JP2002088198A - タイヤ - Google Patents

タイヤ

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JP2002088198A
JP2002088198A JP2000276588A JP2000276588A JP2002088198A JP 2002088198 A JP2002088198 A JP 2002088198A JP 2000276588 A JP2000276588 A JP 2000276588A JP 2000276588 A JP2000276588 A JP 2000276588A JP 2002088198 A JP2002088198 A JP 2002088198A
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inorganic hollow
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Hideki Kusunoki
秀樹 楠
Kazumasa Takatori
一雅 鷹取
Takao Tani
孝夫 谷
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で高強度なタイヤを提供すること。 【解決手段】 カーボンブラック、シリカ及び有機シラ
ン化合物を含むゴム組成物を用いて構成されるタイヤ1
であって、ゴム組成物に平均粒径が1μm以下である無
機中空粒子を少なくとも含ませた構成されている。中空
の粒子を含ませることにより軽量化が図れ、その粒子の
平均粒径を1μm以下とすることにより中空粒子の破壊
を防止し軽量化の確保を図ることができる。また、中空
粒子を高硬度な無機質により構成することにより、タイ
ヤ1の剛性を高いものとし耐摩耗性及び耐パンク性の向
上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物を用い
たタイヤに関し、より詳細には、軽量で強度の高いタイ
ヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴム組成物を用いたタイヤに関す
るものとして、特開2000−26660号公報に記載
されるように、天然ゴム又はジエン系合成ゴムに平均粒
径0.01〜1.0μm有機化合物粒子を含ませたゴム
組成物を用いたタイヤが知られている。
【0003】このタイヤは、天然ゴム又は合成ゴムに添
加される補強用充填剤の一部を有機化合物粒子に置き換
えることにより、カーボンブラックやシリカなどの補強
用充填剤によるネットワーク構造に加え、有機化合物粒
子によるネットワーク構造を構成させ、ゴム組成物の剛
性を向上させて、グリップ性(接地性)の向上、発熱性
能の向上(低発熱化)を図ろうとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな有機化合物粒子を含めたゴム組成物からなるタイヤ
にあっては、摩耗しやすいなどの問題点がある。すなわ
ち、加硫ゴムを補強し耐摩耗性を向上させるために、補
強充填剤としてカーボンブラックが用いられるが、有機
化合物粒子のように硬度の低い材料を含ませると、タイ
ヤの剛性が低下し、耐摩耗性の低下を招くことになる。
また、硬度の低い材料を含むタイヤは、外部からの切断
貫通に対し十分な強度が得られず、耐パンク性に劣るこ
ととなる。
【0005】また、車両などの振動、乗り心地及び燃料
消費率低減を考慮すると、タイヤは軽量であることが望
ましい。
【0006】そこで本発明は、このような技術課題を解
決するためになされたものであって、軽量で高強度なタ
イヤを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
タイヤは、カーボンブラックを含むゴム組成物を用いて
構成されるタイヤにおいて、ゴム組成物に平均粒径が1
μm以下である無機中空粒子を少なくとも含んでなるこ
とを特徴とする。
【0008】また本発明に係るタイヤは、無機中空粒子
がアルミナ又はシリカの酸化物を含むセラミックス質又
はガラス質からなる粒子であることを特徴とする。
【0009】これらの発明によれば、中空の粒子を含ま
せることにより軽量化が図れ、その粒子の平均粒径を1
μm以下とすることにより中空粒子の破壊を防止し軽量
化の確保を図ることができる。また、中空粒子を高硬度
な無機質により構成することにより、タイヤの剛性を高
いものとし耐摩耗性及び耐パンク性の向上を図ることが
できる。この発明に係るタイヤにおいて、無機中空粒子
の含有量がゴム100重量部あたり5〜30phrであ
ることが望ましい。
【0010】また本発明に係るタイヤは、無機中空粒子
が密閉形の中空粒子であることを特徴とする。この発明
によれば、タイヤ製造時などに無機中空粒子内にゴムが
浸入することを防止でき、タイヤの軽量化が確保でき
る。
【0011】また本発明に係るタイヤは、無機中空粒子
がゴム組成物の製造時に無機中空粒子内にゴムが浸入し
