JP2002087599A - 用紙エッジガイド,給紙カセット,給紙装置,記録装置 - Google Patents

用紙エッジガイド,給紙カセット,給紙装置,記録装置

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JP2002087599A
JP2002087599A JP2000281243A JP2000281243A JP2002087599A JP 2002087599 A JP2002087599 A JP 2002087599A JP 2000281243 A JP2000281243 A JP 2000281243A JP 2000281243 A JP2000281243 A JP 2000281243A JP 2002087599 A JP2002087599 A JP 2002087599A
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Kazuhisa Kawakami
和久 川上
Toshikazu Odaka
俊和 小高
Takashi Akaha
孝志 赤羽
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッジガイドのガイド面において用紙側端に
押圧力を付与する押圧部材が、堆積される用紙の量によ
って適切な押圧力を付与する様にする。 【解決手段】 用紙Pの側端をガイドする用紙エッジガ
イド71において、用紙Pの側端に押圧力を付与する押
圧部材61が配設されている。用紙Pの側端に押圧力を
付与するために押圧部材61を付勢する板ばね63は、
独立して押圧部材61を付勢することのできる小ばね部
61a〜61cを有し、該小ばね部61a〜61cは、
ばね長さ調節手段としての突起部75a〜75cによっ
て有効長さが調節され、これにより、堆積される用紙P
の下層部から上層部に向かって前記押圧力が大なるよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等に代表される記録装置において、記
録対象としての被記録材を堆積・収納する給紙カセット
或いは給紙装置に備えられる用紙エッジガイドに関す
る。また、本発明は、該用紙エッジガイドを備えた給紙
カセット、給紙装置、およびこれら給紙カセットまたは
給紙装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ等に代
表される記録装置においては、被記録材としての記録用
紙(以下、単に「用紙」という。)を複数枚堆積・収納
し、用紙へ記録を行う記録部へ用紙を供給する給紙カセ
ット或いは給紙装置が用いられている。記録装置に用い
られる用紙にはA3,A4,ハガキサイズ等の種々のサ
イズが存在し、給紙カセットにおいては、記録部へ用紙
が斜行した状態で供給されない様、これら種々の用紙サ
イズに合わせてその側端をガイドするガイド位置を変位
可能なエッジガイドが設置されている。エッジガイド
は、用紙の側端を揃えることにより用紙の斜行を防止
し、正常な給紙動作を行わせる機能を果たしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、用紙サイズ
に合わせてガイド位置を変位させた場合においても、エ
ッジガイドにおけるガイド面と、用紙側端との間には微
小なクリアランスが生じる場合があり、エッジガイドに
おいては、ガイド面から突出して用紙側端に押圧力を付
与する押圧部材が設けられることがある。しかし、用紙
側端に付与する押圧力は、必ずしも一様であるべきとは
限らず、堆積される用紙の量によって適切な押圧力が付
与されるように構成されていることが望ましい。即ち、
堆積される用紙が少量である場合には、押圧力が強力に
作用して用紙に変形を来したり、或いは、用紙が多量に
堆積された場合には押圧力が不足し、適切なガイド機能
が発揮されず、押圧部材を設置した意義を失うことにな
る。
【0004】本発明は上記問題に鑑みなされたものであ
り、その課題は、エッジガイドのガイド面から突出して
用紙側端に押圧力を付与する押圧部材が、堆積される用
紙の量によって適切な押圧力を付与する様にすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願請求項1記載の用紙エッジガイドは、堆積され
た被記録材の側端をガイドするガイド面と、前記ガイド
面において、被記録材の側端に押圧力を付与する押圧部
材と、該押圧部材を付勢する付勢手段と、を有する用紙
エッジガイドであって、前記押圧力が、堆積されるべき
被記録材の下層部から上層部に向かって大なるように前
記付勢手段が構成されていることを特徴とする。
【0006】本願請求項1記載の発明によれば、押圧部
材が被記録材側端を押圧する押圧力が、堆積されるべき
