の入力操作を行うことが必要と
なる。そして、かかる操作をユーザが行うと、移動機M
Sの制御部は、ユーザによって入力された各種情報を付
加したGET要求D7を移動パケット通信網MPNへと
送信する。このようにして、移動機MSによって送信さ
れたGET要求D7は、ゲートウェイサーバGWSによ
ってインターネットINETへと転送されて、購入受付
サーバPSの通信部12に受信される。
【0070】このようにして、GET要求D7が通信部
12に受信されると、システム制御部11は、図11及
び図12に示すような処理を実行する。この処理におい
て、まず、購入受付サーバPSのシステム制御部11
は、GET要求D7に付加されている個人情報と、クレ
ジットカード番号と、当該クレジットカードの暗証番号
を抽出して、RAMに格納する(図11ステップSa
1)。
【0071】次に、システム制御部11は、このRAM
に格納した各種情報の内、クレジットカード番号と、当
該カードの暗証番号を読み出し、その読み出した情報を
付加した認証要求D8をクレジットサーバCSへと送信
する(図11ステップSa2)。このようにして、認証
要求D8を送信するとシステム制御部11は、クレジッ
トサーバCSから認証結果が送信されてきたか、否かを
判定する状態となり(図11ステップSa3)、認証結
果が送信されてくるまで、同ステップの処理を繰り返
す。
【0072】一方、クレジットサーバCSは、認証要求
D8が送信されてくると、当該認証要求D8に付加され
たクレジットカード番号と、当該カードの暗証番号に基
づいて、ユーザ認証を行う。なお、この際、クレジット
サーバCSにおいてユーザ認証を行う方法については、
任意である。そして、クレジットサーバCSは、認証結
果D9を購入受付サーバPSへと送信する。この際、ク
レジットサーバCSは、ユーザ認証に成功した場合、認
証結果D9として成功通知を購入受付サーバPSへと送
信し、ユーザ認証に失敗した場合、認証結果D9として
失敗通知を送信する。
【0073】このようにして、クレジットサーバCSか
ら認証結果D9が送信されてくると、購入受付サーバP
Sのシステム制御部11においては、図11ステップS
a3における判定が「Yes」となる。この結果、シス
テム制御部11は、図11ステップSa4を実行して、
クレジットサーバPSから送信されてきた認証結果D9
が、成功通知であったか否かを判定する。
【0074】そして、この判定の結果「No」と判定し
た場合(すなわち、ユーザ認証に失敗していた場合)、
システム制御部11は、例えば、「お客様が入力された
クレジットカード番号は利用できません。」等の文字列
を記述したHTMLデータをインターネットINETに
送出して(図11ステップSa15)、処理を終了す
る。この結果、移動機MSにおいては、液晶表示部に当
該HTMLデータに対応した画像が表示されることとな
る。
【0075】これに対して、ステップSa4において
「Yes」と判定した場合、システム制御部11は、G
ET要求D7に含まれているURL(すなわち、イベン
トコード「#0001」に対応したURL)に基づいて、イ
ベントコード「#0001」に対応した購入者管理DB14-
k(すなわち、「ドコモン」のコンサートに対応した購
入者管理DB14-k)を特定する。そして、システム
制御部11は、当該ユーザに対してユーザIDとして、
例えば、「UID1」を払い出して、その払い出したユ
ーザID「UID1」を当該購入者管理DB14-kに
格納する(図11ステップSa5)。
【0076】このようにして、購入者管理DB14-k
にユーザID「UID1」が格納された状態となると、
システム制御部11は、購入者管理DB14-kのユー
ザID「UID1」と対応付けられたフィールドに、R
AMに格納されている個人情報と、クレジットカード番
号を格納する(図11ステップSa6)。
【0077】次に、システム制御部11は、HTMLデ
ータD10を生成して、インターネットINETへと送
信する(図11ステップSa7)。そして、システム制
御部11は、GET要求を受信したか否かを判定する状
態となり(図11ステップSa8)、インターネットI
NETからGET要求を受信するまで、同ステップの処
理を繰り返す。
【0078】一方、購入受付サーバPSから送信された
HTMLデータD10は、ゲートウェイサーバGWSに
よって受信されて、移動パケット通信網MPNへと転送
され、移動機MSによって受信される。一方、このHT
MLデータD10を受信すると、移動機MSの制御部
は、当該HTMLデータD10に対応した画像を液晶表
示部に表示させる。
【0079】図13は、この際に、移動機MSの液晶表
示部に表示される画像の一例を示す図である。同図に示
すように、この際、移動機MSの液晶表示部には、当該
移動機MSのユーザが電子チケットを購入申込を行っ
た、申込内容を確認するための文字列が表示される他、
例えば、「希望するパスワードを入力してください。」
なる文字列と、パスワードを入力するためのボックス
と、「決定」なるボタンが表示される。また、この際、
移動機MSの液晶表示部には、例えば、「申込内容が間
違っている場合には、キャンセルボタンを選択してくだ
さい。」なる文字列と共に、「キャンセル」なるボタン
が表示される。
【0080】この状態において、ユーザが移動機MSの
指示入力部に対して、自身の所望するパスワードとし
て、例えば、「ABCD」を入力し、「決定」ボタンを
選択する旨の入力操作を行う。すると、移動機MSの制
御部は、その入力されたパスワード「ABCD」を付加
した、GET要求D11を移動パケット通信網MPNへ
と送信する。
【0081】このようにして、移動機MSから送信され
たGET要求D11がゲートウェイサーバGWSによっ
てインターネットINETへと転送されて、購入受付サ
ーバPSの通信部12によって受信されると、システム
制御部11においては、図11ステップSa8における
判定が「Yes」となる。この結果、システム制御部1
1は、ステップSa9を実行して、当該GET要求D1
1に含まれているURLが、「決定」ボタンに対応付け
られているものか否かを判定する状態となる。
【0082】かかる判定の結果、「No」と判定すると
(すなわち、移動機MSにおいて「キャンセル」ボタン
が選択されていた場合)、システム制御部11は、例え
ば、「キャンセルされました。再度、申込を行ってくだ
さい。」等の文字列が記述されたHTMLデータを生成
し、当該HTMLデータをインターネットINETに送
出して、処理を終了する(図12ステップSa16)。
【0083】これに対して、図12ステップSa9にお
いて「Yes」と判定した場合、システム制御部11
は、当該GET要求D11に付加されてきたパスワード
「ABCD」を抽出して(図12ステップSa10)、
その抽出したパスワード「ABCD」を購入者管理DB
14-kに格納する(図12ステップSa11)。この
ように、パスワードが購入者管理DBに格納された状態
となると、システム制御部11は、HTMLデータD1
2をインターネットINETへと送信する(図12ステ
ップSa12)。この結果、移動機MSにおいては液晶
表示部に、例えば、「ご購入ありがとうございました。
購入確認メールを送信させていただきます。」等の文字
列が表示される。
【0084】一方、購入受付サーバPSのシステム制御
部は、HTMLデータD12の送信が完了すると、電子
メール生成処理を実行する(図12ステップSa1
3)。この電子メール生成処理において、システム制御
部11は、以下のような処理を実行する。 ステップ1.まず、システム制御部11は、イベントコ
ード「#0001」に対応したアプリケーションDB15-k
において、配信済みフラグFが”0”となっている電子
チケットAPのURLの中から、1つのURLを読み出
す。この結果、URLとして、例えば、「http://www.
