JP2002090760A - 液晶表示パネル製造装置及び方法 - Google Patents

液晶表示パネル製造装置及び方法

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JP2002090760A
JP2002090760A JP2000276735A JP2000276735A JP2002090760A JP 2002090760 A JP2002090760 A JP 2002090760A JP 2000276735 A JP2000276735 A JP 2000276735A JP 2000276735 A JP2000276735 A JP 2000276735A JP 2002090760 A JP2002090760 A JP 2002090760A
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JP2000276735A
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Norihiko Egami
典彦 江上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃等の異物に起因した液晶表示パネルの品
質低下を防止可能な、液晶表示パネル製造装置、及び方
法を提供する。 【解決手段】 接着剤4が塗布され液晶材料3が滴下さ
れた第1基板171と、第2基板172とを合体させ
て、真空雰囲気中にて両基板を合体させて液晶表示パネ
ルを作製する製造装置及び方法において、真空容器内に
存在する塵埃等の異物による上記液晶表示パネルの品質
低下を防止する塵埃防止装置130を備えた。該塵埃防
止装置により、上記両基板間の隙間精度が悪化せず、
又、両基板間の水平方向への位置決め精度が悪化しな
い。よって、上記異物に起因した液晶表示パネルの品質
低下を防止可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータやテレビ受像機等の画像表示パネルとして
用いられる液晶表示パネルの製造装置、及び製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示パネルの製造装置につい
て、図13〜図20を用いて説明する。図13に示すよ
うに、液晶表示パネル20の構造は、例えばガラス等の
透光性材料からなる下基板1及び上基板2を一定の間隔
にて対向配置させ、上記間隔にて形成された空間に液晶
材料3が充填された構造であり、下基板1及び上基板2
は紫外線硬化型の接着剤4にて貼り合わされている。
又、接着剤4には下基板1と上基板2との間隔を一定に
保つため、直径5μmのスペーサ5が含まれている。こ
のように液晶材料3を接着剤4の内側に配置する一方法
として液晶滴下工法があり、該工法を図14〜図20に
示す。
【0003】まず第1工程では図14に示すように、透
光性材料からなる下基板1の周囲に接着剤4を厚み30
μmで塗布した後、図15に示す第2工程にて、接着剤
4にて囲まれる下基板1上の領域に液晶材料3を滴下す
る。第3工程では、図16に示すように、チャンバー1
1内に設けられ下基板1及び後述の上基板2の厚み方向
に直交する水平方向に移動可能でありかつ吸引機構8を
有するテーブル7上に下基板1を載置し、吸着機構8に
よる真空吸着動作にて下基板1の全面をテーブル7上に
密着し固定する。次に、図17に示す第4工程では以下
の動作が行われる。即ち、上記チャンバー11には、加
圧機構10を有し該加圧機構10にて上記厚み方向に沿
ってチャンバー11内を移動可能でありかつ吸着機構9
を有する可動板12が設けられており、吸着機構9にて
上基板2の外面2aの全面を可動板12に密着固定す
る。次に、蓋13にてチャンバー11を閉じた後、チャ
ンバー11内を真空状態に吸引する。さらに、真空状態
となったチャンバー11において、上基板2を保持して
いる可動板12を加圧機構10の動作により上記厚み方
向に沿って移動させて上基板2と液晶材料3及び接着剤
4とを接触させる。
【0004】次に、図18に示す第5工程では、当該液
晶表示パネルにおける各画素部分に対応して、各画素に
おける液晶材料駆動部が位置ずれすることなく配置され
るように、下基板1を保持したテーブル7を上記水平方
向に移動させて、下基板1と上基板2との位置合わせを
行う。次に、図19に示す第6工程では、加圧機構10
を動作させて可動板12を上記厚み方向に沿い下基板1
側へ下降させて、接着剤4を介して上基板2を下基板1
に貼り合わせ、上基板2と下基板1との隙間の距離が5
μmとなるまで加圧する。その後、上述のようにして一
体となった下基板1及び上基板2は、チャンバー11内
から取り出され、図20に示す第7工程において紫外線
ランプ6から紫外線を照射して接着剤4を硬化させて、
下基板1と上基板2との貼り合わせが完了する。以上の
工程により1枚の液晶表示パネル20が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、画像不良や画像
むらのない液晶表示パネルを作製するためには、上述の
ように、上基板2と下基板1との隙間の距離を上記5μ
mで、その精度を±0.3μm以内にする必要があり、
そのためには下基板1と接触するテーブル7の下基板支
持面7a、及び上基板2と接触する可動板12の上基板
支持面12aの各平面度は1μm以下である必要があ
る。したがって、下基板支持面7aや上基板支持面12
aにゴミやガラス片が存在していると、上基板2と下基
板1との隙間の寸法精度が悪化してしまい、画像不良や
画像むらが生じ液晶表示パネルの品質を低下させてしま
うという問題がある。
【0006】又、従来の液晶表示パネル製造装置では、
上述のようにチャンバー11内を真空状態にするため、
真空状態になるまでの時間を短くするためチャンバー1
1の大きさを小さくする必要がある。よって、上記水平
方向へテーブル7を可動とする機構は、例えば図18に
示すように、テーブル7とチャンバー11の底面との間
に鋼球15を設けた構造を採っている。従って、ゴミや
ガラス片等が鋼球15に接触すると、テーブル7の上記
水平移動が円滑に行えなくなり、上基板2と下基板1と