被記録材の下層部から上層部に向かって大なるように、
押圧部材を付勢する付勢手段が構成されているので、堆
積される被記録材の量に応じた、適切な押圧力を作用さ
せることが可能となる。即ち、堆積される被記録材の量
が少量である場合、換言すると、被記録材の堆積高さが
低いときには、被記録材側端に付与される押圧力は小さ
いものとなり、これによって堆積された被記録材に変形
を来す等の不具合が発生することがない。一方、堆積さ
れる被記録材の量が多い場合には、被記録材の重量が大
なる為に、より一層、被記録材を適切にガイドするため
の押圧力が必要となるが、前述の如く押圧部材を付勢す
る付勢手段は、押圧部材へ、被記録材の上層部に向かっ
て大なるような付勢力を与えるので、以て適切なガイド
機能を発揮することが可能となる。
【0007】本願請求項2記載の用紙エッジガイドは、
請求項1において、前記付勢手段が弾性体によって構成
され、堆積されるべき被記録材の上層部側において前記
押圧部材を付勢する弾性体の弾性率が、堆積された被記
録材の下層部側において前記押圧部材を付勢する弾性体
の弾性率よりも大なるものである、ことを特徴とする。
本願請求項2記載の発明によれば、押圧部材を被記録材
側端に向けて付勢する付勢手段が弾性体によって構成さ
れていて、該弾性体の弾性率を変化させることにより、
被記録材の上層部側において被記録材側端を押圧する押
圧力を、同下層部側における押圧力より大なるものとす
るので、簡易な構造で前記付勢手段を構成することが可
能となる。
【0008】本願請求項3記載の用紙エッジガイドは、
請求項1において、前記付勢手段がばねによって構成さ
れ、堆積されるべき被記録材の上層部側において前記押
圧部材を付勢するばねのばね荷重が、堆積された被記録
材の下層部側において前記押圧部材を付勢するばねのば
ね荷重よりも大なるものであることを特徴とする。本願
請求項3記載の発明によれば、付勢手段がばねによって
構成されていて、該ばねのばね荷重を変化させることに
より、被記録材の上層部側において被記録材側端を押圧
する押圧力を、同下層部側における押圧力よりも大なる
ものとするので、簡易な構造で且つ安価に前記付勢手段
を構成することが可能となる。
【0009】本願請求項4記載の用紙エッジガイドは、
請求項1において、前記付勢手段が、複数のスリットが
形成され、該スリットによって、前記押圧部材を独立し
て付勢することのできる長板状の小ばね部が複数形成さ
れた板ばねによって構成され、前記複数の小ばね部が、
堆積されるべき被記録材の下層部から上層部に沿って、
各々前記押圧部材と接するように前記板ばねが配置さ
れ、前記小ばね部の有効長さ寸法を調節するばね長さ調
節手段を有し、堆積されるべき被記録材の上層部側に位
置する前記小ばね部の有効長さ寸法が、前記ばね長さ調
節手段によって、堆積されるべき被記録材の下層部側に
位置する前記小ばね部の有効長さ寸法よりも小なるもの
となっていることを特徴とする。
【0010】本願請求項4記載の発明によれば、付勢手
段が1つの板ばねによって構成されるので、安価に付勢
手段を構成することができる。また、堆積されるべき被
記録材の下層部から上層部に向かって、被記録材側端を
押圧する押圧力が大なるようにする手段としては、先
ず、板ばねにスリットを形成することによって、長板状
の小ばね部を複数形成する。これにより、押圧部材に独
立して各々異なる押圧力を付与することができることと
なる。次に、堆積されるべき被記録材の下層部から上層
部に沿って前記複数の小ばね部が押圧部材と接するよう
に板ばねを配置した状態で、小ばね部の有効長さ寸法
を、ばね長さ調節手段によって調節する。ここで、有効
長さ寸法とは、長板状の小ばね部において、該小ばね部
を支持する支持点と、押圧部材に接触して付勢力を与え
る作用点との距離をいい、これによって、前記小ばね部
のばね荷重が変更される。そして、該ばね長さ調節手段
によって、上層部側に位置する小ばね部の有効長さ寸法
を、下層部側に位置する小ばね部の有効長さ寸法よりも
小なるものとする。これによって、上層部側に位置する
小ばね部のばね荷重が大きくなり、堆積されるべき被記
録材の上層部において、被記録材側端に対し、大なる押
圧力を付与することができる。
【0011】本願請求項5記載の用紙エッジガイドは、
請求項4において、前記ばね長さ調節手段が、用紙エッ
ジガイドと一体成形により形成される突起部によって構
成されていることを特徴とする。本願請求項5記載の発
明によれば、ばね長さ調節手段が、用紙エッジガイドと
一体成形により形成される突起部によって構成されてい
るので、ばね長さ調節手段を安価に構成することができ
る。即ち、前述した小ばね部の有効長さ寸法を決定す
る、該小ばね部を支持する支持点を、用紙エッジガイド
と一体成形により形成される突起部によって形成したの