△△.ne.jp/0001」が、システム制御部11によって読
み出される。
【0085】ステップ2.システム制御部11は、ステ
ップ1において読み出したURLと対応付けて格納され
ている配信済みフラグFを”1”に変更する。このよう
に、一度、配信対象となった電子チケットAPと対応付
けられた配信済みフラグFを”1”に変更することによ
り、同一、APが複数の移動機MSに配信されてしまう
ことを防止することが可能となる。この結果、移動機M
SからプロダクトIDが送信されてきた場合に、当該移
動機MSのユーザによって設定されたパスワードを購入
者管理DB14-kから読み出すことが可能となる。
【0086】ステップ3.次に、システム制御部11
は、URL「http://www.△△.ne.jp/0001」に対応した
電子チケットAPのプロダクトID「A0001」をアプリ
ケーションDB15-kから読み出し、購入者管理DB
14-kの当該ユーザのユーザID「UID1」に対応
したフィールドへと格納する。
【0087】ステップ4.システム制御部11は、ステ
ップ1において読み出した、URL「http://www.△△.
ne.jp/0001」を記述した電子メールD13を生成する。
この際、システム制御部11は、当該電子メールD13
の宛先メールアドレスを、購入者管理DB14-kにお
いて当該ユーザのユーザID「UID1」と対応付けて
格納されているメールアドレスとする。
【0088】かかる電子メールの生成処理が終了し、電
子メールD13を生成すると、システム制御部11は、
その生成した電子メールD13をインターネットINE
Tへと送信して(図12ステップSa14)、処理を終
了する。
【0089】このようにして、購入受付サーバPSから
送信された、電子メールD13は、ゲートウェイサーバ
GWSによって、受信されて、移動機MS宛に配信され
る。なお、ゲートウェイサーバGWSが移動機MSに対
して電子メールD13を配信する際の動作については、
従来と同様であるので、説明は省略する。
【0090】そして、ゲートウェイサーバGWSによっ
て電子メールD13が配信されると、移動機MSの制御
部は、メモリに格納されているブラウザのメーラ機能を
利用して、当該電子メールD13を受信し、その受信し
た電子メールD13を、上述しメモリのメール格納領域
に格納する。このようにして、電子メールD13が格納
された状態において、移動機MSのユーザが、電子メー
ルを表示する旨の入力操作を行う。すると、移動機MS
の制御部は、メール格納領域に格納されている電子メー
ルの一覧を液晶表示部に表示させる。
【0091】この一覧が表示されている状態において、
ユーザが、電子メールD13を選択する旨の入力操作を
行うと、制御部は、メール格納領域に格納されている電
子メールD13に対応した画像を液晶表示部に表示させ
る。図14は、この際に、移動機MSの液晶表示部に表
示される画像の一例を示す図である。同図に示すよう
に、この際、移動機MSの液晶表示部には、ユーザが、
購入した電子チケットの内容を示す文字列が表示される
他、「ダウンロード」なるボタンが表示される。なお、
この「ダウンロード」ボタンには、購入受付サーバPS
のシステム制御部11が、上述した図12ステップSa
13において当該電子メールD13に記述した電子チケ
ットAPのURL(すなわち、「http://www.△△.ne.j
p/0001」)がアンカータグにより対応付けられている。
【0092】この状態において、ユーザが、「ダウンロ
ード」ボタンを選択する旨の入力操作を、移動機MSの
指示入力部に対して行う。すると、移動機MSの制御部
は、メモリに記憶されているブラウザのブラウジング機
能を利用して「ダウンロード」ボタンに対応付けられて
いるURL「http://www.△△.ne.jp/0001」を含むGE
T要求D14を移動パケット通信網MPNへと送信す
る。
【0093】一方、このGET要求D14を受信する
と、購入受付サーバPSのシステム制御部11は、当該
GET要求D14に含まれているURL「http://www.
△△.ne.jp/0001」から当該移動機MSに配信すべき電
子チケットAPのプロダクトIDを特定する。そして、
システム制御部11は、購入者管理DB14-kにおい
て当該プロダクトIDと対応付けて格納されているクレ
ジットカード番号を読み出し、その読み出したクレジッ
トカード番号を付加した決済要求D15をクレジットサ
ーバCSへと送信する。
【0094】クレジットサーバCSは、購入受付サーバ
PSから決済要求D15が送信されてくると、当該決済
要求D15に付加されているクレジットカード番号に従
って決済処理を行う。そして、この決済処理の結果通知
D16を、購入受付サーバPSへと送信するのである。
【0095】ここで、当該クレジットカード番号に対応
したクレジットカードが与信残高が足りない等の理由に
より、決済処理を行うことができない場合がある。かか
る場合に、クレジットサーバCSは、購入受付サーバP
Sに対して、結果通知として決済失敗通知を送信する。
購入受付サーバPSのシステム制御部11は、クレジッ
トサーバCSから決済失敗通知が送信されてきた場合、
例えば、「決済ができないため、電子チケットのダウン
ロードはできません。」等の文字列を記述したHTML
データを生成して、インターネットINETへと送出し
て、処理を終了する。
【0096】これに対して、決済処理に成功した場合、
クレジットサーバCSは、結果通知として、決済成功通
知を購入受付サーバPSへと送信する。この場合、購入
受付サーバPSのシステム制御部11は、GET要求D
14に含まれているURL「http://www.△△.ne.jp/00
01」に対応する、第1APD17をアプリケーションD
B15-kから読み出して、インターネットINETへ
と送出する。
【0097】この結果、購入受付サーバPSから、プロ
ダクトID「A0001」に対応した第1APD17がイン
ターネットINETへと送出される。このようにして、
購入受付サーバPSによって、インターネットINET
へと送出された第1APD17を受信すると、移動機M
Sの制御部は、その受信した第1APD17を上述した
メモリのダウンロードAP格納領域に格納する。
【0098】一方、電子チケットを購入した移動機MS
のユーザは、移動機MSのメモリに第1APD17が格
納されている状態で、イベント開催日時まで、待つこと
となる。そして、イベント(すなわち、「ドコモン」コ
ンサート)の開催日時になり、当該イベントの会場へと
入場しようとする場合、ユーザは、移動機MSの指示入
力部に対して、第1APD17を実行する旨の入力操作
を行うことが必要となる。
【0099】このようにして、ユーザが、第1APD1
7を実行する旨の入力操作を移動機MSの指示入力部に
対して行うと、制御部は、上述したメモリのダウンロー
ドAP格納領域に格納されている第1APD17を読み
出し、当該第1APD17に従って処理を実行する。こ
の結果、移動機MSの液晶表示部には、図15に示すよ
うに、ユーザが設定したパスワードを入力させるための
ボックスと共に、「決定」なるボタンが表示される。こ
の状態において、ユーザが、自身の設定したパスワード
「ABCD」を入力して、「決定」ボタンを選択する旨
の入力操作を行う。すると、移動機MSの制御部は、第
1APD17に従って、プロダクトID「A0001」と、
ユーザが入力したパスワード「ABCD」を付加したG
ET要求D18を移動パケット通信網MPNへと送信す
る。
【0100】一方、購入受付サーバPSのシステム制御
部11は、移動機MSから送信されてきたGET要求D
18を受信すると、図16に示す処理を実行する。この
処理において、システム制御部11は、まずGET要求
D13に付加されているプロダクトID「A0001」と、
パスワード「ABCD」を抽出して、RAMに格納する
(図16ステップSb1)。
【0101】次に、システム制御部11は、RAMに格
納されているプロダクトID「A0001」を検索キーとし
て購入者管理DB14-kを検索し(図16ステップS
b2)、当該プロダクトID「A0001」と対応付けられ
