JP2012063813A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Webブラウザのアクセス先が切り替わる場合に、Webページを表示する際に適用するWebブラウザの設定を、Webページに応じた設定に自動的に切り替えることを、Webブラウザの負担を抑えつつ実現する画像形成装置を提供する。
【解決手段】Webブラウザ410が、アクセス先のサイトが切り替わった場合に、ブラウザ設定414をローカル設定にした上で、アクセス先のWebアプリAにアクセスする。WebアプリAは、Webブラウザ410がWebページAから提供されるWebページの表示の際に適用するブラウザ設定の更新が必要であるかを判断し、このブラウザ設定の更新が必要であると判断した場合に、ブラウザ設定の更新を指示する。そして、Webブラウザ410が、更新されたブラウザ設定を用いて、WebページAから提供されるWebページを表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータプログラムに関する。
ネットワーク上のWebサーバと接続されたPC(Personal Computer )などの情報処理装置が、Webサーバにより提供される操作画面を、情報処理装置が備えるWebブラウザ上に表示するシステムが提案されている。このシステムでは、情報処理装置のWebブラウザがWebサーバに対して操作画面を要求する。そして、Webサーバ上のWebアプリケーション(Webアプリ)が、情報処理装置からの要求に応えて、Webブラウザが操作画面(Webページ)を表示するために必要なHTMLファイルを情報処理装置に送信する。情報処理装置のWebブラウザは、ユーザがブラウザ自身の設定UI(User Interface)で指示した設定に従って、受信したHTMLファイルを解析し、受信したHTMLファイルの記述に基づいた操作画面を表示する。HTMLは、HyperText Markup Languageの略称である。
なお、特許文献1は、WebブラウザとWebサーバとを備えたMFP(Multi Function Peripheral )を提案している。このMFPに設けられたWebブラウザが、URL履歴をPCに送信し、PCがこのURL履歴を利用してURLの指定をすることを可能にする。
特開2008−046984号公報
しかし、特許文献1が提案するMFPでは、Webサーバや、Webサーバ上で動作するWebアプリから、Webブラウザの設定値を更新することはできない。従って、ユーザが、Webブラウザに既にされている、Webアプリから提供されるWebページに依存しない設定に加えて、各々のWebアプリから提供されるWebページに応じた追加設定をWebブラウザに対して行いたい場合、以下の問題がある。すなわち、ユーザが、追加設定が必要となる度にWebブラウザを操作して手動で設定(ブラウザ設定)を変更する必要があり、煩わしいという問題がある。
例えば、あるユーザが、Webブラウザでサイト"sample.com"にアクセスする場合は、ツールバー上のボタンを利用したいので、表示画面上にツールバーを表示するように設定する。その状態から、ユーザが、"sample.com"とは異なるサイトにおいて動作するWebアプリである"WebアプリA "へアクセスする場合を想定する。"WebアプリA "に対応するWebページの表示領域を大きくしたいときには、ユーザは手動でツールバーを非表示に設定しなければならない。更に、Webブラウザが、"WebアプリA "に対応するWebページを、ツールバーを非表示にして表示している状態から、アクセス先が"sample.com"に戻る場合には、ユーザは、ツールバーを表示するように再度手動で設定する必要がある。上述した、「ツールバーを表示するかどうか」に関する設定項目に限らず、他の設定項目についても、ユーザが、異なるサイト毎に異なる設定値にしたい場合がある。
ここで、アクセス先のサイトが切り替わる場合における、煩わしい手動的な操作による設定変更処理を避けるために、Webブラウザが、表示対象となるサイト毎に設定値を予め記憶して管理する方法が考えられる。しかし、Webブラウザが、表示対象となるサイト毎に設定値を予め記憶して管理する方法によっては、表示対象とするサイトの数の増加に伴って、管理するデータのサイズが大きくなって、Webブラウザの負担が大きくなる。
本発明は、Webブラウザのアクセス先が切り替わる場合に、Webページを表示する際に適用するWebブラウザの設定を、Webページに応じた設定に自動的に切り替えることを、Webブラウザの負担を抑えつつ実現する画像形成装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態の画像形成装置は、Webページを画面表示するWebブラウザと、前記Webブラウザに対して前記Webページを提供する少なくとも一つのWebアプリケーションとを備える画像形成装置である。前記Webブラウザは、前記Webブラウザのアクセス先のWebアプリケーションから提供されるWebページを表示する際に適用する設定であって、該Webアプリケーションから提供されるWebページに依存しないローカル設定を予め登録するローカル設定登録手段と、アクセス先の切り替えが指示された場合に、前記アクセス先のサイトが切り替わるかを判断し、前記アクセス先のサイトが切り替わる場合に、前記Webページを表示する際に適用する設定を前記登録されたローカル設定にし、前記アクセス先のサイトが切り替わらない場合に、前記Webページを表示する際に適用する設定を該Webブラウザが現在適用している設定にする切り替え判断手段と、前記Webページを表示する際に適用する設定を前記アクセス先のWebアプリケーションからの指示に従って更新する設定更新手段とを備える。前記Webアプリケーションは、前記Webブラウザが該Webアプリケーションが提供するWebページを表示する際に適用する設定であって、前記ローカル設定の少なくとも一部を含む第1の設定を登録する第1設定登録手段と、前記Webブラウザからアクセスされた場合に、前記Webブラウザが前記Webページを表示する際に適用する設定の更新が必要であるかを判断し、該設定の更新が必要であると判断した場合に、前記Webブラウザに対して、前記Webブラウザが前記Webページを表示する際に適用する設定を前記第1の設定に更新するよう指示する更新指示手段とを備える。