の位置合わせ精度が悪化するという問題もある。このよ
うに下基板1と上基板2との間の位置合わせ精度が悪化
すると、各画素の構成部分と、各画素における液晶材料
駆動部とが位置ずれするので、画像不良や画像むらを生
じ、液晶表示パネルの品質が低下する。本発明は、この
ような問題点を解決するためになされたもので、塵埃等
の異物に起因した液晶表示パネルの品質低下を防止す
る、液晶表示パネル製造装置及び方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様の液晶
表示パネル製造装置は、真空容器内に設けられ液晶表示
パネルを構成する第1基板と第2基板とが互いに対向し
て配置されて上記液晶表示パネルを製造する液晶表示パ
ネル製造装置であって、上記第1基板を保持する第1基
板保持装置、及び上記第2基板を保持する第2基板保持
装置の少なくとも一方に対して異物による上記液晶表示
パネルの品質低下を防止する塵埃防止装置を備えたこと
を特徴とする。
【0008】又、上記第2基板保持装置は、上記第2基
板を水平に保持する第2基板支持面を有し、該第2基板
保持装置に対して上記塵埃防止装置を設けるとき、上記
塵埃防止装置は、上記第2基板支持面の異物を除去する
第2基板支持面塵埃除去装置を有することもできる。
【0009】又、上記第2基板支持面塵埃除去装置は、
上記第2基板支持面に接触し上記第2基板支持面の異物
を除去する第2基板支持面塵埃除去部材と、該第2基板
支持面塵埃除去部材を上記第2基板支持面に沿って移動
させる第2基板支持面塵埃除去部材移動装置とを有する
こともできる。
【0010】又、上記第1基板保持装置は、上記第1基
板を水平に保持する第1基板支持面を有し、該第1基板
保持装置に対して上記塵埃防止装置を設けるとき、上記
塵埃防止装置は、上記第1基板支持面の異物を除去する
第1基板支持面塵埃除去装置を有し、該第1基板支持面
塵埃除去装置は、上記第1基板支持面に接触し上記第1
基板支持面の異物を除去する第1基板支持面塵埃除去部
材と、該第1基板支持面塵埃除去部材を上記第1基板支
持面に沿って移動させる第1基板支持面塵埃除去部材移
動装置とを有することもできる。
【0011】又、上記第1基板保持装置は水平方向に可
動であり、該可動部分に異物の侵入を防止する塵埃侵入
防止部を上記第1基板保持装置と上記真空容器との間に
設けることもできる。
【0012】又、上記塵埃侵入防止部は、一端が上記真
空容器に保持され、他端が上記第1基板保持装置に保持
され、上記第1基板保持装置を水平方向に移動自在とす
る第1塵埃侵入防止部材にて構成することもできる。
【0013】又、上記塵埃侵入防止部は、上記第1基板
保持装置に対向する上記真空容器の底部に立設され、上
記第1基板保持装置の可動部分を包囲する第2塵埃侵入
防止部材にて構成することもできる。
【0014】又、上記第1基板保持装置における上記第
2塵埃侵入防止部材の対向する部分は凹部形状であり、
上記第2塵埃侵入防止部材が非接触な状態にて凹部に進
入するように構成することもできる。
【0015】又、上記塵埃侵入防止部は、上記第1基板
保持装置の可動部分を包囲する領域の近傍で上記真空容
器の底部に開口する吸引口と、該吸引口に接続され異物
を吸引する塵埃吸引装置とを有することもできる。
【0016】本発明の第2態様の液晶表示パネル製造方
法は、真空状態で第1基板と第2基板とが互いに対向し
て液晶表示パネルを構成する液晶表示パネル製造方法で
あって、上記第1基板を保持する第1基板保持装置、及
び上記第2基板を保持する第2基板保持装置の少なくと
も一方に対して異物による上記液晶表示パネルの品質低
下を防止する塵埃除去工程と、上記第1基板と上記第2
基板とを貼り合わせる工程と、を備えたことを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態における液晶表
示パネル製造装置、及び該液晶表示パネル製造装置にて
実行される液晶表示パネル製造方法について、図を参照
しながら以下に説明する。尚、各図において同じ構成部
分に付いては同じ符号を付している。又、本実施形態の
液晶表示パネル製造装置にて製造される液晶表示パネル
は、例えば4〜23インチ程度の大きさのものであり、
一つのいわゆるマザーガラスからそれぞれの液晶表示パ
ネルに分割して個片取りが可能な上記マザーガラスタイ
プのものや、一対の構成基板にて一つの液晶表示パネル
を形成するタイプのものがある。
【0018】本実施形態の液晶表示パネル製造装置の基
本的な構造は、例えば図17等に示される従来の液晶表
示パネル製造装置に類似するが、本実施形態の液晶表示
パネル製造装置は、特徴的な構成部分として塵埃防止装
置を備える。即ち、以下に詳しく述べるが、液晶表示パ
ネルを製造するための真空容器内には、上記液晶表示パ
ネルを構成する第1基板を保持する第1基板保持装置
と、上記真空容器内にて上記第1基板保持装置の上方に
設けられ、上記液晶表示パネルを構成する第2基板を保
持する第2基板保持装置とが備わる。上記塵埃防止装置
は、上記真空容器内に存在する塵埃等の異物が、上記第
1基板保持装置及び上記第2基板保持装置の少なくとも
一方に作用するのを防止し上記異物に起因する上記液晶
表示パネルの品質低下を防止する装置であり、大別し
て、上記塵埃等の異物の作用防止を図ることで上記第1
基板と上記第2基板との隙間寸法の精度を維持して上記
液晶表示パネルの品質を維持する隙間精度維持タイプ
と、第1基板保持機構に備わる移動部への異物作用防止
を図ることで、上記第1基板と上記第2基板との位置合
わせ精度を維持して上記液晶表示パネルの品質を維持す
る配置精度維持タイプとがある。上記隙間精度維持タイ
プの実施形態としては、例えば図9に示す第2隙間精度
維持装置190及び図10に示す第1隙間精度維持装置
193があり、上記配置精度維持タイプの実施形態とし
ては、例えば図1、図2、及び図3に示す第1配置精度
維持部130、第2配置精度維持部140、及び第3配
置精度維持部150がある。尚、上記塵埃等の異物と
は、第1基板171及び第2基板172の材料である例
えばガラス等のくずや、その他真空容器123内に侵入
したり真空容器123内で発生するゴミ等であって、液
