JP2002091653A - ブラウザ表示装置 - Google Patents

ブラウザ表示装置

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JP2002091653A
JP2002091653A JP2000275897A JP2000275897A JP2002091653A JP 2002091653 A JP2002091653 A JP 2002091653A JP 2000275897 A JP2000275897 A JP 2000275897A JP 2000275897 A JP2000275897 A JP 2000275897A JP 2002091653 A JP2002091653 A JP 2002091653A
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Hiroshi Nishida
博 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラウザで、1画面には収まらないコンテン
ツを読み易く表示する。 【解決手段】 ブラウザ表示装置は、コンテンツを画面
表示するブラウザと、複数のプロセスでブラウザを動作
させることのできるマルチタスクOSを有し、あるプロ
セスで、ブラウザがコンテンツを表示しているときに、
新たなプロセスとして、同じコンテンツを表示するブラ
ウザを動作させる手段と、もとのプロセスのブラウザ
で、新しいコンテンツを表示した場合は、新たなプロセ
スでも、同じく表示するように同期をとる手段とを備え
ている。コンテンツを表示しているプロセスから、同じ
コンテンツを表示するもう1つのコピープロセスを生成
し、もともとのブラウザのコンテンツが更新された時
は、新しいブラウザも同じコンテンツを表示するように
同期をとり、同じコンテンツの異なる部分を画面に表示
して、コンテンツを更新するときは、一方に指示するだ
けで、両方のコンテンツを更新できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して、サーバのデータを表示するブラウザを備えた装置
に関し、特に、ブラウザで、1画面には収まらないコン
テンツを表示する場合に有効な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットでは、WWWのサービス
が広く提供されている。WWWでは、サーバからは、H
TML文書が提供され、これをクライアント上で動作す
るブラウザで解釈し、クライアントの画面に表示する。
このHTML文書の特長の1つに、アンカーによる別の
ぺージへのリンク機能がある。この機能により、ブラウ
ザでは、マウスによるクリックという簡単な操作で、関
係のあるページに、次々とジャンプができる。この特徴
を利用して、大きなコンテンツを、複数のページに分割
し、ページの表示に、「前ページへのリンク」、「次ペ
ージへのリンク」というアンカーも含ませ、アンカーを
指定することで、本のページをめくって、新しいぺージ
を表示するようなユーザインターフェースを実現したH
TML文書も、サービスが広まるにつれ、多数作成され
てきている。
【0003】しかし、クライアントの画面のサイズは一
定ではないため、1ページのコンテンツは、1画面に収
まるとは限らず、コンテンツを全て読むのに、オペレー
タがスクロールをする必要がある場合も多い。そして、
上記した「前ページへのリンク」、「次ページへのリン
ク」の表示は、ページの初めの方に表示されていること
が多く、スクロールすると見えなくなることが多い。
【0004】1ページのコンテンツを読んだ後は、続き
があれば、続きのコンテンツを表示したいのが普通であ
る。ところが、スクロールにより「次ページへのリン
ク」が見えなくなっているので、オペレータは、逆方向
にスクロールさせて、「次ページへのリンク」を再度表
示してから、次ページにジャンプすることなり、操作が
煩雑になるという問題があった。
【0005】特開平11−175426号公報には、画
面サイズやメモリの容量に制限のある装置で、大きなコ
ンテンツを受信する場合に、中継サーバでコンテンツを
自動的に分割し、分割されたぺージ間の移動が、画面上
で、容易に行なえるように、ボタンなどの記述を、コン
テンツに付加するという装置が提案されている。しか
し、これは元のコンテンツに含まれていたボタンではな