本発明の画像形成装置によれば、Webブラウザのアクセス先が切り替わる場合に、Webページを表示する際に適用するWebブラウザの設定を、Webページに応じた設定に自動的に切り替えることを、Webブラウザの負担を抑えつつ実現することができる。
本実施形態のシステム構成例を示す図である。 MFPとWebサーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態のシステムの機能ブロック図の例である。 Webアプリ設定情報の設定処理を説明するシーケンス図である。 Webアプリのブラウザ設定画面の例を示す図(1)である。 Webアプリのブラウザ設定画面の例を示す図(2)である。 Webアプリ設定情報の例を示す図である Webブラウザ画面の画面遷移を説明する図である。 MFPの全体動作処理の例を説明するシーケンス図である。 ブラウザ設定変更判断処理を説明するフローチャートである。 一時設定生成要求が必要であるかを判断する処理と、SettingCodeの指定の例を示す図である。 一時設定生成処理とSettingCodeの返信処理を説明するフローチャートである。 ブラウザ設定の決定処理を説明するフローチャートである。 MFPの具体的な動作例を説明するシーケンス図である。
図1は、本実施形態のシステム構成例を示す図である。図1に示すシステムは、MFP101と、Webサーバ102とを備える。MFP101は、本実施形態の画像形成装置である。MFP101とWebサーバ102とは、LAN(Local Area Network)110、ネットワーク103、およびLAN120を介して接続されている。なお、ネットワーク103は、例えばインターネットである。
図2は、MFPとWebサーバのハードウェア構成例を示す図である。図2(A)は、MFP101のハードウェア構成例を示す。MFP101は、制御部210、操作部220、プリンタ230、スキャナ240を備える。制御部210は、MFP101全体の動作を制御する。操作部220は、ユーザの操作に応じた情報を入力する。このために、操作部220は、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボード等を備える。プリンタ230は、制御部210が提供する画像データの印刷処理を行う。スキャナ240は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F(Interface )217を介して制御部210に入力する。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit )211、ROM(Read Only Memory)212を備える。また、制御部210は、RAM(Random Access Memory)213、HDD(Hard Disk Drive )214、操作部I/F215を備える。また、制御部210は、プリンタI/F216、スキャナI/F217、ネットワークI/F218を備える。
CPU211は、ROM212に記憶された制御プログラムを読み出して、読取制御や送信制御などの各種制御処理を実行する。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD214は、画像データや各種プログラム、あるいは、各種情報テーブルを記憶する。操作部I/F215は、操作部220と制御部210とを接続する。MFP101が備えるWebブラウザ(図3を参照)は、Webサーバ102から受信したHTMLファイルを解析し、受信したHTMLファイルの記述に基づくWebページ(例えば、操作画面)を操作部220上に表示する。
プリンタI/F216は、プリンタ230と制御部210とを接続する。制御部210がプリンタI/F216を介して画像データをプリンタ230に転送し、プリンタ230がこの画像データを記録媒体上に印刷する。スキャナI/F217は、スキャナ240と制御部210とを接続する。
ネットワークI/F218は、制御部210(MFP101)をLAN110に接続する。ネットワークI/F218は、LAN110と接続するネットワーク103上の外部装置(例えば、Webサーバ102)に情報を送信したり、ネットワーク103上の外部装置から各種情報を受信したりする。
図2(B)は、Webサーバ102のハードウェア構成例を示す。Webサーバ102が備える制御部310は、Webサーバ102全体の動作を制御する。制御部310は、CPU311、ROM312、RAM313、HDD314、ネットワークI/F315を備える。CPU311は、ROM312に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、画像データや各種プログラム、あるいは各種情報テーブルを記憶する。ネットワークI/F315は、制御部310(Webサーバ102)をLAN120に接続する。ネットワークI/F315は、LAN120およびネットワーク103を通じて、ネットワーク103上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
図3は、本実施形態のシステムの機能ブロック図の例である。図3に示すWebサーバ102の機能は、Webサーバ102が備えるCPUが所定の記憶手段に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。また、MFP101が備える処理部は、本実施形態の画像形成装置の制御方法を実現する。そして、この処理部の機能は、MFP101が備えるCPUが、所定の記憶手段に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
Webサーバ102は、Webアプリ440を備える。Webアプリ440は、Webブラウザ410からアクセスされると、Webブラウザ410に対して操作画面(Webページ)を提供する。