晶表示パネルを構成したときにおける第1基板171と
第2基板172との隙間の距離173の精度を悪化させ
たり、第1基板171と第2基板172との水平方向に
おける位置決め精度を悪化させる異物をいう。又、上記
配置精度維持部130、140、150が塵埃侵入防止
部に相当する。以下に、順次、各種の上記塵埃防止装置
について説明するが、該塵埃防止装置を備える本実施形
態の液晶表示パネル製造装置101について、まず説明
する。
【0019】図1に示すように、本実施形態の液晶表示
パネル製造装置101には、真空容器123内に、第1
基板保持装置124及び第2基板保持装置125を有す
るとともに、上記塵埃防止装置を有する。又、真空容器
123には真空装置122が接続され、蓋1231にて
真空容器123を密閉後、真空装置122による吸引に
て当該真空容器123の内部は真空状態となる。
【0020】上記第1基板保持装置124は、例えばガ
ラスやプラスチック等の透光性材料からなり当該液晶表
示パネル174を構成する第1基板171を真空容器1
23内で吸着動作にて保持する装置であり、第1定盤1
241と、第1定盤駆動装置1242と、第1定盤吸引
装置1243とを有する。上記第1定盤1241には、
上記真空容器123の底部1232と第1定盤1241
との間に設けられ第1定盤1241を水平方向1245
へ可動とする移動部1246が備わる。本実施形態で
は、該移動部1246は、上記底部1232に鋼球15
を回転自在で例えば格子状に配列し、これらの鋼球15
にて第1定盤1241の底部対向面1247を支持する
構造である。又、第1定盤1241には、上記第1基板
171を載置し該第1基板171の外面1711の全面
を支持する第1基板支持面1241aを有する。上記水
平方向1245とは、上記第1定盤1241上に載置さ
れる上記第1基板171の厚み方向に直交する方向であ
る。このような移動部1246を有する第1定盤124
1は、当該液晶表示パネル製造装置101に備わる制御
装置180にて動作制御される上記第1定盤駆動装置1
242によって、上記真空容器123の底部1232上
にて上記水平方向1245に移動する。さらに又、第1
定盤1241には、制御装置180にて動作制御される
上記第1定盤吸引装置1243が接続され、第1基板1
71の外面1711に対応して上記支持面1241aに
開口する複数の吸引孔1244を通して第1定盤吸引装
置1243による吸引が行われる。よって該吸引動作に
より、第1定盤1241上に載置された第1基板171
は、第1定盤1241の支持面1241aに吸着され
る。
【0021】上記第2基板保持装置125は、例えばガ
ラスやプラスチック等の透光性材料からなり当該液晶表
示パネル174を構成する第2基板172を真空容器1
23内で吸着動作にて保持するとともに、保持している
第2基板172を上記第1基板171側へ移動させ上記
第1基板171と上記第2基板172との隙間の距離1
73を設計値に設定する装置であり、第2定盤1251
と、第2定盤駆動装置1252と、第2定盤吸引装置1
253とを有する。上記第2定盤1251は、上記真空
容器123に対して取り外し可能であり、図1に示すよ
うに真空容器123内に取り付けられたときには、上記
第1定盤1241に対向して配置され、かつ上記真空容
器123の壁面1233にてガイドされながら、制御装
置180にて動作制御される上記第2定盤駆動装置12
52によって第2基板172の厚み方向に移動自在に設
けられる。さらに、第2定盤1251は、上記第2基板
172の外面1721の全面を支持する支持面1251
aを有し、又、制御装置180にて動作制御される上記
第2定盤吸引装置1253が第2定盤1251に接続さ
れ、第2基板172の外面1721に対応して上記支持
面1251aに開口する複数の吸引孔1254を通して
第2定盤吸引装置1253による吸引が行われる。よっ
て該吸引動作により、第2定盤1251の支持面125
1aに第2基板172は吸着される。
【0022】又、第2定盤1251に第2基板172が
吸着されている状態にて、上記第2定盤駆動装置125
2は、第1定盤1241に吸着されている第1基板17
1に第2基板172が近接するように第2定盤1251
を第1基板171側へ移動し、第1基板171と第2基
板172との隙間の距離173を設計値、本実施形態で
は5μmとする。尚、本実施形態では、第2定盤125
1に第2定盤駆動装置1252を設けて第2基板172
を第1基板171側へ移動させているが、この構成に限
定されるものではない。つまり、第1基板171を第2
基板172側へ移動させるように構成してもよいし、
又、第1基板171及び第2基板172の両方を移動さ
せてもよい。要するに、第1基板171及び第2基板1
72を、これら基板の厚み方向へ相対的に移動させれば
良い。
【0023】以上のように構成される本実施形態の液晶
表示パネル製造装置101に備わる上記第1配置精度維
持部130について説明する。上記第1配置精度維持部
130は、上記真空容器123の側部に相当する当該真
空容器123の壁面1233の全周にわたり、該壁面1
233に一端1311が保持され上記第1定盤1241
の全周にわたり他端1312が保持される第1塵埃侵入
防止部材131にてなる。上述のように、第1定盤12
41は、第1定盤駆動装置1242によって水平方向1
245に可動であることから、上記第1塵埃侵入防止部
材131は、第1定盤1241の水平方向1245への
移動を妨げる要因とはならない材料及び厚みにてなり、
かつ第1定盤1241の上記移動を妨げないように、図
示するようにたるみを持って取り付けられる。具体的に
上記第1塵埃侵入防止部材131は、例えば樹脂材や、
紙材等の可撓性を有するシート状の部材が好ましい。
【0024】このような第1塵埃侵入防止部材131
は、第1定盤1241上や、該第1定盤1241より上
方に配置される第2定盤1251等から上記移動部12
46に塵埃等の異物が侵入するのを防止するためのもの
である。よって、第1塵埃侵入防止部材131の他端1
312は、第1定盤1241上への第1基板171の載
置に妨げとならず、かつ上記移動部1246及び第1基
板171の移動の妨げとならない部分に取り付け可能で