ない程度の微小な開口部を有する中空粒子であることを
特徴とする。この発明によれば、無機中空粒子に水分を
吸収させることができ、ウェット路面におけるグリップ
性を向上させることができる。
【0012】また本発明に係るタイヤは、無機中空粒子
が導電性を有することを特徴とする。また本発明に係る
タイヤは、無機中空粒子に導電性材料が蒸着されている
ことを特徴とする。
【0013】これらの発明によれば、摩擦などによりタ
イヤに電荷を生じても、タイヤが帯電することが防止さ
れ、帯電による電磁ノイズを低減させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の種々の実施形態について説明する。
【0015】(第一実施形態)本実施形態に係るタイヤ
は、空気入りのゴムタイヤであり、ゴム組成物を用いて
構成されている。ゴム組成物としては、例えば、天然ゴ
ム又は合成ゴムを加硫した加硫ゴムが用いられる。
【0016】また、ゴム組成物には、カーボンブラッ
ク、高比表面積シリカ、有機シラン化合物及び無機中空
粒子が添加されている。カーボンブラック、シリカ、有
機シラン化合物及び無機中空粒子の含有量としては、例
えば、ゴム100重量部に対しカーボンブラック30p
hr、有機シラン化合物20phr、高比表面積シリカ
と無機中空粒子を合わせて30phrとされる。このと
き、高比表面積シリカと無機中空粒子の含有割合は、タ
イヤの軽量化と高強度化を必要に応じて適宜調整される
が、無機中空粒子の含有量を5〜30phrとすること
が望ましい。この場合、軽量かつ高強度なタイヤを得る
ことができる。なお、ゴム組成物には、高比表面積シリ
カ、有機シラン化合物を添加しない場合もある。
【0017】無機中空粒子は、無機質の材料を中空粒子
としたものである。中空粒子はそれ自体軽量であり比重
の小さい材料であることから、この無機中空粒子をゴム
組成物に添加することにより、ゴム組成物の軽量化が図
れ、タイヤの軽量化が図れる。
【0018】無機中空粒子の素材としては、アルミナ又
はシリカの酸化物を含むセラミックス質又はガラス質を
用いることが望ましい。無機質の材料は、一般に有機質
の材料に対し高硬度であり剛性も大きいが、無機質の材
料としてアルミナ又はシリカの酸化物を含むセラミック
ス質又はガラス質を用いることにより、より高い硬度を
有し剛性もより大きい中空粒子が得られる。
【0019】このように、ゴム組成物に無機質の中空粒
子を含ませることにより、タイヤの耐摩耗性及び耐パン
ク性の向上を図ることができる。更に、無機質の材料と
してアルミナ又はシリカの酸化物を含むセラミックス質
又はガラス質を用いることにより、タイヤの耐摩耗性及
び耐パンク性を大きく向上させることができる。
【0020】また、無機中空粒子は、密閉形又は開口形
のものが用いられる。密閉形の無機中空粒子は、無機中
空粒子が球形などの密閉した形状を有するものであり、
その表面に開口が存在しないものである。このような密
閉形の無機中空粒子を含ませることにより、タイヤ製造
時などに無機中空粒子内にゴムが浸入することを防止で
きる。従って、無機中空粒子が中実となることが防止で
き、タイヤの軽量化が確保できる。
【0021】開口形の無機中空粒子は、無機中空粒子が
球形などの形状を有するものであり、その表面に微小な
開口が存在するものである。この開口は、ゴム組成物の
製造時に無機中空粒子内にゴムが浸入しない程度の開口
径となっている。このような開口形の無機中空粒子を含
ませることにより、ゴム組成物の製造時に無機中空粒子
内へゴムが浸入することを防止しつつ、タイヤ使用時に
無機中空粒子内に水分を吸収させることが可能となる。
このため、タイヤのウェット路面におけるグリップ性を
向上させることができる。
【0022】無機中空粒子としては、平均粒径が1μm
以下のものが用いられる。粒子の平均粒径を1μm以下
とすることにより、無機中空粒子がゴム組成物製造時な
どにおいて破壊されることを防止できる。このため、無
機中空粒子の含有によるタイヤの軽量化を確保すること
ができる。
【0023】なお、無機中空粒子の最大粒径は10μm
以下が望ましい。この場合、中空粒子がゴム組成物製造
時に破壊し、また破壊起点となってゴムの引張り強度を
著しく低下させることを防止できる。
【0024】次に本実施形態に係るタイヤを構成するゴ
ム組成物の製造例について説明する。
【0025】天然ゴム及び合成ゴムからなるゴム成分に
対し、カーボンブラック30phr、有機シラン化合物
20phr、高比表面積シリカ30phrに硫黄1.6
phrを加えてバンバリミキサで混練してゴム組成物を
製造した。
【0026】このとき、高比表面積シリカの一部又は全
部を5〜30phrの中空セラミック粒子で置換した。
【0027】中空セラミック粒子としては、ソーダシリ
ケートガラスで平均粒径1μm、殻厚約90nmの密閉
形の中空粒子A、アルミノシリケートで平均粒径0.5
μm、殻厚約30nmであり0.2μm以下の開口部を
有する開口形の中空粒子Bを用いた。これらの中空粒子
A、Bは、エマルジョン噴霧燃焼法により合成した。