ているフィールドに格納されているパスワード「ABC
D」を読み出す(図16ステップSb3)。そして、こ
の読み出したパスワード「ABCD」とRAMに格納さ
れているパスワードが一致しているか否かを判定するこ
とにより(図16ステップSb4)、ユーザ認証を行
う。
【0102】かかる判定の結果、「No」と判定した場
合、当該ユーザが、拾得者、或いは、電子チケットAP
を不正に利用しようとする悪意の第三者である可能性が
ある。そこで、「No」と判定した場合、システム制御
部11は、インターネットINETに対して、認証に失
敗した旨の認証失敗通知を送出して(図16ステップS
b8)、処理を終了する。このようにして、購入受付サ
ーバPSから送信された認証失敗通知を受信した場合、
移動機MSの制御部は、第1APに従って、例えば、
「パスワードが間違っています。再度入力してくださ
い。」等の文字列を含む画像を表示する。なお、この
際、何度まで、パスワードの再入力を認めるかは、任意
である。再入力の回数を少なくすれば、電子チケットA
Pの不正使用を防ぐことが可能となる可能性が高くな
る。
【0103】これに対して、図16ステップSb4にお
いて「Yes」と判定した場合、購入受付サーバPSの
システム制御部11は、アプリケーションDB15-k
において、RAMに格納されているプロダクトID「A0
001」と対応付けて格納されている第2APを読み出し
て、実行する(図16ステップSb5)。そして、シス
テム制御部11は、その読み出した第2APに基づいて
電子チケットを表示するために必要となるデータ、すな
わち、電子チケットオブジェクトD19を生成して(図
16ステップSb6)、インターネットINETへと送
出する(図16ステップSb7)。
【0104】一方、移動機MSの制御部は、電子チケッ
トオブジェクトD19を受信すると、当該オブジェクト
D19に基づいて電子チケットに対応した画像を液晶表
示部に表示させる。この結果、移動機MSの液晶表示部
には、図17に示すように、ユーザが購入した電子チケ
ットに対応したイベントの内容を確認するための画像が
表示されると共に、イベント会場への入場確認用の2次
元バーコードが表示されるのである。
【0105】このようにして、移動機MSの液晶表示部
に電子チケットに対応した画像が表示された状態となる
と、ユーザは、この表示されている画像をイベント会場
の受付において提示することが必要となる。一方、ユー
ザから、電子チケットに対応した画像の提示を受けたイ
ベント会場の従事者は、バーコードリーダを有するコン
ピュータ等を利用して、移動機MSに表示されている2
次元バーコードを読み取らせ、ユーザの提示した電子チ
ケットが正当なチケットであるか否かを判断し、入場を
許可するか否かを決定するようにすれば良い。
【0106】なお、この2次元バーコードと、バーコー
ドリーダを有するコンピュータについては、公知のもの
であるので、説明を省略する。また、ユーザの提示した
電子チケットが正当なものであるか否かを、イベント会
場の従業者が判断する方法についても任意である。例え
ば、バーコードリーダを有するコンピュータに入場可能
な2次元バーコードを記憶させておき、バーコードリー
ダによって読み取った2次元バーコードと、記憶してい
る2次元バーコードが一致しているか否かを当該コンピ
ュータの有するディスプレイに表示するようにしても良
い。
【0107】このように本実施形態にかかる通信システ
ムにおいては、電子チケットを購入したユーザの移動機
に対して、第1APのみを配信し、電子チケットオブジ
ェクトについては、移動機MSにユーザが設定したパス
ワードに基づいて、ユーザ認証を行い、ユーザ認証が成
立した場合にのみ配信する構成としている。このため、
ユーザが移動機を落とした場合であっても、拾得者は、
電子チケットの利用に際して、パスワードを入力しなけ
ればならないため、利用できない。この結果、電子チケ
ットの第三者による不正利用を有効に防止することが可
能となる。
【0108】また、本実施形態においては、第2AP
は、当該第2APと対をなす第1APのみがアクセス可
能(すなわち、第2APによって生成されたオブジェク
トが当該第2APと対をなす第1APにおいてのみ処理
可能)な構成となっている。このため、第三者が、第1
オブジェクトを偽造したとしても、配信された電子チケ
ットオブジェクトに基づいて電子チケットに対応した画
像を表示することができない。この結果、電子チケット
の偽造を有効に防止することが可能となる。
【0109】更に、本実施形態においては、第1APを
実行した移動機において、ユーザに対してパスワードを
入力させるための画像を表示し、ユーザがパスワードを
入力すると当該パスワードを購入受付サーバPSへと送
信する構成となっている。このため、ユーザは、煩雑な
作業を行うことなく容易にパスワードの入力を行って、
当該パスワードを購入受付サーバPSへと送信すること
が可能となる。
【0110】なお、本実施形態において、第1APは、
購入受付サーバPSからダウンロードされて、移動機M
SのメモリのダウンロードAP格納領域に格納される構
成となっている。しかし、この第1APは、記憶媒体に
記憶されて、移動機MSのユーザに販売されても構わな
い。この場合、移動機MSには、第1APを記憶した記
憶媒体から第1APを読み出して実行する機能を持たせ
ることが必要となる。また、移動機MSのメモリに第1
APが記憶された状態で、移動機MSを販売するように
しても良い。
【0111】なお、本実施形態においては、購入受付サ
ーバPSとクレジットサーバCSを別体として設けた構
成としているが、何れかのサーバに双方の機能を持たせ
ることにより、1サーバ構成とすることも可能である。
更には、ゲートウェイサーバGWSに購入受付サーバP
Sと同様の機能を持たせる構成としても良い。この場
合、移動機MSは、移動パケット通信網MPNのみを介
して通信を行えば良く、インターネットINETのよう
なセキュリティの低いネットワークを介して、通信を行
う必要がなくなる。この結果、移動機MSのユーザが入
力したクレジットカード番号や個人情報等の情報が第三
者に漏洩してしまうことを防止することも可能となる。
【0112】なお、本実施形態においては、電子チケッ
トとして、2次元バーコードが表示される構成としてい
るが、他の形態により、電子チケットを表示する構成と
しても構わない。例えば、1次元のバーコードを表示す
るようにしても良いし、チケットに対応した文字列が表
示されるようにしても良い。また、画像のみならず、音
声等、他の方法により電子チケットの内容を提示するよ
うにしても良い。要は、電子チケットオブジェクトを受
信した移動機MSにおいて、内容が確認できる形態で電
子チケットが出力されればよい。
【0113】なお、本実施形態において、アプリケーシ
ョンDB15-kに格納される電子チケットAPは、J
avaプログラミング言語により記述されているものと
して示しているが、例えば、C++等のオブジェクト指
向の言語であれば、如何なる言語により記述されていて
も良い。
【0114】[1.3]変形例 <変形例1>上述した実施形態においては、第1APを
実行した移動機MSを購入受付サーバPS側において特
定して(すなわち、購入者管理DB14-kに格納され
ているパスワードの中から、第1APを実行した移動機
MSのユーザが設定したパスワードを特定して)、ユー
ザ認証を行うために、プロダクトIDの異なる複数の電
子チケットAPを各イベントコード毎に設け、1つのプ
ロダクトIDに対応した第1APは、必ず1つの移動機
MSにのみ配信される構成としている。しかし、以下の
ような方法を採ることも可能である。
【0115】すなわち、移動機MSの上述したメモリに
各移動機MSを一意に特定することのできる移動機ID
を格納し、上述した図7において、移動機MSが送信す
るGET要求D18に移動機IDを付加するのである。
この場合、購入者管理DB14-kには、プロダクトI
Dを格納するためのフィールドを設ける必要はなく、ユ
ーザIDを格納するためのフィールドに変えて、移動機
IDを格納するためのフィールドを設ければよい。
【0116】そして、移動機MSから移動機IDの付加