ある。例えば、真空容器123の壁面1233に対向す
る第1定盤1241の側面1241bが取り付け部分と
して好ましい。又、第1塵埃侵入防止部材131の一端
1311及び他端1312は、それぞれ真空容器123
の壁面1233、及び第1定盤1241との間で上記異
物が移動部1246側へ侵入しないように、一端131
1は壁面1233との間で、他端1312は第1定盤1
241との間でそれぞれ隙間なく密着して取り付けられ
る。
【0025】又、第1塵埃侵入防止部材131を取り付
けることで、該第1塵埃侵入防止部材131にて真空容
器123内は上、下の領域1234、1235に2分さ
れる。よって、真空容器123内を真空装置122にて
真空状態とするときに、真空装置122は、上記上、下
領域1234、1235の両方から吸引を行えるよう
に、図示するように真空装置122に連通する吸引口1
221は上記上、下領域1234、1235の両領域に
開口している。勿論、上、下領域1234、1235に
開口する上記吸引口1221に連通する吸引用通路を通
して上記異物が上領域1234から下領域1235に侵
入しないように構成している。
【0026】このように第1塵埃侵入防止部材131を
設けることで、上記上領域1234における上記異物は
第1塵埃侵入防止部材131上に保持され、上記下領域
1235、ひいては上記移動部1246に侵入すること
がなくなる。したがって、上記移動部1246の移動が
上記異物により困難になることを防止でき、上記水平方
向1245への第1定盤1241の移動を円滑に行うこ
とができる。よって、当該液晶表示パネルにおける各画
素部分に対応して、各画素における液晶材料駆動部が位
置ずれすることなく配置されるように第1定盤1241
を上記水平方向1245に移動させて、第1基板171
と第2基板172との位置合わせを行うとき、第1基板
171と第2基板172との位置決め精度が悪化するこ
とを防止できる。したがって、上記異物に起因して、画
像不良や画像むらの発生を防止でき、液晶表示パネルの
品質低下を防止することができる。
【0027】次に、図2等を参照して、本実施形態の液
晶表示パネル製造装置102に備わる上記第2配置精度
維持部140について説明する。尚、当該液晶表示パネ
ル製造装置102と、上述した液晶表示パネル製造装置
101との相違点は、上記第1配置精度維持部130に
代えて第2配置精度維持部140を設けた点であり、そ
の他の構成で変わる部分はない。よって液晶表示パネル
製造装置102の基本的な構成部分についての説明は省
略し、以下には、第2配置精度維持部140についての
み説明する。
【0028】本実施形態では、第2配置精度維持部14
0は、図4に示すように第2塵埃侵入防止部材141
と、該第2塵埃侵入防止部材141が非接触な状態にて
進入し上記移動部1246への塵埃等の異物の侵入を妨
げる凹部142とを有する。上記第2塵埃侵入防止部材
141は、上記第1定盤1241において上記第1基板
171の支持面1241aに対向し、又、真空容器12
3の底部1232に対向する底部対向面1247の全周
にわたって、かつ第1定盤1241に対向して上記真空
容器123の底部1232に立設される。このように第
2塵埃侵入防止部材141が設けられることで、上記移
動部1246は、第2塵埃侵入防止部材141にて包囲
される。上記凹部142は、第1定盤1241の上記底
部対向面1247に上記第2塵埃侵入防止部材141に
対応して、図5に示すように底部対向面1247の全周
にわたり形成される。凹部142の深さ1421は、本
実施形態では約5mmであり、幅1422は約10mm
である。又、第2塵埃侵入防止部材141と凹部142
との隙間1423は、第1定盤1241における上記水
平方向1245への移動を妨げず、かつ移動部1246
への上記異物の侵入が困難となる大きさであればよい。
【0029】このように第2塵埃侵入防止部材141及
び凹部142を設けることで、上記異物が上記移動部1
246へ侵入するには、第2塵埃侵入防止部材141と
凹部142との隙間1423を通過する必要が生じる。
よって、第2塵埃侵入防止部材141及び凹部142を
設けない場合に比べて、上記異物の上記移動部1246
への侵入が困難となる。よって、上記移動部1246の
移動が上記異物により困難になることを防止でき、上記
水平方向1245への第1定盤1241の移動を円滑に
行うことができる。よって、当該液晶表示パネルにおけ
る各画素部分に対応して、各画素における液晶材料駆動
部が位置ずれすることなく配置されるように第1定盤1
241を上記水平方向1245に移動させて、第1基板
171と第2基板172との位置合わせを行うとき、第
1基板171と第2基板172との位置決め精度が悪化
することを防止できる。したがって、上記異物に起因し
て、画像不良や画像むらの発生を防止でき、液晶表示パ
ネルの品質低下を防止することができる。
【0030】本実施形態では上述のように第2配置精度
維持部140として第2塵埃侵入防止部材141及び凹
部142を設けているが、凹部142は必ずしも必要な
い。例えば図6に示すように、第1定盤1241の底部
対向面1247に接触し移動部1246への塵埃等の異
物の侵入を防止する起毛部1431を有する第2塵埃侵
入防止部材143を第2配置精度維持部140として設
けても良い。第2塵埃侵入防止部材143も上述の第2
塵埃侵入防止部材141と同様に、底部対向面1247
の全周にわたり対向しかつ移動部1246を包囲して配
置される。又、上記起毛部1431は、第1定盤124
1の水平方向1245への移動を抑制する程度の抵抗を
第1定盤1241に与えるものではない。このような第
2塵埃侵入防止部材143を設けても上述の第2塵埃侵
入防止部材141と同様の効果を奏することができる。
【0031】次に、図3等を参照して、本実施形態の液
晶表示パネル製造装置103に備わる上記第3配置精度
維持部150について説明する。尚、当該液晶表示パネ
ル製造装置103と、上述した液晶表示パネル製造装置
101、102との相違点は、上記第1配置精度維持部
130や第2配置精度維持部140に代えて第3配置精
度維持部150を設けた点であり、その他の構成で変わ