く、新たに追加されたものである。したがって、もとも
とのコンテンツのボタンと同じではないため、上記の問
題を解決しているものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンテンツ
を表示しているプロセス(ブラウザ画面表示)から、同
じコンテンツを表示するもう1つのコピープロセスを生
成し、もともとのブラウザのコンテンツが更新された時
は、新しいブラウザも同じコンテンツを表示するように
同期をとり、同じコンテンツの異なる部分を画面に表示
して、コンテンツを更新するときは、一方に指示するだ
けで、両方のコンテンツを更新できるようにすることを
目的としている。
【0007】さらに、ブラウザのコンテンツには、本筋
から少し逸れた内容の別のコンテンツへも、アンカーで
リンクされていることがあり、複数のプロセス(ブラウ
ザ画面)が、前記したように常に同じコンテンツを表示
するように同期をとっていると、この少し逸れたコンテ
ンツを見た後に、本筋の内容の次のページを見ようとし
た場合、一旦元のページに戻し、それから次のぺージに
移るという煩わしい操作が必要となるが、本発明は、そ
れをなくし、本筋の内容にすぐに戻れるようにすること
を目的としている。
【0008】さらに、本発明は、ブラウザの表示画面範
囲に、全てのコンテンツが表示されていないときに、自
動的に新しいプロセスとして、ブラウザを動作させるこ
とを目的としている。
【0009】さらに、新たなブラウザ表示を、元のブラ
ウザ表示と同じ形態で行なっていると、もともとのブラ
ウザ表示との区別がつきにくくなり、親と子の区別を行
なって動作させる場合に、どれが親かを、画面の位置な
どから区別するしかないが、本発明は、オペレータが容
易にどれが親かを理解できるようにすることを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のブラウザ表示装
置は、画面表示コンテンツを画面表示するブラウザと、
複数のプロセスでブラウザを動作させることのできるマ
ルチタスクOSを有し、あるプロセスで、ブラウザがコ
ンテンツを表示している状態において、新たなプロセス
として、同じコンテンツを表示するブラウザを動作させ
る手段と、もとのプロセスのブラウザで、新しいコンテ
ンツを表示した場合は、新たなプロセスでも、同じく新
しいコンテンツを表示するように同期をとる手段とを備
えたものである。
【0011】さらに、本発明は、前記ブラウザ表示装置
において、新たなプロセス側で、新しいコンテンツを表
示した場合でも、元のプロセスは、影響をうけないよう
にしたものである。
【0012】さらに、本発明は、前記ブラウザ表示装置
において、ブラウザの表示画面範囲に、全てのコンテン
ツが表示されているかどうかを判別する手段を備え、全
てのコンテンツが表示されていないときに、自動的に新
しいプロセスとして、ブラウザを動作させるようにした
ものである。
【0013】さらに、本発明は、前記ブラウザ表示装置
において、前記新たなプロセスのブラウザ表示では、元
のプロセスとは異なる形態で、ブラウザ表示を行なうよ
うにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によるブラウザ表示装置の
実施形態を、図面に基づいて、以下に説明する。図1
は、本発明に係るブラウザ表示装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。なお、本実施例は、パーソナル
コンピュータにブラウザ表示機能を組み込んでいる例を
示す。
【0015】lはCPU(中央制御装置)、2はメモ
リ、3は外部記憶装置、4は表示装置、5はネットワー
クI/F、6は指示入力装置である。CPU1は、全体
の制御を行い、メモリ2に記憶されているOSプログラ
ム、およびブラウザプロセスに基づいて動作する。
【0016】メモリ2には、外部記憶装置3から制御プ
ログラムが読み込まれ、CPU1が実行可能な状態で記
憶されている。ブラウザブログラムが、これに該当す
る。また、メモリ2には、ネットワークI/F5を経由
して、HTML文書などのデータも読み込まれる。
【0017】ブラウザプログラムと、HTMLデータ
は、OSでは、まとまったブラウザプロセスとして扱わ
れる。このまとまりを対象として、ウインドウ形式の画
面表示が行なわれる。そして、ブラウザプロセスは、複
数保持することができ、これらは、ブラウザプロセス管
