JP2002089422A - 車両用始動装置 - Google Patents

車両用始動装置

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JP2002089422A
JP2002089422A JP2000280407A JP2000280407A JP2002089422A JP 2002089422 A JP2002089422 A JP 2002089422A JP 2000280407 A JP2000280407 A JP 2000280407A JP 2000280407 A JP2000280407 A JP 2000280407A JP 2002089422 A JP2002089422 A JP 2002089422A
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pinion
engine
ring gear
actuator
vehicle
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Masato Hanai
正人 花井
Masahiko Osada
正彦 長田
Mikio Saito
幹男 齋藤
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Denso Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0851Circuits or control means specially adapted for starting of engines characterised by means for controlling the engagement or disengagement between engine and starter, e.g. meshing of pinion and engine gear
    • F02N11/0855Circuits or control means specially adapted for starting of engines characterised by means for controlling the engagement or disengagement between engine and starter, e.g. meshing of pinion and engine gear during engine shutdown or after engine stop before start command, e.g. pre-engagement of pinion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン始動時間の短縮を図った従来のエコ
ランシステムでは、エンジン停止中にアクチュエータを
作動させてピニオンをリングギヤに予め噛合させておく
ものであったため、エンジン停止中にアクチュエータ作
動のための電力が消費されてしまう。 【解決手段】 手動またはアイドルストップによってエ
ンジンを停止した場合は、バネの作用でピニオン11が
リングギヤ10に噛合する。つまり、静止位置が噛合状
態であるため、エンジン停止中に電力は消費しない。こ
のため、停車時間が長引いてもバッテリ5の消費が抑え
られる。エンジンが始動すると、ピニオン駆動用アクチ
ュエータ13が作動してピニオン11がリングギヤ10
から離脱し、切欠14aが係合子14bに係合して離脱
状態が保たれる。エンジンが停止すると、解除用アクチ
ュエータ15が作動して切欠14aと係合子14bの係
合が解除され、ピニオン11が静止位置(噛合状態)に
押し戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタータを用いた
車両用エンジンの始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の燃費向上、排気ガス低減等
の目的のために、停車中にはエンジンを停止するエコラ
ンシステムが実施されている。このエコランシステム
は、車速、アクセル開度、ブレーキ状態等を監視して、
車両の停車時にエンジンを停止させるとともに、ブレー
キが外されてからアクセルを踏み込むまでにスタータを
始動させてエンジンを始動し、車両を発進させるシステ
ムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エコランシステムの場
