JP2002091660A - 電子装置の使用方法 - Google Patents
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Abstract
子装置では、入力キーの数は数字キーと特殊キーに対応
した12個程度が普通であり、漢字を含む日本語文字や
特殊文字をデータとして入力するためには、入力モード
を切り換えて複雑な操作をする必要があった。そのため
に、付属の取扱い説明書を参照する必要があり、操作方
法を忘れてしまうと、スムーズに所望のデータを入力す
ることができなかった。 【解決手段】入力キーに画像情報を表示する手段と、画
像情報を切り換える変換手段とを有する本発明の電子装
置の使用方法は、入力キーに表示された画像情報に従
い、所定の情報を電子装置に入力する、或いは、前記変
換手段により画像情報を変換しながら、入力キーに表示
された画像情報に従い、所定の情報を電子装置に入力す
ることを特徴としている。
Description
クシミリ、パーソナルコンピュータなどの情報端末、ま
たは、携帯電話、PHS(Personal Handy Phone syste
m)、PDA(Personal Digital Assistant)などに代
表される携帯情報端末、或いはインターネットに接続し
て情報の送受信を行う情報端末などの電子装置の使用方
法に関する。尚、本明細書において携帯情報端末とは、
利用者が携帯することが可能な電子装置であって、屋外
または屋内において無線電話または有線電話または、イ
ンターネットを介してデータまたは情報の送受信が可能
である電子装置を指す。
コンピュータなどの情報端末、または、携帯電話装置
(若しくは、単に携帯電話)に代表される携帯型の電子
装置は、電話回線や無線通信回線及びインターネットな
どの情報通信網の確立と、通話料金(または、接続料
金)や電子装置の本体価格の低下と、その利便性があい
まって急速に普及している。今日普及している情報端末
または携帯型情報端末として機能する電子装置は、表示
装置、通信回路、MPU(マイクロプロセッサ)、半導
体メモリーなどの記憶媒体、入力キーなどが備えられて
いる。
あった通信回線は、上述のように情報通信網の発達と、
情報端末の普及により、画像情報を含む多量のデータ通
信が盛んに行われている。それは、パーソナルコンピュ
ータを用いたデータや電子メールの送受信のみでなく、
携帯電話装置を使った電子メールの送受信も可能となっ
ている。
民生用途における情報端末や、携帯電話装置に代表され
る携帯型の電子装置は、外観上のデザインや外形寸法の
制限により、不要と思われる機能は可能な限り削除され
ている。例えば、ディスクトップ型パーソナルコンピュ
ータと同等にキーボードは、据置型電話や電子メールを
送受信可能な携帯電話装置に備えられていない。
置やPDAなど携帯性を考慮した電子装置では、入力キ
ーの数は数字キーと特殊キーに対応した12個程度が普
通であり、漢字を含む日本語文字や特殊文字をデータと
して入力するためには、入力モードを切り換えて複雑な
操作をする必要があった。そのために、付属の取扱い説
明書を参照する必要があり、操作方法を忘れてしまう
と、スムーズに所望のデータを入力することができなか
った。
ーにより文字や数字を入力する場合の電子装置の使用方
法において、その利便性を向上させることを目的とす
る。
に代表される携帯情報端末、パーソナルコンピュータや
あ据置型電話装置に代表される情報端末などの電子装置
において、情報を入力するための入力キーに表示装置を
設け、当該表示装置によって操作キーに表示される文
字、記号、数字で、利用者が入力キーを識別できるよう
にし、入力キーに表示された前記画像情報に従い、所定
の情報を電子装置に入力することを特徴とする。このよ
うな構成によって、電子装置に備えられた入力キーの数
が少なくても、利用者がスムーズな入力操作を行えるよ
うにする。また、暗所においても利用者が操作キーを識
別することができる。表示装置として好適に用いられる
ものはEL表示装置であり、その他に液晶表示装置も適
用可能である。尚、本明細書において、EL表示装置と
は、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence
:以下、ELと記す)材料を用いて画素部を形成した表
示装置を指していう。
像情報を切り換える変換手段とを有する本発明の電子装
置の使用方法は、入力キーに表示された画像情報に従
い、所定の情報を電子装置に入力する、或いは、前記変
換手段により画像情報を変換しながら、入力キーに表示
された画像情報に従い、所定の情報を電子装置に入力す
ることを特徴としている。
情報を表示する手段と、画像情報を切り換える変換手段
とを有する電子装置を用い、入力キーに表示された画像