理テ−ブルにより管理されている。その内容の詳細につ
いては後述する。
【0018】外部記憶装置3は、CD−ROM装置やハ
ードディスク装置などであり、記憶媒体に記憶されてい
る情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込んだり
でき、ブラウザプログラムが格納されている。表示装置
4は、CRTやLCD等であり、文書や画像などを表示
することができる。ネットワークI/F5は、モデム等
の通信装置であり、通信回線を通じて他の情報処理装置
と通信することができる。ブラウザのデータであるHT
ML文書も、このネットワークI/F5を経由して読み
込む。指示入力装置6は、例えばキーボードやマウスな
どである。
【0019】ここで、ブラウザプロセスと、ブラウザプ
ロセス管理テーブルについて詳しく説明する。メモリ2
には、OS、ブラウザプロセス管理テーブル、ブラウザ
プロセスが存在する。
【0020】OSは、複数のプロセスを並行して動作さ
せることのできる、マルチタスク処理機能をそなえてい
る。ブラウザプロセスは、ウインドウ表示を用いた対話
形式のユーザインターフェイスで、HTML文書の閲覧
を行なうために、必要な情報を、まとめて管理してお
り、ブラウザ実行プログラム、現在表示しているUR
L、ウインドウの表示位置、サイズ、表示デー夕(HT
ML文書)などから構成される。
【0021】図2は、ブラウザプロセス管理テーブルの
内容の一例を示す図である。ブラウザプロセス管理テー
ブルは、個々のブラウザプロセスの親子関係を管理する
ために用意する。ここでは、新しいプロセスは、常に、
最後のプロセスの子プロセスとして管理することとす
る。1つのブラウザプロセスに対し、一意の識別番号
(ID番号)を、OSが割り当てて管理する。
【0022】テーブルの要素(セル)は、識別番号、対
応するプロセスのメモリアドレス、子プロセスの管理セ
ルへのポインタから構成される。OSが、ブラウザのプ
ロセスを作成する際は、新しい管理セルも用意する。新
しい管理セルには、プロセスのメモリアドレスと、OS
から与えられる新しいプロセスに対応する一意の識別番
号を保持する。
【0023】なお、新しいプロセスには、子プロセスは
ないため、子プロセスの管理セルへのポインタについて
は「0」としておく。そして、管理テーブルの最後のセ
ルの子プロセスへのポインタを、この新しいセルへのポ
インタに書き変える。これにより、新しいブラウザプロ
セスを追加管理できる。
【0024】なお、ここでは、説明を簡単にするため、
親プロセスは、子プロセスを1つのみもち、新規に作成
するプロセスは、管理テーブルの最後のプロセスの子に
なるようにしたが、管理テーブルの構造を変えること
で、子プロセスを複数保持したり、任意の親から新しい
子プロセスを派生させることができる。個々のブラウザ
プロセスが操作に応じて表示内容を更新するため、OS
との間でメッセージを送受する。この仕組みについて詳
しく説明する。
【0025】メッセージは、コマンド識別子(ID)
と、付帯情報からなる情報の並びで、OSからブラウザ
に通知するものと、ブラウザからOSに通知するものが
ある。図3は、OSとブラウザプロセスの間のメッセー
ジの構造の一例を示す図である。OSからブラウザへ
は、URL更新、プロセスIDリスト表示、ユーザ操作
などの指示メッセージがある。
【0026】URL更新指示には、付帯情報として、U
RL、(URLが示す)HTML文書データが含まれ
る。プロセスIDリスト表示指示には、付帯情報とし
て、プロセスIDリストが含まれる。これは、ブラウザ
プロセス管理テーブルの最上位のプロセスから、特定の
プロセスまでのプロセス識別番号を並べたものである。
【0027】ユーザ操作指示は、指示入力装置6からの
情報で、マウスポインタの位置と、クリックなどが該当
する。ブラウザでは、ユーザ操作に反応する「ボタ
ン」、「スクロールバー」や「アンカー」などを表示し
ており、これらの選択操作により得られる情報である。
実際に、マウスが操作された場合に、どういう処理を行
なうかは、ブラウザ側のプログラムで決定している。
【0028】一方、ブラウザからOSへのメッセージに
は、新規URL選択、新規ブラウザプロセス作成要求が
ある。OSがブラウザに発行するユーザ操作メッセージ
は、ブラウザ側で、「ボタン」、「スクロールバー」、
「アンカー」などのうち、どれに結びつくかが、判定さ
れる。そして、「アンカー」の場合には、新規URL選