で、小ばね部の有効長さ寸法を変更する手段を安価に構
成することができる。
【0012】本願請求項6記載の用紙エッジガイドは、
請求項1において、前記付勢手段が、複数のスリットが
形成され、該スリットによって、前記押圧部材を独立し
て付勢することのできる長板状の小ばね部が複数形成さ
れた板ばねによって構成され、前記複数の小ばね部が、
堆積されるべき被記録材の下層部から上層部に沿って、
各々前記押圧部材と接するように前記板ばねが配置さ
れ、堆積されるべき被記録材の上層部側に位置する前記
スリットの長さ寸法が、堆積されるべき被記録材の下層
部側に位置する前記スリットの長さ寸法よりも小なるよ
うに形成されていることを特徴とする。本願請求項6記
載の発明によれば、前述した小ばね部のばね荷重を決定
する有効長さ寸法を、板ばねに形成するスリットの長さ
寸法を変化させることにより、被記録材側端を押圧する
押圧力を変化させることとしたので、本願請求項4記載
の発明と同様、付勢手段が1つの板ばねによって構成さ
れることとなり、安価に付勢手段を構成することができ
る。
【0013】本願請求項7記載の給紙カセットは、請求
項1から6のいずれか1項に記載の用紙エッジガイドを
備えていることを特徴とする。本願請求項7記載の発明
によれば、給紙カセットにおいて、前述した請求項1か
ら6のいずれか1項に記載の発明と同様な作用効果を得
ることができる。
【0014】本願請求項8記載の給紙装置は、請求項1
から6のいずれか1項に記載の用紙エッジガイドを備え
ていることを特徴とする。本願請求項項8記載の発明に
よれば、給紙カセットにおいて、前述した請求項1から
6のいずれか1項に記載の発明と同様な作用効果を得る
ことができる。
【0015】本願請求項9記載の記録装置は、請求項7
記載の給紙カセットまたは請求項8記載の給紙装置を備
えていることを特徴とする。本願請求項項9記載の発明
によれば、記録装置において、前述した請求項1から7
のいずれか1項に記載の発明と同様な作用効果を得るこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しつつ、本発明
に係る「記録装置」としてのインク・ジェット・プリン
タの概要について説明する。図1は、インク・ジェット
・プリンタ100の概略側面図である。インク・ジェッ
ト・プリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)10
0は、「被記録材」としての印刷用紙(単票紙、以下、
単に「用紙」という。)Pの給送経路として側面視略U
字型の給送経路を有する。この給送経路上には、給紙カ
セット1と、給紙ローラ3と、搬送ローラ5と、キャリ
ッジ8と、排紙ローラ7とが設けられている。
【0017】給紙カセット1は、複数枚積層された用紙
Pを収納可能な構成を有し、用紙Pを収納した状態でプ
リンタ100に着脱可能に取り付けられる。取り付け
は、プリンタ100の手前側(図1における左側)から
プリンタ100の奥部(図1における右側)へほぼ水平
に差し込まれることにより行われる。この給紙カセット
1の詳細構造については後に詳述する。
【0018】給紙カセット1の下部には、ホッパ2およ
びホッパ・ホルダ18が配置されている。ホッパ2は、
給紙カセット1の底部にホッパ軸2aを中心に回動可能
に取り付けられ、ホッパ・ホルダ18は、ホッパ2の底
部にホッパ・ホルダ軸18aを中心に回動可能に取り付
けられている。ホッパ2は、ホッパ・ホルダ18に設け
られた凸部18cがバネ18bの付勢力によって上方に
押し上げられて、給紙カセット1に積層された用紙P
の、最上位のものを給紙ローラ3に押圧し、該給紙ロー
ラ3の回転により用紙Pを送り出す。
【0019】給紙ローラ3は、給紙ローラ軸3aに複数
個(図1における紙面の表裏方向:本実施形態では5
個)取り付けられている。そのうちの一部(本実施の形
態では3個)は、そのローラ表面にゴム材3bが取り付
けられ、用紙Pをその表面に巻回させて給送しやすいよ
うに構成されている。他の給紙ローラ3(本実施の形態
では2個)の表面には、ゴム材3bが取り付けられてお
らず、これらの給紙ローラ3は、ゴム材3bを有する給
紙ローラ3による用紙Pの給送を補助する。これらの給
紙ローラ3は、給紙ローラ軸3aを中心に、図示しない
駆動モータによって回動(正転および逆転)駆動され
る。
【0020】給紙ローラ3の背面には、複数個(図1に
おける紙面の表裏方向:本実施の形態では3個)の給紙
従動ローラ4が、ゴム材3bを有する給紙ローラ3に対
して進退可能に設置されている。給紙従動ローラ4は、
用紙Pを搬送ローラ5へ給送する給送動作時には給紙ロ
ーラ3に圧接して、給紙ローラ3の回動に従って従動回
動する。また、給紙従動ローラ4は、用紙Pが搬送ロー
ラ5によって搬送される印刷時には、用紙Pのバックテ