情報に従い、所定の情報を記憶媒体に保存すること、或
いは、前記変換手段により画像情報を変換しながら、入
力キーに表示された画像情報に従い、所定の情報を記憶
媒体に保存することを特徴としている。
力キーに画像情報を表示する手段には、EL表示装置を
用いることが望ましい。
と、該透光性のキーの下部に設けられ画像情報を表示す
るEL表示装置とから成る入力手段と、画像情報を切り
換える変換手段とを有し、変換手段により、画像情報を
変化させ、EL表示装置が表示する当該画像情報を、前
記入力手段により電子装置に入力することを特徴として
いる。
は、所定の情報を無線電話回線に送信する場合に、また
は所定の情報を有線接続された電話回線に送信する場合
に、または所定の情報をインターネッットに送信する場
合に活用することができる。
例であり、101は表示装置が組み込まれた第1の表示
パネル、102は入力キーを備えた第2の表示パネルで
ある。第1の表示パネル101と第2の表示パネル10
2とは、蝶番を用いて接続部103で接続されている。
そして接続部103における、第1の表示パネル101
の表示装置104が設けられている面と第2の表示パネ
ル102の操作キー106が設けられている面との角度
θは、任意に変えることができる。アンテナ109は、
第1の表示パネル101に収納される構造であり、使用
時には第1の表示パネル101から引き延ばすことが可
能である。
を有している。また、第1の表示パネル101には音声
入力部108とアンテナ109が備えられている。一
方、第2の表示パネル102には入力キー106、電源
スイッチ107、音声出力部105が備えられている。
ーの下部に当該画像情報を表示する手段としてEL表示
装置が設けられている。すなわち、EL表示装置が示す
画像情報を透光性のキーを通して認識できるようになっ
ている。また、第2の表示パネル102には、その画像
情報を切り換える変換キー110が備えられ、利用者は
このキーを操作することにより入力キー106に表示す
る画像情報を変換できる仕組みとなっている。
る斜視図であり、透光性のキー220に下部にEL表示
装置が設けられている。ここで使用するEL表示装置
は、単純マトリクス型若しくはアクティブマトリクス型
のいずれも適用することが可能である。好適には、基板
201上に画素部203と、当該画素部を駆動する駆動
回路204、205が設けられたアクティブマトリクス
駆動のEL表示装置が適用される。アクティブマトリク
ス駆動するEL表示装置の画素部にはEL素子と、スイ
ッチング用TFTと、EL駆動用TFTとを備えてい
る。EL素子は2〜10Vの駆動電圧を要するが、その
発光効率を高め、消費電力化を図るためには、EL素子
の発光層に三重項励起子化合物を含む材料で形成するこ
とは有効な手段として適用可能である。このような構成
により、EL表示装置で表示される文字は、透光性のキ
ー220を通して認識することができる。
る。EL表示装置は、各画素毎にEL素子の発光を個別
に制御して所定の文字パターンを形成し、画像情報とし
て表示している。図10で示すEL表示装置の構成は、
TFTを用いて駆動回路部204、205及び画素部2
03が形成された基板201は封止材202で封止され
ている。素子基板201の端には、入力端子208が設
けられこの部分でFPC(Flexible Print Circuit)が接
続される。入力端子208には外部回路から画像データ
信号や各種タイミング信号及び電源を入力する端子が約
500μmピッチで設けられている。そして、配線20
9で駆動回路部と接続されている。文字または記号など
の情報を表示するために必要な画素数は任意に設定すれ
ば良いが、10×10個乃至20×20個、好適には1
5×15個程度の画素を設ければ良い。
基板との接続の詳細を図9に示す。EL表示装置は、基
板201に画素部203、封止材202、入力端子20
8が設けられており、硬化性樹脂232で第2プリント
基板230に固定されている。入力端子208は、プリ
ント基板230に形成されている配線231との電気的
な接続を、硬化性樹脂232に散布されている導電性粒
子233を介して形成している。また、基板201と透
光性のキー220も接着剤221により固定されてい
る。
キーを複数個配列させ、入力手段とする電子装置は、当
該入力キーとファンクションキーが備えられ、利用者の
操作により、ひらながを表示したり、数字を表示させた
り自由に選択することができる。例えば、図3(A)に
示すように通常は数字を表しているものとする。この状
態で入力キーを操作すると数字を入力することができ
る。利用者はファンクションキーとして設けられた表示
変換キーの操作により図3(B)に示すようなひらがな
表示や、図3(C)に示すようなアルファベット表示に