択のメッセージをブラウザからOSに発行する。
【0029】なお、すでに様々なウインドウシステム
で、このような処理を行なっているので、判定方法の詳
細はここでは触れない。新規ブラウザプロセス作成要求
は、OSからの新規URL更新指示を受け、ブラウザが
新規にHMTL文書を表示した際、1画面にHMTL文
書を表示しきれなかった場合に、ブラウザからOSへ発
行する。これ以外にも、ブラウザ側で「新規ブラウザ画
面」のようなボタンを表示し、これがマウスで選択され
た場合にも発行することとし、操作で、新規ブラウザプ
ロセスを作成することができる。
【0030】図4及び図5は、本発明に係るブラウザ表
示装置の動作手順を示したフローチャート図である。図
4は、システム(OS周辺)側のフローチャート図であ
る。
【0031】まず、図面に沿って、システム側の処理に
ついて説明する。起動時に、まず、最初のブラウザプロ
セスが作成される(ステップS401)。ブラウザプロ
セス管理リストを初期化し、このプロセスを、最初のプ
ロセスとして登録する(ステップS402)。
【0032】ブラウザの最初のURLは、通常デフォル
トで登録されているホームページである。また、プロセ
スIDは0001とする。その後、ブラウザプロセスか
らのメッセージを監視する(ステップS403)。ブラ
ウザ側から、新規ブラウザプロセス作成要求メッセージ
を受けとった場合、ブラウザプロセス管理リストの、最
後のプロセスのコピープロセスを作成する。コピープロ
セスは、現在表示中のURLを引き継いで、新しいウイ
ンドウでブラウザ画面を表示する。ウインドウ表示位
値、サイズは、デフォルトとして適当な設定がなされる
ものとする(ステップS404)。
【0033】次に、ブラウザプロセス管理リストに、作
成したコピーのプロセスを追加する(ステップS40
5)。そして、ブラウザプロセス管理リストを検索し、
最上位のプロセスから、今回作成した新規プロセスまで
の、全ての識別番号を得る(ステップS406)。この
識別番号を、最上位から順に並べたものを文字列化し
て、これを付帯情報としたプロセスIDリスト表示メッ
セージを、新規ブラウザプロセスに発行する(ステップ
S407)。また、ステップS403において、ブラウ
ザ側から、新規URL選択メッセージを受けとった場
合、ネットワークからURLに対応したHTML文書を
受けとる(ステップS408)。
【0034】次に、このHTML文書を付帯情報とし
て、メッセージを発行したブラウザプロセスに、URL
更新のメッセージを発行する(ステップS409)。さ
らに、メッセージを発行したブラウザプロセスの識別番
号をもとに、ブラウザプロセス管理リストを検索し、下
位プロセスの識別番号を得る(ステップS410)。
【0035】得られた識別番号の下位プロセスに対し、
このHTML文書を付帯情報として、URL更新のメッ
セージを発行する(ステップS411)。この操作を、
全ての下位プロセスに対して行う(ステップS41
2)。これらの処理終了後は、ブラウザからのメッセー
ジを監視する状態(ステップS403)に戻る。
【0036】図5は、アプリケーション(ブラウザ)側
のフローチャート図である。アプリケーンョン側の処理
について図5を参照して説明する。まず、OSからのメ
ッセージを監視し(ステップS501)、メッセージが
あった場合、それがユーザ操作のメッセージか否かをチ
ェックする(ステップS502)。
【0037】ユーザ操作のメッセージでなくて、ブラウ
ザプロセスIDリスト表示の場合は、メッセージの付帯
情報であるブラウザプロセスのIDリストを画面に表示
する(ステップS503)。そして、URL更新表示の
場合は、メッセージの付帯情報であるURLとHTML
文書を画面に表示する(ステップS504)。
【0038】次に、表示されたHTML文書が、現在の
ブラウザの1画面内に収まって表示されたかをチェック
する(ステップS505)。1画面に収まらなかった場
合に、OSへ、新規ブラウザプロセス作成のメッセージ
を発行する(ステップS506)。
【0039】一方、ステップS502において、メッセ
ージが、ユーザ操作のメッセージの場合は、ユーザ操作
の内容と、ブラウザの「ボタン」、「アンカー」などの
表示状態から、処理内容を決定する(ステップS50
7、ステップS508)。「アンカー」部分をマウスで
選択された場合は、アンカーから得られるURLを付帯
情報として、OSへ新規ブラウザプロセス作成要求のメ