されたGET要求D18が送信されてくると、購入受付
サーバPSのシステム制御部11は、移動機MSから送
信されてきた移動機IDと対応付けられているパスワー
ドを、購入者管理DB14-kから読み出す。この読み
出したパスワードと、GET要求D18に付加されてき
たパスワードが一致するか否かを判定することにより、
購入受付サーバPSのシステム制御部11がユーザ認証
を行うのである。
【0117】このような構成とれば、購入受付サーバP
Sのシステム制御部11は、移動機MSに配信された電
子チケットAPのプロダクトIDに基づくことなく、当
該移動機MSのユーザによって設定されたパスワードを
特定することが可能となるため、イベントコード毎に当
該イベントコードに対応した複数の電子チケットAPを
格納したアプリケーションDB15-kを設けることが
不要となる。
【0118】また、第1APの実行されている移動機M
Sを、購入受付サーバPSのシステム制御部11が、移
動機MSのユーザに払い出されたユーザIDに基づいて
特定する構成とすることも可能である。この場合、上述
した図7において移動機MS宛に送信する電子メールD
13に対し、当該移動機MSのユーザに購入受付サーバ
PSが払い出したユーザIDを記述することが必要とな
る。そして、第1APを実行すると、移動機MSの制御
部は、上述した図15の画像を液晶表示部に表示させる
際に、更に、ユーザIDを入力させるためのボックスを
表示させる。
【0119】そして、ユーザがユーザIDとパスワード
を入力すると、移動機MSの制御部は、これらパスワー
ドとユーザIDの双方を付加したGET要求D18を移
動パケット通信網MPNへと送信するのである。一方、
購入受付サーバPSのシステム制御部11は、このGE
T要求に付加されてきたユーザIDに基づいて、購入者
管理DB13を検索して、当該ユーザIDと対応付けて
格納されているパスワードを読み出す。そして、システ
ム制御部11は、この読み出したパスワードと、GET
要求D18に付加して送信されてきたパスワードが一致
するか否かを判定することにより、ユーザ認証を行うの
である。
【0120】かかる構成とした場合であっても、イベン
トコード毎に当該イベントコードに対応した複数の電子
チケットAPを格納したアプリケーションDB15-k
を設けることが不要となる。
【0121】<変形例2>本実施形態においては、正当
なユーザ以外の第三者に利用されて、当該ユーザや当該
サービスの提供事業者に損害を与える可能性のある情報
として、電子チケットを例示している。しかし、正当な
ユーザ以外の第三者に利用されて、ユーザやサービス提
供事業者に損害を与える可能性のある情報には、電子チ
ケットのみならず、例えば、各種保証書や住民票等の身
分証明、免許証、学生証、社員証、各種会員証等も存在
する。本発明は、これら他の情報を移動機MSのユーザ
に対して提示する場合にも、有効な手段となる。以下、
各種電子機器の保証書を取り扱う場合を例に説明する。
【0122】図18は、本変形例にかかる通信システム
の構成を示す図である。なお、同図においては、上述し
た図1と同様の設備については、同様の符号を付してあ
る。同図に示すように、本変形例にかかる通信システム
は、上述した図1に示す通信システムとは異なり、複数
の販売店端末CLと、保証書サーバWを有する。
【0123】ここで、販売店端末CLは、電子機器の販
売店に設置される、PC(パーソナルコンピュータ)等
の通信端末であり、専用線DL2を介して、保証書サー
バPSと通信を行う。
【0124】保証書サーバWは、移動機MSのユーザが
購入した各種電子機器の保証書を移動機MSへと配信す
る保証書配信サービスを提供するWWWサーバである。
かかる機能を実現するため、本変形例にかかる保証書サ
ーバWは、ホームページ等の各種ページに対応したHT
MLデータをリソースとして保有している他、ユーザ管
理DB21と、アプリケーションDB22とを有してい
る。
【0125】図19は、ユーザ管理DB21の記憶内容
を示す図であり、図20は、アプリケーションDB22
の記憶内容を示す図である。図19に示すように、本変
形例にかかるユーザ管理DB21には、保証対象となる
電子機器のシリアル番号を格納するためのフィールドと
対応付けて、当該シリアル番号に対応した電子機器を購
入したユーザの個人情報(氏名、住所、性別、電話番
号、メールアドレス等)を格納するためのフィールド
と、購入日を格納するためのフィールドと、購入店名を
格納するためのフィールドと、保証期間を格納するため
のフィールドと、パスワードを格納するためのフィール
ドが設けられている。このユーザ管理DB21に格納さ
れる各種情報は、販売店端末CLからアップロードされ
てくる情報である。
【0126】具体的には、以下のような手順を踏むこと
によって、これらの情報がユーザ管理DB21に格納さ
れる。まず、販売店において電子機器を購入するユーザ
がいる場合、販売店の従業員は、当該ユーザから個人情
報を聞き出す。また、この際、従業員は、ユーザにパス
ワードを決定させる。そして、従業員が、販売店端末C
Lに対して、これら個人情報とパスワードを入力すると
共に、当該ユーザの購入した電子機器のシリアル番号や
当該販売店の店名、購入日、保証期間を入力する。この
ようにして、販売店の従業員によって入力された各種の
情報が販売店端末CLから保証書サーバWへとアップロ
ードされ、保証書サーバWの図示せぬシステム制御部に
よってユーザ管理DB21へと格納されるのである。
【0127】次に、本変形例にかかるアプリケーション
DB22は、図20に示すように、各シリアル番号毎
に、当該シリアル番号に対応した電子機器の保証書を移
動機MSにおいて表示させるためのAP(以下、「保証
書AP」という)と、当該APの格納位置を示すURL
と、配信済みフラグFが格納されている。ここで、この
アプリケーションDB22に格納されている保証書AP
は、上述した実施形態における電子チケットAPと同様
に、Javaプログラミング言語により記述されてお
り、移動機MSにおいて実行される第1APと、保証書
サーバWのシステム制御部(図示は省略)において実行
される第2APから構成されている。この第1APは、
当該第1APに対応したシリアル番号をデータとして有
している。また、本変形例において、第2APは、保証
書サーバWの図示せぬシステム制御部が実行するAPで
あり、システム制御部は、この第2APに基づき、移動
機MSにおいて保証書に対応した画像を表示するための
オブジェクトを生成する。
【0128】なお、同DB22に格納されている、配信
済みフラグFは、上述した図4に示すアプリケーション
DB15-kに格納されている配信済フラグFと同様で
あるので、詳細は省略する。
【0129】次に、上記構成を有する本変形例にかかる
通信システムの動作について、図21を参照しつつ説明
する。まず、ユーザが販売店において電子機器を購入
し、当該販売店の従業員に対して個人情報とパスワード
を伝える。そして、販売店の従業員が、ユーザから聞き
出した個人情報やパスワードと共に、シリアル番号等の
情報を販売店端末CLに対して入力すると、販売店端末
CLは、その入力された各種情報を保証書サーバWへと
アップロードする。
【0130】保証書サーバWは、このようにして、販売
店端末CLからアップロードされた各種情報をユーザ管
理DB21に格納する。この結果、ユーザ管理DB21
の各フィールドには、当該ユーザが購入した電子機器の
シリアル番号と、当該ユーザの個人情報、ユーザが決定
したパスワード、購入日、販売店名、保証期間が格納さ
れることとなる。
【0131】この状態において、ユーザが移動機MSの
図示せぬ指示入力部に対して、ブラウザを実行する旨の
入力操作を行い、保証書サーバWのホームページに対応
したURLを入力する。すると、移動機MSは、当該U
RLを含むGET要求Da1を移動パケット通信網MP
Nへと送信する。このGET要求Da1は、その後、ゲ
ートウェイサーバGWSにより受信されて、インターネ
ットINETへと転送され、保証書サーバWによって受
信される。
【0132】このようにして、GET要求Da1を受信