変換することができる。
た入力キーの数の中で表示することは不可能であるが、
利用者は“>”や“<”のキーを操作して順次文字を送
り出すことで表示させることができる。EL表示装置を
カラー表示可能としておくと、入力キーに色の情報を付
加することができる。その結果、利用者の好みに応じた
色で表示させることや、着信時の呼び出し音と共に、登
録されているグループ毎に表示の色を変えて、着信時の
識別性を高めることもできる。
子装置において、文字または数字などのデータを利用者
が入力する手順を図2のフローチャートを用いて説明す
る。最初、電源投入時、或いはスタンバイモードから復
帰した時に入力キーには所定の文字パターンが表示され
る。表示は図3で示すように数字またはひらがなまたは
アルファベットであったりする。その表示に従い入力す
る場合には(Yes)の方向に進み、利用者はその中で選択
した入力キーを押し、電話番号や伝言などの所定のデー
タを入力する。入力キーの操作は任意の回数であり、(N
ext)の方向に進み、この操作をn回繰り返す。所定のデ
ータを入力し終わったら(End)の方向に進み、決定キー
を押すと入力したデータを電子装置の記憶媒体に記憶さ
せることができる。さらに入力を続けたい場合には(Nex
t)の方向に進み同様の作業を繰り返す。また、終了する
場合には(End)の方向に進み作業を終了させる。
が表示されていない場合には(No)の方向に進み、表示変
換のキーを操作する。その結果、文字パターンの表示が
変化する。以降、同様な処理を行い所定のデータを入力
することができる。
用パネル302とを横方向に並べたときに、表示部30
4に表示される画像の方向と、操作キー306に表示さ
れる文字、数字、記号等の画像の方向とが、利用者側か
ら見て本来の方向にある場合を示している。
用パネル302とを縦方向に並べたときに、表示部30
4に表示される画像の上下方向と、操作キー306に表
示される文字、に表示される文字、数字、記号などの画
像の上下方向とが利用者側から見て本来の方向にある場
合を示している。
合わせて、表示部304に表示される画像の方向及び入
力キー306に表示される文字、数字、記号などの画像
の方向を図6(A)に示す方向と、図6(B)に示す方
向とに切り換えることが可能である。
画像の上下方向と、入力キー306に表示される文字、
数字、記号などの画像の上下方向とが常に同じ場合につ
いて説明したが、このような表示方法に限定されるもの
ではない。表示部304に表示される画像の上下方向
と、入力キー306に表示される文字、数字、記号など
の画像の上下方向とが異なっていても良い。尚、図6に
示した入力キーが表示している文字、数字及び記号は一
例であり、これらに限定されるものではない。
向と、操作キー306に表示される文字、数字、記号等
の画像の方向とを、接続部303における表示用パネル
301の表示部304を有する面と操作用パネル302
の操作キー106を有する面との間の角度θによって自
動的に変更するような構成にしても良い。
うに、利き手の親指または人差し指で操作キーを操作す
る。図1で示すようなインターネットに接続可能な携帯
電話装置では、一画面に表示可能な画像情報量を増加さ
せ、高精細化するために表示装置の大型化が成されてい
る。しかし、画面の見やすさが向上するにつれ、利用者
本人以外の第3者が表示された情報を見ることが容易と
なり、プライバシーが保たれなくなる。
作キー106及び表示装置104の配置は、図4または
図5で示すように、操作キー106を操作しながら掌で
表示装置104の画面をある程度覆い隠すことができる
ので、プライバシーを確保することができる。また、利
用者にとっては安心感を持つことができる。
またはエリアセンサーを内蔵させ、手のひらを表示装置
104に覆いかぶせるようにして使用することにより、
掌の紋章(手相)を用いて本人認証を行うことができ
る。認証は操作キー106でキー操作を行うとともに、
利用者の手相をセンサー内蔵表示装置が個体情報を読み
取り、認証作業を行う。認証作業はセンサーが読み取っ
た個体情報と、内蔵するフラッシュメモリーや不揮発性
メモリーに記憶されている個体情報とを照合して行う。
7(A)に示すように無線通信回線を使って入力キーか
ら入力され電子装置401の記憶媒体に蓄えられた情報
を送受信することができる。また、図7(B)で示すよ
うに、有線接続される電話回線により同様に電子装置4
02に記憶媒体の情報を送受信することができる。或い
は、受信した情報を読み出すときにも本発明の電子装置
の使用方法を採用することができる。
を介して他の電子装置に情報を送ることができる。図1
2で示すようにインターネットに接続される電子装置と
しては、携帯電話装置1201、据置型電話装置120
