JP2002088665A - インクジェット捺染方法及び捺染布帛 - Google Patents

インクジェット捺染方法及び捺染布帛

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Abstract

(57)【要約】 【課題】反応性染料可染繊維をインクジェット方式にて
捺染するにあたり、黒色の濃染性と、くすみ表現の発色
安定性の両者を達成し得る方法の提供。 【解決手段】三原色の反応性染料インクに加え、ビニル
スルフォン系黒色反応性染料を含有するインク、及びモ
ノクロロトリアジン系黒色反応性染料を含有するインク
を用い、少なくとも上記の五種以上の染料インクを用い
て布帛に印捺することを特徴とするインクジェット捺染
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応性染料を用い
たインクジェット捺染方法、及び該方法によって得られ
る捺染布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、布帛に図柄を印捺する方法として
は、スクリーン捺染法,ローラ捺染法,ロータリースク
リーン捺染法,転写捺染法等が用いられてきたが、図柄
の変更毎にスクリーン枠,彫刻ローラ,転写紙等を用意
する必要があり、これらスクリーン枠,彫刻ローラ,転
写紙の作成はかなり高価であるため、かなりのロットを
生産しなれば不経済であるという問題点とともに、ファ
ッションの多様化に迅速に対応出来ないという欠点を有
しており、これらの欠点を解決するために、スキャナー
等で原図を読み取り、コンピュータで画像処理を行い、
その結果をインクジェット方式で印捺する技術が開発さ
れてきた。
【0003】上記のインクジェット捺染方法において
は、被捺染布帛の素材に応じて反応性染料,分散染料,
酸性染料,直接染料等、適切な染料を選択し、これらの
三原色の染料(シアン、マゼンタ、イエロー)に加えて
黒色(墨色/ブラック)の染料を用い、これらを組み合
わせて様々な色合いを表現していた。また、上記の方法
に加え、特開平6−57654号公報や特開平7−36
66号公報に記載の如く、基本三原色及び黒以外の特別
な色の染料を用いて色相範囲を広げ、表現力を向上させ
るための技術が開発されてきた。
【0004】上述の様な方法により、鮮やかな色合いの
捺染布帛が得られる様になるが、所謂シェーディング色
と呼ばれるくすんだ色、例えばくすんだ青緑色を使って
さらに表現力を向上せしめる場合には、青緑(シアン)
染料インクと黒色染料インクとを、それぞれの色のイン
クジェットノズルから布帛上の所望の位置に吐出してド
ット状に染着せしめ、その際に黒色染料インクの打点密
度を適宜増減することによって柄のくすみ具合を調整
し、捺染を行っていた。
【0005】なお、上記の「くすみ(シェーディン
グ)」とは、元の色(上記の例の場合、シアン)に対し
明度、即ち色相範囲[CIE1976(L*,a*
*)空間]において定義される知覚色度指数L*の値
と、彩度、即ち上記a*及びb*の三つの値のうちの何れ
か一つ以上の値の絶対値が小さくなるような色相変化を
いうものである。
【0006】上記の様な捺染方法は、当然ながら反応性
染料インクを用いて綿・麻・テンセル(コートルズ・フ
ァイバーズ・ホールディングス・リミテッド社の登録商
標)等のセルロース系繊維、また羊毛を代表とする獣毛
や絹等の様な蛋白質繊維、あるいはポリアミド系繊維と
いった、反応性染料可染繊維に捺染を施す場合にも同様
であり、様々な試みがなされてきた。
【0007】反応性染料インクでのインクジェット捺染
には、反応基としてスルファトエチルスルフォン基、ビ
ニルスルフォン基、モノクロロトリアジン基、モノフル
オロトリアジン基、ジクロロトリアジン基、モノピリジ
ニオトリアジン基、ジフルオロモノクロロピリミジン
基、トリクロロピリミジン基等のうちの少なくとも一種
を一つ以上有する染料が使用されるが、通常はこれらの
中でも繊維反応基としてモノクロロトリアジン基を持つ
反応性染料(モノクロロトリアジン系反応性染料とい
う)が広く用いられている。
【0008】しかしながら、黒色のモノクロロトリアジ
ン系反応性染料を用いて捺染を行った場合、黒の濃度が
十分に得られず、所謂リアルブラックと言われるカラス
の濡れ羽の様な色が表現できないため、黒色のみ安価で
濃染が可能なビニルスルフォン系反応性染料(以下、ビ
ニルスルフォン系反応性染料という)を用いていたが、
その場合は他の染料と混色して印捺したくすみ(シェー
ディング)部分の発色が安定しないという問題を有して