すると、保証書サーバWのシステム制御部(図示は省
略)は、ホームページに対応したHTMLデータDa2
をインターネットINETへと返信する。この結果、H
TMLデータDa2は、ゲートウェイサーバGWSによ
り移動パケット通信網MPNへと転送され、移動機MS
によって受信される。
【0133】次に、移動機MSの制御部は、受信したH
TMLデータDa2に対応した画像を、図示せぬ移動機
MSの液晶表示部に表示させる。この結果、移動機MS
の液晶表示部には、図22に示すように、パスワードと
シリアル番号を入力するためのボックスと共に、これら
の情報の入力を促すための文字列と、「送信」ボタンが
表示される。
【0134】この状態において、ユーザが移動機MSの
指示入力部に対して、自身の購入した電子機器のシリア
ル番号と、自身の決定したパスワードを入力し、「送
信」ボタンを選択する旨の入力操作を行う。すると、移
動機MSの制御部は、ユーザによって入力されたパスワ
ードと、シリアル番号を付加したGET要求Da3を移
動パケット通信網MPNへと送信する。
【0135】一方、移動機MSから送信されたGET要
求Da3を受信すると、保証書サーバWのシステム制御
部は、当該GET要求Da3に付加されているパスワー
ドと、シリアル番号に基づいてユーザ認証を行う。具体
的には、保証書サーバWのシステム制御部は、GET要
求Da3に付加されているシリアル番号を抽出し、当該
シリアル番号を検索キーとして、ユーザ管理DB21を
検索する。
【0136】そして、システム制御部は、ユーザ管理D
B21において、そのシリアル番号と同一のシリアル番
号に対応付けて格納されているパスワードを読み出し、
当該パスワードがGET要求Da3に付加されてきたパ
スワードと一致するか否かを判定するのである。この判
定の結果、両パスワードが一致しない場合、保証書サー
バWのシステム制御部は、例えば、「パスワードが間違
っています。」等の文字列を記述したHTMLデータを
生成して、インターネットINETへと送出する。
【0137】これに対して、両パスワードが一致した場
合、保証書サーバWのシステム制御部は、アプリケーシ
ョンDB22において、GET要求Da3に付加されて
きたシリアル番号と対応付けて格納されているURLを
読み出す。そして、GET要求Da3に付加されている
シリアル番号と、対応付けてユーザ管理DB21に格納
されているメールアドレスを宛先とする電子メールDa
4に対して、その読み出したURLを記述して、インタ
ーネットINETへと送出する。この際、保証書サーバ
Wのシステム制御部は、当該シリアル番号と対応付け
て、アプリケーションDB22に格納されている配信済
みフラグFを”1”に変更する。
【0138】このようにして、インターネットINET
へと送出された電子メールDa4は、ゲートウェイサー
バGWSによって受信され、ゲートウェイサーバGWS
によって移動機MSへと配信される。一方、ゲートウェ
イサーバGWSによって電子メールDa4が配信される
と、移動機MSの制御部は、上述したメモリに格納され
ているブラウザのメーラ機能を利用して、当該電子メー
ルDa4を受信し、その受信した電子メールDa4を、
上述しメモリのメール格納領域に格納する。
【0139】このようにして、電子メールD13が格納
された状態において、移動機MSのユーザが、電子メー
ルを表示する旨の入力操作を行うと、移動機MSの制御
部は、メール格納領域に格納されている電子メールの一
覧を液晶表示部に表示させる。そして、ユーザが、一覧
が表示されている状態で、電子メールDa4を選択する
旨の入力操作を行うと、制御部は、メール格納領域に格
納されている電子メールDa4に対応した画像を液晶表
示部に表示させる。この結果、移動機MSの液晶表示部
には、「ダウンロード」なるボタンが表示される(図1
4参照)。
【0140】この状態において、ユーザが移動機MSの
指示入力部に対して、「ダウンロード」ボタンを選択す
る旨の入力操作を行う。すると、移動機MSの制御部
は、メモリに記憶されているブラウザのブラウジング機
能を利用して「ダウンロード」ボタンに対応付けられて
いるURL(すなわち、アプリケーションDB22にお
いて当該ユーザの購入した電子機器のシリアル番号と対
応付けられているURL)を含むGET要求Da5を移
動パケット通信網MPNへと送信する。
【0141】一方、GET要求Da5を受信すると、保
証書サーバWのシステム制御部は、GET要求Da5に
含まれているURLに対応した保証書APの第1APD
a6をインターネットINETへと返信する。この結
果、保証書サーバWから、ユーザの購入した電子機器の
シリアル番号に対応した第1APDa6がインターネッ
トINETへと送出される。
【0142】このようにして、保証書サーバWによっ
て、インターネットINETへと送出された第1APD
a6を受信すると、移動機MSの制御部は、その受信し
た第1APDa6を上述したメモリのダウンロードAP
格納領域に格納する。
【0143】その後、ユーザの電子機器が故障して、保
証書を利用する必要性が生じると、ユーザは、移動機M
Sの指示入力部に対して、第1APDa6を実行する旨
の入力操作を行うことが必要となる。そして、ユーザ
が、第1APDa6を実行する旨の入力操作を移動機M
Sの指示入力部に行うと、制御部は、上述したメモリの
ダウンロードAP格納領域に格納されている第1APD
a6を読み出し、当該第1APDa6に従って処理を実
行する。この結果、移動機MSの液晶表示部には、上述
した図22に示すような画像が表示される。
【0144】この状態において、ユーザが、購入した製
品のシリアル番号と、自身の設定したパスワードを入力
して、「決定」ボタンを選択する旨の入力操作を行う。
すると、移動機MSの制御部は、第1APDa6に従っ
て、シリアル番号と、ユーザが入力したパスワードを付
加したGET要求Da7を移動パケット通信網MPNへ
と送信する。
【0145】一方、保証書サーバWのシステム制御部
は、移動機MSから送信されてきたGET要求Da7を
受信すると、図23に示す処理を実行する。この処理に
おいて、システム制御部は、まず、GET要求Da7に
付加されているシリアル番号と、パスワードを抽出する
(図23ステップSc1)。そして、システム制御部
は、当該シリアル番号を検索キーとしてユーザ管理DB
21を検索し(図23ステップSc2)、当該シリアル
番号と対応付けて格納されているパスワードを読み出す
(図23ステップSc3)。
【0146】次に、システム制御部は、ユーザ管理DB
21から読み出したパスワードと、GET要求Da7に
付加されてきたパスワードが一致するか否かを判定する
ことにより(図23ステップSc4)、ユーザ認証を行
う。かかる判定の結果、「No」と判定した場合、当該
ユーザが、拾得者、或いは、電子チケットAPを不正に
利用しようとする悪意の第三者である可能性がある。そ
こで、「No」と判定した場合、保証書サーバWのシス
テム制御部は、インターネットINETに対して、認証
に失敗した旨の認証失敗通知を送出して(図23ステッ
プSc8)、処理を終了する。このようにして、保証書
サーバWから送信された認証失敗通知を受信した場合、
移動機MSの制御部は、第1APに従って、例えば、
「パスワードが間違っています。再度入力してくださ
い。」等の文字列を含む画像を表示する。
【0147】これに対して、図23ステップSc4にお
いて「Yes」と判定した場合、保証書サーバWのシス
テム制御部は、アプリケーションDB22において、G
ET要求Da7に付加されてきたシリアル番号と対応付
けて格納されている第2APを読み出して、実行する
(図23ステップSc5)。そして保証書サーバWのシ
ステム制御部は、その読み出した第2APに基づいて、
保証書を表示するためのオブジェクトDa8を生成する
(図23ステップSc6)。
【0148】この際、保証書サーバWのシステム制御部
は、ユーザ管理DB21において、GET要求Da7に
付加されてきたシリアル番号と対応付けて格納されてい
る、購入日と、購入店と、保証期間を読み出す。そし
て、システム制御部は、第2APに基づいて、この読み
出した購入日等を記述した保証書に対応するオブジェク
