JP2002090405A - 表面実装型電子部品及びその測定治具 - Google Patents

表面実装型電子部品及びその測定治具

Info

Publication number
JP2002090405A
JP2002090405A JP2000277788A JP2000277788A JP2002090405A JP 2002090405 A JP2002090405 A JP 2002090405A JP 2000277788 A JP2000277788 A JP 2000277788A JP 2000277788 A JP2000277788 A JP 2000277788A JP 2002090405 A JP2002090405 A JP 2002090405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
electrode
measuring
electronic component
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000277788A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Fujikawa
藤川  誠
Koji Nagata
康志 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000277788A priority Critical patent/JP2002090405A/ja
Publication of JP2002090405A publication Critical patent/JP2002090405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は実装面側に端子電極を有する各種表
面実装型電子部品及びその測定治具に関するものであっ
て、表面実装型電子部品の歩留まりを向上させることを
目的とする。 【解決手段】 表面実装型電子部品1の測定に用いられ
る治具基板5に設けられた接続電極12,16の表面
を、治具基板5の表面より突出させたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は実装面側に端子電極
を有する各種表面実装型電子部品及びその測定治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】実装面側に端子電極を有する表面実装型
電子部品の測定治具は、一般に治具基板上に表面実装型
電子部品を載置し、この表面実装型電子部品を押圧手段
を用いて治具基板に対して圧接するものである。
【0003】このような測定治具において治具基板に
は、表面に端子電極と接続される接続電極と、この接続
電極を治具基板の外部に設置された測定器に接続するた
めの伝送線路とが設けられている。
【0004】そして従来、このような治具基板において
は、表面実装型電子部品の実装状態を忠実に再現するた
め、治具基板の表面の端子電極を除く部位に電極保護膜
が形成され、この結果、端子電極の表面位置が電極保護
膜の表面から窪んだ位置となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端子電
極と接続される接続電極の表面が治具基板の表面から窪
んだ位置となるため、接続電極と端子電極との接続を確
実に行うのに表面実装型電子部品に対して上方から押圧
手段を用いて大きな圧力を加える必要があり、時にはこ
の圧力によって製品を損傷させてしまい、歩留まりを悪
化させるという問題があった。
【0006】そこで本発明はこのような問題を解決し、
表面実装型電子部品の測定の歩留まりを向上させること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、特に接続電極の表面を前記実装基板の表面よ
り突出させたものであって、接続電極と端子電極との接
続が容易にでき表面実装型電子部品に加える圧力を小さ
なものとできるのである。
【0008】請求項2に記載の発明は、特に接続電極は
銅素材から形成するとともに、この銅素材を表面に露出
させたものであって、端子電極に伝送効率に優れかつ硬
度の低い素材を選択することで、押圧に伴う表面実装型
電子部品に加わる圧力を緩和できるとともに、精度の高
い測定が行えるものとできるのである。
【0009】請求項3に記載の発明は、特に接続電極上
に接続方向に対してのみ導通性を有する導電性弾性体を
載置したものであって、製品に加える圧力をさらに緩和
できるのである。
【0010】請求項4に記載の発明は、特に請求項1に
記載の測定治具を用いて製造した表面実装型電子部品で
あって、製品に加わる圧力が抑制されより精度の高い特
性を検出できることから、特性調整が精度よく実施で
き、測定誤差の少ない表面実装型電子部品を得ることが
できるのである。
【0011】請求項5に記載の発明は、特に接続電極を
銅素材で形成した測定治具を用いて電気特性を測定した
表面実装型電子部品であって、請求項2と同様により精
度の高い測定が行えるので、測定誤差の少ない表面実装
型電子部品を得ることができるのである。
【0012】請求項6に記載の発明は、特に接続電極上
に接続方向に対してのみ導通性を有する導電性弾性体を
載置した測定治具を用いて電気特性を測定した表面実装
型電子部品であって、請求項3と同様にさらに精度の高
い測定が行えるので、さらに測定誤差の少ない表面実装
型電子部品を得ることができるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て図を用いて説明する。
【0014】図1は表面実装型電子部品の一例である高
周波誘電体フィルタ1の下面側から見た斜視図である。
【0015】この高周波誘電体フィルタ1は、特に図示
はしていないが誘電体セラミックからなる積層体の内層
部分に、ストリップライン電極やコンデンサ電極及びア
ース電極を適宜設けたものであり、積層体の実装面とな
る下面側には、積層体の側面から延出された端子電極2
a,2bが設けられている。なお、端子電極2aは前述
したストリップラインやコンデンサ電極と接続された入
出力用の端子であり、端子電極2bは前述したアース電
極と接続された接地用の端子である。
【0016】このような高周波誘電体フィルタ1の電気
特性を測定するには、図2に示すように電気特性を測定
する外部測定器3とこれに接続された測定治具4を用い
ているのである。また、測定治具4は高周波誘電体フィ
ルタ1を載置する治具基板5と、この高周波誘電体フィ
ルタ1を治具基板5に圧接する押圧手段6とで構成され
る。
【0017】そして、治具基板5はガラスエポキシ系樹
脂基板で形成され、表裏面にはそれぞれ銅素材からなる
所定の電極パターンが形成されており、裏面側には図3
に示すように治具基板5の略全面に設けられたアース電
極7と、このアース電極7とは分離された2本の伝送線
路8が基板中央部分から基板端まで設けられている。な
お、この伝送線路8は図2に示すように治具基板5の基
板両端に接続されたコネクタ9及びケーブル10を介し
て外部測定器3に接続されている。
【0018】また、治具基板5の表面側には、図4に示
すように略全面にアース電極11が設けられるととも
に、基板中央部分に図1に示す高周波誘電体フィルタ1
の入出力用の端子電極2aが接続される2つの入出力用
の接続電極12がアース電極11と分離された状態で設
けられている。
【0019】そして、それぞれの接続電極12は図5に
示すようにスルーホール13を介して基板裏面に設けら
れた伝送線路8と接続されている。
【0020】なお、この治具基板5の表面側には、電極
保護膜15が従来の技術で述べたように高周波誘電体フ
