JP2002089895A - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
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- JP2002089895A JP2002089895A JP2000280639A JP2000280639A JP2002089895A JP 2002089895 A JP2002089895 A JP 2002089895A JP 2000280639 A JP2000280639 A JP 2000280639A JP 2000280639 A JP2000280639 A JP 2000280639A JP 2002089895 A JP2002089895 A JP 2002089895A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特に除菌効果の高い加湿器を提供すること。
【解決手段】 運転スイッチが入ると、水受け水槽6内
の水を加湿用吸水体21が均一に吸い上げて、吹出用送
風機により空気取入口4から本体1内に導入された室内
空気を通路形成板24により案内して前記吸水体21の
外側面から該吸水体21内空間に導き、該吸水体21か
ら気化した水蒸気と混合して加湿された空気を吹出用開
口22より本体1外の室内に供給する。そして、前記運
転開始により前記電極10は通電され、前記水槽6内の
電極10により水を電気分解し、それに伴って、この電
気分解によって塩素を発生させるが、塩素は水に溶け易
いから、殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が発生
することとなる。このため、レジオネラ菌、大腸その他
の菌類の繁殖が防止でき、室内に該レジオネラ菌等を放
出することがないものである。
の水を加湿用吸水体21が均一に吸い上げて、吹出用送
風機により空気取入口4から本体1内に導入された室内
空気を通路形成板24により案内して前記吸水体21の
外側面から該吸水体21内空間に導き、該吸水体21か
ら気化した水蒸気と混合して加湿された空気を吹出用開
口22より本体1外の室内に供給する。そして、前記運
転開始により前記電極10は通電され、前記水槽6内の
電極10により水を電気分解し、それに伴って、この電
気分解によって塩素を発生させるが、塩素は水に溶け易
いから、殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が発生
することとなる。このため、レジオネラ菌、大腸その他
の菌類の繁殖が防止でき、室内に該レジオネラ菌等を放
出することがないものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内に加湿空気を
供給する加湿器に関するものである。
供給する加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の加湿器は、一般に特開平5−1
15818号公報等に開示される超音波加湿器が良く知
られている。この超音波加湿器は超音波振動子を有する
気化槽に水を供給し、その水を前記振動子により霧化し
て、外部より取り入れた空気と混ぜて加湿空気を生成し
室内に供給するものである。また、電気ヒータで水を沸
騰させて加湿空気を得るものもある。
15818号公報等に開示される超音波加湿器が良く知
られている。この超音波加湿器は超音波振動子を有する
気化槽に水を供給し、その水を前記振動子により霧化し
て、外部より取り入れた空気と混ぜて加湿空気を生成し
室内に供給するものである。また、電気ヒータで水を沸
騰させて加湿空気を得るものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述する超音
波加湿器等では、25℃〜30℃条件下で、特に気化槽
等に汚れがあると、レジオネラ菌等が繁殖し易く、これ
を室内に放出するという問題があった。また、電気ヒー
タを用いたものでは運転費用が高くなる問題点があっ
た。
波加湿器等では、25℃〜30℃条件下で、特に気化槽
等に汚れがあると、レジオネラ菌等が繁殖し易く、これ
を室内に放出するという問題があった。また、電気ヒー
タを用いたものでは運転費用が高くなる問題点があっ
た。
【0004】そこで本発明は、特に除菌効果の高い加湿
器を提供することを目的とする。
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため第1の発明は、
給水タンクから水の供給を受ける水槽に一部が浸され毛
細管現象により前記水を吸上げる吸水体を送風機で形成
される風路中に設け、該吸水体より気化した水蒸気と前
記風路中の空気を混合して室内へ供給する共に、除菌作
用のある物質を発生させる電極を前記水槽の水中に埋没
させることを特徴とする。
給水タンクから水の供給を受ける水槽に一部が浸され毛
細管現象により前記水を吸上げる吸水体を送風機で形成