MFP101は、機内Webサーバ400、Webブラウザ410、ネイティブ機能モジュール450を備える。ネイティブ機能モジュール450は、Webサーバ102からではなく、MFP101内部に保持しているプログラムに基づいて提供される各種ネイティブアプリケーションを含む。例えば、ネイティブ機能モジュール450は、MFP101のプリンタ230による印刷処理の実行や、スキャナ240による読取処理の実行、あるいは、ネットワークI/F218を介した送信処理の実行を行うアプリケーションを含む。また、例えば、ネイティブ機能モジュール450は、MFP101全体の設定やアプリケーションの切り替えを処理するモジュールなども含む。
機内Webサーバ400は、機内Webアプリが動作できるためのWebサーバ環境を提供するモジュールである。機内Webサーバ400上で、少なくとも1つの機内Webアプリケーション(以下、機内Webアプリと記述)が動作する。機内Webアプリも、Webサーバ102のWebアプリ440と同様に、Webブラウザ410に対して操作画面を提供する。図3に示す例では、WebアプリA(420)とWebアプリB(430)とが機内Webアプリである。もちろん、MFP101は、機内Webサーバ400上で動作する任意の数のWebアプリを備えていてもよい。
WebアプリAは、リクエスト処理部422、Webアプリ設定DB421、ブラウザ設定処理部423を備える。WebアプリBは、リクエスト処理部432、Webアプリ設定DB431、ブラウザ設定処理部433を備える。リクエスト処理部432は、リクエスト処理部422と同様の機能を有する。Webアプリ設定DB431は、Webアプリ設定DB421と同様の機能を有する。ブラウザ設定処理部433は、ブラウザ設定処理部423と同様の機能を有する。
WebアプリAが備えるリクエスト処理部422は、クライアントであるWebブラウザ410からのリクエストに対してレスポンス処理を行うモジュールである。ブラウザ設定処理部423は、Webブラウザ410に対して、一時設定生成要求をする。一時設定生成要求は、Webブラウザ410に対して一時設定生成処理を実行することを求める要求である。一時設定生成処理は、後述するブラウザ設定414を、Webアプリからの操作画面(Webページ)に対応する最新の設定に一時的に更新する処理である。なお、一時設定生成処理によって一時的に更新されたブラウザ設定414を、ブラウザ設定の一時設定と記述する。Webアプリ設定DB421は、WebアプリAから提供される操作画面をWebブラウザ410が表示する際に適用する設定を記憶するデータベースである。Webアプリ設定DB421/431に設定される情報を、Webアプリ設定情報と記述する。
Webブラウザ410は、アクセス先のWebアプリから提供される操作画面をブラウザ設定414に従って画面表示する。Webブラウザ410は、通信部411、解析部412、画面表示部413、ブラウザ設定414、ブラウザ設定UI415、ブラウザ設定API416を備える。
通信部411は、HTTPプロトコルに従って、MFP101内外のWebアプリケーションと通信する。具体的には、通信部411は、Webブラウザ410が表示する操作画面をWebアプリに対して要求する。また、通信部411は、Webブラウザ410が表示した操作画面を介してユーザが入力した指示をWebアプリに通知する。
解析部412は、ブラウザ設定414を用いて、通信部411がアクセス先のWebアプリから受信するHTMLファイルを解析する。このHTMLファイルには、Webブラウザ410が表示すべき操作画面の内容を示す記述が含まれている。
画面表示部413は、解析部412によるHTMLファイルの解析結果に基づいて、操作部220上に操作画面を表示する。Webサーバ102または機内Webサーバ400から受信した情報(HTMLファイルなど)に基づいて表示される画面をWebブラウザ画面と呼ぶ。
ブラウザ設定414は、Webブラウザ410がWebページを表示する際に適用する設定である。ブラウザ設定414は、Webブラウザ410の各モジュールの設定情報を持つ。この設定情報が示す設定値はMFP101のHDD214に保存される。Webブラウザ410が、HDD214からブラウザ設定414をRAM313に読み込む。ブラウザ設定UI415が、RAM313に読み込まれたブラウザ設定414を操作部220に表示する。そして、ブラウザ設定UI415が、ユーザの操作に従って、ブラウザ設定414を更新してHDD214に保存する。ブラウザ設定UI415がHDD214に保存するブラウザ設定414を、以下ではローカル設定と記述する。ローカル設定は、Webブラウザ410のアクセス先のWebアプリから提供されるWebページを表示する際に適用する設定であって、該Webアプリから提供されるWebページに依存しない設定である。すなわち、ブラウザ設定UI415は、ローカル設定を予め登録するローカル設定登録手段として機能する。
ブラウザ設定API416は、機内Webサーバ400上で動作するWebアプリからの一時設定生成要求を受けて、ブラウザ設定414を一時的に更新する。すなわち、ブラウザ設定API416は、Webページを表示する際に適用する設定をアクセス先のWebアプリからの指示に従って更新する設定更新手段として機能する。
図4は、Webアプリ設定DBへのWebアプリ設定情報の設定処理を説明するシーケンス図である。まず、Webブラウザ410が、ユーザからWebアプリ設定情報を設定するために用いる設定画面(Webアプリのブラウザ設定画面)のページのURL入力を受ける(ステップS501)。続いて、Webブラウザ410が、上記URL入力に従って、例えばWebアプリAのリクエスト処理部422に対して、設定画面のページを取得するリクエスト(設定ページ HTTP Get)を行う(ステップS502)。
次に、WebアプリAのリクエスト処理部422が、上記リクエストに応じて、Webアプリのブラウザ設定画面のHTMLをWebブラウザ410に返信する。Webアプリ設定情報の設定が初回である場合には、Webアプリのブラウザ設定画面には、設定項目としてデフォルト値が選択されている。続いて、Webブラウザ410が、WebアプリAから受信したWebアプリのブラウザ設定画面のHTMLを解析して、Webアプリのブラウザ設定画面を画面表示部413に表示する。そして、ユーザが、Webアプリのブラウザ設定画面上に表示される設定項目を選択することによって、Webアプリ設定情報の設定操作を行う。これにより、Webブラウザ410に対して、Webアプリ設定情報の設定指示が行われる(ステップS505)。