【0028】また、比較材として、アルミノシリケート
で平均粒径20μm、殻厚約1μmの密閉形の中空粒子
Cを用いた。
【0029】これらの中空粒子A、B、Cを用いて加硫
ゴムを生成し、その加硫ゴムについてゴム比重、室温引
張強度、300%モジュラスについて評価した。
【0030】図1に、加硫ゴムにおける高比表面積シリ
カ、中空粒子A、B、Cの含有量及び各加硫ゴムについ
てのゴム比重、室温引張強度、300%モジュラスに関
する図表を示す。
【0031】図1に示すように、実施例1のゴム組成物
は、高比表面積シリカ15phr、中空粒子A15ph
rとしたものである。実施例2のゴム組成物は、高比表
面積シリカ0phr、中空粒子A30phrとしたもの
である。実施例3のゴム組成物は、高比表面積シリカ1
0phr、中空粒子A10phr、中空粒子B10ph
rとしたものである。実施例4のゴム組成物は、高比表
面積シリカ5phr、中空粒子B25phrとしたもの
である。実施例5のゴム組成物は、高比表面積シリカ0
phr、中空粒子B25phrとしたものである。
【0032】比較例1のゴム組成物は、高比表面積シリ
カ0phr、中空粒子A0phr、中空粒子B0ph
r、中空粒子C0phrとしたものである。比較例2の
ゴム組成物は、高比表面積シリカ30phr、中空粒子
A〜Cをそれぞれ0phrとしたものである。比較例3
のゴム組成物は、高比表面積シリカ0phr、中空粒子
A、Bもそれぞれ0phrとし、中空粒子Cを30ph
rとしたものである。
【0033】図1において、実施例1〜5のゴム組成物
と比較例1のゴム組成物を比較すると、比較例1のゴム
組成物の室温引張強度が22.5MPa、300%モジ
ュラスが15.7MPaであるのに対し、実施例1〜5
のゴム組成物の室温引張強度は27.0〜28.5であ
り、300%モジュラスは19.0〜20.1である。
これにより、実施例1〜5のゴム組成物は高比表面積シ
リカ及び中空粒子A、Bの添加により強度が大幅に向上
していることが分かる。
【0034】また、比較例1のゴム組成物の比重が1.
06であるのに対し、実施例1〜5のゴム組成物の比重
は1.03〜1.10である。これにより、実施例1〜
5のゴム組成物は、比較例1のゴム組成物と同等の比重
であり、軽量なものとなっていることが分かる。
【0035】次に、実施例1〜5のゴム組成物と比較例
2のゴム組成物を比較すると、比較例2のゴム組成物の
室温引張強度は28.7MPa、300%モジュラスは
20.0MPaであり、実施例1〜5のゴム組成物は、
比較例2のゴム組成物と遜色ない強度及び耐摩耗性が得
られることが分かる。また、比較例2のゴム組成物の比
重が1.16であり、実施例1〜5のゴム組成物は比較
例2のゴム組成物より5%以上比重が小さく、高強度で
ありながら軽量であることが分かる。
【0036】次に、実施例1〜5のゴム組成物と比較例
3のゴム組成物を比較すると、比較例3のゴム組成物の
室温引張強度は21.8MPa、300%モジュラスが
14.0MPaであり、比較例1と同程度の強度となっ
た。これは、ゴム混練中に中空粒子が破壊して、大きな
破片が破壊起点となって著しい強度低下につながったも
のと考えられる。また、比較例3のゴム組成物の比重は
1.16であり、比較例2と同程度の比重となった。こ
れは、ゴム混練中に中空粒子が破壊し、結果的に中実粒
子を添加したと同様な状態となったものと考えられる。
【0037】なお、中空セラミック粒子の比重が1以下
で、かつゴム混練時に破壊しないためには、中空粒子を
1軸プレスしたときに100MPaの圧力で中空構造が
破壊しないことが必要である。同条件において、50M
Pa以下で中空構造が破壊するものは、いずれもゴム混
練時にほとんど中空構造を保てなかった。中空粒子の平
均直径が1μm以下でも殻厚が極端に薄い場合、比重が
小さくなり軽量化のためには望ましいが、ゴム混練時に
破壊するおそれがある。このため、ゴム混練時に破壊し
ない程度の殻厚を有するものを用いることが望ましい。
【0038】次に、本実施形態に係るタイヤの具体的適
用例について説明する。
【0039】図2は本実施形態に係るタイヤ1の説明図
であり、そのタイヤ1の一部の断面を示したものであ
る。本図に示すように、タイヤ1は、自動車用の空気入
りタイヤに適用したものである。このタイヤ1におい
て、ゴム部分の全てを上述した無機中空粒子を含んだゴ
ム組成物で構成してもよいし、ゴム部分の一部を無機中
空粒子を含んだゴム組成物で構成してもよい。
【0040】タイヤ1において、トレッド部2を上述し
た無機中空粒子を含んだゴム組成物で構成することによ
り、耐摩耗性に優れることから、摩耗しにくいタイヤを
得ることができる。また、タイヤ1において、サイドウ
ォール部2を無機中空粒子を含んだゴム組成物で構成す
ることにより、高い剛性と引張り強度を有することか
ら、サイドウォール部2を薄く形成することができる。
【0041】以上のように、本実施形態に係るタイヤに
よれば、ゴム組成物に平均粒径1μm以下である無機中
空粒子を含ませることにより軽量化が図れる。また、中