される風路中に設け、該吸水体より気化した水蒸気と前
記風路中の空気を混合して室内へ供給する共に、除菌作
用のある物質を発生させる電極を前記水槽の水中に埋没
させることを特徴とする。
【0006】また第2の発明は、給水タンクから水の供
給を受ける水槽に一部が浸され毛細管現象により前記水
を吸上げる吸水体を送風機で形成される風路中に設け、
該吸水体より気化した水蒸気と前記風路中の空気を混合
して室内へ供給する共に、除菌作用のある物質を発生さ
せる電極を前記給水タンク内に設けたことを特徴とす
る。
給を受ける水槽に一部が浸され毛細管現象により前記水
を吸上げる吸水体を送風機で形成される風路中に設け、
該吸水体より気化した水蒸気と前記風路中の空気を混合
して室内へ供給する共に、除菌作用のある物質を発生さ
せる電極を前記給水タンク内に設けたことを特徴とす
る。
【0007】第3の発明は、前記水槽は前記給水タンク
につながる給水路及び前記吸水体の前記一部が浸される
水路を有すると共に、前記給水路と水路とをつなぐ連通
路に前記電極を配置して成ることを特徴とする。
につながる給水路及び前記吸水体の前記一部が浸される
水路を有すると共に、前記給水路と水路とをつなぐ連通
路に前記電極を配置して成ることを特徴とする。
【0008】第4の発明は、前記除菌作用のある物質
が、次亜塩素酸であることを特徴とする。
が、次亜塩素酸であることを特徴とする。
【0009】第5の発明は、前記次亜塩素酸は給水タン
ク中の水に含まれる塩素イオンと水の反応から生成され
ることを特徴とする。
ク中の水に含まれる塩素イオンと水の反応から生成され
ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態を
図面に基づき説明する。図1において、1は角柱状の筐
体を有する加湿器の本体で、該本体1に成形された上面
開口を前蓋体2及び後蓋体3が着脱可能に閉塞する。前
記本体1の両側面及び後面には空気取入口4が開設され
ている。
図面に基づき説明する。図1において、1は角柱状の筐
体を有する加湿器の本体で、該本体1に成形された上面
開口を前蓋体2及び後蓋体3が着脱可能に閉塞する。前
記本体1の両側面及び後面には空気取入口4が開設され
ている。
【0011】前記本体1下部には図示しない制御箱が配
設され、本加湿器の制御を行なうコントロール部を収納
している。制御箱の上面を成す底壁5(図2参照)には
くぼみを成形することにより水受け水槽6が形成されて
いる。該水槽6は図3に記載する給水タンク7の図示し
ない弁を持ち上げる突起8が中央部に設けられる平面視
円形状の給水路9と、後述の電極10が配置される平面
視円形状の水路11と、フロート12が設けられる平面
視円形状の水路13と、中央部にヒータが埋設された加
熱筒14が配設される平面視角形状の水路15と、該水
路15と前記給水路9とを連通させる連通路16とから
構成され、全て連通している。前記電極10は、前記連
通路16に配置しても良い。
設され、本加湿器の制御を行なうコントロール部を収納
している。制御箱の上面を成す底壁5(図2参照)には
くぼみを成形することにより水受け水槽6が形成されて
いる。該水槽6は図3に記載する給水タンク7の図示し
ない弁を持ち上げる突起8が中央部に設けられる平面視
円形状の給水路9と、後述の電極10が配置される平面
視円形状の水路11と、フロート12が設けられる平面
視円形状の水路13と、中央部にヒータが埋設された加
熱筒14が配設される平面視角形状の水路15と、該水
路15と前記給水路9とを連通させる連通路16とから
構成され、全て連通している。前記電極10は、前記連
通路16に配置しても良い。
【0012】尚、前記フロート12は前記水受け水槽6
内の水が所定水位以下になると、図示しないスイッチを
作動させて、運転を強制的に停止させるものである。
内の水が所定水位以下になると、図示しないスイッチを
作動させて、運転を強制的に停止させるものである。
【0013】そして、前記給水タンク7のキャップ20
に内蔵した弁を前記突起8が持ち上げ、キャップ端の位
置と前記水槽6の水位との関係で置換空気の流れを制御
して、給水タンク7の水(水道水)を前記水受け水槽6
へ一定水位となるように給水される。尚、前記連通路1
6は他の水路9、11、13及び15より少し深く形成
されており、水受け水槽6に水が満たされている状態で
は水位は前記加熱筒14上端より高い位置にある。
に内蔵した弁を前記突起8が持ち上げ、キャップ端の位
置と前記水槽6の水位との関係で置換空気の流れを制御
して、給水タンク7の水(水道水)を前記水受け水槽6
へ一定水位となるように給水される。尚、前記連通路1
6は他の水路9、11、13及び15より少し深く形成
されており、水受け水槽6に水が満たされている状態で
は水位は前記加熱筒14上端より高い位置にある。
【0014】そして、前記水受け水槽6の水路15には
前記加熱筒14を囲うようにハニカム状の加湿用吸水体
21が平面視略四角形状を呈した形でその端部(一部)