図5、図6は、Webアプリのブラウザ設定画面の例を示す図である。図5は、WebアプリAのブラウザ設定画面を示す。WebアプリAのブラウザ設定画面は、WebアプリAから提供される操作画面をWebブラウザ410が表示する際に適用する設定を行うためのブラウザ設定画面である。図6は、WebアプリBのブラウザ設定画面を示す。WebアプリBのブラウザ設定画面は、WebアプリBから提供される操作画面をWebブラウザ410が表示する際に適用する設定を行うためのブラウザ設定画面である。
Webアプリのブラウザ設定画面は、Webアプリに応じて異なる設定項目を選択可能に構成されている。例えば、図5に示すWebアプリAのブラウザ設定画面上では、ユーザは、ツールバーの表示と、画像の表示という設定項目を選択できるが、図6に示すWebアプリBのブラウザ設定画面上では、これらの設定項目を設定できない。一方、図6に示すWebアプリBのブラウザ設定画面上では、ユーザは、Cookieの処理方法と、SSL3.0の使用という設定項目を選択できる。
また、本実施形態の特徴として、Webアプリのブラウザ設定画面上で、ユーザは、所定の設定項目について、「ブラウザ設定に従って」を選択することができる。ユーザが設定項目に対して明確な選択をしたくない場合に、ユーザは、「ブラウザ設定に従って」を選択する。つまり、「ブラウザ設定に従って」が選択された設定項目は、WebアプリAから提供される操作画面に依存しない設定項目である。設定項目について「ブラウザ設定に従って」が選択されると、Webブラウザ410は、この設定項目については、ローカル設定としてのブラウザ設定414を適用する。すなわち、本実施形態においては、Webアプリのブラウザ設定画面上で設定されるWebアプリ設定情報は、ローカル設定の少なくとも一部を含む第1の設定である。
図4に戻って、Webブラウザ410にWebアプリ設定情報の設定指示がされると、Webブラウザ410の通信部411が、指示された内容をWebアプリAのリクエスト処理部422に対してPOST送信する(ステップS506)。そして、WebアプリAのリクエスト処理部422が、Webブラウザ410の通信部411から送信された内容を解析して、解析結果をWebアプリ設定情報としてWebアプリ設定DB421に登録する(ステップS507)。すなわち、リクエスト処理部422は、Webアプリ設定情報(第1の設定)を登録する第1設定登録手段として機能する。
次に、WebアプリAのリクエスト処理部422が、Webブラウザ410に対して、Webアプリ設定情報の登録結果を返す(ステップS508)。そして、Webブラウザ410が、Webアプリ設定情報の登録結果を画面表示する(ステップS509)。
図7は、Webアプリ設定DBに登録されるWebアプリ設定情報の例を示す図である。図7では、WebアプリAに対応するWebアプリ設定情報を例にとって説明する。このWebアプリ設定情報は、図5(A)に示すWebアプリAのブラウザ設定画面上でされた設定指示に応じて登録されたWebアプリ設定情報である。Webアプリ設定情報はは、ID,setting_id,setting_name,setting_value,bUseBrowserSettingといったデータ項目を有する。
IDは、Webアプリ設定情報が含む設定項目毎のデータを一意に識別する識別情報である。setting_idは、設定項目を一意に識別する識別情報である。setting_nameは、設定項目の名称である。setting_valueは、対応する設定項目の設定内容を示す設定値である。bUseBrowserSettingは、対応する設定項目について「ブラウザ設定に従って」が設定されているか否かを示す情報である。bUseBrowserSettingに設定されたFALSEは、対応する設定項目について「ブラウザ設定に従って」が設定されていないことを示す。bUseBrowserSettingに設定されたTRUEは、対応する設定項目について「ブラウザ設定に従って」が設定されていることを示す。
図8は、Webブラウザ画面の画面遷移を説明する図である。図8(A)は、Webブラウザ410が、例えばWebサーバ102のWebアプリ440に対応するサイトである"sample.com"にアクセスしている時のWebブラウザ画面である。このWebブラウザ画面の表示の際に適用されるブラウザ設定414は、ローカル設定である。このローカル設定は、例えば、「文字サイズ=普通」、「ツールバーの表示=ON」である。
ユーザが、図8(A)に示すWebブラウザ画面内のアドレスバー600で、WebアプリAが提供するページ1のURLを入力したものとする。Webブラウザ410は、WebアプリAに対応するWebアプリ設定情報が示す設定内容に従って、図8(B)に示すように、WebアプリAのページ1を画面表示する。WebアプリAに対応するWebアプリ設定情報は、図7に示すような設定内容を有する。従って、ページ1の表示に適用されるブラウザ設定は、「文字サイズ=小」、「ツールバーの表示=OFF」である。これにより、図8(B)に示すように、表示されたページ1内の文字の文字サイズは小さく、また、ツールバーは非表示である。なお、図8(B)に示す例では、ページ1内に、WebアプリAが提供する他のページであるページ2へのリンク601が貼られる。
次に、ユーザが、ページ1内のリンク601をクリックした場合、Webブラウザ410が、図8(C)に示すように、WebアプリAのページ2を画面表示する。同じサイト内のページ間の切り替えであるので、ブラウザ設定は、ページ1の表示の際に適用されたブラウザ設定と同じである。
次に、ユーザが、ページ2内のアドレスバー602で、"sample.com"のURLを入力すると、Webブラウザ410が、ブラウザ設定をローカル設定に戻す。そして、Webブラウザ410が、ローカル設定に従って、図8(A)に示す"sample.com"のページを表示する。
