JP2002088013A5 - 触媒の製造法、触媒、および(メタ)アクリル酸の製造法 - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒の製造法であって、モリブデン元素、バナジウム元素、アンチモン元素及び鉄元素、或いはモリブデン元素、バナジウム元素、アンチモン元素及び鉄元素、並びにテルル、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、アルミニウム、チタン、スズ、ビスマス、セリウム及びタングステンからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を含む水溶液またはスラリーを110℃以上、かつ300℃未満の温度で水熱合成させ、反応後のスラリーを濾別し得られた固体を乾燥後、不活性ガス雰囲気中で焼成する下記一般式で表される組成を有する触媒の製造法。
Mo a V b Sb c Fe d M e O x
(式中、Moはモリブデン、Vはバナジウム、Sbはアンチモン、Feは鉄、Mはテルル、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、アルミニウム、チタン、スズ、ビスマス、セリウム及びタングステンからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Oは酸素を表し、そしてa、b、c、d、e及びxは原子比を示しaを1とした時、b=0.1〜1、c=0.001〜1、d=0.001〜1、e=0〜1、xは上記各成分が結合して生成する金属酸化物の酸素の数である。)
【請求項2】 プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒であって、請求項1記載の触媒の製造法により製造されたことを特徴とする触媒。
【請求項3】 プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸の製造法であって、当該気相接触酸化反応を請求項2記載の触媒を用いて行なうことを特徴とする製造法。
【請求項1】 プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒の製造法であって、モリブデン元素、バナジウム元素、アンチモン元素及び鉄元素、或いはモリブデン元素、バナジウム元素、アンチモン元素及び鉄元素、並びにテルル、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、アルミニウム、チタン、スズ、ビスマス、セリウム及びタングステンからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を含む水溶液またはスラリーを110℃以上、かつ300℃未満の温度で水熱合成させ、反応後のスラリーを濾別し得られた固体を乾燥後、不活性ガス雰囲気中で焼成する下記一般式で表される組成を有する触媒の製造法。
Mo a V b Sb c Fe d M e O x
(式中、Moはモリブデン、Vはバナジウム、Sbはアンチモン、Feは鉄、Mはテルル、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、アルミニウム、チタン、スズ、ビスマス、セリウム及びタングステンからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Oは酸素を表し、そしてa、b、c、d、e及びxは原子比を示しaを1とした時、b=0.1〜1、c=0.001〜1、d=0.001〜1、e=0〜1、xは上記各成分が結合して生成する金属酸化物の酸素の数である。)
【請求項2】 プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒であって、請求項1記載の触媒の製造法により製造されたことを特徴とする触媒。
【請求項3】 プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸の製造法であって、当該気相接触酸化反応を請求項2記載の触媒を用いて行なうことを特徴とする製造法。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒の製造法、この製造法で製造された(メタ)アクリル酸製造用触媒、およびこの触媒を用いるプロパンまたはイソブタンからの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸の製造法に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒の製造法、この製造法で製造された(メタ)アクリル酸製造用触媒、およびこの触媒を用いるプロパンまたはイソブタンからの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸の製造法に関する。
すなわち、本発明は、プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒の製造法であって、モリブデン元素、バナジウム元素、アンチモン元素及び鉄元素、或いはモリブデン元素、バナジウム元素、アンチモン元素及び鉄元素、並びにテルル、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、アルミニウム、チタン、スズ、ビスマス、セリウム及びタングステンからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を含む水溶液またはスラリーを110℃以上、かつ300℃未満の温度で水熱合成させ、反応後のスラリーを濾別し得られた固体を乾燥後、不活性ガス雰囲気中で焼成する下記一般式で表される組成を有する触媒の製造法に関するものである。
Mo a V b Sb c Fe d M e O x
(式中、Moはモリブデン、Vはバナジウム、Sbはアンチモン、Feは鉄、Mはテルル、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、アルミニウム、チタン、スズ、ビスマス、セリウム及びタングステンからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Oは酸素を表し、そしてa、b、c、d、e及びxは原子比を示しaを1とした時、b=0.1〜1、c=0.001〜1、d=0.001〜1、e=0〜1、xは上記各成分が結合して生成する金属酸化物の酸素の数である。)
また、本発明は、プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒であって、前記の触媒の製造法により製造されたことを特徴とする触媒に関するものである。
さらに、本発明は、プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸の製造法であって、当該気相接触酸化反応を前記の触媒を用いて行なうことを特徴とする製造法に関するものである。
Mo a V b Sb c Fe d M e O x
(式中、Moはモリブデン、Vはバナジウム、Sbはアンチモン、Feは鉄、Mはテルル、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、アルミニウム、チタン、スズ、ビスマス、セリウム及びタングステンからなる群から選ばれた少なくとも一種の元素、Oは酸素を表し、そしてa、b、c、d、e及びxは原子比を示しaを1とした時、b=0.1〜1、c=0.001〜1、d=0.001〜1、e=0〜1、xは上記各成分が結合して生成する金属酸化物の酸素の数である。)
また、本発明は、プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸製造用触媒であって、前記の触媒の製造法により製造されたことを特徴とする触媒に関するものである。
さらに、本発明は、プロパンまたはイソブタンの気相接触酸化反応による(メタ)アクリル酸の製造法であって、当該気相接触酸化反応を前記の触媒を用いて行なうことを特徴とする製造法に関するものである。
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JP2000276097A JP2002088013A (ja) | 2000-09-12 | 2000-09-12 | (メタ)アクリル酸の製造方法 |
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