ィルタ1の測定状態を実際の実装状態に近似させるた
め、図4に示すように破線14a,14bで囲まれた4
つの領域を除く部分に図5に示すように電極保護膜15
が被覆されており、図4に示すアース電極11内に設け
られた破線14bで囲まれた領域は、図1に示す高周波
誘電体フィルタ1の接地用の端子電極2bを接続させる
接地用の接続電極16となっており、図4に示す破線1
4aで囲まれた領域は、前述したように図1に示す高周
波誘電体フィルタ1の入出力用の端子電極2aを接続さ
せる接地用の接続電極12となっている。
【0021】そして、この治具基板5の高周波誘電体フ
ィルタ1を実装する上面側についてみると、接続電極1
2,16の表面が治具基板5の表面となる電極保護膜1
5の上面より突出状態として、治具基板5と高周波誘電
体フィルタ1との接続、つまり接続電極12,16と端
子電極2a,2bとの接続に要する圧力を小さなものと
している。
【0022】すなわち、高周波誘電体フィルタ1の測定
においては図2に示されるように、治具基板5に対して
高周波誘電体フィルタ1を押圧手段6によって圧接し端
子電極2a,2bと接続電極12,16との電気的導通
をはかるにあたって、前述した従来の治具基板5のよう
に接続電極12,16の表面が電極保護膜15の表面よ
り窪んだものであれば、これらの電気的導通をはかるた
めに高周波誘電体フィルタ1に大きな圧力を加える必要
があった。
【0023】しかしながら、この図5に示す治具基板5
のように接続電極12,16の表面を電極保護膜15の
表面より突出させることで、治具基板5上に高周波誘電
体フィルタ1を実装した場合、まず最初に端子電極2
a,2bの下面が接続電極12,16の上面と接触する
こととなり、端子電極2a,2bと接続電極12,16
との電気的導通を確実に行え、押圧手段6は従来のよう
に高周波誘電体フィルタ1を大きな圧力で圧接する必要
はなくなる。そして、単に高周波誘電体フィルタ1を治
具基板5上に固定するだけのものとなる。従って、押圧
手段6による高周波誘電体フィルタ1の破損を防止でき
製品歩留まりを向上させることができるとともに、この
治具基板5における測定精度を向上できるのである。
【0024】また、接続電極12,16を他の電極パタ
ーンと同様の銅素材から形成するとともに、この銅素材
を接続電極12,16の表面に露出させれば、銅素材が
伝送効率に優れかつ硬度の低い素材であるので、押圧に
伴う高周波誘電体フィルタ1に加わる圧力を緩和できる
とともに、接続電極12,16部分での伝送ロスを抑制
でき精度の高い測定が行えるのである。
【0025】なお、このように接続電極12,16の電
極厚を調節するにおいては、一旦従来の技術で述べたよ
うに治具基板5を形成し、接続電極12,16部分に対
して部分メッキを施すことで簡単に調節できるのであ
る。
【0026】さらに、特に図示はしていないが、治具基
板5上に上下方向のみに導通指向性を有する導電性弾性
体を載置すれば、押圧手段6による圧力をさらに緩和で
きるのである。
【0027】このようにして高周波誘電体フィルタ1の
電気特性を測定することで、製品歩留まりを向上できる
とともに、測定時における高周波誘電体フィルタ1に対
する圧力を緩和することで、この圧力に伴う高周波誘電
体フィルタ1の微少な変形を極力抑制でき、この変形に
伴う特性変化をも抑制できるので、より正確な電気特性
が測定できるようになり、この結果として高性能な高周
波誘電体フィルタを提供できるのである。
【0028】すなわち、この高周波誘電体フィルタ1の
ように高周波分野における表面実装型電子部品において
その効果は大きなものとなるのである。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、接続電極
の表面を前記実装基板の表面より突出させたものであっ
て、接続電極と端子電極との接続が容易にでき製品に加
える圧力を小さなものとできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の高周波誘電体フィルタ
の下面側斜視図
【図2】同高周波誘電体フィルタの電気特性の測定状態
を示す斜視図
【図3】同高周波誘電体フィルタの電気特性を測定する
治具基板の下面図
【図4】同治具基板の上面図
【図5】同高周波誘電体フィルタの電気特性の測定状態
を示す断面図
【符号の説明】
1 高周波誘電体フィルタ 2a,2b 端子電極 3 外部測定器 4 測定治具 5 治具基板 6 押圧手段 8 伝送線路 12,16 接続電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G011 AA21 AC14 AC32 AE00 AF06 2G036 AA19 BA43 BB00 CA02 CA09 5E082 AA01 BB01 BC38 MM22 MM35 5J024 AA01 DA32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装面側に端子電極を有する表面実装型
    電子部品の測定治具であって、前記測定治具は、外部測
    定器に接続する伝送線路及びその伝送線路に接続される
    とともに前記端子電極と当接する接続電極を有する治具
    基板と、この治具基板上に配置した前記表面実装型部品
    の端子電極を前記接続電極に圧接する押圧手段とを備
    え、前記接続電極の表面を前記実装基板の表面より突出
    させた表面実装型電子部品の測定治具。
  2. 【請求項2】 接続電極は銅素材から形成するととも
    に、この銅素材を前記治具基板の表面に露出させた請求
    項1に記載の表面実装型電子部品の測定治具。
  3. 【請求項3】 接続電極上に接続方向に対してのみ導通
    性を有する導電性弾性体を載置した請求項2に記載の表
    面実装型電子部品の測定治具。
  4. 【請求項4】 外部測定器に接続する伝送線路及びこの
    伝送線路に接続されるとともに前記端子電極と当接する
    接続電極を有する治具基板と、この治具基板上に配置し
    た前記表面実装型部品の端子電極を前記接続電極に圧接
    する押圧手段とを備え、前記接続電極の表面が前記実装
    基板の表面より突出した測定治具を用いて電気特性を測
    定した表面実装型電子部品。
  5. 【請求項5】 接続電極は銅素材から形成するととも
    に、この銅素材を前記治具基板の表面に露出させた測定
    治具により電気特性を測定した請求項4に記載の表面実
    装型電子部品。
  6. 【請求項6】 接続電極上に接続方向に対してのみ導通
    性を有する導電性弾性体を載置した測定治具により電気
    特性を測定した請求項5に記載の表面実装型電子部品。
JP2000277788A 2000-09-13 2000-09-13 表面実装型電子部品及びその測定治具 Pending JP2002090405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000277788A JP2002090405A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 表面実装型電子部品及びその測定治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000277788A JP2002090405A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 表面実装型電子部品及びその測定治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002090405A true JP2002090405A (ja) 2002-03-27