2、携帯電話装置1203、携帯型パーソナルコンピュ
ータ1204、ディスクトップ型パーソナルコンピュー
タ1205、テレビ受像器1206などがある。勿論、
その他の電子装置が接続されていても良い。インターネ
ットに接続されているこれら電子装置の入力手段にも本
明細書で述べる入力キーが設けられ、同様な使用方法を
採用することができる。
を説明するブロック図である。図11で示すシステムに
おいてキー入力部522には、入力キーを構成する要素
として、EL表示装置523とキー入力検知部524が
備えられている。CPU506のキーボードインターフ
ェイス部508はキーボードコントロール回路520を
介してEL表示装置523が表示する画像情報を制御す
る。また、変換キー525からの入力信号に応じてEL
表示装置が表示する文字を変換させる信号をコントロー
ル回路に送る。
号は、入力信号処理回路521を介してキーボードイン
ターフェイス部508に入力し、CPU506内部でデ
ータ処理を行い、所定の情報をコントロール回路512
に出力し、表示装置513にその情報を表示させたり送
信をしたりする。その他の外部回路の構成は、安定化電
源と高速高精度のオペアンプからなる電源回路504、
音声処理回路502、外部インターフェイスポート50
5、送受信回路515などから成っている。また、CP
U506には映像信号処理回路507が内蔵されてい
る。また、CPU506にはVRAM511、DRAM
509、フラッシュメモリー510及びメモリーカード
503が接続されている。CPU503で処理された情
報は、映像信号(データ信号)として映像信号処理回路
507からコントロール回路512に出力する。コント
ロール回路512は、映像信号とクロックを表示装置5
13に供給する。具体的には、映像信号を表示装置の各
画素に対応したデータに振り分ける機能と、外部から入
力される水平同期信号及び垂直同期信号を、駆動回路の
スタート信号及び内蔵電源回路の交流化のタイミング制
御信号に変換する機能を持っている。
操作キーに設けられた複数のEL表示装置をCPUが集
中して管理して制御する構成をとっている。
ス駆動、若しくはアクティブマトリクス駆動の何れを採
用することも可能である。EL表示装置に設けられるE
L素子は、一対の電極(陽極と陰極)間に無機または有
機EL材料(蛍光材料)から成る発光層を備えた構成を
もっている。EL表示装置の画素部は特に限定されない
が、10×10個乃至20×20個、好ましくは15×
15個程度の画素をマトリクス状に配置して形成する。
の使用方法は、所定の情報を無線電話回線に送信する場
合に、または所定の情報を有線接続された電話回線に送
信する場合に、または所定の情報をインターネッットに
送信する場合に活用することができる。
方法に適合し得る入力キー構成を説明する断面図であ
る。図13(A)において、筐体601及び620の内
側には、ガラスエポキシ樹脂またはセラミックで形成さ
れた第1プリント基板602があり各種回路が形成され
ている。その一方の面にはベースバンド部としてCPU
(マイクロプロセッサ)やDSP(デジタル信号処理プ
ロセッサ)、各種メモリー(フラッシュメモリーやSR
AM)などの信号処理回路や、ミキサや周波数シンセサ
イザなどを搭載した送受信回路部が形成されている。
の透光性のキー603は透光性であり、その下部にはE
L表示装置604が設けられている。このEL表示装置
604は、可撓性を有する第2プリント基板605上に
固定され、第2プリント基板605上に形成された回路
の配線606と接続している。第1プリント基板601
の回路と、第2プリント基板605の回路との接続形式
は特に限定されないが、例えばFPC(フレキシブルプ
リント配線板:Flexible Printed Circuit)610を用
いて接続しても良い。
板605との間には、ダイアフラム608が固定されて
いる可撓性シート607が設けられている。ダイアフラ
ム608はアルミニウムや銅を主成分とする合金で形成
され、導電性を持っている。ダイアフラム608はボタ
ン603に対応して設けられ、一方、第1プリント基板
602には、ダイアフラム608に対応して、電極60
9a、609bが設けられている。この電極609a、
609bは前述の各種回路のうち、キー入力を検知する
回路に接続している。
はダイアフラム608は一方の電極である609aとの
み接触している。図13(B)に示すように、使用者が
ボタン603を矢印の方向に押すと、第2プリント基板
605、可撓性シート607、ダイアフラム608は共
に変形し、ダイアフラム608は電極609aと609
bの両方と接触し導通がとれる。このようにして、ボタ
ン操作の有無を検知して入力情報を得る。
置604、配線606が形成されている第2プリント基