ンション(通紙負荷)をなくすため、給紙ローラ3と離
間する。更にこのとき、給紙従動ローラ4は、ガイド部
材19のガイド面26よりも僅かに突出しているので、
用紙Pの先端若しくは後端が通過する際の接触摩擦抵抗
を軽減させ、これによってもバックテンションを軽減さ
せている。
【0021】給紙ローラ3の側部近傍には、給紙ローラ
3による給送動作を補助するための補助ローラ10が設
けられている。補助ローラ10は、補助ローラ・ホルダ
10aに支持されている。補助ローラ10には、駆動モ
ータは連結されておらず、用紙Pの給送に伴い用紙Pに
接触して自由に回動するように構成されている。
【0022】給紙ローラ3の後方下部には、用紙Pの重
送を防止する用紙分離手段としての分離パッド11aお
よび、パッド・ホルダ11が設けられている。パッド・
ホルダ11は給紙ローラ3に対して進退可能に構成さ
れ、パッド・ホルダ11に設置される分離パッド11a
は、給紙ローラ3のローラ面に押圧され、また、押圧解
除される。ここで、ゴム材3bと用紙Pとの間の摩擦係
数をμ1,分離パッド11aと用紙Pとの間の摩擦係数
をμ2,用紙P相互間の摩擦係数をμ3とすると、μ1>
μ2>μ3となっているので、給紙カセット1におけるホ
ッパ2が上方へ押し上げられ、給紙カセット1に積層さ
れた用紙Pの最上位のものを給紙ローラ3に押圧するこ
とによって送り出す際に、用紙Pの最上位の、次位以下
のものが重送して送られることが防止される。また、分
離パッド11aおよびパッド・ホルダ11は、用紙Pが
搬送ローラ5によって搬送される印刷時には、バックテ
ンションをなくすために離間位置をとる。
【0023】給紙ローラ3の周囲には、給紙ローラ3の
外周面に沿って、用紙Pを案内するガイド面25,26
をそれぞれ有するガイド部材17および19が、給紙ロ
ーラ3の外周面(ゴム材3の外周面)から一定の距離だ
け離間して設けられている。また、ガイド部材17に
は、複数個のガイド・ローラ15A,15B(図1にお
ける紙面の表裏方向:本実施の形態では6個)が,ガイ
ド部材19には複数個のガイド・ローラ24(図1にお
ける紙面の表裏方向:本実施の形態では3個)が設けら
れ、用紙Pの先端および後端が通過する際の用紙Pの搬
送抵抗を軽減させている。
【0024】搬送ローラ5は、図1に示すように、給紙
ローラ3および給紙従動ローラ4から給送方向下流側に
位置し、図示しない駆動モータによって回動駆動され、
搬送従動ローラ6は、搬送ローラ5に圧接されることに
より従動回動する。搬送ローラ5および搬送従動ローラ
6は用紙Pを挟持して、一定ピッチで副走査方向(図1
における左方向)に搬送する。
【0025】搬送ローラ5と給紙ローラ3との間には、
後述する複数個の角度規制部材21(図1における紙面
の表裏方向:本実施の形態では6個)が、インク・ジェ
ット・プリンタ100のフレームの一部である支柱20
に取り付けられ、角度規制部材21には、搬送従動ロー
ラ6,規制ローラ16A,補助規制ローラ16Bがそれ
ぞれ2個ずつ取り付けられている。角度規制部材21
は、用紙Pが給紙ローラ3から搬送ローラ5へ向かう進
行角度を規制する。
【0026】搬送ローラ5と給紙ローラ3との間には、
被記録材の通過を検知する紙検出器13が取り付けられ
ている。紙検出器13は、用紙Pの先端および終端を検
出する。この検出信号は、後述する制御部に与えられ、
用紙Pの現在位置の検知、用紙Pのサイズの識別等に利
用される。
【0027】キャリッジ8は、図示しないキャリッジ・
モータによって、ガイド軸12に沿って主走査方向(図
1における紙面の表裏方向)に往復移動するように構成
されている。キャリッジ8には、インク・カートリッジ
8aが着脱可能に取り付けられ、このインク・カートリ
ッジ8a内のインクは、キャリッジ8の用紙Pに対向す
る面に設けられた記録ヘッド8bに送られる。記録ヘッ
ド8bは、用紙Pに対向する面に形成されたノズル列
(図示せず)からインクを、プラテン9上に搬送された
用紙Pに吐き出し、これにより、印刷が行われる。以上
が、プリンタ100の概略である。
【0028】次に、以下においては図2乃至図11を参
照しつつ、給紙カセット1の構成について詳述してい
く。先ず、給紙カセット1の平面図である図2及び図3
を参照しつつ、給紙カセット1の大略構成について説明
する。尚、図2は、給紙カセット1に堆積・収納される
用紙Pがフォト・ペーパーサイズ(例えば、175×1
13mm)に設定された状態を示すものであり、図3
は、同ハガキサイズに設定された状態を示している。
【0029】給紙カセット1は四方を側壁で囲まれた箱
形をなしていて、用紙Pに記録を行う記録ヘッド部8b
へ給送されるべき用紙Pは、図2における給紙カセット
1の左側領域(符号50で示す)に堆積・収納され、符
号51で示す領域には、領域50に堆積・収納された用