る部分はない。よって液晶表示パネル製造装置103の
基本的な構成部分についての説明は省略し、以下には、
第3配置精度維持部150についてのみ説明する。
【0032】上記第3配置精度維持部150は、上記第
1定盤1241の近傍であり上記真空容器123の下
部、本実施形態では上記底部1232に開口する吸引口
151と、該吸引口151に接続され上記移動部124
6へ侵入する塵埃等の異物について上記吸引口151を
通して吸引し、制御装置180にて動作制御される塵埃
吸引装置152とを有する。上記吸引口151は、図7
に示すように第1定盤1241の周囲に沿って適宜な間
隔にて設けた円形状の穴でもよいし、又は、図8に示す
ように第1定盤1241の周囲に沿って例えば連続的に
設けた溝状の開口であってもよい。真空容器123内は
真空状態にする必要があることから、吸引口151と塵
埃吸引装置152との間には、真空容器123内と塵埃
吸引装置152とを遮断、連通可能とするバルブ153
を設けている。このような第3配置精度維持部150
は、真空容器123内が大気圧状態にあるとき、吸引口
151及びバルブ153を介して塵埃吸引装置152に
よる吸引を行う。該吸引動作により、真空容器123の
特に底部1232に存在する上記異物が塵埃吸引装置1
52に吸引される。そして、所定時間での吸引動作の終
了後、バルブ153を閉め、真空容器123内が真空状
態に設定される。
【0033】このように第3塵埃侵入防止部材150を
設けることで、特に底部1232に存在する上記異物が
吸引されることから、上記異物が上記移動部1246に
侵入することを防ぐことができる。よって、上記移動部
1246の移動が上記異物により困難になることを防止
でき、上記水平方向1245への第1定盤1241の移
動を円滑に行うことができる。よって、当該液晶表示パ
ネルにおける各画素部分に対応して、各画素における液
晶材料駆動部が位置ずれすることなく配置されるように
第1定盤1241を上記水平方向1245に移動させ
て、第1基板171と第2基板172との位置合わせを
行うとき、第1基板171と第2基板172との位置決
め精度が悪化することを防止できる。したがって、上記
異物に起因して、画像不良や画像むらの発生を防止で
き、液晶表示パネルの品質低下を防止することができ
る。
【0034】次に、上記塵埃防止装置における上記隙間
精度維持タイプの実施形態としての上記第2隙間精度維
持装置190について説明する。尚、第2隙間精度維持
装置190が第2基板支持面塵埃除去装置に対応する。
一実施形態であって図9に示す液晶表示パネル製造装置
104は、上記第2隙間精度維持装置190を備える。
尚、図9では液晶表示パネル製造装置104の構造につ
いて簡略化して図示しているが、液晶表示パネル製造装
置104は、上述した例えば液晶表示パネル製造装置1
01に備わる第1配置精度維持部130に代えて第2隙
間精度維持装置190を備えた構造を有する。よって、
液晶表示パネル製造装置104も液晶表示パネル製造装
置101とほぼ同様の構成部分を有するが、以下では、
液晶表示パネル製造装置101等と同一の構成部分の説
明は省略し、第2隙間精度維持装置190についてのみ
説明を行う。又、図9には図示していないが、適宜な部
材により第2基板保持装置125は第1定盤1241の
上方に支持されている。
【0035】第2隙間精度維持装置190は、上記第2
定盤1251の上記第2基板172の支持面1251a
から上記異物を除去し上記第1基板171と上記第2基
板172との隙間の距離173の精度を維持する装置で
あり、より具体的には、第2定盤1251の上記支持面
1251aに接触し該支持面1251aに存在する塵埃
等の異物を該支持面1251aから除去する第2定盤用
塵埃除去部材191と、該第2定盤用塵埃除去部材19
1を上記支持面1251aに沿って移動させる第2定盤
用移動装置192とを有する。尚、第2定盤用塵埃除去
部材191が第2基板支持面塵埃除去部材に相当し、第
2定盤用移動装置192が第2基板支持面塵埃除去部材
移動装置に相当する。
【0036】上記第2定盤用移動装置192は、上記第
2定盤用塵埃除去部材191が上記支持面1251aに
接触するように第2定盤用塵埃除去部材191を支持す
る支持部材1921と、該支持部材1921つまり第2
定盤用塵埃除去部材191を第2定盤1251の長さ方
向1925に移動させる駆動機構1922とを有する。
該駆動機構1922には、上記支持部材1921を取り
付けたボールネジ部19221と、該ボールネジ部19
221を駆動し制御装置180にて動作制御される駆動
源19222と、上記支持部材1921の移動の案内を
行うガイド部19223とが備わる。
【0037】第2定盤用塵埃除去部材191は、上記支
持面1251aから塵埃等の異物を除去する機能を有す
るものであれば良く、その形態は問わないが、本実施形
態では、図11に示すように上記支持面1251aの全
幅を超える長さを有し、支持面1251aを回転しなが
ら移動可能なローラ状の棒材にて形成している。上述の
ように第2定盤用移動装置192にて第2定盤用塵埃除
去部材191が支持面1251aに接触しながら上記長
さ方向1925へ移動することで、上記支持面1251
aに存在する塵埃等の異物が第2定盤用塵埃除去部材1
91に付着するので、支持面1251aを清浄化するこ
とができる。又、本実施形態のように、第2定盤用塵埃
除去部材191をローラ形状とすることで、支持面12
51aにおける第2定盤用塵埃除去部材191の移動が
円滑化でき、上記支持面1251aの塵埃等の異物除去
の作業性を向上することができる。
【0038】さらに又、上記第2定盤用塵埃除去部材1
91をゴム製とすることで、上記異物の除去力を向上さ
せることができる。又、さらに、上記第2定盤用塵埃除
去部材191を、例えば上記ゴム材のような弾性材料に
て形成し、その表面に粘着性を持たせることで、塵埃等
の異物除去力をさらに向上させてもよい。さらに又、第
2定盤用塵埃除去部材191を上記支持面1251aに
押圧させるように、上記支持部材1921に、例えばバ
ネ等の付勢部材を取り付け、第2定盤用塵埃除去部材1
91の上記支持面1251aへの接触性を良くしてもよ