いた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みなされたものであって、反応性染料可染繊維をイ
ンクジェット方式にて捺染するにあたり、黒色の濃染性
と、くすみ表現の発色安定性の両者を達成し得る方法の
提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、三原色の
反応性染料インクに加え、ビニルスルフォン系黒色反応
性染料を含有するインク、及びモノクロロトリアジン系
黒色反応性染料を含有するインクを用い、少なくとも上
記の五種以上の染料インクを用いて布帛に印捺すること
を特徴とするインクジェット捺染方法によって達成され
る。
【0011】そして、上記の方法にて捺染された布帛
は、捺染柄において黒で表現する箇所にビニルスルフォ
ン系黒色反応性染料インクが付与され、他の色(イエロ
ー,シアン,マゼンタの三原色等)と混色してくすみ
(シェーディング)を表現する箇所にモノクロロトリア
ジン系黒色反応性染料インクが付与される様印捺されて
いることが肝要である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
の一例を説明する。なお、本発明において「知覚色度指
数」とは、色相範囲[CIE1976(L*,a*
*)空間]において定義されるL*,a*,b*の各値を
いうものとする。
【0013】また、本発明における布帛とは、織物,編
み物,不織布等の形態であって、且つセルロース系繊
維、蛋白質繊維、ポリアミド系繊維等の様に反応性染料
によって着色され得る素材からなるものである。
【0014】そして、上記の「ビニルスルフォン系黒色
反応性染料インク」とは、黒色の反応性染料において繊
維反応基としてビニルスルフォン基を有する染料の精製
・希釈を行ってインクとしたものであり、また同様に
「モノクロロトリアジン系黒色反応性染料インク」と
は、繊維反応基としてモノクロロトリアジン基を有する
染料をからなる黒色反応性染料インクをいう。
【0015】本発明における黒色とは、通常の発色・固
着処理を施し乾燥せしめた後の布帛上での知覚色度指数
が下記の範囲の値を示す色をいうものとする。
【0016】ビニルスルフォン系黒色反応性染料インク 17.0 ≦ L* ≦ 21.0 −0.5 ≦ a* ≦ 1.5 −0.5 ≦ b* ≦ 0.5
【0017】モノクロロトリアジン系黒色反応性染料イ
ンク 21.0 ≦ L* ≦ 23.0 −0.5 ≦ a* ≦ 1.5 −0.5 ≦ b* ≦ 0.5
【0018】次いで、上記の「三原色の反応性染料イン
ク」はシアン反応性染料インク、マゼンタ反応性染料イ
ンク、イエロー反応性染料インクの三種類をいうもので
あり、それぞれの染料の反応基については特に限定され
るものではないが、一般的な処理条件で捺染及び発色・
固着処理を施した場合において、布帛上でそれぞれ下記
の範囲の彩度(知覚色度指数a*及びb*)を示すものを
使用する。
【0019】
【0020】この様に、黒色インクとしては、ビニルス
ルフォン系黒色反応性染料インク、及びモノクロロトリ
アジン系灰色反応性染料インクの二種を用い、また、そ
の他にイエローインク,マゼンタインク,シアンインク
といった三原色インクを用い、少なくともこれら五種類
をタンクに充填してインクジェット捺染装置に搭載する
のである。
【0021】なお、本発明において染料を希釈する媒体
としては、スクリーン捺染等の従来の一般的捺染や従来
のインクジェット捺染等に用いられるものが使用可能で
あって、水、又は水と有機溶剤との混合物が挙げられる
が、水を用いるのが一般的である。また、染料インクに
は各種の分散剤,界面活性剤,粘度調整剤,表面張力調
整剤,pH調整剤,電導度調整剤,乾燥防止剤,染着性
向上剤,噴射性向上剤等を必要に応じて添加する。
【0022】捺染を施される布帛は、必要に応じて染料
固着剤,浸透防止剤,滲み防止剤等の処理剤にて前処理
を行い、さらに染料インクを付与された布帛は、後処理
として80〜120℃で乾燥し、次いで染料に応じた方
法で染料を固着させ、洗浄,乾燥が行われる。
【0023】デジタル画像の原図(原画)に基づいて染
料インクを布帛に印捺するにあたっては、シアン,マゼ
ンタ,イエローの三原色反応性染料インクをそれぞれ所
望の部位に印捺すると同時に、濃い黒色(リアルブラッ
ク)を印捺したい部位には上記のビニルスルフォン系黒
色反応性染料インクが付与されるようにインクジェット
捺染装置の吐出を制御し、かつ上記三原色インク等との
混色効果によりくすんだ色調(シェーディング色)を印
捺したい部位には上記のモノクロロトリアジン系黒色反
応性染料インクが付与されるようにインクジェット捺染