板605の上面図である。EL表示装置604はアクテ
ィブマトリクス駆動または単純マトリクス駆動のいずれ
の方式を採用しても良い。図14ではアクティブマトリ
クス駆動の例を示し、EL表示装置の画素部に合わせて
透光性のキー603を固定している。第2プリント基板
605の端部には接続用の端子611が備えられてい
る。
は、EL表示装置が表示する文字、数字、記号などの画
像情報を透光性キーを通して利用者が認識し、前記入力
キーに表示された画像情報に従い、所定の情報を電子装
置に入力することができる。前述のように、EL表示装
置が示す画像情報を利用者の意志により切り換える手段
を設ければ、より多くの情報をスムーズに電子装置に入
力し、電子装置に備えた記憶媒体に保存することが可能
となる。
力キー、若しくは当該入力キーを配列させたキーボード
の構成を図15と図16を用いて説明する。図15
(A)において、筐体701及び720で囲まれる領域
には、ガラスエポキシ樹脂またはセラミックで形成され
た第1プリント基板702があり各種回路が形成されて
いる。第1プリント基板702の一方の面にはベースバ
ンド部としてCPU(マイクロプロセッサ)やDSP
(デジタル信号処理プロセッサ)、各種メモリー(フラ
ッシュメモリーやSRAM)などの信号処理回路や、ミ
キサや周波数シンセサイザなどを搭載した送受信回路部
が形成されている。
キー703は透光性であり、透光性の第1の可撓性シー
ト704に固定されている。さらに、ダイアフラム70
8が固定されている透光性の第2の可撓性シート705
が設けられている。ダイアフラム708は透光性のキー
703の位置に合わせて設置され、透光性と可撓性を有
する有機樹脂材料の表面をITO(酸化インジウム・ス
ズ合金)などの透明導電膜材料で被覆して形成されてい
る。
アフラム708の位置に合わせてコプレーナ電極709
a、709bが形成された第2プリント基板706が設
けられている。この第2プリント基板706も透光性部
材で形成され、コプレーナ電極709a、709bは透
明導電膜で形成されている。
れている。このEL表示装置710には、透光性基板上
に透光性の入力キー703の位置に合わせて画素部71
1が形成され、当該画素部の周辺に駆動回路712が設
けられている。EL素子は湿気に弱いので、封止材71
3により封止されている。EL表示装置と第1のプリン
ト基板702との接続形式は特に限定されないが、EL
表示装置の入力端子部においてFPC716を用いて接
続しても良い。その他の手段として、第1のプリント基
板のスプリングプローブを設け、機械的に接触させ入力
端子714とコンタクトを形成しても良い。また、第1
プリント基板702と第2プリント基板706との接続
も同様に、出力端子部においてFPC715を用いて接
続することができる。
はダイアフラム708は一方の電極である709aとの
み接触している。図15(B)に示すように、使用者が
ボタン703を矢印の方向に押すと、第1の可撓性シー
ト704、第2の可撓性シート705、ダイアフラム7
08が変形し、ダイアフラム708は電極709aと7
09bの両方と接触することにより導通がとれる。この
ようにして、キー操作の有無を検知して入力情報を得
る。
示し、便宜上同じ符号を用いて示している。EL表示装
置の画素部で表示された画像情報は、第2のプリント基
板、コプレーナ電極709aまたは709b、ダイアフ
ラム708、第2の可撓性シート705、第1の可撓性
シート704、透光性のキーを通して利用者が認識する
ことができる。これらの部材を全て透光性材料で形成す
ることにより、EL表示装置の画素部で発光した光は透
過して、電子装置の外部から認識することが可能とな
る。
様にEL表示装置が表示する文字、数字、記号などの画
像情報を透光性キーを通して利用者が認識し、前記入力
キーに表示された画像情報に従い、所定の情報を電子装
置に入力することができる。前述のように、EL表示装
置が示す画像情報を利用者の意志により切り換える手段
を設ければ、より多くの情報をスムーズに電子装置に入
力し、電子装置に備えた記憶媒体に保存することが可能
となる。
記号、数字等を入力するための入力キーにEL表示装置
が設けられ、当該EL表示装置によって表示される文
字、記号、数字等の画像で、利用者が入力キーを識別す
ることを可能とし、このような入力キーを用いることに
より、所定のデータを電子装置に、または記憶媒体に入
力する際に利便性を高めることができる。
体に画像情報を表示する手段が設けられ、利用者はその
画像情報に従ってデータなどの入力作業を行えば良いの
で、複雑なキー操作を必要としない。特に、本発明は携
帯型の電子装置など、外形寸法が制限され、入力キーの
数が限られている場合に、その利便性を著しく高めるこ
とができる。本発明を用いれば、複雑な操作をとかく敬
