JP2002086643A - ガスバリア性に優れた積層体及びそれを用いた包装袋 - Google Patents

ガスバリア性に優れた積層体及びそれを用いた包装袋

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JP2002086643A
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barrier
film
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English (en)
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Takeshi Takahara
健 高原
Osamu Tokinoya
修 時野谷
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガスバリア性基材のバリアコート層に対して押
出ラミネート法により高温で加熱された熱可塑性樹脂を
積層しても、加熱直後から高いガスバリア性を維持する
ガスバリア性に優れた積層体を提供すること。 【解決手段】基材フィルム(11)にバリアコート層
(12)を設けてなるガスバリアフィルム(13)のバ
リアコート層に押出ラミネート法により、熱可塑性樹脂
(14)を一度に積層してなるガスバリア性積層体(1
0)において、バリアコート層(14)にPVAと無機
層状鉱物の混合物を用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバリア性フィ
ルムを基材にした積層体及びそれを用いた包装袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスバリア性フィルムとして、安
価で適度なガスバリア性を有する塩化ビニリデン樹脂が
塗布された二軸延伸プラスチックフィルムを基材とした
ガスバリア性積層体が、食品や医療医薬品等を収納する
ガスバリア性包装袋として広く一般的に使用されてい
る。
【0003】この積層体としては、塩化ビニリデン樹脂
を塗布したフィルムにアンカーコート剤を介して、溶融
した低密度ポリエチレン樹脂を押出ラミネートしたもの
がある。しかしながら、上記構成の積層体では、バリア
コート層として用いられている塩化ビニリデン樹脂の耐
熱性が低いためにラミネート時に塩化ビニリデン樹脂の
結晶構造が崩れ、ラミネート直後のガスバリア性が著し
く低下するという問題があった。
【0004】この問題を解決するために、溶融樹脂の
押出温度を低くする、一度に積層する押出厚みを薄く
する、ラミネート後にガスバリア性回復のためエージ
ングを行う、等の方策が取られてきたが、の押出温度
を低くすることに対しては、接着強度に不安がある、押
出加工性が低下する、の一度に積層する押出厚みを薄
くすることに対しては、材質構成が制限される、上限厚
み以上の厚みが必要な場合は作用工程が増える、のラ
ミネート後にガスバリア性回復のためエージングを行う
ことに対しては、エージングが不要なアンカーコート剤
を使用した場合にもエージング工程が必要になり、工程
が増え生産性を低下させる等、それぞれに短所があり、
また、これらの措置を講じたとしてもラミネート前の塩
化ビニリデン樹脂塗布フィルムのガスバリア性を得るこ
とができないケースが多い問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ガスバリア
性に優れた積層体に関する以上のような問題点に着目し
てなされたもので、ガスバリア性フィルム基材のガスバ
リアコート層に対して押出ラミネート法により高温で加
熱された熱可塑性樹脂を積層しても、加工直後から高い
ガスバリア性を維持する、ガスバリア性に優れた積層体
及びそれを用いた包装袋を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、基材フィルムにバリアコート層を設けてなるガスバ
リアフィルムのバリアコート層側に押出ラミネート法に
より、押出温度270〜350°Cの範囲にて、押出厚
み10μm以上100μm以下の熱可塑性樹脂を一度に
積層してなるガスバリア性積層体において、前記バリア
コート層として、ポリビニルアルコール(PVA)と無
機層状鉱物の混合物を用いたことを特徴とするガスバリ
ア性に優れた積層体である。
【0007】このように、バリアコート層を構成するバ
リアコート剤として、酸素バリア性に優れたPVAと吸
着性や膨潤性の高い無機層状鉱物の混合物を用いたの
で、押出ラミネート直後から優れたガスバリア性を有す
る。
【0008】また、請求項2の発明は、前記基材フィル
ムとバリアコート層の間にアンカーコート層を設けたこ
とを特徴とするガスバリア性に優れた積層体である。