い。これによりさらに塵埃等の異物除去力を向上させる
ことができる。
【0039】このように第2定盤用塵埃除去部材191
及び第2定盤用移動装置192を設けることで、第2定
盤1251の上記支持面1251aに存在する上記異物
が除去されることから、上記支持面1251aに第2基
板172が吸着保持されたとき、上記支持面1251a
と第2基板172の外面1721との間に上記異物が存
在することはほとんどなくなる。よって、支持面125
1aと上記外面1721との間に挟まれた塵埃等の異物
に起因して、支持面1251aに保持された第2基板1
72が第1基板171側へ凸状となることがほぼなくな
るので、第1基板171と第2基板172との間の隙間
の距離173の精度が悪化するということを防止でき
る。従って、上記異物に起因する画像不良や画像むらの
発生を防止でき、液晶表示パネルの品質低下を防止する
ことができる。
【0040】さらに又、第2定盤1251の上記支持面
1251aだけでなく、図10に示すように第1定盤1
241の上記支持面1241a上に存在する上記異物を
除去するための第1隙間精度維持装置193をさらに設
けても良い。尚、図10に示す第1隙間精度維持装置1
93も上述の第2隙間精度維持装置190に備わる構成
部分と同じ構成部分を有しており、該同じ構成部分につ
いては図10において同じ符号を付している。又、これ
らの構成部分の説明は省略する。又、第1隙間精度維持
装置193が第1基板支持面塵埃除去装置に相当し、第
2定盤用塵埃除去部材191が第1基板支持面塵埃除去
部材に相当し、第2定盤用移動装置192が第1基板支
持面塵埃除去部材移動装置に相当する。このように、第
2隙間精度維持装置190に加えてさらに第1隙間精度
維持装置193を設けることで、第1定盤1241の支
持面1241aと第1基板171の外面1711との間
に塵埃等の異物が挟まれることはほとんどなくなるの
で、該異物に起因して、支持面1241aに保持された
第1基板171が第2基板172側へ凸状となることを
防止できる。よって、第1基板171と第2基板172
との間の隙間の距離173の精度が悪化するのを防止で
き、上記異物に起因する画像不良や画像むらの発生を防
止でき、液晶表示パネルの品質低下を防止することがで
きる。
【0041】又、第2隙間精度維持装置190及び第1
隙間精度維持装置193の両方を設けたときには、重力
に従って塵埃等の異物は落下するので、まず、第2隙間
精度維持装置190にて第2定盤1251の支持面12
51aの清掃を行い、その後に第1隙間精度維持装置1
93にて第1定盤1241の支持面1241aの清掃を
行うのが好ましい。
【0042】又、上述した、第1配置精度維持部13
0、第2配置精度維持部140、及び第3配置精度維持
部150のいずれかを設け、かつ第2隙間精度維持装置
190及び第1隙間精度維持装置193の内、少なくと
も第2隙間精度維持装置190を設けることもできる。
以下には、例えば上記第1配置精度維持部130と、上
記第2隙間精度維持装置190とを設けた液晶表示パネ
ル製造装置を例に採り、液晶表示パネルの製造方法につ
いて説明する。尚、上記液晶表示パネル製造方法は、制
御装置180の動作制御に基づいて実行される。
【0043】液晶表示パネルの製造を開始する前に、図
9に示すように、まず上記第2隙間精度維持装置190
にて第2定盤1251の支持面1251aの清掃を行
う。尚、第1隙間精度維持装置193をも設けたときに
は、支持面1251aの清掃後、図10に示すように第
1隙間精度維持装置193にて第1定盤1241の支持
面1241aの清掃を行う。
【0044】次に、液晶材料3及び紫外線硬化型の接着
剤4をそれぞれ厚み30μmで塗布した第1基板171
を第1定盤1241の支持面1241a上に載置し、上
記第1定盤吸引装置1243の動作により、第1基板1
71の外面1711の全面を大気圧中にて第1定盤12
41に吸着させて第1基板171を第1定盤1241に
固定する。
【0045】次に、上記第2定盤吸引装置1253を動
作させて第2定盤1251の支持面1251aに、大気
圧中にて、第2基板172の外面1721の全面を吸着
して第2基板172を固定する。このように第2基板1
72を固定している第2定盤1251を、第1基板17
1と第2基板172とが対向するようにして真空容器1
23内に装着した後、蓋1231にて真空容器123を
密閉し、真空装置122にて真空容器123内を真空状
態にする。さらに、基板保持装置125の第2定盤駆動
装置1252を動作させて、第2定盤1251、つまり
第2基板172を第1基板171側へ移動させ、第1基
板171上に塗布されている接着剤4又は液晶部材3
に、第2基板172の内面1722を接触させる。
【0046】次に、当該液晶表示パネルにおける各画素
部分に対応して、各画素における液晶材料駆動部が位置
ずれすることなく配置されるように、第1基板保持装置
124の第1定盤駆動装置1242を動作させて、第1
基板171を保持している第1定盤1241を、第1基
板171の厚み方向に直交する水平方向1245に移動
させ、第1基板171と第2基板172との位置合わせ
を行う。
【0047】上記位置合わせ後、さらに上記第2定盤駆
動装置1252を動作させて、図1〜図3に示すよう
に、第1基板171と第2基板172との隙間の距離1
73が設計値である、本実施形態では5μmとなるま
で、第2定盤1251、つまり第2基板172を第1基
板171側へ移動させる。該移動により、及び真空容器
123内は真空状態であることにより、液晶材料3は、
第1基板171の内面1712上であって、接着剤4に
て囲まれた内側領域に気泡を含むことなく密閉される。
又、上記5μmは、接着剤4に含まれる球状のスペーサ
5の大きさに等しく、第2基板172はスペーサ5にて
移動が制限されるまで第1基板171側へ移動する。
【0048】このようにして上記5μmの距離173に
て合体した第1基板171及び第2基板172からなる
液晶表示パネルは、真空容器123内の真空状態が解除
された後、真空容器123外の紫外線照射位置へ搬送さ
れる。そして、図12に示すように上記紫外線照射位置
では、接着剤4を硬化させる紫外線が紫外線源6から上
記液晶表示パネル174に照射される。該照射により、