紙Pが全て給送され、領域50が空となった後に、領域
50に補充すべき用紙Pを堆積・収納しておくことがで
きるようになっている。従って、領域51は、ストック
スペースとしての役割を果たしている。
【0030】領域50において、用紙Pの給送方向(図
2における下方向)には、前述した、ホッパ軸2aを中
心に回動し、堆積された用紙Pの最上位のものを給紙ロ
ーラ3に圧接させるホッパ2が配置されている。ホッパ
2の一部には保持パッド2bが取り付けられていて、堆
積された用紙Pがホッパ2の上昇により給紙ローラ3に
圧接して最上位の用紙Pが給送される際、前述した用紙
P相互間の摩擦係数μ3が大なる様な場合に、堆積され
た用紙P全部が最上位の用紙Pに引きずられ、丸ごと給
送方向に移動してしまう不具合を防止している。これ
は、特に、堆積された用紙Pの堆積量が少量である場合
に効果を発揮する。
【0031】領域50に堆積・収納される用紙Pは、側
壁52,53及び、エッジガイド71,72によって4
つの側端をガイドされる。側壁52,53は給紙カセッ
ト1本体を構成する側壁であるため固定であり、エッジ
ガイド71,72は、一体となって可動ガイド70を構
成し、用紙Pのサイズに合わせて給紙カセット1上を変
位する。尚、本実施形態では側壁52,53が固定であ
るが、可動となる様に構成されていても構わない。
【0032】可動ガイド70の給紙カセット1本体と対
向する側には突起部90(図5も参照)が2個形成さ
れ、該突起部90が給紙カセット1に形成された案内溝
91と係合して、可動ガイド70は、該案内溝91に案
内されながら給紙カセット1上を変位する。案内溝91
は、ハガキサイズ,A6サイズ,フォト・ペーパサイズ
の3種類の用紙Pを適切にガイドする位置へ、可動ガイ
ド70を案内するような形状になっている。尚、該案内
溝91の形状及び作用効果については、後に詳述する。
【0033】可動ガイド70を用紙Pのサイズに合わせ
て変位させるには、レバー部材80を、摘み部83を摘
んで、レバー部材80に形成された回動軸82(図4も
参照)を回動支点として、図2における時計回り或いは
反時計回りに回動させることによって行う。図3は、こ
の一例として、図2のフォト・ペーパーサイズに設定さ
れている状態から、レバー部材80を時計方向に回動さ
せて、ハガキサイズに設定した状態を示している。可動
ガイド70は、突起部73(図5も参照)においてレバ
ー部材80(嵌合孔81)と連係し、回動軸82を回動
中心としたレバー部材80の回動動作によって、円弧状
の軌跡を描いて給紙カセット1上を変位する。即ち、エ
ッジガイド71,72が、レバー部材80と連動して同
時に変位するように構成されている。
【0034】尚、図2及び図3において、符号54a〜
54cで示す、給紙カセット1の弓状ガイド部54に形
成された切欠部は、レバー部材80の摘み部83に表示
された目印83a(三角マーク)が、該切欠部54a〜
54cの位置に来たときに、それぞれ、ハガキサイズ,
A6サイズ,フォト・ペーパーサイズの位置に、エッジ
ガイド71,72が変位したことを示す表示機能を果た
している。
【0035】次に、レバー部材80の構造について詳述
する。図4は、レバー部材80を給紙カセット1本体か
ら取り外し、背面側(図2における紙面の裏側)から視
た斜視図である。レバー部材80は、給紙カセット1に
突設された、回動軸82が挿通する為の挿通孔を有する
支柱56へ、回動軸82を嵌合させることにより、給紙
カセット1本体に取り付けられる。このとき、回動軸8
2に形成された爪部82aが、符号55で示す給紙カセ
ット1本体の裏面と係合することによって、レバー部材
80が回動可能に且つ脱落しないように給紙カセット1
本体に取り付けられる。尚、爪部82は、回動軸82の
径方向に進退可能となっていて、支柱56の挿通孔を通
過する際は回動軸82の中心方向に退き、前記挿通孔を
通過した後は外側に向かって開いて、裏面55と係合す
るようになっている。
【0036】回動軸82から離間した位置には嵌合孔8
1が形成されていて、該嵌合孔81に、可動ガイド70
に突設された円筒形状をなす突起部73(図5参照)が
回動可能に嵌合するようになっている。これにより、レ
バー部材80は、該嵌合孔81において可動ガイド70
と連係し、可動ガイド70を変位させるようになってい
る。
【0037】次に、可動ガイド70の斜視図である図5
を参照しつつ、可動ガイド70の詳細な構成について詳
述する。可動ガイド70は、用紙Pの、交差する2つの
側端をガイドするエッジガイド71,72を有し、且
つ、これらは樹脂成形によって一体的に形成されてい
て、これによってエッジガイド71,72を安価に構成
している。また、エッジガイド71,72に連接して、
エッジガイド71,72を支えるプレート部74が形成
されている。
【0038】エッジガイド71,72の裏面には突起部