【0009】また、請求項3の発明は、前記バリアコー
ト層と熱可塑性樹脂の間に押出ラミネート用アンカーコ
ート層を設けたことを特徴とするガスバリア性に優れた
積層体である。
【0010】このように、基材フィルムとバリアコート
層の間にアンカーコート層を設けたり、バリアコート層
と熱可塑性樹脂の間に押出ラミネート用アンカーコート
層を設けたりすることにより、積層体の接着強度はさら
に向上する。
【0011】また、請求項4の発明は、前記熱可塑性樹
脂がヒートシール性を有する熱可塑性樹脂であることを
特徴とするガスバリア性に優れた積層体である。
【0012】このように、熱可塑性樹脂がヒートシール
性を有するので、積層体の熱可塑性樹脂面同士を対向さ
せて容易に包装袋とすることができる。
【0013】また、請求項5の発明は、前記バリアコー
ト層を構成する無機層状鉱物は、モンモリロナイトであ
ることを特徴とするガスバリア性に優れた積層体であ
る。
【0014】また、請求項6の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載のガスバリア性に優れた積層体を用
いて作製した包装袋である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のガスバリア性に優れた積
層体を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。本
発明のガスバリア性に優れた積層体は、例えば図1に示
すように、基材フィルム11にバリアコート層12を設
けてなるガスバリアフィルム13のバリアコート層側
に、押出ラミネート法により熱可塑性樹脂14を一度に
積層してなるものである。
【0016】基材フィルム11は、基材フィルムとして
使用される一般的な樹脂フィルムを挙げることができ
る。例えば、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィル
ム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、
二軸延伸ナイロン(ONy)フィルムなどが好ましく使
用できる。
【0017】バリアコート層12は、酸素バリア性を有
する層であり、酸素バリア性を有するPVAと無機層状
鉱物の混合物から構成される。バリアコート層12を設
けることにより、積層体のガスバリア性、保香性を高め
ることができる。
【0018】無機層状鉱物としては、カオリナイト族、
スメクタイト族、及びマイカ族等の粘土鉱物等を挙げる
ことができる。なかでもモンモリロナイト、ヘクトライ
ト、及びサポナイト等のスメクタイト族を用いることが
好ましい。これらの無機層状鉱物は、その層間にほかの
樹脂成分等を取り込み、複合体を形成し易い。特に、モ
ンモリロナイトは溶液状態での安定性や塗工状態が優れ
ているため、モンモリロナイトを用いることがより好ま
しい。
【0019】バリアコート層12は、20〜80重量%
のPVAと20〜80重量%の無機層状鉱物とを含有す
ることが望ましい。また、バリアコート層の厚みは、
0.10〜2.0μm、好ましくは0.25〜1.0μ
mとすることが好ましい。
【0020】バリアコート層を厚く形成した場合、より
高い酸素バリア性を得ることができる。しかしながら、
バリアコート層を上限値を超える厚さで形成した場合、
バリコート層においてクラックが発生し、さらに、その
乾燥に長時間を必要とする。すなわち、加工性の低下を
生ずるおそれがある。また、バリアコート層の厚さが下
限値未満の場合、十分な酸素バリア性を得ることができ
ない場合がある。
【0021】熱可塑性樹脂14は、ヒートシール性を有
し、溶融押出し可能な、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、あるいはポリエチレンと酢酸ビニルとの共重合体、
ポリエチレンとアクリル酸との共重合体、ポリエチレン
とアクリル酸エステルとの共重合体及びアイオノマーな
どのポリオレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂などが好適に使用でき、シーラント層を形成す
る。
【0022】この熱可塑性樹脂14は、基材フィルムに
バリアコート層を設けてなるガスバリアフィルム13の
バリアコート層側と押出しラミネート法により積層され
る。その条件は、溶融樹脂の押出温度が270〜350
°C、押出厚みが10〜100μmで好適な押出しラミ
ネートが可能となる。
【0023】基材フィルム11とバリアコート層12の
間にアンカーコート層15を設けても良い(図2参
照)。アンカーコート層15は、ポリエステル、アクリ
ル、ポリオール又はそれらの混合物とイソシアネート化
合物との複合物が好ましく使用でき、この場合、界面活
性剤を含有しても良い。アンカーコート層の厚みは0.