が水路15中の水に浸されるように配置され、該吸水体
21が該水路15内の水を毛細管現象により上方まで吸
い上げる。該吸水体21は、例えばアクリル繊維やポリ
エステル繊維等で作製された不織布で構成される。尚、
図2では説明の便宜上、一部削除された形状を呈してい
るが、図3に示すように平面視略四角形状を呈するよう
に端部が接合されている。
前記加熱筒14を囲うようにハニカム状の加湿用吸水体
21が平面視略四角形状を呈した形でその端部(一部)
が水路15中の水に浸されるように配置され、該吸水体
21が該水路15内の水を毛細管現象により上方まで吸
い上げる。該吸水体21は、例えばアクリル繊維やポリ
エステル繊維等で作製された不織布で構成される。尚、
図2では説明の便宜上、一部削除された形状を呈してい
るが、図3に示すように平面視略四角形状を呈するよう
に端部が接合されている。
【0015】前記後蓋体3の上面には図1に示すように
吹出用開口22が開設され、下面に固定された円筒23
内にはファン及びファンモータから成る吹出用送風機が
設けられ、前記加熱筒14により50℃〜60℃に加熱
(加湿量を多くする際に加熱する)された該加熱筒14
周囲の水を前記加湿用吸水体21が吸い上げて、前記送
風機により前記空気取入口4から本体1内に導入された
室内空気を風路形成板24により案内してハニカム状の
前記吸水体21の外側面から該吸水体21内空間に導
き、該吸水体21から気化した水蒸気と混合して加湿さ
れた空気を前記円筒23を介して吹出用開口22より本
体1外の室内に供給する構成である。
吹出用開口22が開設され、下面に固定された円筒23
内にはファン及びファンモータから成る吹出用送風機が
設けられ、前記加熱筒14により50℃〜60℃に加熱
(加湿量を多くする際に加熱する)された該加熱筒14
周囲の水を前記加湿用吸水体21が吸い上げて、前記送
風機により前記空気取入口4から本体1内に導入された
室内空気を風路形成板24により案内してハニカム状の
前記吸水体21の外側面から該吸水体21内空間に導
き、該吸水体21から気化した水蒸気と混合して加湿さ
れた空気を前記円筒23を介して吹出用開口22より本
体1外の室内に供給する構成である。
【0016】即ち、前記風路形成板24は前記円筒23
の下端部から外方に広がるように形成されて、前記空気
取入口4から吹出用開口22につながる風路を形成して
いる。前記吸水体21はこの風路に配置され、前記空気
取入口4から本体1内に導入された室内空気はすべてハ
ニカム状の前記吸水体21の外側面から該吸水体21内
空間に導かれた後、吹出用送風機を介して室内へ供給さ
れるものである。
の下端部から外方に広がるように形成されて、前記空気
取入口4から吹出用開口22につながる風路を形成して
いる。前記吸水体21はこの風路に配置され、前記空気
取入口4から本体1内に導入された室内空気はすべてハ
ニカム状の前記吸水体21の外側面から該吸水体21内
空間に導かれた後、吹出用送風機を介して室内へ供給さ
れるものである。
【0017】前記電極10は、例えばベースがTi(チ
タン)で皮膜層がIr(イリジウム)、Ta(タンタ
ル)、Pt(白金)から構成された2枚の電極板を有
し、通電電流を40ミリアンペアとして、所定の遊離残
留塩素濃度(例えば1ppm)を発生させて除菌、防汚
効果(除菌作用)を得るものである。耐久性向上のため
電極10への通電は所定周期で極性切替を行っている。
また加湿運転中は湿度に応じた通電サイクルで随時通電
し、運転終了時には所定時間塩素の発生を維持させて水
受け水槽6内の溜まり水の除菌を行なった後に停止させ
るように制御する。
タン)で皮膜層がIr(イリジウム)、Ta(タンタ
ル)、Pt(白金)から構成された2枚の電極板を有
し、通電電流を40ミリアンペアとして、所定の遊離残
留塩素濃度(例えば1ppm)を発生させて除菌、防汚
効果(除菌作用)を得るものである。耐久性向上のため
電極10への通電は所定周期で極性切替を行っている。
また加湿運転中は湿度に応じた通電サイクルで随時通電
し、運転終了時には所定時間塩素の発生を維持させて水
受け水槽6内の溜まり水の除菌を行なった後に停止させ
るように制御する。
【0018】具体的には、例えば加湿運転時には前記電
極10に50秒間通電し、130秒間非通電にし、極性
を切替えて50秒間通電するという周期で、通電と非通
電とを繰り返し、加湿終了時にはこの周期による通電と
非通電を20回行なった後停止する。
極10に50秒間通電し、130秒間非通電にし、極性
を切替えて50秒間通電するという周期で、通電と非通
電とを繰り返し、加湿終了時にはこの周期による通電と
非通電を20回行なった後停止する。
【0019】このように制御して、前記電極10により
水槽6中の水に通電を行なうと、水は陽極では、4H+
+4e-+(4OH-)が2H2+(4OH-)となり、陰
極では、2H2O+が4H++O2+4e-となり、同時に
水に含まれる塩素(水道水に予め添加されているもの)