90,90が形成されている。前述の如く、突起部9
0,90は給紙カセット1本体に形成された案内溝9
1,91と係合して、エッジガイド71、72を用紙P
のサイズに合った適切なガイド位置へと案内する。図6
は、可動ガイド70が給紙カセット1本体に取り付けら
れた状態において、案内溝91を給紙カセット1本体裏
側から視た平面図である。尚、突起部90には、案内溝
91と係合して該溝内部を移動する際に、可動ガイド7
0が給紙カセット1から浮遊しない様に給紙カセット1
本体裏面に係止する傘状の掛止部90aが形成されてい
る。
【0039】図6において、案内溝91は円弧形状をな
していて、その内側の内周面は一様になだらかな円弧を
もって形成されている一方で、外側の内周面には、凹陥
部91a,91b,91cが形成されている。また、外
側の内周面の更に外側には補助溝92a,92bが形成
されていて、これにより、弾性変形部93a,93bが
形成されている。即ち、給紙カセット本体1は、例えば
樹脂成形等によって形成されていて、該給紙カセット1
本体に設けられた案内溝91及び補助溝92a,92b
によって形成された弾性変形部93a,93bは、案内
溝91の溝幅が拡幅する方向(図の矢印の方向)に弾性
変形することができるようになっている。従って、案内
溝91に案内されて溝内を移動する突起部90は、凹陥
部91a,91b,91cに嵌入する際、弾性変形部9
3a,93bを図の矢印の方向に弾性変形させることに
より、凹陥部91a,91b,91cに嵌入し、その位
置に固定される。
【0040】凹陥部91a,91b,91cは、各々の
位置に突起部90が嵌入した際、エッジガイド71,7
2が、用紙Pの側端を適切にガイドするような位置に設
けられていて、本実施形態においては、それぞれハガキ
サイズ,A6サイズ,フォト・ペーパーサイズの用紙P
を適切にガイドするような位置に形成されている。この
ように、目的とする用紙Pのサイズに合わせて、最も適
切に用紙P側端をガイドすべき位置にエッジガイド7
1,72が変位するような円弧形状をなす案内溝91に
案内されて、エッジガイド71,72が変位するので、
常に、エッジガイド71,72を適切に変位させること
が可能となっている。
【0041】次に、エッジガイド71,72のガイド面
71a,72aに設けられる、用紙P側端の押圧機構に
ついて説明する。堆積される用紙Pの側端は、エッジガ
イド71,72のガイド面71a,72aによってガイ
ドされるが、ガイド面71,72には、用紙Pの側端を
押圧する押圧機構60が配設されていて(本実施の形態
ではエッジガイド71に2式、エッジガイド72に1
式)、用紙Pは、該押圧機構60によって側圧を受けた
状態において堆積・収納され、ガイドされる。図7
(A)は該押圧機構60の詳細を示す斜視図(エッジガ
イド71側)であり、図7(B)は図7(A)における
X矢視図である。図7(A),(B)において、エッジ
ガイド71及びプレート部74には押圧機構60を設置
する為の平面視略コの字形の空間部64が形成されてい
て、該空間部64に押圧部材61が配置されている。押
圧部材61は、エッジガイド71の内部に設置される板
ばね63によって用紙Pの側端に向かって付勢されてい
て、これによって、押圧部材61が用紙Pの側端に押圧
力を付与するようになっている。
【0042】空間部64において、エッジガイド71の
上面には互いに向かって延びる突出部62,62が形成
されていて、また、該突出部62,62には、鉛直下方
に向かって延びる爪部62a,62aが形成されてい
る。一方、押圧部材61には水平方向に沿った板状部6
7が形成されていて、該板状部67には、2つのガイド
溝65,65が形成されている。爪部62a,62a
は、押圧部材61が空間部64に収容された際、ガイド
溝65,65と係合して、押圧部材61の移動(図7
(A)に示す矢印の方向)をガイドするようになってい
る。
【0043】次に、板ばね63が押圧部材61を付勢す
る付勢力について詳述する。図8乃至図10は板ばね6
3の構成及び作用効果を示すものであり、図8(A)は
図5においてエッジガイド71を平面aで切断した平面
(断面)図、図8(B)は(A)におけるb−b断面矢
視図、図9(A)〜(C)は板ばね63が押圧部材61
を付勢する様子を示す模式図、図10は図8(A)にお
けるc矢視図である。
【0044】図8(B)に示す様に、板ばね63には長
手方向にスリット68が2本形成されていて、これによ
り、押圧部材61を独立して付勢することのできる小ば
ね部63a,63b,63cが形成されている。小ばね
部63a〜63cは、図8(A)において、押圧部材6
1と接触する部分において山折りに、当該部分から右側
において谷折りになる様折り曲げられていて、該谷折り
部から右側の直線部分が、エッジガイド71内部に形成