合、信号待ちから発進までの間にエンジン始動時間が必
要になるが、信号待ちから発進までの時間がかかると、
車両台数が多い都市部では渋滞が予測されるという警察
庁の研究結果が報告されている。そこで、少しでもエン
ジン始動時間を短縮させるために、車両が停車してエン
ジンを停止した際に、ピニオン駆動用アクチュエータに
よってピニオンを予めリングギヤに噛合させておくこと
で、噛合時間を短縮させる技術がある。
【0004】しかし、上記の技術は、静止位置(電源OF
F 時)はピニオンがリングギヤから離脱したものである
ため、アイドルストップによるエンジンの停止中はピニ
オンを駆動するためのアクチュエータをONさせてピニオ
ンをリングギヤに係合させた状態を保つ必要がある。こ
のため、バッテリの充電がなされないアイドルストップ
中に、ピニオンをリングギヤに噛合させるための電力を
常時必要とすることになり、停車時間が長引いたり、渋
滞によって停車の頻度が高くなると、バッテリの消費が
多くなりすぎる不具合がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、アイドルストップ時にピニオ
ンをリングギヤに予め噛合させることによってアイドル
ストップからのエンジン始動時間の短縮を図るととも
に、アイドルストップ時における電力消費を抑えること
のできる車両用始動装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1の手段〕請求
項1の手段を採用することにより、エンジンが始動する
と、離脱用制御手段によってピニオン駆動用アクチュエ
ータが作動し、付勢手段の付勢力に抗してピニオンがリ
ングギヤから離脱させられる。手動でエンジンが停止し
た状態、あるいはアイドルストップ等によってエンジン
が停止した状態では、付勢手段の付勢力によってピニオ
ンがリングギヤに噛合する。
【0007】このように、静止位置は、付勢手段の付勢
力によってピニオンがリングギヤに噛合するものである
ため、エンジンが停止している間にピニオンがリングギ
ヤに噛合していても、電力は消費しない。このため、ア
イドルストップによって停車時間が長引いたり、渋滞に
よって停車の頻度が高くなっても、バッテリの消費が抑
えられる。また、アイドルストップ中にピニオンがリン
グギヤに噛合するため、エンジン始動時に噛合時間が不
要になり、アイドルストップからのエンジン始動時間を
短縮できる。
【0008】〔請求項2の手段〕請求項2の手段を採用
し、ピニオンがリングギヤから離脱した時に、機械的係
合手段によってピニオンをリングギヤから離脱した状態
に保つことにより、エンジンの運転中にピニオンをリン
グギヤから離脱させるためのエネルギーが不要になる。
このため、エンジンの運転中における消費電流を抑える
ことができる。
【0009】〔請求項3の手段〕請求項3の手段を採用
し、エンジンが停止した時に解除用アクチュエータを作
動させてピニオンをリングギヤに噛合させることによっ
て、小さな消費電力でピニオンを静止位置(リングギヤ
との噛合位置)に戻すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。図1は車両用始動装置の通電回路図を
示す。エンジンを始動させるためのスタータ1は、エン
ジンを回転駆動するスタータモータ2と、このスタータ
モータ2をON-OFFさせるマグネットスイッチ3とを備え
る。
【0011】スタータモータ2は、通電されるとエンジ
ンを駆動するためのトルクを発生する周知なものであ
り、この実施形態ではフィールドコイル2aと、電機子
コイルを搭載したアーマチャ2bとから構成される。マ
グネットスイッチ3のコイル3aは、スタータリレー4
を介して車載バッテリ5に接続されるものであり、この
スタータリレー4がONすると、マグネットスイッチ3の
コイル3aが通電されて磁力を発生し、常開可動接点で
あるマグネットスイッチ3をONさせるものである。
【0012】スタータリレー4のコイル4aを通電させ
る回路として、この実施形態では2つの通電回路を備え
る。1つ目の通電回路は、スタータリレー4のコイル4
aをキースイッチ6を介して直接的にバッテリ5に接続
するものであり、キースイッチ6がスタータ端子6aに
接続されると、スタータリレー4のコイル4aが通電さ
れて磁力を発生し、常開可動接点であるスタータリレー
4をONさせるものである。2つ目の通電回路は、キース
イッチ6がON端子6bに接続された状態の時に始動用制
御手段(以下、始動用ECU)7がスタータリレー4の