空粒子を高硬度な無機質により構成することにより、タ
イヤの剛性を高いものとし耐摩耗性及び耐パンク性の向
上を図ることができる。
【0042】また、無機中空粒子を密閉形の中空粒子と
することにより、タイヤ製造時などに無機中空粒子内に
ゴムが浸入することを防止でき、タイヤの軽量化が確保
できる。
【0043】更に、無機中空粒子を微小な開口部を有す
る中空粒子とすることにより、無機中空粒子に水分を吸
収させることができ、ウェット路面におけるグリップ性
を向上させることができる。また、ゴム組成物の製造時
に無機中空粒子内にゴムが浸入することを防止でき、タ
イヤの軽量化が確保できる。
【0044】(第二実施形態)次に第二実施形態に係る
タイヤについて説明する。
【0045】本実施形態に係るタイヤは、タイヤを構成
するゴム組成物に導電性を有する無機中空粒子を含ませ
たものである。無機中空粒子の形状としては、粒径1μ
m以下であるなど第一実施形態と同様なものが用いられ
る。導電性を有する無機中空粒子は、無機中空粒子を導
電性を有する材料により構成してもよいが、第一実施形
態にて説明した無機中空粒子に導電性材料を蒸着して構
成してもよい。
【0046】このようなタイヤによれば、摩擦などによ
りタイヤに電荷を生じても、タイヤが帯電することが防
止され、帯電による電磁ノイズを低減させることができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
空の粒子を含ませることにより軽量化が図れ、その粒子
の平均粒径を1μm以下とすることにより中空粒子の破
壊を防止し軽量化の確保を図ることができる。また、中
空粒子を高硬度な無機質により構成することにより、タ
イヤの剛性を高いものとし耐摩耗性及び耐パンク性の向
上を図ることができる。
【0048】また、無機中空粒子を密閉形の中空粒子と
することにより、タイヤ製造時などに無機中空粒子内に
ゴムが浸入することを防止でき、タイヤの軽量化が確保
できる。
【0049】また、無機中空粒子を微小な開口部を有す
る中空粒子とすることにより、無機中空粒子に水分を吸
収させることができ、ウェット路面におけるグリップ性
を向上させることができる。
【0050】また、導電性を有する無機中空粒子を含ま
せることにより、摩擦などによりタイヤに電荷を生じて
も、タイヤが帯電することを防止でき、帯電による電磁
ノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係るタイヤの製造例を示す表で
ある。
【図2】第一実施形態に係るタイヤの説明図である。
【符号の説明】
1…タイヤ、2…トレッド部、3…サイドウォール部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 9/00 C08K 9/00 (72)発明者 鷹取 一雅 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 谷 孝夫 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 4J002 AC011 AC021 AC091 AC101 AC111 AC141 DA036 DE147 DJ017 DL007 FA097 GN01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーボンブラックを含むゴム組成物を用
    いて構成されるタイヤにおいて、 前記ゴム組成物に平均粒径が1μm以下である無機中空
    粒子を少なくとも含んでなること、を特徴とするタイ
    ヤ。
  2. 【請求項2】 前記無機中空粒子がアルミナ又はシリカ
    の酸化物を含むセラミックス質又はガラス質からなる粒
    子であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記無機中空粒子が密閉形の中空粒子で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記無機中空粒子が、前記ゴム組成物の
    製造時に前記無機中空粒子内にゴムが浸入しない程度の
    微小な開口部を有する中空粒子であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記無機中空粒子の含有量がゴム100
    重量部あたり5〜30phrであることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記無機中空粒子が導電性を有すること
    を特徴とする請求1〜5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 【請求項7】 前記無機中空粒子に導電性材料が蒸着さ
    れていることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ。
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