されている「ばね長さ調節手段」としての突起部75
a,75b,75c及び、突起部76,77,78によ
って保持されている。従ってこれにより、小ばね部63
a〜63cは、各々突起部75a〜75cを支点とし
て、突起部75a〜75cと押圧部材61との接触点と
の間で図8(A)の矢印で示すようなばね変形を行っ
て、押圧部材61を各々付勢するようになっている。
尚、板ばね63は、図10に示す様に、堆積されるべき
用紙Pの下層部から上層部に沿って小ばね部63a〜6
3cが各々押圧部材61と接触するように、エッジガイ
ド71内に配置される。
【0045】突起部75a〜75cは、小ばね部63a
〜63cの有効長さ寸法を調節する、ばね長さ調節手段
としての役割を果たしている。例えば、堆積される用紙
Pの上層部側端を押圧する為に押圧部材61を付勢する
小ばね部63aは、その有効長さを、突起部75aによ
って決定されている。即ち、小ばね部63aは、押圧部
材61と接触する部分と、突起部75aとの間の距離L
1(図9(A)参照)においてばね変形を行い、押圧部
材61を付勢する。また、小ばね部63aの下側に位置
する小ばね部63bは同様に、突起部75bによってそ
の有効長さが決定されていて、押圧部材61と接触する
部分と、突起部75bとの間の距離L(図9(B)参
照)においてばね変形を行い、押圧部材61を付勢す
る。以下、小ばね部63cも同様に、突起部75cとの
間の距離L(図9(c)参照)においてばね変形を行
い、押圧部材61を付勢する。
【0046】ここで、距離L〜Lは、L<L
の関係にあるので、小ばね部63a〜63cが押圧
部材61を付勢する付勢力は、小ばね部63c、63
b、63aの順に大なるものとなり、押圧部材61は、
用紙Pの側端に対し、用紙Pの下層部から上層部に向か
って大なるような押圧力を作用させることになる。従っ
てこれにより、堆積される用紙Pの量に応じた、適切な
押圧力を作用させることが可能となる。即ち、堆積され
る用紙Pの量が少量である場合、換言すると、用紙Pの
堆積高さが低いときには、用紙P側端に付与される押圧
力は小さいものとなり、これによって堆積された用紙P
に変形を来す等の不具合が発生することがない。一方、
堆積される用紙Pの量が多い場合には、用紙Pの重量が
大なる為に、より一層、用紙Pを適切にガイドするため
の押圧力が必要となるが、前述の如く押圧部材61を付
勢する板ばね63は、小ばね部63a〜63cが形成さ
れることにより、押圧部材61へ、用紙Pの上層部側に
向かって大なるような付勢力を与えるので、以て適切な
ガイド機能を発揮することが可能となっている。
【0047】尚、小ばね部63a〜63cは、図8
(B)で示したスリット68の長さを調節することによ
って、その有効長さを変化させる、即ち、ばね荷重を変
化させることも可能である。また、図11(A)に示す
ような圧縮コイルばねを用いる実施の形態も実現可能で
あり、この場合、圧縮コイルばね69a,69b,69
cにおいて、ばね荷重が異なったものを使用することに
より、用紙P側端に与える押圧力を、堆積された用紙P
の上層部から下層部に向かって変化させることが可能で
ある。或いは、図11(B)に示すように、圧縮コイル
ばね69a,69b,69cに全て同じばねを用いた上
で、各々の圧縮量を変化させて配置することにより、同
様な作用効果を得ることも可能である。更に、圧縮コイ
ルばねの代替として、スポンジ材,ゴム材等の弾性体を
用いることも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
押圧部材が被記録材側端を押圧する押圧力が、堆積され
るべき被記録材の下層部から上層部に向かって大なるよ
うに、押圧部材を付勢する付勢手段が構成されているの
で、堆積される被記録材の量に応じた、適切な押圧力を
作用させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインク・ジェット・プリンタの概
略側面図である。
【図2】本発明に係る給紙カセットの平面図である。
【図3】本発明に係る給紙カセットの平面図である。
【図4】レバー部材を裏側から視た斜視図である。
【図5】可動ガイドの斜視図である。
【図6】案内溝を給紙カセット本体裏側から視た平面図
である。
【図7】(A)は押圧機構の詳細を示す斜視図であり、
(B)は(A)におけるX矢視図である。
【図8】(A)は図5においてエッジガイドをa−a線
で切断した矢視図、(B)は(A)におけるb−b断面
矢視図である。
【図9】(A),(B),(C)共に板ばねの作用効果
を示す模式図である。
【図10】図8(A)におけるc矢視図である。