装置の吐出を制御する。
【0024】この様に、本発明においては黒色インクと
してビニルスルフォン系黒色反応性染料インクとモノク
ロロトリアジン系黒色反応性染料インクの二種を使用す
ることが肝要であり、従来の何れか一方のみを用いた方
法に比べ、本発明の上記組み合わせによって目的である
黒色の濃染性と、くすませた色の発色安定性を同時に実
現することが可能になるのである。
【0025】なお、本発明に使用するインクジェット捺
染の方式としては、(1)ノズル内に発熱抵抗素子を埋
め込み、その発熱によりインクを沸騰せしめ、その泡の
圧力によりインクを吐出せしめるバブルジェット(登録
商標)方式、(2)圧電素子に電気信号を加えて変形さ
せインク室の体積変化を励起してインク粒子を吐出せし
めるピエゾ方式等のオンデマンドタイプ(必要時吐
出)、(3)超音波振動しているノズルからインクを加
圧連続噴射させて粒子化せしめ、粒子を荷電量に制御一
定電解中を通過偏向させ、記録,非記録粒子に分けて記
録する荷電制御方式等のコンティニュアスタイプ(常時
吐出)といった方法が適用可能であるが、インクを吐出
して布帛に付与せしめる方式であれば特に限定されるも
のではない。
【0026】また、三原色(シアン,マゼンタ,イエロ
ー)、黒色二種の計5色の染料インクに加え、求められ
る捺染品位に応じて上記各色の淡色インクや、バイオレ
ット、オレンジ、グリーン等の特色を追加して使用して
も良い。
【0027】
【実施例】次に、実施例に基づき本発明を具体的に説明
する。
【0028】本発明のインクジェット捺染に用いる布帛
としては、経糸40番手単糸,緯糸40番手単糸(英式
綿番手)からなる経密度110本/インチ,緯密度15
5本/インチの綿平織物を常法にて毛焼き,糊抜き,精
練,漂白,シルケットの処理を施したものを用いた。
【0029】そして、この布帛に、下記処方の前処理液
をパディングした後、直ちにマングルでピックアップ率
70%に搾液し、120℃で2分間乾燥し、一般的な撥
水処理を施した。
【0030】 (前処理液処方) スミフルオイルEM21 0.3重量% (住友化学工業株式会社製フッ素系撥水剤) 重曹 2.0重量% 水 97.7重量%
【0031】(実施例1)続いて、下記処方1に示す五
種類のインクを用い、インクジェット捺染装置にて印捺
を行った。なお、捺染柄としては、黒色の部分とシェー
ディング色の部分の両者を有する図案を採用し、(a)
ビニルスルフォン系黒色染料インクのみが吐出されて黒
色にプリントされる箇所(単色ブラック部)、(b)三
原色インクのうちの何れか一色以上とモノクロロトリア
ジン系黒色染料インクが混色されてシェーディング色に
プリントされる箇所(混色シェーディング部)の2パタ
ーンが得られる様、インクジェットノズルからのインク
の吐出制御を行った。
【0032】 <処方1> (モノクロロトリアジン系イエロー反応性染料インク) C.I.Reactive Yellow 2 20.0重量% 水 80.0重量% (モノクロロトリアジン系マゼンタ反応性染料インク) C.I.Reactive Red 24 20.0重量% 水 80.0重量% (モノクロロトリアジン系シアン反応性染料インク) C.I.Reactive Blue 15 20.0重量% 水 80.0重量% (ビニルスルフォン系黒色反応性染料インク) C.I.Reactive Black 5 20.0重量% 水 80.0重量% (モノクロロトリアジン系黒色反応性染料インク) C.I.Reactive Black 8 20.0重量% 水 80.0重量%
【0033】その後、上記布帛を120℃にて2分間乾
燥した後、91%RHの蒸気中で20分間蒸熱処理を施
し、続いて洗浄・乾燥して実施例1の製品とした。
【0034】(比較例1)次に、下記処方2に示す四種
類のインクを用い、インクジェット捺染装置にて印捺を
行った。なお、捺染柄としては実施例1と全く同じ図案
を採用した。
【0035】 <処方2> (モノクロロトリアジン系イエロー反応性染料インク) C.I.Reactive Yellow 2 20.0重量% 水 80.0重量% (モノクロロトリアジン系マゼンタ反応性染料インク) C.I.Reactive Red 24 20.0重量% 水 80.0重量% (モノクロロトリアジン系シアン反応性染料インク) C.I.Reactive Blue 15 20.0重量% 水 80.0重量% (モノクロロトリアジン系黒色反応性染料インク) C.I.Reactive Black 8 20.0重量% 水 80.0重量%
【0036】その後、上記布帛を120℃にて2分間乾
燥した後、91%RHの蒸気中で20分間蒸熱処理を施