図9は、MFPの全体動作処理の例を説明するシーケンス図である。まず、Webブラウザ410が備える所定の処理部(例えば、解析部412)が、ユーザのURL入力操作に基づいて、アクセス先の切り替えが指示されたことを検知する。そして、解析部412が、ブラウザ設定変更判断処理を行う。ブラウザ設定変更判断処理は、現時点のブラウザ設定414をローカル設定にするか、またはローカル設定でない現時点のブラウザ設定414を維持するかを判断する処理である。
図10は、図9のステップS701におけるブラウザ設定変更判断処理を説明するフローチャートである。まず、Webブラウザ410の解析部412が、ブラウザのカレント設定がローカル設定であるかを判断する(ステップS801)。ブラウザのカレント設定は、現時点すなわちアクセス先が変更される前の時点でのブラウザ設定414である。ブラウザのカレント設定がローカル設定である場合は、解析部412が、適用するブラウザ設定414をローカル設定にする。
ブラウザのカレント設定がローカル設定でない場合、解析部412が、アクセス先のURLをチェックする(ステップS803)。そして、解析部412が、URLのチェック結果に基づいて、アクセス先のサイトがカレントサイトであるか、すなわち、アクセス先のサイトが切り替わるかを判断する(ステップS804)。カレントサイトは、現時点のアクセス先が変更される前にWebブラウザ410がアクセスしているサイトである。アクセス先のサイトが切り替わる場合は、ステップS802に進む。アクセス先のサイトが切り替わらない場合、解析部412は、適用するブラウザ設定414をカレント設定とする。
すなわち、解析部412は、アクセス先の切り替えが指示された場合に、以下の処理を行う切り替え判断手段として機能する。解析部412は、アクセス先のサイトが切り替わるかを判断する(図10のS804を参照)。解析部412は、アクセス先のサイトが切り替わる場合に、Webページを表示する際に適用する設定をローカル設定にする(図10のS804でNo,S802を参照)。解析部412は、アクセス先のサイトが切り替わらない場合に、Webページを表示する際に適用する設定をWebブラウザ410が現在適用している設定にする(図10のS804でYes,S805)。
図9に戻って、Webブラウザ410の通信部411が、例えば、WebアプリAにアクセスして、WebアプリAに対して操作画面の取得要求(HTTP GET)を行う(ステップS702)。次に、WebアプリAのブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要であるかを判断する(ステップS703)。
図11は、図9のステップS703における一時設定生成要求が必要であるかを判断する処理と、SettingCodeの指定の例を示す図である。図11(A)は、一時設定生成要求が必要であるかを判断する処理を説明するフローチャートである。まず、ブラウザ設定処理部423が、Webアプリ設定DB421内のWebアプリ設定情報が含む設定項目をチェックする(ステップS901)。続いて、ブラウザ設定処理部423が、全ての設定項目について「ブラウザ設定に従って」が設定されているかを判断する(ステップS902)。
全ての設定項目について「ブラウザ設定に従って」が設定されている場合は、Webアプリ設定情報が示す設定がローカル設定と同じ設定である。この場合には、ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要でないと判断する(ステップS903)。従って、ブラウザ設定処理部423は、Webブラウザ410に対して、ブラウザ設定の更新を指示しない。これにより、Webブラウザ410の負荷が軽減される。なお、ステップS903においては、ブラウザ設定処理部423は、さらに、SettingCodeの指定が必要でないと判断する。
SettingCodeは、ブラウザ設定の一時設定を一意に識別するコードである。後述するように、WebアプリAから一時設定生成要求を受けたWebブラウザ410が、一時設定生成処理を実行し、一時設定生成要求に対する応答として、SettingCodeをWebアプリAに対して返す。Webブラウザ410はSettingCodeに有効期間を設定する。そして、WebアプリAが、Webブラウザ410からの操作画面の取得要求(図9のS702)への応答データであるResponseデータをWebブラウザ410に返す時に、ResponseデータにおいてSettingCodeを指定する。Webブラウザ410は、指定されたSettingCodeに対応するWebブラウザの一時設定を用いて、WebアプリAから提供される操作画面を表示する。
「ブラウザ設定に従って」が設定されていない設定項目がある場合は、Webアプリ設定情報がローカル設定と異なる設定を含んでいる。この場合には、ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求をしたことがあるかを判断する(ステップS904)。一時設定生成要求をしたことがない場合は、ステップS906に進む。一時設定生成要求をしたことがある場合は、ブラウザ設定処理部423が、前回Webブラウザ410に対して一時設定生成要求をした後に、WebアプリAのブラウザ設定画面上でWebアプリ設定情報の設定指示がされたかを判断する(ステップS905)。すなわち、ブラウザ設定処理部423は、WebアプリAに対応するWebアプリ設定情報(図7)が示す設定が変更されたか)を判断する。
前回Webブラウザ410に対して一時設定生成要求をした後に、WebアプリAのブラウザ設定画面上でWebアプリ設定情報の設定指示がされた場合は、ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要であると判断する(ステップS906)。ステップS906においては、ブラウザ設定処理部423は、さらに、SettingCodeの指定が必要であると判断する。上記ステップS906においてブラウザ設定処理部423が一時設定生成要求が必要であると判断することによって、一時設定生成要求と一時設定生成処理がなされる(図9のステップS705,S706)。これにより、ブラウザ設定を、変更後の最新のWebアプリAに応じた設定にリアルタイムに更新することができる。また、最新のブラウザ設定の一時設定を生成することができる。つまり、Webブラウザ410に適用させるWebアプリ設定情報を最新のWebアプリ設定情報に更新することができる。