Family

ID=18763053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000277788A Pending JP2002090405A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 表面実装型電子部品及びその測定治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002090405A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101239042B1 (ko) 진동편 기판 및 음차형 진동편
JP2002090405A (ja) 表面実装型電子部品及びその測定治具
JP2000156588A (ja) チップ部品のシールド構造
JP4075456B2 (ja) 電気特性測定治具および電気特性測定方法
US10237991B2 (en) Electronic component
JP4103466B2 (ja) 高周波コネクタの表面実装方法及び高周波コネクタ実装プリント基板並びにプリント基板
JP4365982B2 (ja) 傾斜センサ
JP3228785B2 (ja) 高周波素子の測定方法及び測定装置
JP4765508B2 (ja) 高周波デバイスの測定治具
JPH08110366A (ja) 表面実装型電子部品の測定治具
JPH1038971A (ja) 表面実装型電子部品の測定装置
JPS5924163Y2 (ja) マイクロ波ストリップ回路の実装構造
KR200282644Y1 (ko) 표면실장형 콘덴서 마이크로폰
JPH06273466A (ja) チップ部品の測定方法
WO2009157563A1 (ja) 伝送線路基板及び高周波部品の測定装置
JPH01112793A (ja) 回路基板
JP2500065Y2 (ja) ディレ―ライン実装ソケット
JP3105444B2 (ja) 電子部品評価用治具及び電子部品評価方法
JP2004061290A (ja) 半導体装置用評価装置
JPH0527009Y2 (ja)
JPH0536772A (ja) 高周波特性測定用治具
JPH10190355A (ja) 圧電デバイス用パッケージ
JPH0832315A (ja) シート型マイクロストリップ線路
JP4238635B2 (ja) 電子部品の特性測定治具
JPS595987Y2 (ja) 高周波回路装置