し、続いて洗浄・乾燥して比較例1の製品とした。
【0037】(比較例2)さらに、下記処方3に示す四
種類のインクを用い、インクジェット捺染装置にて印捺
を行った。なお、捺染柄としては実施例1と全く同じ図
案を採用した。
【0038】 <処方3> (モノクロロトリアジン系イエロー反応性染料インク) C.I.Reactive Yellow 2 20.0重量% 水 80.0重量% (モノクロロトリアジン系マゼンタ反応性染料インク) C.I.Reactive Red 24 20.0重量% 水 80.0重量% (モノクロロトリアジン系シアン反応性染料インク) C.I.Reactive Blue 15 20.0重量% 水 80.0重量% (ビニルスルフォン系黒色反応性染料インク) C.I.Reactive Black 5 20.0重量% 水 80.0重量%
【0039】その後、上記布帛を120℃にて2分間乾
燥した後、91%RHの蒸気中で20分間蒸熱処理を施
し、続いて洗浄・乾燥して比較例2の製品とした。
【0040】この様にして製造した実施例1と比較例1
の製品に関し、単色ブラック部においてそれぞれ任意の
五箇所の明度(上記L*の値)を測定し、算術平均値を
算出した(表1)。
【0041】
【表1】
【0042】さらに、実施例1と比較例2の製品に関
し、混色シェーディング部における任意の五箇所につい
てL*,a*及びb*の値を測定し、各値のばらつき[最
大値−最小値,標準偏差:σ={(nΣx2−(Σx)2
/n(n−1)}1/2,及び分散:σ2={nΣx2−(Σ
x)2}/n(n−1)]を算出した。
【0043】
【表2】
【0044】上記の結果、比較例1に比べて実施例1の
方がL*値が低く、濃色であることが判った。さらに、
シェーディング部においては比較例2に比べて実施例1
の方がばらつきが小さく、発色の安定性が高いことが判
明した。この様に、黒色インクとして一色しか使用しな
い比較例1,比較例2に比べ、ビニルスルフォン系黒色
反応性染料を含有するインク、及びモノクロロトリアジ
ン系黒色反応性染料を含有するインクの二種を用いる本
発明方法の方が、黒色の濃染及びシェーディング色の色
相安定の面で優れていることが判った。
【0045】
【発明の効果】以上の説明の様に、本発明のインクジェ
ット捺染方法によれば、反応性染料インクを用いて捺染
を行うにあたり、黒の濃色化が実現し、またくすませた
シェーディング色の発色のばらつき低減するので、表現
力が拡大し且つ生産性が向上するというという効果を奏
するのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 1/382 D06P 1/384 1/384 B41J 3/04 101Y Fターム(参考) 2C056 FC02 2H086 BA04 BA22 BA56 4H057 AA01 AA02 BA07 DA01 GA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三原色の反応性染料インクに加え、ビニ
    ルスルフォン系黒色反応性染料を含有するインク、及び
    モノクロロトリアジン系黒色反応性染料を含有するイン
    クを用い、少なくとも上記の五種以上の染料インクを用
    いて布帛に印捺することを特徴とするインクジェット捺
    染方法。
  2. 【請求項2】 布帛上において捺染柄が黒で表現される
    部分にビニルスルフォン系黒色反応性染料を含有するイ
    ンクが付与され、かつ三原色インクのうちの何れか一つ
    以上と混色される部分にモノクロロトリアジン系黒色反
    応性染料を含有するインクが付与されていることを特徴
    とする捺染布帛。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102964870A (zh) * 2012-10-25 2013-03-13 浙江龙盛集团股份有限公司 一种活性黑染料组合物
EP2957607A1 (en) 2014-06-17 2015-12-23 Konica Minolta, Inc. Image forming method
JP2017119940A (ja) * 2010-11-24 2017-07-06 ドーバー・ヨーロッパ・ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテDover Europe Sarl 布などのためのデジタル印刷および仕上げ方法

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