接着剤4は硬化し、第1基板171と第2基板172と
を接着して、完成品としての液晶表示パネル174が作
製される。
【0049】上述の製造動作において、上記第1配置精
度維持部130に代えて第3配置精度維持部150を設
けた場合には以下の動作となる。即ち、上記異物が落下
することもあることから上記第2隙間精度維持装置19
0、さらには上記第1隙間精度維持装置193を使用し
た上記清掃を終了した後、真空容器123内が大気圧状
態にあるとき、塵埃吸引装置153を動作させて真空容
器123の底部1232に存在する上記異物の吸引を行
う。該吸引終了後、上述の隙間精度維持装置190、1
93による上記清掃後の動作が実行される。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
液晶表示パネル製造装置、及び第2態様の液晶表示パネ
ル製造方法によれば、塵埃防止装置を備えたことで、第
1基板を保持する第1基板保持装置及び第2基板を保持
する第2基板保持装置の少なくとも一方に対する真空容
器内の塵埃等の異物の作用を防止することができる。よ
って、上記第1基板及び第2基板を合体させたときの両
者間の隙間精度が上記異物に起因して悪化したり、上記
第1基板及び第2基板の水平方向における位置決め精度
が上記異物に起因して悪化するのを防止できる。したが
って上記異物に起因して液晶表示パネルの品質が低下す
るのを防止することができる。
【0051】又、上記塵埃防止装置が上記第2基板保持
装置に対して設けられた第2基板支持面塵埃除去装置で
あるとき、該第2基板支持面塵埃除去装置は、上記第2
基板保持装置に備わる第2定盤の第2基板支持面から塵
埃等の異物を除去する。よって、第2基板保持装置に第
2基板を保持したとき、第2基板保持装置に備わる第2
定盤と第2基板との間に塵埃等の異物が挟まれるのを防
止できる。よって第2基板保持装置に保持された第2基
板が第1基板側へ凸状となることを防止でき、第1基板
と第2基板とが合体したとき、両者間の隙間精度は良好
な状態に維持される。したがって、上記異物に起因して
液晶表示パネルの品質が低下するのを防止することがで
きる。
【0052】上記第2基板支持面塵埃除去装置が第2基
板支持面塵埃除去部材と第2基板支持面塵埃除去部材移
動装置とを有することで、上記第2基板支持面の塵埃等
の異物除去を円滑に行うことができる。
【0053】又、上記塵埃防止装置は、上記第1基板保
持装置に対して第1基板支持面塵埃除去装置を設けるこ
ともでき、第1基板保持装置に備わる第1定盤の第1基
板支持面から塵埃等の異物を除去することができる。よ
って、上記第2基板支持面塵埃除去装置の場合と同様
に、上記異物に起因する液晶表示パネルの品質低下を防
止することができる。
【0054】又、上記塵埃防止装置は、上記第1基板保
持装置に備わる可動部分である移動部への塵埃等の異物
の侵入を防止する塵埃侵入防止部を有することもでき
る。該塵埃侵入防止部を有することで、上記移動部への
塵埃等の異物侵入が防止され、移動部の水平方向への移
動が上記異物により支障を来すことを防止できる。した
がって第1基板及び第2基板の水平方向における配置精
度を維持することができ、上記異物に起因する液晶表示
パネルの品質低下を防止することができる。
【0055】上記塵埃侵入防止部は、第1塵埃侵入防止
部材、第2塵埃侵入防止部材、並びに、吸引口及び塵埃
吸引装置にて構成することもできる。上記第1塵埃侵入
防止部材は、第1基板の水平方向への移動に影響を及ぼ
し難いので、第1基板の配置精度を維持することができ
る。又、上記第2塵埃侵入防止部材を用いた構成を採る
ことで、第1基板の水平方向への移動に対して全く影響
を与えないので、より高い第1基板の配置精度を達成す
ることができる。又、吸引口及び塵埃吸引装置を用いた
構成を採ることで、当該真空容器内から外部へ塵埃等の
異物を排出してしまうことができ、上記異物の影響をよ
り低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における液晶表示パネル製
造装置であって、第1配置精度維持部を備えた液晶表示
パネル製造装置の構造を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態における液晶表示パネル製
造装置であって、第2配置精度維持部を備えた液晶表示
パネル製造装置の構造を示す図である。
【図3】 本発明の実施形態における液晶表示パネル製
造装置であって、第3配置精度維持部を備えた液晶表示
パネル製造装置の構造を示す図である。
【図4】 図2に示す第2配置精度維持部の拡大図であ
る。
【図5】 図4に示す凹部の形成状態を説明するための
第1定盤の平面図である。
【図6】 図2に示す第2配置精度維持部の変形例を示
す図である。
【図7】 図3に示す第3配置精度維持部の吸引口の形
状を説明するための真空容器底部の平面図である。
【図8】 図3に示す第3配置精度維持部の吸引口の形
状を説明するための真空容器底部の平面図である。
【図9】 本発明の実施形態における液晶表示パネル製
造装置であって、隙間精度維持装置を備えた液晶表示パ
ネル製造装置の構造を示す図である。
【図10】 本発明の実施形態における液晶表示パネル
製造装置であって、隙間精度維持装置を備えた液晶表示
パネル製造装置の構造を示す図である。
【図11】 図10に示す隙間精度維持装置の平面図で
ある。
【図12】 本発明の実施形態における液晶表示パネル
製造装置にて製造される液晶表示パネルの接着剤を硬化
させる状態を示す図である。
【図13】 従来の液晶表示パネルの断面図である。
【図14】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一状態
であり、第1基板上に接着剤を塗布した状態を示す図で
ある。
【図15】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一状態
であり、第1基板上に液晶材料を塗布した状態を示す図
である。
【図16】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一状態