コイル4aを通電するものであり、始動用ECU7によ
ってスタータリレー4のコイル4aが通電されると、常
開可動接点であるスタータリレー4がONするものであ
る。
【0013】始動用ECU7は、上述したように、スタ
ータリレー4を制御するものであり、信号待ち等の停車
時から発進の際にエンジンを始動させるために作動する
ものである。具体的に、この始動用ECU7は、エンジ
ン制御手段(図示しないものであり、以下エンジン用E
CU)から「自動始動信号」を受けると、自動始動信号
を受けている間、スタータモータ2の通電のためにマグ
ネットスイッチ3をONさせるものである。
【0014】図示しないエンジン用ECUには、アクセ
ルが外され、ブレーキが踏まれ、車両が停車した際にエ
ンジンを自動停止させるとともに、ブレーキが外されて
発進するまでにエンジンを始動させるエコランシステム
の制御部が設けられている。そして、エンジン用ECU
は、エコランシステムによる車両の停車状態からエンジ
ンを始動させるために、上述した自動始動信号を始動用
ECU7に出力するように設けられている。
【0015】次に、始動用ECU7によるスタータモー
タ2の制御を、図2に示すフローチャートに基づいて説
明する。始動用ECU7は、先ずキースイッチ6がON端
子6bに接続されているか否かの判断を行う(ステップ
S1 )。この判断結果がNOの場合はステップS1 へ戻
り、判断結果がYES の場合はエンジン用ECUから自動
始動信号を受けたか否かの判断を行う(ステップS2
)。この判断結果がNOの場合はステップS1 へ戻る。
【0016】ステップS2 の判断結果がYES の場合、即
ち、エンジン用ECUが自動始動信号を発信した場合、
スタータリレー4のコイル4aを通電する(ステップS
3 )。すると、スタータリレー4がONしてマグネットス
イッチ3のコイル3aが通電されてマグネットスイッチ
3がONし、スタータモータ2にバッテリ5が接続され
る。この結果、スタータモータ2がエンジンを回転駆動
する。
【0017】次に、エンジン用ECUから送られている
自動始動信号がOFF したか否かの判断を行う(ステップ
S4 )。つまり、スタータモータ2の起動によってエン
ジンが始動し、エンジンの回転速度Nが所定の回転速度
N0 より大きくなり(N>N0 )、エンジン用ECUが
自動始動信号の発信を停止したか否かの判断を行う。こ
の判断結果がNOの場合は、まだエンジン始動が完了して
いないため、ステップS4 へ戻る。
【0018】ステップS4 の判断結果がYES の場合、即
ち、エンジンが始動した場合は、スタータ1の作動を停
止させる。つまり、スタータリレー4のコイル4aをOF
F することで、マグネットスイッチ3をOFF する(ステ
ップS5 )。すると、スタータモータ2の通電が停止さ
れ、スタータ1の作動が停止する。
【0019】一方、スタータ1は、エンジンのリングギ
ヤ10に係脱可能なピニオン11を備える。このピニオ
ン11は、スタータモータ2によって回転駆動されるも
のである。このピニオン11は、金属製のバネ(付勢手
段に相当するもので、図示しない)の付勢力によってリ
ングギヤ10と噛合する位置に設定されるものである。
【0020】また、スタータ1は、バネの付勢力に抗し
てピニオン11をリングギヤ10から離脱させるための
ピニオン駆動用アクチュエータ13を備える。この実施
形態のピニオン駆動用アクチュエータ13は、ピニオン
駆動用コイル13aと、このピニオン駆動用コイル13
aの発生する磁力によりピニオン11をリングギヤ10
から離脱させるピニオン駆動用ソレノイド13bとから
なる。
【0021】このピニオン駆動用ソレノイド13bは、
始動用ECU7にプログラミングされた離脱用制御手段
によって作動するものである。この離脱用制御手段は、
エンジンの始動時にピニオン駆動用アクチュエータ13
を作動させてピニオン11をリングギヤ10から離脱さ
せるものである。具体的な例を示すと、始動用ECU7
は、上述したエンジン用ECUからエンジンの回転速度
を入力するように設けられており、エンジンの回転速度
Nが所定の回転速度N0 より上昇したら(N>N0 )、
ピニオン駆動用アクチュエータ13を作動させてピニオ
ン11をリングギヤ10から離脱させるように設けられ
ている。
【0022】また、スタータ1には、ピニオン11がリ
ングギヤ10から離脱した時に、ピニオン11と一体に
移動する部材(この実施形態ではピニオン駆動用ソレノ
イド13b)に機械的に係合し、ピニオン11をリング
ギヤ10から離脱した状態を保つ機械的係合手段14が
設けられている。