【図11】押圧機構の他の実施の形態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 給紙カセット 56 支柱 60 押圧機構 61 押圧部材 63 板ばね 63a,63b,63c 小ばね部 68 スリット 70 可動ガイド 71,72 エッジガイド 73 突起部 75a,75b,75c 突起部 80 レバー部材 81 嵌合孔 82 回動軸 83 摘み部 90 突起部 91 案内溝 91a,91b,91c 凹陥部 93a,93b 弾性変形部
フロントページの続き (72)発明者 赤羽 孝志 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC12 GA03 GB01 GC01 GD01 HB03 HE03 HE11 KB03 LC04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 堆積された被記録材の側端をガイドする
    ガイド面と、 前記ガイド面において、被記録材の側端に押圧力を付与
    する押圧部材と、 該押圧部材を被記録材側端に向けて付勢する付勢手段
    と、を有する用紙エッジガイドであって、 前記押圧力が、堆積されるべき被記録材の下層部から上
    層部に向かって大なるように前記付勢手段が構成されて
    いる、ことを特徴とする用紙エッジガイド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記付勢手段が弾性
    体によって構成され、 堆積されるべき被記録材の上層部側において前記押圧部
    材を付勢する弾性体の弾性率が、堆積されるべき被記録
    材の下層部側において前記押圧部材を付勢する弾性体の
    弾性率よりも大なるものである、ことを特徴とする用紙
    エッジガイド。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記付勢手段がばね
    によって構成され、堆積されるべき被記録材の上層部側
    において前記押圧部材を付勢するばねのばね荷重が、堆
    積された被記録材の下層部側において前記押圧部材を付
    勢するばねのばね荷重よりも大なるものである、ことを
    特徴とする用紙エッジガイド。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記付勢手段が、複
    数のスリットが形成され、該スリットによって、前記押
    圧部材に独立して押圧力を付与することのできる長板状
    の小ばね部が複数形成された板ばねによって構成され、 前記複数の小ばね部が、堆積されるべき被記録材の下層
    部から上層部に沿って、各々前記押圧部材と接するよう
    に前記板ばねが配置され、 前記小ばね部の有効長さ寸法を調節するばね長さ調節手
    段を有し、 堆積されるべき被記録材の上層部側に位置する前記小ば
    ね部の有効長さ寸法が、前記ばね長さ調節手段によっ
    て、堆積されるべき被記録材の下層部側に位置する前記
    小ばね部の有効長さ寸法よりも小なるものとなってい
    る、ことを特徴とする用紙エッジガイド。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記ばね長さ調節手
    段が、用紙エッジガイドと一体成形により形成される突
    起部によって構成されている、ことを特徴とする用紙エ
    ッジガイド。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記付勢手段が、複
    数のスリットが形成され、該スリットによって、前記押
    圧部材を独立して付勢することのできる長板状の小ばね
    部が複数形成された板ばねによって構成され、 前記複数の小ばね部が、堆積されるべき被記録材の下層
    部から上層部に沿って、各々前記押圧部材と接するよう
    に前記板ばねが配置され、 堆積されるべき被記録材の上層部側に位置する前記スリ
    ットの長さ寸法が、堆積されるべき被記録材の下層部側
    に位置する前記スリットの長さ寸法よりも小なるように
    形成されている、ことを特徴とする用紙エッジガイド。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    用紙エッジガイドを備えていることを特徴とする給紙カ
    セット。
  8. 【請求項8】 請求項1から6のいずれか1項に記載の
    用紙エッジガイドを備えていることを特徴とする給紙装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の給紙カセットまたは請求
    項8記載の給紙装置を備えていることを特徴とする記録
    装置。
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