であり、第1基板をテーブル上に配置した状態を示す図
である。
【図17】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一状態
であり、第1基板と第2基板とを近接させている状態を
示す図である。
【図18】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一状態
であり、第1基板と第2基板との位置合わせを行ってい
る状態を示す図である。
【図19】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一状態
であり、第1基板と第2基板とを所定の隙間寸法まで押
圧した状態を示す図である。
【図20】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一状態
であり、接着剤を硬化させる状態を示す図である。
【符号の説明】
3…液晶材料、101〜105…液晶表示パネル製造装
置、123…真空容器、124…第1基板保持装置、1
25…第2基板保持装置、130…第1配置精度維持
部、131…第1塵埃侵入防止部材、140…第2配置
精度維持部、141…第2塵埃侵入防止部材、142…
凹部、150…第3配置精度維持部、151…吸引口、
152…塵埃吸引装置、171…第1基板、172…第
2基板、173…距離、190…第2隙間精度維持部、
191…第2定盤用塵埃除去部材、192…第2定盤用
移動装置、193…第1隙間精度維持部、1211…紫
外線源、1232…底部、1241…第1定盤、124
1a…第1基板支持面、1246…移動部、1247…
底部対向面、1251…第2定盤、1251a…第2基
板支持面、1311…一端、1312…他端。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内に設けられ液晶表示パネルを
    構成する第1基板と第2基板とが互いに対向して配置さ
    れて上記液晶表示パネルを製造する液晶表示パネル製造
    装置であって、 上記第1基板を保持する第1基板保持装置、及び上記第
    2基板を保持する第2基板保持装置の少なくとも一方に
    対して異物による上記液晶表示パネルの品質低下を防止
    する塵埃防止装置を備えたことを特徴とする液晶表示パ
    ネル製造装置。
  2. 【請求項2】 上記第2基板保持装置は、上記第2基板
    を水平に保持する第2基板支持面を有し、該第2基板保
    持装置に対して上記塵埃防止装置を設けるとき、上記塵
    埃防止装置は、上記第2基板支持面の異物を除去する第
    2基板支持面塵埃除去装置を有する、請求項1記載の液
    晶表示パネル製造装置。
  3. 【請求項3】 上記第2基板支持面塵埃除去装置は、上
    記第2基板支持面に接触し上記第2基板支持面の異物を
    除去する第2基板支持面塵埃除去部材と、該第2基板支
    持面塵埃除去部材を上記第2基板支持面に沿って移動さ
    せる第2基板支持面塵埃除去部材移動装置とを有する、
    請求項2記載の液晶表示パネル製造装置。
  4. 【請求項4】 上記第1基板保持装置は、上記第1基板
    を水平に保持する第1基板支持面を有し、該第1基板保
    持装置に対して上記塵埃防止装置を設けるとき、上記塵
    埃防止装置は、上記第1基板支持面の異物を除去する第
    1基板支持面塵埃除去装置を有し、該第1基板支持面塵
    埃除去装置は、上記第1基板支持面に接触し上記第1基
    板支持面の異物を除去する第1基板支持面塵埃除去部材
    と、該第1基板支持面塵埃除去部材を上記第1基板支持
    面に沿って移動させる第1基板支持面塵埃除去部材移動
    装置とを有する、請求項3記載の液晶表示パネル製造装
    置。
  5. 【請求項5】 上記第1基板保持装置は水平方向に可動
    であり、該可動部分に異物の侵入を防止する塵埃侵入防
    止部を上記第1基板保持装置と上記真空容器との間に設
    けた、請求項1から4のいずれかに記載の液晶表示パネ
    ル製造装置。
  6. 【請求項6】 上記塵埃侵入防止部は、一端が上記真空
    容器に保持され、他端が上記第1基板保持装置に保持さ
    れ、上記第1基板保持装置を水平方向に移動自在とする
    第1塵埃侵入防止部材にてなる、請求項5記載の液晶表
    示パネル製造装置。
  7. 【請求項7】 上記塵埃侵入防止部は、上記第1基板保
    持装置に対向する上記真空容器の底部に立設され、上記
    第1基板保持装置の可動部分を包囲する第2塵埃侵入防
    止部材にてなる、請求項5記載の液晶表示パネル製造装
    置。
  8. 【請求項8】 上記第1基板保持装置における上記第2
    塵埃侵入防止部材の対向する部分は凹部形状であり、上
    記第2塵埃侵入防止部材が非接触な状態にて凹部に進入
    する、請求項7記載の液晶表示パネル製造装置。
  9. 【請求項9】 上記塵埃侵入防止部は、上記第1基板保
    持装置の可動部分を包囲する領域の近傍で上記真空容器
    の底部に開口する吸引口と、該吸引口に接続され異物を
    吸引する塵埃吸引装置とを有する、請求項5記載の液晶
    表示パネル製造装置。
  10. 【請求項10】 真空状態で第1基板と第2基板とが互
    いに対向して液晶表示パネルを構成する液晶表示パネル
    製造方法であって、 上記第1基板を保持する第1基板保持装置、及び上記第
    2基板を保持する第2基板保持装置の少なくとも一方に
    対して異物による上記液晶表示パネルの品質低下を防止
    する塵埃除去工程と、上記第1基板と上記第2基板とを
    貼り合わせる工程と、を備えたことを特徴とする液晶表
    示パネル製造方法。
  11. 【請求項11】 上記塵埃除去工程は、塵埃除去部材を
    上記第1基板保持装置の第1基板支持面若しくは上記第
    2基板保持装置の第2基板支持面に沿って移動させる、
    請求項10記載の液晶表示パネル製造方法。
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