【0023】この実施形態の機械的係合手段14は、ピ
ニオン駆動用ソレノイド13bに設けられた係合用切欠
14aと、この切欠14aに係合する係合子14bとか
らなるものであり、ピニオン11がリングギヤ10から
離脱した時に、係合子14bが切欠14aに自動的に係
合して、ピニオン11をリングギヤ10から離脱した状
態に保つものである。なお、ピニオン駆動用ソレノイド
13bは、ピニオン11と一体的にスライドするもので
あるが、ピニオン11に対して回転自在に設けられてお
り、ピニオン11が回転してもピニオン駆動用ソレノイ
ド13bは回転しないように設けられている。
【0024】さらにスタータ1には、機械的係合手段1
4による機械的な係合状態を解除するための解除用アク
チュエータ15が設けられている。この実施形態の解除
用アクチュエータ15は、解除用コイル15aと、この
解除用コイル15aの発生する磁力により係合子14b
が設けられた解除用ソレノイド15bとからなる。
【0025】この解除用ソレノイド15bは、始動用E
CU7にプログラミングされた噛合用制御手段によって
作動するものである。この噛合用制御手段は、エンジン
の停止時に解除用アクチュエータ15を作動させて機械
的係合手段14による機械的な係合状態を解除して、ピ
ニオン11をリングギヤ10に噛合させるものである。
具体的な例を示すと、始動用ECU7は、上述したエン
ジン用ECUから入力したエンジンの回転速度Nが0に
なったら(N=0)、解除用アクチュエータ15を作動
させてピニオン11をリングギヤ10に噛合させるもの
である。
【0026】次に、始動用ECU7によるピニオン駆動
用アクチュエータ13および解除用アクチュエータ15
の制御を、図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。始動用ECU7は、まず、エンジンが運転中である
か否かの判断を行う(ステップS11)。つまり、手動に
よってエンジンが始動されたか、あるいはエコランシス
テムによってエンジンが始動されたか否かの判断を行
う。具体的には、エンジンが始動して、エンジンの回転
速度Nが所定の回転速度N0 より大きいか否かの判断を
行う(N>N0 )。このステップS11の判断結果がNOの
場合は、エンジンが始動していないと判断し、ピニオン
11とリングギヤ10との噛合を保つべくステップS11
へ戻る。
【0027】ステップS11の判断結果がYES の場合、即
ち、エンジンが始動した場合は、ピニオン駆動用アクチ
ュエータ13を作動させ、ピニオン11をリングギヤ1
0から離脱させる(ステップS12)。つまり、リングギ
ヤ10からピニオン11が完全に離脱するまでピニオン
駆動用コイル13aをONして、ピニオン11をリングギ
ヤ10から離脱させる。なお、ピニオン駆動用コイル1
3aをOFF するタイミングは、タイマによって設定して
も良いし、センサを配置してピニオン11がリングギヤ
10から離脱した際にピニオン駆動用コイル13aをOF
F に切り替えるように設けても良い。なお、ピニオン1
1がリングギヤ10から離脱すると、ピニオン駆動用ソ
レノイド13bの切欠14aが、係合子14bに係合し
て、ピニオン11がリングギヤ10から離脱した状態に
保たれる。
【0028】次に、エンジンが停止したか否かの判断を
行う(ステップS13)。つまり、手動によってエンジン
が停止されたか、あるいはエコランシステムによるアイ
ドルストップによってエンジンが停止されたか否かの判
断を行う。具体的には、エンジンの回転速度Nが0であ
るか否かの判断を行う(N=0)。このステップS13の
判断結果がNOの場合は、エンジンが運転中であると判断
し、離脱を保つべくステップS13へ戻る。
【0029】ステップS13の判断結果がYES の場合、即
ちエンジンが停止した場合は、解除用アクチュエータ1
5を作動させ、切欠14aと係合子14bの係合を解除
する(ステップS14)。つまり、解除用コイル15aを
一時的にONして、切欠14aと係合子14bの係合を解
除する。すると、付勢手段であるバネの作用によってピ
ニオン11が静止位置に押し戻される。つまり、バネの
作用によってピニオン11が静止位置に戻り、ピニオン
11とリングギヤ10とが噛合する。
【0030】(実施形態の効果)この実施形態で示した
ように、キースイッチ6による手動でエンジンを停止し
た場合や、エコランシステムによるアイドルストップに
よってエンジンを停止した場合は、バネの付勢力によっ
てピニオン11がリングギヤ10に噛合する。このよう