ステップS907において、ブラウザ設定処理部423が、SettingCodeに設定された有効期間内であるかを判断する(ステップS907)。SettingCodeに設定された有効期間内でない場合は、ステップS906に進む。SettingCodeに設定された有効期間内である場合は、ブラウザ設定処理部423は、一時設定生成要求が必要でないと判断する(ステップS908)。ステップS908においては、ブラウザ設定処理部423は、さらに、SettingCodeの指定が必要であると判断する。
図9に戻って、ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要でないと判断した場合(S703でNo)は、ステップS708に進み、Responseデータを生成する。Responseデータは、少なくともWebアプリAからWebブラウザ410に対して提供する操作画面を含む。ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求もSettingCodeの指定も必要でないと判断した場合(図11のステップS903)は、ブラウザ設定処理部423は、SettingCodeを指定せずにResponseデータを生成する。ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要でないがSettingCodeの指定が必要であると判断した場合(図11のステップS908)は、ブラウザ設定処理部423は、以下の処理を実行する。ブラウザ設定処理部423は、現在保有するSettingCodeを指定したResponseデータを生成する。
図11(B)は、SettingCodeの指定の例を示す図である。具体的には、図11(B)は、Webアプリ設定情報が含む設定項目の中に「ブラウザ設定に従って」が設定されていない設定項目がある場合におけるSettingCodeの指定の例を示す。SettingCodeの指定は、ResponseデータのHTTPヘッダーにおいて行われる。図11(B)中に示す"X-internalbrowsercontrol"は、WebアプリがWebブラウザ410に対して一時設定生成要求を行うことを示すキーである。"SettingCode=a000....7i8j9" は、SettingCodeを示す。すなわち、図11(B)に示すSettingCodeの指定は、Webブラウザ410に対して、このSettingCodeに対応するブラウザ設定を用いてResponseデータに含まれる操作画面の解析及び表示をすることを指示する。
ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要であると判断した場合(S703でYes)は、ブラウザ設定処理部423は、Webアプリ設定DB421からWebアプリ設定情報を取得する(ステップS704)。そして、ブラウザ設定処理部423が、Webブラウザ410のブラウザ設定API416に対して一時設定生成要求をする(ステップS705)。具体的には、ブラウザ設定処理部423は、ブラウザ設定API416に対して、ブラウザ設定を上記取得されたWebアプリ設定情報が示す設定に一時的に更新することを指示する更新指示手段として機能する。つまり、ブラウザ設定処理部423は、ブラウザ設定API416に対して、ブラウザ設定の一時設定を生成して記憶することを指示する。
次に、ブラウザ設定API416が、一時設定生成処理を実行する(ステップS706)。具体的には、ブラウザ設定API416は、Webアプリ設定情報が示す設定でブラウザ設定を一時的に更新することにより、ブラウザ設定の一時設定を生成し、メモリ領域に記憶する。そして、ブラウザ設定API416が、生成したブラウザ設定の一時設定に対応するSettingCodeを生成する。ブラウザ設定API416は、SettingCodeに有効期間を指定した上でSettingCodeをWebアプリAのブラウザ設定処理部423に返信する(ステップS707)。
図12は、一時設定生成処理とSettingCodeの返信処理を説明するフローチャートである。Webブラウザ410のブラウザ設定API416が、WebアプリAから一時設定生成要求を受け取ると、一時設定生成要求に対応するWebアプリ設定情報が含む設定項目と設定値とをチェックする(ステップS1001)。具体的には、ブラウザ設定API416が、Webアプリ設定情報が含む設定項目と設定値とが所定の閾値を超えているかを判断することを通じて、設定項目と設定値とが正常であるかを判断する。続いて、ブラウザ設定API416が、チェック結果がOKであるか、すなわち、設定項目と設定値とが正常であるかを判断する(ステップS1002)。チェック結果がNGである、すなわち、設定項目と設定値とが正常でない場合は、ステップS1003に進む。そして、ブラウザ設定API416が、一時設定生成要求を拒否して、拒否の理由をWebアプリAに対して返信する(ステップS1003)。
チェック結果がOKである場合、ブラウザ設定API416が、Webブラウザの一時設定を生成する(ステップS1004)。具体的には、ブラウザ設定API416が、ブラウザ設定414を、一時設定生成要求に対応するWebアプリ設定情報が含む設定に更新する。また、ブラウザ設定API416が、ステップS1004において生成したWebブラウザの一時設定に対応するSettingCodeを生成することを通じてSettingCodeを更新する。そして、更新したSettingCodeに有効期間を指定し、このSettingCodeをWebアプリAに返信する(ステップS1005)。
図9に戻って、ブラウザ設定処理部423が、ステップS707においてブラウザ設定API416から返されたSettingCodeを受け取り、Responseデータを生成する(ステップS708)。ブラウザ設定処理部423は、Responseデータにおいて、ブラウザ設定API416から受け取ったSettingCodeを指定する。続いて、ブラウザ設定処理部423が、ResponseデータをWebブラウザ410に対して送信(HTTP Responseを実行)する(ステップS709)。