トDa8を生成する。
【0149】このようにして、オブジェクトDa8を生
成すると、保証書サーバWのシステム制御部は、その生
成したオブジェクトDa8をインターネットINETへ
と送出する(図23ステップSc7)。
【0150】一方、移動機MSの制御部は、オブジェク
トDa8を受信すると、当該オブジェクトDa8に基づ
いて保証書に対応した画像を液晶表示部に表示させる。
ユーザは、この状態において、販売店等の修理担当者
に、移動機MSの液晶表示部に表示されている保証書を
提示して、修理の依頼をすれば良い。
【0151】このようにして、本変形例によれば、電子
チケットのみならず、例えば、各種保証書や住民票等の
身分証明、免許証、学生証、社員証、各種会員証等の、
正当なユーザ以外の第三者に利用される可能性のある情
報についても、当該ユーザ以外の不正利用を有効に防止
することが可能となる。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、正当なユーザ以外の第三者により不正に利用される
可能性を有する情報を取り扱うサービスにおいて、当該
第三者による不正使用を有効に防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる通信システムの構
成を示す図である。
【図2】 同実施形態にかかる購入受付サーバPSの構
成を示す図である。
【図3】 同実施形態にかかるイベント管理DB13の
記憶内容を示す図である。
【図4】 同実施形態にかかるアプリケーションDB1
5-kの記憶内容を示す図である。
【図5】 同実施形態にかかる第1APと第2APの関
係を示す概念図である。
【図6】 同実施形態にかかる購入者管理DB14-k
の記憶内容の一例を示す図である。
【図7】 同実施形態にかかる通信システムにおいて行
われるデータの授受を示す図である。
【図8】 同実施形態にかかる移動機MSの液晶表示部
に表示される画像の一例を示す図である。
【図9】 同実施形態にかかる移動機MSの液晶表示部
に表示される画像の一例を示す図である。
【図10】 同実施形態にかかる移動機MSの液晶表示
部に表示される画像の一例を示す図である。
【図11】 同実施形態にかかる購入受付サーバPSの
システム制御部11において行われる処理を示すフロー
チャートである。
【図12】 同実施形態にかかる購入受付サーバPSの
システム制御部11において行われる処理を示すフロー
チャートである。
【図13】 同実施形態にかかる移動機MSの液晶表示
部に表示される画像の一例を示す図である。
【図14】 同実施形態にかかる移動機MSの液晶表示
部に表示される画像の一例を示す図である。
【図15】 同実施形態にかかる移動機MSの液晶表示
部に表示される画像の一例を示す図である。
【図16】 同実施形態にかかる購入受付サーバPSの
システム制御部11において行われる処理を示すフロー
チャートである。
【図17】 同実施形態にかかる移動機MSの液晶表示
部に表示される画像の一例を示す図である。
【図18】 変形例2にかかる通信システムの構成を示
す図である。
【図19】 同変形例にかかるユーザ管理DB21の記
憶内容を示す図である。
【図20】 同変形例にかかるアプリケーションDB2
2の記憶内容を示す図である。
【図21】 同変形例にかかる通信システムにおいて行
われるデータの授受を示す図である。
【図22】 同変形例にかかる移動機MSの液晶表示部
に表示される画像の一例を示す図である。
【図23】 同変形例にかかる保証書サーバWの図示せ
ぬシステム制御部において行われる処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
MS・・・移動機、 BS・・・基地局、 MPN・・
・移動パケット通信網、GWS・・・ゲートウェイサー
バ、 INET・・・インターネット、 PS・・・購
入受付サーバ、 11・・・システム制御部、 12・
・・通信部、13・・・イベント管理DB、 14-k
(k=1、2、…、n)・・・購入者管理DB、 15
-k(k=1、2、…、n)及び22・・・アプリケー
ションDB、 CS・・・クレジットサーバ、 CL・
・・販売店端末、 W・・・保証書サーバ、 21・・
・ユーザ管理DB。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04M 11/00 302 11/00 302 H04B 7/26 M H04Q 7/38 109R (72)発明者 野村 和生 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 近藤 ひろみ 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5B085 AA08 AE02 AE23 BA07 BE07 BG07 5K027 AA11 BB09 EE00 FF00 5K067 AA32 BB04 DD17 EE02 EE16 FF02 FF23 HH23 HH24 KK15 5K101 KK17 LL12 MM07 NN21 PP03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを処理可能な携帯通信端末が、正
    当な使用者に使用されるべき情報を提示する情報提示方
    法であって、 前記携帯通信端末が、自端末の操作者により入力された
    入力情報をサーバへ送信する第1の送信過程と、 前記サーバが、前記第1の送信過程において送信された
    入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別
    情報であって前記正当な使用者に使用されるべき情報に
    対して予め定められた本人識別情報とを比較し、両者が
    一致した場合にのみ、前記正当な使用者に使用されるべ
    き情報に対応したデータであって前記携帯通信端末にお
    いてのみ処理可能な形式のデータを生成するデータ生成
    過程と、 前記サーバが、前記データ生成過程において生成された
    データを前記携帯通信端末へ送信する第2の送信過程
    と、 前記携帯通信端末が、前記第2の送信過程において送信
    されたデータを受信し、当該データに応じた情報を提示
    する提示過程とを具備することを特徴とする情報提示方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の送信過程に先立つ過程であっ
    て、前記携帯通信端末が、前記入力情報の入力を前記操
    作者に促す入力促進過程を更に有することを特徴とする
    請求項1に記載の情報提示方法。
  3. 【請求項3】 データを処理可能に記述された第1のア
    プリケーションプログラムを記憶した携帯通信端末が正
    当な使用者に使用されるべき情報を前記第1のアプリケ
    ーションプログラムに従って提示する情報提示方法であ
    って、 前記携帯通信端末が、自端末の操作者により入力された
    入力情報を、前記第1のアプリケーションプログラムに
    従って、当該第1のアプリケーションプログラムに対応
    した第2のアプリケーションプログラムを記憶したサー
    バへ送信する第1の送信過程と、 前記サーバが、前記第1の送信過程において送信された
    入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別
    情報であって前記正当な使用者に使用されるべき情報に
    対して予め定められた本人識別情報とを比較し、両者が
    一致した場合にのみ、前記第2のアプリケーションプロ
    グラムに従い、前記正当な使用者に使用されるべき情報
    に対応したデータであって、前記第1のアプリケーショ
    ンプログラムに従ってのみ処理可能な形式のデータを生
    成するデータ生成過程と、 前記サーバが、前記データ生成過程において生成された
    データを前記第2のアプリケーションプログラムに従っ
    て前記携帯通信端末へ送信する第2の送信過程と、 前記携帯通信端末が、前記第1のアプリケーションプロ