ッセージを発行する(ステップS509)。
【0040】「新規ブラウザ画面」ボタンをマウスで選
択された場合は、OSへ新規ブラウザプロセス作成要求
のメッセージを発行する(ステップS510)。「スク
ロールバー」によるスクロールを選択された場合は、ブ
ラウザプロセスにて、HTML文書の表示位置を変え、
画面表示を更新する(ステップS511)。
【0041】以上の処理終了後は、OSからのメッセー
ジを監視する状態(ステップS501)に戻る。次い
で、ブラウザ画面の具体的な表示例に沿って、動作を説
明する。
【0042】図6(A)は、本発明のブラウザ表示装置
における最初のブラウザプロセスの画面例を示す図で、
図6(B)は、そのときのブラウザプロセス管理テーブ
ルの内容を示す図である。そして、図7(A)は、図6
(A)の状態から、「新規ブラウザ画面を開く」ボタン
を押した後の画面の例を示す図で、図7(B)は、その
ときのブラウザプロセス管理テーブルの内容を示す図で
ある。
【0043】新規に作成したブラウザプロセスのコンテ
ンツの表示は、上位のブラウザプロセスと同じである。
しかし、プロセスIDリストの表示は異なっており、
“0001−0002”の表示により、この親が“00
01”であることが読み取れる。
【0044】図8(A)は、図7(A)の状態から、新
しいブラウザプロセスで、「アンカー」により、リンク
先にジャンプし、リンク先のコンテンツを全て表示でき
なかったときの画面の表示例を示す図で、図8(B)
は、そのときのブラウザプロセス管理テーブルの内容を
示す図である。ここでは、自動的に、新規ブラウザプロ
セスが作成される。
【0045】図9(A)は、図8(A)の状態から、最
も下位のブラウザプロセスで、コンテンツの内容を読み
下すため、スクロールをさせたときの画面の表示例を示
す図で、図9(B)は、そのときのブラウザプロセス管
理テーブルの内容を示す図である。ここで、2つのウイ
ンドウにより、同じコンテンツの別の位置を表示してい
る。一方は、主としてコンテンツを系統的にたどれるイ
ンデックスのようなアンカーのあるところを表示し、他
方は、内容の読み下しに使う。
【0046】図10(A)は、図9(A)の状態から、
最も下位のブラウザプロセスで、アンカーにより、別ペ
ージにジャンプしたときの表示画面例を示す図で、図1
0(B)は、そのときのブラウザプロセス管理テーブル
の内容を示す図である。最下位プロセスのブラウザの状
態が変化しても、上位プロセスのブラウザは、表示状態
は影響を受けていない。
【0047】図11(A)は、図10(A)の状態か
ら、中央に表示されているブラウザプロセスで、アンカ
ーにより別ペ−ジにジャンプしたときの画面の表示例を
示す図で、図11(B)は、そのときのブラウザプロセ
ス管理テーブルの内容を示す図である。このブラウザプ
ロセスは、右側のブラウザプロセスの親であるので、右
側のブラウザプロセスも、同期して同じコンテンツを表
示する。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、同じコンテンツの異な
る部分を画面に表示することができ、コンテンツを更新
するときは、一方に指示するだけで両方のコンテンツを
更新できる。このため、片方には、ページ繰りボタンな
ど、オペレータの指示に反応する部分を表示させる。も
う片方は、全てのコンテンツを読み下すために使う。後
者では、読み下しの際に、スクロールが必要になること
があるが、ページ繰り等の指示は、前者の方で行う。こ
れにより、1画面に入りきらないコンテンツをスムーズ
に読み続けられるという効果が生ずる。
【0049】さらに、本発明によれば、前記ブラウザ表
示装置で、新たなブラウザ表示プロセスは、元のプロセ
ス(親)の子プロセスとして管理し、親プロセスがコン
テンツを変更した場合は、子プロセスのコンテンツは同
期して変更されるが、子プロセスでのコンテンツの変更
は、親プロセスに影響しないように管理を行なう。これ
により、子プロセスで、本筋から逸れたコンテンツのぺ
ージへ移動しても、親プロセス側で指示することで、本
筋の内容の次のページ等をすぐに見ることができるとい
う効果が生ずる。
【0050】さらに、本発明によれば、ブラウザの表示
画面範囲に、全てのコンテンツが表示されていないとき
には、あるブラウザ画面から、コピーのブラウザ画面を
表示させる操作が不要になるという効果が生ずる。
【0051】さらに、本発明によれば、前記新たなプロ