Webブラウザ410の解析部412が、通信部411を通じてWebアプリAのブラウザ設定処理部423からResponseデータを受信する。そして、解析部412が、Responseデータにおいて指示されたSettingCodeに基づいて、このResponseデータが含む操作画面を表示する際に適用するブラウザ設定を決定する(ステップS710)。
図13は、図9のステップS710におけるブラウザ設定の決定処理を説明するフローチャートである。まず、Webブラウザ410の解析部412が、WebアプリAから受信したResponseデータにおいてSettingCodeが指定されているかを判断する(ステップS1101)。ResponseデータにおいてSettingCodeが指定されていない場合、解析部412は、Responseデータが含む操作画面を表示する際に適用するブラウザ設定としてローカル設定を決定する(ステップS1102)。
ResponseデータにおいてSettingCodeが指定されている場合、解析部412が、SettingCodeに対応するWebブラウザの一時設定を検索する(ステップS1103)。続いて、解析部412が、SettingCodeに対応するWebブラウザの一時設定が見つかったかを判断する(ステップS1104)。SettingCodeに対応するWebブラウザの一時設定が見つからなかった場合はステップS1102に進む。SettingCodeに対応するWebブラウザの一時設定が見つかった場合、解析部412は、見つかったWebブラウザの一時設定を、Responseデータが含む操作画面を表示する際に適用するブラウザ設定として決定する(ステップS1105)。
図9に戻って、解析部412が、ステップS710において決定したブラウザ設定を用いて、Responseデータに含まれる操作画面を解析し、画面表示する(ステップS711)。
図9乃至13を参照して説明したMFP101の動作によれば、Webブラウザのアクセス先が切り替わる場合に、Webページを表示する際に適用するWebブラウザの設定を、Webページに応じた設定に自動的に切り替えることができる。また、WebWebブラウザは、Webブラウザ設定情報が含む設定項目のうち、「ブラウザ設定に従って」が選択された設定項目については、ローカル設定を適用する。従って、Webブラウザが、表示対象となるサイト毎に設定値を予め記憶して管理する必要がない。従って、MFP101によれば、Webページに応じた設定への自動的な切り替えを、Webブラウザの負担を抑えつつ実現することができる。
図14は、MFPの具体的な動作例を説明するシーケンス図である。まず、Webブラウザ410が、ローカル設定に従って、図8(A)に示す、サイト"sample.com"に対応するWebブラウザ画面を表示している状態であるものとする。この状態で、Webブラウザ410が、ユーザの操作に従って、WebアプリAのページ1のURL指示を受け付ける(ステップS1201)。Webブラウザ410が、図10を参照して説明した処理フローに従って、Webページを表示する際に適用する設定を一旦ローカル設定にする(図10のS801でYes,S802)。続いて、Webブラウザ410が、WebアプリAに対して、操作画面の取得要求(HTTP GET)を行う(ステップS1202)。次に、WebアプリAのブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要であるかを判断する(ステップS1203)。この例では、ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要であると判断する。
次に、ブラウザ設定処理部423が、Webアプリ設定DB421からWebアプリ設定情報を取得する(ステップS1204)。そして、ブラウザ設定処理部423が、Webブラウザ410のブラウザ設定API416に対して一時設定生成要求をし、ブラウザ設定API416が、一時設定生成処理を実行する(ステップS1205)。一時設定生成処理を実行したブラウザ設定API416は、ブラウザ設定処理部423に対してSettingCodeを返す。続いて、ブラウザ設定処理部423が、SettingCodeを指定したResponseデータを生成する(ステップS1206)。
ブラウザ設定処理部423が、ResponseデータをWebブラウザ410に対して送信(HTTP Responseを実行)する(ステップS1207)。そして、Webブラウザ410の解析部412が、Responseデータにおいて指定されたSettingCodeに対応するブラウザ設定を用いて操作画面を解析し、画面表示する(ステップS1201)。これにより、例えば図8(B)に示すようなWebブラウザ画面が表示される。
次に、ユーザが、図8(B)に示すWebブラウザ画面内のリンク601をクリックすると、Webブラウザ410のアクセス先がページ2のURLに変更される。ここで、ページ1もページ2も、同じサイトに属する。従って、Webブラウザ410が、図10を参照して説明した処理フローに従って、Webページを表示する際に適用する設定をWebブラウザ410が現在適用している設定にする(図10のS804でYes,S805)。続いて、Webブラウザ410が、WebアプリAに対して、操作画面の取得要求(HTTP GET)を行う(ステップS1210)。
次に、WebアプリAのブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要であるかを判断する(ステップS1211)。この例では、ブラウザ設定処理部423が、一時設定生成要求が必要でないと判断する。続いて、ブラウザ設定処理部423が、SettingCodeを指定したResponseデータを生成する(ステップS1212)。ブラウザ設定処理部423が、ResponseデータをWebブラウザ410に対して送信(HTTP Responseを実行)する(ステップS1213)。そして、Webブラウザ410の解析部412が、Responseデータにおいて指定されたSettingCodeに対応するブラウザ設定を用いて操作画面を解析し、画面表示する(ステップS1214)。これにより、例えば図8(C)に示すようなWebブラウザ画面が表示される。