    グラムに従って、前記第2の送信過程において送信され
    たデータを受信し、当該データに応じた情報を提示する
    提示過程とを具備することを特徴とする情報提示方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の送信過程に先立つ過程であっ
    て、前記携帯通信端末が前記第1のアプリケーションプ
    ログラムを通信により取得して記憶する記憶過程を更に
    有することを特徴とする請求項3に記載の情報提示方
    法。
  5. 【請求項5】 データを処理可能に記述された第1のア
    プリケーションプログラムを記憶した携帯通信端末が正
    当な使用者に使用されるべき情報を前記第1のアプリケ
    ーションプログラムに従って提示する情報提示方法であ
    って、 前記携帯通信端末が、自端末の操作者により入力された
    入力情報と、前記第1のアプリケーションプログラムを
    識別するためのプログラム識別情報とを、前記第1のア
    プリケーションプログラムに従い、当該第1のアプリケ
    ーションプログラムと対をなす第2のアプリケーション
    プログラムを記憶したサーバへ送信する第1の送信過程
    と、 前記サーバが、前記第1の送信過程において送信された
    入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別
    情報であって前記正当な使用者に使用されるべき情報に
    対して予め定められた本人識別情報とを比較し、両者が
    一致した場合にのみ、前記プログラム識別情報で表され
    る第1のアプリケーションプログラムと対をなす第2の
    アプリケーションプログラムに従って、前記正当な使用
    者に使用されるべき情報に対応したデータであって前記
    第1のアプリケーションプログラムに従ってのみ処理可
    能な形式のデータを生成するデータ生成過程と、 前記サーバが、前記データ生成過程において生成された
    データを前記第2のアプリケーションプログラムに従っ
    て前記携帯通信端末へ送信する第2の送信過程と、 前記携帯通信端末が、前記第1のアプリケーションプロ
    グラムに従って、前記第2の送信過程において送信され
    たデータを受信し、当該データに応じた情報を提示する
    提示過程とを具備することを特徴とする情報提示方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の送信過程に先立つ過程であっ
    て、前記第1のアプリケーションプログラムと当該プロ
    グラムを識別するためのプログラム識別情報とを前記携
    帯通信端末がダウンロードして記憶する記憶過程を更に
    有することを特徴とする請求項5に記載の情報提示方
    法。
  7. 【請求項7】 前記記憶過程において、前記第1のアプ
    リケーションプログラムと当該プログラムを識別するた
    めのプログラム識別情報とを前記携帯通信端末がダウン
    ロードして取得すると、ダウンロード元のサーバが、当
    該第1のアプリケーションプログラムのダウンロードを
    禁止することを特徴とする請求項6に記載の情報提示方
    法。
  8. 【請求項8】 前記第1の送信過程に先立つ過程であっ
    て、前記携帯通信端末が、前記第1のアプリケーション
    プログラムに従って、前記本人識別情報の入力を前記操
    作者に促す入力促進過程を有することを特徴とする請求
    項3または5に記載の情報提示方法。
  9. 【請求項9】 前記正当な使用者に使用されるべき情報
    は、貨幣価値を有するデータであることを特徴とする請
    求項1乃至請求項8のいずれかに記載の情報提示方法。
  10. 【請求項10】 データを処理可能な携帯通信端末が、
    サーバから取得したデータに応じて、正当な使用者に使
    用されるべき情報を提示する通信システムであって、 前記携帯通信端末は、 操作者により入力された入力情報を前記サーバへ送信す
    る送信手段と、 前記サーバから送信されてきたデータを受信し、当該デ
    ータに応じた情報を提示する提示手段とを具備し、 前記サーバは、 前記携帯通信端末から送信されてきた入力情報を受信
    し、当該入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る
    本人識別情報であって前記正当な使用者に使用されるべ
    き情報に対して予め定められた本人識別情報とを比較
    し、両者が一致した場合にのみ、前記正当な使用者に使
    用されるべき情報に対応したデータであって前記携帯通
    信端末においてのみ処理可能な形式のデータを生成する
    データ生成手段と、 前記データ生成手段によって生成されたデータを前記携
    帯通信端末へ送信するサーバ送信手段とを具備すること
    を特徴とする通信システム。
  11. 【請求項11】 データを処理可能に記述された第1の
    アプリケーションプログラムを記憶した携帯通信端末
    が、第2のアプリケーションプログラムを記憶したサー
    バから取得したデータに応じて、正当な使用者に使用さ
    れるべき情報を前記第1のアプリケーションプログラム
    に従って提示する通信システムであって、 前記携帯通信端末は、 操作者により入力された入力情報を前記第1のアプリケ
    ーションプログラムに従って、前記サーバへ送信する送
    信手段と、 前記第1のアプリケーションプログラムに従って、前記
    サーバから送信されてきたデータを受信し、当該データ
    に応じた情報を提示する提示手段とを具備し、 前記サーバは、 前記携帯通信端末から送信されてきた入力情報を受信
    し、当該入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る
    本人識別情報であって前記正当な使用者に使用されるべ
    き情報に対して予め定められた本人識別情報とを比較
    し、両者が一致した場合にのみ、前記第2のアプリケー
    ションプログラムに従い、前記正当な使用者に使用され
    るべき情報に対応したデータであって、前記第1のアプ
    リケーションプログラムに従ってのみ処理可能な形式の
    データを生成するデータ生成手段と、 前記データ生成手段によって生成されたデータを前記第
    2のアプリケーションプログラムに従って前記携帯通信
    端末へ送信するサーバ送信手段とを具備することを特徴
    とする通信システム。
  12. 【請求項12】 データを処理可能に記述された第1の
    アプリケーションプログラムを記憶した携帯通信端末
    が、前記第1のアプリケーションプログラムと対をなす
    第2のアプリケーションプログラムを記憶したサーバか
    ら取得したデータに応じて、正当な使用者に使用される
    べき情報を前記第1のアプリケーションプログラムに従
    って提示する通信システムであって、 前記携帯通信端末は、 操作者により入力された入力情報と、前記第1のアプリ
    ケーションプログラムを識別するためのプログラム識別
    情報とを、前記第1のアプリケーションプログラムに従
    って、前記サーバへ送信する送信手段と、 前記第1のアプリケーションプログラムに従って、前記
    サーバから送信されてきたデータを受信し、当該データ
    に応じた情報を提示する提示手段とを具備し、 前記サーバは、 前記携帯通信端末から送信されてきた入力情報と前記プ
    ログラム識別情報を受信し、当該入力情報と、前記正当
    な使用者のみが知り得る本人識別情報であって前記正当
    な使用者に使用されるべき情報に対して予め定められた
    本人識別情報とを比較し、両者が一致した場合にのみ、
    前記プログラム識別情報で表される第1のアプリケーシ
    ョンプログラムと対をなす第2のアプリケーションプロ