01〜2.0μmの範囲であることが好ましい。
【0024】また、バリアコート層12と熱可塑性樹脂
14の間に押出ラミネート用アンカーコート層16を設
けても良い(図2参照)。押出ラミネート用アンカーコ
ート層16は、ポリエチレンイミン系、有機チタン系、
ポリウレタン系等の公知のアンカーコート剤が使用でき
る。
【0025】シーラント層となる熱可塑性樹脂14の上
に、タンデム型押出ラミネート機等を用いてさらに熱可
塑性樹脂を積層したり、あるいは、熱可塑性樹脂フィル
ムや金属箔などをサンドイッチラミネーションしても良
い。熱可塑性樹脂としては、シーラント層として用いる
熱可塑性樹脂と同様の樹脂が例示でき、熱可塑性樹脂フ
ィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイ
オノマー等の無延伸ポリオレフィン系樹脂フィルムが例
示でき、金属箔としては、アルミニウム箔、銅箔、錫箔
などが例示できる。
【0026】このようにして作製した積層体の熱可塑性
樹脂面同士を対向させて端縁をヒートシールすることに
より、所望の包装袋として活用することができる。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例をさらに詳細に説明す
る。 〈実験1〉基材フィルム11として、厚さ20μmの一
般OPPフィルム(商品名;トーセロOP、U−1(東
セロ株式会社製))を準備した。熱可塑性樹脂14とし
て、ポリエチレン樹脂(密度;0.919g/cm3
MFR;5.1g/10min.)を準備した。
【0028】バリアコート層12を形成させるバリアコ
ート剤として、先ず、5重量%のPVA水溶液に、モン
モリロナイトをPVAとモンモリロナイトとの重量比が
1:1となるように混合して塗布液を調整した。
【0029】この塗布液を上記基材フィルム11である
一般OPPフィルムに、バーコータを用いて塗布し、1
20°Cの温度で1分間乾燥させ、厚さ0.2μmのバ
リアコート層12を形成させ、ガスバリアフィルム13
とした。
【0030】このガスバリアフィルム13のバリアコー
ト層12側に先に準備しておいたポリエチレン樹脂を、
押出温度340°Cで、厚みを15、30、40、5
0、60、100μmと変化させて、押出ラミネート法
により貼り合わせ、6種類の積層体を作製し、各実施例
1〜6の積層体とした。
【0031】〈実験2〉基材フィルムとして、厚さ25
μmの防湿OPPフィルム(商品面;トーセロOP、H
M−1(東セロ株式会社製))を準備した。この防湿O
PPフィルムに実験1と同様の塗布液を実験1と同じ条
件で塗布、乾燥させ、厚さ0.2μmのバリアコート層
12を形成させ、ガスバリアフィルムとした。
【0032】この実験2で作製したガスバリアフィルム
のバリアコート層側に実験1と同じポリエチレン樹脂
を、押出温度340°Cで、厚みを30、60、100
μmと変化させて、押出ラミネート法により貼り合わ
せ、3種類の積層体を作製し、各実施例7〜9の積層体
とした。
【0033】実験2で作製したガスバリアフィルムのバ
リアコート層側に実験1と同じポリエチレン樹脂を、厚
みは60μmで、押出温度を320、300、270°
Cと変化させて、押出ラミネート法により貼り合わせ、
3種類の積層体を作製し、各実施例10〜12の積層体
とした。
【0034】実験2で作製したガスバリアフィルムのバ
リアコート層側にポリプロピレン樹脂(密度;0.89
g/cm3 、MFR;20g/10min.)を押出温
度290°C、厚みは40μmで、押出ラミネート法に
より貼り合わせ、実施例13の積層体とした。
【0035】実験2で作製したガスバリアフィルムのバ
リアコート層側にアイオノマー樹脂(Znタイプ、密
度;0.94g/cm3 、MFR;5.0g/10mi
n.)を押出温度295°C、厚みは40μmで、押出
ラミネート法により貼り合わせ、実施例14の積層体と
した。
【0036】実験2で作製したガスバリアフィルムのバ
リアコート層側にポリエステル樹脂(商品名;シーラー
PT X174(三井デュポンポリケミカル株式会社
製))を押出温度280°C、厚みは40μmで、押出
ラミネート法により貼り合わせ、実施例15の積層体と
した。
【0037】〈実験3〉基材フィルムとして準備した厚
さ20μmの塩化ビニリデンコートOPPフィルム(商
品名;セネシKOP、XV60(ダイセル化学工業株式
会社製))に、実験1で使用したポリエチレン樹脂を押
出温度330°Cで、厚みを15、30、50μmと変
化させて、押出ラミネート法により貼り合わせ、3種類
の積層体を作製し、各比較例1〜3の積層体とした。
【0038】実験3で使用した厚さ20μmの塩化ビニ
リデンコートOPPフィルムに、実験1で使用したポリ
エチレン樹脂を押出温度300°C、厚みは15μm
で、押出ラミネート法により貼り合わせ、比較例4の積
層体とした。
【0039】実験1、2、3で使用したガスバリアフィ
ルム(実験3は塩化ビニリデンコートOPPフィルム)
の酸素透過度と水蒸気透過度と、このようにして作製し
た実施例15種類、比較例4種類、合計19種類の積層
体の酸素透過度と水蒸気透過度を下記の方法により測定
した。その結果を表1、表2に示す。 酸素透過度測定方法 ‥ JIS K7126 B法
(等圧法)に準ずる、測定条件;30°C、70%R
H. 水蒸気透過度測定方法‥ JIS K7126 B法
(赤外センサー法)に準ずる、測定条件;40°C、9
0RH.