次に、ユーザが、図8(C)に示すWebブラウザ画面内のアドレスバー602で、サイト"sample.com"のURLを入力する(ステップS1215)。これにより、Webブラウザ410のアクセス先が"sample.com"のURLに変更される。ここで、"sample.com"は、Webサーバ102が備えるWebアプリ440が動作するサイトであって、WebアプリAが動作するサイトとは異なるサイトである。従って、Webブラウザ410が、図10を参照して説明した処理フローに従って、Webページを表示する際に適用する設定をローカル設定にする(ステップS1216,図10のS804でNo,S802)。続いて、Webブラウザ410が、Webアプリ440に対して、操作画面の取得要求(HTTP GET)を行う(ステップS1217)。
次に、Webアプリ440が、ResponseデータをWebブラウザ410に対して送信(HTTP Responseを実行)する(ステップS1218)。そして、
そして、Webブラウザ410の解析部412が、ローカル設定を用いて操作画面を解析し、画面表示する(ステップS1219)。これにより、例えば図8(A)に示すようなWebブラウザ画面が表示される。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
101 MFP
102 Webサーバ
103 ネットワーク

Claims (5)

  1. Webページを画面表示するWebブラウザと、前記Webブラウザに対して前記Webページを提供する少なくとも一つのWebアプリケーションとを備える画像形成装置であって、
    前記Webブラウザは、
    前記Webブラウザのアクセス先のWebアプリケーションから提供されるWebページを表示する際に適用する設定であって、該Webアプリケーションから提供されるWebページに依存しないローカル設定を予め登録するローカル設定登録手段と、
    アクセス先の切り替えが指示された場合に、前記アクセス先のサイトが切り替わるかを判断し、前記アクセス先のサイトが切り替わる場合に、前記Webページを表示する際に適用する設定を前記登録されたローカル設定にし、前記アクセス先のサイトが切り替わらない場合に、前記Webページを表示する際に適用する設定を該Webブラウザが現在適用している設定にする切り替え判断手段と、
    前記Webページを表示する際に適用する設定を前記アクセス先のWebアプリケーションからの指示に従って更新する設定更新手段とを備え、
    前記Webアプリケーションは、
    前記Webブラウザが該Webアプリケーションが提供するWebページを表示する際に適用する設定であって、前記ローカル設定の少なくとも一部を含む第1の設定を登録する第1設定登録手段と、
    前記Webブラウザからアクセスされた場合に、前記Webブラウザが前記Webページを表示する際に適用する設定の更新が必要であるかを判断し、該設定の更新が必要であると判断した場合に、前記Webブラウザに対して、前記Webブラウザが前記Webページを表示する際に適用する設定を前記第1の設定に更新するよう指示する更新指示手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記更新指示手段は、前記第1の設定が前記ローカル設定と異なる設定を含む場合に、前回Webブラウザに対して第1の設定の更新を指示してから該第1の設定が変更されたかを判断し、前回Webブラウザに対して第1の設定の更新を指示してから該第1の設定が変更された場合に、前記Webブラウザが前記Webページを表示する際に適用する設定の更新が必要であると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記更新指示手段は、前記第1の設定が前記ローカル設定と同じ設定である場合に、前記Webブラウザが前記Webページを表示する際に適用する設定の更新が必要でないと判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. Webページを画面表示するWebブラウザと、前記Webブラウザに対して前記Webページを提供する少なくとも一つのWebアプリケーションとを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記Webブラウザが、前記Webブラウザのアクセス先のWebアプリケーションから提供されるWebページを表示する際に適用する設定であって、該Webアプリケーションから提供されるWebページに依存しないローカル設定を予め登録する工程と、
    前記Webアプリケーションが、前記Webブラウザが該Webアプリケーションが提供するWebページを表示する際に適用する設定であって、前記ローカル設定の少なくとも一部を含む第1の設定を登録する工程と、
    前記Webブラウザが、アクセス先の切り替えが指示された場合に、前記アクセス先のサイトが切り替わるかを判断し、前記アクセス先のサイトが切り替わる場合に、前記Webページを表示する際に適用する設定を前記登録されたローカル設定にし、前記アクセス先のサイトが切り替わらない場合に、前記Webページを表示する際に適用する設定を該Webブラウザが現在適用している設定にする工程と、
    前記Webアプリケーションが、前記Webブラウザからアクセスされた場合に、前記Webブラウザが前記Webページを表示する際に適用する設定の更新が必要であるかを判断し、該設定の更新が必要であると判断した場合に、前記Webブラウザに対して、前記Webブラウザが前記Webページを表示する際に適用する設定を前記第1の設定に更新するよう指示する工程と、
    前記Webブラウザが、前記Webページを表示する際に適用する設定を前記アクセス先のWebアプリケーションからの指示に従って更新する工程とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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