    グラムに従って、前記正当な使用者に使用されるべき情
    報に対応したデータであって当該第1のアプリケーショ
    ンプログラムに従ってのみ処理可能な形式のデータを生
    成するデータ生成手段と、 前記データ生成手段によって生成されたデータを前記第
    2のアプリケーションプログラムに従って前記携帯通信
    端末へ送信するサーバ送信手段とを具備することを特徴
    とする通信システム。
  13. 【請求項13】 操作者により入力された入力情報を前
    記サーバへ送信する送信手段と、 前記サーバにおいて、前記送信手段によって送信された
    入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別
    情報であって前記正当な使用者に使用されるべき情報に
    対して予め定められた本人識別情報とを比較した結果、
    両者が一致した場合にのみ、前記サーバが送信する、前
    記正当な使用者に使用されるべき情報に対応したデータ
    であって前記携帯通信端末においてのみ処理可能な形式
    のデータを取得するデータ取得手段と、 前記データ取得手段によって取得されたデータに応じた
    情報を提示する提示手段とを具備することを特徴とする
    携帯通信端末。
  14. 【請求項14】 第1のアプリケーションプログラムを
    記憶した記憶手段と、 操作者により入力された入力情報を、第2のアプリケー
    ションプログラムを記憶したサーバへと、前記第1のア
    プリケーションプログラムに従って送信する送信手段
    と、 前記サーバにおいて、前記送信手段によって送信された
    入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別
    情報であって前記正当な使用者に使用されるべき情報に
    対して予め定められた本人識別情報とを比較した結果、
    両者が一致した場合にのみ、前記サーバが前記第2のア
    プリケーションプログラムに従い送信する、前記正当な
    使用者に使用されるべき情報に対応したデータであっ
    て、前記第1のアプリケーションプログラムに従っての
    み処理可能な形式のデータを取得するデータ取得手段
    と、 前記第1のアプリケーションプログラムに従って、前記
    サーバから送信されてきたデータを受信し、当該データ
    に応じた情報を提示する提示手段とを具備することを特
    徴とする携帯通信端末。
  15. 【請求項15】 第1のアプリケーションプログラムを
    記憶した記憶手段と、 操作者により入力された入力情報と、前記第1のアプリ
    ケーションプログラムを識別するためのプログラム識別
    情報とを、前記第1のアプリケーションプログラムと対
    をなす第2のアプリケーションプログラムを記憶したサ
    ーバへと、前記第1のアプリケーションプログラムに従
    って送信する送信手段と、 前記サーバにおいて、前記送信手段によって送信された
    入力情報と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別
    情報であって前記正当な使用者に使用されるべき情報に
    対して予め定められた本人識別情報とを比較した結果、
    両者が一致した場合にのみ、前記サーバが前記送信手段
    によって送信されたプログラム識別情報で表される第1
    のアプリケーションプログラムと対をなす第2のアプリ
    ケーションプログラムに従って送信する、前記正当な使
    用者に使用されるべき情報に対応したデータであって当
    該第1のアプリケーションプログラムに従ってのみ処理
    可能な形式のデータを取得するデータ取得手段と、 前記第1のアプリケーションプログラムに従って、前記
    サーバから送信されてきたデータを受信し、当該データ
    に応じた情報を提示する提示手段とを具備することを特
    徴とする携帯通信端末。
  16. 【請求項16】 データを処理可能な携帯通信端末に対
    して、当該携帯通信端末の正当な使用者に使用されるべ
    き情報を提供するサーバであって、 前記携帯通信端末の操作者により入力された入力情報
    を、前記携帯通信端末から取得する入力情報取得手段
    と、 前記入力情報取得手段によって取得された前記入力情報
    と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報であ
    って前記正当な使用者に使用されるべき情報に対して予
    め定められた本人識別情報とを比較し、両者が一致した
    場合にのみ、前記正当な使用者に使用されるべき情報に
    対応したデータであって前記携帯通信端末においてのみ
    処理可能な形式のデータを生成するデータ生成手段と、 前記データ生成手段によって生成されたデータを前記携
    帯通信端末へ送信する送信手段とを具備することを特徴
    とするサーバ。
  17. 【請求項17】 データを処理可能に記述された第1の
    アプリケーションプログラムを記憶した携帯通信端末に
    対して、当該携帯通信端末の正当な使用者に使用される
    べき情報を提供するサーバであって、 第2のアプリケーションプログラムを記憶した記憶手段
    と、 前記携帯通信端末の操作者により入力された入力情報
    を、前記携帯通信端末から取得する入力情報取得手段
    と、 前記入力情報取得手段によって取得された前記入力情報
    と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報であ
    って前記正当な使用者に使用されるべき情報に対して予
    め定められた本人識別情報とを比較し、両者が一致した
    場合にのみ、前記第2のアプリケーションプログラムに
    従い、前記正当な使用者に使用されるべき情報に対応し
    たデータであって、前記第1のアプリケーションプログ
    ラムに従ってのみ処理可能な形式のデータを生成するデ
    ータ生成手段と、 前記データ生成手段によって生成されたデータを前記第
    2のアプリケーションプログラムに従って前記携帯通信
    端末へ送信する送信手段とを具備することを特徴とする
    サーバ。
  18. 【請求項18】 データを処理可能に記述された第1の
    アプリケーションプログラムを記憶した携帯通信端末に
    対して、当該携帯通信端末の正当な使用者に使用される
    べき情報を提供するサーバであって、 前記第1のアプリケーションプログラムと対をなす第2
    のアプリケーションプログラムを記憶した記憶手段と、 前記携帯通信端末の操作者により入力された入力情報
    と、前記第1のアプリケーションプログラムを識別する
    ためのプログラム識別情報とを、前記携帯通信端末から
    取得する入力情報取得手段と、 前記入力情報取得手段によって取得された前記入力情報
    と、前記正当な使用者のみが知り得る本人識別情報であ
    って前記正当な使用者に使用されるべき情報に対して予
    め定められた本人識別情報とを比較し、両者が一致した
    場合にのみ、前記携帯通信端末から取得したプログラム
    識別情報で表される第1のアプリケーションプログラム
    と対をなす第2のアプリケーションプログラムに従い、
    前記正当な使用者に使用されるべき情報に対応したデー
    タであって当該第1のアプリケーションプログラムに従
    ってのみ処理可能な形式のデータを生成するデータ生成
    手段と、 前記データ生成手段によって生成されたデータを前記第
    2のアプリケーションプログラムに従って前記携帯通信
    端末へ送信する送信手段とを具備することを特徴とする
    サーバ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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