遠する高齢者も、苦労せずして電子装置を操作すること
ができるはずである。
ーチャート。
図。
について説明する図。
について説明する図。
説明する図。
説明する図。
図。
図。
図。
Claims (14)
- 【請求項1】入力キーに画像情報を表示する手段と、前
記画像情報を切り換える変換手段とを有し、前記入力キ
ーに表示された前記画像情報に従い、所定の情報を電子
装置に入力することを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項2】入力キーに画像情報を表示する手段と、前
記画像情報を切り換える変換手段とを有し、前記変換手
段により前記画像情報を変換しながら、前記入力キーに
表示された前記画像情報に従い、所定の情報を電子装置
に入力することを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項3】入力キーに画像情報を表示する手段と、前
記画像情報を切り換える変換手段とを有し、前記入力キ
ーに表示された前記画像情報に従い、所定の情報を記憶
媒体に保存することを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項4】入力キーに画像情報を表示する手段と、前
記画像情報を切り換える変換手段とを有し、前記変換手
段により前記画像情報を変換しながら、前記入力キーに
表示された前記画像情報に従い、所定の情報を記憶媒体
に保存することを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項5】入力キーに画像情報を表示するEL表示装
置と、前記画像情報を切り換える変換手段とを有し、前
記EL表示装置に表示された前記画像情報に従い、前記
入力キーを操作して、所定の情報を電子装置に入力する
ことを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項6】入力キーに画像情報を表示するEL表示装
置と、前記画像情報を切り換える変換手段とを有し、前
記変換手段を操作して前記画像情報を変換しながら、前
記EL表示装置に表示された前記画像情報に従い、前記
入力キーを操作して、所定の情報を電子装置に入力する
ことを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項7】入力キーに画像情報を表示するEL表示装
置と、前記画像情報を切り換える変換手段とを有し、前
記EL表示装置に表示された前記画像情報に従い、前記
入力キーを操作して、所定の情報を記憶媒体に保存する
ことを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項8】入力キーに画像情報を表示するEL表示装
置と、前記画像情報を切り換える変換手段とを有し、前
記変換手段を操作して前記画像情報を変換しながら、前
記EL表示装置に表示された前記画像情報に従い、前記
入力キーを操作して、所定の情報を記憶媒体に保存する
ことを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項9】透光性のキーと、該透光性のキーの下部に
設けられ画像情報を表示するEL表示装置とから成る入
力手段と、前記画像情報を切り換える変換手段とを有
し、前記変換手段により、前記画像情報を変化させ、前
記EL表示装置が表示する当該画像情報を、前記入力手
段により電子装置に入力することを特徴とする電子装置
の使用方法。 - 【請求項10】透光性のキーと、該透光性のキーの下部
に設けられ画像情報を表示するEL表示装置とから成る
入力手段と、前記画像情報を切り換える変換手段とを有
し、前記変換手段により、前記画像情報を変化させ、前
記EL表示装置が表示する当該画像情報を、前記入力手
段により記憶媒体に保存することを特徴とする電子装置
の使用方法。 - 【請求項11】請求項1乃至請求項4のいずれか一にお
いて、前記入力キーに画像情報を表示する手段として、
EL表示装置を用いたことを特徴とする電子装置の使用
方法。 - 【請求項12】請求項1乃至請求項8のいずれか一にお
いて、前記所定の情報を無線電話回線に送信することを
特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項13】請求項1乃至請求項8のいずれか一にお
いて、前記所定の情報を有線接続された電話回線に送信
することを特徴とする電子装置の使用方法。 - 【請求項14】請求項1乃至請求項8のいずれか一にお
いて、前記所定の情報をインターネッットに送信するこ
とを特徴とする電子装置の使用方法。
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