は、陽極では、2Cl-がCl2+2e-となり、またこ
のCl2(塩素)は水に溶け易いから、さらにCl2+H
2OがHClO+HClとなる。
水槽6中の水に通電を行なうと、水は陽極では、4H+
+4e-+(4OH-)が2H2+(4OH-)となり、陰
極では、2H2O+が4H++O2+4e-となり、同時に
水に含まれる塩素(水道水に予め添加されているもの)
は、陽極では、2Cl-がCl2+2e-となり、またこ
のCl2(塩素)は水に溶け易いから、さらにCl2+H
2OがHClO+HClとなる。
【0020】従って、電極10に通電することにより、
殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が発生すること
となる。
殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が発生すること
となる。
【0021】以上の構成により、先ず給水タンク7に水
(水道水)を入れ本体1に組み込む。水は給水タンク7
からキャップ20内の弁を介して水受け水槽6に供給さ
れ、前記加湿用吸水体21が該水受け水槽6の水路15
内の水を均一に吸い上げる。
(水道水)を入れ本体1に組み込む。水は給水タンク7
からキャップ20内の弁を介して水受け水槽6に供給さ
れ、前記加湿用吸水体21が該水受け水槽6の水路15
内の水を均一に吸い上げる。
【0022】そして、運転スイッチが入ると、前記加熱
筒24内のヒータが通電され、50℃〜60℃に該加熱
筒14周囲の水を加熱することとなる。また、前記加熱
筒14により50℃〜60℃に加熱された該加熱筒14
周囲の水を前記加湿用吸水体21が吸い上げて、前記吹
出用送風機により前記空気取入口4から本体1内に導入
された室内空気を風路形成板24により案内してハニカ
ム状の前記吸水体21の外側面から該吸水体21内空間
に導き、該吸水体21から気化した水蒸気と混合して加
湿された空気を前記円筒23を介して吹出用開口22よ
り本体1外の室内に供給する。
筒24内のヒータが通電され、50℃〜60℃に該加熱
筒14周囲の水を加熱することとなる。また、前記加熱
筒14により50℃〜60℃に加熱された該加熱筒14
周囲の水を前記加湿用吸水体21が吸い上げて、前記吹
出用送風機により前記空気取入口4から本体1内に導入
された室内空気を風路形成板24により案内してハニカ
ム状の前記吸水体21の外側面から該吸水体21内空間
に導き、該吸水体21から気化した水蒸気と混合して加
湿された空気を前記円筒23を介して吹出用開口22よ
り本体1外の室内に供給する。
【0023】前記水受け水槽6の水中に埋没した電極1
0へ通電することによって、陽極では、2Cl-がCl2
+2e-となり、またこのCl2(塩素)は水に溶け易い
から、Cl2+H2OがHClO+HClとなる。従っ
て、殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が発生する
こととなる。このため、レジオネラ菌、大腸その他の菌
類の繁殖が防止でき、室内に該レジオネラ菌等を放出す
ることがないものである。
0へ通電することによって、陽極では、2Cl-がCl2
+2e-となり、またこのCl2(塩素)は水に溶け易い
から、Cl2+H2OがHClO+HClとなる。従っ
て、殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が発生する
こととなる。このため、レジオネラ菌、大腸その他の菌
類の繁殖が防止でき、室内に該レジオネラ菌等を放出す
ることがないものである。
【0024】また、茶褐色のスケールが発生しても、水
受け水槽6等に付着することも無いので、排水による清
掃も簡単である。
受け水槽6等に付着することも無いので、排水による清
掃も簡単である。
【0025】尚、図4には第2の実施形態を示すが、こ
れは前記給水タンク7内に前記電極10を設けた実施形
態である。即ち、前記給水タンク7のキャップ20近傍
の肩部に設け、電極10を該タンク7内に突出するよう
に配置したものである。この肩部に設けることにより、
給水タンク7内の水が少なくなっても、効果を発揮し、
また該タンク7内に給水するときに電極10が邪魔にな
ることはなく、水受け水槽6に給水する水に対して前記
電極10による効果を発揮できる。電極10へは接点を
介して給水タンク7外から電力を供給している。
れは前記給水タンク7内に前記電極10を設けた実施形
態である。即ち、前記給水タンク7のキャップ20近傍
の肩部に設け、電極10を該タンク7内に突出するよう
に配置したものである。この肩部に設けることにより、
給水タンク7内の水が少なくなっても、効果を発揮し、
また該タンク7内に給水するときに電極10が邪魔にな
ることはなく、水受け水槽6に給水する水に対して前記
電極10による効果を発揮できる。電極10へは接点を
介して給水タンク7外から電力を供給している。
【0026】
【発明の効果】従来の超音波加湿器等では、特に気化槽
にレジオネラ菌等が繁殖し易く、これを室内に放出する