セスのブラウザ表示では、元のプロセスとは異なる形態
でブラウザ表示を行なうことで、オペレータは、どれが
親かが、すぐに理解できるという効果が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラウザ表示装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】ブラウザプロセス管理テーブルの内容の一例を
示す図である。
【図3】OSとブラウザプロセスの間のメッセージの構
造の一例を示す図である。
【図4】本発明に係るブラウザ表示装置のシステム(O
S周辺)側の動作手順を示したフローチャート図であ
る。
【図5】本発明に係るブラウザ表示装置のアプリケーシ
ョン(ブラウザ)側の動作手順を示したフローチャート
図である。
【図6】図6(A)は、本発明のブラウザ表示装置にお
ける最初のブラウザプロセスの画面例を示す図で、図6
(B)は、そのときのブラウザプロセス管理テーブルの
内容を示す図である。
【図7】図7(A)は、図6(A)の状態から、「新規
ブラウザ画面を開く」ボタンを押した後の画面の例を示
す図で、図7(B)は、そのときのブラウザプロセス管
理テーブルの内容を示す図である。
【図8】図8(A)は、図7(A)の状態から、新しい
ブラウザプロセスで、「アンカー」により、リンク先に
ジャンプし、リンク先のコンテンツを全て表示できなか
ったときの画面の表示例を示す図で、図8(B)は、そ
のときのブラウザプロセス管理テーブルの内容を示す図
である。
【図9】図9(A)は、図8(A)の状態から、最も下
位のブラウザプロセスで、コンテンツの内容を読み下す
ため、スクロールをさせたときの画面の表示例を示す図
で、図9(B)は、そのときのブラウザプロセス管理テ
ーブルの内容を示す図である。
【図10】図10(A)は、図9(A)の状態から、最
も下位のブラウザプロセスで、アンカーにより、別ペー
ジにジャンプしたときの表示画面例を示す図で、図10
(B)は、そのときのブラウザプロセス管理テーブルの
内容を示す図である。
【図11】図11(A)は、図10(A)の状態から、
中央に表示されているブラウザプロセスで、アンカーに
より別ペ−ジにジャンプしたときの画面の表示例を示す
図で、図11(B)は、そのときのブラウザプロセス管
理テーブルの内容を示す図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…メモリ、3…外部記憶装置、4…表示
装置、5…ネットワークI/F、6…指示入力装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面表示コンテンツを画面表示するブラ
    ウザと、複数のプロセスでブラウザを動作させることの
    できるマルチタスクOSを有し、 あるプロセスで、ブラウザがコンテンツを表示している
    状態において、新たなプロセスとして、同じコンテンツ
    を表示するブラウザを動作させる手段と、 もとのプロセスのブラウザで、新しいコンテンツを表示
    した場合は、新たなプロセスでも、同じく新しいコンテ
    ンツを表示するように同期をとる手段と、を有すること
    を特徴とするブラウザ表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブラウザ表示装置におい
    て、新たなプロセス側で、新しいコンテンツを表示した
    場合でも、元のプロセスは、影響をうけないようにした
    ことを特徴とするブラウザ表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブラウザ表示装置におい
    て、ブラウザの表示画面範囲に、全てのコンテンツが表
    示されているかどうかを判別する手段を備え、全てのコ
    ンテンツが表示されていないときに、自動的に新しいプ
    ロセスとして、ブラウザを動作させることを特徴とする
    ブラウザ表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のブラウザ表示装置におい
    て、前記新たなプロセスのブラウザ表示では、元のプロ
    セスとは異なる形態で、ブラウザ表示を行なうことを特
    徴とするブラウザ表示装置。
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