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】表1、表2の結果から、バリアコート層に
水溶性高分子と無機層状鉱物の混合体を用いて押出ラミ
ネートを行った場合、ラミネート直後でもガスバリア性
が低下することなく、ガスバリア性に優れた積層体を得
ることができる。これに対して、塩化ビニリデン樹脂を
コートしたOPPフィルムに押出ラミネートを行った場
合、押出厚みを薄くしたり、押出温度を下げたりして
も、ラミネート直後のガスバリア性の低下は防ぐことが
できず、ラミネート前のガスバリア性を有する積層体を
得ることはできない。
【0043】
【発明の効果】本発明のガスバリア性に優れた積層体に
よれば、ガスバリアフィルムのバリアコート層に押出温
度270〜350°C、押出厚み10〜100μmの範
囲で、溶融した熱可塑性樹脂を押出ラミネートしても、
バリアコート層にPVA樹脂と無機層状鉱物の混合物を
用いているため、耐熱性が高くラミネート後もガスバリ
ア性が低下することなく高いガスバリア性を維持するこ
とが可能である。
【0044】これにより、押出温度や押出厚みの制限を
気にかけることなく一般的な包装用積層体を作製するこ
とが可能である。また、ラミネート直後より高いガスバ
リア性を維持していることから、塩化ビニリデン樹脂コ
ートフィルムのようにガスバリア性回復のためにエージ
ング工程を必要とすることもなく、生産性の向上及び納
期短縮に寄与する。
【0045】近年、塩化ビニリデン樹脂は、焼却時の塩
素ガスやダイオキシンの発生問題など環境配慮の側面か
ら忌避されるようになっており、本発明の積層体は塩化
ビニリデン樹脂コートフィルムを使用した積層体を代替
するのに適したものでもある。さらに上記積層体を用い
て包装袋とすることにより、食品、医療医薬品などのガ
スバリア性の要求のある包装袋への使用に好適なガスバ
リア性に優れた包装袋を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスバリア性に優れた積層体の層構成
の一実施例を示す、断面で表した説明図である。
【図2】本発明のガスバリア性に優れた積層体の層構成
の別の実施例を示す、断面で表した説明図である。
【符号の説明】
10‥‥ガスバリア性積層体 11‥‥基材フィルム 12‥‥バリアコート層 13‥‥ガスバリアフィルム 14‥‥熱可塑性樹脂 15‥‥アンカーコート層 16‥‥押出ラミネート用アンカーコート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E086 AD01 BA04 BA15 BA35 BB01 BB51 4F100 AC10B AC10H AK01C AK04 AK07 AK21B AT00A BA03 BA07 BA10A CA23B CA23H CB03C CB03G CC01B EH23 GB15 JB16C JD02 JD02B JL12C 4J002 BE021 DJ006 FD016 GF00 GG02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フィルムにバリアコート層を設けてな
    るガスバリアフィルムのバリアコート層側に押出ラミネ
    ート法により、押出温度270〜350°Cの範囲に
    て、押出厚み10μm以上100μm以下の熱可塑性樹
    脂を一度に積層してなるガスバリア性積層体において、
    前記バリアコート層として、ポリビニルアルコールと無
    機層状鉱物の混合物を用いたことを特徴とするガスバリ
    ア性に優れた積層体。
  2. 【請求項2】前記基材フィルムとバリアコート層の間に
    アンカーコート層を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のガスバリア性に優れた積層体。
  3. 【請求項3】前記バリアコート層と熱可塑性樹脂の間に
    押出ラミネート用アンカーコート層を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載のガスバリア性に優れた積層
    体。
  4. 【請求項4】前記熱可塑性樹脂がヒートシール性を有す
    る熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のガスバリア性に優れた積層体。
  5. 【請求項5】前記バリアコート層を構成する無機層状鉱
    物は、モンモリロナイトであることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載のガスバリア性に優れた積
    層体。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載のガス
    バリア性に優れた積層体を用いて作製した包装袋。
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