という問題があったが、本発明によれば除菌効果の高い
加湿器を提供でき、また水受け水槽等に汚れが付着する
こともなく、清掃も簡単である。
にレジオネラ菌等が繁殖し易く、これを室内に放出する
という問題があったが、本発明によれば除菌効果の高い
加湿器を提供でき、また水受け水槽等に汚れが付着する
こともなく、清掃も簡単である。
【図1】加湿器の外観斜視図である。
【図2】説明の便宜上、給水タンク等を除いた本体内部
を示した斜視図である。
を示した斜視図である。
【図3】説明の便宜上、本体内部を示した斜視図であ
る。
る。
【図4】給水タンクの一部破断した図である。
1 加湿器の本体 6 水受け水槽 7 給水タンク 10 電極 14 加熱筒 21 加湿用吸水体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 秀和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L055 BA02 CA04 DA11
Claims (5)
- 【請求項1】 給水タンクから水の供給を受ける水槽に
一部が浸され毛細管現象により前記水を吸上げる吸水体
を送風機で形成される風路中に設け、該吸水体より気化
した水蒸気と前記風路中の空気を混合して室内へ供給す
る共に、除菌作用のある物質を発生させる電極を前記水
槽の水中に埋没させることを特徴とする加湿器。 - 【請求項2】 給水タンクから水の供給を受ける水槽に
一部が浸され毛細管現象により前記水を吸上げる吸水体
を送風機で形成される風路中に設け、該吸水体より気化
した水蒸気と前記風路中の空気を混合して室内へ供給す
る共に、除菌作用のある物質を発生させる電極を前記給
水タンク内に設けたことを特徴とする加湿器。 - 【請求項3】 前記水槽は前記給水タンクにつながる給
水路及び前記吸水体の前記一部が浸される水路を有する
と共に、前記給水路と水路とをつなぐ連通路に前記電極
を配置して成ることを特徴とする請求項1に記載の加湿
器。 - 【請求項4】 前記除菌作用のある物質が、次亜塩素酸
であることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の
加湿器。 - 【請求項5】 前記次亜塩素酸は給水タンク中の水に含
まれる塩素イオンと水の反応から生成されることを特徴
とする請求項4に記載の加湿器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280639A JP2002089895A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 加湿器 |
TW090116963A TW505767B (en) | 2000-09-14 | 2001-07-11 | Humidifier |
CNB01130751XA CN1186571C (zh) | 2000-09-14 | 2001-08-23 | 加湿器 |
KR1020010054442A KR100626580B1 (ko) | 2000-09-14 | 2001-09-05 | 가습기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280639A JP2002089895A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002089895A true JP2002089895A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18765429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000280639A Pending JP2002089895A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002089895A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007010201A (ja) * | 2005-06-03 | 2007-01-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 除菌装置及び空気調和装置 |
WO2007034013A2 (es) * | 2005-09-23 | 2007-03-29 | Universidad De Sevilla | Dispositivo neumático para la producción de un aerosol esterilizado mediante vaporización parcial |
KR100764116B1 (ko) * | 2006-06-05 | 2007-10-08 | 조철환 | 가습기 |
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