に、静止位置は、ピニオン11がリングギヤ10に噛合
するものであるため、エンジンの停止中にピニオン11
がリングギヤ10に噛合していても、電力は消費しな
い。このため、アイドルストップによって停車時間が長
引いたり、渋滞によって停車の頻度が高くなっても、バ
ッテリ5の消費が抑えられる。
【0031】上述したように、エンジンの停止中は、ピ
ニオン11がリングギヤ10に噛合しているため、エン
ジン始動時に噛合時間が不要になり、エコランシステム
におけるエンジン始動時間を短縮できる。
【0032】エンジンが始動すると、ピニオン駆動用ア
クチュエータ13が作動してピニオン11がリングギヤ
10から離脱する。すると、ピニオン駆動用ソレノイド
13bに形成された切欠14aに係合子14bが係合す
るため、ピニオン11がリングギヤ10から離脱した状
態に保たれる。この結果、エンジンの運転中にピニオン
11をリングギヤ10から離脱させるためのエネルギー
が不要になり、エンジンの運転中における消費電流を抑
えることができる。
【0033】そして、エンジンが停止した際は、解除用
アクチュエータ15が作動して切欠14aと係合子14
bの係合が解除されるため、ピニオン11が付勢手段で
あるバネの作用によって静止位置に押し戻される。この
結果、小さな消費電力でピニオン11を静止位置である
リングギヤ10との噛合位置に戻すことができる。
【0034】つまり、この実施形態に示したスタータ1
は、エンジン始動時間の短縮を図ることができるととも
に、エコランシステムのためにスタータ1を含むエンジ
ン始動装置が消費する電力を抑えることができる。な
お、上記の実施形態で示した回路構成、スタータ1の構
成、制御方法等は、実施形態を説明するための一例であ
って、適宜変更可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用始動装置の通電回路図である。
【図2】スタータモータの制御を示すフローチャートで
ある。
【図3】ピニオン駆動用アクチュエータおよび解除用ア
クチュエータの制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スタータ 2 スタータモータ 7 始動用ECU(離脱用制御手段、噛合用制御手
段) 10 リングギヤ 11 ピニオン 13 ピニオン駆動用アクチュエータ 13b ピニオン駆動用ソレノイド(ピニオンと一体に
移動する部材) 14 機械的係合手段 15 解除用アクチュエータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのリングギヤに係脱可能に設けら
    れたピニオンと、 このピニオンを回転駆動するスタータモータと、 前記ピニオンを前記リングギヤとの噛合位置に設定する
    付勢手段と、 この付勢手段の付勢力に抗して前記ピニオンを前記リン
    グギヤから離脱させるためのピニオン駆動用アクチュエ
    ータと、 前記エンジンの始動時に前記ピニオン駆動用アクチュエ
    ータを作動させて前記ピニオンを前記リングギヤから離
    脱させる離脱用制御手段と、を具備する車両用始動装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1の車両用始動装置は、 前記ピニオン駆動用アクチュエータによって前記ピニオ
    ンが前記リングギヤから離脱させられた時に、前記ピニ
    オンと一体に移動する部材に機械的に係合し、前記ピニ
    オンを前記リングギヤから離脱した状態に保つ機械的係
    合手段を備えることを特徴とする車両用始動装置。
  3. 【請求項3】請求項2の車両用始動装置は、 前記機械的係合手段の係合状態を解除するための解除用
    アクチュエータと、 前記エンジンが停止した時に前記解除用アクチュエータ
    を作動させて前記ピニオンを前記リングギヤに噛合させ
    る噛合用制御手段と、を具備する車両用始動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7934436B2 (en) * 2005-10-06 2011-05-03 Robert Bosch Gmbh Starter device for starting internal combustion engines
KR101338627B1 (ko) 2008-12-02 2013-12-06 현대자동차주식회사 차량의 엔진시동 시스템

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